橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成23年10月中旬分

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平成23年10月20日

  ……モデラの新製品の話題、まだだよね? ド忘れして同じ内容二度目だったらすんません。モデラというのは、プラスチックの塊などの物体をパソコンで入力したとおりに削り出してくれる機械。私がNゲージを始めた頃に鉄道模型メーカートミックスの情報誌に広告が出ていたのだが、今は販売代理っぽいことはしてないのかなあ? 手作業で大量生産し辛いものを機械任せで作ってくれる可能性を秘めた代物なので、モデラーにとって魅力はかなり大きい。しかしながら、やっぱり主にお値段の面でなかなか導入しづらいのも事実。というわけで今度の新機種は低価格路線の小型機。買っても元が取れそう、取れなくてもギリギリ許せる値段帯。こりゃついに買うときが来たか! と一人で興奮していたのだが、スペックを冷静によく見つめて我に返った。よく話題にする窓ガラスパーツの削り出しには使えるのだが、Nゲージの一般的な大きさの車輌の側面を作るには動作範囲が狭すぎる。目下モデラが欲しい理由は2点で、窓ガラスとさる車輌のスクラッチ。だがしかし、片方しか出来ないのであれば魅力度は大きく下がる。というわけでやっぱり見送り。そこそこ値段のする中位機種じゃないとダメなのか……。
  というわけで、今日は続けて物欲系トーク行ってみよう。2日前もゲーム系物欲トークしてたけど気にしない気にしない。先日某模型屋で、とあるフィギュアに目が行った。人気漫画(及びアニメ)『るろうに剣心』の主人公、緋村剣心のアクションフィギュアである。誰も覚えていないかもしれないが、剣心は「フィギュア化されたら是非とも欲しい」キャラクターである。それが知らぬ間に商品化されていたとは、情報収集の甘さにも程があるというもの。メーカーは……メーカー名は知らないがリボルテックシリーズだ(海洋堂でいいんだっけ?)。アクションフィギュアで定評のあるブランド、これは買うしかない!と思って手に取ったのだが……「???」 気のせいか顔が似てない。漫画とアニメで若干イメージが変わるわけだが、これはアニメ版を再現するべく作ったものなのか……? 私のイメージとあまりにも違いすぎるので、箱を持ったまま固まること約5分
  ――私の体感時間であり、実際には15秒程度だったと思われます
箱をそっと元の場所に置いて店を後にするのだった。しかし何でだろうなー。リボルテックって似てるイメージしかないのに。三原ジュンとかエヴァ初号機とか持ってるけど出来いいのになー
  ――比較対象がおかしい
いつぞやに店で見かけて、買ってはいないけどルパン三世もいい出来だと思ったのになー。思い入れがルパンよりもるろ剣の方が圧倒的だからそう思うのかな? いやいや、その分差っ引いても「似てない」と思うんだが。惜しい。せっかく発売されたのに、これでは買う気になれない。本当に惜しい。

  話変わって鉄道模型製作話。京阪電鉄の6000系というやつの塗装済みキットを作っている。確かグリーンマックスが京阪電鉄の車輌の塗装済みキットを発売したのは9000系が最初で、少しだけ型を増やせば作れるということで6000系も製品化したものと思われる。そんなわけだから、9000系と比べるとパーツの流用が多いような気がする(9000系についてもきっちりチェックしたわけではないだが)。追求すると完成が遠くなるので概ね「見なかった」ことにして作るつもりなのだが……今日、やっちまった。実車資料を見ていて台車が違うことに気付いた。9000系のキットと同じ台車が付属しているのだが、実車は電動車用の台車が違う。知らなければ幸せだったのに、知ってしまったが故に無視するのか拘るのかで悩む羽目になってしまった。とりあえず、他に似た形の台車はないものかとGMのカタログで探してみた。もっともあまり期待はしてなかった。何故ならばあるのならその台車を付属させているはずで、そうしていないということは「ない」からだ。

  ――あった
京急用の「THタイプ」という台車がクリソツなんだが……何故メーカーはこっちを付属させなかったんだろう? 確かにこれは京急用であって京阪用ではないんだが、似てるなら使って悪いわけはない。どうしてこんな判断もできなかったのか……これだからGMは! ちなみに(実車における)非動力車用にはFS517という台車が付属していた。説明書にはある箇所を「切り取るとよりリアルに」らしいのだが、何でそんな面倒なことを……。その台車の現物を見ていて既視感に襲われた。
  ――この台車、知っている!
どこからどう見ても阪急ミンデン(GMの製品名)にそっくり。というかそのもの? 何で違う製品名で作ってるんだ? と思って手持ちの阪急ミンデンと見比べて理由がいろいろと分かった。阪急ミンデンとは台車から伸びるカプラー用の腕の向きが逆になっていた。多分、実物のFS517が阪急ミンデン(正式名は分からないけど、多分FSなんたらという形式名が付いていたはず)の一部を切り落とした形状に良く似ていたのだろう。但し、阪急と京阪では逆向きに取り付けられている……というあたりで、じゃあプラスチックの成型する時に逆向きになるようにしましょう、ということで「京阪用」の「FS517」が生まれたんじゃないかと。
  というようなことを今日はやっていたので、あまり作業が進んでいません(笑) ま、ゆっくり作ればいいや。ちなみに、京阪6000系は新塗装と旧塗装のキット各1編成と、同9000系旧塗装1編成が箱のまま積まれていた。3編成まとめて行こうと思ったけど、流石に両(量)が多すぎなので大人しく1編成ずつ作業することにしました(笑) にしても新塗装の製品、印刷があまり綺麗じゃないなあ……。


平成23年10月19日

  今日もまた完成しました。10月に入ってからは4両編成4組とか、4両編成2つとか、7両編成を2本とかまとまった両数だったけど、今日はたったの2両。
琴電1300形塗装済みキット完成
これでひとまず一番簡単なグループのものは完了。完成品を一旦バラして、クーラー塗ったり車体にインレタ貼ってクリアーで保護したり連結器回りをいじったり幌を取り付けたり、という作業もやりたいのだが、先に積んであるキットの箱たちから何とかしよう。そんなわけで、次からはもうひと手間ふた手間かかるやつらが相手になる。最後の最後には、塗装済みキットなのにパンタグラフの配管作業をやる予定だったり。


平成23年10月18日

  更新するの忘れてたー。正確には、打ち込んであったんだけど最後のボタンを押すのを忘れていた。
  いつぞやに私の中で大ヒットしたアニメ『ウサビッチ』のゲームが発売されるらしい。何をどう考えても360度どこから見てもナントカゲーだが、それでもこれは敢えて買うしかないだろう(笑) 限定版とやらも用意されるようだが……流石にそれはやりすぎだな。買うのは通常版だ。もっとも、発売後1ヶ月ぐらいすればワゴンセールや特価対象になってそう。冷静になってそうなるのを待ってから買うべきか。そしてそのときに、限定版が特価になっていればあるいは……。
  『エヴァンゲリオン』の音ゲーが出るって話はしたかな? したような気がする。何故ならば、『碧の軌跡』と発売日が同じでかつハードも同じPSP。ゲームに熱中するときはハードにソフトを入れっぱなしにするのが「俺の法律」なので(例外あり)、エヴァの音ゲーに割り入る余地はどこにもない。というようなことを熱く宣言した記憶があるのだ。というわけで発売されているはずだが当然買ってない。ゲームショップ(もしくは売り場)にすら立ち寄ってないので実際のところパッケージすら見ていない。で、『FF』の音ゲーも出るらしい。もうこいつら何でもかんでも作るなあ。と呆れているのだが、買う人がいるので(昔の自分含む)仕方がない。そんなこと思ってて思い出したのだが、テレビゲームがワゴンセールや特価品になってたりするのはよく見かける光景だ(ちなみに模型のワゴンセールもよく見る)。私は基本的に、遊びたいゲームは発売日に速攻で買ってプレイし始めるので、ワゴンや特価セールに縁がない。ついでにいうと、「安くなってから買う」という人の心境もよく分からない。いや、厳密には「分からなかった」。今までの私にとって、ゲームとは2種類しかなかったのだ。「発売日(既存のゲームはそれに興味を持った日)に買って遊びたいゲーム」と「興味のないゲーム」と。遊びたいタイトルはすぐに買う。それ以外は無視に近い。だから発売されたのに、「1ヶ月も待てば安くなるさ」と買わない人の気持ちが分からなかったのだ。ところが、このエヴァ音ゲーFF音ゲーウサビッチゲーを見ていて変わってしまった。「気になるけど面白くなさそう」という、第三の領域が出現してしまったのだ。確かにこれは急いで買わなくていいし、後で安くなることが期待できるならまともな価格では買いたくない。安くならないのなら買わなくていいし、売り切れて手に入らなくても困らない。巷で評価が高くてワゴンセールにならないのであれば、それはそれで元が取れそうだから正価で買えばいいのである。
  てなわけで保留タイトル。エヴァの音ゲー(確か『サウンドインパクト』とかいうサブタイトルが付いていたはず)とFFの音ゲー。ウサビッチは……んー、安めのソフトだからそのまま買ってもいいような気がするし、そろそろ流石に私の中でブームが去りつつあるような気もするし……難しいところだなあ。
  可能な限り2日連続で同じテーマの話をしないようにしているつもりである(但し鉄道模型ネタを除く)。昨日はゲームトークで今日もゲームトーク、なのだが、昨日のと今日のとで毛色が違うと勝手に思っている。しかしながら今日の分の最後に、敢えて『碧』トークを加えておく。昨日思いもよらず長くなってしまったので、今日こそは簡潔にまとめ……られるかなあ? 4章が終わったと思ったら次は終章だった(厳密には間に「断章」という短い章を挟む)。もっと長くなると思っていたのだが……急転直下すぎるぜ。今までロイド達は特務支援課という警察の一部署にいたわけだが、新体制に反対したので反逆者的扱いを受ける。うんうん、やっぱRPGのストーリーはこうじゃなきゃね。360度見渡す限り敵、敵、敵。そこに手を差し伸べてくれる協力者がいる。戦う力はないけれども応援してくれる人々がいる。そして志を共にする仲間がいる。一人で抗うには敵は強大すぎるけど、ロイドは一人じゃないんだ。

  ――ダメだ
やっぱ長くなりそう。そんなわけで現在、仲間と徐々に合流しつつあるところ。前作ではほんの一時期しか仲間にならなかった《銀》だが、今作ラストでは「リーシャ・マオ」として最後までいてくれそう。これでエステルとかヨシュアとかレンが「大変なことになってるみたいだから助けに来たよ!」とか言って参戦したら今度こそスタッフに蹴り入れに行くぜ! でもまあ、エンディング付近では顔見せに来てくれたら嬉しいかなあ。


平成23年10月17日

  昨日画像で〜にてお見せした京阪2400系(の模型)は、7両がキットで7両が完成品である。完成品とは言え、分解していろいろと手を加えているので塗装済みキットと手間は大差がない。私としては実質14両を作ったようなもの――何が言いたいのかというと、次にこうつなげたいのだ。
「どうしてわずか3日でそこまで作業できたのでしょうか?」
と。答えは簡単。その3日間『碧の軌跡』をほとんどプレイしなかったから。というわけで、発売日まではあんなに一人で盛り上がってた期待の新作の進行度合いはあまり思わしくない。ある意味、模型の作業が進んでそれはそれでいいのだが……。
  さて、現在4章。まだ中盤ぐらいだと思うのだが、前に書いたとおり各章のクライマックス度合いが半端じゃない。どれぐらい半端じゃないかというと、プロ野球のクライマックスシリーズ争いが寒く見えるぐらいなのだ。そりゃまあ阪神があの状態じゃ……ってそれはさておき。序章でいきなりラスボス風の連戦をやらされたり、2章で首脳会談中にテロリストが攻め込んできたり、3章で前作の黒幕が作った禁断の薬の原料となるプロレマ草が生えてきて「うおぉぉぉぉ」ってなったり、《銀》の正体がリーシャだってばれたり、猟兵団が攻めてきてクロスベル市に大ダメージを負ったり(この途中で4章に入る)、ディーター市長が急進的かつ強引にクロスベルの独立化を推し進めようとしたり、キーキャラクターとなるキーアが”攫われたり”……。ロイドの推理によると、黒幕は味方側の人間だと思っていたディーター市長及びその娘にしてIBC(クロスベルの銀行で諸外国に多大な影響を持つ)の総裁マリアベルなんじゃないかと。キーアは前作でロイド達が保護した幼い女の子で、どうやら《D∴G教団》において神の御子扱いをされていた様子。『零』ではそのほとんどがヴェールに包まれて未解決のまま終わっていたのだが、『碧』では全ての謎が明かされる……はず。果たして幼子は天使なのか悪魔なのか。
  クロスベル市が襲撃されたあたりが精神的に来て、その後なかなかストーリーを進められなかった。あくまでゲームの中での出来事なんだけど、分かっちゃいるけど感情移入度が高すぎてショックが隠せなかった。罪作りなゲーム作るぜ日本ファルコム。でも、先に進まないことにはこの物語の結末は見れない。途中で何があっても最後は笑ってエンディングを迎えられる……ハズ。俺は信じているぜ。というわけで数日間ちょいと休憩して(その間に模型作って)、徐々に再開。したはいいんだけど、ちょっと進めるとクライマックスがやってきてなかなかやめられないのは問題だな(苦笑)
  模型は次に、当面最後となる簡単な塗装済みキットである高松琴平電鉄ナントカ系を作る予定。印刷カスれてるところをタッチアップしたいので、調色が上手く行くかどうかで……何日かかるかが変わってくる。あと、ゲームにどれだけ邪魔されるか、だな。


平成23年10月16日

真弓監督さようなら

  阪神の真弓監督が今季限りで辞任することが決まったようだ。今年は始まってしばらく調子が出ず、最下位に低迷した時期もあった(あれ? 記憶が定かじゃないけど一度転落してたような……どうだっけ?)。途中で盛り返して首位を狙える位置に付けたが、ここ数年よくある終盤の失速で3位以内にも入れず。不可解と呼ばれる采配もちらほらあって、負けるたびに非難野次が飛んだ。まあそれはプロ野球の監督、阪神タイガースの監督なのでボロクソに言われてもある程度しゃあないと思うんだが……今日のスポーツ紙で見た写真はちょっといただけない。厚紙か何かに「真弓監督さようなら」と書かれたものを掲げて観戦していたファンだ。ちょっと遺影っぽくて流石にそれは不謹慎だし、品がないし、いくらダメ監督相手だと言っても失礼の度が過ぎるような。数年前に当時ロッテの西岡剛がお立ち台で言ってたのと同じことがいいたい。子どもの目もあるんだから、もうちょっと内容考えろよ。言葉を選べよ。監督業がダメだからといってその人の全人格が否定されていいわけじゃない。
  何はともあれ、次はどうするんかねえ。

  さて、ちょっと暗くなったところで明るい?話題。模型がまた完成しました(笑)
京阪2400系2種盛り
先日書いたように、キット組み立てとそれに伴う完成品の”プラスアルファ”加工。ちなみにグリーンマックスの製品は、完成品であっても「何かもう一つ物足りない」ので、全般的にクーラー他屋上機器、床下機器の塗装、幌の取り付けなどなどをやっておきたいところ。前世代塗装済みキットの組み立てに移る前にそういう完成品の諸々を片付けますかねえ。未施工品が10箱以上はあるんで一気に全部やろうとすると大変なんですが。


平成23年10月15日

またつまらぬ試合を観に行ってしまった

* タイトルは某五右衛門さん風に読んでください。

  というわけで今日の阪神タイガースは広島に0−2の「完封」負け。但し6回降雨コールドゲーム。寒い寒い試合でした(コールドの意味がちゃうわ!)。これで観戦2試合連続降雨コールドの敗戦。今季おそらく最終観戦なので成績をまとめておくと、1勝4敗。これは阪神が優勝した2003年に次ぐ悪成績ではないかと(2003年は確か1勝5敗)。あの年は阪神が優勝したから笑い話に出来るのだが、今年はちょっと笑えない。にしてもいつぞやの年には3戦連続で12回延長引き分けということもあった。私は何かに祟られているのかもしれない。そういや最近某サンダースさんのお店行ってないもんな……。


平成23年10月14日

  ついにウォークマンを買ったぞイエーイ!<何という古臭い喜び方

白兎 「……あれ? 画像じゃないの?」
雪翼 「使えるようにしてたらそんな暇なくて」

  最初はドラッグ&ドロップで転送するつもりだったんだけど、ソニーの音楽用ソフトx-アプリを使うことにした。インストールしてみると、どうやらiTunes用の音楽ファイルを読み込ませることも出来たので、CDの読み直しの手間もハードディスクの余分な容量も必要なかった。流石にプレイリストのコピーは無理っぽいので、こちらは作り直しの必要がありそう。また新鮮な気持ちで?ウォークマン用のプレイリストを作ろう。若干使用用途が違ってくるので、若干違うプレイリストになる予定だ。
  にしても「x-アプリ」って、まずネーミングセンスがないよね。「iTunes」の方が洗練された名前に聞こえる。アプリケーションソフトの名前に「アプリ」という単語が入ってる時点で相当ダサい。かと言って「SONY MUSIC PLAYER」とかいう直球ど真ん中なネーミングでも困るけどな。いや、別に困らないか。にしても、どうして「x」なのか気になる。今までアップルの製品が何故「i」なのか気にしなかったけどね。


平成23年10月13日

  予定通り完成しましたですよー(日本語変)。
南海10000系「サザン」中間新造編成
某模型屋でセールがあり、これのキットが特価になっていた。103系瀬戸内色のキットも同じく並んでいた。「待っていれば安く買えたのに!」とは言わないが(*1)、組み立て時期に重なると何かシンクロニシティを感じずにはいられない……こともないか。ただの偶然だよ。

*1 待って安く買おうとする行為は、売り切れて後悔する覚悟がないと出来ない。そして私にその覚悟はない。私がよく後悔しているのは、買おうかどうか悩んでいるうちに売り切れてしまったときである。


平成23年10月12日

  先日塗装済みキット16両を完成させてから実に3日、また塗装済みキットが一応完成した。いかに現行世代のグリーンマックス塗装済みキットが楽勝かを語りたいわけです(笑) とは言え、4両編成2本同時進行のうちの1本しか完成していないので、画像で侃侃諤諤でのお披露目は明日の予定。
  先日の103系も今回作ってるのも、去年の末に画像で侃侃諤諤にて箱を積み上げているのをご覧に入れている。その説明に「その気になれば4箱2日ぐらいで作れる」とか「全部を10日もあれば完成に持ち込める」とか大きなことを書いている。が、現実は4箱に1週間かかり、当然写っていたキットを全て完成させるには10日ではかなり苦し……いや、無理である。当時の記述は「素組みであれば」と解釈していただければ幸いかと……。そう、素組みでなくて説明書にないプラスアルファをやっているから4箱に1週間「も」かかるのだ。と言い訳してみる。103系の場合、インレタを貼る場所が多くて神経を結構使うのだが、そこさえ無難に乗り切れば他はスムーズに行って4箱2日で何とかなるはず……。では、「プラスアルファ」とは何か。例えばベンチレーターが云々と書いていたが、これもプラスアルファである。キットのベンチレーターは取り付け部の直系が1.5ミリで屋根裏にも1.5ミリのドリルを当てるための下穴がある。ここに直径2ミリの穴を開けるには2ミリのドリルを当てればいいのだが、1.5ミリのドリル用の下穴なので神経を尖らせてきっちり垂直にあてがわなくてはずれて開いてしまう。当然慎重に作業することになり、精神的にも磨り減るし時間もかかる。1つ1つは小さくても、それが16両分で92個なのだから結構なロスになる。他、屋上機器はグレーのプラスティックだがねずみ1号で塗り直してある。床下機器も黒のプラスティックなのだが、いかにも「プラスティックですよ」な質感なので黒で塗って重厚感を出している。説明書に何も書いてなくて不思議なのだが、側面方向幕の窓は(多分)黒ゴム押さえなのだがキットは車体色で塗られたままの状態。当然ここにも色を差すこと16両で32箇所。画像で〜で書いたようにパンタの配管にも色を入れたし、幌取り付けという作業も結構面倒だった。おまけに窓ガラス部品が塗料の厚みで入りにくかったり、床板が反っているので指で反対方向へ曲げてなるべく直線になるようにしたり……と意外とあちこちで手間が掛かるのだ。4箱開けていると机の上が部品と、それの入っていたビニール袋で一杯になってちょっとしたパニックになったり……ってそれは作業と併行して整理しない私の自業自得か。今日も間違えて必要な部品をゴミ袋行きにしていたし……いや、これは本当に焦った。とりあえず開封したら部品をジャンルごとに何か箱に入れておくべきだな。小袋に残しておくからゴミと紛れるのだ。
  前に書いたかどうかちょっと忘れたけれど、グリーンマックス(以下GM)の塗装済みキットには3種類ある。勝手に私が3種類に分けてるだけかもしれないけど。先日の103系は私が今日勝手に「最新世代」と表現したもの。現在GMが展開している完成品製品と同じ部品構成で、「完成品を組み立てる前に出荷した」ような製品である(決して手抜きとかそういう意味じゃない)。大手完成品メーカーの製品と似た構成でもあり、完成後に何らかの必要が生じた際の分解がしやすく、ヘッド・テールライトや(模型の車輌内を照らす)室内照明ユニットにも対応している。その1つ前の世代の塗装済みキットは、ボディが一体成型で窓ガラスははめ込み式と、それまでのGMキットと一線を画する内容にはなっている。が、ライト系の部品は一切サポートされておらず、下回りと上回りの固定には接着剤か両面テープを併用しないといけないあたりがスマートさに欠ける。動力も従来のものが引き続き使われている他、部品の精度にも一部不満が残る。去年、塗装を剥がして何かやっていた京王5000系や近鉄電車がこの世代の製品である。そして一番いけてないのが「未塗装キットに塗装を施した」だけの塗装済みキット。以前から売られている板状(前面側面がバラバラの状態)キットに着色しただけの商品。ランナーから切り離した後に前面側面を組み合わせる必要があるのだが、塗装済みであるが故に接着剤のはみ出しが即致命傷になりかねない。ゲートの処理も同様の理由で難しく、そもそも前面側面の噛み合わせが悪いことが多いGM板キットを修正の難しい塗装済みにするとは何事か。というわけで、実は綺麗に組み立てようとするとかなりの技術が必要になってくる。細かいことを気にせず作るには塗装の分だけ楽なキットだけどね。以前、琴電セットが発売されていたことがあったのだが、3編成のうちの2編成はこのタイプのキット。何を隠そう作ったことがあるのだが、当時は細かいことに拘らなかったのでテキトーに作ってテキトーに完成させてほどほどの達成感を味わって、現在封印に近い形でケースに仕舞われ棚に並んでいる。
  何故こんな説明をするかというと、次の話に関係するからである。その去年末の画像で侃侃諤諤の積み木タワーには2種類の塗装済みキットが積まれていた。最新世代とその前のタイプとだ。最初、前の世代の京阪のキットを片付けようと箱を開けていたのだが……動力ユニットが旧式なため、鉄道コレクション用の動力に換装しようとしている。当然だが純正品でないのでそれ相応の手間がかかる。というわけで、先にそういう作業の要らない最新世代のキットから作ることに方針転換した。というわけで103系を4箱作って、次のを2箱作って、その次は京阪の最新世代のキットを作る計画にしている。京阪は同系列の別バージョンが完成品で出ていて、そっちも持っているので「キット組み立ての拘り」を反映させておきたいところ。完成品を買って来たのに一旦バラして手を入れるというこの面倒臭さ(苦笑) あとは琴電のキットを作れば最新世代キットが完了する。その次はいよいよ一世代前のキット。主に動力換装の作業が面倒になってくる。まずは京阪……がなんと3編成もあるんだな〜。他には、私としては珍しい関東私鉄、東武電鉄のキットが2系列20両……って例によって数が多い(笑) 103系から数えて全部で77両(完成品をバラして手を加えるのを含めると84両)。11月中に終わるといいな(←私としては控えめな目標なので是非とも達成したい)。


平成23年10月11日

  『碧の軌跡』以降ロクにやってない格闘ゲーム『スーパーストリートファイターIV ARCADE EDITION』だが、現在一つの動きがある。「AE」で追加されたキャラクターのうち、巷で強い強いと評判のユンとヤン。あまりにも強いので、彼らを使わないプレイヤーからは文句不満続出で、ついにメーカーも動かざるを得なかったようである。キャラクター数はそのままで全体のバランスを再調整した「Ver.2012」が発売される(無料のアップグレードの可能性も?)ことになった。ユンヤンを少し弱く、他のキャラクターを少し強く、というバランスの取り方をするということだったので興味津々だったのだが……私が使っている(いた)豪鬼は弱体化。多分ユンヤンが下がったのに次ぐ下がり方。豪鬼はそんなに強いキャラだったんですか。これで初代ストIVからスパIV、スパIV AE、今度のVer.2012とほぼ弱体化の一方通行。初代の性能はおかしかったので、スパIVでの調整は当然。AEも弱体化と強化点が噛み合って?いたので問題は特にない。が、今度のは致命的。他のキャラが強くなる方向性での調整なので、現状維持でも立ち位置が低くなるのに弱くされるとは……。一応強化点がないではないのだけれど、多分ほとんどのプレイヤーが選ばないであろうウルトラコンボ2に関するもの。仕様が最終決定したわけではないだろうけど、既存情報で弱体化されているということはスタッフの考え方として弱くしたいのだろう。製品版での現状維持以上は期待できない。
  そんな訳で、私の今後の「ストIV」シリーズの立ち振る舞いを考えざるを得なくなっている(最近あんまりやってないわけだけど)。

(1) それでも豪鬼を使い続ける
(2) 豪鬼以外のキャラを使う
(3) スト4シリーズをやめる
(4) アップデートせずにスト4 AEを続ける

弱くても敢えて豪鬼を使い続ける、これはある意味男らしい選択肢なのだが、問題としてそもそも腕のない私が弱いキャラクターを使うと二重苦。一応マッチングではPPの値が近いプレイヤーと当たるわけではあるが……。そういうわけで豪鬼に見切りを付けて違うキャラクターを使ってみるというのも手。事実、豪鬼に飽きたときはバルログを触ってみたり、まことを練習してみたりしていた。が、問題として腕のない私が新しいキャラクターを使うと慣れるまでにまた相応の時間がかかり、その間負けまくるという苦しみが……。負けたらその分PPも下がり、マッチングされる相手も弱めのプレイヤーになるわけではあるが……(でもそもそもの絶対値があまり大きくないので、PPが半分になったところでマッチングの相手はさして変わらない)。というわけで極論。もうスト4やめてしまえば?という(笑) Ver.2012へのアップデートが強制でなかった場合、敢えて強いユンヤンがいるAEで遊び続けるという手段が残っているが。初代ストIVや次のスパIVもゲームとして残っているし、数は少ないだろうけどオンラインで対戦している人もまだいるはず。Ver.2012にせずにAEを遊ぶプレイヤーもきっといるはずだ! でもプレイヤー数が減って、オンライン対戦のマッチングも組まれにくくなるだろうから……つまらなくなるだろうなあ。
  今は『碧の軌跡』があるし、年末には『FFXIII-2』が控えているしで『ストIV』シリーズはやる暇がないのだが、ちょうどVer.2012が出る頃には『碧』も『FFXIII-2』も『タクティクスオウガ』も終わってそうなんだよなあ。さてどうしよう。まあ一度格闘ゲームは卒業したつもりになってたし、Ver.2012の最終仕様が気に食わなければ再卒業でもいいかな。


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