京阪2400系の塗装済みキットと完成品
|
グリーンマックスの京阪2400系は様々な商品展開がなされていて、そのうちの「更新後 2次車 完成品」と「未更新 1次車 塗装済みキット」を購入。更新車に関しても塗装済みキットで良かったのだが、多分完成品しかなかったのだろう。あったら多分キット買ってたと思うので。完成品に関しても一旦バラし、塗装済みキットと一緒に未塗装部分の塗装や色入れ、車体ナンバーを貼り付けた後のクリアーコートを施している。この車輌、京阪で始めて冷房を搭載して登場した車輌らしいのだが、1両あたり8基のクーラーを搭載している。合わせて結構大型のベンチレーターが2基、合計10基の物体が屋根に取り付けられている。模型でもこれらを表現するパーツが屋根にがっちり固定されているわけで、とりあえず外すだけでも一仕事だった。ラフにやって屋根板が割れると大事だから丁寧にやんなきゃいけないんだけど、手加減すると外れないし……。7両全部外すだけでも1時間ぐらいかかったかな。 |
更新車(左)と未更新車(右)
|
「卵型」と呼ばれる、ちょっと上すぼまりなスタイルが特徴な京阪のちょっと古い通勤型車輌。正面に貫通扉を用意したオーソドックスなスタイルで、更新の際にここが大型の一枚ガラスに置き換えられた。未更新車の方がちょっと旧型で京阪らしいスタイルだと思うので好き。なのだが、車両の更新時期からして私はほとんど未更新車を見ていないはず。多分私の持つ京阪のイメージは……他形式によって植えつけられたんだろうなあ。あ、ちなみに私は京阪電車にあまり詳しくない。まず、私鉄という分野に弱い。次に京阪は関西私鉄とは言えそんなに頻繁には利用しない。そしてトドメに模型が少ない(少なかった)。ようやく最近になってマイクロエースがうんたらかんたら、グリーンマックスがうんたらかんたらで私も形式を覚え始めたが……。 |
屋根上が今回の一番のポイントかな?
|
屋根板はダークグレー一色で塗装されている。上のクーラーとベンチレーターが未塗装だったので、完成品は取り外して、キットは取り付ける前にねずみ1号で塗装した。これに関してまた一つ話があるのだけど後述。配管は最近の私の定番作業なので、いつものようにねずみ1号で色差し。多分一部はゴム被覆で黒いはずなのだが、どこが黒いか自信がなかったので今回は見送っている。他、一体成型のランボードにもねずみ1号を入れた。マスキングして吹き付け塗装が綺麗には仕上がるのだが、マスキングの難易度が高そうだったので筆塗りで処理。同様にヒューズ箱や避雷器も筆塗りである。 |
今回は幌が素直に取り付けられた
|
前々回の103系のときからごちゃごちゃ言っている幌のお話。今回は連結面間隔が広めで、カトーのキハ40系や221系用の幌を取り付けても特に干渉するようなことはない(取り付け脚を切り取ってゴム系接着剤で固定する)。何故形式によって連結面間隔がこうも違うのかというと……グリーンマックスがやや二流メーカーっぽいところで、床板を3種類か4種類かしか作っておらず、車両によっては長さが合っていなくても誤魔化して使っているからである。さらに、その床板を車体に取り付けるとガタがあって前後に遊びがあるのも始末に終えない。自分でスペーサーを入れて調節すればいいんだろうけど……面倒だ(笑) (2011.10.16)
▲お戻りの際は、ブラウザの機能をご利用いただくようお願い申し上げますm(_ _)m▲ |