平成22年1月31日
発売は2〜3日前だったんだけど、通販の荷物が届いたのは今日だった。 鉄コレVS.GMキット 〜元京王5000系車編〜 先月、鉄コレ旧型国電70系は酷評したわけだけれど、今回は満足度高め(鉄コレとしては、だけど)。画像で〜には載せなかったけど、他にラインナップとして琴電と伊予鉄、それから京王5000系車ではないけれど、元名鉄5200系?の豊橋鉄道への譲渡車両が入っている。シークレットが入っていなければ、1ボックス10個入りのパッケージを買えばたいていの場合シークレット以外の全種が揃うようになっている。今回は全て2両で編成を組むようになっているので、5編成が揃うというわけだ。さて、元京王5000系車は琴電もGMキットから作る予定で、伊予鉄だけが計画に入っていない。というわけで伊予鉄は鉄コレだけが私の手元の唯一の車両になりそう。実はシークレットの伊予鉄増結用車両が出てきたので、通常の2両編成にするための車両が入っていなかった。というわけで通常版を手に入れるべく奔走することになりそう……なのだが、噂によると既に価格高騰? もう少し他の車両の満足度が高ければ1ボックス追加行くところなんだがなあ(それでもシークレットが出たら、そのときは呪われていると思わざるを得ないが(笑))。
平成22年1月30日
何か『世界の敵』(*1)も『宿命への抗い』(*2)も『死闘』(*3)もカッコいい曲に思えてきた……。
*1〜*3 いずれもFFXIIIの戦闘曲で、ボス級の敵で流れる。 *1 通常ボス音楽。スピード感のある曲。盛り上がりには欠けるかも。あんまりボスっぽくはない。ちなみに今回のFFはボス戦少なめ? *2 今のところ一度しか流れていない……? 今回の黒幕(ラスボスとは違うと思われる、がどうか知らない)っぽいのと戦う時に使われていた。コーラスが入ってるのと、不協和音?をわざと多めに入れているのか威圧感がある。 *3 ミッションバトルで流れる音楽。今のところこれが一番ボス戦らしい音楽かもしれない。最初の10秒を聞いて戦闘音楽っぽいのも今のところこの曲だけ?
しかしトラック情報が取得できないのだが……何故? 誰も入力してないのか?? それとも送信してないのか??? あるいはサーバーの調子が悪いとか???? うちの新パソコンとの相性が悪い????? ちなみに自分で入れる気はありません。そんな暇があったらゲーム本編を進めるさー。
さて、画像で侃侃諤諤。 新兵器
平成22年1月29日
……。 『閃光』(*1)をじっくり聴き込んでたらなかなかナイスな曲に思えてきた。
*1 FFXIIIにおける通常戦闘音楽。おそらくは主人公の名前、「ライトニング」にかけての曲名ではないかと思われる。第一印象は、スタイリッシュすぎてFFの戦闘音楽らしくないと感じたのだが……。
鉄道模型製作は、作業と並行して実車研究を続けているわけですが……また要らんものを見てしまったような気がする。それはパンタグラフ。先日PS3とPS13を買ってきたぜ とかいう普通の人には訳の分からないタイトルの画像で侃侃諤諤をやっていたわけだが、旧型国電にはあれのPS13が載っているものだとばかり思っていた。ところがネットで実車写真を凝視していると……明らかに違うパンタグラフが散見された。どこがどう違うのかというと、パンタグラフの左右のフレームを繋ぐラインがPS13では枕木と平行なのに対して、その違うものは「X」字状なのだ。コレは見た目にかなり違う。見てしまった以上、ここを無視してはいかんだろう。というわけでカタログを見たりネット検索をさらにかけたりしていると……どうやら模型ではカトー製のPS14型パンタグラフを使って再現している人が多いようだ。というわけで早速、分売品を買ってきたのだが……横幅がデカい。これをそのまま採用すると、パンタ脇のランボード(歩み板:正確にはしらないが、保守作業するときに作業員が足場を確保しやすいよう、水平が出ている面を作るためのものだと思われる。屋根は曲面だからね)――ランボードの位置が変わってしまう。実車はどうだったんだろうか? カトーのPS14の設計が間違っているのか、それとも実車もPS14はワイドなものだったのか。で、ネット検索をしていて疑問だったのが、例えば「旧国 PS14」とか「クモハ60 PS14」と入れても検索結果が何かイマイチだった。打てば響く、という表現があるが、検索結果は「響きが悪かった」になる。そんなわけで検索ワードを変更。すると私は勘違いをしていたことが分かった。PS14だと思っていたものが、実はPS14ではなくPS11というパンタグラフだった。元々旧型国電にはPS11が使われていたのだが、戦後PS13が使われるようになった。PS11搭載車も順次PS13に取り替えられたが、PS11のままだった車両も少なからずあるようで。そういう重要?なパンタグラフなのだが、何故かNゲージの大手メーカーではこれを製品化していない。さて困った。PS14の代用で妥協するのか、それとも何らかの方法を使って自分なりにPS11を再現するのか。HOゲージ用の部品写真を見たのだが、やはり特徴的な形をしていて是非再現したいところ。という悩みを抱えているとまた作業の手が止まっちまうんだが……。差し当たって今回作る予定の新潟地区のパンタグラフ搭載車は、いずれも戦後に作られたもの。だったらPS11搭載車はないはず。というわけで、やっぱり新潟の車両から製作するのが手順としては妥当のようだ。
平成22年1月28日
とりあえずFFXIIIのサントラを買ってきた。もちろんゲーム本編はクリアしていない。実は某通販サイトで買うつもりだった。購入額の積算で特典があるので、CDはなるべくそうしているのだが……初回限定版が予約受付の段階で売り切れ。私はある種アホなコレクターでもあるのでどうしても初回限定版が欲しかった。ここでいう「どうしても」のランクは、プレミア価格を支払って、というレベルには達していないが。で、通販で売り切れててもどうせ店に行ったらあるやろ、というわけで某店に行ったら普通に売られていた。で、先ほど某通販サイトを確認したら、在庫が復活してた。ショック。ここでいう「ショック」のランクは、落ち込んで立ち直れないというレベルには達していないが。というか予想通り? たくさん予約受け付けて入荷数が足りなかったらアレなので、予約受付は少なめになっているのだ。分かってて今日買いに行ったのだが……でも、実は昨日が発売日。その日になれば入荷数が確認できて在庫表示も復活するだろうと思っていたので……まあ店舗で買っちゃったというわけなのだ。少しだけアテが外れた。分かっていれば今日は我慢したのに。ここでポイントがいくつかある。通販で買うメリットは(ちなみに、どちらにせよ某Jから始まる家電量販店で買うことには変わりない←某とか付けてる意味ほとんどない(笑))、 ・ウェブ店舗だけの購入金額に応じたサービスがある ・ポイントが多めに付く デメリットは ・手にするのが遅くなる 通常デメリットに「送料がかかる」が入ってくるのだが、CDの場合送料が不要になる金額がかなり低めに設定されており、特に今回のFFXIIIの初回限定版サントラは余裕でクリアしている。そして今回のFFXIIIの場合、急いで手に入れなくてもいいので……デメリットがないに等しい。というわけでもう1日待つべきだったかなあ、と。ウェブ限定の割引クーポンもあったし。ま、珍しく通常店舗限定の割引券持っててそれが使えたので、いいといえばいいのだが。細かいことを言っていると胃に穴が開くのでこの辺でやめておこう。 ところで、今回のFFXIIIのBGMは全体としてFFっぽくない。これまでFFの音楽は植松伸夫と言う人が作ってきたのだが、FFXIIは崎元仁という人がメインになり、そしてFFXIIIでは浜渦正志という人が製作している。崎元仁はFF関連ではFFTシリーズ、浜渦正志は『チョコボの不思議なダンジョン』の音楽を担当していた。FFTシリーズの音楽は好きで、だからFFXIIの音楽もかなり良かったと思う。そしてチョコダンも結構気に入っている……のだがFFXIIIは……なんていうか、FFらしくなさがちょっと……。まあそんなわけで、「急いで手にしなくてもいい」のである。「まだクリアしてないから急がなくてもいい」のではなくてそっちだったりする。だったらサントラ買わなくてもいいじゃないか、と言われそうだが、FF買ったらサントラ買うのがマイルールなのだ(←馬鹿)。ま、そう言う割にFFVIICCのサントラは買ってませんがね。ちなみにどうFFらしくないのかというと……ちょっとスタイリッシュすぎるのかな? FFXIIIのビジュアルがそもそもスタイリッシュすぎるから、そういう意味ではゲームには合っているのかもしれない。 ――あ、ちきしょ、iTunesで読み込もうとしたらまだトラック情報を誰も送信してないんだな FFやってりゃ、大抵どこか中盤までに耳に残る音楽ってのがあるんだけど、残念ながら今回はまだそれがないんだよな。FFXIIで復活した「ファイナルファンタジー」(*1)もこの調子だと最後まで使われてなさそうだし。バトル音楽大好き人間としては戦闘音楽にいいのが(今のところ)ないのも残念。今ふと思ったんだけど、ゲーム本体が面白いとそれに比例して曲も良く感じるんじゃないかなあ。好きな曲が集まってるIII、IV、V、VII、X、XII及びFFTシリーズはゲーム本編も大好きだし。FFXIIIはトータルで見てハズレってことか……??????
*1 ゲーム名を冠したこの曲は、初代のオープニングテーマとして登場し、以降VIIIまではゲームのどこかで使われ続けてきた……って書こうとしたらIIでは使われてなかったっぽい? III、IVではオープニング、V、VI、VII、VIIIではエンディング、FFIXで消えたが、FFXIIのタイトル画面でのBGMで復活。但し「ファイナルファンタジー」という曲名が付いていたのはVとXIIのみ。FFVではカタカナで「ファイナルファンタジー」、FFXIIでは「FINAL FANTASY」(さらに「FFXIIバージョン」と但し書きが入る)。他のシリーズでは「オープニング」だったりエンディングテーマの一部だったりする。植松伸夫氏のアルバムの「PHANTASMAGORIA」の最後の楽曲がこの曲であり、曲名は「FINAL FANTASY」。だから私はこの曲の名前は「FINAL FANTASY」もしくは「ファイナルファンタジー」だと思っている。「FINAL FANTASY」だとゲームそのものと紛らわしいので、曲としては「ファイナルファンタジー」と表記させてもらっている。ゲーム名そのまま冠するにふさわしいFFミュージック最高の名曲だと思っている。FFVのどこか寂しげで透明感あるバージョンもいいし、FFIVオープニングやFFXIIの重厚感のあるのもいいし、「PHANTASMAGORIA」のコーラス入りもいい。
平成22年1月27日
先日の出来事 その日は梅田に出ていた。食後、バッティングセンターで公称初速150km/hのボールを打ちに行った。が、すさまじく調子が悪く、これは多分胃の中にものを入れた直後に運動したせいだ……と思っていたのだがどうやら違った。家に帰るとこれまたすさまじく眠く、ベッドで横になっていた。夜11時ぐらい?(<よく覚えていない)に目が覚め、運動もしたことだしせめてシャワーでも浴びておこうと起き上がる。が、何かおかしい。寒い。足が震える。手も震える。つま先はどうだったかよく覚えていない(*1)。そのままおとなしく寝れば良かったのかもしれないが、あまりにも寒いので体を暖めるべく風呂に熱めの湯を張る。先に水分補給をして歯を磨き、風呂に入って温まったら即刻(といっても体をタオルできちんと拭いてからだよ)ベッドへGO! 翌朝、寝ていられれば良かったのだが、来訪者の予定があったので起きて待機。さすがにもう寒気はなかったが、風邪をひいたとしか思えないけだるい体を必死に精神力で支えていた。そんな体調できっちり画像で侃侃諤諤用のネタは押さえる橘雪翼クンを褒めてやってください(笑) 凍てつく朝 まあこれが、先日の風邪の顛末。寒気がしたのは人生初かもしれない。インフルエンザでなくてよかったと思う。そして、体調の悪いのに気付かず運動したのが悪影響だったのかも……だってそんときゃ特に何も感じなかったんだもん!
*1 阪神藤川(*2)のテーマソング参照。 *2 阪神に藤川は2人いるが、単に「藤川」といえばあちら。
平成22年1月26日
昨日お見せした画像、あれは大糸線用クハ55のパーツなのだが……そのクハ55と同系列のクモハ41、そこから派生させて作るクモハ60のことで一つ悩んでいる。グリーンマックスの未塗装キットは概して設計が古いのだが、クモハ41、クハ55用の側板(共通部品)はそれがもろに出ている。特に気になるのがドア部で、旧型国電には何タイプかあるうちのプレスが入ったものが再現されている。そのプレス文様が気になる。同時に並行して進めているクモハ51(クハ68も共通部品)のドアではあまり感じないのだが、ちょっとチープな雰囲気が漂う。今回のプロジェクトでは、トータルしてクモハ41、クハ55のキットからかなりの両数を組み立てることになる。1両2両なら変なのが混じっていても「まあいっか……」と我慢もできるところなのだが、多数派になる予定なのでそうもいかない。幸い先人がこのキットのドア部に我慢できなかったらしく、交換用のパーツが売られている(金属のエッチングパーツだ)。以前にも80系関西急電や70系新潟色を作るときに使ったパーツ群である。しかし……昔読んだ工作記事に「GMの旧国キットを買ってきたらまず、ドアを切り抜くところから始まる」というような表現があり、面倒そうだなあ、ご苦労様だなあ、と感じたものだが、まさかそれを実地で理解する日が来るとは想像もしなかったよ(笑) まあでも実際問題、結構面倒な作業である。キットの扉部分を除去して、ヤスリで形を整え、パーツを取り付け、固定する。ほら、面倒そうだろう? ……でも文字にすると簡単そうに見えるんだよな。今までその手を何度喰ったことか。ともかく、キットの扉部分を別パーツに置き換えることのデメリットを3つにまとめてみよう。 (1)面倒 (2)お金が余分にかかる (3)市場に部品が在庫切れになると、作業が中断される いろいろ問題があるのだが、一番深刻なのが(3)。両数が多いので(2)も問題なのだが、この際GMの旧国キットは単価が安いのだから多少の追加投資はやむなしと諦めよう(でもキット外のパーツはこれだけじゃないので、キット本体の価格よりパーツ代の方が高くつく……可能性はある)。一応メーカーも分かっているから、それなりに定期的に生産・供給してくれているイメージはあるのだが……あるんだけど、手元にないと不安だしなあ。どうせ車両によっては、プレスなしタイプとかプレスあり2段窓とか、キットと違うタイプのドアに付け替えてみたいと思っているものもあったから、そのついでで全部交換してしまってもいいのだが……。 と悩み始めると話が前に進まないので、最初にやる予定だった大糸線を保留して新潟の車両に手を付けた。とりあえず数年前に作ったものを解体。普通解体というと、廃車して廃棄することなのだが、今日は組み立てなおすために分解することを差す。しかしまあ……何ていうか……たった数年前に作った車両なのだが……手抜きというか……もうちょっと何とかならんかったんかなあ。もっとも、そう思うからこそ作り直すわけだが。前に作った6両からは4両を"再生"。足りない2両を作ればいいのだが、何故か成り行き?で3両作ることに。それとは別枠でもう2両(ここまで確定)、ついでだからもう3両作れば楽しめる編成のバリエーションが増える!とかまた良からぬコトを考え始めて。今冷静に考えると、3両も追加したら「ついで」の範疇じゃないよ(笑) そういうこと考えて結局手が止まっている今日この頃です。 あ〜、旧国計画、年内に終わるのかな〜?
平成22年1月25日
ちきしょー、ウィンドウズ7使いにくいっ! でもその使いにくさにめげずに頑張りました! 褒めてください! 白兎 「断るッ!」
… …… ……… GMキットの旧国はめんどくさい?
さらにちょっと理解しがたいことが起きている。いつも使っている画像処理ソフトなのだが……拡大表示縮小表示ができる。まあ、画像処理ソフトたるものそれぐらいできないでどうするのです、と言った機能だが、まあフリーソフトながらきちんと搭載されている。今までのパソコンだと、キーボードからそのコマンドを入れるとサクサク拡大縮小してくれたのだが……今日初めて新パソコンで同じことをやると……やたらと動作がもっさりというか、遅い。パソコン自体は間違いなくスペックアップしている。OSも最新のものである。
……なんで?
平成22年1月24日
ヒトの手は2本 『秘拳伝キラ』という漫画がある。かつて週刊少年サンデーで連載されていた格闘ものの漫画で、残念ながら単行本6冊、それも中途半端な形で連載を終えている。多分知っている人はかなり少ないと思われるが、私の高校の頃のお気に入りの漫画である。主人公の名前は「八神雲」で「やがみきら」と読み、最近大ヒットした某漫画の主人公を思わせる(笑) 沖縄出身で、「南王手八神流」(はおうでい やがんりゅう)の使い手。漫画には大きく分けて、主人公が最初から一流、話が進んでいくにつれて一流に近づく、そのどちらにも当てはまらない、の3パターンがあるが、キラは一番目のパターンである。初登場時からかかなり強い。空手は敵にダメージを与えることを目標にしているが、琉球空手はとりわけ「人体を破壊する」ことに主眼を置いている……という話の流れで、その中でも南王手八神流は悪魔のような強さを誇るということになっている。主人公キラは南王手八神流の後継者だが、父親や義兄に反目していて、最終目標として南王手八神流そのものをつぶすことを目標にしている――のだが、単行本6冊で話がきっちりと完結しないまま今に至るまで続編もないし、多分これからもないと思われる。少々関係ないが、大きな空手の流派の会長と愛弟子?が出てくる。それが……『餓狼伝』に出てくる、やはりこちらも最大手空手道場の主、松尾象山とそのお付?姫川勉にそっくり。多分パ○ったんだろうなあ……。さすがに『餓狼伝』の松尾象山と姫川勉そのまんまだと少年漫画ではキツいキャラクターになるので、かなりまろやか方向に調整されているけど。 さて、そんな八神キラがボクサーと戦うシーンがある。そのとき相手にいっぱい喰わせたのが「諸手突き」という、両手で同時に攻撃する技。横で見ていた松風(先ほどの『餓狼伝』で言うところの姫川勉)が(読者向けに)解説してくれて、その最後に「現代のボクシングでは禁止されている」と言っていた――が……? 私が『秘拳伝キラ』を読んだのは『はじめの一歩』を読むかなり前のことで、でもこの一文は良く覚えていた。そして『はじめの一歩』を読んだときに「あれっ?」と思ったことがある。主人公幕ノ内一歩のジムの先輩、青木勝が(もちろんボクシングの試合で)諸手突き使ってなかったっけ? 直接そういうシーンはないのだが、青木勝が日本王者今江に挑戦する話で出てきた。今江がトレーナーと会話していて、青木の変則パンチに対する対処法を説明していた。「きりもみコークスクリューはただのストレートだから慌てる必要はない」とか何とか。その中で「ダブルパンチは冷静に片方だけに合わせてカウンターを取ればいい」――このダブルパンチ(のおそらくビデオ映像)が諸手突きそのものなんですが。反則……じゃないの? 『はじめの一歩』は『秘拳伝キラ』とは違ってボクシング専門の漫画だから、そういうところは間違えないと思うのだが……でも『秘拳伝キラ』でわざわざ嘘を書く必要もない。どっちが正しいんだろう? 反則? 問題なし? ところで、両手で同時に相手に殴りかかるといえば『史上最強の弟子ケンイチ』でもあった(ひょっとしたらその前身の『戦え梁山泊 史上最強の弟子』だったかもしれないが)。主人公白浜兼一が梁山泊の師匠から助言を得て、空手部の先輩と一戦交える時の初手に使っていた。その不良の先輩曰く「今時こんな技使う奴はいねぇぇぇ!」と唸っていた。ちなみに『弟子ケン』での技名は「山突き」だったかと。但し、『キラ』での諸手突きも『一歩』のダブルパンチも相手と正対した状態で両方の拳を突き出すのに対して、山突きは上段(顔面)と中段(腹部)に狙いを付けていたかな。山突きは……格闘ゲーム『ギルティギア』シリーズに出てくるロボカイの遠距離立ちSのモーションに似ているかもしれない。 ところで、実際に真似てみると分かるが、諸手突きダブルパンチともにあまり威力はなさそう。両手で同時に攻撃する関係上、どうしても腰から下の筋肉が使えず、上半身の筋肉しか使えないからだ(いわゆる手打ち状態)。人間の体の構造上、どうしても下半身の力を使わなければパンチもホームランもいいものは打てない。山突きは工夫すれば、顔面への攻撃を囮にして、本命のボディーブローに力を集中させられるかもしれないが……。そういう意味では、人間の生物学的な常識を一切無視できるロボカイ(ちなみにロボってのはロボットのことね、分かるとは思うけど)の遠距離立ちS攻撃はある種利に適っているかもしれない。参考までに、以前格闘ゲームに関して「どう考えても2発当たるはずのないワンモーション2段技があるのが不自然」と批判したが、同時に両手で攻撃する技ならばワンモーションで2ヒットしてもおかしくない。もっとも、ロボカイの遠距離立ちSは1ヒットとして処理されているのだが……。話を戻して。あとは両手で攻撃するため、ガードががら空きになっちゃうという実戦での使えなさがありそう。相手が反撃できないような状況で使えば使えないことはなさそうだが、相手が反撃できないと分かっているならもうちょっと破壊力のある技が叩き込めそう? 使う人がいないということで対策されにくいという存在価値はありそうだが……。 と、久々に古い単行本を引っ張り出してきて読んでて思い出したので書いてみた。
平成22年1月23日
今日久々にICOCAを使おうとしたら、改札機の読み取り部分で認識してくれなかった。ところで、「ICOCA」って何?という人のために解説をしておこう。ICOCAとは…… ・北海道旅客鉄道で言うところの「Kitaca」 ・九州旅客鉄道で言うところの「SUGOCA」 ・東京急行電鉄で言うところの「せたまる」 ・徳島西部交通で言うところの「IruCa」 ・伊予鉄道で言うところの「ICい〜カード」 ・富山ライトレールで言うところの「passca」 ・静岡鉄道・しずてつジャストラインで言うところの「LuLuCa」 ・長崎電気軌道で言うところの「長崎スマートカード」 ・高松琴平電気鉄道で言うところの「ことでんバス」 ・東海旅客鉄道で言うところの「TOICA」・阪急電車で言うところの「PiTaPa」 ・東日本旅客鉄道で言うところの「Suica」 これだけ例を挙げれば分かっていただけるだろう。え? 何? 「一番最後だけでよかった」って? せっかく調べ上げたのにぃ。まあ要するに、あれである。改札機でかざすだけで通れるICカードである。本来ならば定期券を入れたままでも認識してくれて、なおかつ仮に上記のカードが複数枚入っていても必要なものだけをより分けて認識してくれると言うスグレ物である(ただ、多分2枚か3枚が限界だろうなあ)。そんなわけで、私も定期入れに一枚入れて、回数券を持ってない場所に行くときはICOCAで運賃を支払ってJR線を乗り降りしている。が、それが今日認識しなかったのだ。機械の調子が悪いのかと隣に行ったけどダメ。仕方ないのでカードを定期入れから取り出してみたんだけど……すると認識してくれた。どうも入れる順序が変わって、一枚銀行のキャッシュカードが挟まっていたのがいけなかったようである……と思って順序を直したのに、降りるときにまたもや認識してくれない。帰りもダメ。何故? 定期入れを変えたということはない。今まで通りだと思う。せいぜい最後に使ってから1ヶ月か2ヶ月ほど経っている、というぐらいのものだと思うのだが……。いちいち定期入れから出してやらないとなると、ちょっとだが煩わしさが発生する。普段回数券を使ってJR線に乗り降りするから、それと比べれば大して変わらないと言ってしまえばそれまでなのだが……。
平成22年1月22日
最近画像で侃侃諤諤をやっていない、のには理由がある。前にも書いたような記憶があるようなないようななのだが、その理由はウィンドウズ7にある。 あなたのパソコンのデスクトップに、いくつかのファイルが置いてあるだろか。私はデスクトップにアイコンを置きまくるのが大好きで、最大50個ぐらい配置していた。「そんなにあったら分かりづらいだろー!」と言われそうだが、そんなことはない。デスクトップのアイコンを、種類や目的別に画面の左上、右上、右下、中央といった具合に分けて配置して置いてあったから50個ぐらいはどうってことない。もっとも、ある日さすがに多すぎるなと思って整理して30個ぐらいに減らしたが。別にこれはウィンドウズ7でもできるので問題ない。問題があるのは、これが任意のフォルダでできなくなってしまったことにある。 前代のパソコン、つまりウィンドウズXPを使っていた頃は、任意のフォルダーで右クリックして「自動整列する」の項目からチェックをはずせば、あとはマウスのドラッグ&ドロップでファイルを自由に配置し直せた。以前はこの機能を利用して、デジタルカメラで撮影した画像のフォルダを開き、画像ファイル群の中から「使える候補」の画像ファイルのアイコンをピックアップして離れた場所に配置した。ちょうど、現実世界でたくさんの書類の中から必要なものをピックアップするような作業である。でもって、最終的にどの画像を使うかを決定したら、マウスの左ドラッグの範囲指定でで必要な画像群を指定し、画像作業用フォルダにコピーして……という流れで更新作業を行っていた。ところが、である。ウィンドウズ7はこれができない。唯一デスクトップだけは可能なままで残っているが、他のフォルダではできなくなっている。しかも、ファイルを並べる順序を任意のものにできない。ファイル名か日付か容量か(その他、項目を表示させれば選択肢は増えるようだが……)。例えば「01.jpg」「02.jpg」「03.jpg」……「20.jpg」とあって、「07.jpg」と「12.jpg」が重要なのでフォルダの先頭に持って来たい。と思ってもそれは不可能なのである。容量または最終更新日時の偶然がなければ無理なのだ。意図的にやろうと思えば、その2つのファイル名をリネームして名前順の先頭になるようにするぐらいしか方法がない。わざわざそんなことするのは面倒だ! 撮影した画像ファイルをそのまま置いておくフォルダだけでなく、画像編集をするフォルダでも、自分のサイトのファイルを置いておくフォルダでも同じことが言える。今まで良く使うファイルを先頭又は末尾に持ってきたりだとか、いろいろ自分で使いやすいように配置していたんだがな……。他人から見れば些細な理由かもしれないけれど、私にとってはこれはかなりのストレスなのですよ。というわけで画像で侃侃諤諤の更新をする気が沸き起こりません(苦笑) 前のパソコン、一応動くようになったから……画像で侃侃諤諤だけはそっちで更新しようかな……でもそれはそれで面倒なんだよな。マウスもキーボードも一組しか持ってないから、いちいち繋ぎかえることになるんだよ(苦笑) そのためにもう一組買うのも何か勿体無いしなあ。しかしなんでマイクロソフトはウィンドウズ7をこんな風にしちゃったのかな? ……ひょっとしてVistaも同じ仕様? いや、私はVistaには結局触れずにいるからね。誰か詳しい人教えてくださーい。
平成22年1月21日
ソニーのデジタル一眼レフ、α230の生産終了が発表された。ソニーαシリーズの中では最も価格の安い、俗に言うエントリーモデルである。ほぼ毎年のようにモデルチェンジされるところでもあるから、ほぼ毎年何かが生産完了となるわけであるが……次のモデルはα700のときと同様、発表されていない。いやね、もうね、何がやりたいのか良く分からん。少々前倒しでも何でもいいから「次のを近日発表予定」でいいからなーんかアナウンスしておけないかねソニーのカメラ部門は。商売へたくそなミノルタですらちゃんとやってた(と思う)ぞ。ところで、この調子で番号を使っていくとあっという間に数字が足りなくなる。α200の次がいきなり230だったから……もし次が順調に出たとすると260? それとも250かな? その次に270が出て、290とかになると200番台は打ち止めになってしまう。300番台はα300というシリーズが既に存在するからね。だから200の次、いきなり30番増やすんじゃなくて210とかにできなかったのかねえ。このあたりもα230が出た頃から疑問に思っていた。200番台はまだいい。α350のある300番台はもっと窮屈。230と一緒に300の次モデルを330で出しちゃったもんだから、次どうするの?という感じ。360にしちゃうと、先々代の350よりも数字が大きくなっちゃう。それでもソニーが良しと考えて360にするのか。他に妙案があるのか。それとも今必死で頭を抱えて悩んでいるのか(だとしたらいくらなんでもちょっと頭悪いよねえ)。 ソニーに対する疑問、不信感は尽きなくて、今度発売されるコンパクトデジタルカメラのレンズに「G」の銘が入る。この「G」というのは、某頭文字がGの球団でもなければアレのことでもない。ミノルタ時代にGレンズという、高級レンズのブランドがあったのだ。一応ソニーにも受け継がれていて、カール・ツァイスの銘が入らない(入れられない?)タイプの高性能レンズでGレンズが何本か新規に設計されて発売されている。ミノルタ時代のユーザーも大切にしてくれるのであれば、この「Gレンズ」というブランドも大切にして欲しいわけでして。その割りに、スペックがどう見ても普及クラスのズームレンズに「G」って入っててソニーは何をどう考えているのか首を傾げている。まあそのレンズは、値段が安くなくて(高けりゃいいのかと言うとそうじゃないけど)、一説によると光学性能はかなりいいとも聞いたけど……。で、今度のコンパクトカメラにGレンズ搭載事件である。まあ別に、これが初めてというわけではないのだが。かつてミノルタはTC-1というコンパクトカメラを作っていて、それに搭載されていたレンズに「G」の銘が入っていた。しかも「G」だけじゃなく「ROKKOR」の文字まで(あー、めっちゃ久々だなあロッコールって綴るの……)。「G-ROKKOR 28mm F3.5」、それがそのレンズの名前である。但し、コンパクトカメラだけどTC-1は高級カメラだった。各部に技術者が心血を注いだ部品を採用して、レンズも妥協のない作りだった。ところが……今度ソニーの作る「Gレンズ」搭載のコンパクトデジタルカメラは、ごく普通の何の変哲もないカメラのように見える。カメラ趣味層をターゲットにしたわけでも何でもなく、1年も経てば過去のカメラとして忘れ去られそうな、そんな普通の商品である。そんなカメラに最高級の光学系レンズを搭載して売るのであれば、それはそれで「ソニー面白いな」となるところだが、もちろんそんなはずもない。スペックは凡庸――厳密にはこのクラスのカメラのレンズのスペックに明るくないので断定はできないが、ズームの望遠側のF値も明るくないのでほぼ間違いないだろう。そんなものに「G」の銘を入れるだなんて……。 まあもっとも、ソニーのその他のコンパクトデジタルカメラのレンズには、「G」の銘は入っていなくても「カール・ツァイス」の銘は入っている。多分これは、ソニーがコニカミノルタのカメラ部門を吸収する前からそうであり、よくよく考えてみるとカール・ツァイスもよくまあ名前を安売りしているもんだ。やっぱりソニーがαシリーズを引き継いだとはいえ、ソニーのカメラ作りに対する姿勢には疑問を抱かずにはいられない。もう少し後にはなるが(できればかなりの後のことであって欲しいが)、デジタル一眼レフを導入するときはニコンあたりにしましょうかねえ。
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