真・バツイチの俺が二次元美少女を嫁に したんだが、どう愛でればいい? IV
※「“嫁”紹介」に一通り目を通してから読んでいただくことをお勧めします。
[ 絵師ラン ]
しばしば私が口にする「神絵師ランキング」は抱き枕カバーのお気に入り度と一致していない。現在の「神絵師ランキング」は「第一位Anmi、第二位みわべさくら、以下空位」だが、抱き枕カバーの正妻ポジション2人を描いたのはCarnelian氏としぐにゃん氏だ。みわべさくら氏のカバーはメインローテには入っているが、Anmi氏の方は今回紹介もしなかった。何故こんなことになっているのか。私としても本当はお二人の描いた超絶可愛いカバーをお迎えし、最上位ポジションとして扱いたいところなのだが……。
抱き枕カバーの次に力を入れているタペストリーは、集め始めたきっかけが「神絵師」認定のお二人だった。最初はもちろん、お二人が描いた抱き枕カバーが欲しいなあと思っていたのだが、その頃は新作を出す気配がなく、旧作も絶対数が少ないことがあって手に入り辛い状況だった。そんなときに多分冬コミ関連だったと記憶しているが、偶然にも二人揃ってタペストリーの受注を始めたので、抱き枕カバーの代わりにはならないが代わりとして買ったのである。そしたらタペストリーの良さに気付き、そちらも力を入れて集めるようになった。その後しばらくしてみわベさくら氏はちょくちょく抱き枕カバーを出すようになったのだが、Anmi氏は依然として新作を描く様子がない。過去のカバーは1枚手に入れてみたが、何かちょっと違うので現在はケースの中で眠りに就いてもらっている。抱き枕カバーは繊細な世界なのだ。『ドルフロ』のスオミとか『アークナイツ』のエイヤフィヤトラとかのカバーが公式から出ないかなーとか期待はしてるんだけど、そんな日がいつか来るのだろうか。
CARNELIAN氏の同人カバー初版のおまけアクリルスタンド
手前が「 叢雲」、ピント合ってない奥の2人は今回紹介のない「江風」(右)と「翔鶴」(左)
そんなこんなで、抱き枕カバーをイラストレーター別に分けるとぶっちぎりで多いのはCarnelian氏。活動期間が長いことに加え、女史はカバーに力を入れていて、最近まで年間5〜6枚ぐらいコンスタントに新作を発表していた。加えて、私が集め始めたちょうどその頃に、複数人のコレクターっぽい人がネットオークションに未開封品を大放出し、安く手に入ったのも大きい。いろいろ買いすぎて開封すらしてないのがあったりするんだけどね。2番目に多いのは……多分みわべさくら氏が逆転したと思う。和泉つばす氏のカバーも何枚か買ったのだが、なーんか絶妙に私の好みからちょーっとずつ外れてる。抱き枕カバーは繊細な世界なのだ。他は1〜2種類だけ持っているというイラストレーターが多い。普段の絵は「うん、可愛いね」ぐらいの評価でも、たまーにピンポイントですんげぇ刺さってお迎えする、ということがしばしばある。一応1枚でもお迎えしたらその後きちんとチェックを入れるようにはしているのだが、続けて2枚3枚とお迎えすることはあまりない。
同じように元ネタ別で分類すると、一番多いのはこれまたダントツで『艦これ』になる。Carnelian氏の二次創作カバーがほぼほぼ『艦これ』な上に、しぐにゃん氏の榛名にゃんも『艦これ』出身だ。これ以外では二次創作、公式関係なく元作品はばらけている。作品基準でお迎えしているわけではなく、カバーになったイラストだけを見ているが故に起きる現象だ。ちなみに私、鉄道模型で「製品化発表で実車のことを知る」というケースがよくあるのだが、抱き枕カバーでも同じようなことがある。ツイッターや情報サイトで気になる新作カバーを見つけ、詳細をチェックしていてそのキャラの出演作を知る、という流れだ。「正妻ポジション」タンポポの『華枕』も抱き枕カバーで知ったわけだし(元々『華枕』が抱き枕カバー展開のためのプロジェクトなのだが)、現在コンスタントにグッズを買い集めている『白猫プロジェクト』もティナのカバーがきっかけだ。
同時多発お迎え。楽しい瞬間だがお財布は……
予備込みで2枚ずつお迎えの「黒アリス」(左)と「黒猫メイドちゃん( メイ(仮)の新バージョン)」(右)
[ 「娘」と「嫁」 ]
「二次元の嫁」以外に私が離婚後に始めた趣味がある。「ドール」だ。ドールの「愛娘」であるリリアたんから見て私の「嫁」は「お母さん」という考え方もできる。ではリリアたん当人は私の「嫁」をどう思っているか? 答えは「特に何とも思っていない」。しかし「嫁」は――正妻ポジションの2人はリリアたんを強く意識している。リリアたんに「お母さん」と思ってもらえることで正妻ポジションがより確固たるものになるからだ。だから2人はリリアたんを取り合っている。
タンポポ「リリアちゃんはお着物が似合うから私の娘ね」
榛名にゃん「リリアにゃんは猫耳が可愛いから私の娘だよ!」
――という妄想ネタを初期の頃に考えていました☆
― 完 ―
(2025.04.01)
|