鉄道模型制作報告「阪急5100系」その2

今週は前面、妻面の加工が進んだ

 今週の主な作業内容
(1) 制作編成の検討
(2) 先頭車前面窓ガラスの作成
(3) 先頭車前面標識灯周りの加工
(4) 妻板、中間先頭車前面の加工

(1) 今回の制作報告、「3064F」の時と違って編成番号を書いていないのは、まだどの編成を作るか決めていないから。一応「1パンタ」の「4+4編成」というところまでは決まっているのだが、細かいところで決めかねている。本を見ながら考えているのだが、実はまだ結論が出ていない。ネタで行くなら「5128F」の更新前で「4+4」の組成だった頃の編成なのだが、ご想像できる通り今後更新編成を作る予定なのだ。それだけにとどまらず、「4+2+2」の組成だった頃も作りたいと思っている。ネタに走って同じ番号の車両を3つ作るのは(クモハユニ64000も3両作ってるし)ありと言えばありなのだが、そうするとインレタの特定の数字だけガンガン減っていくことになってそれはそれで困るかな、と。そんなわけで、もうちょっと悩む。

前面窓ガラスを自作パーツではめ込む

(2) 渡り板取り付け用の穴開けを忘れていた。手すり別パーツ化やワイパー取付などは前回同様省略する。旧国シリーズと比べてあっさり目の仕上げだ。前面窓ガラスはエコーモデルのt0.4mmを切り出し、はめ込めるようサイズを合わせておく。この作業は両端の先頭車のみで、中間先頭車は手間を省くために車体の裏から貼る方式に。

 ほぼコピペです(笑) 偶然にも渡り板用の穴を開け忘れていたのも前回同様だった(笑) 「3064F」の時は写真を用意していなかったようで、しかしながら旧国のときとほぼ同内容だから目新しさはないかな。

前回のメモが頼り……!

(3-1) GMキットの前面は6000系、7000系スタイルをしていて、5100系他の幕改造車とは標識灯の様子が異なっている。台座っぽい板を追加することになるのだが、その寸法を「3064F」を作った時のメモを頼りに……しようとしたら一部意味不明。メモは後から見て分かるように書こうね橘くん!

 ほぼコピペで済ませようとしたら、用意した途中写真が全然違っていた(笑)

標識灯を仮に載せてみる

(3-2) キットにモールドされている標識灯を削り、凹みの部分をやや広げる。プラ板と取り付け予定のトレジャータウンのパーツを仮に置いてみて寸法を検討。実物写真とよーく見比べるとびみょーにバランスがおかしいような気もするのだが、あまり追求してもしょうがないので、ある程度は妥協する。どうでもいいがトレジャータウンのこのパーツ、お値段が高めなので取り扱い時には気を使う。1個失くしたら2000円弱がパァである。

標識灯作業工程

(3-3) プラ板を接着したら、パーツが入る穴を開ける。右上から時計回り順に、「ニードルで目印を付け」「0.6mmドリルで開口」「やすりで削り広げて行き」「パーツが入るようになったら完成」。最初に径が小さなドリルで穴を開けたのは、どうしても穴の位置がずれてしまうので、所定の大きさに削り広げながら位置を調整するため。慎重に行くために0.6mmドリルで開けたが、0.8mmぐらいでも良かったかな? ヘッドライトはクリアーパーツを入れるので、この後穴を開けておいた。
 仮に標識灯をはめ込んでみた写真も撮ったのだが、「3064F」その3の方が良く撮れていたので省略。

中間車妻板

(4-1) 連結部には幌枠パーツを付ける。キットの幌受け表現は分厚過ぎるので薄く削った。表現されている箱類は3000系だと「?」だったが5100系では適正? 「3064F」の時には書かなかったが、この後窓の抜き勾配も削っている。目立たない連結面は手を抜くのがモットーだが、何となく気分でひと手間入れている。

妻面裏側

(4-2) 中間車ランナーに2枚入っている妻面パーツのうちの一方は、窓の裏側の凹みがおかしなことになっている。窓セルを貼り付けるときに上手く密着しないので、「凹」状に削っておく(右側がパーツそのままで、左が削った後)。

 「3064F」の制作報告をざっと眺めていて思い出したが、5100系にも水切りがあったのを忘れていた。その他細かいところの処理が出来たら、早くも「箱」にする工程に入る。阪急は比較的楽かもしれない。

(2022.12.11)