平成20年3月10日
ふふふ、完成したぞ。 自由形貨車2両完成 先日買ってきたそのままの状態をお見せしたやつ、の成れの果て(笑) ここまで来たら、線路を一周させなくてはね。1メートル程度の直線を行ったり来たりでは物足りない。というわけで今週中にもう一度模型屋にGO!――したいところだが、Project HOは「ゆっくりと進める」というのがテーマ。目下、手に負えそうな車輌を作っているのはアルモデル一社のみ。アルモデルの製品を作り倒してしまうと、次は必然的にお値段がワンランク上のまずい領域に入っていくことになる。それはあまりにも危険なので避けたい。ならば、限られた資源は有効に使わなくてはいけない。ちゅうわけで、ゆっくりと増やしていくことが大切。まあ、ゆっくりって言っても毎月毎月何かしら増えていくんだけど。このペースだと、どれだけ長く見積もっても1年ぐらいしか持たない(笑) 来年待ち受けるのは破滅なのか、それとも……? ちょっと関係ないけど、某模型屋で海外製HOナローやOナロー製品に熱い視線を送っている。海外製品ってのは、意外に安かったりするんだよ。日本と違ってあちらでは、HOゲージの、プラスティック製品が主流。なので、かえって"マイナー"なNゲージはHOゲージと同じぐらいの値段が付く。そういう理由があって、ヨーロッパ型をやってる友人はNからHOへ転向した。日本でも最近、HOサイズのプラ成型品が増えてきて、値段もかなりこなれている。私が一昨年に買ったHO103系もプラスティック製品で、Nよりはるかに高いけどHOサイズとしては安い部類に入る。 ――さてさてそんなわけで HOナローゲージの客車が1両5000円切ってたり、Oナローの機関車に1万円以下で買えるものがあったり。流石にNゲージよりは高い。が、日本メーカーの金属製品に比べると超格安だし、Nゲージと比べて1桁違うということもない。もちろん日本型ではなく海外の車輌を模型化したものではあるが、ナローゲージならではのこじんまりした感じは悪くない。いや、色を塗り替えたら日本型としても通用しそうなものもある。ただ、安いのはいいけどあくまで完成品だからなあ……作る楽しみがないのが不満点。オリジナルバージョンにするがために塗り替えを楽しめばいいのかもしれないけれど。 あまり他ゲージに手を伸ばしすぎてはいけない(お金が余計にかかるから)と思いつつ……Nゲージにはない魅力に抗いがたいものを感じている。
平成20年3月9日
くっ……ネタが、ネタがない!
平成20年3月8日
今日、WBCフライ級タイトルマッチが行われた。王座内藤と元王座のポンサクレックの4度目の対決。2度内藤が王座ポンサクレックに挑戦し、そして破れ、3度目に判定勝利で王座を奪った。4度目は立場を入れ替えての戦いとなった。 ――で 橘雪翼の呪い発動(苦笑) またしても12ラウンド判定。ダウンもなかった。ジャッジが割れて、1人は内藤、1人はポンサクレック、1人は引き分けという採点での引き分けで内藤が王座防衛。んー、いつになったら派手なK.O.シーンが見られるかなあ。先週のWBAミニマム級タイトルマッチは放送がなかったしなあ(試合は6回K.O.)。何だかいろいろ悔しいぜ! にしても、明日のスポーツ欄の見出しは「引き分けで2度目の防衛」の横に「また投げられた」かなあ?(笑) もっとも、解説実況が「投げられた」と表現したけれどちょっと微妙なところ。クリンチからもつれて内藤を転ばしちゃったって感じ。減点もなかったのかな?
ボクシングがらみで漫画「はじめの一歩」のことを。少し前に連続して主人公の名前書いたけど、「幕ノ内」じゃなくて「幕之内」が正しいことに単行本読んでて気付いた。ごめんね一歩くん。パソコンソフトが「まくのうち」から一発で変換できないのが悪い!(責任転嫁) 「貧弱貧弱ゥ!」と言えば、「ジョジョの奇妙な冒険」のDIOの、「無駄無駄!」の次に挙げられる有名なセリフ。で、「はじめの一歩」の鷹村守も同じセリフを言ってるシーンを発見。但し2コマに分かれて「貧弱」「貧弱ゥ」だが。実はこっそりジョジョファン?(出版社が違うから大っぴらにはできないんだな(笑))
平成20年3月7日
着々と次なる計画に向けて準備を…… Project HO 第二弾 こうしてNゲージの製作がなかなか先へと進まないのです(笑) 少し前に、特価で買ってきた阪急2800系の金属キットの組み立てを開始してみたんだけどね。なかなか集中できなくて先に進めない。というわけで、今月分のHO計画を済ましちゃおう!と。集中できない原因は他にもあるような気はしますが(笑)
平成20年3月6日
Nゲージ鉄道模型の話。去年の9月ぐらいから事あるたびにここに書いているのだが、阪急電車の車輌番号を再現するためのインレタがずーっと品切れ状態だった。GDIというメーカーが何やら新製品を出すらしい、というわけで期待していたら、思っていたのと全然違うのでがっくり。ところが年明けに、今度こそ求めていたものが発売されるということで大喜び。偶然にも発売直後ぐらいに模型屋でふらふらする機会があって、見つけたので2つ購入。その後、西院の先輩に頼まれて追加で買い行ったら……わずか3、4日のうちに売り切れていた! グリーンマックスの阪急電車のキットでも組み立てない限り必要のないものだが、こんなに早く売り切れるなんて驚き以外の何物でもない。確かに長期品切れだったから、私同様「阪急組みたいけどインレタが売ってねえ!」という人が多かったのだろう。それはそれで理解できるのだが、ここ最近の完成品全盛の時代にあってやはりまだまだ作る人はいるということか。まあ、阪急電車はまだまだ完成品が出てない形式も多く、作るしかないんだけどね。阪急電車は根強いファンも多いみたいだし。関西だけに早く売り切れたに違いない。にしても、尼崎に模型屋が出来たのは大きいとつくずく感じさせられるよ。今回そこに模型屋がなければ、手に入れ損なっていた可能性も高いからね。とかいいつつ、結局西院の先輩の分はいつも使うネット通販店で発見。今月発売"予定"の他のものと注文したためまだ届いてないけど、当座の必要数量は確保。内心、こんなに手に入りにくいのならもう1〜2つ買っておけば良かったと思っているのだが。まあ、一瞬で売り切れたこともあるし、近いうちに再生産かかるだろうと期待している。
平成20年3月5日
マリオ2 スーパーマリオブラザーズ2を、1-1から8-4までワープすることなく、かつノーコンティニューでクリア! ご褒美に9-1へ進む権利を得ました!! ――で オリジナル版では9-1へ行くときに、マリオの残り人数が強制的に1に減らされるらしい。減った数×1万点が加算されるらしいが。でも、スーパーファミコン版は……なんとそのまま。40人残っていたのだがそのまま9-1へ。で、9-1〜4もワールドA〜Dのように苦労すると思っていたら、あっさりクリアできてしまった。途中3回ぐらいミスしたかな? でも9-3と9-4はノーミスクリア。知ってる人は知っていると思うが、めちゃめちゃ簡単なので。マリオ2のステージとは思えない。そのままA-1へ突入し、C-1まで行ったところで力尽きた。正直な話、9-1へ行けたことで緊張の糸が切れまくりだったので、A-1以降はあまり一生懸命だったとは言えないしね。 さて、8-4までのポイント。まず、1-1で無限アップ。無限アップとはいうけれど、実際には128人までしか増えない。で、以前チャレンジしたときは5-3で心が折れたり、6-4で大量虐殺をしてしまい7-2までしか行けなかったり。というわけでワールド5〜6あたりが鬼門の様子。なので少し練習してから挑んだ。こういうときはスーパーファミコン版の、クリアデーターから好きなステージから始められる機能は便利だ。というわけで今日は、ワールド4あたりまでがいつもよりも残人数の減るペースが速かったものの、ワールド5をあっさりクリア。5-3がノーミスだったのが大きい。6-4で多少もたついたものの、残人数50余りという余裕をもってワールド7へ突入。この時点で、ワールド7、8それぞれで25回ミスできるという精神的余裕が発生。実はワールド8は簡単な部類に入るので、気持ちの中の配分としてはワールド7で30、8で20といったところだった。ここでもいつもよりハイペースで飛ばし、10回少々かな?ミスしたのは。50人ほど残した状態でワールド8へ。そして迎える最終ステージ8-4、残人数は48。はっきり行って余裕のよっちゃん。8-4は初挑戦のときに苦しみまくったので、逆に得意ステージになっている。5-3とか7-3とかの方がよっぽど嫌らしい。というわけであっさりクリア……したかったのだが、目前でしょーもないミス。入ってはいけない土管に入らざるを得なくなり、ステージ前半部へ戻された。実は今日始めて気付いたのだが、この土管に入ってステージ前半部へ戻ってしまうと……時間が圧倒的に足りない。事実上の死刑宣告。なので、 ――Suicide 溶岩の海へ飛び込みました。それでケチがついてしまったか、そこからもたついてしまった。が、最後は40人残った状態できっちりクリア。テンション上がりまくりで一人ガッツポーズしまくって盛り上がってました。まあ実は、8-3をさくっと行った段階で"勝利"を確信していたので、8-4クリアする前からテンションがおかしかったけど(そのせいでミスを連発したとも言える)。 どうやら6-1の最初でも無限アップは可能らしい。で、ここで無限アップする、ということは、5-3や5-4で大量に減ったマリオ残人数を回復することが出来るので大きい。というわけで6-1の無限アップも練習してみた。が、結果、30回挑戦して1〜2回出来るかも、というぐらいの高難易度。30回挑戦して、30回目に無限アップ発動すれば元は取れるが、30回挑戦して全部失敗して、挙句心が折れた時の被害が大きすぎる。というわけで今日は2〜3回挑戦して上手く行かなかったので諦めた。だがしかし、ここで無限アップに成功すれば1-1からノーワープでD-4までをクリアする見込みが出てくる。それを実行しても何かいいことがあるわけではないが。まあでも、出来るようになると面白そうなので挑戦してみるのだ。一方で、ワープ込みで最短ルート8-4クリアD-4クリアというのも面白そう。ワープゾーンへの行き方をあまり知らないので(3-1のならよく知っている。1-1への逆ワープを)、まずそこから研究しなくては。何でワープゾーンへの行き方知らないのかというと、ワープするとワールド9へ行けないから。今まではワールド9へ進むことばかり考えていたので、ワープは意図的に避けていた。だからマメの木出てきたらとりあえず無視(笑) ところが、8-2はマメの木に登らないとクリアできないので、知らずに堂々巡りをしていたり(笑) でも分かれば超簡単な8-2。パターン化が超しやすい8-3。ワールド7までの厳しい道のりは何なんだろうね。 とまあ、今晩は空の軌跡を休んでマリオ2をやっていましたとさ。
平成20年3月4日
さて、「空の軌跡」は「英雄伝説」シリーズの6番目になるらしい。で、どうも「空の軌跡 the 3rd」は次の「英雄伝説VII」への布石みたいな終わり方をするらしい。というわけでつまり、まだ私はSCを始めて間もない状態だけれど、3rdが終わって面白かったと感じた場合……VIIへも手を伸ばすことになるだろう(まだ出てないし、いつ出るか知らないけど)。その一方で、V以前にも興味があるわけで。というわけで、公式サイトを見てみた。のだが、イマイチピンと来ない。仕方がないので、同じく公式サイトに置いてあったプロモーションビデオを視聴。ところがやはり、イマイチピンと来ない。あまりゲーム画面がでっかく表示されないんだね。何でだろう? で、PVの最後に出てきた……発売日、1999年。んー、空の軌跡FCは確か2004年発売だったような気がする。その間に5年の月日がある。FFでも確か、FFXとFFXIIの間では5年ぐらいあったかもしれないけど(FFXIは俺の中で"存在しない"ことになってます(笑))。そうか、5年か。言わずもがな。5年という月日は、ゲーム業界にとって長く深いものである。公式サイトでよーーーーく目を凝らしてゲーム画面の画像を見てみると、どうも空の軌跡とは隔世の感があるようで。まあでも、FFはVIIからポリゴンを使った3D表示になっているわけで、それは確か1999年よりはるか以前のような気もするが。とはいえ、当時のスクエアはかなり先進的だったから、FFVIIの時代にポリゴンRPGが当たり前、と言ってしまうのも酷だろう。が、2Dグラフィックとして見てみても……小さい画像から判別するのも厳しいものがあるが、FFだったらIVぐらいのレベルしかないように見える。うーん、今さらそこに戻るのはちと厳しいなあ。FFなら、馴染んだゲームだから今オリジナル版のIVをやっても十分楽しめそうだけど。 というわけで、英雄伝説の過去を掘り進めるのは中止っぽい。よっぽどどこかのゲームショップで500円とかで売ってたら話は別だけど。500円で売られている=人気がない証拠、に思えなくもないけど(笑) そうか、逆に中古でも定価近い値段が付いていた方が"買い"なのか? そんなことを考えつつ公式サイトをあちこちクリックしていると……どうもやっぱりFCとSCはPSP版を買った方が良かったんじゃないかな、とも思ってみたり。ゲーム機としては完全に浮いた状態にあるPSPの活用という意味でも……。まあでも、買ったものは仕方ないので大人しくPC版を楽しむことにします。ゲームはオリジナル版派だしね。FFIIIなんか特に(またそれか)。あ、FFIIIのDS版はFFIIIじゃないもんね。あれはFFIIIを騙る不届き者だ! で、SCの話をちょこっとだけ。ゲームを起動すると、画面にファルコム(メーカー名ね)のロゴが出てくる。今まで遊んだゲームのメーカーのほとんどは、ここでBGMの類を流してなかったような気がする。のだが、「Falcom」のロゴが表示されるときに音楽が流れる。FCのときは空の軌跡のメインテーマらしき音楽。で、SCでは別のが流れる。FCの最終シーンで主人公の幼馴染の男の子が姿を消すのだが、その子がストーリーの中で何度か演奏したハーモニカの曲。これがまた、前作のラストのこともあって何とも切ない。さあゲーム始めるぞ!という気合の入った状態でアイコンをダブルクリックしたはずなのに、いきなりタイトルロゴでしんみりとしてしまう。これは何の狙いですかファルコムさん(苦笑) 「ゲーム中にあんまり出てこないけどボクのことも忘れないで下さいね」っていう自己主張のつもりだったらヨシュア君、それは大丈夫だよ。事あるごとに主人公一行に「あの馬鹿勝手にいなくなりやがって!」って槍玉に上げられてるから(笑) あ、そうそう、FCで「戦闘時ぐらいボイスが欲しい」って言ってたが、SCから声付きになった。で、今まで声なしだったもんだから違和感を感じる……ないときは欲しいって言ったりあったらあったで文句を言ってこの人はもう(笑) どうやら音声はOFFに出来るみたいだけど……敢えてありで進めております。やっぱなんかどこかイメージと違うんだよなあ。
平成20年3月3日
昨晩、空の軌跡FCをクリア。いやねー、もうねー、ラストボス戦長いの勘弁して欲しいッスよ〜。まず、黒幕と戦う(前哨戦、と勝手に名付ける)。そこから古代遺跡の機械仕掛けの人形(デカイ)と戦う。これが前後半戦に分かれている。でもって最後、敵がほぼ動けない状態で止めを刺す分がある。まあこれは、バトルなんだけど絶対負けないので除外していいだろう。というわけで、最後の戦いは3部構成。まあもっとも、前哨戦に関しては「これで終わらないだろうな」と思ってたんで次に進むのが当然だったが……ラストボスよ、貴様一度倒れたではないか。そこから立ち上がるのは反則だよ。ボクシングなら10カウントでK.O.負けだっつーの。しかもHP増えてるし。空の軌跡のボス戦で多かったパターンは、ボス本体にお供が何体かいる、というもの。一体多数だったらなんとでもなりそうな雰囲気があるのだが、お供の中ボスクラスが非常にうっとおしい。ラストボス後半戦、それがない、と思って喜んだ。が、次の瞬間それが"ぬか"であることを思い知った。ボスが雑魚敵を召喚しやがった。しかも雑魚くさいHPであるのだが、やたら固くて倒しにくい(固い=防御力が高い)。ただ、攻撃も強烈じゃないので放置したのだが。しかしねー、途中からボス戦がかなり厳しかった。何が嫌かって言うと、通常攻撃がほとんど効かないんだよねー。それまで雑魚敵に500とか600とか与えていた通常攻撃のダメージが、ボス戦でいきなり100〜200台中盤に落ち込む。いや、それはいくらなんでもないでしょ。冒険して、いっぱい戦って、経験値貯めて、レベル上げて、強くなったぞー!って喜んでいたはずなのにボスに通用しない。しなさすぎる。しかももちろん、ボスのHPは雑魚敵の10倍ぐらいは平気である。与ダメージが1/3に激減してるのにHPが10倍ってことは、今まで2発で倒せていたものが50回以上殴らないとダメってことですよ。しかも敵の攻撃はそれなりに強烈なものになっている。当たり前って言やあそれまでなのだが、厳しすぎる。結局魔法に頼ってボスのHPを削り取ることになるのだが……魔法ね、コマンド指定から発動までにタイムラグがある。これって結構なストレス。しかもFFをやってるとコンフィグで設定できるカーソル位置記憶がないので、たくさん種類がある魔法からいちいち目的のものを選ぶのが面倒くさい。FFなら1つのウィンドウに3×5ぐらいで並んでいる魔法が、一つにつき一行だからスクロールさせるのも面倒だったなあ。普段魔法を使うという場面がないので、魔法を延々と使って攻撃するのはだんだんと気分が滅入ってくる戦いだった。それを3連続で頑張るわけですよ。は〜っ、もう勘弁してよ〜。誰だよ、ラストバトルは連戦にしようなんて考えたヤツぁ。きっとあれだ、絶対FFのせいだ。他メーカーはこういう悪いところは見習わないようにしましょう!(苦笑) ラストバトルが3部構成なのはいいとして……せめて前哨戦とラストボス戦の間でセーブできるタイミングが欲しかったなあ。途中でミスって全滅すると、全部最初からやり直しっていうプレッシャーがなあ……。 ほいで、ストーリーの方は、最初から2部構成であるものとして作られていたようで、ものすごくいいところで「続く」になる。まあ、タイトルにFC(ファーストチャプター)って入ってるぐらいだからね。でもねヨシュア君(主人公の少女の幼馴染の男の子)、キミそこでそのタイミングで姿消すのは卑怯すぎ。まあ、SC(セカンドチャプター)の最初で別のキャラクター(主人公たちの姉貴的存在)もほぼ同じこと言うんだけどね。何ていうか、FCの出たての頃にプレイしていたらきっとこう言っていただろう。「うお〜〜〜〜! 続きが気になる〜〜〜! 早く続編出せ〜〜〜〜〜!」 もし1つ1つ買ってたとしたら、今日速攻で梅田へ出かけてSCを買いに行っていただろう。というわけで、本日早速SCをインストールしてプレイ開始。しばらく鉄道模型製作ははかどらなさそうだ(?)
平成20年3月2日
久々の(ような気がする)Nゲージ鉄道模型車輌の完成。途中人にあげちゃったり、鉄橋を加工して作ったりしているから随分間が開いているようにも見えるのかな。先週5両完成させているんだけどね。とまあ、長い前置きは置いといて、 キハ110形陸羽東/西線タイプ 塗装済みキットなので楽チン……だったはずなのに、着工からえらく時間を喰ってしまった。これで4両完成させたので今年に入ってから11両。内訳を考えると、HO1両、人にあげた塗り替え6両、塗装済み4両……自分としては何だかサボっているような内容だ(笑) 去年手を付けた金属キットがそろそろ完成しそう……なのだが、昨日色を塗っていると、パーツが一つもげているのを発見。少々気持ちが折れてしまった……ので、またしても金属キットが途中で投げ出される可能性が出てきた。いかんなあ。やはり金属キットならば、小パーツといえどハンダ付けするのがベストなんだろうか? Nゲージの小パーツは本気で小さいので、これをハンダ付けしろと言われると結構厳しいものがあるのだが……。とかいいつつ、確か去年作った流電では割と小さいのもハンダ付けしたような記憶もある。何事もチャレンジしてみるべきなので、次何か作るときは一度やってみよう。ハンダの海にパーツが埋もれてしまい泣いてそうだが(笑)
平成20年3月1日
28年サイクル 今日は28歳の誕生日――友人Dの、であるが。閏年の3月1日に生まれているので、「ホントは2月29日生まれじゃないの〜?」なんてよくからかっている。今年ももちろん。昨日、「お誕生日おめでとう」とかメールを送りつけた。とんでもない人である、橘クンは。まあもちろん、今日もメールを送りつけた。今度こそ「お誕生日おめでとう」の意図を込めて。で、誕生日プレゼントも送りつけた。 ――メールで さてここでクイズです。どうやってメールで誕生日プレゼントを送ったのでしょう? 答えは2行前に。 ――Ans.プレゼントがクイズだった というわけで、クイズの内容を。「28年前の3月1日は何曜日だったでしょう? 但し、理論的かつエレガントに答えを導き出しなさい。」 但し書きが曲者である。橘雪翼はこれ以上に曲者であるが。というわけで答えを出してみましょう。 ――Ans.土曜日 理由は? 今日が土曜日だから。まあ、これだけだと意味不明なので理由をもう少し書いてみよう。こんなこと言ってる時点でかなりエレガントさからは遠のいているような気がするが。28年前の3月1日から数えて、今日の3月1日は何日目にあたるでしょうか? 28年間のうちに閏年の2月29日が7度巡っていることに気を付けると、 365×28+7 という数式が容易にはじき出される。これを普通に計算しようとすると面倒なので、因数分解する。 (365×4+1)×7 おお、今日は28年前の3月1日から数えて7の倍数日目にあたるのか。ということは、である。一週間は7日なので、ある日から数えて7の倍数日目は常に同じ曜日になる。だから28年前の3月1日も今日と同じ土曜日なのである。以上、説明終了です。 さて、もちろんであるが、28年前も閏年であった。なので、3月1日が同じ曜日ということは他の日も曜日は同じである。実は、どの年であっても28年前のカレンダーがそのまま使えたりする ――といいたいところだが 実は、閏年は4年に一度ではない。ご存知、100年に一度、4の倍数年であるにも拘らず閏年でない年がある。 ――というのも実は正確でなく その中でも、400年に一度だったか?は閏年のままなのである。400年だったか1000年だったかは忘れたので、気になる人は各自調べて欲しい(あんまり役に立たないけど)。とにかく、ややこしいけど地球の公転周期との関係でそうなる。まあそんなわけで2000年は、100年に一度の閏年でない4の倍数年になりそうだったのだが、400年に一度の例外だったのだ。というわけでここ最近に話を限れば、閏年は4年に一度と言って差し支えない(だったらぐだぐだしゃべるんじゃねーよ(笑))。話を元に戻して、閏年がきっちり4年に一度巡ってくるとした場合、常に28年前の日付と曜日の関係が一致する。もちろん28年後でもオッケーだ。理由は先ほどと同様で、28年の間に閏年が7度、平年が21度あるため、28年前の同じ日付が先ほどの「(365×4+1)×7」日前に相当するからだ。加えて、ある年の28年前というのは、"ある年"が閏年であれば閏年、そうでなければ平年だからカレンダーは完全に一致する。さてでは、28年経たないと"カレンダーの再利用"はできないのであろうか? 答えは、Yesの年もあるしNoの年もある。以下、考察してみよう。 まず、閏年でない年から考えよう。1年が365日の年である。そもそもどうしてカレンダーを毎年替えなきゃいけないかというと、それはカレンダーに予定その他を落書きするから、という理由もあるにはあるだろうが、もっと根本的なことがある。それは、今年の日付曜日の関係が来年の日付曜日の関係と異なるからである。2年に一度同じものが巡って来る……ぐらいだったら頑張って使わない1年間保存しておくことも考えられるだろうが、残念ながら2年待っても同じ巡りにはならない。何でそうなるかというと、365という数字に鍵がある。365を7で割ってみよう。割り切れないのだが、小数点以下まで計算する必要はない。小学生の時に習った「52余り1」まででいい。この余り1が曲者なのである。これが余りなしだったら毎年同じカレンダーを使い倒すことも出来るのだが……。1余ることで曜日がずれる。去年と同じ日付の曜日が1つスライドする。去年の3月1日が土曜日だったら今年は……おっと、今年は閏年だったので例えが良くない。今年の3月1日が土曜日なので、来年の3月1日は日曜日になる。という具合にずれていく。1日ずつずれていくので、7年経ったら一回り。とも行かないのは閏年のせい。閏年は平年よりも1日多いため、翌年の曜日は2日ずれている。但しそれは3月1日以降の話で、実は2月28日までは1日しかずれていない。ここのあたりもややこしいので、以降曜日のズレを考える時はその年の3月1日を基準にする。そして、何年目で同じ巡りになるか考えるとき、閏年が規則正しく4年に一度巡ってくるため、基準となる年が閏年と閏年の間のどこにいるかを場合分けして考えなくてはいけないのだ。ややこしいかもしれないけれど、ここまで分かれば後は数えるだけだ。以下、地道に基準年の翌年以降、曜日がどれだけずれているか表にしてみた。 ◇閏年の次の年の場合 翌年………1つずれる 2年目……2つ 3年目……4つ(閏年) 4年目……5つ 5年目……6つ 6年目……7つ 言わなくても分かると思うが、7つずれると元へ戻ってくる。先ほど、閏年がなければ7年後に同じカレンダーが使えるのに、と言ったが、この場合は閏年のおかげで再利用できる年が1年早まる。では、閏年の次の次の年の場合を考えてみよう。 ◇閏年の次の次の年の場合 翌年………1つずれる 2年目……3つ(閏年) 3年目……4つ 4年目……5つ 5年目……6つ 6年目……8つ(閏年)←2月28日以前同じ 7年目……9つ 8年目……10 9年目……11 10年目……13(閏年) 11年目……14 今度は、7つずれようかというそのときに閏年が巡ってきてしまう。注釈を入れたが、6年目の2月28日までは日付と曜日が同じ組み合わせなので、ここまで頑張って保存した人は2ヶ月間だけだが再利用してみてもいいだろう。但し、うっかりそのまま"3月1日"に突入しないように。まあそんなわけで、チャンスを再び窺うことになる。そこからさらに5年経った11年目、14ずれた年がやってくる。14と言うのは7の倍数なので、曜日の巡りを考えている今の場合は7と同じ意味と言っていい。よって11年目のこの年、ようやくカレンダーを使いまわすことが出来る。では平年最後のパターン、閏年の前の年はどうだろうか。 ◇閏年の前の年の場合 翌年………2つずれる(閏年) 2年目……3つ 3年目……4つ 4年目……5つ 5年目……7つ(閏年)←2月28日以前違う 6年目……8つ 7年目……9つ 8年目……10 9年目……12(閏年) 10年目……13 11年目……14 何と、今度も先ほどと同じく11年も待たなくてはいけない。紙が黄ばんじゃうよね。というか、11年ほっとくと多分どこへ置いたか分からなくなりそうだ。さて、一見すると5年目に再利用できそうな気がする。ところが忘れてはいけない、閏年の前の年から数えて5年目は閏年なのだ。基準年になかったはずのものが5年目にある。2月29日がそれだ。3月1日を基準に考えているため3月1日以降は同じ巡りになる。よって、先ほどの場合とは違って10ヶ月間、5年前のカレンダーを再利用することが可能だ。今度はうっかり1日早く3月1日がやってくる、なんてこともないので比較的実用的??? じゃあ、最後に閏年の場合を検証してみよう。最後は長いぞ? 心してかかれ! ◇閏年の場合 翌年………1つずれる 2年目……2つ 3年目……3つ 4年目……5つ(閏年) 5年目……6つ←2月28日以前同じ 6年目……7つ←2月29日以前違う 7年目……8つ 8年目……10(閏年) 9年目……11 10年目……12 11年目……13←2月28日以前同じ 12年目……15(閏年) 13年目……16 14年目……17 15年目……18 16年目……20(閏年) 17年目……21←2月29日以前違う 18年目……22 19年目……23 20年目……25(閏年) 21年目……26 22年目……27←2月28日以前同じ 23年目……28←2月29日以前違う 24年目……30(閏年) 25年目……31 26年目……32 27年目……33 28年目……35(閏年) ……お疲れ様(笑) 閏年の場合は28年も待たなきゃいけないのです。まず6年目にチャンス到来!に見える。が、この年は平年。今考えているのは閏年のカレンダーの再利用なので、残念だが平年には使えない。但し、3月1日基準で考える限り7つずれている。即ち、3月1日以降は使い回しが可能である。2月29日という"余計な"ものがあるから完全一致しないのである。ところで、今まであまり書かなかったが、1日ずれるといってもどっちにずれるかという問題がある。つまり、ある年の3月1日が土曜日だったとして、翌年の3月1日が日曜日になるのか金曜日になるか、である。結論としては、日曜日が正しい。1日多いので、1つ後ろ(と表現すればいいのかな?)へずれるのだ。と言うわけで、注釈を入れた5年目を少し考えてみよう。考える基準の年(この場合閏年……ちょうど今年で考えればいい)3月1日が土曜日だったとする。すると5年後の3月1日は6つずれているので、実質1つ前の金曜日ということになる。今年の2月28日は今日から数えて2日前、木曜日だった。5年後の2月28日は、3月1日の前日にあたるのでこれまた木曜日。2月29日があるから1つずれてしまうのだ。というわけで、2月28日までは同じ巡り合わせになるので再利用可能。但し、うっかり間違えて"2月29日"を過ごさないように。 さて、似たような現象が何度も起きる。11年目、2ヶ月間同じ。17年目、10ヶ月間、22年目2ヶ月間、23年目10ヶ月間、そしてようやく28年目、35ずれた年がやってくる。この年は閏年で、そして7の倍数だけずれているので正真正銘曜日と日付が同じ組み合わせになる。何というか、28年間お疲れ様でした、としか言いようがない(笑) ところで、途中で出てくる2ヶ月間もしくは10ヶ月間限定の同じ巡り合わせの年の発生する周期に注目してみよう。まず、2ヶ月間限定の年から。5年目、11年目、22年目。間がどれだけ開いているか計算すると、6年11年である。これは先ほどの平年の場合に同じパターンがいつ現れるか、の周期と一致している。当たり前だが、閏年から数えて5年目や11年目や22年目というのは平年なわけで、平年は平年同士で同じ組み合わせが6年11年の周期で発生する。同じ日付曜日のパターンなんだから、基準にしている閏年とも部分的に同じになって当然なのである。さらに付け加えておくと、5年目11年目22年目と来ると、その次33年目も同じ組み合わせになっていそうだ。平年は6年、11年、11年という周期で同じ日付曜日の組み合わせになるからね。さて33年後というのは、最初の閏年から考えて曜日がちょうど一周する28年目から数えてさらに5年目である。この33年目というのは、5年目と日付曜日の組み合わせも同じだし、閏年と閏年の間のどの年かという関係まで等しくなる。歴史的に考えてある年から5年目と33年目は全く違う物だけれど、暦を数学的に捉えると等しいものになる。ちなみに、数式で書くと 33≡5(mod28) となる。これは、カレンダーが10ヶ月間再利用できる年においても同様のことが言える。興味がある人はチェックしてみて欲しい。 さて、長々と話をしたが……今日の結論は簡単にまとめるとこうなりそうだ。 ――カレンダーの使いまわしを考えるのは諦めましょう
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