ビスタEX製作中間報告

中間車ボディは置き換え

  トミックス製「ビスタカー」を改造して「ビスタEX」を製作するレールクラフト阿波座のオリジナルキット。先頭車はトミックス製品を加工し、中間車はボディを真鍮車体に置き換える構造。というわけで一枚目の画像は中間車。ハンダ付け作業が終わった直後の画像である。この後ちょっと調整したり、あと、継ぎ目が消えてないので後日消す予定。

パンタグラフを一基除去する

  ビスタカーは先頭車に2基のパンタグラフを搭載するが、そのうちの前寄りのものを撤去する。実車だと外せば終わりなんだろうけど、模型の場合はパンタグラフの取り付け穴(実車にはそんなものない(笑))を埋める加工が必要。最初パテでやろうとしたのだけれど、やりにくいので素直にプラ板に変更。

先頭車の窓埋め

  車端部の窓が埋められていたりするので、模型でも窓埋め加工。プラ板をはめ込んで隙間を埋めてヤスリで平滑にする、という極めてポピュラーな方法。上の車両の右側、2つの小さめの窓を埋めるので、間を切り取り一枚の窓として処理している。連続するいくつかの窓を埋める際の1つのセオリーなのだが、これぐらいだったら個別に対処しても良かったかも。

方向幕加工に気合を入れる

  数日前に「茨の道」と言っていたのはコレ。実車は、ドア横にあった号車表示が窓の上に移設され、それに伴い窓上にあった方向幕の位置もずれている。キットの説明書には「埋めて、塗装後シールを貼るのが簡単で無難」的な記述があったのだが、そこは敢えて挑戦することにした。キットの方法だと、方向幕が一段出っ張ってしまう。実車は逆に一段凹んでいるのでこの差は大きい。ということで、元の方向幕を左右に削り広げ、そして号車表示と方向幕の間に仕切りを入れる。上が元の状態で下が加工後だ。この穴、天地方向のサイズが1ミリに満たない細かさ。何が難しいって、角の部分のエッジがなかなか効いてくれない。だから「茨の道」なのである。分かっていたが敢えて進んだ。完成後の見栄えはするはず……。

全ての苦労を2倍にする

  そしてこれ、結局店の戦略にハマって2セット目を買ってきました(笑) 悩むと腰が重くなるので、勢いで一気にやっつけちゃいます。1セット目で苦労した部分がフィードバックできるので、ある意味多少は楽に組めるかも?

(2009.05.12)

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