橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成22年7月上旬分

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平成22年7月10日

  旧型国電阪和線を製作中にちょくちょく撮っていた画像……大糸線の時と同じ内容の加工もあってあまり多くはないのだけど、それでもせっかく撮ったので画像で侃侃諤諤にしてみた。
旧国阪和線、製作中の写真など
前回も今回も記録してない部分があったりもするので、気力があったら次回片町線でお披露目してみよう。


平成22年7月9日

  プロ野球某球団が連敗。阪神との3連戦の最後で連敗をストップさせた後、"お得意様"の広島戦で逆転勝利。その後……も勝ち続けたらこう書く予定だった。「阪神戦が終わったら途端に元気になったね〜」。ま、厳密に言うと3連戦の3戦目から元気だが。ところが実際のところはあまり好調でない。2連勝の後の2連敗で2位阪神が1.5ゲーム差に迫る事態になった。無論嬉しいことなのだが、侃侃諤諤のネタとしては……いやいやいやいや(笑) 侃侃諤諤のネタがなくなっても阪神が優勝する方がもちろん嬉しいですよ!

  野球がらみで。酷い関連付けだが。漫画『MAJOR』が連載終了するらしい(ひょっとしたら既に完了形かも)。単行本で追っていて、途中でぷっつりやめたのだけれど、最後に読んだところの雰囲気ではまだまだ続きそうだった。だからその情報を聞いたときはかなり意外な感じがした。でもまあ、ちょっとだらだら感もあったのでそろそろ終わらせるのがいろいろな意味でいいのかもしれない。年内に最終巻まで発売されるらしいので、また続きを手に入れてくることにしよう。
  過去に幾タイトルか、単行本で揃えておきながら途中で買うのをやめた漫画は1つや2つではない。あまりにも連載が長すぎてダラダラ感が出てきた漫画とかね。元祖は『ドラゴンボール』か(笑) 世間で人気があっても、むしろありすぎると却ってこっちの気持ちは冷める。世間で「まだ続いてんのかよ」って言われてる漫画ほど好きだったりする。『頭文字D』とか『はじめの一歩』あたりとか(笑) ここ数年で買うのをやめたタイトルを列挙してみると、『黒執事』『Dreams』『天のプラタナス』『K2』『喰いタン』『パンプキンシザーズ』『桜蘭高校ホスト部』……それから今月と来月でまた2〜3タイトル増えるかもしれない。これだけやめててまだあんだけ買ってるんだから、どれだけ漫画買ってるんだよ(笑)と自嘲気味になってしまう。さらに少し遡ると、『犬夜叉』とか『名探偵コナン』とかも途中で離脱した。結果的にやめといて大正解だと思っている。犬夜叉は最終巻だけ買ったけど。コナンも多分完結したら最後だけは買うと思う。最終巻だけ所有するとは変な趣向だなあ(笑)(注:それまでに買った分は古本屋にて売却済み) さらにその前には『将太の寿司』とか『哲也〜雀聖と呼ばれた男〜』も終盤になって付いていくのをやめている。こちらはまだ単行本が残っていて、たまに読み返すと続きが気になったりする。現在、文庫版で再販されていたりするようだが、私は新書版が好き。なので古本屋で探すのだが、意外になかなか見つからない。もっとも、厳密には何巻まで持っているのか把握しておらず、本腰は入れてないのが現状。どないしますかねえ。ある日ひょっこり、恒例の感想文のところで『哲也 37巻』といった具合に出現するのをお楽しみに(謎)


平成22年7月8日

  先週、「安藤復活!」って書かなくて良かったよ……。にしても、もう1試合ぐらいまあまあの投球してくれると思ってたんだが、1軍再昇格後2試合目で大崩とはいただけませんなあ。だからファンの誰もがあんどーくんのことを信頼しないのですよ。多分あと1回か2回ぐらいは先発させてもらえるだろうから、せめて5回3失点ぐらいの試合をブチ壊さない程度の内容を見せて欲しい。っていうか明日某Jで買い物しようかと思ってたのに!!!(ココが重要だったりする)

  と、愚痴ってても仕方がないので本日の本題。
Bトレインショーティ500系新幹線
結局報告したのかしてないのか忘れたけど、各セット1つずつ8両だけは買ったんだよね。もちろん16両フル編成なんて非エコなことはやりませんよ。と、存在自体が非エコの塊みたいな人間が偉そうに言ってみる。で、これ、8両組み立てたわけだが……数に加えていいんですかね(笑) ブラゼルも驚く量産っぷり。
白兎 「……そこから離れなさい」
雪翼 「あ、今日、ブラゼルがホームラン打ってるから俺も」
白兎 「……いや、だから、失礼だからそこから離れろって」

というわけで(?)画像で〜の最後に書いてある、スミ入れと先頭部運転室の何かをやってから8両足すことにします。


平成22年7月7日

  先日、3度目の『空の軌跡FC』がクリア目前みたいなことを書いたけれど、あれからしばらく放置。何と言うか、エンディング見るのが面倒というか……いや、ある意味いいエンディングなんだけどね。でもエンディングをじっと見る気分になれないというか。それで止まってたんだけど、ふと気付いた。SCの引き継ぎのためのセーブデーターは、実はエンディングの後にあるわけではない(エンディング後はセーブポイントがない)。SCで引き継ぐFCのデーターはラスボス後のセーブデーターであれば何でもいい。ということは――実は『空の軌跡』はFCのエンディングを見ないままセーブデーターをSCにも引き継げるのだ! まあ、そんなことする人普通いないけどね。私は3人目……じゃなくて3回目なので、そういうことすることにした。
  ところで、SCのスタート時にはFCからの引き継ぎの他に、SCのクリアデーターの引き継ぎもある。某大作RPGでは「強くてニューゲーム」というモードがあるらしいが、早い話がその手のものである。引き継がれるものが何なのかよく知らずに引き継いでるんだけど。ちなみに、SCの2周目以降の引き継ぎは「クリアデーター」が対象となる。SCではエンディングの後にセーブポイントが現れて、そこでセーブすると引き継ぎのためのセーブデーターが作られる。そんなこんなで3周目を始めた後……古いデーターを読み込みなおしたりして検証すると引き継ぐものが分かった。お金とセピス。セピスが何なのか、随分昔に説明したけど多分誰も覚えてないと思うので再度。『空の軌跡』シリーズの文明を支える鉱石とでも表現しようか。ゲーム中では魔獣(モンスター)を倒すと手に入る。なお、魔獣はもちろん、各種兵士や盗賊などの人たちもお金は落とすことはない。どうやってお金をまかなうかというと、依頼をこなすことで報酬を得るか、あるいはセピスを店で換金する。セピスの換金は、ゲームの後半になればなるほどレートが上がるので、面倒だけどその都度必要な分だけ換金するのが賢い使い方。
  ――で
1周目のクリア時にはお金が16万ミラほどあった(ミラは通貨単位)。2周目のクリア時には……170万ミラに増えている(笑) 何故こんなにも増えたかというと、1周目に余した大量のセピスを2周目にこまめに売りながら進めていった結果と思われる。先ほどは「必要な分だけ換金すべし」と書いたが、これは正確ではない。各属性のセピスの所持できる上限数というものがあり、9999より多く手に入れたセピスは切り捨てられる。つまり、各属性のセピスの所持数が9999に近づいた場合は、お金が必要でなくとも換金しておいた方が無駄が出にくいということである。ということを繰り返していたら1周でお金が10倍に増えていたのである(笑) で、2周目の最後の方のデーターをロードして……セピスを全部換金すると360万ミラぐらいになった(笑) ここからラストボスを倒してクリアデーターを作り、それを引き継いだら大量の所持金を持ってゲームを始められる……と思ったけどやめた。まずはラストボス撃破が結構面倒なこと。今、最初から始めようとしているのにいきなりラストボスと戦うのは、2度クリアしているとは言え興醒めである。じゃあ3回目のエンディングを見ずして次に進むのは興醒めではないのか?と問われると答えに窮するが。で、次に、冷静に考えたらこのゲーム、序盤はセピスの数が少々タイトかもしれない。セピスはお金にできるが、お金でセピスを買うことはできない(途中で出来る箇所もあるが、イマイチ効率的ではないのと、その頃あまりセピスに困ってなかったような……)。序盤、あまり必要のない属性のセピスだけ売っちまうという手もあるが、何が余るのか忘れた(笑) それに、1周目の後の2周目であれだけお金が増えたってことは……お金に関しては困る心配がないということだ。そもそも170万ミラも持ってスタートできるんだから、これ以上は要らんだろう。序盤にそこまでアイテムを買い込む必要もなければ、そんな大金を出して買うようなアイテムも売ってない。1ミラ=1ギルで換金してFFXIIIの序盤に持ってけるなら話は別だが(謎笑) ま、そんなわけだから普通に引き継いだデーターで進めることにした。まだオープニングが終わったところだけど(笑)
  さて、その『空の軌跡』の続編となる『英雄伝説 零の軌跡』の発売日が9月30日に決まった模様。ところで、空の軌跡は3部作で、最初の作品には『英雄伝説VI 空の軌跡』と『英雄伝説』のあとにナンバーが入っていた。私が持っているソフトのパッケージには「FC」と入っていて、代わりに『英雄伝説』の後の「VI」がないのだが、ゲーム画面は『英雄伝説VI 空の軌跡』となっている。パッケージ等で「FC」を付けた時点で「VI」を外すようにした一方、ゲームの中身はそのままにされたのだろう。SCとthe 3rdは、パッケージにもゲーム画面にもナンバーは入ってない。で、今回の『零の軌跡』はいきなりナンバーなしである。『零の軌跡』が『空の軌跡』同様前後編になるのか、一作で完結するのかはまだスタッフしか知らないことだが……(『空の軌跡』は3つ出てるが、実質前後編で3つめがオマケ)。確か開発発表の時点では『英雄伝説VII』とナンバリングしてあったハズ。同社のもう一つの看板タイトルである『Y's』は『7』と付いていた。お揃いで『7』になってちょうど良いのに、と思うのだが。ひょっとしたら途中で路線変更があったのかもしれない。『零の軌跡』は『空の軌跡』の続きなのだが、それは『英雄伝説』としての続きではなく『英雄伝説VI』の中での続きという扱いにしたのかも……? なお、日本ファルコムの『英雄伝説』シリーズのIII〜Vの3作品は、同一の世界観を共有する一続きの物語らしい。某FFみたいにそれぞれのナンバーが一つずつ独立しているわけではないのだ。だから今度の新作も『英雄伝説VII』と数字を一つ増やしながらも一連の物語にするのだと思っていた。さて、どうして『VII』が外れてしまったのだろうか。
  ところで、『空の軌跡』は当初続き物になるとは発表されず、エンディングで当時のユーザーの衝撃を呼んだらしい。1年か2年して"ようやく"SCが発売されて、そして物語に決着が付いた。そのSCが発売されるまでの間、当時のプレイヤーは相当悶々とした気分にさせられたとか。で、『零の軌跡』はどうなるのかな、と。まさか同じ手法を使ってはこないと思うが……。それでも、前作を越えるものを作ろうとなると相当なボリュームになってしまう。そんなのが果たして1つのゲームにまとまるのかね? とはいえ、前後編にされて、後編の発売日まで待たされるのは私はちょっとご遠慮願いたい。『空の軌跡』はthe 3rdまで発売された後にプレイしたからね。リアルタイムプレイヤーの気分は味わってないけど、ある意味それは味わいたくない(笑) というわけで、多少ボリュームが減っても、1作できっちり物語がキリのいいところで終わって欲しいと願うのである。
  ところで、今月終わりに発売される『Y's VS 空の軌跡』に、『零の軌跡』の主人公とヒロインが出てくるらしい。メインキャラクターとしてではないものの、次回作の主人公を一足お先にファンにお披露目ということである。う〜ん、楽しみ。って、これ、今ようやく気付いたのだが……8月以降の鉄道模型製作が進まない要因になりかねんな(汗)


平成22年7月6日

  というわけで、阪和線がとりあえず8両完成した。これで今年に入ってから28両完成させたことになり、年間で56両にちいと届かないぐらいか……………………何の話に繋げようとしているか阪神ファンの皆さんだったら分かりますよね?(笑) いや、別に狙っていたわけじゃあないんだけど、気付いてみるとこれは見事(自画自賛)。クレイグ・ブラゼル選手が72試合で28本塁打(今日打たなかったので、73試合で28本塁打だけど)。全く同じペースで打つと144試合56本塁打となり、プロ野球新記録。私はというと、半年と5日で28両。5日出てしまったせいで年間56両ペースには届きませんが……そもそも私のは新記録にならないけどね(爆)
  というわけで、次に作るのは……片町線に話を進めるか、旧国以外で何か作るかで悩んでいる。C.ブラゼルも次にどこの球場でどっち方向にホームラン打つかで悩んでいる最中では(そんなわけないって)。片町線の編成は5両で、私が模型で作るのを計画しているのは2編成10両程度。少し増えるかもしれないが、果たしてどうなるかは終わってみないと分からない。これまでいろいろ調べてみたところ、片町線の特徴というのが感じられる。昨日完成させた阪和線の場合、当時4扉車の73系も3扉車の40系もそれなりに数が揃っていた様子(快速用の70系を除く)。一方で片町線はというと、4扉車が圧倒的?に多かったらしい。その4扉車に片町線の色が出ている。73系のうち3形式は、63系から改造されたか新たに作られたかなのだが、クハ79のみ他の形式から改造された車両がある。2扉のクハ85に扉を増設した車両、サロハ46?だったかをクハ47だったかに改造し、さらにそこから扉を増設して4扉車となりクハ79に編入された車両。そのほとんどが(少なくとも末期は)片町線で活躍した模様。もう1グループ。クモハ31とクモハ32。元々31も32も17メートル級車両のための番号だったが、称号改正で11、12に押し込められたために空き番号に。その後改造車両であった彼らにその番号が与えられたというわけである。元は42系のクモハ43とクモハ42。改造、改番を経て番号の大小が逆転していてややこしい。元々は2扉車だったものに、扉を増設して4扉車となった。そう、クハ58やクハ47をクハ79にしたものと経緯は同じ。そしてクハが73系に編入された一方、何故かクモハは新しい番号へ、という不思議な事になった。共に大多数が片町線で活躍したのにね。特にクハ58改造のクハ79は……元を正せばクハ58はモハ42(当時)とコンビを組むために作られた車両。一緒に生まれて同じ改造を施されたのに名前は別々。でも一緒に働いたという、何か不思議な感じがするのは私だけだろうか? というわけで、片町線の旧型国電作るならこのあたりに触れないわけにはいかない。クハ58改造のクハ79は割と楽勝(だと思ってる、作る前の今は)。クモハ43改造のクモハ31も楽勝(だと思ってる、作る前の今は)。クモハ42改造のクモハ32はちょっと手間がかかる部分もあるけど、そんなの今までもたくさん作ってきたから問題なく作れる(と思ってる、作る前の今は)。一番の問題は、サロハから延々改造されて生まれたクハ79。現時点でいろいろ未知数。敢えて挑戦せずに逃げるという手もあるのだが……。まあ、妥協して「それらしいもの」を作るという方針も悪くないと思っている。
  というわけで、今は次に向けて悩んでいる最中なのだが、手を全く止めているわけでもない。私は模型を作ると……作業台の上がひたすら散らかるので、とりあえず大糸線〜澪つくし号〜阪和線の流れで魑魅魍魎跳梁跋扈(意味不明)となった状態から快復を目指すべく掃除開始。しかしあれだなあ、鉄道模型作るときもなかなか先に進まんが、掃除もなかなか先に進まんなあ〜(爆)


平成22年7月5日

  ようやく完成。当初の予定通りとは行かなかったが、前回前々回ほど大幅な遅れにならなくてほっとしている。画像枚数が多くなったので2つに分けました。

旧国阪和線 第一部ノ壱
旧国阪和線 第一部ノ弐

今回撮影した画像……何故か側面からのショットがやたら甘い。ピントが合ってないのか? 絞りすぎで回折の影響出たのか? 一瞬カメラのレンズ部分に異常が発生したのかと焦ったのだが、他のカットはそんなにおかしくないのでカメラの故障ではないと思う(思いたい)。そこで悩んでいたので、赤や朱色系の色はJPEG画像にしたときに劣化が激しいことを忘れて編集してしまった。保存の際に、画質劣化が少なくなるよう設定しなきゃいけなかったのに……。いろいろと面倒なので、今日のところはこのまま行きます。後日気が向いたら撮り直すけど。


平成22年7月4日

  完成しなかった……。一番の失敗は、73系のランボード。メインのランナーのものを切り取って塗装したのだが、長さが足りない。これはどういうことだ!と思って初めて説明書を読んだら……別ランナーに付いてるものを使えという指示が。グリーンマックスの原形73系は、作るの今回が初めてだったからね……説明書はきちんと読まなきゃダメってことだ。って、前にも何かで同じ失敗をしていたような気がする。
  他、細々とした微調整に戸惑ったり手間取ったりなんだりかんだりで8両中6両とりあえず完成した。が、細かいところでもうちょいいじりたい車両もあるし、というわけで画像で侃侃諤諤にてお披露目できるのは明日(に出来たらいいんだがなあ)。今日は時計を見ながら作業していたのだが、1両あたり1時間は掛からないけど30分ではできない。これ、窓セルの切り出し他の下準備をやってなかったら、おそらく1両あたり1時間ぐらいはかかっていたのではないかと思う。確かに大糸線のときは作っても作っても完成しないという印象を受けたもんな……。モノがかなり違うんだけど、何となくテストの採点を思い出した。マル付けしてもマル付けしても終わらない。ま、あっちの方が数倍酷いんだけどね(苦笑) 1クラス処理するのに3〜4時間ぐらい(もっとかも)かかってたっけ(遠い目) いろいろな意味で今やってる作業の方が楽ちんだね。

  敢えて阪神タイガースに触れずにいたのだが、その願掛けも空しく頭文字G戦2カード連続3タテはならなかった。というかフォッサムをまだ使うかよ真弓監督……。ここはてっきり、2軍から這い上がってきた若竹に先発させると思ってたのだが(フォッサムは左で若竹が右なので、一応相手の裏がかける)。今度こそフォッサムは2軍落ちだろうなあ。代わりに誰を先発させるかという問題は残るが、フォッサムに続けて先発させるより他の誰かにチャンスをあげたほうがいいのは確実だ。

  昨日書いたとおり、友人と電話で話したのだが……その後PHSを放置していると、気が付いたら電池が切れていた(苦笑) やっぱ2時間も通話すると電池もたないね。しかし、そのことに夜になるまで気付かない俺って一体……。まあ、"携帯"依存症になるよりははるかにマシか。


平成22年7月3日

  雨……大雨。塗装、できない。最後、クリアーで全塗装工程が完了するのに……。空に向かって恨み言を呟いても仕方がないので、明日は雨があがることを信じて今日は明日の下準備。前も言ったとおり、最近取り付ける部品が増えたせいかフィニッシングに時間がかかる。まず、塗装が終わっている下回りを組み立てる。これで上回りが完成したらあとははめ込むだけで作業完了。次に上回りの組み立てを楽にする作業を。
  窓には透明な部品を組み込むわけだが、これが最近の設計の新しい製品だと、はめ込み式の成型部品が付属していてワンタッチで完了するわけなのだが……古い製品なので、裏側から透明なセルを貼り付けて行く。車体の裏側には、構造上段差がある。そのせいで、セルを車体長に切ってそのまま貼り付ける、というわけには行かない。部分部分ごとに適切な長さに切断して一枚一枚貼り付けていく。ドア窓、ドアとドアの間、車端部、運転台周り……。今回は3扉車と4扉車が混じっているために、その長さが多岐に渡る。とはいえ、前回大糸線でも3扉車2種に2扉車が2種類、それに郵便荷物車が1両あったので長さはばらばらもいいところだった。今回、車両のドア配置の点では2パターンなので窓に貼るセルの長さも比較的種類が少ない。それでも阪急電車を1編成作るよりはいろいろなのだが……。
  で、あるときから私がやっている作業は以下のようなもの。何ミリに切ったセルが何枚かまずリストアップする。例えば今回は長いほうから、32ミリが12枚、22ミリが24枚、13ミリが6枚、10ミリが12枚……という具合に続いていく。それぞれ3扉車のドア間、4扉車のドア間、3扉車の車端、4扉車の車端用である。他、ドア用に7ミリ6ミリ、細かいところで5.5ミリ、5ミリ、4ミリ、3ミリ。前面窓の一部ははめ込み式のパーツを用意した。で、キットに付属している窓セルは長さが145ミリなので、無駄が少なくなるようにプランを立てる。なのだが、付属のセルは140ミリのことが多いはずだったのだが、今回のキットに封入されていたのは全て145ミリだった。で、それに気付かず140ミリでプランを組んだ(笑) コツは、長いものを優先していくこと。
  32mm×3、22mm×2 ……を4つ
  22mm×5、10mm×3 ……を3つ
  13mm×6、22mm×1、10mm×3、5mm×1 ……を1つ
以下詳細は省くが、こんな感じで140ミリのセル1枚1枚をどういう風に切断していくか決める。今回のポイントは、32ミリを目一杯切り出さないこと。3本で抑えると残りで22ミリが2本取れる。まあ、ここで取らなくでも余りを出さなければ残りのどこかで辻褄合わせられるんだけどね(笑) で、セル10枚少々で7両分賄えた。1両あたり2枚ずつセルが入っているので、7両分のキットから14枚手にすることになる。ということで3枚以上余ることになって……今までもこうしてキットを組んできたので、今30枚ぐらい?はセルが余っていたりする(笑) 特に、阪急やJR205系は戸袋窓がない、つまり車体に対して窓の占める面積が少ないために、こうしてきっちり必要分だけを使っているとかなり余る。阪急1編成8両作ると、16枚の窓セルのうち5枚ぐらいは余る。もちろん、余ったパーツはきちんと取っておく。特にセルなんていう汎用性のパーツは有用性が高い。例えば、タヴァサホビーハウスのコンバージョンキットには窓セルが付属しない。コンバージョンなので何かしらの他のキットの部品を使うわけで、そこで普通にグリーンマックスのキットを買うとセルも付いているが、パーツをバルクで買って来て済ませた場合にはそれがない。すると、他のキットで余らせたセルが大活躍ということになる。もちろん先日から大活躍しております(笑) 

  読者の皆様にはどうでもいいことだが、ここで京都の友人(但し今岡山にいる)から電話が掛かってきて2時間の空白が。

  他にも、アルモデルのキットにもついてないし、何とワールド工芸のキットにも入ってなかったりする。キングズホビーはきちんと入れてくれてるんだけどね。ま、どっちかというと入ってる方が珍しい……かな? ちなみに、アルモデルのはNゲージだったらグリーンマックスのキットのあまりが使えるのだが、HOやOナローといったサイズになると幅が足りなくなる。私は梅田の某音速模型でHO用ぐらいの幅の太いのを発見して解決したが、近くに専門店がない人は手に入れるのに苦労しそう……。なお、ホームセンターに行けば1ミリ厚ぐらいのアクリル板が売られているが、これで代用するのは相当大変である。1ミリぐらいになると意外と切断するのが大変だったりするから。透明度や平滑度ではアクリル板の方が数段優れているんだけどね。

  で、実は、去年の終わり頃の旧型国電作ってる頃から……前もってセルを切り出す作業をサボっている。貼っては次に必要な長さを測って、切り出したらまた貼って……と。一度に作る両数が少なめだったのと、モノによっては1両端から端まで一枚で処理出来る車両もあったのがその理由。ただやっぱり、カッターとピンセットをいちいち持ち替えて作業していたので効率は良くなかったと思う。その辺りがフィニッシュにかける時間を増大させていたのかもしれない……。何はともあれ、明日、塗装が出来る天候になることを切に願う。


平成22年7月2日

  昨日の感想文で書き忘れていたことがあったので、追記。『Q.E.D.』36巻。燈馬想の妹、優が久々に出てくるのだが、何だか別人になってないか?(笑) 一応コマ中に四角い枠があって人物紹介があるのだが、普段なら「いやいや、愛読者なら分かってるから」と言いたい所、今回はナイス注釈。冒頭では、「想、ごめんね。まさか水原さんが付いてくるとは思わず話しちゃった」という具合なのだが、島に付いてからは水原嬢と南国の海を満喫。この話では"謎の質問者"がいて、最後にそれが主人公想であることが分かるのだが、その想を目の前にして「もちろん心の中では燈馬君のことを応援してたよね」(水原嬢)、「うんうん、口には出さなかったけどね」(優) いい度胸してるなあ、というか、優ってそういうキャラクターだっけ? 水原嬢と一緒に行動してると性格がウツるのかもしれない。朱に交われば何とやら。

  さてさて、いよいよ暑くなってきた。世の中の皆さんには申し訳ないが、橘雪翼は寒いより暑いほうが好きなのです。俺の季節が来たぜ!という感じ。気温が上がってくると、運動にも力が入るぜ! といいたいところなのだが、実は左肩から左肘にかけてちょっと痛めている。こういうときの「ちょっと」は、「ちょっと」じゃなくて「結構」なのだが。どれぐらい痛いかというと、ボールが投げられない。バットを振るほうはあまり影響ないのだが――「ってお前金本か!」という突っ込みを入れて頂ければ幸いです(笑) ただ、私はバット振るのが仕事じゃないので自重してあまり素振りもやってません。まあ、右手が生きているので、片手で振るトレーニングはやってますが。
  最初に違和感を感じたのは5月下旬に入ろうかというぐらい。シャドーピッチングを左でやろうとして、肘が痛いのに気付いた。そのときは筋肉痛かな?と思っていたのだが、他の部位の筋肉痛が完治しきってからも相変わらず痛い。すわ、これが噂のテニス肘か!と思ったのだが、どうやらテニス肘の症状には当てはまらないようである。肘を肩から上に上げると痛みやすく、そして肘というよりは、肘から肩に掛けての筋肉が痛い? 腱を痛めた? よく分からないが、しばらく安静にしていたところ治ってきたので、どうやら病院に行かなくても済みそう。しかし我が体ながら、あちこちガタガタだなあ。
  先日の甲子園球場の見学のあと、近くのショッピングセンター(でいいのかな?)のスポーツ用品店で、長尺バットを発見した(前に行った時も見たような気はするが)。普段私が使ってるのとか、普通バッティングセンターに置いてあるバットは80〜85センチ強ぐらいなのだが、そのバットは100センチほどあるらしい。確かにその場にあった他のバットよりも長く、異彩を放っていた。長いとどういう効果があるのかと言うと、重心がバットの先の方に行き、上半身主導ではきっちり振れない。という、下半身でのバッティングを覚えるためのトレーニング用である。実打も可能ということで、今、とても欲しい一本なのだが……買わなかった。理由は、買うと素振りしたくなる。左上腕部を痛めてる今、そんなことをすると悪化させる可能性が大きい。治るまで待てないのか? 買ったらきっと待てません。あんた子どもか? 子どもです(爆) あと、下半身主導でバッティングしてる自信もあるといえばあるので、わざわざ長いバット買わなくてもいいやという気もする。隣に今度は短めのバットも置いてあって、そっちは何に使うのかと言うと、片手で振って「下半身主導のバッティングを覚える」んだそうで。しかし残念ながら、今使ってる普通のバット、片手でしっかり振れますから(←自慢らしい)。それができるってことは、下半身主導でバットが振れてるってことじゃないかなあ、と。ま、要するに買うかどうかで「悩んでる」ってだけなんだけどね。もしも買ったら、画像で侃侃諤諤しますね〜。


平成22年7月1日

  7月になりました。模型は完成していません(笑) まあそれでも、今週末(橘暦では日曜日までが今週)。話は変わるが、週の始まりは月曜日とするべきではないかと常々考えている。あまり常時は考えていないが。カレンダーは左端が日曜日で右端が土曜日であるものが多い。世の中には日曜日が週始めで、土曜に終わると考えている人が多いからなのか? 元々の意味を考えると、七曜暦ってのは神話を基にして作られたものなのだから、その神話になぞらえて考えると月曜日スタートが自然。何故日曜日が休日なのかというと、いろんなものを作って疲れた神様が休んだのが七日目の日曜日なのだから。とはいえ、別にこの橘雪翼、神話を信じているわけではない。でも今、日本で七曜暦が広く一般的に使われているわけで、だったらその由来をほんのちょっとでも知って使うべきではないかと考えるのだ。まあ、そういう考え方をする場合もあればしない場合もあるのだが。七曜暦についてはたまたま、本来の意味を考えようという気になっただけの話で。多少の根拠を示しておくと、多くの場合学校や仕事は日曜日が休み。月曜日から始まって金曜日で終わるわけだ。休みの日から週がスタートするというのも何だか変な話じゃないか? というわけで、カレンダーも月曜を最初に持って来るべきだと思うのだが……。ちなみに、私が使っている手帳は月曜日が週始めになっている。
  というわけで心地よく話が横道にそれたところで……話題を元に戻そう。今日は阪神が勝ったんだったな。そうそう、先日電波時計を某Jから始まる家電量販店に買いに行ったのだが、そのときは全く意識してなかった。レジで突然、「昨日は阪神タイガースが勝ったので」と店員が言い始めて、何言うとるんやコイツは頭おかしいんちゃうか、梅田のド真ん中で縦じまのハッピ着とるし――とまでは思わなかったが、最初は本当に何を言い出すのかと訝しがってしまった。で、割引させて頂きます、と言われてようやく「ああ、そういうのがあったな!」と。反応遅いよ雪翼クン(笑)
  ――って、最初の話題は阪神ちゃうし
まあ、模型は日曜日ぐらいには完成しているかなあ、と。この前の大糸線の車両を作っているときに気付いたのだが、最近最後の工程で時間がかかるようになった気がする。最後の工程というのは、全ての塗装すべきパーツの塗装が完了し、取り付けるべきパーツを本体に取り付けていく作業のことである。今まで個々に調整、塗装していた部品が取り付けられて行って、1両の車両を形成する。大げさかもしれないけど、神々しい瞬間でもあり、それまでの苦労が報われる達成感の大きい至福の時間でもある。完成品の模型を買って来るだけでは味わえない、工作の楽しみでもある。この時間が最近長い。「至福の時間だから長くていいんじゃないの?」――答えはノー。厳密に言うと、完成した瞬間が至福で、その直前のワクワク感、ドキドキ感がいいのである。橘雪翼、あまり焦らされるのは好きじゃないので、あんまりドキドキワクワクの時間が長いとちょっとしんどくなってくる。さて、何故この時間が長くなってしまったのだろう? 部品を塗装していて理由がよーく分かったのだが、部品点数が増えたわけですね。以前画像で侃侃諤諤で、「100個以上」というタイトルで小部品を塗装した状態の画像をお見せしたことがある(探すの面倒だったので今日はリンクさせてません(爆))。まあ、何と言うか、アレは主にベンチレーターという部品だったのだが、ああいうのが100個ぐらいあるわけですね。ベンチレーター自体は今回は50個ちょいなんだけど、少し前からベンチレーターは本体と台座を組み合わせて取り付けるようになっている。つまり……部品の点数で言えばベンチレーターの個数の2倍(一部、また別のを使っているので2倍にはならないけど)。他にも何やかんや取り付けて、あれこれしていると……時間がかかるわけである。今まで8両ぐらいなら1日でフィニッシュさせていたような気がするのだが、前回大糸線のときは11両で3日(丸3日ではないが)かかったような。今回は8両なんだが……2日で終わるかな、どうかな。何ていうか、変に拘りだすようになって、塗装を開始するまでの時間が長くなったと思えば、塗装が終わってからの時間も長くなっていたというオチ。そろそろどこかで楽なものを挟もうと画策中。今作っている阪和線の後にするか、それとももうひと頑張りして片町線を1本作ってからにするか。


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