平成21年4月20日
昨日テレビで野球中継を見ていたときのこと。コマーシャルの「私は……思い出にはならないさ」のセリフに反応してしまう私。何のコマーシャルかというと「FinalFantasyVII Advent Children Complete」。名作FFVIIのエンディングから数年後の世界を描くフルCGムービー、のさらに完全版。DVD版にさらにシーンを追加して(中略)ブルーレイディスクでの発売となる。というわけで私はまだ買ってない。 白兎 「何が"というわけ"なんだよ!」 ブルーレイディスクを再生する環境がないのだ……。まさかまた姉の家に行って見るのもナンだし、そもそもDVD版持ってるのにまた買うのかよ……って気分だし。いやまあ、FFVIIACC(長い……)に合わせてPS3を買うって計画がなくもなかったんだけど――FFXIIIの体験版も付いてくるしね――まあ正直そこまで食指が動かなかったってわけだ。 何かね、今のテンションのままでいくとFFXIIIを買わないって選択肢が生まれてきそう。それほどまでにゲームに興味が沸いてこない。最近枯れたなあ、って後輩とかに漏らしてるんだけど、俺どうなっちまったんだろう。面白いと思える漫画も減ってきたし、何か……何かが変わってしまった。もっとも、以前どこかに書いたかもしれないけれど、一生ゲームやってるわけにもいかないし、余生を漫画と共に暮らすわけにもいかない。そういう意味では興味が離れていくのは決して悪くないことなんだけど……"枯れる"方向でそうなるのはなあ。
平成21年4月19日
白兎 「雪翼、今日は例の"アレ"、踊ったの?」 雪翼 「……いや、踊ってないけど、どうしてそんなことを聞く?」 白兎 「阪神の連勝がストップしたから雪翼が踊ったせいかな、って」 雪翼 「……」 白兎 「結局関係ないんじゃないか」 雪翼 「だからね、あくまでお祈りはお祈りであって……」 白兎 「それって、テレビの前でビール片手に応援してるのとどう違うのさ」 雪翼 「ビール片手に応援してるだけより、『新井が打ちますように』ってバットの素振りしたり、『福原がもうちょっとマシなピッチングしますように』って投球練習した方が何となく効果がありそうじゃないか」 白兎 「それで今日は新井も福原も奮わなかったのか」 雪翼 「だから今日はやってない……ってそれどーゆー意味だよ」 白兎 「ズブのど素人の雪翼が素振りしたり投球練習して何の意味があるんだよ」 雪翼 「意味なんて特にないんだよ、祈ってるだけなんだってば」
――下らない談義が終わりそうにないので "祈りの踊り"をする代わりに橘雪翼が熱中していた今日の作業の報告を画像でお送りします。 鉄コレ秩父1000系をいじる
平成21年4月18日
バから始まるもの2題(?) 今日は久々にバスケットボールに行ってきた。体力に自信があるわけじゃないけれど、全く自信がなくもない。のだけれどやっぱり思った。走らないとダメだね。あらゆるスポーツのトレーニングでランニングが課せられる理由が分かったよ。他のどんな運動をしていても、走るという動作の代わりにはならない……ような気がする。バッティングセンターに行ってバットを振っても、家で筋トレしても、走ってなきゃだめだ。バスケでちょっと走るだけで心肺機能が脳に緊急事態を告げる。というわけで走りますかねえ。とこんなこと思ってランニングを始めたとしても、多分1週間ぐらいしか続かない。過去の例がそうだから。 で、バスケの後、何故かバッティングセンターへ。話せば長くなるのだが、最初から話そう。バスケはJR尼崎駅に近い場所の体育館を借りてやっている。で、私がいつも行くバッティングセンターはJR尼崎から北へ約2〜3キロ。というわけで私が考えたのが、バッティングセンターへ行って、その足で体育館へ……なんてことを姉に冗談半分で話したりもしていたのだが、やっぱりいろいろと無理があるのでやめておこうと思った。が、姉は何を思ったか、他のバスケのメンバーに「弟が終わったあとバッティングセンターへ行くみたい」なんて話をしたらしい。するとどうなったか。「おお、それはいいな、みんなで行こう」という話になったらしい……おいおいマジかよ、と驚愕する私。驚きつつも行くなら行くで構わないので装備を整えた私(笑) バットを担いで体育館に参上する謎の男、橘雪翼(笑) そういうわけでバスケ→バッティングセンターというスポーツの梯子をしてきたわけです。さすがに疲れたような、まだまだ余裕あるような。
平成21年4月17日
最近鉄道模型の工作をサボっています。なんというか……10日ぐらい離れたからってサボってる気分になるのは趣味としておかしいような気もするけど(笑) 年間70両作れればいいや、と思っているのが逆に「年間70両作らなきゃ」になってるなあ。いかんなあ。いや、ネタさえあればそんなの余裕でクリアできそうなんだけどね。そう、ネタがない。ネタがないなら作らなきゃいいだけの話なんだが(笑) 一応いろいろ考えはあるんだけど、こう、「今から作るぞ!」っていうテンションにならない。どっちかっていうと、これは多分ハンダの毒が回ってるな(笑) 鉛毒というとシャレにならないので、錫毒にしておくか(確か錫って毒性低いよね?)。ハンダ付けは楽しい。でもハンダ付けして作るキットは高価なのでガンガン組めない。いや、組んでたけど、あれは積み木だからね。 で、テンション下がりまくりの現在、一番無難で両数が稼げそうな(←だーかーらー(笑))のが先日の鉄コレ秩父鉄道1000系。何せ塗装を剥がしたら後は超基本的で簡単な塗装があるのみ。それだけで12両も稼げるんだから、年間100両以上の原動力となった塗装済みキットシリーズ並にインチキ臭い面もある。ただ、そのまま塗り替えるのは芸がないので、ちょっとだけ芸を仕込むことにした。そういうことしてたら、部品がないとか何とかで作業が遅れる始末(苦笑) そうこうしていると今日、エイプリルフールネタに非常に相応しいことを発見(?)してしまった。ああ、時計の針を16日分戻せないかなあ(戻しすぎ)。来年まで取っておくにしても……340日後か。多分おそらく絶対に忘れてるな。 他、懲りずに阪急電車作ったり、同じく鉄コレで無駄に6セットも買ってしまった近鉄2250系のアレコレとか。実は近鉄2250系の冷房化パーツを手に入れたのはいいのだけれど、説明書がないのでどうやって使えばいいのか分からない(苦笑) いや、分かってたつもりなんだけど、ネットで作例見てたら分からなくなっちゃった。おまけに、4両編成で組む予定が……6両編成がどうのこうのという記述を見かけて。実車が4両編成を組んでたから、きっと増結で6両とかもあったんだぜ、よし勝手にそうしちゃえ、という流れになってたんだけど、実際にあったとは(苦笑) あったんなら、できる限りそれを再現したいと思うのがモデラーの性。しかし資料が中途半端にしかなくて……迷ってるっていうことなんですよ。困ったなあ。とりあえず、冷房化パーツが足りないのでまた買い足しに行かなきゃ。
平成21年4月16日
昨日の侃侃諤諤、MBIが何かあると思ってたら……FBIとごっちゃになってました(ギャグでなく本気で)。どうもMI6とFBIを足して2で割ったらMBIになるとか? 白兎 「ならんよ」
で、今日は甲子園球場へ連敗中の弱小球団阪神タイガースの試合を観に行ってきた。先輩のお誘いで、グリーンシートの………………最上段へ(笑) いや、上から見るのも珍しいので面白かったですよ。 ところで今日は、JRがストップしていた関係で阪神尼崎経由で甲子園入り。なのでいつもの弁当屋で弁当を買えず。仕方がないので球場内で弁当を確保。せっかくなので噂の?選手コラボレーション弁当を買ってみた。まずは藤川球児のカツオタタキ弁当。何と注文のたびにカツオを調理する。ちょっと待たされたけどね。で、カツオのうちの1枚にわさびが乗っていたのに気付かず。そのまま食べてかなりむせた(苦笑) で、試合が7回表に入ってから小腹が空いたので、次は赤星ラーメン。塩味だったんだけど……ホントはしょうゆ味の方が好きなんだけどな。星型のピンク色の大根の漬物?みたいなのが"赤星"ということで入ってたんだけど、これはイマイチ。 で、試合は4−3で阪神の勝利。今季観戦2勝目。最後は藤川がホームラン打たれたけど、ご愛嬌ってやつで。今日も例の踊りはしていったのだが、 白兎 「自分が観戦する時しか効果ないんじゃないの?」 と突っ込みを入れられております。が、自分が観戦する時だけでも効果があれば御の字ってやつですよ。
平成21年4月15日
こんばんは、IBMとBMIとMBIがときどきごっちゃになる橘雪翼です。 IBMってのはご存知、有名なコンピューターの会社。MBIって……一応調べたんだけど何か分からなかった(こら)。ところで、某検索エンジンにかけてみると、 「mbi 計算 , mbi 肥満 , mbi 体重 , mbi 資格 で検索してみる」 みたいな候補が出て来た。おそらく前3者はBMIと勘違いして検索しているんだろうなあ……。いや、MBIで計算したり、MBIが肥満と関係していたり、MBIが体重と関係していたりするのかもしれないが。でもやっぱり、計算、肥満、体重とくればBMIである。「Body Mass Index」の略で、この数字が増えてくると周囲から「あんたメタボとちゃう?」と脅しをかけられる。計算方法は、体重をキログラムで表した時の数字を、身長をメートルで表した時の数字の2乗で割る。例えば身長が173.20508センチメートルの人の体重が90キログラムだったとすると、BMIは約30ということになる。超筋肉質でもなければ結構な肥満だ。一応22あたりがベストと言われているが、こんなもの中身次第でかなり変わってくるのであんまりアテにはしない方がいいような気もする。橘雪翼の体重は今63キロぐらい。身長をメートルで表すとルート3の値に近い。厳密に言うともう少し大きな値だが……面倒だからいつも体重を3で割ることにしている。というわけでBMI21である。増えたなー。教師辞めたときが大体53キロぐらいだったから、あれから10キロも増えたことになる。その大部分が筋肉であると……信じたい。まあ"大部分"は無理でも、6割ぐらいはという願望がある。最近、体重は量るものの体脂肪率はやってない。最近あまり持久力系のトレーニングをしていないので、体脂肪率はあんまり変わってないかと思って測定していないのだ。ただ、落ちることはなくても増えている可能性はないわけではないので、たまには測らんとなあ?
某関西資本の大型量販店(1つしかないらしいが)からのダイレクトメールが届いた。日本橋の店舗によく鉄道模型の部品を買いに行くのだが……また10%引きセールをやるらしい。先月の終わりに年度末セールをやって、さらに噂によると今月頭に阪神タイガース開幕ダッシュ応援セールをやって、で、また今週末から10%引きですか。もうずっと10%引いてくれよと思ってしまう橘雪翼です。ポイント還元とか面倒なものはいいからさ、現金値引きしてくれた方が関西人は嬉しいんじゃないかと思ったり。鉄道模型はどうせ1%しかポイント付かないし。1%ってちょっと舐めてるよね。某鉄道模型の店ではポイントカードサービスの対象外の品物多すぎだし。絶対舐めてるよね。それから、私が昔通っていた大学の近くにあるお好み焼屋、スタンプカードを発行しているのだが、代金の一部を貯まったスタンプカードで払うと現金で払った分のスタンプを押してくれない。しかもそのことはスタンプカードに書かれていない。しかも、毎回会計の時に新しいカードにスタンプを押したのを用意して待ってやがる。常連って言うほど通ってるわけじゃないけどさ、客がスタンプカード持ってる可能性を考慮しろっつうの。こんなに人をおちょくるぐらいならそんなサービス要らねえよ。ちなみに現在、満タンになったカードが2枚ある。一気に使おうとしているのだが「一回に一枚しか使えません」って言われそうだなと思っている。言われたらその場で一枚破り捨ててやる。 ポイントカードの話に戻って。ジョー……じゃなかった、某関西資本の大型量販店はCDやDVDには10%のポイントが付くからそれは鉄道模型を買う資金に充てている。に比べて、某ヨから始まる量販店は大概のものに10%のポイントが還元されるので、これはこれで使いどころに困る。書籍(ゲームの攻略本とか鉄道雑誌等)やアップル製品を買うのに充てているが、普段あまり買わない(書籍は買うが、某ヨから始まる量販店で取り扱っているものはあまり買わない)。確か両者ともに2%だったかしかポイントが付かないので、ポイントを使うならそこが得なんだけどね。新聞か何かで「貯まったポイントは即使うのが得」と書かれていたが、そうとは断言できない。ポイント還元率が高い商品ではひたすら貯めて、低い商品で使った方が得かもしれない。もちろん還元率の低い商品を買うアテがないのならさっさと使った方がいいだろうし、ポイント還元率の差があまりない、例えば高いのが10.1%で低いのが10%だったら気にせず使った方がいいだろう。あと、銀行に預けていたらガンガン利子が付く、なんて現象が起きた場合も現金は1円でも多く銀行に預けて、ほっといても一生増えないポイントは即使ってしまうのがいいだろう。まあそんなのは夢のような世界だが。 ――で、何の話だっけ あ、そうそう、10%引きセールの話だっけ。そもそもダイレクトメールが発端……。昔はこういうダイレクトメールを見て電化製品の値段チェックしてたりしてたんだけど……最近全くといっていいほど興味がないね。高校生ぐらいのときはラジカセの類をいろいろ見てたんだけど、今はiPodが全てを解決してくれたので一切興味なし。カメラは機材に関してはほぼ不満がないし、欲しいと思ってるレンズは某所の方が圧倒的に安い。最近物欲はかなり落ちてきているような気がする……のに、何故貯金は一向に計画通り進まないのだろう。物欲が落ちたんじゃなくて、鉄道模型に一点集中されているだけなんだろうなあ。先日例のあれを買っちゃったし、まだ別のやつを買おうとしているし。しかし最近製作意欲も落ちちゃってるなあ。ダメだ、何かテンション下がってきたので今日はもう寝る。おやすみ。
平成21年4月14日
阪神の窮状?と矢野 今日は関西地方のお天気が雨で阪神甲子園球場で行われる予定だった阪神−中日戦は中止。さて、現在9試合を消化した阪神タイガースは3勝5敗1分で5位(12日現在、以下数値は全て同じ)。去年のような、いわゆるスタートダッシュには失敗したがシーズンは144試合もある。真弓新監督にも頑張ってここから巻き返しを図って欲しいところ。 さて、そんな中で気になる数字がある。チーム防御率だ。現在4.61でリーグ4位。首位巨人がトップの2.79であることを考えると、ちょっと芳しくない数字。ここ数年、強くなったタイガースの売りはやはり投手力。少ない点差をきっちり守って勝ち星を重ねてきたチームとしては、開幕してまだ1/16しか試合数をこなしてないとは言え気になる数字だ。曰く打線は水物だが投手力は計算できる、らしいので、計算していたはずの投手力がこの数字ではちと今シーズン不安が募る。去年と今年で何が変わっただろう? 監督、確かに変わった。岡田監督が"勇退"して真弓監督になった。が、真弓監督が試合で投げるわけではない。投手陣はどう変わったか。去年までその名を鳴らしていたJFKは解体された。具体的に、Kこと久保田が先発に転向。しかし肩を痛めて現在二軍でリハビリ中。しかしその他の中継ぎメンバーはあまり変化がない。守護神藤川、変則左腕のウィリアムス、先発とJFKの間を埋めてきた渡辺、去年先発から中継ぎに転向したアッチソン、他、江草や阿部など。では先発を見てみよう。安藤、下柳、この辺りは変化なし。去年怪我していた福原が一応復帰。能見がいい加減一花咲かせなくてはと先発ローテ入りし、去年の後半出て来た石川、そしてトレードでロッテからやってきた久保。先発の面々はかなり変わった。去年は代わりに岩田や……あと誰がいたっけ?(酷いな) 上園とか杉山とか名前だけはよく聞く人がちょっとずつ投げてたっけ? あとは結局全然勝てなかった金村か。一番痛いのはやはり岩田の離脱と思われる。そして今年の先発は今のところ結果が付いてきていない。能見は「今年もまたこのパターンか」と思わせるオープン戦での好投からの豹変っぷり。久保は同じトレード加入した去年の金村に姿がダブりそうで怖い。石川はまだ一度しか投げていなくて、7回4失点は"石川としては"まあまあの投球内容。福原も2試合続けて結果が出ておらず、安藤も開幕投手としては2試合目がピリッとしない内容。下柳は今年も阪神のアラフォートリオとして名を馳せるかも。ただ、去年も先発がそんなに良かったわけではない。一応3人が10勝したものの、「この人が投げる試合は大丈夫」と安心して見れる先発はいなかったといってもいい。他球団になら1人や2人いる先発の柱が阪神にはなかった。その分中継ぎが突出していたわけだが……今年はどうだろう。ウィリアムスが早くも炎上を見せ、アッチソンの2連続被弾は不吉。阿部、江草、渡辺がまずまずのスタートで、守護神藤川球児が今のところ3イニング無失点というのがせめてもの救いか。ただ、投手力というのは投手の力だけではない。ボールを受ける人――捕手のリードによるものも少なくない。そう、阪神の開幕したての今、一番違うのは捕手である。 矢野、阪神の正捕手は去年のオフに右肘を手術。リハビリが間に合わず開幕は二軍。その代わりに、去年までだったら野口がスタメンに名を連ねていただろう。しかし皮肉なもので、一番野口が必要な時期に本人がFA移籍して阪神にはいないのである。ここ数年、Aクラス入りの陰で問題視されてきた矢野に次ぐ捕手の育成。狩野、岡崎、清水、橋本、名前だけは投手陣と同じくたくさん候補がいた。が、どれも決定打に欠ける。が、先発投手と違って捕手は1人いればいい。矢野がいれば当面なんとかなる。そうやって先送りにされてきた問題が今、阪神タイガースに重く圧し掛かっているのではないだろうか。現在一軍にいるのは、狩野と岡崎。共に「矢野がいなくても彼らがいれば大丈夫!」という実力の持ち主ではない。捕手陣から矢野を除外して、残った中からマシなのを選びました、そういう2人である。毎年期待はされていた選手なので実力はあるのだろう。しかし経験の量で言えば矢野に圧倒的に劣る。その経験不足を補う何かが2人にあるのか? 残念ながら私には、そこまで専門的な目がないため良く分からない。が、ただのいちファンとして思ってしまうのが、防御率の数字の悪さは矢野不在と何か関係があるのではないか。あの日広島戦で炎上したウィリアムスは、ウィリアムスの不調ではなく、その日のウィリアムスのスライダーの曲がり方をリードに結び付けられなかった狩野の"青さ"なんじゃないだろうか。アッチソンが2被弾したのもリードに非はなかったのだろうか。先発陣を引っ張ると失点が多くなるのも、捕手の経験が少ないために試合序盤は良くても中盤以降でリードの仕方にボロが出ているのではないだろうか。とにかく、私はただの普通の阪神ファンなので断言は出来ない。でもそう思ってしまうのだ。だから正捕手矢野が今、二軍でどう思っているのかが気になる。 「やっぱ、俺がおらなあかんなあ。あいつら(狩野、岡崎)はまだまだ若いわ」 なんて思って心の中でニヤリとしているか、はたまた早期復帰に向けて燃えているか。そろそろ一軍に戻ってくるらしいけどね。
平成21年4月13日
歯医者 治療15分、今後の方針の説明3分、そしてそれ以外の話15分。 ――センセイ、暇ナンスか?(汗) 何でも、子どもの頃に乳歯を治療することが大人になってからの永久歯にも大きく影響されるらしい。ということを懇々と説明していていただきました。そういうことは子どもができてからでも遅くないでしょう。私は結婚すらまだなんですから(自虐ネタ) 今日診てもらった先生は、そこの医院のオーナー?の大先生。私がよく診てもらうのは中堅の先生で、よく雑談をする。私が鉄道模型好きなのがばれてるのだが、そういう話を振られる。先日、治療20分、その合間の雑談が15分ぐらいだったのは秘密だ。ちなみに、母も姉2人も歯の治療はそこに通っているのだが、こんなに話をしているのは私だけらしい。家での私の評価は「社交性ナシ」のはずなのだが……? 先週行ったときもその中堅の先生に診てもらった。定期健診で、まずはレントゲンを撮影。その後、普通のカメラで歯並び等の記録のための撮影をする。そのときに使うカメラがα900!――ではなく、ニコンD3X!――でもなく、ニコンF2!(だったと思う、初代Fではなかったはず) 多分マクロレンズをくっ付けて、リングフラッシュ(知らない人は調べてみよう)を装着。で、そのとき訊ねてみた。デジタルにしないのか?と。いや、別に、して欲しいわけじゃないけど、こんなところでフィルムカメラが現役なのが嬉しいので、フィルム派としてはその根拠が訊いてみたくなったのだ。そしたら、やっぱりデーターが丸ごと消えてしまうリスクを考慮してのこと。あと、今までずっとフィルムだったから、データーの統一性という意味でフィルムのままだそうだ。それから、使っているフィルムがネガでなくてポジであることも聞けた。びっくり! F2も年代モノなので何度か調子が悪くなったこともあるらしい。ニコンのサービスセンターに持ち込んで修理云々の話になって……中先生が「隣に大きなプロ用のカメラ持ち込んでいる人もいてねー、やっぱり好きな人は」以下略。 ――センセイ、そのF2もばっちりプロ用のカメラです (今プロで使ってる人が極端に少ないだけです)って言いたかったんだけど、話の流れが違う方へ行ってしまったので言えず終い。 で、今日の乳歯の話。大まかに分けて3つある。1つ目。乳歯をしっかり治療することが何故永久歯に影響するか? 知らない人はいないと思うけど、乳歯は一気に全部抜けて永久歯に生え変わるわけではない。前の方から順番に一本ずつ、乳歯が抜けて永久歯が生えてくる。つまり、乳歯と永久歯が混在する期間が存在する。それから、乳歯が抜ける直前というのは、レントゲン写真を見たことない人は知らないだろうけど、下から永久歯に押し上げられるようになっている。このとき乳歯と永久歯は接触している。つまり、乳歯が虫歯になっていると、そのときに周囲にある永久歯に影響を与えるのだ。早い話、生えたばかりの永久歯に虫歯が広がるリスクがある。言ってみれば虫歯は、歯が酸によって侵されているわけだが、それが歯と歯の触れ合う面まで広がると隣の歯までが酸によって溶かされてしまうわけである。それから、虫歯があるということは即ち、口腔内の衛生状態が悪いということでもあるらしい。そういうわけで乳歯は抜けるからといって治療を疎かにしないように、というわけ。 2つ目。日本では最近まで、あまりそういうことが浸透していなかったらしい。乳歯は抜けるから虫歯になっても大して問題じゃない――歯医者ですらそういう考えだったそうな。その方が歯医者も面倒臭くないし、親も子どもを無理やり歯医者に連れてこなくていい、そして子どももとりあえず今痛い思いをしなくていいのでラッキー(虫歯が痛むほど進行しているのであれば話は別だが)。その結果いろいろ起こってしまうわけだが、あんまり問題にならなかったと。 で、3つ目。大学病院の歯科は細分化されているらしい。小児歯科、それからあと大人向けのが2〜3あるらしい(入れ歯と普通の治療とで違う科らしい、あ、あと歯列矯正だったかな)。それぞれがそれぞれの分野に特化しているのだが、小児歯科の先生は自分が治療した子どもたちが大人になってどうなったか、という経過を知らない。だから一応「乳歯の治療も大切ですよ」と言っているけど、実際のところ自分たちが施した治療が本当にいい結果になっているのかどうかを知らない。永久歯に生え変わったらその子はもう小児歯科には来ないからね。これでは世間一般に「乳歯も虫歯になったら治療してください」といってもイマイチ説得力に欠ける。 で、2と3の結論は一つにまとまるんだけど、大先生曰く「うちは開業したときから、子どもの頃から来てもらっている患者さんのデーターを蓄積させてもらってます」という話になった。乳歯の治療もしっかりやって、結果永久歯が綺麗に生え揃って大人になってもいい状態が保たれている、そういう一連の流れを見てきているというお話。ちなみに諸外国では珍しい話ではないらしく、大先生もアメリカの歯科医の発表?か何かを見て「よし、じゃ、うちでもやろう」ということになったらしい。 結論としてはアピール?になるのかな? ま、せっかくやっているのでなるべく多くの人に知ってもらいたいというのもあるのだろう。とりあえず足元固める意味でも、通院している患者から?(笑) 少なくとも私は、どうやら4歳の頃からそこに通っていて、もちろん乳歯もきちんと治療してきた。そして現在、歯に関してはまずまずなので乳歯を治療した意味があったと言えるのかもしれない。治療していなかった場合の私、というのがこの世界には存在しないので残念ながら比較のしようがないのだが。 ところで、ここ何回かの定期健診の時に中先生にいつも聞かれることがある。「歯の状態は非常にいいです」の後に、お決まりのように「あんまり甘い物好きじゃない?」と。で、その度に私は答える。「いえ、好きです」と。好きだけど四六時中ばかすか食べるわけじゃない。朝よりも昼、昼よりも夜のほうが私の食欲は旺盛。だから甘い物食べるのも夕食後〜寝る前の時間帯が多い。太る太らないの話で行けば良くないけど、寝る前に必ず歯を磨くという私の習慣から考えると歯のためには良い。それが関係しているのかも……というような話はどうでもいい。その質問自体はどうでもいいのだ。歯に虫歯がなければ甘い物食べないのかな?と思うのは人として自然な流れだ。問題なのは、それを毎回のように訊ねられることだ(笑) せいぜい一年に2回しか行かないので、たくさんいる患者さんとのそうした雑談めいた内容まで覚えられるわけじゃないだろうけど、一応歯に関係する話なのでそろそろ覚えて欲しいなー……なんて思いながら先週も口の中を診てもらっていたわけである。が、ついに、いつもの質問は飛んでこなかった。別の話題で盛り上が?っていたので聞き忘れただけかもしれないが。週末もう一度行く予定なので、さてその時に聞かれるか聞かれないか。
平成21年4月12日
昨日、姉の家に遊びに行っていたときのこと。甥っ子の絵本の表紙に見覚えある。借りて開いてみると、私も幼少の頃に読んだ記憶がある。「たまねぎ博士」というシリーズ(シリーズ化されていたかどうかは定かではないが)の絵本だ。冒頭、新発明の実験中に立ち往生したたまねぎ博士を、小学生の3人組「タリラントリオ」が発見する。助けてくれ、と言う博士に「本当に博士かどうか分からない、悪い人かもしれないから簡単に助けてあげるわけにはいかない」という3人組。3人組のうちの一人が、「博士ならば地球の周りが何キロか正確に答えられるはず」と言う。しかしたまねぎ博士は「いいから早く助けろ」と懇願する。で、私は思った。地球の周りが何キロかなんてよほどの物好きじゃないと覚えてないだろう、と。博士クラスの人間であるからこそその無意味さを知っているはずだ。そんな数字覚えていても研究の役には立たないことを。(多分だけど)数学者だってほとんどの人は円周率を10桁も言えないはずだからね。で、絵本の話はその後……3人組と押し問答していてついに博士折れる。そして「42,037キロメートルじゃ」と答える(数字はよく覚えてないけど)。それに感心して博士を助ける3人組。「助けるなら最初から助けておくれよ……」と文句を言いながら研究所に引き挙げようとすると、後を付いて来る3人組。研究所で3人組のうちの一人が「でもやっぱりすごいよなー、地球の周りが何キロか正確に言えるんだもの」。この次の博士の発言が、子ども向けの絵本でそれを言っていいのか?という内容(笑) 「がはははは、あれは嘘じゃ。適当な数字を並べただけじゃ。そんなもの覚えておっても研究には何の役にも立たんからの」 さすがだ!(笑) だがしかし、先ほど言ったようにこれは子ども向けの絵本だ。いいのかそんなこと書いて(笑) 本質を突いた発言なのだが、とてもじゃないけど子どもがこれを読んで理解できるとは思えない。でもまあ、著者はよく分かっているなあと感心してしまった。
平成21年4月11日
祈りは天に届かなかった ↑FFIV風に いやまあ、祈りは所詮祈りですよ。届いてるんなら去年あんなことになってないはずだしね(自嘲)
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