南海10000系
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グリーンマックスの塗装済みキット、南海10000系を組み立てた。正式な商品名は |
今回は配管には手を付けず
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前回の103系のときは配管を屋根の地色とは違うグレーで色差しして目立たせていたが、今回は特に何もしていない。ご覧のとおりキットの状態でかなり明るいグレーで、じゃあ逆に濃いグレーで配管を塗ってみるか……?というのはもちろんリアルじゃない。実車はひょっとしたら色調の違う似た明るさのグレーなのかもしれないが、もう面倒なので何もしないことにした。手抜きです、手抜き。その代わり?クーラーのメッシュが存在するはずの部分を黒いグレーで塗り分けてみた。一旦濃いグレーで塗ってから、該当部分をマスキング。テープを小さく切って1枚1枚貼っていくわけだが、2編成8両で112箇所。配管の色差しとどっちの方が楽でしょうか?(笑) |
連結面、幌は妥協?して片側のみ
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こちらは連結面。例によってGM製品には基本的に連結面の幌が存在しないので、カトーの分売品を使って幌を取り付けた。が、連結する両者に取り付けると連結箇所によってはクリアランスが確保できず……。床板に遊びがあって連結面距離を確定させられないのも悩ましいところだった。というわけで、私としてはあまり好きでない選択肢なのだが、連結する片側にのみ幌を取り付けることで解決した。これをすると編成表を見なくても連結する車輌の向き等が分かるというメリットもある。連結面の片側にのみ幌が付いているという違和感は拭えないのだが、この際仕方がない。 |
GM製品は幌を取り付けない前提なので、その部分がディティールフル
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画像は上の写真を部分拡大したもの。繰り返しになるのだが、GM製品は幌を取り付けない前提で作られている。そのせいか貫通扉部分の彫刻がやや細かい。画像処理で濃い色で残っている部分、これは実車に存在する手すりを表現したものである。乗客が車輌間を行き来するときに掴めるように設置している……のだと思う。どの鉄道のどの車輌であっても大体あるのではないかと。他社完成品でもこの彫刻は存在するのだが、幌を取り付けることを考えてか控えめの表現になっている。逆に言うとGMのものは少し飛び出ていて、実物の雰囲気がよく出ている。 |
というわけで2編成8両
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実車は現在、10000系同士の2編成8両という列車がないらしいが、私は敢えて往時の姿を楽しめるよう基本、増結セットで8両用意した。もっとも完成させた今は、冒頭で記した「中間改造車編成」が発売されることを期待して1編成だけにしておけば良かったと思わなくもない。現在走っている列車は……忘れたけれど確か7100系だったかな?を連結しての8両編成らしい。そちらはマイクロエースから製品が出ており、多くの人はマイクロエースの車輌にGMの増結編成を買って来て繋いで楽しんでいるとか(マイクロエース製品の方が動力ユニットの性能がいいと言われているため)。 (2011.10.13)
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