平成21年5月31日
ええと、宣言したとおり ビスタEX完成! しました。さて、いつもの指折り計算。2編成8両作ったので、今年はこれで31両完成させたことになる。まあまあのペース。もっとも来月は散香マークBも作ると思うのであまり車両は完成しない……かも。まあいざとなったら散香マークBもスカイリィ・J2も1機1両と換算して(こらこら) 何がどう"いざ"なのか分からないし(笑) 他にも一応改造ネタは用意したし、某社の新製品は組みたいし、まったり行きますかねえ。あ、ところで、一応ビスタEXは完成したのだけれど……車両ケースの"ラベル"、ちょっと凝りたいところ。現時点ではトミックス製品のそのまま。年初めのころにやってたあのデザインでも悪くはないんだけど、やっぱりビスタEXらしい物にしたいところだね。
平成21年5月30日
読者の皆様はお気づきだろうか? 今月の画像で侃侃諤諤には一定の法則があることを。順番に並べてみよう。
・5月12日 ビスタEX製作中間報告 ・5月19日 『フラッタ・リンツ・ライフ』 ・5月24日 ビスタEX製作に関しての諸々 ・5月25日 売ってた ・5月27日 ビスタEXのデカールを貼るぞ!
注目して欲しいのは日付や題名ではなく、その内容である。12日はビスタEX、19日は『スカイ・クロラ』、24日は再びビスタEX、25日はまた『スカイ・クロラ』、そして27日はまたまたビスタEXである。そう、今月の橘雪翼を象徴するキーワードは2つ。「ビスタEX」と「スカイ・クロラ」である。画像で侃侃諤諤は、その2つが交互にやってきているのである! となると、今月中に完成させると騒いでいるビスタEX……の完成報告を画像で侃侃諤諤をやるとなると、ビスタEXが2度続いてしまう。これはおかしい。橘雪翼ともあろうものが、ここまで5回の画像で侃侃諤諤で仕込んだことを最後の最後に崩すはずがない! そうか、今日もう一度「スカイ・クロラ」で攻めて、明日5月最終日にビスタEXの完成報告があるのだな!? ――と 思ってくれた人がいるかどうかはさておき、これはタダの偶然です。気が付いたらそういう並びになっていただけです。よって最後はビスタEXが連続します。少なくとも、今日の1日が始まるまではその予定でした。しかし世の中予定通りに行くことは少ないのです。去年○○は優勝する予定だったのに優勝できず、今年優勝する予定なのですが現在のところその兆しは全く見えません。そう、お分かりいただけるでしょうか? ビスタEXは今月中には完成しそうにもないことが本日判明 ――したわけではありません 明日、きっと完成させてみます。多分完成します。完成しなかったら……そうですね、お詫びに来月完成させますよ(←詫びになってない)。 ええと、それでどういう話の流れだっけ……ああ、そうそう。画像で侃侃諤諤の並びは5回目までの偶然で終わる予定だったの。それがね、今日ね、崩れることになったわけ。前振りが長かったけど、何か無理やり交互にするために作ったような画像で侃侃諤諤だけど(笑)、どうぞご覧ください。 『スカイ・イクリプス』
平成21年5月28日
RMM、という雑誌がある。RM MODELSの略で、RMはRail Magazineの略である。要するに鉄道模型の雑誌なのだが、現在私が毎月欠かさず目を通している唯一の雑誌でもある。 で、新製品コーナーの一種で、新製品をさらに深く掘り下げて楽しもう、というコーナーがある。数年前に新設されたページで、おそらくは昨今の鉄道模型情勢に合わせたものではないかと思う。昨今の鉄道模型情勢と言うのが何かと言うと、完成品とキットの比率が完成品の方にシフトして、さらに工作派とコレクターの比率がコレクターの方にシフトした状況、かな。そのコーナーでは、実車に照らし合わせた製品の紹介、そして簡単な工作例(たまにハードなのも混ざっていたりする)。 さて、先日そのコーナーを読んでいて少し気になったことがある。JR東海の、ワイドビューしなので有名な383系がNゲージで2社から模型が発売された時の号だ。ちょっとしたレイアウト上を走る(模型の)383系の写真。JR東海の列車だが、一日一往復だけ大阪まで走ってくる。それを意図したシーンか、隣にJR西日本の最新型通勤型電車321系が。しかしその321系、パンタグラフを2基上げていた。何故それが問題になるかというと……321系は7両中3両にパンタグラフを載せている。それぞれ2基づつ搭載しており、普段は1基のみを上げて走っている。しかし日常的に2基上げて走るシーンもある。それはJR東西線に入るときだ。JR東西線は尼崎から京橋までの区間である。一方、383系しなのは、大阪が終点。そして回送時に塚本から少し行ったところまで東海道本線を走るが……残念ながら、パンタグラフを2基上げた状態の321系とはあと1〜2キロメートルぐらいの差ですれ違わない。というわけでその写真、実車に照らし合わせてみるとNGということになる。ま、模型なんだしそんなことどうでもいいけどね。 そして先月号、新製品のトミックスの207系1000番台新塗装。現在321系と一緒に活躍するJR西日本の通勤型電車だ。私が一番乗った回数が多いのが、今となっては207系ではないかと思われる。もちろん模型は基本セット増結セット合わせて購入。その模型を、他社製のシールを使ってドレスアップしていたのが先月号のそのコーナーだった。JR西日本の通勤型電車には、優先座席マークや女性専用車マークが付いているのが最近の目立つポイントだが、それを模型でも再現しようという流れ。トミックスはそういったレタリング類に力が入っていないため、製品には付属していない。私の主義として、あまりそういったシールで車両をごちゃごちゃさせるのが好きでないので、製品そのままで不満はない。多分シールや転写マークが入っていても貼ってない。でもまあ、そこは人の好み……というか、実車にあるものはなるべく模型でも再現したいと思う人が多数派なのだろう。記事を書いた人も自分の好みか多数派に合わせたかで、そういう部分を再現すべく頑張ってシールを貼っておられた。が……位置がおかしい。優先座席マークは、実車では該当部分の窓のガラスの中央より上に貼られている。が、雑誌のライター氏は窓のド真ん中。男らしいぐらいのド真ん中直球っぷりだったため、私の記憶の中にある優先座席のマークの位置がおかしいのかと疑ったぐらいだ。次に女性専用車の表示シール。実車では、ドアの両脇に貼り付けられている。ドアと窓の間のちょうど間ぐらい。が、ライター氏はドアの真横にぴったりと貼り付けていた。垂直方向についても場所が高すぎるようだ。207系や321系ではドアと窓ガラスの間の空間に濃いブルーのカッティングシートが貼られているのだが、そのブルーの部分とのバランスで明らかにおかしいと感じるのだ。これまた、私の記憶違いかと、次に電車を乗ったときにまじまじと観察してしまった。良かった、私の違和感は正しかった。 ま、別にいいんだけど、雑誌に載っていることは正しいとは限らないという好例かな、と。
平成21年5月27日
何だか5月完成が徐々に危ぶまれてきたけど、だからと言って諦めて手を休めるだなんて言語道断。焦って作るとロクなことがないのも事実なんだけどね。 ビスタEXのデカールを貼るぞ!
『スカイ・クロラ』は一旦お休みにして、同じ森博嗣の小説『夏のレプリカ』を再開。よく覚えてないけど、最後にその本開いたのは悪くすれば2年ぐらい前のことだ(笑) ストーリー? きちんとだいたいは覚えているよ。『すべてがFになる』を第一巻とするS&Mシリーズの7作目になるんだけど、全10冊なのであともうちょっと。これを機会に凍結解除だ。
平成21年5月26日
混乱、している。
『スカイ・クロラ』読了。「ちょっと待ったあんた、『クレィドゥ・ザ・スカイ』はどうしたんだよ」、という突っ込みがあると嬉しいが期待はしていない。結論から言うと、『クレィドゥ・ザ・スカイ』を読み終わって、それから『スカイ・クロラ』を読了した。ええと、『クレィドゥ・ザ・スカイ』の感想文がないのは、それは昨日の侃侃諤諤を書き終えてから、今日の侃侃諤諤を書くまでの間に『クレィドゥ・ザ・スカイ』を読み終わったからだ。そして『スカイ・クロラ』読了宣言をするということは、昨日の侃侃諤諤を書き終えてから、今日の侃侃諤諤を書くまでの間に『スカイ・クロラ』を読み終わったということだ。ついでに言うと『クレィドゥ・ザ・スカイ』を読み終わってから『スカイ・クロラ』を読み始めたということでもある。もっと言うと、今日の昼前後から『クレィドゥ・ザ・スカイ』の後ろ50ページほどを読み、そのまま『スカイ・クロラ』に突入した。久々である。1日で1冊以上の文庫本を読むのは。 で、感想文として最初の一行がある。何が何だか分からない。『クレィドゥ・ザ・スカイ』の主人公は誰か明らかにされていないのだが、最初はクリタ・ジンロウだと思って読んでいた。少なくとも序盤はそう思わせる描写が多かった。しかし最後のシーンでは自分のことを「僕」と言う主人公はクサナギ・スイトであった、多分。多分、というのは、明記されていないからである。ただ、この時点では忘れていた。クサナギ・スイトが自分のことを「僕」ということを。いや、『フリッタ・リンツ・ライフ』の指揮官になったクサナギは「私」だったかもしれない。でも『ナ・バ・テア』と『ダウン・ツ・ヘブン』では「僕」だったのだ。間に『フリッタ・リンツ・ライフ』が入っただけでクサナギの「僕」のことがすっかり抜け落ちていた。が、それでも『クレィドゥ・ザ・スカイ』の序盤の「僕」がクサナギとは思えない。そして『スカイ・クロラ』。主人公はカンナミ・ユーヒチである。クサナギ・スイトの子どもではないか、と思っていた人物だが、結局そこのところは結論が出ていない。実はもうひとつ仮説があったのだが、それはクリタ・ジンロウ=カンナミ・ユーヒチ。記憶を消されて別の人物としての生を与えられた、のではないかと。これは『スカイ・クロラ』の終盤で別の登場人物がカンナミにそう言っているシーンすらある。が、分からない。クリタ・ジンロウは死んだことになっているが、本当に死んだかどうか分からない。『フリッタ・リンツ・ライフ』の時点で死んだのかもしれないし、『クレィドゥ・ザ・スカイ』の途中で死んだのかもしれない。『クレィドゥ・ザ・スカイ』では「僕」がクサナギに"殺される"シーンがある。それは幻覚であった。けれども、ひょっとしたらここで「僕」の中身が入れ替わったのでは……とすら思える。ここでないにしろ、どこかで物語の主人公が変わっているような気がする。気がするというか、そう思いたいというか。それほどまでに序盤と最後はかみ合わない。究極の話、クサナギ・スイト=クリタ・ジンロウ=カンナミ・ユーヒチではないか、とさえ思えるほどに。もちろん3人が同一人物だと考えると矛盾点が多すぎる。結局ティーチャもその後あまり話に関ってこないし。一応クリタ・ジンロウはティーチャに撃ち落されたような格好だし、カンナミ・ユーヒチもティーチャと思しき機体に遭遇する。が、『ナ・バ・テア』であんなに思わせぶりだったのにこうも話に絡んでこないのか。そうそう、ティーチャで思い出したが、ソマナカという登場人物も意味不明である。カンナミに「あなたは私の……」と言いかけて辞める。この後に続くのは? 父親? でもそうすると、カンナミがクサナギの子どもであるという説が崩れる。そういえばクサナギ・ミズキというクサナギ・スイトの妹もいたなあ。 最後のシーンはどこかで見たような描写。まるでどこかに話が繋がっていくかのように……。『スカイ・クロラ』シリーズはミステリーじゃないはずなのに、他の森博嗣作品以上にミステリーだ。これ、やっぱり『スカイ・クロラ』から読み始めるのが正しいんじゃないかと思い始めたのが今日先ほど。そういうわけで、『ナ・バ・テア』以下を再度読み直し(ざっとだが)する予定である。某サイトでの情報だが、森博嗣は「どの巻から読み始めても差し支えない」と発言したらしい。つまり、は、そういうこと、なのか?
平成21年5月25日
久々に大阪に行ったので、某ヨから始まる家電量販店へも寄ってきた。例のものを探しに行ったのだが…… 売ってた
過去に何度か話題にしている「ねんどろいど」というキャラクターフィギュア。そしてこれまた話題にしたギャグ漫画『天体戦士サンレッド』の、マスコットキャラクター?のウサコッツ。ウサギのぬいぐるみ型の怪人で、劇中では「可愛い」ということになっている。のだが、そのウサコッツがねんどろいどで登場するらしい。で、ねんどろいどシリーズは何かしらデフォルメされているはずなのだが……ウサコッツはそのまんまの出来のいいスケール?フィギュアにしか見えない(笑) で、ウサギのキャラクターと来て可愛いとあって立体造形物が商品化されるのなら……当然食指も動くはずなのだが……まあ実はウサコッツはそこまで好きじゃない。ビジュアル的に「悪の組織の改造人間」らしさを出した部分があるせいか、漫画中で何度も何度も周囲のキャラクター(脇役多数)に可愛い可愛いと言わせているところが気に喰わないのか。後から登場したヘルウルフ君の方がよっぽどツボである(笑) まー、そういうわけできっと買わないだろうなー、――「だったらどうしてネタにするんだ!」と怒られそう(笑) そのウサコッツ、悪の組織フロシャイム川崎支部においては古株のようで、それなりに"兄貴分"に相当するようだ。で、アニメ版でアントキラーというアリ地獄の怪人はウサコッツを「ウサ兄さん」と呼ぶ。これ、どうにも「ウサギさん」に聞こえて聞こえてしょうがない(笑) 確かにウサコッツはウサギさんなんだけどね(笑)
平成21年5月24日
昨日割ってしまったクリーナーボトルを買いにJR尼崎駅の少し北のお店へ行って来た。自転車で線路沿いを走っていたのだが、途中で各駅停車松井山手行きをぶち抜いてしまった。もちろん駅に停車中の列車ではない。駅間でぶち抜いたのだ。我ながら恐るべき脚力である。 ――そんなわけはなく 何かトラブルがあったのか、停車中の各駅停車を追い抜いただけの話である。停まっていたのが駅ではなく、駅と駅の間だったというだけのことである。 店に置いてあったのは最後の一個。ラッキーと思いつつカゴにいれ……隣にプラモデルのコーナーがあったので思い出した。「散香マークB」のプラモは置いてないかなあ?と。しかし他の戦闘機はいっぱいあったのだけど、「散」の文字も「香」の文字も見当たらない。そもそもバンダイの製品もないし……。普段歩きなれないところをうろうろしていたら、バンダイのプラモは別コーナーであることに気付いた。そうか、ガンプラってバンダイだったんだね。アニメ系統の棚を探し回るが、「散香」はやっぱり見当たらない。諦めてクリーナーボトルと塗料だけ買って帰ることにした。 帰りも列車ダイヤは乱れていたようで、新快速と2度もすれ違った。
ビスタEX製作に関しての諸々
平成21年5月23日
製作中のビスタEXの塗装開始!……と思ったのは良いものの、先頭車の下地処理が甘くて塗装の上から1000番のヤスリがけをやる羽目に。しかも明日も塗装できると計算していたのに、雨らしい。とどめに、エアブラシを洗浄するときのボトル(クレオスからそういう商品が出ている)を落としてしまい、破損。ガラス製なのだが、まさかその高さで割れるとは思ってなかった(10センチかせいぜい15センチほどの高さ)。悪いことばかりでもなく……塗装はベランダでやっているのだが、そこから庭が一望できる。塗装していると、庭にすずめが飛んできてじゃれていた。なかなかに可愛かったのだが、何故カメラを用意していなかったのかと(笑) まあ、塗料で汚れるリスクを冒してまで脇にカメラ置いておきたいとは思わないけどね。今度の天気のいい日はバードウォッチングでもしようかな?(但しビスタEX完成後に)
平成21年5月23日
昨晩の分が短かったこともあって不意打ちの午前中更新決行!
真弓監督、お疲れ様でしたー。いやさ、これだけは言うまいと思っていたんだけど……言います。1年目監督だし、多少成績悪くても監督のことを悪く言うのはやめておこう、と思ってたんだけどね。さすがに短期間で2つ重なると、それも昨日のあれはちょっと堪忍袋の緒の頑丈さを越えている。昨日のあれというのは、もちろん7回表、反撃ムードの無死一塁三塁で六番・指名打者林威助の打席に代打今岡を送ったところ。何で? 確かにオリックスは投手を替えて左腕のナントカさん(名前は覚えてないし調べる気にもなれない)。左打者に替えて右打者というのは確かに"アリ"といえばアリだが……。どうして指名打者で使ってる六番バッターをそんなところで替えるかな? 林威助は確かにそれまで2打数ノーヒットだった。でもね、2三振とかボテボテの内野ゴロしか打ててなかった、というわけじゃないんだよ? 外野フライ2つ。いいじゃん、ノーアウト1、3塁だから外野フライでも一点入って、1アウト1塁で狩野。そりゃまあ、そういうときに限って内野ゴロだったり三振だったりするけどね。でも後述する某誰かさんみたいに打球が飛んでないわけじゃない。今岡も今季もまた調子が上がってこない。いくら投手が左だからって、林威助を下げて今岡を出すのは訳が分からない。 最初に真弓監督に疑問を抱いたのは、1週間ぐらい前のメンチ。2軍戦で好調だったので1軍昇格。ここまでは良い。即スタメン、これもまあ、ギリギリ理解できる。しかしここからが良くない。誰の代わりかというと桜井。桜井はその前日、3安打を放っている。何で? たかだか2軍戦でちょっとホームラン打ったからって、1軍で3安打した選手の代わりに入れるようなものなの? これが2軍降格前にガンガン打ってて、体調不良でしばらく休むために2軍にいた選手、だったらまだ許せる。2軍落ちる前もダメだったでしょうが。もちろんあの試合、桜井が出てたからって調子が良かったかどうか分からない。でもメンチも打てなかった。同じ打てないなら桜井を使って欲しい。まだ幸いなことに、これで桜井はくさらなかった。さすが"さくら"い、"くさら"ない。いやさ、だってさ、前日3安打したのにスタメン落ちしたらショックじゃない? 何で俺じゃなくてこんな打ててないやつなの?っていじけそうじゃない? しかもメンチは2日続けてスタメンで使われた。しかし桜井、そのショックにめげず、その後の試合ではコンスタントにヒットを打っている。桜井偉いぞ! 桜井頑張れ! いやさ、両方結果論なんだけどね。今岡が打ってたらそれで良かったし、メンチが復活してたらそれもそれで良かった。でも両方ダメだった。ファンの目から見て両者共に「ええ?」と思わせる采配で、そして両方ダメだった。これでチームが結果的に勝っていれば珍采配、1年目ゆえの過ち、と笑って流せるけれど、残念ながら阪神は連敗中。しかも開幕からずっと調子は良くない。これはイライラする展開。世間のファンが言うほど真弓阪神がダメとは思わない。今季いいところもある。能見、下柳、安藤――既に3人の先発投手がそれぞれ1度づつ完投勝利をおさめており、うち2人は完封。開幕当初からしばらくの間は今ひとつだったが、最近先発投手の出来がいい。岡田前監督が確立した"JFK"のせいで先発が規定投球回にすら達していない、というのが成績が良い中での不満点だったが、今季はそれが払拭されそう……な雰囲気がある。でも打線がダメだ。打ててない。そしてあの采配。真弓阪神に疑問を抱かざるを得なくなった。ま、今日からガンガン勝って逆転優勝したら全部忘れるけどね――いや、忘れないけど「あんなこともあったなあ(笑)」で済ませられるけどね。しかし考えてみれば、こんなことになったのはすべて岡田前監督が悪い。何でやめたんだよ(笑)
多分夜にまた更新します。
平成21年5月22日
ちょっと後輩にメール送ったりしてたらこんな時間っ! 風呂入って寝ます、おやすみなさい〜。
平成21年5月21日
『スカイ・クロラ』シリーズの主人公が乗ってる戦闘機の名前、「散華」だと思ってたら「散香」だった。「散華」ってすげぇ名前だなあって思ってたら違うんじゃないか(笑) どうりで各種検索結果が芳しくないわけだ。いやさ、空で死ねたら本望とかこれが最後の食事になるかもしれないとかさ、そういうこと書かれたら「散る華」という名前の戦闘機でも納得できそうじゃない? で、映画公開から結構時間も経つし、あんまりプラモ残ってないみたい……一応実店舗探してみるけど。 そんなわけですが、『フリッタ・リンツ・ライフ』を読了。私にしては珍しくペースが早い。空を飛んでるシーンは文字数が少ないうえに斜め読みだからね(いいのか?) 突然、視点が変わる。3つ目のエピソードはクリタ・ジンロウ(漢字が分からない……栗田仁郎、あたりか?)の視点で語られる。映画版の公式サイトのどこかで見かけた名前だ。カンナミ・ユーイチの前任者……だったと思う。だということは、『フリッタ・リンツ・ライフ』の最後は死ぬシーンなのだろうか? とこんな感じで読み進めた。クサナギは指揮官になっていて、ジンロウは彼女の部下という立場。ジンロウもまた永遠の子ども、キルドレである。そして基地からそう遠くないところに住む女性、相良が物語の展開の大きな鍵を握る。以前にも言ったが、私は刊行順ではなく、物語の時系列順にこのシリーズを読んでいる。即ち『スカイ・クロラ』にまだ目を通してないのだが、最後の解説を読むにつけ間違った判断だったのかもしれないと思う。というのも、キルドレが誕生した背景には薬害がある――ようなことが書かれていたからだ。そうか、キルドレは突然変異とかそういうものではなく、原因がある程度はっきりしている物なのか……? 相良はクサナギの同郷であり、そしてクサナギがキルドレであることを知っていて、そしてキルドレを治す方法を研究している。物語中盤でジンロウの手助けを受け相良は姿を消す。何故相良が逃げる必要があったのか? クサナギがキルドレでなくなった。その原因を突き止めてしまった。だから逃亡せざるを得なくなった。何故クサナギがキルドレでなくなってしまったか。それは『ナ・バ・テア』での出来事が関係し、そしてティーチャがキルドレではなくただの普通の人間だったからであった。 最終章、怪我から復帰したジンロウは再び作戦に参加して戦闘機に乗る。敵として現れたのは黒猫のマークが描かれた戦闘機、パイロットはティーチャであった。撃破され、しかしジンロウは生き延びる。次のシーンはベッドの上。巻末の書籍紹介によると『クレィドゥ・ザ・スカイ』はそこから逃亡する話の模様。ジンロウもまた、クサナギの秘密を知ってしまった。あるいは相良と同じく、追われる存在なのだろうか……? 『スカイ・クロラ』シリーズも半分を読み終わったことになる。最終的にジンロウがこの世を去るのか、あるいはどうなるのか分からない。最後の『スカイ・クロラ』で再登場するはずのカンナミ・ユーイチはクサナギの子どもなのだろうか? キルドレは治せるようになるのだろうか? だとしたときに、カンナミや他のキルドレはどういう選択をするのか。ティーチャは再び姿を現すのだろう。彼を撃つのはクサナギ? それともカンナミ? 何故ティーチャはクサナギの敵側に回ったのか? あと2冊、である。
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