橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

2022年11月分

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2022年11月30日

サイトをリニューアルするかもしれない

 本サイトの自己紹介に「たまにある質問とその答え」という謎のコーナーがある。今年の4月に13年ぶりに更新したのだが、その中で浮上していたサイトの「体裁をいじるかもしれない」を実行に移そうかと検討している。4月時点では「サイトの更新が『鉄道模型制作報告』だけになったら」としていたが、考えてみれば「侃侃諤諤」の毎日更新も随分前に辞めてしまったことだし、今でもいいんじゃないかと。それでも「するかもしれない」と曖昧なのは、10月頃にちょっと作業しただけでその後進んでいないからである。やるとしたらキリ良く来年1月1日から新しくしたいのだが、残り1ヶ月となってしまった。大きく変えるわけではないが、ちょこちょこいじりたいというか整理したい部分もあるので全体の作業量が自分でも分かっていない。現時点で何%ぐらいなのか見当も付かないが、多分10%超えてない気がする。という願望に対する現実が酷い有様なので「する」とは断言できないのだ。この際だから見切り発車でもいいかとは思ってるけどねー。
 というわけで、月末のいつものやつ。

【魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?】9巻(新刊):☆☆★
 エルフの里編の続き。で、まだ終わらない(ウェブの連載の方でもまだ終わってない)。気のせいかもしれないけど、原作との開きがどんどん大きくなってない? 漫画が原作1冊分終わらせられない間に原作が2冊出てる気がするんですけど?

>シャスティル「あなたは私を何だと思っているのだ」
そりゃまあ……ねえ……? ポン……いやなんでもないです聖騎士長どの。

>この里なにかおかしい気がしてきた
今さら!? っていうかシャスティルの様子は里とは関係ないはずですが……。

>パパ大好き
私は娘に「お父様」って呼ばれてみたいです(木亥火暴)(誰も聞いてない)。


誰も聞いてない。

真面目な話、ザガンは幼児化したとは言え「嫁」であるネフィに「パパ」って呼ばれて悶絶しているのだが、それでいいのだろうか?という疑問が尽きない(あ、それ、真面目な話なんだ)。

>魔法銀(ミスリル)
ミスリルと聞いてもあまりピンと来ないのは戦犯ファイナルファンタジー。繰り返す、犯人はファイナルファンタジー。本来はもっと貴重で有能な金属なんだぞ。決して序盤少し進めたところで手に入る武具の素材になるようなありふれたもんじゃないんだぞ。でもミスリルって聞いても「ふーん」としか感じない。悪いのはファイナルファンタジー(連呼)。なお本作ではオリハルコン(神鉄と表記)に並ぶものらしい。この点ではゲーム『テラリア』のミスリルとオリハルコンの関係に近い。まあ『テラリア』でもミスリル武具使うのは一瞬もしくは飛ばされちゃうんだけどな。ミスリル金床だけは最後まで必要だが。

>すまない
嗚呼、見たかった魔王が謝るシーンがついに……感無量である。が、思ったほどのインパクトがなかったのも正直なところ。私が思うほどに重要視されていなかったらしい。残念無念。

>お前たち俺の後ろにいろ
その「お前たち」にバルバロスも含まれるんですか? 何か勢いでバルバロスまでザガンに惚れそうなカッコ良さなんですが。

【ザ・ファブル The second contact】5巻(新刊):☆☆☆
 海老原負傷(復帰時期未定)。というわけで代行として新キャラが登場したりする。単純に敵(紅白(クジラ)組&ルーマー)との対立構図だけじゃなく身内側にも火種があるってのはまあまあよくあるパターン。型にはハマっているが、展開に噛み合って話の面白さは期待できそう。
 前シリーズの主要登場人物の中で、唯一オクトパス社長は佐藤“兄妹”の真実を知らないままになっていた。今作でとうとうバレてしまうのだろうかとワクワクしていたのだが、何も知らないままなのも面白いような気がしてきた。今は作者がどちらを選択するのかでワクワクしている。最後ちょっと不穏な空気漂ってたけどねー。

【怪獣8号】8巻(新刊):☆☆☆
 ちょっと惜しいなって思ったのが、伊春というキャラクターをもうちょっと掘り下げてあったらもっと熱い展開だったのにな、と。ただ、ここまでのストーリーのどこにそれを差し挟む余裕があったかというとそれは分からない。あまり脇道に寄り道されても展開がダレる原因になるし、難しいところ。

【くま クマ 熊 ベアー】9巻(新刊):☆☆☆
 9巻のハイライトはブラックタイガーに手をぱっくんされながら高笑いするユナ。これは原作にない演出で、緊迫感のあった戦いが一気に緩くなる。これぞ漫画『くま クマ 熊 ベアー』!
 小説版を確認したら、エレローラの依頼と実際の任務の間にタケノコ掘りが挟まっているのだが、漫画版では依頼後すぐに学生の護衛任務に入っている。小説版ではなぜわざわざ間に準備期間と称するリアリティを組み込んだのかは少々謎で、これまた漫画版の良改変というやつになるだろう。ちなみにタケノコ掘りの話は順序を変えただけで飛ばされずに漫画にも入っている。
 小説版では「2度目が効かないってどこの星座の聖○士よ」ってセリフがあったのだが、流石にカットされていた(笑) まあ流れ的にもそんなの差し込む余地はなかったけど(笑)
 帯によると(電子版にも帯付きカバーが収録されている)『くまクマ熊ベアー外伝』ってのが予定されているらしい。作者が変わり、雰囲気がややシリアス寄りになりそう。『クマ日和』はスルーしたが、こっちは楽しみだ。

【ここは俺に任せて先に行けと言ってから
10年がたったら伝説になっていた。】10巻(新刊):☆☆☆
 敵方の黒幕と思われた女性の正体がついに明らかになる。かつての仲間――仲間だと思っていた人物。2桁10巻にして物語の方向性が見えてきたという感じ。
 というわけで、封印が解けかけていた昏竜は再封印。よくあるパターンだと封印が解けちゃってさてどうしようから何とかするんだけど、それはまだまだ先のクライマックスに取っておくようです。物語のメリハリを考えると、一旦この件は置いといて、11巻からはまた違う話になりそう。

【転生したらスライムだった件】5巻(既刊):☆☆☆
 とりあえず片っ端から仲間にしちゃうひt……スライム(笑) なんでも喰っちゃう辺りかなりの悪食(誉め言葉)。
 前に言った通り、アプリだったかウェブだったかで軽く読んでいるので「当時の」感想になるが、オークたちまで仲間になったのは驚いた。ホントこの人、懐というか胃袋デカすぎだろ。ま、流石に細かいところは覚えてなくて、魔王になったゲルドはリルムに倒されて、新たに別の個体がゲルドの名前を継承する、ってところは「ああ、そうだったのか」。それとリザードマンの方もかなり認識が違っていて、首領は死んじゃったと思ってたら、ガビルは破門されてリルムのところへやってくるんだね。勝手に殺してごめんなさいでした(笑) にしても、お調子者なんだけどガビル人望あるねー。

【はじめの一歩】133巻(既刊):☆☆
【はじめの一歩】134巻(既刊):☆☆★
 うーん、鷹村の三階級制覇は思ったほどではなかったかなあ。ブライアン・ホーク戦とデビット・イーグル戦が良すぎたという考え方もあるけど、やっぱ比較しちゃうからねえ。
 実に大味な今井対星のタイトルマッチ。この2人の対決を描きたかった、というより一歩のアレに向けて外堀を埋める作業の一環か?
 リカルド・マルチネス対千堂、の前にウォーリー戦が挟まることになる。展開的にマルチネスが負けることはないんだろうけど、話作り的にここでそれを入れる意味は? まさかマルチネスがウォーリーの試合のビデオを見て一歩の存在を再確認するのが目的だったりしないだろうな? やっぱり一歩はアレするしかなさそうなんだけど、その過程がグダグダ長すぎる……。

【銀の匙 Silver Spoon】13巻(既刊):☆☆★
 御影の活躍により全国大会出場。八軒も頑張った……というわけで中島先生に知らされてこっそり見に来ていた八軒父。八軒に会わずに帰る理由を口にするが、ちょっとツンデレっぽい(笑) そりゃまあそうだよねー、この人がここでいきなり素直に息子褒めたら天変地異の始まりだわ(笑) それにこれまで散々ツンツンしてきたのに労いの言葉なんて恥ずかしくてかけれんわ。というあたりからしっかりギャグパートを挟み込むあたりはブレねーわ。

【君は008】8巻(既刊):☆☆
 なんかちょっとこの漫画読み続けることに疑問を感じ始めた……あと1冊、12月分があるからそれを待っての判断だけど、“打ち切る”かもー。

【Q.E.D.iff −証明終了−】23巻(新刊):☆☆★
 いつもは2つ入っている話のうちの片方は人の死なない事件だけど、今回は両方死ぬ。
 後半の話は裁判の民事と刑事の違いを描く。「事実」の認め方の差異についてなのだが、“真犯人”が敢えて不利な事実を民事で認めることにより、刑事裁判で復讐を果たす(ことになるだろう)という結末。話の持って行き方は実に面白いのだが、現実的にこの手法が本当に通用するのかどうか(民事で認められた検証不十分な事実が刑事事件で証拠として通用するのか)は興味深いところ。

【空のグリフターズ 〜一兆円の詐欺師たち〜】5巻(新刊):☆☆★
 「ネイサンはトランスジェンダー」というしょーもないジョークを思いついた。身体は男なのにみんなから「姐さん(ネイサン)」と呼ばれている。
 帯を見るとそろそろ結末が近い? まだ5巻なのに? とは言え、最初から「残り○日間」って決まってたわけだし、割とホイホイ話が進んでいたので計画としては大詰めでいいのかもしれない。で、ふと感じたのだが、これ、1兆円ゲット(詐取?)した後も話が続くんじゃないかと。ちょっと忘れそうになるが、時折挟まる空が取り調べを受けているシーン――これが時系列的に「現在」で、漫画の本編は「過去回想」として進んでいるのだ。その「過去」の話が終わると「現在」に話が戻ってきて、そこからが真のクライマックス? 1兆円を手に入れた後空が逮捕されることも風月の計画のうちで、そこから保釈される手段も当然考えてあるんだろうなあ。というか空が逮捕されるのも計画遂行のための手段かな?

【うめともものふつうの暮らし】5巻(新刊):☆☆★

【TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには】16巻(新刊):☆☆★
 展開的にしょうがないけど、今回も主人公があまり出て来ない(笑) が、ツヨシの強さの秘密の一端に触れることもあり読み応えがある。現状ツヨシは大河内コレクションの1人としての出場を拒んでいるが、ここでツヨシ母が登場するあたりやはり最終的にリングに上がるのではないかと。最終的にツヨシが敗北して物語も完結に向かうものだと予想しているけれど、「誰に」となるとやっぱり覚醒した愛之介しかいないんだろうなあ。

>照
なんかこの人不憫になってきた。太ったり痩せたりまた太って痩せて、そして今度は髪の毛がすべて抜け落ちてしまった……あれ? どこか別の漫画の最強無敵の主人公もそうだったような? よし照! マントを羽織ってみようか!

【ブルーピリオド】13巻(新刊):☆☆★
 自分が芸術の何たるかを理解していたとは言わんが、これが芸術だとしたら芸術って何が芸術なのか分からんなあ。いや、確かにそれっぽくはあるのだが、「何だかよく分からないけど制作者本人にとっては意味があって作られたもの」ぐらいの解釈しかできない。あと、前にも書いたかもしれないが、学生が先生の前で作品の制作意図を説明するが、説明が必要な時点で不十分なのではと思ったりもする。説明込みで芸術だとすればそれはそれでそうなのかもしれない。ま、私は教養も浅いし芸術の何たるかが分かってないからね!
 後半は2年生の夏休みに皆で桃ちゃん(フルネームが分からん)の実家のお寺に押し寄せる(?)話になる。ワイワイ楽しそう。

【となりの吸血鬼さん】7巻(既刊):☆☆

【吸血鬼すぐ死ぬ】6巻(既刊):☆☆
 残念だが今回は心に残る話がなかった。

―――――
 17日発売の『うめもも』と18日発売の『ツヨシ』、この2冊は発売日ではなく20日になってから買った。どうして? 単純に、忘れていた。ちょうどその頃模型が完成してテンションがそっちに向かっていたのだ。『Q.E.D.』と『空グリ』は忘れず本屋に買いに行ったのにね。なので『うめもも』の電子版が某ヨでいつから配信されていたのか正確なところが分からない(これが言いたかった)。発売日の17日からなのか、それとも2、3日遅れたのか。
 気付いたら感想文にこの先の展開予想ばっか書いてるけど、良く言えば「続きが気になる」、悪く言えば「他に書くことない」んですわ。冒頭に書いた「サイトリニューアル」が叶った場合……というかそうでなくても、この漫画感想文は縮小すべきかな。元々漫画感想文を月末固定の更新にしたのは「毎日更新」のネタを埋めるためだったし。
 11月の反動か12月の新刊は2冊だけ。『ラーメン赤猫』と『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王』。どちらも集英社ジャンプコミックスで、発売が月初の2日……例の30%キャンペーンが月末にならないと始まらないので、それまで既刊で凌ぐしかない。『ブルーロック』を保留送りにしたのがこんな形で効いてくるとは(12月にも最新刊が出る)。とかいいつつ、この12月は忙しくなりそうだから漫画読んでる暇はないかな?
 既刊は『はじめの一歩』、『銀の匙 Silver Spoon』、『君は008』、『姫様“拷問”の時間です』、『吸血鬼すぐ死ぬ』、『転生したらスライムだった件』。タイトル数は同じだが、『はじめの一歩』が1冊だけになる。8月時点では135巻までしか出ていなかったからね。だから1冊減る……と書こうとして思い出したのが、某Gに個人情報を売って得たクレジットの有効期限の都合で『大長編ドラえもん』を12月用に買っておいたのだ。というわけで冊数的には同じ。もちろん年末が近付けば例の30%がある。またいろいろと……あまりたくさんは買わないが、いくつか買う予定にしている。

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2022年11月26日

Figure-rise Standard 孫悟空(NEW SPEC Ver.)

 前回の続き(?)。消化したかったプラモはこれで完了。厳密に言うと鉄道模型も“プラモデル”な気はするけどね!

Figure-rise Standard 孫悟空(NEW SPEC Ver.)

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2022年11月24日

コトブキヤ エヴァンゲリオン改8号機γ

 「新たに積んだプラモ2つ」のうちの1つ目はコトブキヤの人造人間です。

コトブキヤ エヴァンゲリオン改8号機γ

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2022年11月20日

「RG 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン4号機」を組み立てた

 ホントにただ組み立てただけだが。

「RG 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン4号機」を組み立てた

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2022年11月18日

「長期計画」第一周目

 今年の6月11日に書いた鉄道模型制作の「長期計画」が、昨日の「70系300番台」を以て一周目クリアとなった。おさらいしておくと、私が現在作りたいと思っている鉄道模型を「旧国」「阪急」「その他」の3つに分類し、毎年
・「旧国」2つ
・「阪急」1つ
・「その他」1つ
を完成させていこう、というものである。7年目で「阪急」が完結し、10年経つ頃にはかなり消化できているだろうから、そこから徐々に「制作」重視から「走らせて遊ぶ」重視へシフトして行けたらなあと思っている。
 今年に入り、「阪急3064F」「旧国宇野・赤穂線」(宿題が残ったが)「東急旧3000系タイプ」「70系300番台」を完成させ、サイクルが一周したことになる。要した期間は10ヶ月弱で、「年間計画」としては上出来の部類に入る。とは言え、「余裕を持ってクリアできる」と考えて作った目標なので、取り立てて騒ぐほどのことではない。一作あたりに要する労力、時間は、何を作るかによっても大幅に変動する。一周目がたまたま10ヶ月だっただけで、二周目三周目と進むにつれ、どこかで上手く行かない事だって十分あり得る。ここで余裕をかますは厳禁だし、二周目以降の目標を10ヶ月に修正するのも焦り過ぎ。先は長いので、適度に気を抜きつつ抜きすぎないようにするのが大事だ。とりあえず今日のところは、最初の第一歩を蹴躓かなかったことに安堵しよう。次回作から二周目ということになるが、そこに入る前に少しだけ別のことに時間を割こうと思っている。
 年が明けて始めた「鉄道模型制作報告」は、「10ヶ月で一周」に大いに貢献した。局地的に見れば作業の中途半端なところでの「報告」もあり、サイト更新の時間を使えばもっと制作が進むのに……と思える部分もあった。しかしトータルで見れば、一週間の小さな締め切りが集中力を持続させたと思う。気合いの入らなかった週もあったが、「報告」に載せるネタを無理にでも手を動かして作った。去年の調子だったら丸一週間だらけたりとか、ちょっと集中すれば一週間で終わる作業に三週間ぐらいかけていた可能性もある。どんな形であれ作業が進み、サイトを更新すればやる気は出てくるもので、「制作報告」が「制作サイクル」にいいリズムをもたらしたと自分では思っているのでもちろん今後も続けて行く(早口)。
 但し、ちょっとした問題がないではない。それはというと……特に次の「阪急」がそうなのだが、「制作報告」の内容が前にやったのとかなり被ることになるんだよねー。「阪急」はまず「抜き勾配削り」から始まるわけで、最初の2〜3週は完全に一致する恐れも。今度は5100系を作る予定だから、屋根周りに移ればほーんの少しだけ違うんだけどね。床下機器とか、色塗ったりとか、銀差したりとかも変わり映えはしなさそう。「旧国」はまだバリエーションあるとはいえ、開封するキットが全部GM製品なので以下略。「その他」が一番いろいろあるわけだけど、基本的に年に一度だけです。あと一つ、悔しいなと思っているのが今後金属キットを組み立てる予定があまりないこと。一応手持ちにタヴァサのコンバージョンキットやアルモデルのがあるんだけど、コンバージョンではなくフル金属キット、フリーランスでなくスケールモデルで「制作報告」をやりたかった。去年智頭急行HOT3500を組んでしまったのが悔やまれる。もちろん、これから先どこかのメーカーが新製品の金属キットを出す可能性はある。最近めっきり減ってしまったような気はするが、完全に消えたわけではない。気のせいかワールド工芸がNゲージに興味をなくしつつあるような気がするのが気がかりだが……ま、そのうち何かが発売されることに期待しよう。究極的な話、興味が持ててかつ金額的に問題なければ大きいやつでもいいわけだし。澪標号とか出ないかな?って期待している。
 次に取り掛かる前にやりたいこと。というか「やらないといけない」のが恒例にして永遠の課題の整理整頓。次に謎のタイミングで作り始めたRGエヴァ4号機……は実は今日完成させちゃったんだよね。整理整頓しようにも、組みかけのエヴァが目に入って集中できなくて。で、他にも新たに2つプラモを積んだので、出来れば両方少なくとも片方は片付けたい。それからドール服作成チャレンジもやっておきたい。ま、次回の「鉄道模型制作報告」は12月入ってから、ということで!

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2022年11月17日

「70系300番台(阪和線・横須賀色)」完成

 先日「来週には完成しているかな……?」と書いたのがなんちゃらフラグにならないかヒヤヒヤしていたのだが、無事完成させることができた。

「70系300番台(阪和線・横須賀色)」完成

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2022年11月13日

鉄道模型制作報告「70系300番台」その11

 来週には完成しているかな……?

鉄道模型制作報告「70系300番台」その10

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2022年11月11日

肘痛の原因判明?

 3年ぐらい前に、ピッチング練習をしていて肘を痛めてしまった。以来あんまり力を入れてボールを投げていない。感覚を忘れないようにちょこちょこ軽く投げてはいるのだが、本気で投げるとその後がちょっと調子良くない。もう一生治らないかもしれないと思っている。
 それとは別に、爪が割れやすいのが気になっていた。右はそんなことないのだが、左で投げていると、本気でなくても、球数多くなくても人差し指の爪がすぐに割れる。肘が痛いのは諦めモードに入ってるけど、爪が割れるのは解せない。というわけで原因と対策を練っていた。おそらく理由は、リリース時の変な癖にある。腕を振るときにボールがすっぽ抜けそうになるので、その前、テークバックの時に中指の位置をずらしてボールをしっかりホールドしようとする。その結果、中指が縫い目から離れてしまい、リリースの瞬間は人差し指一本でボールにスピンを掛けている。普通なら中指と人差し指でやるところ、人差し指だけになるので負担が二倍になり、これが爪の割れる原因ではないかと。そこで中指をずらさないよう、ずらさなくていいようにボールの握りを工夫してみた。しかしながら、私の手はやや小さ目で、特に利き手でない左手でボールを持つのはどうしてもすっぽ抜けの不安が抜けきらない。あれこれ試している最中にふと気付いたのが、指でボールを抑え込もうとするよりも、もっと体全体を使ったら解決するのではないかと。肩の動き、力の入れ方を見直して投げてみた。抜ける感覚が消えると共に、腕を振り切った瞬間に懐かしい感覚を思い出した。
 昔読んだピッチングのメカニズムによると、ボールをリリースした後、腕を振り下ろす時に少し捻り込んで、手の甲が外側を向くようにするのがいいらしい。ボールを投げ終わると腕は体に巻き付くような形になるが、その時右投手なら一塁側、左投手なら三塁側に手の甲が向いているのが“正しい”ピッチングフォームだそうだ。その日私がボールを投げたとき、体に巻き付いた腕が捻られ、手の甲が外側に向いていた。もっともっと昔、義兄とキャッチボールしていた頃にもそうなっていて、それは自分特有の癖みたいなものだと思っていた時期があった。ところが漫画『Dreams』を読んでいると、主人公やライバルがボールを投げた瞬間の描写も同じようになっていた。私は野球部やチームに所属したことがなく、誰からもコーチされたこともない。自然と身に付いた腕の振り方が、野球を専門に描いていると言ってもいい漫画家の作品中の動きと一致していることを不思議に思っていたりした。それが後になって、肘を痛めないピッチングフォームだと知ったのである。ゆっくり腕を振ってみると分かるのだが、ボールをリリースした状態のまま腕を振り下ろすと、肘が伸び切ってしまい、特に外側に大きな負担がかかっている。少し腕を捻じることで、肘がわずかに曲がった状態のまま腕を振り切ることが出来る。肘への負担ゼロ、ということはないだろうが、大きな差になりそうだ。
 「懐かしい感覚」とは、投げ終わった時の手の向きである。腕を少し捻じり、手の甲を外側に向ける、昔は自然と出来ていたピッチングフォーム(但し、左投げでそういう時期があったかどうかは分からない)。懐かしいと感じるということは即ち、ここしばらくは出来ていなかったということでもある。思い返せば5、6年前に球速を測定できる機械を買って来て、より速くボールを投げることに傾倒した。その過程でいつの間にか、このピッチングの“基本”を忘れてしまっていた可能性がある。
 まだ「これ」が肘を痛めた原因と確定したわけではないが、試してみる価値はあると思う。残念ながらこれから季節は冬に向かい、寒くなるのでピッチング練習には向かない。逆にこれを機会と捉え、ここ数ヶ月間をフォーム矯正のための期間とする。次に暖かくなってきたら徐々に力を入れてみて、肘が痛くならなければOK。それでもダメなら……前からダメだったししょうがないと諦める。けれどもちょっと光が見えて来たので楽しみになってきた。コロナ禍が明けたら後輩とキャッチボールしたいなあと思っていたし、その頃までに何とかなっていると嬉しい。どう考えてもコロナ禍の方が時間がかかりそうだが。

(2022-122 11-04)


2022年11月6日

鉄道模型制作報告「70系300番台」その10

 今朝見た夢その一。色を塗っていたらマスキングテープが剥がれて来て大慌て。その二、エアブラシが壊れたのか部品のセットがおかしかったのか、塗料が零れてぐちゃぐちゃに。……何かを暗示している?

鉄道模型制作報告「70系300番台」その10

(2022-121 11-03)


2022年11月4日

OM SYSTEM「OM-5」とニコン「MC-N10」

 前回に続きカメラの話。まずはソニー「α7R V」より半日ほど早く発表されたOM SYSTEMの「OM-5」。マイクロフォーサーズシステムのミラーレス一眼カメラで、私はマイクロフォーサーズ機をお散歩カメラの候補として見ている。最新機種でありながら、オリンパス時代に発売されていた前機種「OM-D E-M5 Mark III」と何が違うのかよく分からない。前回の「α7R V」も「IV」からの派手な変化はなかったが、それ以上に「OM-5」は前機種との見分けが付かない。ユーザー(デカ主語)が期待していた物は「OM-1の弟分」なのに出てきたのは「E-M5 IIIのマイナーアップデート版」、と言ったところか。画像処理エンジンが新しくなり、「OM-1」並みに高感度時の画質が良くなっていればあるいはといったところなのだが、「OM-1」の「TruePic X」に対し「OM-5」は「TruePic IX」と一世代古いので期待できない。名前だけ見れば愛用していたオリンパスの「OM-4Ti」(フィルムカメラ)の後継機種みたいでコレクション魂がうずくが、中身を見ると私の用途では金額に見合わない。新機種登場で「E-M5 III」が安くなるのを狙った方がよっぽどいいような気がする。とは言え、みんなが同じことを考えてそうで、私が思う値段まで下がる前に売り切れちゃいそう。
 余談だが、「OM-1」で「画素数が少し増えた」と喜んでいたが、「総画素数」が増えただけで「記録画素数」は従来と変わっていないことに気付いた……確認不足でゴメンナサイ。もうマイクロフォーサーズに何かを期待するのはやめようかな。

 後半は正式発表されたニコンの「MC-N10」。少し前に開発発表されていた「リモートグリップ」で、「こういうのが欲しかった」というアイテム。まず、お値段が69,630円とやはりそれなりにする。さらに重要なのが対応機種。私がこれを欲しがっているのは、物撮りの時に便利そうだから。もし、現在物撮りに使っている「α77」が壊れ、代替機種をニコンのZシステムから選ぶとなると「Z 50」になる。ところが「MC-N10」の対応機種は3つしかない。ハイエンドの方から3つなので「Z 50」はお呼びでない。ある程度予測していたことだが、普段は予想しても外れるくせに当たって欲しくないときは見事に的中しちゃうんだなあ。ま、尤も、「α77が壊れて代わりにZ 50を買う」という前提が机上の空論なんだけど(こんな話をしていたら壊れそうなのが怖い……今は目を付けている機種がないから勘弁してよ)。
 ニコンは他にも600mmのF4を発表したりしているが、当然こんな高いもの買えるはずもないので見なかったことにする。近所のカメラ屋にFマウントの一個古いモデルの中古が50万円ぐらいで出てたこともあったんだけど、使い道が限られているから50万でも無理だ。600mmF4を50万円で買うなら素直に「α7R V」が欲しい。

(2022-120 11-02)


2022年11月2日

ソニー「α7R V」発表

 先週、ソニーが新型のミラーレス一眼カメラ「α7R V」を発表した。いつもの私の感じたことをつらつらと。
 前機種である「α7R IV」からの変更点で言うと地味にも見える。画素数据え置きで連写速度も変わらない。画素数は元から多いので、これ以上増やしたからといってメリットばかりでもないが。連写速度は最近のα7一族でずっと変わらず、最高10コマのままだ。ソニーとしては連写重視ならα9やα1を買ってくれ、ということなのだろう。大きさ重さは変わった。サイズがやや大きくなり、重量は1割重くなった(ボディのみでの比較)。大きく変わった部分は、まずはAFの強化。AIを使ってうんたらかんたららしく、認識できる被写体が増え、その精度も高まっているようだ。私はほとんどの場合AFポイントを手動で選択して使うので、ここはあまり惹かれない。が、一方で、もしかすると一度使ってみると感激して手放せなくなる可能性もある。鳥撮るときとかね。α7 IIIで動物瞳AFを使うことはあるのだが、ハマれば楽ちんだが行方不明になるとイライラする。「R V」の方が格上で新しいで、高打率であることが期待できる。もし手放しで褒めれるものならば、今使っているD810と200-500mm F5.6のコンビからの置き換えも視野に入って来る。あと、ドールの顔を認識して瞳AFしてくれると嬉しいな……?(噂によるとキヤノン陣営のR7だったかR10だったかはいけるらしい) 他、動画機能が強化されているようだが、私は動画はほとんど撮らないので興味がなく、書いてあることもあまり理解できないのでここでは触れない。
 魅力的に感じるのは、露出補正ダイヤルが普通のダイヤルに変更されたこと。無印の「IV」で変更されたポイントで、やはり「R」シリーズにも反映された。前にも書いたが、私は常時マニュアル露出で撮っているので露出補正という概念がない。α7 IIIで邪魔者扱いしていたダイヤルに使い道が生まれるのはとても嬉しい。次に、RAWのサイズが3つから選べるようになったのも大きい。ロスレス圧縮形式であれば、という但し書きは付くものの、「L」「M」「S」の3つが選べる。真ん中の「M」が2600万画素のちょうどいいぐらいになる。APS-Cにクロップしたときと同じ画素数だが、偶然なのか、それとも処理の都合でそうするのがいいのか。さらに「S」の1500万画素もあり、今ぱっと思いつく使い道はないが、場合によっては便利かもしれない。2600万画素で記録した場合、どこかのサイトには「おーばーさんぷりんぐ」とか言うものになって、普通の2600万画素より解像感が高くなるとか何とか書いてあったが、私には詳細が分からない。本当だと嬉しいな。あと、2600万画素で記録した場合に高感度ノイズが目立たなくなったりすると最高なのだが、それは期待しすぎかな? とこのようなことを書いているが、いざ6100万画素機を買ったとして、それを2600万画素機として運用する勇気が私にあるかどうかは分からない。3つ目、バッファ容量も増えている。普段はあまり連写しないが、年に一時期の鳥を撮るときは例外。もしD810と200-500mm F5.6のコンビを「V」と何かしらの望遠レンズに置き換える日が来たならば心強いだろう。
 ファインダーは大きくなり、ドット数も増加。半面、使用電力量が増えるのか撮影可能枚数は減っている。この辺りはトレードオフというやつなので仕方がないだろう。今まで236万ドットのしか使ったことがないので、944万ドットのカメラに替えるといろいろ違って見えそう。慣れると236万ドットに戻れなくなりそうでちと怖いが。あと、地味にアイポイントが少し伸びたようで、ド近眼のヘビー眼鏡ユーザーからすれば嬉しい改善点。
 以上、総括すると「欲しい」。「IV」の「買わない理由」が改善され、もちろんだが「LA-EA5」にも完全対応しているので私の求めるものがほぼ全て入っている。「欲しいけどいらない」から「お財布が許すなら欲しい」へアップグレードだ。というわけで問題はやはり値段。ソニー直販他で「555,500円」という「V」にちなんだと思しき価格になっている。50万超えはついにここまで来たかという感じで、当然ながら簡単には出せない金額だ。人生で最後に買うカメラ、だったらそれぐらい奮発もするところだが、私の年齢から言ってそれにはまだまだ早い。今回「V」を買ったとしても、長く見積もっても10年後には買い替えを検討しているはず。50万で10年と考えるとそこまで悪くもないが、私は多趣味かつ他の趣味も金食い虫なのが多いからね。カメラだけなら買ってたかもしれないが、カメラだけじゃないので配分できる量が減ってしまう。結局いつもの話になるが、コロナ禍で元が取れるのが遅れているD810が現役でピンピンしているし、ミラーレスもα7 IIIがあって今のところ大きな不満はない。LA-EA5完全対応のα7R Vを今買ってしまうとα99 IIの立場がないというのもある。「欲しい」けど基本線は「物欲抑制」で、隙あらば――ということで。

(2022-119 11-01)


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