橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成20年12月下旬分

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平成20年12月31日

  年末ですねー、大晦日ですねー。実は一つ、一旦書いたはいいものの、その日は他の話にしたために下書きに回した分がある。来年に回してもいいのだが、内容が来年に回すよりは今年に片付けた方がいいような気がする。というわけで、今宵は元々予定していたのと合わせて気分は豪華2本立て! まあ、私の気分が豪華なのであって、読者の皆様にしてみれば「あ、今日は長いな、斜め読み斜め読み」なのだろうけど(笑) 一部加筆訂正したけど、ひょっとしたら整合性の取れてない箇所が残ってるかもしれないが気にしないで欲しい。
  今年の後半ぐらい……やたらとアップルからメールが届くような気がする。アップルってアップルコンピューターのアップルね。商品名の頭に「i」を付けるところ(笑) いや、言わなくても分かるとは思ったんだけど、一応なんとなく念のため。まあメールが来てもお金がかかるわけじゃないから構わないのだが……アップルのダイレクトメールはHTMLメールだから嫌いなんだよなあ。某美味いラーメン屋も、メールマガジン購読してみたら(購読とはあるが、無料)HTMLを配送しやがるし。
  いつぞやに何かで「鉛は人体に極微量必要な物質」とあるのを読んだ。私はそれを鵜呑みにしてしまったのだが(ヘタすると侃侃諤諤に書いてしまったかもしれん、電話では誰かに話したような)、その後気になって調べてみたがそんなこと書いてある文書は見つからなかった。元々は新聞のコラム欄か何かで見たのだが、振り返ってみるとあまり説得力のあるものではなかったような……。今思えば、書いた人間が鉛と亜鉛を勘違いしてただけなんじゃないだろうかと。亜鉛は確かに人体になくてはならない物質である。大量に摂取するとやばいだろうけど、大量に摂取してやばいのは食塩も糖も大抵のものはそうである。大量の大量がどの程度かって差があるだけで。で、さらに悪い方に解釈すると、その文章を書いた人間は亜鉛を鉛の化合物か何かだと勘違いしていたんじゃないかと。亜鉛と鉛は、漢字に同じ物を含むが完全に違う元素である。元素記号で表現すると、亜鉛はZn、鉛はPb。元素番号はさすがに覚えていないが、ともかく鉛にどんな化学反応を起こしても亜鉛にはならないし、その逆も起こらない。原子レベルでぶっ壊して組み立てなおしたら可能だろうけど。
    先日の自転車の話、ちょっと自分でも何かしっくりこないものがあった。3つあったエピソードのうちの1つ、私の進路を塞ぐように曲がってきた自転車の事だ。別の日も似たようなシチュエーションに巡り合ってようやく分かった。その自転車に腹が立った理由、それは、人の進路を塞いだ上にやけにトロかったのだ。私が速度を落とすか左右に避けなければ10秒後には激突する、そんな距離と速度で私の行く手を阻んだ。それに私は怒りを覚えたのである。ゆっくり走っていて急いでいないのなら、私が前を通過するのを待ってから進めばいいのに……。ちなみに後日の私の前に曲がって来た自転車は、私と同じぐらいの速さで進んでいて、かつ車間距離もごく普通だったことを書き加えておこう。
  意味不明トーク。第5回平均大賞は330人中89位。まあまあかな? 前回が432人中370位だったことを思えば上々。にしてもカミシモ欲しいぜ。じゃんけん大会は頑張ろう。頑張ったところでほとんど運みたいなもんだが。

白兎 「と、片付いたところで……さあ1年を振り返ろうか雪翼」
雪翼 「今年もいろいろあったねー」
白兎 「というわけで、この前出した『己の1年を振り返る』の宿題提出!」
雪翼 「……え? あれ、ここでやるつもりだったの?」
白兎 「当たり前田のくらっかぁ♪」
雪翼 (ふ、古いな……)
白兎 「さ、出来てるならとっとと提出しなさーい♪」
(白兎、雪翼の手から"宿題強奪"、そして2分経過)
白兎 「おい、ここで言ってもいいのかこれ?」
雪翼 「だめ」
白兎 「だったら書くなよ。どれがダメなんだ?」
雪翼 「これと、これと、これと……あと、これも」
白兎 「半分以上じゃないか! だったら書くなって!」
雪翼 「いや、宿題出された時は侃侃諤諤ネタとは思わずに……」
白兎 「この白兎様が宿題出したら侃侃諤諤ネタに決まってるでしょうが!」
雪翼 「分かりました、ボクが悪かったです、今から書き直します」
(雪翼、泣きながら書き直し

……という流れは嘘です(チャンチャン)
白兎 「さ、真面目に1年間振り返ろう」
雪翼 「十大ニュース風になっとります」
白兎 「1位! 『HOゲージに手を出してしまった!』……これ、前からじゃない?」
雪翼 「……それより、普通下位から読むもんじゃないか?」
白兎 「……。いや、貴様が1位から順に書くからだな……」
雪翼 「俺のせいにするのか? 白兎はいつも自分のミスを人になすりつけて……」
白兎 「全部雪翼のミスだからだろう!」
(口論、続く事23分)
雪翼 「……やめよう、時間の無駄だ」
白兎 「……そうだな、もうすぐ除夜の鐘が鳴る」
雪翼 「もう1位からでいいや」
白兎 「じゃあ……さっきの突っ込みの説明をしてくれ」
雪翼 「ええと、HO製作に手を出した、という意味だ」
白兎 「だったら『製作』の2文字まで入れておけ」
雪翼 「次から気をつける。続けて2位行ってくれ」
白兎 「ええと、『空の軌跡にはまる』か。順当だな」
雪翼 「順当だろ?」
白兎 「意外なのがないと読者の皆さんが退屈しそうだ……ええと3位『α350買っちまった』」
雪翼 「買っちまったぜ」
白兎 「説明しておくと、ソニー製デジタル一眼レフカメラでーす」
雪翼 「目下甲子園球場出撃専用になっとりまーす」
白兎 「お、意外だな」
雪翼 「え、何が?」
白兎 「4位『Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM を買ったぜ!』よりもα350が上なんだな」
雪翼 「まあなんていうか、Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM は規定路線だからな。α350の方が意外性が」
白兎 「5位、『友人がカメラにはまった』」
雪翼 「あれよあれよの間に交換レンズが4〜5本に増えて、気が付いたらF3まで」
白兎 「おっとぉ!? 京都の友人F3買ったのか?」
雪翼 「うん、ブログ見ても気付かなかったのだが、本人にメールして確認した」
白兎 「雪翼も欲しいんじゃないの〜?」
雪翼 「まあ、正直に言うと少し羨ましい」
白兎 「よし、来年の画像で第一号はD3Xだな!」
雪翼 「ちょっとまった、それ、『3』しか合ってないから!」
白兎 「で、6位、『150km/hが打てた!』……もう少し他に表現はなかったのか?」
雪翼 「来年は池田の170km/hに挑戦の予定だ!」
白兎 「7位、『一蘭が大阪に!』……これって今年なの?」
雪翼 「知らないけど、俺が知ったのが今年」
白兎 「8位『iPodを買い換えた』 classicモデルだったな」
雪翼 「ポイントとしては、iPodが買えるぐらいポイントを貯めたこと」
白兎 (……ん? シャレなのか?)
雪翼 (……あれ? 外したか?)
白兎 「9位、どうでもいいな、『海遊館のカワウソの赤ちゃんが可愛かった』」
雪翼 「どうでもよくないぞ、本当に可愛かったぞ」
白兎 「10位、『年賀状を書いてない』…………書けよ」
雪翼 「今年は後出し方式で行かせて頂きます」
白兎 「せっかく去年は早めに出したのに……三日坊主と本質が変わらんぞ」
雪翼 「……年賀状を出してくれた皆様、この場を借りてお詫びします」
白兎 「ところで……アレがないな、アレ。アレが1位でもいいんじゃない?」
雪翼 「アレって何だよ、アレじゃわからん」
白兎 「『阪神歴史的V逸』だよ」
雪翼 「え? そんなことあったっけ???」
白兎 「………………(白い目)」
雪翼 「………………(目をそらす)」
白兎 「……あと、阪大鉄研の部室が燃えたとかさあ……」
雪翼 「ああ、それは……まあ俺、もうOBだし……」
白兎 「それから○○の○○○に○○○○たこととかさあ」
雪翼 「意味もなく伏字を使ってありもしないことをそれらしく語るな!」
白兎 「うーん、まあ、しかし、アレだな。」
雪翼 「だから"アレ"とか言うな!」
白兎 「雪翼は平和だな」
雪翼 「平和だろ」
白兎 「自慢するな平和ボケ」
雪翼 「誰がボケだ」
白兎 「気が付いたら『模型が』とか『カメラ欲しい』とか」
雪翼 「ぐっ……だってあんまり深刻な悩み書けないじゃん」
白兎 「この能天気頭脳に悩みなんて文字あるの?」
雪翼 「悩みはあるぞ。Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM 欲しいけどどうしようかな、とか」
白兎 (…………正真正銘のアホだ)
雪翼 「まあ、というわけで、本年もご愛読ありがとうございました」
白兎 「来年もどうぞ(このお馬鹿さんを)よろしくお願いします」


平成20年12月30日

学習

  今日は大変良いことを学んだ。それは「某ヨから始まる量販店では鉄道模型を買ってはいけない」ことである。何があったか詳しく話そう。
  他店では売り切れていた某社の製品が何故か某ヨから始まる量販店には残っていた。で、迷った。某ヨから始まる量販店は鉄道模型を大々的に取り扱っているが、おそらく店員の商品知識はアテにならない。鉄道模型は、出来ることならばその場で動作チェックが出来る店で買うべきで(それぐらいメーカーの信頼度が低いと考えるべきか、それぐらい精密な物だと考えるべきか、ただ単にユーザーが偏執狂なだけかもしれない)。
白兎 「3番に1万点!」
で、その動作チェックを某ヨから始まる量販店に期待するのは間違っている、と過去の経験が私にそうささやいた。でも他で売ってないものは仕方がない。鉄道模型は、一度品切れになるとなかなか手に入らないのだ。迷ったのだが、結局、この機会が当面のラストチャンスだと思って買うことにした。店員に頼んでショーケースから出してもらう時、ダメ元で訊いてみた。動作チェックはしてもらえますか?と。すると意外なことにOKが出たので、ちょっと嬉しい誤算に喜んだ。
  ――のも束の間だった
店員の手つきが怪しい。実はそのラスイチのその製品、中身を中敷ごとケースの外に出した状態でビニルに包んだ展示包装状態だったのだ(こんな説明で分かるかな……)。その手元のおぼつかない店員が、お店側で独自に施したビニル包装を剥がすとき……先頭車が150センチほどの自由落下運動の旅をする羽目に。慌てふためく店員。私は一気にテンションだだ下がり。一応落ちた車両を見たけど……外見上はゴミが付いただけで傷もなく。ゴミも手で拭いたら落ちたので………………………………正直なところ「もう要りません」と言おうかとも思ったのだけれど………………悩んだ。何せ私が回った他の店ではもう売ってないのだ。回った店の中にはもちろん、在庫豊富な店舗も含まれる。まだ行ってない場所もあるにはあったが、そこに次行くのは1週間後かもしれないし1ヵ月後かもしれない。次にそこに行くまで待ってる間に某ヨから始まる量販店の在庫がなくなる可能性がある。一ヵ月後に足を運んだ店にあればいいが、ない可能性のほうが高い。店員は「お取り寄せしますが……」と言ったが、取り寄せようにもメーカーにも問屋にも在庫ないんだよ! 散々迷った挙句(15秒ぐらい)、とりあえずライトのチェックをしてみようと思った。落下の衝撃で故障していたら諦めが付く。幸か不幸か問題がなかったので、落下の事実は消しようもないが実際の商品に大した問題もないので我慢する事にした。鉄道模型も意外と頑丈だね。しかしまあ、動力のチェックも含めて店員何も知らなさすぎ。ただの一般人だと思えばそれで当たり前なのだが、一応仮にも店員であることを考えると………………………………。
白兎 「おい雪翼、さっきから『……』が多いぞ」
結論として、某ヨから始まる量販店ではチェックを必要とする鉄道模型は買わないほうが無難だな、ということを再確認できたのでよしとしよう。レールとかそういうのだったらいいんだけどね。
  ところで、買ったのは昨日話した常磐線の電車。この路線のその電車は面白い(実は現在も残存しているかどうかどうかは知らない……東日本の電車は動きが激しいから)。何が面白いかというと、フル編成は15両なのだが、その構成が面白いのだ。7両基本に4両の付属編成を繋げて走る。
白兎 「足し算しても11両にしかならんぞ?」
4両の付属編成を2本繋げて15両で走らせているのだ。通常、基本編成に付属編成を繋げて走ることはあっても、その付属編成が2編成以上ってのは珍しい。私鉄なら割とあったりするのだが、国鉄・JRだと珍しい。ちなみに、JR九州は特急でそれをやっていたりする。行き先がそれぞれ違う3つの列車を1つにまとめて走らせるという、ちょっと無茶っぽいけど面白い事をやってくれている。JR九州のその列車は、昔は赤塗りの車両でやっていたのだが、現在は新型のステンレスの特急でやっている。3つとも色が違うのでごちゃごちゃしている……のがまた魅力といえよう。常磐線の場合、415系というのだが、途中までは普通の鋼製車両だったのだが、後年製造された分はステンレス車両になっている。基本性能は変わらないので混ぜて使われているのだが、それはつまり15両のうちに両者が混じる事があることを示している。さらに、登場時はピンク色を基調としたカラーだったのが、つくば万博にあわせて白地に青帯に変更された(こちらの方が好みのカラー)。しかし近年になって、1編成だけ昔の塗装を復活させていたらしい(今も残っているかどうかは知らない)。ということは……新塗装、旧塗装、ステンレス車……とバリエーションが楽しめる。もちろん新塗装一本に絞った15両編成も面白い(15両編成になったのは新塗装になった後のようだ)。というわけで、模型ではかなり遊べる常磐線415系。思い立ったのでちょっと揃えてみたくなったのだ。現在ステンレス車が入手困難なのが悔やまれるが。


平成20年12月29日

すかいらーく

  今日は後輩セントレア一号車君を六甲の模型屋に連れて行った。私の目当ては、昨日語ってたE4系の2両増結セットと、何故か常磐線の電車。後者はウェブ上では在庫ありになっていたのだけど、実際言ってみると売り切れだった……残念。でもE4系は無事手に入り、これでフル編成16両で走らせられる。さらに後輩BMW君と合流して昼ご飯へ。六甲道のすかいらーくに行った。
  ところがこの店舗、店員が足りないみたいで……対応がぐだぐだ。2つ向こうの親子連れが半ばキレかけていたし、後輩セントレア一号車君が頼んだセットのパンが最後の最後まで出てこなかった。その後デザートに、液体チョコレートをかけて食べるパリッとアイスを頼む予定だったのだが、出てくるのがいつになるのか分からなかったので店を出ることにした。そこで気付いたのだが、伝票が来ていない……注文の品が最後まで揃わなかったので伝票の存在も忘れられていたのだろう。レジで謝罪の言葉は聞けたし、クーポン券をくれたのでまあよしとするか……。といいたいところだが、最後にオチがあった。私がジョークで「クーポン券の期限が1ヶ月ぐらいしかなかったりして、でももう当分行かないよな」と言ってたら、クーポンの期限は1月5日まで。再来年じゃないよ? 2009年1月5日まで。一週間後かよ! クーポンが使えるのは11月の中頃からのようなので……終わりかけのクーポン渡すとはええ度胸やのう。すかいらーくには当分行かないぞ! まあ、そんなことがなくても滅多にいかないけどね。
  夜ご飯の後、某ヨから始まる量販店にBMW君と行って来た。デジカメ売り場で、ペンタックスのk-mの白モデルの展示品があったので触ってみると……軽い! モックアップだから当然……と思ったのだけれど、ただのモックアップじゃなかった。
  ――おっと
k-mの説明をしておかねば。デジタル一眼レフで、黒ボディしかなかったのが限定で白ボディが発売されることになった。
  普通、コンパクトデジカメや携帯電話だと展示してあるのはプラスティックの成型品だったりする。蓋等は表現されているだけで実際には開かず、可動部分も一体成型で動かなかったり。ところが、そこにあったk-m白ボディは違った。実際の製品に使われる部品が使われていたのだ。本物のk-m白ボディから、中身を抜き取っただけのものがそこにあった(実際に本当にそのものかどうか分からないが、あそこまで精巧なダミーを作る理由がないだろう)。レンズの取り外しまで出来たし、隣にあった展示品のペンタックスレンズを装着する事も出来た。そのことを理解した私は思った。
  ――欲しい
本物のデジタルカメラとして使えるk-m白ボディではなく、その中身抜いた展示用のk-m白ボディが欲しいと思った(笑) もちろん、デジタルカメラとして使えないただの飾りなので安価で手に入る事を前提に(笑) いや、結構白い一眼レフカメラって珍しいからねえ。うちにはα-8700iのミール仕様(パールホワイトである)もあるけど、k-mのデザインもなかなか。ペンタックスファンだったら予約して買っちゃってる可能性大。でもαファンなので欲しくない。でも、飾りとしてならちょっといいかもしれない、と思った次第である(笑)


平成20年12月28日

  予告通りの品を。
車両ケースのラベルを作ってみる(トミックス編)
  ちなみに、画像の後半2枚のラベルが「E4系Max 2両増結」となっているが、これについて説明しておこう。長くなるぞー。まずE4系というのは、JR東日本の新幹線である。オール2階建ての新幹線で、初代オール2階建てはE1系という車両だった。初代は12両編成だったのだが、長すぎる、という理由で2代目は8両編成になった。ただ、これだと席数が減ってしまうので、2編成繋げて走れるようにしてある。2編成繋ぐと16両となり、一列車で輸送できる旅客人数の世界記録としてギネスブックにも載っているらしい。そんなわけでE4系は、ラッシュ時は16両、それ以外は8両で走らせることで柔軟な輸送力を実現している。そして1編成のときは、後ろ(前だったかな?)に山形新幹線の400系もしくはE3系を繋げて走ることも出来る。JR東日本お得意の列車編成である。まあそんな面白い新幹線車両なのだが、面白すぎるのがその車両デザイン。通称"イカ"と呼ばれる前面形状が……空力特性の問題でそういう形になったんだろうけど、もうちょっとカッコよく作れなかったのかなあ?
  さて、Nゲージのブック型ケースは大体最大で8両収められる。他メーカーで9両以上のもあるにはあるのだが、この橘雪翼の美学に即さないのシロモノだ。と書くと、読者や白兎君に「お前の基準で主張するな!」と苛められそうなので書いておく。少なくともトミックスやカトーも同様の考えらしく、9両以上のセットは2ケースに分けて発売している。9両以上を1ケースに収めるのは、今のところマイクロエースだけである(ウィンのケースのウレタンには、9両以上を1ケースにまとめるためのものもあるが)。ちなみに9両以上のケースはどうなっているのかというと、8両を横に、残る1〜2両は横の余ったスペースに縦に収納するようになっている。つまり縦横混在してしまうのである。これは見た目にも良くないし、保管している間に縦にする2両に悪い影響があるかもしれないような。
  さて、E4系は2階建てだ、と書いた。2階建て車両は普通の車両よりも車高が高い。ケースに収める際にもその車高が影響する。普通の車両であれば8両収められるところをMaxシリーズは6両しか入らないのだ。初代E1系は12両編成なので、6両ずつ2ケース、E4系は8両編成なので……。6両収めると2両という中途半端なものが余る。セット構成も(過去に書いたけど)6+2という形で販売されており、フル編成に拘らなかった私は6両を2編成買うことにした。ところが、ある事情で――そんなことで編成をフル化するのか!と突っ込まれそうな事情で、フル編成化することにした。
  さっきから話題に出ているE1系が関係してくる。このE1系の模型は、当初何故か4両基本セット、4両増結セット2種という形態で発売された。いや、まあ、別に何故かってほどのことでもないのだろうけど。でも何故かって書いたのには意味がある。全てブック型ケースに入れて販売されたのだ。普通ならば、4両基本と4両増結の片方がブック型ケースで、残る4両増結セットは単品ケースに入れて販売されるところである。そうすれば、単品ケースの4両は基本と増結のブック型ケースの余りスペースに収納でき、2ケースに収まるからである。ちなみに現在はセット構成も変更され、フル編成12両をブック型ケース2つに収める形になっている。3両基本(吊り下げ型ブリスター)、3両増結(ブック型)、6両増結(ブック型)という構成だったかな。
  そのE1系を、私は初期の頃に買っている。東日本の新幹線なんて、本来アウト・オブ・眼中、というやつなのだが、何故か私は買った。やっぱり新幹線は日本の誇りと言えるだろうし、全2階建ての車両はちょっとカッコいいかもしれない。まあフロントデザインのかっこよさは、E4系が10とするとE1系は1000ぐらい、そして500系は1000000ぐらいなので大したことがないのだけど。さらにE1系は登場時のカラーと現行色とがあるのだが、現行色になってかなりダサくなってしまった。さっきの1000は登場時の色の話で、現行色になると5ぐらいかな。だから私は登場時しか買っていない。で、実は、今年入った頃はまだ8両しか持っていなかった。何故8両か? 東の車両なのでフル編成で揃える意思がなかった。のと、買った当時の私には新幹線12両編成が長すぎるように思えたからである。が、現在、新幹線16両でも走らせられる環境があるので、フル編成化したくなった。時は既に実車が塗り替えられ、模型もそれに追従する形で旧塗装となる登場時カラーの模型の生産は長く途絶えていた。何店も何店も模型屋を巡り、電話で在庫を聞き、某ネットオークションをチェックする日々が……1日も存在しなかったのは、某関西の在庫豊富なあの店のお陰と言えよう。どこかは敢えて書かないけど、サイトで在庫チェックしたら残っていたので速攻で買いに行きました。
白兎 「ホンマに話長いなー、いつ終わるん? そろそろ眠いんだけど」
そろそろ話を終点に向かわせよう。こうしてE1系をフル編成化した私であるが、ブック型ケースが3つある。しかし12両を2ケースに収められるので1ケース必要がなくなってしまった。そこで思いついたのがE4系のフル編成化である。普通にE4系を買うと2両がブック型ケースに収まらない。スペアケースを買ってきても、ウレタンに入っている切れ込みは普通サイズの車両用のものなので、Maxシリーズを収めるのは難しい。ところが、である。私には余っているE1系用のケースがある。E1系とE4系は車両サイズがほぼ同じである。2両はみ出るなら、余ったE1系用ケースに収めれば一石二鳥ではないか!
  ――という下らない理由で
E4系をフル編成化することにした。しかも余ったケースのキャパシティは6両なので、2編成ともフル編成にすることにした(まだ2両分余るが、さすがに3編成揃えるなどという無駄なことはしない)。実際買ってくると、ほんのわずかにE4系の方が背が高かったのだが、少しウレタンを削ってやるだけで収納できた。目下最大の問題点は、ラベルに「(2組)」とやる気満々の文字を打ち込んだのに増結2両セットが1組しか手に入ってない事だ。しかしそれも、某関西の在庫豊富な店が解決してくれる(笑) 私が行くまでに売り切れませんように!
白兎 「Zzz...」


平成20年12月27日

  昨日やった画像で侃侃諤諤の続き(?)
車両ケースのラベルを作ってみる(ウィン編)
この形になったのはカトー用のラベルより早いのだけれど、まだ多少検討の余地が残っている。一方で面倒だからもうこのままでいいや、という気もしている。しかし面倒の話をすると、切り出した後糊で貼り付けるという行程が…………やっぱりワードか何か買ってくるべきかなあ? まあそんなことより最大の問題点、明日やる予定のトミックス用インデックスは笑えるかもしれません。


平成20年12月26日

  毎日「ネタがない」ではネタ以上に芸がないので、今日はちょっと腰を上げてDiMAGE A1に電源投入。
車両ケースのラベルを作ってみる(カトー編)
まあこういうことやってるから、侃侃諤諤のための力が残らないのだが。
白兎 「え? 他にもっと大きな理由があるだろ?」

  ――察してください


平成20年12月25日

  ネタがなくはないのだが、文章に起こすのが面倒。というか画像でやりたいのだが、撮影する気力が不足している……。

  先日買ったディシディアファイナルファンタジー、予想通りと言うか何と言うか、私の中では少々クソゲー判定気味……。当然だがいわゆる格闘アクションではないし、RPGでもない。あと、格闘アクションには慣れ親しんでいる物のそれらは全て2D格闘。3D格闘は実は苦手なのだ。といっても2D、3Dの枠組みは正しくない。私が何故3D格闘(鉄拳とかバーチャファイター)が苦手かというと、それは"ガード"にある。2D格闘は大抵、ガードはレバーを後ろに入れれば出来る。が3Dの多くはガードボタンを押さないとガードできない。2D格闘になれているからかどうかは知らないが、このボタンガードができないので3D格闘が下手なのだ。ちなみに、2D格闘やってるときは、何もしてない瞬間は必ずレバーを後ろに倒す事にしている。これで何か相手が不意にアクションを起こしても、ガード可能な攻撃であればガードしてくれるというわけだ。というわけで、3D格闘も様子見のときはガードボタンを押しっぱなしでいいんじゃないかと思ってみたり。
  で、DFFのガードは、当然と言えば当然なのだがボタン。しかもRボタンというふざけた場所にガードボタンがある。まあふざけてもないか。しかもどうやら、押しっぱなし作戦は通用しないっぽい。ガードボタン押して2〜3秒の間しかガードしてくれてないような……。しかもアクション中にガードボタンを押しても、硬直が解けたあとガードポーズを取ってくれない(普通の格闘ゲームならばガードしてくれるのだが)。というわけで……ガードせずに回避ばっかりを使用。
  あと厳しいのがマップ。高低差が激しく足場のない場所もある。相手の姿を見失う事もあるし、何よりカメラの動きが激しくて時たまワケワカラン状態になって困る。まあこの辺は慣れなのかな……。
  ボス戦で10回リトライを繰り返したり、普通のゲームなら確実にゲーム機投げつけてるところだ(苦笑) というか、ゲームやっててゲーム機ないしはコントローラーを投げつけたい衝動に駆られたのは初めてだ。うちのPSPは限定モデルだから投げつけちゃいかんのだけどね。限定版じゃなかったらあるいは……!? そこまでストレス溜め込みながらゲームするなって。もうこれ、"ファイナルファンタジー"の名前が付いてなければ続きやってないよな。ファイナルファンタジーであってもFFCCとかFFVIICCとかは途中で投げ出したけど。


平成20年12月24日

  風邪から(ほぼ)復帰したし、年末最後と思われる行事(昨日の模型運転会)も終わったし、ということで今日は打ち納めに行って来た。あまりにも久々なので、自転車のペダルが変速機の一番速い方に入ってんじゃないかと思うぐらい重く感じ、20分の道のりが学校の嫌いな科目の授業を受けているかのように長く感じた。900グラムのバットは鉛でも入ってんじゃないかと思うぐらいに重く感じ、125km/hのボールがマ○ク○ル○ンが投げてんじゃないかと思うぐらいに速く感じ、空振りを繰り返すばかり。おまけにやっとバットにボールが当たったと思ったら自打球。挙句の果てにはついに木のバットが折れた! 硬球用のバットで軟球打ってても折れる日が来るのね。っていうか折れた瞬間に手首やっちまったような……。帰り自転車漕いで帰るのが地獄だったよ。
白兎 「はいはい、面白いね。キミ、小説の才能あるよ。今度デビューしてみる?」

  とまーゆーわけで、病み上がりなのでかる〜く流して来ました。割と本気だったけど。梅田のバッティングセンターで150km/hのボールを打っている効果が少しあったような、でもあれ既に20日前のことだし関係ないような……。
  ま、ともかく、今年も1年間通えました、と。月2〜3回のペースで、合計30回弱ってところかな? 通い始めて1年半……我ながら今回はよく続く。しかしながらどの程度上達したかと言われると………………さ、次の話題行こうか。
白兎 「こらこら、逃げるんじゃない」
ま、来年も頑張ろう。景品欲しさにバッティングカードを買い足ししたしね。ま、有効期限がないから、通わなくなってもまた数年後……という使い方はあるけど(こらこら)


平成20年12月23日

  結局なんだかんだでディシディアファイナルファンタジーを買ってきました(笑) 家に帰ると……PSPの本体が行方不明(笑) やっと探し当てたと思ったら電源が入らない(笑) ACアダプターを差し込んで(ACアダプターは所定の位置にあった)、起動させると……バージョンアップしろという指令が出て来た。で、バージョンアップをしようとしたら……「電池の残量が足りまへん」と怒られてしまった。ACアダプター差してるんだからいいだろー! というわけで現在、充電待ち(笑)

  今日は鉄研の後輩を呼んで模型運転会。6人遊びに来る予定が風邪で1名、所用発生で1名、計2名欠席。大御所?2人がいなかったのでいささか盛り上がりに欠けたような、別ベクトルの話題で盛り上がったような?


平成20年12月22日

  あ、そういや、「ようやく風邪治りました」って言ったっけ? 先週の水曜日ぐらいから夜、咳で起きなくなって、その2日後ぐらいに復活宣言できるぐらいに? まあでもここ数日はまだ自重しております。体なまってるだろーなー。

  今月発売された漫画「はじめの一歩」最新86巻。目玉は、因縁深き対戦、宮田一郎VSランディーJr.の試合が始まったこと。父親同士が過去に対戦していて、宮田父はその試合で引退。ポイントでは勝っていたのだが、最終ラウンドに放ったカウンターが不発、顎を砕かれて再起不能(となっていたはずなのだが、実は85巻で再起できなくもなかったような記述が……)。勝ったランディーはランディーで、世界挑戦権を得るが失敗。最新刊で明らかになったのは「前の試合で既に宮田に"壊"されていた」「世界戦の後間もなく命を落としていた」の2点。ランディーJr.の方にも宮田と戦う理由がある――とマネージャーがけしかけているのだが、当の本人は「父親は父親、俺は俺」というスタンス。一方の宮田は父親の敗戦のリベンジに執着。カウンター使いの宮田にとっては、左右両利きという変則スタイルのランディーは天敵。スパーリングでは左利き右利きのボクサーに同時にリングに上がってもらい、同時に2人を相手にするという荒業も……。それに加えて減量苦もあり、試合前から暗雲立ち込める展開。
  ――だったはずなのに
蓋を開けてみると宮田圧倒。圧倒的スピード差で相手のクリーンヒットを許さず、己の拳をクリーンヒットさせる。ランディーが速度差に慣れてきた……と思わせたところで、誘った大振りに完璧なカウンター。ダウンするも立ち上がるランディー。観戦中の主人公一行の会話「叩き潰さないと何度でも立ち上がる」、に対して主人公一歩「宮田くんにはそのパンチがあります」――足元がおぼつかないランディーに対して、宮田はそれを使うことを決意する。全体重を乗せて放つカウンター、"ジョルト"。ここで86巻は終わり。
  ――あのさ
それって父親が負けたパターンと一緒になるんじゃないの??? 87巻の展開が読めすぎて何というか(多分掲載誌では既に"結論"が出ていると思うが)。おそらくランディーが左右スイッチ、宮田ジョルトのカウンターに失敗。大チャンスのはずが逆に瀕死状態に。以下、ギリギリの展開……。いやさ、これであっさり勝ったら漫画としていかんやろ(笑) と言ってて実はあっさり勝ってたらどうしよう……。

  ファイナルファンタジーシリーズ?の新作「ディシディアファイナルファンタジー(以下DFFと略す)」。ファイナルファンタジーというとRPGなんだけど、このDFFは格闘アクション……?みたいな変なジャンルで登場。ハードはPSP。ちょうどPSP持ってるし、買おうかなと発表当初は思っていたのだが、だんだん買う気が失せてきた。このメーカーがアクションを作って良かった例がない、かどうかは知らないが私はいい印象がない。あと、格闘アクションといってもストリートファイターとかギルティギアとか餓狼伝説みたいなこてこての格闘じゃない、というのも気にかかる。格闘アクションは好きだけどアクションRPGは苦手という変な私にとって、本来RPGのはずのFFを格闘アクションに落とし込んだDFFは……警戒心が高まるのも仕方ないと言えよう。というわけで見て見ぬふりを決め込む予定だったのが……発売が近付くにつれてやっぱり欲しくなった。そのテンションは前日に最高潮になり……翌日、奈良からの帰りに某ヨから始まる量販店へ。
  ――混み過ぎ
もう何ていうか、ゲームコーナーに入るのを躊躇ってしまうぐらいの混雑ぶり。こんなにDFFの人気は高かったのか!
白兎「いや、他のもの買いに来た客の方が多いと思うよ」
というわけで断念。DFFなんてなくても俺にはマリヲカートWiiがあるさ! というわけで昨日出直したら……18日夜ほどではないにしろレジが混雑。仕方がないのでドアラだけ買って行った(ちなみにドアラってのは、中日ドラゴンズのマスコットキャラクターで、ここで買ったというのはアクションフィギア。先日買ったトラッキーフィギアのドアラ版。自分用ではなく、鉄研クリスマス会のプレゼント交換用の品物。あと、売り場区分が模型?になるようでレジはゲームコーナーとは別。こちらは常識的な混雑度だった。括弧の中身長すぎ)。そんなわけで今日も俺は公道最速伝説は目指してないけど、グランプリ☆3つを目指してハチロクのアクセルじゃなくてクラシックコントローラーの「a」ボタンを押し込むのであった。


平成20年12月21日

  鉄研のクリスマス会に出てたら帰りが遅くなりました。というわけで、今日はお休みします。


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