旧国阪和線 第一部ノ弐

クモハ73181

  〜ノ壱でも書いたが、画像が汚くてスンマセン。
  73系(?)の制御電動車クモハ73。元を辿るとクモハ63とか桜木町の事故とかいろいろあるんだけど、割愛!(笑) 模型はグリーンマックスのキットを組み立て。他の旧型国電と比べると全体的に作りやすい。加工点としてはドアを交換したり、ヘッドライトを交換したり、前面窓ガラスをはめ込み化したり。ドアは、別々のサイトで発見した2枚の実車写真が、この画像の側は全て原形タイプなのに反対側では交換されていた。おそらく2枚の写真で撮影時期が違うと思うのだが……片面だけ交換されていた、という可能性も否定しきれず……悩んで悩んで悩んで、気付いたら見た写真のままドアを貼り付けてしまっていた。ちょっと失敗だったかなあ。

モハ72054

  中間電動車。新製車とクモハ63からの改造車があり、改造車の若い番号には偶数車と奇数車でパンタグラフの位置と配管に違いがある。今回作った模型は、クモハ63からの改造車でなおかつ偶数車。配管を少しいじってある(写真は後ほど)。

クハ79142

  制御車。確か100〜のはクモハ63からの改造車のはず。詳しくは後ほどの画像を見ていただくとして、前面がなかなかエキセントリックな形態をしている。何故そんな車両をわざわざ選んだんだか……。

サハ78236

  中間付随車。多分電動車がクモハ63だった時代からサハ78として存在する車両。模型ではほとんど手を加えずに完成させてある。そのために236番を選んだ、というか手間の省ける車両を必死で探したんだから(笑) 後日、もう1両サハ78を作る予定にしているが、そのときはドア交換が必要な番号を選ぶことになるだろう。

両先頭車

  左がクハ79142で右がクモハ73181。クハは、全ての窓がゴム押さえに変更されており、しかもそのサイズがやや小ぶりなためか奇妙な顔つきになっている。変な顔の車も多い73系の中でひときわ輝いている(?)。クモハは2枚のみゴム押さえになっている。キットのパーツがこの形態になっており、たまたま181がこれに近かったために181を選んだという裏舞台も。なお、ワイパーは上から付けるのが正しかったようだ……。

配管

  モハ72054は偶数車で、配管が奇数車とは異なっている。奇数車のモハ72は作っていないが、クモハ73が奇数車なので比べてみよう。全部反転しているのかと思ったら、実車写真から考察するに中央のアース線とカギ外し線は奇数偶数関係ない模様。両側の作用管と主管(←実は用語怪しい)だけ削って、反対になるよう真鍮線などで作り直してある。但し、妻面パーツに配管なしのものを選んだため、アース線とカギ外し線についても妻面部分を付け加えた。

(2010.07.05)

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