2022年12月31日
鉄道模型制作報告「阪急5100系 5100F」その5 年内最後の、そして「侃侃諤諤」としての最後の更新が「鉄道模型制作報告」になった。これが完成報告だったらもっとカッコ良かったんだけど、その辺は仕方がない。って言ってたら明日「サイトのリニューアル作業間に合いませんでした」って一ヶ月ぐらい延期してたりして(笑) いや、実際問題間に合いそうにないんだけど、見切り発車する予定です!(大いばり)
鉄道模型制作報告「阪急5100系 5100F」その5
今年も1年間ありがとうございました! 来年もよろしくお願いします!
来年もよろしくお願いします!!(大二言) (2022-142 12-13)
2022年12月30日
一年を振り返って〜その他いろいろ編〜 今年もカメラやレンズは買っていない。コロナ禍のせいで遠出せず、写真を撮る機会が少なくて新しい機材が欲しくならない、というのが理由の1つ。基本的に「D810の元が取れた」と思わない限り次のカメラ買わないかな? の一方で、α7R Vは結構本気で欲しいと思わせたカメラ。もちろん値段が悩ましいが、買い替えのタイミングで予算が許せば手に入れたい。その頃に「VI」が発売されていて「V」が値下がりしていれば万々歳……その時はその時で「VI」が欲しくなってる可能性の方が高いけど。結局堂々巡りなんだよね。 いつだったかにZマウントのサードパーティー製レンズに言及したけど、どうやらタムロンブランドのZマウントレンズは出てたみたい。完全に見落としていた。従ってZのディスアドバンテージが消えて再びEと横一線!……というほど横並びでもないけど、将来私が主軸を置くミラーレスマウント選びは再び悩ましい展開になった。
ドールのその後。リリアさんの新製品「踊る黒猫コーデset」は、日付が変わってすぐ(予約受付開始直後)にアクセスしたものの買えなかった。冗談のつもりで言った「1分で完売」の通りになってしまった。元から数が少なかったのか、それともリリアさんの人気は健在なのか。諦めきれず、翌日もう一回アクセスしたり、ネット検索していたら……アゾンの楽天店がヒットした! リリアさん残ってた! もちろん急いで予約した。その後でアゾン楽天店をじっくり見ていると、新春ドール4体のうち残ってたのはリリアさんだけ。ちょっと腑に落ちないが、そのお陰でお迎えできるわけだから良しとしよう。ちなみにその日の夜もう一回見たら、リリアさんも無事?売り切れていた。こうして売れるんだから、今後も新モデルの展開を期待していいかな。とか言いつつ、出たからってお迎えするとは限らない。現実的に「黒猫」の後に出た2つはスルーしてるからね。というか、今は「ZERO」バージョンが出ないものかと楽しみにしてるんだけど、どうかなあ? 実は今年、ついにリリアさん以外のドールをお迎えしてしまった(マネキンちゃんもお迎えしたが、あれは別枠)。リリアたん一筋だったはずなのに、ツイッター見てるうちにどうしても欲しくなってしまってね。「リルフェアリー」という1/12スケールのシリーズで、本体よりも衣装ありき……とここまで書けば界隈の人には分かるだろう。報告しようと思いつつしそびれて年末を迎えてしまったので、この話はまた来年に。来年出るやつも当然欲しいのだが、「踊る黒猫」に諭吉殿が羽ばたいてしまったので熟考中。出るって分かっていればコケコッコとピヨピヨは自重したんだけどね〜。
今日で今年の更新が141回目。明日も予定しているので最終的には142回ということになり、毎日更新を辞めてからはダントツの年間最多になった。原因は「阪神の応援」をしたせいだと思う。「鉄道模型制作報告」は年初からの予定通りで、毎週それとそれ以外の更新を1回ずつして合計100回ちょっとぐらいになるはずだった。ここまで増えたのは阪神のせい。もう来年は応援しないから!(フラグ) 正直に話すと、このサイトへのアクセス、物凄く減った。毎日更新を辞めてから減ったのは感じていたのだが、去年細かくチェックしたら想像以上だった。アクセス数稼ぎをするつもりはないけど、かといってちょっと少なすぎる。ということでツイッターとの連動を試みたけど、効果があったのかどうかは不明……いやあんまり効果なかった。ツイッターからの誘導は「制作報告」のみで、しかも「画像で〜」へのリンク。侃侃諤諤本編へ人が流れたかどうかは分から……流れて来たとは思えない。考えてみれば当然で、ツイッター利用者がうちの長い駄文読むとは思えない(偏見)。ファストなんたらが大問題になったように、時代は短時間に収まるものを求めている。如何に長い文章をだらだら書くかを追求するかのような時代錯誤も甚だしい(中略)な私は時代遅れの老害なんだろうなあ(“時代”連発)。ここから何かの自慢が始まる。多分これ、普通の人だったらもっと真剣に工夫をするか、あるいはサイトの更新を辞めてるところだろう。しかしながらこの橘雪翼、頭がちょっとおかしい(誉め言葉ではない)ので、誰も見ていないサイトを敢えて更新し続けることに達成感を覚えている。多分だけど、インターネット黎明期から始まって令和の今まで、ブログでも営利目的でもない個人サイトを続けている人って世界中にそういないんじゃないだろうか。おまけにサイトの形態が旧態依然で、ちっとした部分を除けば20年前の状態をほぼそのまま保っている。言わば生きたシーラカンス……じゃなかった、生きた化石なのがこのサイトのステータスなのである。ここまで20年以上続けておいて今更辞めるのは勿体ない。それにこの橘雪翼、頭がずいぶんおかしい(誉め言葉ではない)ので、誰かが見てるかどうかじゃなくて自分がやりたいことをやっていれば幸せなのだ。こうなりゃ根競べで、アクセス数が0になるのが先か、私が更新辞めるのが先かの勝負だ、なんて風にすら思っていたりする。模型の長期計画のこともあるし、当面は辞めない(と思う)。 さて、かつてはそれなりの頻度で来訪者がいた旧サイト、「橘発の夜行鈍行」と「18パーセントグレー」を4月に完全閉鎖した。来年予定のサイトリニューアルとは全くの無関係で、そして深い理由がある。サイトに使えるサーバー容量が限界に達してしまったのだ。「鉄道模型制作」を毎週更新するようになって使用量が急増したのが原因。一時凌ぎの策として、更新もしてなくて放置されているものを消して誤魔化したというわけ。敢えてまだ消してないけど、試験的に載せた動画もあるので、次に限界が来たらそれを消して凌ぐ予定。「そんなんで長期計画の10年回せるの?」という感じだが、結論から言うと回せない。半分ももたずに限界が来るので、その時にどうするかはその時に考える。古いのを順次消すか、容量をさらに増やすか……もちろん更新が止まってる可能性もある。ともかく、『ぼのぼの』のアライグマくんの教えに従って困ったことになってから考えることにする。ちなみに、「制作報告」の写真のほとんどが白地なのもこれが理由だったりする(プラ板の上にパーツ置いて撮ってる)。写真のデーター量がちょっとでも少なくなるんですよ! サイトのリニューアルは、その4月に久しぶりに更新した謎コーナー「たまにある質問とその答え」がきっかけである。その瞬間まで全く頭になかったが、白兎君との会話を創作している最中に突如として“降りて来た”。漫画家や小説家が言う「登場人物が勝手に動き出す喋り出す」ってこういう感じかね? その時点では「更新が鉄道模型制作報告だけになったら」というつもりだったんだけど、その後「今からでもやっちゃえば?」ということになり、キリ良く?2023年からスタートすることにした。まだ今一つ体裁が整っていなくて見切り発車となるが、それもまた“橘雪翼クォリティ”ってやつだ。 新設や移転ではなく「リニューアル」というのがポイント。URLは変わりません。ブックマークをこの「侃侃諤諤」にされている方、そのままで大丈夫です。「侃侃諤諤」は“侃侃諤諤ではなくなる”のですが、URLはそのままです。来年以降も同じようにアクセスしてください。 というわけで、今年も1年間お付き合いいただきありがとうございました……まだ明日「鉄道模型制作報告」をするんだけどね。けどまあ、ご挨拶は今日この場で。来年もよろしくお願いします! (2022-141 12-12)
2022年12月29日
一年を振り返って〜漫画他編〜 いつもの「今年読んだ中で一番面白かった漫画」は……自分の中ではダントツがない上に全体的に低調だったので、多少消去法的な要素も含みつつ
『将棋の渡辺くん』第6巻 『ラーメン赤猫』第1巻
の2冊を選んでみる。『渡辺くん』は5巻のあたりで実録故に仕方のないネタ切れ感もあったのが、6巻で盛り返してきた。中でも「ソータ1分クッキング」が私的にはツボ。『赤猫』は去年「ジャンプルーキー」で読んで以来応援している漫画。全話くまなく面白い、というところまでは行かないが、登場キャラクターの個性が立っていて楽しい。 去年のこの頃、怪文書と共に10冊の新候補を買ってみて、うち9冊が“採用”となった。豊作だったと思ったのも束の間、1年経った今となっては焼け野原に近い。期待しすぎたのがいけなかったか。その9つがあったせいで、今年他に買い始めた漫画は多くない。その中で期待がかかるのが『ラーメン赤猫』と『転スラ』の2つ。『008』は当初、タイミングを見て月2冊ずつに増やすつもりだったのだが、まさかの失速……不要な“サービスシーン”に嫌悪を感じて途中退場を検討中。代わりに『転スラ』がそのポジションに収まりそうである。 ついにとでも言うべきか。読んでみたい漫画が底を尽きてきた。一応まだいくつかはリストアップしているが、大きな期待が出来るものがない。そろそろ漫画に飽きてきたのか、あるいは脳が老化して新しいものを楽しく感じられなくなってきたのか。過去の作品について言えば、面白そうなのを読みつくしてしまったというのもあるだろうから、新作をどの程度楽しめるかが橘雪翼の老化度合いを計るバロメーターになる!? 理由の当たり外れはともかく、現実問題として漫画は徐々に縮小していくことになりそうだ。 とか言いつつ――某ヨの30%を心待ちにして毎日アクセスしていたら、「ヒーローズコミックス」というレーベルがキャンペーンをやっていた。1巻が試し読み無料になっていたので、タイトルと表紙を見て気になったものをダウンロード。流石に全部読んでみるのは数が多すぎるからね。数えてみると26冊あったのだが、やや甘の“一次面接”を突破したのは約1/3の9作品。うち1作品のみ2巻が最新刊となり、今回のキャンペーンにおける半額特価の対象外なので、残りの8作品の“二次面接”に移る(2巻を買ってみる)。数的には去年の惨事を思い起こさせるが、果たしてどうなるか……? 半額なので二次通過ならがっつり買うつもりにしているが、それはつまり判断を誤った時の被害が大きいことを意味している。 今年は『グラゼニ』を保留者名簿から掘り起こした。この漫画、地味に二度“復活”している。一度目は、最初1巻買ってそのままになっていたんだけど、電子書籍導入後に2巻以降を買うようになった。失礼。電子版は3巻まで無料だったので4巻以降を買った。買うのを辞めてもなんのかんので続きが気になる……主人公凡田夏之介同様しぶとい作品である。その他の保留で今後買うことがありそうなのはあまり多くない。現時点で考えてるのは『もののがたり』と『ぐらんぶる』ぐらい。残りは当初多少の未練があったが、時間を置いてみると「まあ別に読まなくてもいいか」になってしまった。
小説は、今年もまたライトノベルが増えてしまった。みわべさくら先生、お仕事しすぎでは……?と言いつつ、『悪役令嬢』はまだ冒頭の部分しか読んでいない。別路線でちょっと買ってみた『ひきこまり吸血姫』も途中でストップ中。既存のは、『Re:ゼロ』がなんだかんだで面白い。本編が年間3〜4冊出るので話が進むのもマル。『魔奴愛』は念願のアニメ化。アニメ化するとちょっとした弊害もあるが、そこには目を瞑ってグッズ展開に期待しよう……というかねんどろいどに期待しよう。『イケナイ教』もアニメ化される(『魔奴愛』より少し早く発表された)。小説版は挿絵がみわべさくらで、漫画版は雰囲気がかなり違う。アニメのキャラデザがどっち準拠になるか分からないが、私が知る限り小説版の挿絵がベースになることが多いような? となると私が知る限り初の「みわべさくらデザインのアニメ」になるわけで、これはこれでグッズ展開が楽しみである。あ、念のため書いておくと、私は「漫画は読むがアニメは見ない」タイプのオタクなので、アニメ自体には特に興味がない。でもまあ『イケナイ教』『魔奴愛』については、最初の1話だけはちょっと見てみようかな。 ゲームは久しぶりにPS4を起動した。新作ゲームではなく『テラリア』の再プレイ。詳しい顛末は当時の侃侃諤諤を参照。その後ちょっと止まっているのだが、理由はと言うと、ムーンロードやその前哨戦に向けた準備が面倒に感じられて、模型制作も頑張らなきゃなーで再び沈黙してしまった。ま、そのうちまた気が向いたときに、ね。遊びだすとすーぐに1時間2時間経っちゃうゲームだから。 アナログゲームでは、今年もまた『ドミニオン』の新拡張セットが発売された。「もちろん」買ったのだが「もちろん」まだプレイできていない。コロナ禍のせいで後輩を家に呼べないせいだ。甥っ子をハマらせて遊ぶ作戦も全くの不発。いや、彼は彼で大学生活が忙しく、暇な叔父と遊んでいる時間はないからね。既存の拡張セットが順次「第二版」に置き換えられているようだが、こちらは最初のセットを含めてまだ一切買っていない。新たに加わったカードだけ別売りして欲しいところなのだが、日本語版に関しては未発売(英語版はあったらしい)。初回限定とかでもいいので売って欲しいなあ。
――――― 「ヒーローズ」で2巻を買ってみる8作品プラス1は以下の通り。順番は概ね読んだ順で、星印は期待度。
【ULTRAMAN】☆☆☆ タイトルで分かる通り、あの『ウルトラマン』の漫画。しかし私、実は『ウルトラマン』をあまり知らない。『ウルトラマン』に限らず特撮全般はほとんど見ていないので、名前とめちゃくちゃ荒い設定ぐらいしか分からない。本作は「その後」の物語になるのかな? 『ウルトラマン』を知らない私でも面白そうと感じる漫画だった。
【足の裏のイーリス】☆☆ 駅伝の話。全く駅伝には興味ないのだが、漫画としては面白そう……1巻の終わり方は良かった。どうやら4巻完結のようで、打ち切りの匂いはするものの4冊故に手は出しやすい。
【ローゼンガーテンサーガ】☆☆☆ 表紙の雰囲気が1ページ目から粉砕される。英雄色を好むとは言うけどねえ。ジャンル的にはバトルファンタジーなのかもしれないが、色欲絡みのギャグ要素が強い。内容は非常にくだらないのだが、それ故の面白さがある。 余談だが「ガーデン」じゃなくて「ガーテン」。「カーテン」でもなく「ガーテン」。「ガーテン」って何?って思って調べても出て来ない。「ガーテン」って何?
【神無き世界のカミサマ活動】☆☆ 目次に「異世界」って文字があって、何だよこれ異世界転生ものかー!と憤慨した。諸々あって異世界で神様の召喚に成功する主人公だが、肝心のカミサマ、召喚時のピンチを凌ぐのに溜め込んでた力を使い果たしちゃう。再び力を取り戻すため、信仰という習慣のない異世界で如何に信者を集めるか、という話の転がり方をする。溜めてた力を考えなく初戦で使い切るのは、リゼロ4章のラストのベア子を連想させる。途中まではくだらねーと読んでいたが、ラストで話がぶっ飛んでいたので続きが気になる。
【ヒーローカンパニー】☆☆☆☆ 大御所島本和彦の作品。島本漫画は興味はありつつもきちんと読んだことがない。機会があればどれか一つ……と思ってたらこんな形で転がり込んできた。概ね私が抱いていたイメージまんまで、ギャグがところどころで刺さる。1巻で好きだったのは、「命令違反を覚えるのはその後だ!」という上司の檄に「いずれアリなの!?」と驚く新入社員……ここまででも面白いのに、その後上司が一瞬考えて「今のはナシ!」って訂正するのが今風で言う「かわいい」。
【ミラーマン】☆☆☆ 円谷プロの文字があるので、これも特撮が原作? 二次元世界からの侵略者、ということで一部の二次元愛好家に刺さりそうだが、残念ながら向こうからやって来るのは可愛い女の子ではなくただのインベーダー(怪人)。残念。主役格で「ヒーロー」の位置に立つ“ミラーマン”が反射するものの間を移動する?のは、某奇妙な冒険の左手が右手の男を連想させる。あと、違う次元を行き来するということで某四次元の作品もちょっと思い出したり(ありゃーダメダメだった)。これのみ2巻が最新刊で、半額キャンペーン対象外なので今回は後回し。
【Infini-T Force】☆☆☆☆☆ ある日魔法?のペンを手にした少女が、違う世界から4人のヒーローを呼び寄せてしまう。タツノコプロの代表作?の主人公たちだが、私はこれまたタツノコプロ作品をほとんど知らない……その昔『ヤッターマン』見てた記憶あるけど。例によって、元作品を知ってるかどうかは漫画が面白いかどうかとは別の話。本作品は今回の中で一番面白かった。続きに超期待。
【放課後カタストロフィ】☆☆ ノストラダムスが云々のコメディタッチの強め……というかコメディそのものか。まあまあ面白そうなのだが、全3巻。打ち切りの匂いは強いが、たったの3冊なのでまあ一応読んでみるか、と。
【BABEL】☆☆☆ この劇画調タッチの絵は見たことあるぞ!……と思ったけど気のせいだったよう(一応他の作品も名前ぐらいは知っていたが、頭に浮かんだのは全く別の作品)。ジャンル的にはサスペンスになるのかな? 最近読んでないタイプの漫画なので、久々にこういうのいいかも。
なお、冒頭で「2022年に読んだ中で一番面白かった漫画」を発表しちゃったので、以上の作品の2巻及び前から気になってた何冊かを読んで、めちゃくちゃ面白かったとしても「読んだのは2023年に入ってからだった」という扱いになります(笑) (2022-140 12-11)
2022年12月28日
月末のいつものやつ年末スケジュール編 数日前に書いたように、ちょっとしたミスで月末進行のスケジュールがカツカツになってしまった。某ヨの電子書籍30%還元キャンペーンで買った分を加えた上で漫画感想文を載せるつもりだったのだが、時間的にそうは言ってられなくなってしまった(ちなみに今年の年末キャンペーンは本日スタート)。というわけで、新刊と割り当て既刊のみの陣容でお送りする。
【ラーメン赤猫】2巻(新刊):☆☆☆ 冒頭の描き下ろしカラー漫画は、「このお店がなくなったら一生立ち直れない」のお姉さんの横で「(わかる……)」って思ってるサラリーマンの人かな?
>御所川原さんのやらかし ちょっとやらかしすぎでは!? 「ごしょがわら」では一発変換出来ないことを今さっき知った。
>ハナの写真付き この漫画が流行ったら実際に(現実世界で)商品化されそう。「赤猫再現ラーメン、ハナの描き下ろしブロマイド付き!(全5種類)」とかで。いやでもハナだけってことはねーか。赤猫スタッフ5匹+1人で、全員集合イラストと合わせて全7種。
>スペシャル2(+1)、ギョーザ唐揚げ各4 すっげぇやべぇ量……でも現実世界でも格と……ンンっ、スポーツとかやってるガタイのいい人だったらこれぐらい入りそう。
>CAT ENERGY エナジードリンクは結局疲れ取れないってことで確定したんじゃなかったけ? 猫用だからまた別なのかな? っていうか佐々木さんそんなの食べないといけないぐらい多忙なんだ……。
>バー・ラット 猫のラーメン屋の隣でネズミのバー……大丈夫なのだろうか(笑) もちろんこちらは人間のお店(のハズ)。実は向かいに犬の派出所があったりして!?
>但馬照さん 孫に会いにしばらく日本を離れる……ってその間メンマの在庫大丈夫なのかな? そんなに保存が利くものなのだろうか(そういうあたりあんまよく知らない)。
>赤猫スタッフTシャツ 欲しい。ラーメン鉢より汎用性高そうだからプレゼント企画はこっちの方が……いや、それだと手に入らないから、Tシャツは普通に売って欲しい。ところでこれ、黒子衣装と共に珠子へのプレゼントってことになってるけど、両方仕事道具じゃん(笑)
【ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王】6巻(新刊):☆☆☆
流れで行くとアバンストラッシュの完成へ向かうところだが、まさかの展開で一度ハドラーを“封じ込める”方向へ話が進む。しかしアバン先生、メガンテで自爆するだけじゃなくて過去には自分ごとハドラーを「凍結」させてたんだね……ハドラーからすればアバンの存在はトラウマもんだろ(笑) 若き日のバラン見て今井京介(『はじめの一歩』)かと思った。あれ? 本編でも過去の姿が出てたような気がするけど、何か雰囲気違うような気も。 ロカが街中で叫んでたの、あれどうして裸になってたのか意味が分からん。お前もう娘がいるんだから奇行はやめろ。 先ほど「メガンテ」が思い出せなくて「アバンテ」って書きかけてた。「アバン先生のメガンテ」略して「アバンテ」で如何だろう(何が?)。
【転生したらスライムだった件】6巻(既刊):☆☆☆ 前半はドワーフの王、ガゼル来訪というか襲来というか。ここで「剣鬼」という単語が出てくるが、そういやハクロウ誰かに似てると思ったらヴィルたん――ジョークでヴィルヘルム・ヴァン・アストレアのことをヴィルたんって呼んでたけど、某ひきこもり吸血鬼のヴィルヘルズとややこしくなるからこの呼び方は今回限りにしよう――ヴィルヘルムと似てるのか。さーてどっちが先に登場したのかな? 後半は魔王ミリムが襲来というか襲撃というか。とりあえず強者同士が顔を合わせたら戦うのがこの世界の理? リルムの「戦ったら絶対に敵わない」からのフラグ回収が早すぎて見逃してしまうところだった。決着は、力では勝てないから食で懐柔するという、ま、最近の物語ではありがちな展開。来たのがミリムで良かったなリルムよ……尤もどうやら他の魔王は自重を知っているようで、この性格だからこそ来たのだが。 おまけ漫画。以前フィギュアの話で、何故か人気の女性キャラは元作品とは関係なくバニーちゃん姿で立体化されがち……と書いたが、リルムに関してはこうしておまけとは言えバニー姿になっているのか(リルムのバニーフィギュアがあるかどうかは知らん……が、ありそな気はする。っていうかコイツ無性で転生前は男だったはずだが……?)。
【はじめの一歩】135巻(既刊):☆☆★ 間柴くん成長したねぇ……こんな姿を誰が想像しただろうか? この言葉はもう一回言うことになるだろう。一歩を妹の恋人として認めたときにね。 後半はウォーリーの世界挑戦なのだが、ここで久々にヴォルグが出て来る。作者のお気に入りか? それとも読者人気か? いやまあ、私も結構好きなキャラだけどね!
【銀の匙 Silver Spoon】14巻(既刊):☆☆★ 最終巻を間近に控えてなかなかの急展開? 御影が大学受験合格するのは流れとして自然だが、その後八軒が大学受験することになるというのは想像できなかった。センター出願していたのは兄の仕事のお手伝いなのだが、にーさん自分で受けたらいいんじゃないんですかね……というのは奥さんの出産を理由に回避。まさか子ども出来たのはこの展開にするためだったのか? 普通ならいきなり試験問題回収目的から合格目指しての受験に切り替えても点取れなさそうだけど、そこは八軒の頭いい設定が生きてくるのかも。とーだい受けるわけでもないし、畜産大学レベルなら秀才八軒なら何とでもなるんだろう。本人曰くエゾノーのテストがキワモノだから一般の試験は全く自信ないようだが……言うても同じ農業系だからいけるんじゃないの?(てきとー) しかし大川先輩、目的が目的だし八軒パパはお金出してくんないと思うぞ(出してくれそうな気もするが(*1))。それにその思考はブラックってやつだ!
*1 どっちやねん!
【大長編ドラえもん のび太とロボット王国ドラえもん】22巻(既刊):☆☆★ 冒頭でスネオがペットロボットなるものを見せびらかし、のび太には意地悪をするのでいつも通りドラえもんに泣き付く。そこでのドラえもんのセリフが……ドラえもんもロボットなのを少し忘れていた。 というのが発端になり、異世界、じゃないんだろうけど別の世界へ冒険することになるいつもの一行。そこではロボットと人が平和に暮らしていたようなのだが、あるきっかけで国王がロボットから感情を抜き取る政策を始めていた。それを聞いたのび太君、「ロボットを何だと思ってるんだ!」と憤慨する。のび太にはドラえもんがいるからそう思うんだろうけど、現実世界で生きている私はロボットは感情のない機械だと思ってます(笑) 人間らしい感情を持ってるロボットって超高等技術で実現が難しいからなあ。ドラえもんってかなり特殊だよ? でもいずれAIとかで実現するのかなあ? 見てみたい気もするけどちょっと怖さもある。
【君は008】9巻(既刊):☆☆★ この漫画、この9巻で切るつもりだったんだけど、とんでもなく気になるところで終わった。どうしようか悩むぜ! ……まあ、あと1冊だけ、って手はあるかな。
【姫様“拷問”の時間です】8巻(既刊):☆☆★ こちらは8巻にて終了。割とマジでうさぎの話だけが目的だった。 ところで書くのずっと忘れてたんだけど、原作者の春原ロビンソンという名前には見覚えがある。一時期流行った『猫のぽんた』の作者の友だちらしい。氏の作品は読んでみた……んだっけな。あんまりピンと来なかったが、原作担当の本作はなかなか楽しめた。
【吸血鬼すぐ死ぬ】7(既刊):☆☆ 今度こそこれにて終了。もう続きは買わないぞ(笑) でもまあ、思ったよりは楽しめた。何というか、ロナルド、ドラルク、ジョン、あと数人のレギュラークラスのキャラは割と好きなのだが、準レギュラー以下の頻度で登場するキャラクターが私からすればイマイチだったかなあ。特にドラルク以外の吸血鬼が意味不明すぎる。時々面白いけど、全体的に見るとこのノリには付いていけなかった。グッバイ。
――――― 来年からサイトのリニューアルを考えていて、漫画感想文もそれを機に体裁を変えようかと思っている。シンプルに言って読んだ漫画ほぼすべてにコメントするのが面倒になっただけなんだけど(笑) 加えて翌月の購入予定新刊と割り当て既刊もいちいち記載するのを辞めにします。決してチェック漏れが恥ずかしいからとかじゃないよ!? (2022-139 12-10)
2022年12月27日
一年を振り返って〜模型編〜 去年のいつだったかに作りたい模型を再整理していて、「このままダラダラやっていては一生終わらない」ことに気付いた。そこで概ね1年サイクルの長期計画を構想し、今年をそのスタートに位置付けた。さらに、モチベーションを保つため、毎週の制作状況を画像で侃侃諤諤にまとめる「鉄道模型制作報告」を始めてみた。毎週の更新作業ということで手間がかかるのは確かなのだが、締め切り効果による集中力の向上があった、というのが自分での評価である。思い起こせばかつて、最初に作ったサイト「橘発の夜行鈍行」でトップページの写真を毎週更新していた時期があるので、こういうのは性格的に向いているのかもしれない。問題があるとすれば「2周目問題」。作るものに大差がないので、作数が重なるごとに更新内容が「同じことの繰り返し」になる。とは言え、私の内部事情で言えば「繰り返し」の作業は既に何度もやってきた。制作報告はあくまで「今週」の出来事なので、私の中では繰り返しとは違った意味を持つ。これ言っちゃうと身も蓋もないのだが、重要なのは誰かに読んでもらうことより自分のモチベーションを保つこと。内容が同じだろうがマンネリだろうが、制作を順調に進めるための手段として来年も続けていく。 という訳で今年完成したのは、 ・旧型国電大糸線 黒標記時代(昨年制作開始) ・阪急3000系 3064F ・旧型国電宇野・赤穂線 ・東急3000系っぽいもの ・旧型国電70系300番台 阪和線横須賀色 以上となる。最初の大糸線の大半は去年作業したものなので、今年だけで見ると4作が完成した。そして現在は「阪急5100系 5100F」が進行中。繰り返しになるが、ペースは「長期計画」の構想を十分クリアするもので、計画完走へ向けての第一歩としては上々。10年がかりの計画なので、多分どこかで上手く行かない期間はあると思うのだが、10年トータルでまあまあの結果になるように頑張ってみる。 作る方は以上で、買ってくるだけの完成品のお話。気のせいかもしれないが、8月以降の新製品は欧州型しか買ってない。レーティッシュ鉄道のコンテナ車両関係にOUIGO、そしてTGV Lyria EuroDuplexだ。これ即ち今年後半に出たトミックス製品を全スルーしたということでもあり……前半はトミックスだらけだったんだけどね。あと、来年初頭もトミックスだらけになる予定。年の前半に強いトミックス……? ちなみに、去年買う量が激減したのだが、今年少し持ち直したもののやはり少な目だった。現実的に置き場所に困り始めているのと、あと単純に欲しいものが減ってきたという2つの理由が重なっている。そんな中から今年の完成品ベスト3を選ぶと……
【第一位】TGV EuroDuplex Lyria(KATO) 「リリア」だからです。その他の理由はありません。例の記念撮影もしてありますが、それはまた後日(来年)に?
【第二位】103系1200番台(TOMIX) 例え103系であってもあまり関東の通勤電車を買わない私だが、いくらかの迷いを含みつつも購入した。103系が好きと言っても高運転台103系は嫌いなのだが、貫通扉を持つこのタイプは割と好み。
【第三位】300系0番台 後期型・登場時(TOMIX) 300系と言えば大型パンタカバー3個の姿!の私にとっては待望の製品化。欲を言えば前期型が欲しかったのだが、買って分かったのが意外と300系のスタイルが好きなこと。前期型が出たら買い増しすればいいんじゃないかなあ?
〜番外〜 683系貫通扉パーツ(KATO、ホビーセンターカトー) 4000番台の製品化に合わせて新規に作られた「連結時の貫通扉が開いた状態を再現する」パーツ。カトーはこうした部品を分売してくれるのが嬉しい。というわけで大量購入。一部はSRE用に塗装変更したりもした。
2、3年前に発売されたものなので除外したが、他にトミックスの103系1000番台の青帯も購入した。1200番台が今年出たので「存在を思い出して」やっぱり買っておこう、とあちこち在庫を探し回った。より初期型が好きな私は、1200番台より1000番台の方が好きだったりする。違いは窓枠とクーラーぐらいなんだけどね。1200番台買って驚いたのは、編成中3両のモハ102が全部作り分けられていたこと。10年前なら3両とも同じ車両で済まされていただろう。完成品ですらこんな細かいところまで手が入る時代になってしまった。雰囲気が出てればそれで十分、という私のような人間は最早少数派なんだろうなあ。とか言いつつ細かいところに目が行くのだが、ベンチレーターが以前発売された1000番台では無塗装なのに、1200番台では塗装されて艶が私好みになっていた。1000番台(を含む103系完成品)のベンチレーター、いずれ自分で塗装しようと思っていたので、若干とはいえ手間が減って嬉しいポイントかも。 来年前半頃に発売予定の新製品は楽しみなものが多い(先述の通り今年も前半豊富だったのが、後半でスカスカになったのだが)。まず年初に、トミックスからキハ35系の首都圏色が出る。国鉄気動車色の時になかったキハ36が新たにラインナップに加わるので、今度は買っておこうと思っている(国鉄気動車色は36がないのを理由に見送った)。同じくトミックスの2月予定の「かもしか」、大学1年生の時の夏合宿で乗って、特徴的なカラーリングが印象に残っている。14系14形は何度も製品が出ているが、何故かいつも買いそびれている。今度こそは、と思っているが今度も流れてしまう雰囲気が漂い始めた。カトーからは381系のリニューアルやくも。実はこの色には乗ったことがないのだが、やくもシリーズは揃えておきたい。リニューアルソニックも欲しいことは欲しいのだが、前に出たバージョンを持っているので、棚の余力を考えるとこれも見送りかなあ。再びトミックスに戻り、E2系の200系カラー。こうした復刻色にはあまり興味がないのだが、E2系の場合妙に似合っている気がして模型で手元に置いておきたい。新幹線は500系を除きシンプルな塗装が好きなのかも。ちなみにカトーからも発売されるが、新幹線は基本的にトミックスで揃えている。そして今月発表されたばかりのキハ183系お座敷車両、それからEF81 450の前期型も、初めて実車(写真)を見たときは「デザインミスだろ」と思ったのだが、印象は強いので模型が出るなら欲しい(笑) 既に大量に十分に持ってるはずなのに、新しい製品が出ると欲しくなってしまうこの謎。多分だけど、普段から持ってるものを走らせまくっていれば所有欲が満たされるところ、普段はキット組み立てを優先しているために飢餓感が刺激されるんだろうなあ。ま、そういうのがあるので、冒頭に書いた10年長期計画で作りたいものをあらかた片付け、その後はゆっくり走らせて楽しむ方へシフトしたいわけですよ。物欲のコントロールは難しいからね! (2022-138 12-09)
2022年12月26日
忘れていたわけではないのだが、年末進行というやつを開始するタイミングを見誤った。漫画感想文と年内最後の制作報告も合わせ、1日たりとも猶予のないスケジュールになってしまった。 一年を振り返って〜運動編〜 というわけで、恒例の一年を振り返るシリーズは運動編から。 今年もまた「体重65kg以上体脂肪率10%以下」の目標は果たせず。増えても戻る体重だったが、春頃に少し増やした状態をキープできるようになった。が、そこでストップしてしまい、増えも減りもせず「一旦増やしてその後じっくり絞り込む」作戦は今のところ失敗。体脂肪率もほぼ変動なし。体重変動なしで体脂肪率だけ落とすことができればそれが理想的なのだが、それが無理なのはここ10年ぐらいでよく理解している。一応最終手段?として「VAAM」を飲み始めたのだが、3週間現在の今のところあまり効果を感じず。 バッティングセンター通いは例年通り。相変わらず課題の左打席は、一時期少し改善が見られたものの再度酷くなった。調子悪い日は「もう左打ち諦めたら?」というレベルにまで落ち込む。目的は「野球がうまくなる」より「筋トレ替わり」なので、下手くそでも続けるんだけどね。 家での練習はメニューを大きく変えた。以前は350gの「サンドボール」を打ち込むのをメインにしていたが、10月から普通の素振りに変更。きっかけは以前画像で侃侃諤諤にも載せたバットカバーの劣化。市販品のバット保護用のカバーにさらにタオルを巻いて縫い付けたものだ。複数の効果を狙っていて、「サンドボールの保護(普通に打つと2ヶ月で破損する)」「消音(打撃音が響くので近所迷惑かも)」「反発力低減(ネット外に打ってしまったときに遠くへ飛ばないように)」「重量増による筋トレ効果増大」「バットの保護」などがあった。長年使い続けていたため、とうとう滑り止めが効かなくなってすっぽ抜けるようになってしまった。新しいのを用意すればいいのだが、面倒くさがり屋なので「当面の間」練習メニューを素振りで置き換えることにした。1週間ぐらいで次のを作るつもりだった。ところが、サンドボールを打つのと同じ回数素振りしたら、翌日激しい筋肉痛に襲われる。もしかして、サンドボール打ってるのってあんまり筋トレ効果ない?と気付いた。ボールを打つ練習では、素振りのようなフルスイングができない。ボールに当てるように振るので、どうしても意識がバットコントロールに向くからだ。それに、下手なフルスイングで変な打ち方をしてしまい、ボールがネット外に飛んで行っても困ったことになる。強く降ることより正面に向けて打ち返すことが重要になる。結構な回数バットを振っているつもりだったが、サンドボールの効果は薄かったようだ。野球選手であればボールにバットを的確に当てる技術は大切なのだが、私の場合筋トレ替わりなわけだ。バットコントロールよりフルスイングを重視したい。そんなわけで、練習メニューをほぼそのまま素振りに置き換えることにした。バッセン通いは続けるので、サンドボール打つ練習も少しは残しているけどね。そして3ヶ月ほどが経ち、本当に素振りの方が筋トレ効果が高いのであればそろそろ実感が伴っていい頃になった。しかし残念ながら、特に変化なし。体重体脂肪率に変動がないので、筋肉量も変わってないだろう。よってスイングがパワーアップするはずもなく。キツくなったと思っているだけで、実のところ以前と変わってないってことか。残念だ。 世間一般的には体力が落ちてくる年齢に入っている。プロ野球界を見ても、私と同い年の現役選手がいなくなってしまった(ハズ。早生まれの同学年は来年も続行するようだ)。もっと若くて体も頑丈そうな糸井選手さえ引退してしまった。そんな年頃の私はというと……自分では体力的な衰えを感じていない。日頃疲れることはあまりないし、運動をしていてもバットを振る回数で言えば去年以上。実を言うとランニングの量は激減してるんだけど……走っても筋肉付かないし、ということにしてある。模型作るときの集中力が落ちているところを見ると加齢による何かしらの衰えはあるんだろうけど、一番最初に来そうな体力面がまだ元気なのはありがたい。もちろん、そんなこと言ってられるのも今年が最後になるかもしれない。できれば来年も同じように体が動くことを祈りつつ、体力が落ちたら落ちたで、それを口実に休養を多めに取って模型の時間が増やせたらな、なんて考えも? (2022-137 12-08)
2022年12月25日
鉄道模型制作報告「阪急5100系 5100F」その4 もっと時間がかかるかと思っていたが、増結2両も基本8両の作業に追い付いた。
鉄道模型制作報告「阪急5100系 5100F」その4
今さらのように気付いたのだが、次の日曜日は元日だ。流石に1月1日に制作報告をする気にはならないので、1日早めて12月31日にしようと思う……今日のが年内最後だと思っていたが、次の「その5」が年内ラストだ。 (2022-136 12-07)
2022年12月20日
橘雪翼は新作リリアさんをお迎えしたい 橘雪翼が「娘」と称し愛してやまないアゾンインターナショナルの1/3ドール「Lilia」。2021年4月に発売されたモデルを最後に新作がなかったが、来年初頭に「〜大正浪漫〜踊る黒猫コーデset」が発売されることとなった(正確には「黒」は旧字体だが、機種依存文字であるため新字体を使う;以下同じ)。一言で言うと「欲しい」。だがしかし、お迎えに躊躇する理由がいくつかある。
・理由その1 「Lilia」は既に5体所有しており、「またお迎えするの……?」。いくら可愛い天使ちゃんだからって、同じ「Lilia」を6人は……。
とは言え、Nゲージだったら同じ車両を増結色違い仕様違い諸々の理由を以て6台(セット)以上買ったりする。ドールについても「可愛い」は6人お迎えする十分な理由ではないだろうか?
・理由その2 置き場所がもうあまりない。棚に仕舞い込むのなら話は別だが、飾っておける場所はもうほとんどない。当たり前だがお迎えする以上は“箱入り娘”にする考えなど微塵もない。
それでも一ヵ所目星を付けてるところはある。これを機に整理整頓すれば十分行ける……はず? 余談だが、1/3ドールは箱の段階で既にデカい。HO4両分の箱より体積取ってるんじゃないかなあ……そう考えると1/3ドールって安いな(ホントにそうか?)。
・理由その3 お値段がプラ製HO並み。Nゲージは割とぽんぽん買うけど、それは値段がNゲージだから。Nゲージも3〜4セット買えばHOと変わらないぐらいになるのだが、それでも「3倍差」という事実は変わらないわけで。
今年は「マネキンちゃん」を買ったが、最後にリリアさんをお迎えしたのは2020年12月だから2年前になる。決してNゲージみたいにぽんぽんと買ってるわけではない。たまにはいいんじゃないかなあ? いいよねえ?(誰に聞いてる?)
最近私が感じているのが、メーカーであるアゾンインターナショナルの「Black Raven」シリーズへの熱量の減少。先ほど書いた通り、「Lilia」は2021年4月に発売されたモデルが最後で、「Black Raven」シリーズ全体で見てもその後は今年「Luluna」が記念モデルとして直営店限定で発売されたのみ。今度の新製品も直営店限定販売であるため、通常の新製品はあと少しで2年遠ざかることになる。12年前の2010年10月に産声を上げたシリーズで、これまで多数のバリエーションが発売されている。欲しい人のところには概ね行き渡ったであろうから、新しく作っても売れる数は当初の頃ほどではないのだろう。私だって既に5人いるから6人目を渋っているのだ。同じようなドールオーナーが多数いてもおかしくない。新規人口もそう多くはないだろうから、同じキャラクターで延々と売るのは営業としては厳しいかもしれない。 そんな私の当たらない推測によると「Black Raven」はそろそろシリーズ終焉を迎えてもおかしくない。今度の新製品を後から振り返って、「あれが最後のリリアさんだった」となる可能性もある。そう考えるとお迎えしておくのも悪くないかなあ……と、前向きに考えるとそうなるのだ。何より「欲しい」と感じているのだから。
もう一つしょうもない理由でお迎えを渋っている。私が最初にお迎えして、そしてなんのかんのの理由を付けて今3人いるモデルが「〜大正浪漫〜黒猫」。今度のは「〜大正浪漫〜踊る黒猫コーデset」。そう、両方「黒猫」なのだ。普段はまとめて「リリアたん」と呼んでいるのだが、個別に呼ぶときは「黒猫ちゃん」「銀ちゃん」「白ちゃん」という愛称を使っている。もし今度の子をお迎えすると「黒猫」で被ってしまうのだ。モデル名がここまで似通るのもメーカーのやる気のなさを疑ってしまう(のは流石に疑いすぎか?(*1))。ただ、「踊る黒猫」は過去に発売された「The traditional grimoire. 〜少女の綴る物語〜」の衣装違いとなるようだ。従って愛称はこっちから取って来ると言う手もある。「黒猫ちゃん」はモデル名由来で、「白ちゃん」と「銀ちゃん」は髪の色から来ている。公式サイトで「踊る黒猫」及び「グリモワール」の髪色を確認すると……
えっと……「フランボワーズショコラちゃん」? 長いなあ。いやいや、そもそも「銀ちゃん」の髪色は「ミスティシルバー」、「白ちゃん」は「ホーリィスノー」、色名そのままで呼んでいるわけじゃない。「フランボワーズショコラ」は……和訳できない。「ショコラちゃん」とするのが一つの落としどころだが、困ったことに「ショコラ」は既にウチにいる。あ、普段フィギュアには話し掛けたりしてないけどね(*2)。「フランボワーズ」の方を取るにしてもやっぱり長い。あ、そうか、「フランボワーズ」なら和訳して「木苺」になるのか。でも「木苺ちゃん」……? やっぱりしっくりこないなあ。ちなみに瞳の色は「アールグレイティー」となっている。お洒落ではあるがネーミングには使えなさそう。 まだお迎えすると決めたわけじゃないし、もしかすると予約開始1分で完売してしまって買えないという可能性だってある。ウチに来てからじっくり考えたって遅くないから、まずはお迎えするかどうかから悩むことにしよう。
*1 ちなみに衣装は「黒猫ちゃん」の少し前に発売された「Alice/Time of grace IV〜大正浪漫〜黒猫ロンド」と同じものに見える。やっぱりやっつけ仕事と言われてもしょうがない気が……可愛いからいいんだけどね!!! 黒猫アリスの衣装も単体で手に入るなら欲しいと思ってたぐらいだし。 *2 ドールとぬいぐるみには毎日話し掛けている。
余談。黒猫アリスの「黒」は旧字体じゃなかった……どうしてなんだろう。 (2022-135 12-06)
2022年12月18日
鉄道模型制作報告「阪急5100系 5100F」その3 先週のアレはフラグだったか……多分年内塗装はちょっとムリ。
鉄道模型制作報告「阪急5100系」その3 (2022-134 12-05)
2022年12月17日
編成決定 現在制作中のNゲージ「阪急5100系」は、「幕改造後」「1パンタ」「4+4の8両編成」というところまでしか決めずに作り始めた。該当する編成の中からさらに何番を選ぶか、決め手に欠けて悩んでいたが、思わぬ形で決着することになった。それは「原形」で作った5136Fである。5136Fは5100系の中でも3編成ある2パンタ編成だ。そしてこの5136Fは、幕改造後に一時期、編成を組み替えて「4+T×2+2」という変則的な組成で走っていた。長期計画の中にある7本の阪急のうちの1本は5100系2パンタ編成で、もちろんこの5136Fにする予定だ……って、あれれ? 原形で作ったのと同じ番号になるの? 今回編成番号で悩んでいる時にようやく気付いたのだが、我ながらアホとしかいいようがない。何も考えずに数字を選んだ当時の自分をしばき倒したい気分である。ところが、逆に開き直ることにした。前にも書いたが、5128Fも時代設定違いで2編成組む予定にしている。つまり最終的に、「5128F」と「5136F」はそれぞれ2本ずつ作ることになった。だったら今作っている編成も、原形との仕様違いにしてしまったらどうだろう? そういう流れで今回の編成は
「5100F」
に決定した。 ところが話はそれで終わらない(いつものこと)。私は当初、8両編成で5100Fを組んだが、翌年5136Fを組む際に「5100F用の増結2両」も併せて作った。今回もそんな感じの話になる。実車の5100Fは幕改造後も引き続き「増結対応編成」だったが、私が大学に通い始めた頃に編成を組み替え、8両“固定”となったようである。私が想定しているのは私が阪急宝塚線を利用していた時代なので、当然後者を想定して作ればいいのだが、10両編成も魅力的である。ただ、8両編成のつもりで作り始めて作業が進んでいるので、ここから2両足すとなると迷いが生じる。一方で、編成が5100Fに決まる前は、増結対応編成を選んで密着自動連結器が付いた車両を作るのも楽しそうだなあと思っていた(8両“固定”の場合は阪急独特のあの連結器が付く)。それに、10両作れば組み替えて楽しむことができ、先ほどの5136F同様「一粒で二度おいしい」。当初の予定を貫き、8両編成で作るか。しかしそれならば、「増結対応」か「固定」のどちらを作るのか。どうせ悩むなら10両作ってしまった方が……。 悩んだ結果、こうなった。私の性格を考えると8両で作った場合どうせ後から2両追加することになるだろう。だったら今作ってしまえ。但し、いくつかの問題がクリアできた場合に限ることにした。まず1つ目は、連結器アダプターが入った箱。阪急電車の先頭車のうち、密自連が付いた車両は非常時に使う「連結器アダプター」を収めた箱が付いている。グリーンマックスの完成品8000系(多分7000系や6000系にも)にこのパーツが付属していて、1つ余るので以前作った3100系に取り付けてみた。このパーツの有無は正面の印象を左右するので、是非とも欲しい。単体で手に入らないなら諦めて固定8連にしよう……と思っていたら、とある人から「いっぱい余ってるからあげるよ」と頂いてしまい、難なくクリア。2つ目はTNカプラー。先述の原形5100Fは、「増結対応編成」にするときは8両で走らせることを想定していない。具体的には、増結対応編成を組んだ時の宝塚方先頭車5145には台車マウントのカトーカプラーが付いている。今回は増結対応編成時にも8両で走らせることを想定し、TNカプラーは必須。ただ、阪急キットにTNカプラーを付けた場合、連結面間隔が確保できるのか?という問題が残る。連結器アダプターのパーツを付けてみた、という3100系にはTNカプラーが付いているのだが、ダミーカプラー扱いで連結したことがない。片側のみなので、実際に繋げて無理がないかどうか確認することもできない。定規でカプラーの突き出し量を測って見たところ、渡り板が接触しそうである。というわけで、旧作3000系を使って、先頭車パーツの裏側をちょちょいと削ってTNカプラーを仮付けして……とやってみたところ、何とかなりそう。3つ目が同じく連結面の問題で、幌。原形で増結対応編成単体での走行を諦めた理由の一つに、幌を付けたり外したりするのが面倒だから付けっ放しにした、というのがある。当時もこの話は書いたが、結局増結時に基本編成と増結編成に幌が渡してあったかどうかは判明していない。一応参考資料は出て来て、神戸線の7000系2連の試運転時に幌が付きっぱなしの写真を「アダプターのパーツを貰った人」に見せてもらった。「神戸線では増結時に幌を付けていた」ということで、但しそれが宝塚線でも使っていたという証明にはならない。もし幌ありだとすれば面倒な話である。ところが家に帰って資料本を見ていると、宝塚線5100系の増結2両の写真には幌が付いていなかった。宝塚線は増結時幌なしだった? ま、模型だからね。そこまで拘ることもないかと思っている。手持ちの完成品で話すると253系とかE259系とかも幌なしだし(681、683系は今年パーツが出たので幌ありになった)。最後に中間車ダダ余り問題。阪急キットは基本と増結の2種類があり、基本は先頭車2両に中間車2両がセットされている。増結は中間車4両だ。私のように5100系や3000系、3100系を組むならば先頭車の需要が高く、増結セットは買う必要がない。というか、基本ばかり買っていても先頭車両をこういう形で使っていると中間車がどんどん余る。余ると勿体ないので、出来れば先頭中間同じ比率で使いたいところだがそうは問屋が卸さない。これはGMストアで先頭車ランナーを単体で手に入れることができれば解決できる問題だが、今に始まったことではないので過去にお店に行った際に何度もチェックしたはず。一度も買ったことがないということは、多分売ってないといことだ。 問題が4つあって、思わぬことに3つクリアできてしまった。4つ目はまだ……というか望み薄なのだが、この中では「一番どうでもいい」話でもある。余るのは確かに勿体ないが、今までキット組んでて何回も経験したことである。ニコイチとかなんならサンコイチで作ることもあるわけだし、ある程度の無駄が生じるのは仕方がない。将来暇になったら、余った中間車で「中間車改造された5100形」というフリーランスを作ってみても面白そうだしね。
話が長くなったが、結論から言うとこんな感じになる。 ・編成は5100Fに決定 ・2両追加して10両作る ・Oさん今回もありがとう ・橘雪翼はもうちょっとよく考えて模型作るべき
以上! ではまた明日、「鉄道模型制作報告」で会おう! (2022-133 12-04)
2022年12月14日
橘雪翼の大間違い〜先週話したPCの件〜 例のPCを新しく組む件、詳しいことはもうちょっと後のつもりだったが、侃侃諤諤を書いてるうちに気になり出した。というわけで軽く調べてみると、かなーり間違っていたことが判明。 まず、AMD陣営のソケットだが、最新シリーズでAM5になっていた。新しいCPUが出たっぽいのは何となく知っていたが、値段とTDPだけ見て考慮外にしてた。これで「5700Gを選んで数年後にCPUだけ取り換える」プランは完全に消え去った。 次にDDR5メモリの存在だ。5700Gを選ぶとは自動的にDDR4に決まるが、12700だとDDR4かDDR5かを選べる。例によってスロット形状が違うので、選べると言ってもマザーボードを買う段階での話になる。DDR5を選ぶと……対応マザーボードが想定予算をはるかに上回る。もちろんメモリ自体も高い。代わりと言っちゃあ何だが、12700が思ってたより安く買えそうなので、相殺……まではいかないでも、ダメージは耐えきれないほどではない。「とりあえず」16GBで組んで、後々値段下がったりメモリ不足を感じてから増設するパターンを考えてもいいかもしれない。 もちろん、12700にDDR4という組み合わせがないでもない。ただ、12700を選ぶということはそのマシンを長期間使うという意思表示でもある。予算の許す限り新しくハイスペックなパーツを採用すべきである。第一、CPUにお金をかけるのにメモリでケチるのはバランスが悪い。実際問題DDR4でもDDR5でも体感するほどの差は出ないとは思う。それでも、例えば仮にα7R Vを買うことがあったとしよう。6100万画素のRAW編集作業でモタついたりしたらこう思うだろう。「あのときケチってDDR4で組んじゃったからなあ」――DDR5で重ければ諦めも付くが、DDR4を選ぶと何かあるたびにDDR5に思いを馳せることになる。いわゆる精神衛生上ってやつでDDR5を選ぶのが無難なんじゃないか。記憶にまだ新しいのがD810。D750とどっちを買うかで悩み、高いD810を選んだ。後日某ヨから始まる家電量販店でD750を触っての感想は「D810で良かった」。画素数以上にカメラとしての出来の良さがD810にあったのだ。これが逆だった場合、今頃後悔を引きずってあるいはD850に買い替えていたかもしれない。遠回りで、かなり余計な出費である。というわけで、パソコンについても同じようにDDR5にしておくのがいいんじゃないか
というのが今日の時点での私の考えである。実際組む段階になって翻意するかもしれない。そもそもまだ12700に決まったわけじゃあないからね。 というところまで来たので、実際いくらかかるのかざっと計算してみた。すると……おかしい、12700とDDR5を選んでも余裕を持って予算内に収まるではないか。元々、先週の「12万円」とか「15万円」というのが多少の余裕を考えての金額だった。予算10万!と思ってて10万円超過するとテンション下がるからね。今のパソコンも予算10万円!にしていて、オーバーしたからメモリでケチって8GBしか積まなかった(その後増設して今は24GBになっている)。あと電源。以前チェックしたときがたまたま相場の高い頃だったのかもしれないが、500〜600Wの80PLUS GOLDで手頃なものがなかった。それで先週時点では予算枠を「2万円」で取っていたのが、今見るともうちょっと安く上げられそう。にしたって、金額増えても余裕で収まるって、ちょっと多めに見積もり過ぎてたんじゃない? 計算間違えてたんじゃないの? と自分に疑いの目を向けるのだった。 ちなみに。ゲームはスペックを要求されるようなものはしないし、当面3DCADもやらないので、まずはグラフィックボードなしで組む予定である。現マシンのを引っこ抜いて差すのも考えたのだが、古いものなので12700や5700G内蔵のグラフィックスに劣りそう。いや、4770内蔵のと大差ない性能なのでスペックダウン間違いなし。こんな話するとCPUを12700にする意味は?となりそうだが、今ではなく9年後を見据えているということで。 あと2ヶ月の間にパーツが値下がりしてくれたら躊躇なく12700にするんだけど、逆に値上がりして5700G、最悪の場合延期したりして? さあてどうなるか楽しみだなあ。あ、他の可能性として、別のところで大きなものが欲しくなってパソコンに予算割けなくなったりとか。具体的に何かは言わないけど、アレとかね! (2022-132 12-03)
2022年12月11日
鉄道模型制作報告「阪急5100系」その2 年内完成は狙ってないんだけど、もしかして年内に塗装工程に入れるかも???
鉄道模型制作報告「阪急5100系」その2 (2022-132 12-03)
2022年12月10日
新PC計画 2014年に組んだメインPCが来年で9年を迎える。限界まで粘るつもりだったが、不具合が出る前に新しくするべきかと考え直した。現在、どんな構成にするか迷っている。 「どんな構成」も何も、基本的にCPUをどうするかだけのお話。現マシンがCore i7なので、次回もCore i7にしたい――ところなのだが、それがなかなか悩ましい。最新の13世代目はTDP(消費電力)がちょっと高めのようで、敢えて1つ前の12世代目のCore i7-12700に目を付けている。しかしながら、今使っているCore i7-4770を買った時の値段と比べるとかなり高く、ちょっと躊躇するところ。そんなわけで視野に入ったのが、AMD陣営のRyzen 7 5700G。4770より安そうで、もちろん性能面でも大幅なスペックアップが見込める。という形で天秤に掛けられた12700と5700G、価格差に対する性能差をどう評価するかが難しい。 Core i7-12700とRyzen 7 5700Gで、ざっくり言って価格は倍違う。前者の方が高く、そして後者は4770購入時の価格に近い。4770は割と奮発して買ったつもりなので、気分的には5700Gが適正かなあと感じる。もちろん値段が違うだけあって12700の方が性能が高いようだが、そこに倍の開きはない。某所のスコアの数字で言うと12700の方が2割ほど高いだけ。ベンチマークスコアは絶対的なものではないのだろうけど、あまり細かいところを調べてもしょうがないし、分からないので私はこの数字を指標とすることにする。で、価格差2倍性能1.2倍なら普通に考えて安い方を取るべきだろう。5700Gであっても4770と比べれば4倍近いスコアだ。4770で9年間戦って来た(何と?)わけだから、戦闘力(何の?)がそれだけアップすれば次の戦い(だから何と戦ってるんだよ!)に不安はない。が、一方で、こういう考え方もある。値段が倍と言ってもCPUだけの話で、システム全体が倍になるわけではない。どちらを選んでもマザーボードやメモリ、SSDは新しく買わなければならない。ついでだから電源も新しくする(全部じゃん、と言われる前に書いておくが、ケースと光学ドライブは使い回すつもりだ)。まだあまり詳しく調べていないのだが、12700と5700G、どちらを選んでも残りの部分にかかる金額は似たようなものになるはずだ。両者で決定的に違ってくるのはマザーボードだが、どちらにせよ“予算内”のほどほどのものになると思うので、あったとしてもせいぜい2000〜3000円程度の差になるのではなかろうか。OSも含めて考えて、5700Gだと10万ちょっと……高くて12万円ぐらい? 12700を選んでプラス3万円の15万円とすると、性能差を考慮すれば一考に値する選択肢になってくる。 次のPCは何年ぐらい使うだろうか。4770の現PCが9年ぐらいなので、次のマシンも同じぐらい使えそうである。もちろん故障等がなければの話だが、デスクトップPCに限れば過去20年あまりで一番の故障が先々代の電源だ。電源が壊れたならば電源だけ買い替えればいいだけの話で、つまり致命的な問題ではない。CPUとかマザーボードって、雷でも落ちない限りそうそう壊れない……よな? 後は技術進化による各種パーツの性能がアップしたときに見劣りを感じないかだが、最近はそれも緩やかになっているし、現に4770で9年戦った(もういいって)実績がある。ま、この辺りは株か何かを買うようなもんだろう。12万円でリスク控えめな(気がする)5700G株を買うか、15万円でちょっぴりハイリスクハイリターンな(気がする)12700株を買うかの選択である。5、6年で買い替える前提で安い5700Gにするって考えもあるけれど、そうするとまた丸ごと取り替えでプラス10万円コースだからコスパ悪すぎか。ちなみに、私はやったことがないのだけれど、CPUだけ取り換えるという手もなくはないようだ。あんまりきちんと見ていないので私の勝手な印象になるが、インテルは2年ぐらいのペースでソケットが新しくなるので、5、6年後にCPUだけ取っ替えてスペックアップ、という手が使えない。一方でAMDは……調べたところによると、今のAM4というソケットは2016年に登場したものらしい。2016年にAM4のCPUで組んでいれば、5700Gだけ買ってきてお手軽にアップデートできる(ハズ)。さて、同じことを今からできるかどうかはこれまた分からない。例えば今回5700Gで組んで、5年後「さーそろそろCPU交換すっかー」となったときに、その頃のCPUが登場後10年以上経過するAM4のままかどうか。ソケット形状がCPUの性能アップとどの程度密接に関連するかは分からないのだが、流石に「ない」ような気がする。この作戦を実行するのであれば、せめてあと2、3年早いタイミングでなければと思う。というわけで、5700Gを選んで早めに見限る、というプランは却下である。どちらを選ぶにせよ、とことん使い倒す。というつもりなら、やっぱりちょっとでもスペックの高い12700を選んどいた方が無難かなあ? 実際のところまだCPUしかチェックしていない。マザーボードの値段を見て意見が大幅に変わる可能性はある。残り3週間となった年内に組むわけではなく、年明け……明けてすぐも忙しいので、2月ぐらいと考えている。ちょうど現マシンの9年の区切りにもなるし。あと2ヶ月ぐらいでひょっとすると値段に動きがあるかもしれない。CPUがめちゃ高くなったらどうしよう(笑) ま、そんなわけで、今のところは候補が2つに絞れたぞ、ぐらいの進行度合い。いざ組むぞ、となったときに悩ましい選択肢が増えてたりするかもしれないけれど、それはまたそのときの話にしよう。
ところで。新PCを組んだら今のはどうするのかというと……一応古いケースに中身を移し替えるつもりでいる。その後の運用は未定。一時は新PC組んだら今のは模型制作の作業部屋に置くつもりだったのだが、その場合またしてもモニターを1つ買ってこなきゃいけなくなる。作業部屋に置いたら模型制作そっちのけでパソコンで遊んでしまいそう、という懸念もあるし、インターネット環境がないのもネック(なので遊ばない気もするが、ではインターネット環境のないパソコンを何に使うのか?という問題も)。今まで新しいデバイスを買ったときに古いものも残し、何だかんだで使い分けて活用してきた、というのがちょっとした自慢なのだが、ことデスクトップPCに関して言えば旧機の上手い使い道を発見できたことがない。やっぱ本体がデカイのと、本体だけでは役に立たない(マウス、キーボード、そしてディスプレイが必要)というのが弱点なのかなあ。ま、その辺は新しいの組んでからじっくり考えるとする。 (2022-131 12-02)
2022年12月4日
鉄道模型制作報告「阪急5100系」その1 以前も書いたが、基本的な内容は「阪急3000系 3064F」と同じになる。細かいところはもちろん違うんだけど、「前にも見たことがあるな……」という話が多くなる予定だ。
鉄道模型制作報告「阪急5100系」その1 (2022-130 12-01)
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