自由形貨車2両完成

お供の車輌が増えて、ますます楽しくなってきた

  というわけで、前回完成させた「自由形凹電」に牽かせる貨車が2両完成した。早速連結させて写真撮影。手前から「【ワフ】」「【ト】」という製品名。ワフ、というのは国鉄標記で言うところの「有蓋車で車掌室付き貨車」。トは「無蓋貨物車」という意味になる。こういう雰囲気の車輌は、黒一色で塗るのが"それっぽい"作り方。でも黒一色というのも味気ないので、配色を決めるときのテーマは「黒以外の色を塗る」だった。結果、ワフはぶどう色3号というマルーンっぽい色にクリーム色の帯を、トは青3号というかなり暗いブルーに決定。なのだが、やっぱちょっとミスったかなあ。ちなみに、貨車の類でもよくあるパターンで、何かしら特殊な車輌には他と識別するための塗装が施される。黄色や白の帯びであることが多いようだ。車体色がそもそも違ったりもする。ワフには車掌室が付いている。車掌室部分が目立つように……クリームの帯を巻いてみた、というわけだ。

この連結器がポイント

  さて、次なる野望は線路を敷いて走らせることだ。さらには、これらの車輌に装備された連結器の特色を生かして……自動解放が出来るようにしたい。自動解放というのは、直接手で触らなくても車輌同士の連結を解除するシステムである。線路にマグネットを仕込んでおき、その上に車輌が止まったときに連結器のピンが磁石に引っ張られて横に開き、連結器の引っ掛かっている部分が外れる――というのが大まかな流れ。自動解放ができるようになれば、後ろに牽く車輌を減らしたり増やしたり(車輌同士を軽くつき合わせるだけで連結できるので、増やすのは簡単)、連結する順番を入れ替えたり、そういう運転の楽しみが広がる。もちろんそんなことし始めた日にゃあ、後ろの車輌が2両では物足りなくなることは必至だろう(笑) 一度Nゲージで挑戦したことがあるのだが、連結器の調整が上手くできなかった。それよりも大きなHOゲージならばあるいは、そういう想いを込めての再挑戦。果たして上手く行くかどうか。

(2008.03.10)

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