橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

2022年10月分

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2022年10月31日

1ヶ月ちょっとのお休み

 行きつけのバッティングセンター、リニューアル工事をするとかで今月25日から来月末まで休業する。12月も前半は予約制によるので、先日行った際に予約を取って来た。普段は2週に1度ぐらいのペースで行くのだが、この期間中は毎週通う計画である。普段の平日には打席貸し切りサービス(30分or1時間)があるのだが、私が左打席の練習をする打席は対象外になっている。今回の予約制は打席貸し切る形になるので、普段対応していない打席を貸し切りにするチャンスなのだ。私にとってはがっつり左打席の練習をするチャンスなので、普段より高頻度で行こうというわけである。とは言え、左で30分打ち続けたことがないので何が起きるか分からない(ビビり)。というわけで今のところは2日間しか予約していない。初回行ってみて、問題なければ3回目の予約を入れるつもりだが、その頃には埋まっちゃってる可能性もあるかな?
 というわけで、月末のいつものやつ。

【転生したらスライムだった件】4巻(既刊):☆☆★
 前半は会議や交渉ごと、中盤からバトル中心の展開に。どっちかというと緩い展開が好きだったので、早めに終わるといいなあ。

【GUN BLAZE WEST】1巻(既刊):☆★
 あの和月伸宏(*1)の『るろうに剣心』に続く第2作目。西部劇のガンマンをモチーフにした作品で、確か打ち切りで終わった全3巻の短い漫画だ。私が唯一和月作品で単行本を持っていない漫画であり、後述(最後のほう)の機会があり買ってみることにした。
 うん、これは打ち切りも止む無しだな(辛辣)。主人公に魅力がないというか、ただの無鉄砲馬鹿に見える(文字通り途中まで銃を持ってない)。キャラデザも何か微妙。あと、表紙とか扉絵とかにいる謎の女性も謎。彼女本編に出てきてないよね? 何でそこにいるのこの人?

*1 「あの」というのは、逮捕された一件である。

【SPY×FAMILY】10巻(新刊):☆☆★
 ロイド過去編。本名の部分は黒塗り――本名に何か謎が隠されているのか(何であれ今のところこの作品で誰かと血縁で「えええー!?」と驚けそうなものがないのだけれど)、それともそれっぽい雰囲気にしたいのか、あるいはただ単に考えていないという説を推しておこう。
 後半はコメディ展開……と思いきや、ヨルさんがデズモンド総裁の妻と知り合いになる。何か秘密というか裏がありそうで、これまた物語の展開を左右しそうな予感がする。

【ラーメン赤猫】1巻(新刊):☆☆☆★
 猫が営むラーメン屋、「ラーメン赤猫」。味もさることながら、猫好きな常連客に支えられて今日も商売繁盛? 猫の手が足りなくなって雇われることになったのが、主人公の社珠子――というところから話が始まる。個性豊かな4匹の猫と1匹の虎、そして人間の珠子が織り成すハートフルストーリー(?)である。
 5匹はいずれも人間の言葉をしゃべる。一方で猫が人間の食べ物を食べると体を害するので、味見はスープを薄めてチェックする、もちろんネギは食べない、といったあたりはリアルだったりする。ちなみに猫好きだと良く分かると思うが、猫は毛が結構抜けるらしい。その辺りどうしてるかというと、お店の貼り紙に「注意してるけど猫の毛が入ってるかもしれません」と注意書きしてクリア。でも店長と店のオーナーでもある佐々木は全く毛を落とさないとかいう、まあこの辺はフィクションならでは(ちなみに2巻以降でちょっとその話も出て来る)。あと、きちんと労働基準法らしきものはあるようだが、猫には適用されないんだとか(笑)

>黒子装束の珠子
 珠子が店に立つかどうかでモメていたはずなのに、いつの間にか衣装の話にすり替えられていることに気付かないハナ。影でしてやったりと暗い笑みを浮べる佐々木が面白い。最後は珠子と打ち解けつつあるハナに、これまた店長と佐々木が2人(匹)としてニヤリとする。その表情に笑ってしまう。

>私警察呼ぼうか〜?
 おや、このお姉さん……?

>ポスターの草案を作る珠子
 暗い部屋でパソコン弄ってたら視力悪くしそう……別に落ち込んだりしてるわけでもなし、部屋の照明つけようよー。

>ゲームの話をするサブと珠子
 佐々木が聞き耳を立てているのだが、耳がこっち向いているのが細かい。これが店長以下の誤解を招き、必死にプロゲーマーのハードルの高さを説明するサブだが、3匹には伝わらない……まあそうだよね、ゲームやらない人(ってかパソコン触らないからか)には今一つピンと来ないよね。

>遅刻猫
「ヨシ!」じゃなくて「ヤベェ」。

【はじめの一歩】131巻(既刊):☆☆
【はじめの一歩】132巻(既刊):☆☆★
 鷹村守、三階級制覇挑戦となるSミドル級タイトルマッチ。の前にいつもの日常編(ギャグパート)なのだが、ここは切れ味イマイチ。相手(王者)が「運が強い」とされるキャラなので、対抗して?こちらも運勢を強めるとか神頼みとかの話になるのだが……ちょっとくどいのか読んでいて退屈だった。

【ウォルテニア戦記】9巻(9月新刊):☆☆
 巻を追うにつれ政治的、戦略的な話が主体になっていっているような。異世界転生ものに期待するのとちょっと違うかなー。転生者の設定(倒した相手の力を吸収する)もあんまり生きてる気がしない。【GUN BLAZE WEST】2巻(既刊):☆☆★
【GUN BLAZE WEST】3巻(既刊;完結):☆☆☆
 というわけで3巻にて打ち切り完結。ところがどっこい、1巻とは違って段々と話が面白くなってくる。そして続きが読みたい!と思わせたところで終わってしまう。これ、もう2〜3冊分ぐらい連載続いてたら評価が随分違ってたんじゃないかな。打ち切り漫画にありがちなのが、話を畳むために急いで進めたやっつけ展開になっちゃうこと。3巻に入った時は、どこからそういう雑な詰め込みになるか気にしつつページを繰っていたのだが、普通に「4巻へ続く」になっていてもおかしくない構成だった。最後の最後まで面白い漫画を描こうとする意志、和月伸宏のプロとしての矜持を感じた。なんかちょっと勿体ないので、機会があれば4巻以降、構想とかぼんやりとしたあらすじでもいいので発表してくれると嬉しいな。

【君は008】7巻(既刊):☆☆★

【あおざくら 防衛大学校物語】26巻(新刊):☆☆☆
 開校祭2年目、を目の前に控えた定期試験。警告通知を受け取った原田は「何これ、こんなの来るの!?」と驚く。いや、これは親切だわ。これなかったら留年まっしぐらだったってことだよね。うちの大学は全部自己責任だったから、いざ成績表受け取って「あれっ、単位落としてる」……いや、私は留年してませんよ!?(でも単位落としたことはある)
 開校祭の合間合間に見られる人間模様。あの伊東ですら、何か抱えてそうな雰囲気? そして坂木兄妹と父親3人で話をしているところを見て誤解する武井。しかしまあ、これは坂木と岡上乙女の血縁が秘密なんだし、勘違いしても仕方がないよな。しかしこれがきっかけでバレる可能性が……?

>出店中止
 理由を聞くとなるほどな。特別なんちゃら公務員って立場だから副業NGなんだ。大学祭における模擬店がそれにあたるかどうかというと微妙な気もするが、「グレー」であることには変わりない?

>まるでクーラーのない10式戦車
 大久保の喩えなのだが、非ミリオタには全く分からん表現だ(笑)

>綺麗になった
 !!?!?!?!?!!???? まさか近藤からこの言葉が出てこようとは。

【姫様“拷問”の時間です】7巻(既刊):☆☆☆☆☆(嘘)
うっさぎさんっ♪
うっさぎさんっ♪
もっふもっふの
うっさぎさんっ♪

 はいというわけで屈しましたー。橘雪翼が本作に屈した話来ましたー。よって用なしになったのでこれでおさらばですー……まあ8巻買ってあるからそこまでは読むんだけどね。
【姫様“拷問”の時間です】7巻(既刊):☆☆★(真)
 真面目に行こう。あ、うさぎさんに屈してこの漫画買い始めたのは本当だぞ☆

>エミルブーラ
何それ?って思ったら姫様も同じ反応で、そういうネタだった。良かった良かった。幕間ページにもいろいろ知らない単語が並んでて、姫様の「なんもわからん」の気持ちが堪能できる。

>トーチャーの好み
からあげレモンは許すが、からあげマヨは許さん。っていうか姫様お前もか(というかただ単に橘雪翼がマヨ嫌いなだけ)。

>全員集合
一瞬最終回の流れかと思った。

>魔界のウサギはなでなでが大好き
なんだとおいちょっと待て魔界ってどうやって行けばいいんだ? 死んだら転生して魔界送りになるのか?

>うさぎ回トーチャー視点
地味に前の話を見返すと、トーチャーがちょっとよく分からないところで「お願いします」と言ったり、後ろで仏頂面していたりする。まあ何にせよ、もふもふうさぎが2話に渡って堪能できるこの構成は秀逸。私がついつい屈して「☆5つ」評価を与えてしまうのも納得して頂けるだろう(謎)。

>怒涛の屈し回想
この4ページの間の姫様、コピペだな。紙書籍だと「ひょっとすると微妙に違うかも……」ってなるけど、電子書籍だとページ送りで完全一致が確認できる(但し、左右ページに関しては位置がずれるので完璧な照合は出来なかった)。

>朝食の時間にワクワクする姫様
? 巻末のおまけによると、朝はスマホを見ながらゴロゴロしているのでは……?

>魔王様による一筆書きのはなまる
これはこれで個性的で良いのでは?

>国王軍を信じるんだ
読者視点で言えばむしろ魔王の性格の良さを信じたい。

【乙嫁語り】14巻(新刊):☆☆★
 お馬さんがいっぱい出てくる。流行に乗ったのか?と全く感じないのがこの作品の作者だ。あとがきを見ると自分が描きたいから馬の話にしたそうで……常に自分の描きたいものを描く漫画家。楽しそうでなにより。

>馬競べ
 速駆けの勝負のはずが、途中でバトル(?)の流れに。普通の漫画だったらよくある話だが、『乙嫁』でもこうなるのか。にしても、アミルがそれを察して「そういう勝負ね!」とノリノリなのが可笑しい(いや、最初からテンション高かったけど)。一方で理解が追っつかずに戸惑うカルルク。この後の場面と言い、この巻では彼ちょっと“輪に入れてない”な……。

>ジョルク
 あーあ、これリャザットの尻に敷かれるパターン(笑) でも幸せそうで何より。

>(アゼルについて)うれしそうだったかなあ?
 思い出すのは『はじめの一歩』の何だったかの一幕。間柴兄妹と一歩で食事(祝勝会?)をした後のクミと一歩の会話がこんな感じだった。間柴了もアゼルも(少なくとも)人前では喜ばないタイプ。

【吸血鬼すぐ死ぬ】5巻(既刊):☆☆
 前回も言ったが、基本面白くないのだが、稀に面白いのがこの漫画の困るところ。今回に関して言えば、『ロナ戦』を執筆するロナルドを邪魔するドラルクとジョンの話が面白かった。えーい、そうだよチクショウ! 面白かったんだよ!!(謎ギレ) あと、フクマさんがオータム書店の隣に住んでたってネタも割と好き。それから、夏祭りでヒナイチが突然異界へ迷い込んでしまう話が唐突過ぎて何だったのかよく分からない。総じてキャラはいい味出してるのだが、ネタがちょっと勢い任せすぎる気が……ま、少年漫画だし、対象読者におっさんは含まれてませんってことか。

―――――
 まず、『ウォルテニア戦記』の9月に出た最新刊について。8月の中頃までは「9月頃に新刊出るはず……」と覚えていたのだが、チェック体制が甘く見落としてしまい、今月気付くまでそのままだった。そう、全数チェックも役に立たなかったんだよチクショウ! 次に、突然湧いてきた『GUN BLAZE WEST』(既刊全3巻)。これ、出どころがどこかというと、DLsite.comというサイトのセール(正確には割引クーポン)。集英社の取り扱い開始を記念しての大々的なキャンペーンということで、最大6割引きだったので手が出てしまった。電子書籍のサービスを分散させるのは悪手でしかないのだが、この割引率は見送れず、対象を絞りに絞っていくつか購入してみた。『GUN BLAZE WEST』以外については、年明けの1月から順次読んでいく予定だ。そして3つ目。先月、『ブルーロック』の新刊に言及するのを忘れていた。保留者名簿行き……にしようかどうか検討するつもりが、そのまますっかり忘れていた。忘れるぐらいだから保留でいいよね?ということで、そういうことになった。ばいばい。
 来月の購入予定新刊は豊富で、久々の2桁の10冊になった。『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』、『くま クマ 熊 ベアー』、『怪獣8号』、『ザ・ファブル The second contact』、『ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。』、『Q.E.D.iff ―証明終了―』、『空のグリフターズ 〜一兆円の詐欺師たち〜』、『うめともものふつうの暮らし』、『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには』『ブルーピリオド』。『魔奴愛』は小説最新刊と同時発売。スピンオフの漫画も出るが、そっちは買わなくていいかと思っている。注目なのが『うめともものふつうの暮らし』で、いつも月末発売だったのに、今回は月の中頃の発売予定である。何故かいつもヨドバシでの配信が遅れて「翌月回し」になっていたが、今回は月内になんとかなりそう? あと、多少余談になるが『はじめの一歩』も新巻が出る。まだ最新刊に追い付いていないので、12月に入ってから買うつもりだ。
 既刊は『はじめの一歩』2冊、『銀の匙 Silver Spoon』、『となりの吸血鬼さん』、『吸血鬼すぐ死ぬ』、『君は008』、『転生したらスライムだった件』。当初は先述のDLsite.comで買ったものを投入するつもりだったのだが、11月は新刊が多いために中止した。12月がどんな様子になるか不明だけど年明けからにする。12月の新刊は反動で少なそうだけど、年末進行で忙しいから漫画が少なくても問題ない?

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2022年10月30日

鉄道模型制作報告「70系300番台」その9

 制作開始より2ヶ月が経った。車体が箱になり完成が見えて来たが、まだここから一つ踏ん張りどころが待っている。

鉄道模型制作報告「70系300番台」その9

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2022年10月28日

祝!『魔奴愛』アニメ化!

 ライトノベル『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』が待望のアニメ化されることになったようだ。例によって私としてはアニメ本体はどうでもよくて、グッズ展開に期待。とりわけフィギュア、その中でもねんどろいど化を願っている。流石に複数買いは難しいけど、ザガン、ネフィ、ラーファエル、フォルあたりはきっと買う。

 さて、小説感想文が溜まっている。キリのいいタイミング(って何だ?)で書こうとしていたら、ズルズルと数か月単位でほったらかしにしてしまった。もう最初の方(4月ぐらい?)に読んだものはあんまり覚えてないよ……。『Re:ゼロ』は次の巻読んじゃったし、件の『魔奴愛』も最新16巻が来月頭の発売を控えている。というわけで、下書きしてないものについてはざっくばらんに処理したここ半年ぐらいの小説感想文。なお、よりによって「祝アニメ化!」の『魔奴愛』が一番文字数少ない疑惑……。


【魔王の俺が奴隷エルフを嫁に
したんだが、どう愛でればいい?】15巻
 序盤は平和に話が進むので、14巻と同じ気分で油断して読んでいたら、後半に入ってバトル展開に。新登場の魔王が2人いるが、1人はカーバンクル。カーバンクルというとどうしても『FINAL FANTASY』のイメージが強いので、人型というのに馴染めない。

【ひきこまり吸血姫の悶々】1巻
 イラスト担当の人を「二次元の嫁」がらみでチェックしていた関係で作品自体は前から知っていた。最近になってコミカライズが始まり、単行本の発売に合わせて小説の電子版が安くなっていた(ので買ってみた、という経緯は漫画感想文で話したような気がする)。
 舞台は、単語としては出てきてないはずだが、魔界のようなところ。多分普通の人間は一切出て来ず、他作品であれば「亜人」と表現されたりゲームであれば敵モンスター扱いの種族で登場人物が占められている。主人公は吸血姫のテラコマリ=ガンズブラッド(美少女)。吸血鬼の一族なのに血が飲めず、それが理由で弱い……と自分で信じ込んでいる。ところがある日帝国の将軍を任されることになり、部下からの下克上に怯えながら戦争に赴くことになる、というのが大まかなストーリー。ちなみにこの世界での戦争観は、どこか『スカイ・クロラ』を思わせるものがあり、日常的に行われているちょっとしたイベントである。
 口絵のページがほぼネタバレ。コミカライズの試し読みでは「コマリが弱い」が本当で運の良さだけで世渡りするのか、それとも何か隠されているのか、どちらに転ぶかワクワク感もあったのだが、小説版では本文に入る前に「あーそういうことね」と全て理解してしまってやや興醒め。いや一応、弱いのにキレ散らかしてるだけ、という可能性もあるにはあっただろうけど、そんなシーンはカラーイラストにならないよね? ともかく、「血が飲めないせいで極めて弱い」は本人の思い込み……正確にはそう思い込まされているだけ。一滴でも飲んだが最後、封印が解けると共に正気を失い周囲の敵を無慈悲に瞬殺する最強最悪の悪鬼と化す。あまりに危険極まりないので、誤って血を飲むことのないよう保護者が「血が飲めない」という暗示をかけた――というのが真相だった。頭からちょっと残念なイベントがあったものの、面白さで言えば及第点。
 例の30%の時に続き買ったんだけど、まだ途中までしか読んでなーい。

【Re:ゼロから始める異世界生活】30巻
 前半はカオスフレームの続き。後半が30巻の見せ場で、何とエミリアたちがスバルを助けるためにヴォラキア帝国までやってきた! これは熱い展開! 但し、スバルのいる(いた)カオスフレームではなく、29巻終わりでピンチになっていた要塞都市グァラル。でもこれはこれで熱い展開なのでワクワクしていたんだけど、この作者どんだけ性格悪いの!? レムは連れ去られるし、スバルはスバルでカオスフレームから剣奴島ギヌンハイヴへ流れ着くで、結局一行がバラバラという状態に変化がない。あと、Exを読んでないと分からない話が多すぎるので、取扱説明書に「Exも必ず読むこと」と明記した方がいい。
 ヨルナ・フレミングスが仲間になりそうな気配も出てきた。九神将をどこまで引き込めるか、という話になっているが、28巻ぐらいでぼろくそに叩かれててめっちゃ笑わせて頂いたセシルスももしかして引き込める? 剣奴島でセシルスとスバルが戦う展開になって、スバルがひたすら死に戻りして、また抜け道見つけて勝利して、セシルスが感心して「何か目的があるのでしたらご協力しましょう!」みたいな感じ???
 29巻の表紙にもなっていた新キャラ、マデリン・エッシャルト。帝国の誇る九神将の“玖”ということだが、ちょっとイラっとする。竜を引き連れてグァラルを急襲したが、殺戮をするということは反撃に遭うという可能性も頭に入れておくべきでは? 「竜が殺された」とキレ散らかす様子が幼稚で、小物っぽさが漂って好きになれない。確かに見た目は子どもなんだけどさあ。

【一生働きたくない俺が、クラスメイトの
大人気アイドルに懐かれたら】2巻
 凛太郎の身長が判明する。178cm……くそっ、コイツ身長も高いのかよ……。
 メ□ンブックスの特典タペストリーは表紙のと違う描き下ろしイラストなのだが、表紙のイラストの方が飾っておきたい。とはいえ、特典タペはペラッペラな上に折り目ありなので、『才女のお世話』みたいに後日表紙イラストのタペストリーがしっかりした生地で出ることを期待しておこう。ちなみにC100のは(検閲削除)。

【くま クマ 熊 ベアー】19巻
 大蛇、復活す。まあそうなるわな。封印されたものが封印されたまま解決する物語なんてそうそうない(あるとすればギャグ漫画)。完全復活させるとマズいということで、複数ある封印を1つずつ順番に解き、4つの頭と胴体を各個撃破して難を逃れる。日本の神話の大蛇は頭が八つあったはずだが、控えめに4つにしたのは話が長くなるのを防ぐためだろうか。実際のところ4つでも多かったような気がする。というかこの作品、バトルシーンそのものがそこまで面白いかというと(以下言葉を濁す)。私としては大蛇を退治した後のごちゃごちゃを楽しみにしていたのだが、「騒ぎになって目立つのが嫌だから」とユナは早々に退散する。残念ではあるが、クリモニアへは幼児化したカガリが付いてくるので、20巻ではカガリに振り回されるユナの姿が楽しめることを期待しておこう。

【Re:ゼロから始める異世界生活】31巻
 ギヌンハイヴへ流れ着いたスバル。子どもの姿になったまま、果たしてこの過酷な島で生き延びることができるのでしょうか――ってそうだったこの主人公死んでも死なないんだった。
 新キャラが一気にドバっと出てくる。まずは島の管理者である多腕族のグスタフ。確か四つ腕のグルガンという人が前に出てきたが、その人の親戚らしい。次に、試練の「スパルカ」を共に生き延びたヴァイツ、イドラ、ヒアインは……名前と顔が一致しづらい。この4人は口絵に出て来て、その後の描写から言っても全員仲間になりそう(作者曰くヒロイン)、と思って読んでいたので、終盤、死に戻りポイントがズレていき、“死亡確定”する展開は驚いた。
 Exなどで既にお馴染みのセシルスは、どこでどうしたのかスバル同様幼児化している。終盤になってアラキアとそろそろお前もういいよのトッドがまたしてもスバルの前に立ちはだかる。やっぱトッドはこの章におけるキーパーソンなのね。大詰めの場面では、直接の描写はないもののセシルスとアラキアが戦う。短編集(7巻:まだ最後の話が読み切れていない)ではアラキアを子ども扱いするセシルスだが、本巻ではセシルスが子どもに戻っているせいか劣勢に。この場面でのセシルスは「どちらかというとスバル側」に立っており、そして唯一アラキアに対抗できる人物。敗色濃厚な描写は、先述の面々の“死亡確定”と共に絶望を演出していた。
 今回の大どんでん返しは、「死に戻りの権能が上手く機能してませんでした」から始まる。その原因は「サテラがスバルを見失いつつあるから」……ってどういうアレよ。カードゲームか?(*1) 久しぶりに聞く「俺は死に戻りをしている!」宣言でサテラを“呼び寄せ”、権能が正常化したところでスバルがギヌンハイブに流されてきたシーンに戻る。まさかそこからやり直すとは思わなかった。32巻も剣奴島か……とため息をついてページを繰ったら、流石にそれはなかった。次のシーンでは「スバルが諸々上手くまとめ上げました」で、島の様子に異変を察知したトッドがアラキアを引き返させる。さあ、この章もそろそろ長くなってきた。作者のあとがきからしてそうなりそうだが、32巻からはまとめの展開に入ることを期待しよう。

*1 『ドミニオン』とか『マジック:ザ・ギャザリング』の複雑なカードが絡んでの複雑な処理の説明で、「カードを見失う」という表現が出てきたりする。

―――――
 なぜか『Re:ゼロ』の短編集が最後の話の途中で止まったままになっている。そして「次回予告」に挙げていた『悪役令嬢』が10ページも進んでいない状態。特典タペストリーが本体だから極端な話放置してもいいのだが、これまで『才女のお世話』と『一生(中略)懐かれたら』を読んでいるので、せめて1巻ぐらいは目を通しておきたい。30%還元の時に買った『こまりん』の2巻もこれまた冒頭で止まっており、いろいろとテンションにムラがある。ちなみに『Re:ゼロ』31巻を読み終えた後に手に取ったのは『才女のお世話』の4巻で……私には「買った順番に読んでいこう」という考えがないようである。近く『魔奴愛』と『一生(中略)懐かれたら』の新刊が出るので、あとちょっとの『Re:ゼロ』短編集はともかく、他の2つは当分の間後回しにされそうだ。

(2022-116 10-13)


2022年10月24日

 「先週の」は前回が最終回だったけど、今日は「今季」を総括したお話。

今季の阪神タイガース

 開幕9連敗で始まった2022年の阪神タイガース。連敗を止めた後にも再び連敗が待ち受け、連勝したと思ったらそれ以上に連敗するという完全に「弱いチーム」だった。新聞では「3失点以下の連続試合記録」なんてもので盛り上がったが、投手陣は良くても打線がそれに応えられず、チーム成績が上向く雰囲気は感じられなかった。近年稀にみる酷さの最下位シーズンかと思われたのだが、交流戦あたりから潮目が変わる。12勝6敗で交流戦第2位の好成績を挙げると、オールスター前に借金完済、勝率5割復帰を果たす。すわ虎の大逆襲かと思われたが、今度は新型コロナウィルスによる主力欠場の影響で再び8連敗。それでも粘りに粘って3位争いに食らいつき、最終盤には下位4チーム全てにCS進出の可能性が残るという大接戦へ。ここで日程の都合でを先に試合を消化するタイガースは、2連勝で他チームへ“プレッシャー”をかけることに成功。その結果最終戦を待たずして3位確定、勝率5割未満ながらCS進出を果たした。残念ながらファイナルステージは1つも勝てずに敗退したが、開幕の惨状を思えば大健闘。もうこれは、よくやったと褒めたたえるしかないだろう。

 さて。半年続けた本サイトの「先週の阪神タイガース」について話をしておこう。分かり辛かったが、「エイプリルフールネタ」の一環である。4月1日の話が10月まで続くのが橘雪翼クオリティである(*1)。当初、「今年の阪神は最下位決定、どうせ大して勝ちやしない」と決めてかかっていた。弱いんだから負けたことを悔やんでもしょうがない、勝った試合だけを振り返っていこう、という意図で勝ちゲームだけをまとめた。対戦相手に一切触れなかったのも「弱いから」が理由だ。「ダントツ最下位チーム」からすれば他の球団は全て格上の強いチーム。相手がどうのこうの言っても仕方がない。「阪神」が「勝った」という事実だけを並べていくことにしたのだ。勝つ回数も少ないだろうから更新の手間もかからないだろう、という腹黒い思惑もあった。ところがどっこい、ゴールデンウィークあたりから弱いなりに勝ち始め、交流戦は2勝1敗ペース、7月にはトータルの勝ち数が負けを上回る瞬間さえ見せた。最後はしぶとく生き残り、シーズン終わった後に“延長戦”をぶち込んでくれた。いや、実はそれも美味しいパターンだと思ってたんだよ。シーズン中は順位にも言及しなかったけど、「上がったことを書いたら、次もし下がった時にも書かなきゃいけない。落ちたことは書きたくないから順位にも触れない!」と決めていた。仮に一時的にせよ首位に立ったりしても、侃侃諤諤ではそのことに気付いてないかのように「今週は何回勝ちました」の姿勢を崩さず更新を続け、優勝しても、日本シリーズに出ても、日本一になっても、延々とそ知らぬふりを続ける……というのが最高のシナリオだった。でもまあ流石にそんなに上手くは行かないよね。阪神タイガースだからね。3位に入っただけでもびっくり仰天面白かったよ。
 去年、私は「阪神ファン」を辞めると宣言した。一転して今年は“阪神の応援”をしたわけだが……これ、言葉遊びなんだけど「阪神ファンに復帰します」とは言っていない。「阪神ファンは辞めたまま」で阪神の「応援だけ」を一年限定で執り行いました……というつもりだ。なので、あらためて「阪神ファン辞めます」宣言はしない。そして、来年再び「先週のタイガース」更新をすることもないだろう。もし開幕10連敗したら? いやもう、死んだふりには騙されないから! 今度こそさよなら阪神タイガースだ。
 というわけで最後に一応。矢野監督お疲れ様でした。それからヤクルトスワローズ2年連続優勝おめでとう! 村上選手、最年少三冠王おめでとう! なお私は、日本シリーズでオリックスを応援しているぞ!(去年は同じカードでヤクルトが日本一になったから……あとめぐみさん(*2)が能見ファンでオリックスを応援しているから)。

*1 去年もそういうのなかったっけ?
*2 伊奈めぐみ:『将棋の渡辺くん』作者にして将棋の現名人渡辺明の奥様。最新単行本によると、例のあの伝説の写真を見て能見篤史に惚れたらしい。

(2022-115 10-12)


2022年10月23日

鉄道模型制作報告「70系300番台」その8

 普通にGMキットから改造した方が早かったと思い始めている。でも後悔はしていない。何事も経験してみないと分からない。

鉄道模型制作報告「70系300番台」その8

(2022-114 10-11)


2022年10月22日

 前回の画像で侃侃諤諤の続き。

「FE PZ 16-35mm F4 G」を触ってきた

 発売から半年ぐらい経ってしまったが、ようやくソニーの新製品(新しいかどうか微妙だが)、「FE PZ 16-35mm F4 G」を触ってきた。このレンズ、「PZ」の2文字が示す通り「パワーズーム」である。従って「パワーズームだから興味なし」の1行で終わる予定だった。ところが、あちこちの情報サイトに「手動ズームに近い感覚」と書いてあって、これは一度触ってみようということになった。ソニーには一度、α77のEVFでやられているからね。今回も期待(?)しよう。
 「α77ほどの衝撃はなかった」。α77を初めて触ったとき、EVFへのイメージが一新された。光学式ほどではないにせよ、十分使えると感じた。では今回の「FE PZ 16-35mm F4 G」は? 確かにこれまでのパワーズームと比べるとかなりいい。だけれど、まだちょっと“希望額とは開きがある”といったところ。健闘はしてるんだけど、前情報で期待しすぎていたせいもあってか思ったほどじゃない。光学的性能はツァイス銘の前モデルよりいいらしく、そして小型軽量。値段はいくらか高い。総じて判断に悩むところである。
 ま、今すぐ買うわけじゃないし、将来Eマウントをメインに据えると決めたわけでもない。現時点では「ソニー頑張ってるやん」ぐらいに考え、パワーズームも進歩している、と覚えておくことにしよう。

 さて、ここから「将来」の話。ミラーレスへの完全移行時にどのマウントを選ぶかについて。今のところ「E」と「Z」が有力候補なわけだが、「Z」が少々後退してしまった。近日発売予定の「NIKKOR Z 17-28mm f/2.8」と少し前に出た「NIKKOR Z 28-75mm f/2.8」の2本がその理由である。この2つのレンズはタムロンのOEMと言われている。タムロンから同スペックのEマウントレンズが出ており、Zマウント版は発売されていない。そして、ニッコールレンズは同スペックのタムロン製品と比べると割高である。ニコンがこの2本の“タムロンレンズ”をニコン名義で発売したということは、タムロンはこの先タムロンブランドのZマウントレンズを出さない(出せない)ことも考えられる。となると、もしZでシステムを揃えるとなると、コスパ重視で選びたいレンズも純正品から選ぶしかなく、資金面で苦しい部分も出て来そうである。現状、シグマもトキナーもZマウントレンズを出していない。MFレンズや新興海外メーカーのレンズがないではないが、私の考えるシステムの中核にはならない。前々から言っている通りデジタルカメラは実用性を重視したいのだ。先行しているEマウントの方が選択肢が多いのは当たり前なのだが、時間経過でその差は埋まって行くと考えていた。ところがタムロンやシグマ、トキナーの参入がなければ、いつまで経っても無視できるほど小さなものにはならないような気がする。
 この状態が続けばあっさりEマウントに決まるのだが、悩みが少なくていい反面なんだかつまらないなあという気持ちにもなる。もっと“ハイレベル”なところで楽しく苦しく悩ませて欲しかったのに、「タムロンレンズの有無」で決めるのはねえ。現状Fマウントレンズ(D810以降)は純正が5本、タムロンシグマ各1本なので、サードパーティー製レンズがそこまで重要なわけではない。それでも「ある」のと「ない」のとでは変わってくる……というか「あるに越したことはない」ので、ニコンが自社マウントへの参入を阻んでいるのであればどうか考え直して欲しいところ。

 ちなみにかつて、タムロンが発売した「17-35mm F2.8-4」というスペックのレンズ。タムロンブランドのミノルタα用もあったが、ミノルタからも“純正品”として発売されていた。その時の経緯は知らないが、これと同じように後日しれっとタムロンブランドでZマウント用「17-28mm F2.8」や「28-75mm F2.8」が発売されないとも限らない……?

(2022-113 10-10)


2022年10月19日

さよならPSP

 先日、探し物で棚や引き出しを見ていたら、PSPのバッテリーの蓋が外れていることに気付いた。

さよならPSP

(2022-112 10-09)


2022年10月17日

先週の阪神タイガース(最終回)

 先週の阪神タイガースは……

1勝しました!

【10月10日】3−2
先発才木浩人が3回途中2失点でマウンドを降りる苦しい展開。しかし2点を追う4回表、佐藤輝明のソロホームランで反撃開始。6回、北條史也、近本光司の連続ツーベースで同点とすると、一死となった後に原口文仁が逆転のタイムリーを放つ。投手陣は3回途中から浜地真澄、岩貞祐太、西純矢と繋ぎ、最後は湯浅京己で1点差の接戦をものにした。

 
 これにて2022年の阪神タイガースの戦いは終了。お疲れ様でした!

(2022-111 10-08)


2022年10月16日

鉄道模型制作報告「70系300番台」その7

 大変なのは分かって始めたものの、やっぱり大変だ。案ずるよりも何とやらに期待していたのだが……。

鉄道模型制作報告「70系300番台」その7

(2022-110 10-07)


2022年10月15日

ねんどろいど「L 2.0」再販

 デフォルメフィギュアシリーズ「ねんどろいど」の「L 2.0」が再販されるらしい。一応説明しておくと、「L 2.0」はねんどろいど初期に発売された「L」に対し、デフォルメを弱めて作品のイメージに近付けた新バージョン。「L」とは、漫画及びその派生作品『DEATH NOTE』の登場人物である。
 何を隠そう、私の好きな漫画のキャラクター第三位が『DEATH NOTE』の「L」である。ねんどろいどは初期バージョンも「2.0」も所有しているが、各1体。去年、同じくねんどろいどの「緋村剣心」が発売され、予約で3体、さらに後日追加して合計4体購入した。この際に気付いたのが、どうして「L 2.0」を複数買いしておかなかったのか。これまで買ったねんどろいどを並べながら後悔していたのだが、そんな私を救うかのような再販告知。これは買わなくてはなるまい。
 で、悩みどころがないわけではない。いくつ買い足そう? 剣心は4体買ったが、流石にLも4体にすると多すぎる。そんなわけで、1体か2体か。後輩の教えによると、「推しのねんどろいどは顔パーツの顔だけ買う」ものらしいので、2体足すのがベストか。とは言え、「L 2.0」は表情の変化があまりないので、顔パーツの数だけ揃えるのもなあ、というのもある(デフォルメの強い初期パージョンは表情の変化にも富んでいた)。最低でも1つは買うが、2つ買うかどうかは発売までにとくと悩む……という形になりそうだ。3体揃えてやりたいネタがないでもないんだけどね。
 ここから余談。ネットをふらふらしていて見つけたコメントに、初期バージョンの番号に驚いているものがあった。ねんどろいどシリーズには順番に番号が振られていて、現在あと少しで2000に到達しようかというところまで来ている。派生シリーズの「ぷち」や「どーる」、「Swacchao!」はカウント外のようなので、これらを含めたねんどろいどファミリーにすると既に2000を超えているかもしれない。それだけ数多くが出ているねんどろいどだが、初期版のLはなんと「17」(表記上は017)。『DEATH NOTE』シリーズではリュークの「11」が最初である。2000近く出ている中での18番目なので、初期中の初期と言っていいだろう(ナンバリングは旧型国電よろしく「000」から始まっている)。初期Lは私が買った初めてのねんどろいどになるのだが、それもそのはず。そもそもその時点では同時発売の弥海砂を含めて19種類しか出ていなかったのだから。私同様「初ねんどろいどはL」という人は決して少なくないことだろう(とは言え、『DEATH NOTE』が好きな人は先にリュークと夜神月を手に入れてるか?)。ところで、ねんどろいどの番号が「000」から始まっているのは、推測するにシリーズが3桁に突入するぐらいヒットして欲しいという担当者の願いだったのだろう。ところが現在、先述の通り2000が見えている状態で、これはきっと嬉しい誤算だったに違いない。
 番号に注目しつつ、私が手に入れてきたねんどろいどシリーズを振り返って見る。

・017 L
 先述の通り初めてのねんどろいど。だいぶ後になってから気付いたのだが、現在は頭の大きさが変わっていて互換性が(多分)全くない。デフォルメが強めで、「2.0」を買ったあとではちょっと違和感も……。

・236 エステル・ブライト
 RPG『英雄伝説 空の軌跡』の主人公。もう一人の主役であるヨシュア・ブライト(ないしはヨシュア・アストレイ)の製品化も待ち望んでいるのだが、気が付けば10年が経っていた。伝説だねこりゃ。

 ここで番号が一気に飛ぶ。次にねんどろいど3体目を買ったのは何年も後のことである。

・929 シャロ
 本名は桐間紗路。『ご注文はうさぎですか?』の主要登場人物の一人。シャロ本体よりも付属品のうさぎの「あんこ」が目的で買った。

・973 千夜
 フルネームは宇治松千夜。黒兎の「あんこ」の飼い主。「あんこ」が目的で買った。

・1200 L 2.0
 この度再販されることになった、Lの新バージョン。なお、『DEATH NOTE』シリーズは初期の頃に4人がねんどろいどになったが、「2.0」が出たのは主人公夜神月とLの2人だけである(のはず)。弥はともかくリュークは2.0作っても良かったんじゃあ……。

・1512 ユナ
 クマの着ぐるみで有名いやむしろ着ぐるみの方が有名で本体という話もあるユナさん。『くま クマ 熊 ベアー』の主人公。「2.0」じゃないけど白クマバージョンも欲しいところ。

・1613 緋村剣心
 狂気の4体買い、橘雪翼の好きな漫画のキャラクター堂々第一位である。正直ねんどろいどの出来はというと……100点はあげられないかな。所有ねんどろいどの男女比が女性側に傾いていたが、一気に男性側に引き戻した。なお、4体目(保存用)が私のねんどろいどの10体目となった。

 ここからは侃侃諤諤未登場。入手順であり、そのせいで数字が順番になっていない。

・1521 エイヤフィヤトラ
 スマホゲーム『アークナイツ』のキャラクター。私のお気に入りイラストレーター第一位であるAnmi氏がデザインを手掛けている。なおゲームはやったことがない。

・1777 初音ミク 招きミクVer.
 皆さんご存じ電子の歌姫こと初音ミクの招き猫バージョン。何故招き猫なのかは分からんが、橘雪翼の心に深く、深〜く刺さった。猫耳好きなのかと誤解されないように言っておくが、私は動物全般が好きなのである。振り返ると、ねんどろいどで買った女性キャラはほとんどが動物がらみだな……。なお、招きミクにより再びねんどろいど男女比が女性側に傾くことになった。ん? 「数が合わないぞ?」って? こちら、3体お買い上げなのですよ。

 という、どうでもいいことをダベっていて気付いた。「L 2.0」を2体買い足すと男女比が「1:1」に戻る! やりたいネタもあるし、やっぱり2つが正解か!?

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2022年10月10日

先週の阪神タイガース(28)

 先週の阪神タイガースは……

1勝しました!

【10月8日】2−0
両チーム合わせて得点は5回表の2点のみ。先発青柳晃洋がヒットで出塁すると、中野拓夢が繋ぎ、代打マルテの四球で満塁とする。ここから近本光司が2点タイムリーヒットで試合を決めた。青柳晃洋が6回を投げ、以降岩貞祐太が1/3イニング、浜地真澄2/3、岩崎優2/3と細かく繋ぎ、8回2アウト1、2塁のピンチで登板した湯浅京己が回を跨いで試合を締め括った。

 2022年のタイガースはまだ終わらない!!

(2022-108 10-05)


2022年10月9日

鉄道模型制作報告「70系300番台」その6

 最近1週間経つのが早く感じる……?

鉄道模型制作報告「70系300番台」その6

(2022-107 10-04)


2022年10月6日

新しいモニター

 結局、やや高いけどEIZOの解像度「1920×1200」のモデルを購入した。第一印象は「画面が青い!」だった。あれこれ調整はしてみたのだけれど、前のと比べるとかなり色味が変わってしまったように思う。サブモニターと比べても相変わらずカラーバランスは違っていて、もうしっちゃかめっちゃか。思い切ってサブも同じモデルに入れ替えるのが精神衛生上はいいように思う。気軽に買える値段ではないが、めちゃくちゃ高いものでもないのでちょっと検討しておこう。今は「とりあえず」の設定にしてあるけれど、印刷する写真の編集をする前にはもう少し詰めた方が良さそうだ。尤も、sRGBモードというのも搭載されているので、もしかするとそれにすれば一発で決まるかも?という期待もある。
 「1920×1200」の世界は初めてなのだが、取り立てて前と変わったと感じることも少なく……と書き始めたら、実は今使っているアンドロイドタブレットが「1920×1200」であることに気付いた。分かっていればもうちょっと解像度悩みが早く解決してたかもしれないのに……。とりあえずPCに限定して話をすると、サブモニターと横幅が同じになって使いやすくなったところはある。フォルダーを開いて見比べたときに、一つの列に表示されるアイコンの数が揃うのが便利。例えばデジカメ画像のバックアップの際なんかに役立つ。他は……まあ特にないかな。当初はモニターの周囲の枠が狭くなったので違和感があったが、それも2日ぐらいで慣れた。枠が狭いことで、モニターラック(モニターの上に物が置けるようにするラック)が使いにくくなってしまったのはマイナス点だが、本来は「そこに物を置こうとするなよ」なので、この機会に取っ払ってしまっても……? 以上、十何年ぶりにモニターが新しくなったが、良くも悪くも大きな変化はなかった。純粋に老朽化したので新しくした、ぐらいのもの。あ、そうそう、嬉しい誤算。『プリンセスラナ』というゲームを時々遊んでいるのだが、古いゲームなので画面比が「4:3」である。今までは同じ比率のモニターだったので問題なかったが、「16:9」や「16:10」のモニターでは横長になってしまう……と思っていたのだが、横の解像度が「1600」になってくれた。サブモニターだと「1920×1080」いっぱいに伸ばされていたので、縦が「1200」あるかないかがポイントなのかもしれない。そんなに頻繁に遊ぶわけじゃないけど、今後も普通に楽しめそうで良かった。
 本日のまとめ。モニターの色味とか輝度とかが中途半端にしか調整されていないので、しばらくの間あるいは今後ずっと画像で侃侃諤諤の画像が今までと違う傾向になりそうです。以上!(笑)

(2022-106 10-03)


2022年10月3日

先週の阪神タイガース(27)

 先週の阪神タイガースは……

2勝しました!

これで今季通算68勝!(レギュラーシーズン終了)

【9月27日】4−1
1回表、中野拓夢の先頭打者ホームランで1点を先制する。4回に寺望夢の犠牲フライで追加点を挙げると、5回には大山悠輔と原口文仁の連続タイムリーで2点を加え試合を優位に運ぶ。先発青柳晃洋は6回を投げて1失点で13勝目。浜地真澄、湯浅京己、岩崎優が完璧なリレーでチームに勝利をもたらした。

【9月28日】2−1
またしても中野拓夢の先頭打者ホームランで幕を開けたこの試合。先発伊藤将司は好投を見せていたが、6回に失点し5回2/3でマウンドを降りる。浜地真澄が火消しをし、7回はケラーが3人で片付ける。すると8回表、四球で出したランナーを2塁に進めると、原口文仁が決勝のタイムリーを放つ。この1点を湯浅京己、岩崎優で守り切った。

 これにてレギュラーシーズン終了! 開幕9連敗からよくぞここまで踏ん張った!! えらいぞ阪神タイガース!!!

(2022-105 10-02)


2022年10月2日

鉄道模型制作報告「70系300番台」その5

 今週はあまり進まなかった。来週は頑張ろう。

鉄道模型制作報告「70系300番台」その5

(2022-104 10-01)


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