平成18年12月31日
ただ何となく 大晦日か……。我が家は全然大晦日っぽくなかったけど。ええと、とりあえず約束の代物から。 1年を振り返って〜制作模型編〜 今年の目標「積み木を減らす」についてはばっちり達成。20両減りました。が、元が元だけに20両減らしたところでどうなんだろうということにも……。その5倍ぐらいは残ってる?? しかも来年、目標が終わってまたがばがば積み木増やしたりして(笑) いやぁ、今日実は模型雑誌読んでたら、キングズホビーの特急「鴎」が欲しくなってねぇ。金属キットですよ金属キット。客車ですよ客車。昭和15年、戦前の特急ですよ! 完成品を買うととんでもなく高いので、そこは当然キットを買うのですが……キットにしても高い。まあ、某グリーンなんたらの完成品とどっこいどっこいの値段かと。ま、気が向いたらろっこうへ仕入れに行ってきます。完成するのか、させられるのか、そもそも手を付けるのかはまた来年のこの頃にお話しすることになるんだろう。 さて、目標が達成できなかった場合、自分自身へのペナルティはどうだったかという話を……。ええとね、実はあんまり考えてなかったってのが正解なんですよ(こら)。いろいろ案は出したんだけど、どれもしっくり来なくて。一番有力だった案は「1年間キット買うの禁止」というもの。ただ、これはあまりにも厳しすぎるので、「1年間、積み木が0になるまでキット買うの禁止」にしてみようかと。でも、冷静に考えると1年で積み木が0になるわけがないんですよね。結局実質1年間買うの禁止も積み木0になるまで買うの禁止も意味が一緒なんです、よ。ということで、別の案件。来年一年間の積み木の収支がプラスになるようなキットの買い方は禁止、と。つまり、4両キットが欲しくなったらマイナス4以下にしてから買えと。ただ、これもちょっと甘いかなぁ……なんて考えて、今年のスタート時の収支基準でそれをやろうかと。つまり、今年積み木がプラス10で終わってしまった場合、来年もそのプラス10を継続して計算し、それが0以上になるようなキットの買い方は禁止する、と。ただね、ややこしいでしょ(笑) 私はいいんだけど、見ている人に伝わりにくいので……却下。結局、考えているうちに「達成できるだろう」という見込みが付いたので、思考停止〜現在に至る(笑) ま、達成できて良かった(いいのか?そんなんで)
ではでは、今日は何だか眠いので、早めに寝ます。良いお年を〜。
あ、おいでよ動物の森DSのカウントダウンイベントどうしよう。時計早めるか(こら)。あるいは明日、時計を戻してやるかのどちらかだな(こらこら)。
平成18年12月30日
"組み立てた車両"なら200以上?? 昨日、ちょっと馴染みの模型店に顔を出したら、意外なものが入荷していた。 「ばんえつ物語号」増結車両 詳しくはリンク中ページに書いてあるが、昨日"組み立てた"。ええと、これって積み木に入るか入らないか。いろいろ解釈を考えて結果、というか元からその気がないので入れないことにした。で、ふと考え付いた。「組み立てた車両」なら今年、軽く200両ぐらいはいってるんじゃないか、と。何がいいたいかというと、何らかの理由で分解して、再度組み立てた車両ですよ(笑) いや、積み木の減少分には入りませんよ? だって今年の目標ということで立てた1月1日付け徒然のルールで行くと、分解した時点で「キット増加」ですから(笑) ま、そういうわけなんだけど、組み立てた車両なら多いぞ、と。動力車をメンテするために分解して再度組み立て、何かしらのパーツを付けるために分解して再度組み立て、未塗装部分を塗装するために分解して再度組み立て。何をどれだけやったか記憶にございませんので、何両組み立てたかは分かんないけど。昨日、ばんえつ物語を走らせながらそんなことばっかり考えていました(笑) で、今、過去ログ読んでて気付いたのですが……今年の目標のルール、その10があります。 〜以下再掲〜 その10:目標が達成できなかった場合、他 目標が達成できなかった場合(検閲削除) 〜以上再掲〜 「目標が達成できなかった場合」の続きには何が書かれる予定だったでしょう? 明日、侃侃諤諤にて発表されます。ま、誰も期待しとらんと思うけど。
随分前に、「左投げ」に挑戦中と書いたはず。井川がメジャーに行くので、ポスト井川ってことで(謎) 冗談はさておき、右利きの人が左手でボール投げるのは想像以上に難しい。その投球動作を例えるなら「運動が得意でなく、ボール投げが出来ない人」という感じになる。普段右でやってることを左右反対にするだけなのだが、その"だけ"が難しいのですよ。バットのスイングは左右両方行けるようになったけど(それでもやはり左は弱いが)、投げるのは多分バットスイングより難しい。正直なところ、左打席は挑戦が続いたけれども左投げは途中で気持ちが折れていた。のだけれど、こういうヘンなところだけは継続できると言うか気が長いというか、ただ単に諦めが悪いだけなんだろうけど、日々左手を振る練習を続けた成果がここしばらくでようやく芽を結んだようで。何が良かったのかを考えてみると、タオル持ってのシャドーピッチかな。それなりに自信が出てきたので、タオルを丸めたものを投げてみたり(家の中で硬いもの投げられんからね)、甥っ子の遊び相手するときにわざわざ左手で投げてみたり。そして最終段階。家の塀を相手に壁球やってみたり。懐かしいなぁ、壁球。ちっちゃいころはよくやってたものだよ。まさか齢27になって再びやることになろうとは思ってもみなかった。まあ、家の外でやるのは恥ずかしいので、塀の内側ってのが20年前とは大きく違うところだ。一度すっぽ抜けてボールが塀の外へ出てしまったことは秘密だ。まあ、そんなこんなで、大体間隔が掴めて来たような来てないような。今日、初の実戦?ということで、義兄に寒い中キャッチボールに付き合ってもらった。結果は、思ったよりは投げられなかった。距離を離すとどうもコントロールが付く付かない以前に、届かないという厳しい現実を突きつけられた(笑) ま、現状、届いて山なりボールが15,6メーターってところかな。12メートルぐらいの距離からなげて、ようやく時速60km/hぐらいのボールがミットに届く。ポスト井川の道のりは長いなぁと痛感した暮れの1日だった。
平成18年12月29日
今日は家で、後輩たちを招いて「年忘れ模型運転会」なるものを開いておりました。よって、侃侃諤諤書くエネルギーが足りません(笑) そこそこネタはあるんだがな。
平成18年12月28日
バトルギア4Tunedのイベントレース開催についての情報が公式ページに載せられていた。第一回は……「中級Bドリフトモード」……ドリフトモードかよ! 全然やってない。何故ドリフトモードをやらないかというと……地元のゲームセンターにはギルティギアしか置いてないから(ってまたそのネタかよ)。バトルギア4Tuned置いてる店に足繁く通えないために、練習回数も制限を受け、結果ドリフトよりは普通のタイムアタックに……という流れが私の中に出来てしまっているのである。で、よりによって最初の最初がドリフトモードか。取りうる方策としては、参加を諦めるか、素直に練習するかのどちらか。参加を諦めて、第二回の弩級Bのタイムアタックに専念するとうい手もあるが……。
車ネタ? 模型ネタ? 先日発売された河合商会の1/125?企画のミニカー、スカイラインGT-R&フェアレディZだが、カラーバリエーションで3パッケージ存在する。私が買えたのはそのうちの2種類。売り切れていた1種類をいつもの店で注文すると「メーカー在庫切れ」だったようで。買えなかったセットは、GT-Rがブルーとシルバー、Zがブラックとホワイトとなっている。スカイラインのブルー人気か?と思うのは早計で、実は他の組み合わせにも青GT-Rが入っている。となると、シルバーGT-Rか黒Zか白Z。どれが人気あるんだろう? 私は白Zかと思っているのだが……。モデルを見る限り、Z33はシルバーが一番かっこいいような気がするんですが、どうなんだろう?? さらに前に発売されたトミーテックのカーコレクションのフェアレディZヒストリーのラインナップのZ33と、今回の河合商会のZ33を比べてみた。大きさが……やや違う(ああ、こういうのは画像ネタだな)。河合商会のほうが、縦横ともに0.5〜1ミリぐらいサイズが大きい。 となると、並べると流石に違和感が……。もっとも、河合商会の1/125というスケール表記が信用できないと言うことにもなる。一応、カーコレの方は1/150を謳っている。1/125と1/150でこれだけサイズが近いわけがない。参考までに、カーコレZは全長が29ミリに届かないぐらい。河合商会のは30ミリ弱(共に私の手による採寸)。バトルギアのサイトによる(笑)Zのサイズは、車体長4310ミリ。1/150なら30ミリを少し切るぐらいだが、1/125ならば35ミリほどになってしまう。ということで、河合商会のもやはり1/150だったということだろう。誰がどう勘違いしてそういう表記になってしまったのか。ま、1/150で良かった良かった。このシリーズでRX-7(SA22C以外の)が出れば尚のこと良いのだが。
先月マイクロエースから発売されたアルファコンチネンタルエクスプレス、今月マイクロエースから発売されたアイランドエクスプレス四国、再来月マイクロエースから発売される予定のノースエクスプレスレインボー。いずれも臨時列車や団体で使われる、いわゆるジョイフルトレインと呼ばれるカテゴリーに属する車両だ。で、私はいずれも買わない予定だった。だが、いざ現物を目の前にすると、前者2つは非常に物欲を掻き立てられ、後者についても何だか買ってしまいそうな勢いである。この3つを買わなければ、11月から始まって来年2月か3月ごろまでは「マイクロエース製品を買っていない」という輝かしい成績を残すことが出来る(3月か4月ごろにこの記録は途絶えてしまう予定)。だがしかし、模型を走らせていて最近良く感じるのは、カラフルな車両、他にあまりない雰囲気の車両というのは実によく映える。走らせていて楽しい。一方、似たようなのをたくさん持っている車両の場合は、何だか華がないようにすら感じてしまう。例えば、国鉄特急色の車両は全部一緒に見えてくる。485系3種、381系、157系……まだこの辺はマシ。湘南色、緑とオレンジの国鉄時代の車両。関西で言うと昔の快速列車の車両だ。あれと同じ色の車両はたくさんある。113系、115系、153系、165系、80系……このあたりは全て持っているのだが、だからといって走らせる機会が多いわけではない。むしろ、何だか既に見飽きてしまった感があって全く走らせない。それに対して、オンリーワンなやつらは箱から出してわくわく出来る。主にJR化後の各社の独自型の特急列車や、先ほど言ったようなジョイフルトレイン。それから、貨物も以外に楽しい。コンテナ列車は色とりどりのコンテナを搭載できるし、鮮魚列車の真っ白の車両と言うのはなかなかどうして、普通の旅客列車ではないカラーリングである。とまあいうわけで、走らせる楽しみという考え方をすると、先ほどの3列車、間違いなく買いの製品なのである。そして、そういう車両は人気が中途半端なために大手2社は模型化することがほとんどない。マイクロならではの製品なのだ。でもなー、マイクロなんだよなー。いや、マイクロ製品が決定的に劣っているわけではない。先日トミックスとマイクロの競作となったゆふいんの森は、一説によると互角もしくはマイクロの勝ちとなっている(私はトミックスのを買ったが)。だから、マイクロ=劣っているという図式は既に過去のもの。むしろ、アルファコンチネンタルエクスプレスやアイランドエクスプレス四国(どうでもいいがこいつら名前長すぎ。普段前者はアルコンと呼んでいるが)は製品を見たら、物凄く良かった(アイランドエクスプレス四国の牽引機を除いて)。だったら買ってもいいんじゃないかとも思うのだが、マイクロはなるべく買わない運動している身としては(全然できてないと言う説もあるが)、ぎりぎりのところで我慢して現在のところは買ってないのである。でも、よく行く店にまだ在庫あるし、それも何だか時間の問題という説もある。手っ取り早く売切れてしまえば私としても未練を断ち切ることが容易なのだが……。実は両者共に、一旦は「買おう」と思っていた製品なのだよ。私のメモには買うことを前提にリストアップしていたのだ。さらに後輩たちと「おいおい、2種類出るけどどっち買うよ?」とかさかんに話したのだ。それをまだ買っていないのだ。物欲の塊の私にしてみれば随分と努力しているのだよ。だから何だといわれればそこまでだが。でもやっぱり走らせる楽しみを考えると、それらを買って他ものを我慢した方が正しいのではないかと思ったりもするわけで。しかし鉄道模型(Nゲージ)とは何とも厄介な趣味であるものよ。
平成18年12月27日
111系JR四国仕様完成! 予定通り?ライト点灯化を断念させた成果があって年内決着となりました。 111系JR四国仕様 他 今後ライト点灯化にチャレンジするかどうかは未定だが、基盤さえ手頃なものを見つければすぐにでも……??? さて、これで積み木のマイナスは20に膨れ上がった(普通、それは借金とかに使う言葉だぞ)。残り5日間でキットを買うことはきっとないので(つまんねー)、今年の目標達成は決定的である。ンなもん10月の終わりに阪急と阪神完成させた時点で決定的だったような気もするが。もっともあの時は、残り2ヶ月あったので新しくキット買う可能性を否定できないという状況でもあったわけです。結局2両だけかな、増えたの。その2両もさっさと片付けたし。というわけで、完成した車両は121両。買ったキットは89両分、のうち破棄扱いが5両分でトータル計算したら合ってないのは何故だ。ああ、そうか、積み木としては半数をマイナスするとか定めたからか。でもまあ今年もよく頑張った。誰も見たくないと思うけど、自己満足したいので列挙しよう。あ、予定では31日に画像化される見込み(笑) 一畑2100系2連 205系1000番台東海道山陽緩行線7連(フリーランス) 70系新潟色6連 名鉄55002連×2 名鉄3800各2連×2 キハ40 NICHINAN LINE 2両 FC3S RX-7 (笑) 103系N40 オレンジ8連 103系N40 ウグイス6連 70系阪和色4連 クモハ40×2、クモハ61 計3両 GM103系N40 ブルー6連 近鉄12200系2連×2 近鉄12400系4連 近鉄12600系4連 201系N30 オレンジ8連 211系5000番台10連 自由形ディーゼル機関車 自由形電気機関車(ED29タイプ) 京阪小型車両2連×3 201系N30 ブルー7連 阪神8810系6連 阪急810系6連 自由形電気機関車(EEタイプ) オリジナル客車2両 自由形電気機関車(B凸) 205系1000番台南武支線2連 クモヤ143 2両 111系JR四国仕様4連 何か別のものも混じってたり、積み木減算には細かいルールがあるので全部足してもさっきの数字とは一致しません。そういや今年は、初のカーモデルが完成した。FC3S RX-7だ。一方で、ハチロクとかハチロクとか作る気力なくして義兄に譲渡したなぁ(笑) 実はハチロク、1台は自分で作る予定というかそこそこ作業進んでいたのだけれど……。来年はFD3S RX-7作りたいな。今年も作ろうとして何度か箱は開けたんだが、その度に閉めてしまった(笑) あ、画像で侃侃諤諤に「今年作ったもの」ってやる場合、FCもそうだけど飛行機模型なんかもアップするべきなんだろうか?(笑) ま、その時の気分次第だ。
平成18年12月26日
今日、件の"トリプルアタック"を引き取りに模型屋へ。 店員さん「あ、橘さん、ブログ見ました。済みませんでした」 ――えーっと? ブログ? 侃侃諤諤のことだよな。何かあったっけ。「済みませんでした」? すみま…… ――あああああっ!Σ ̄□ ̄||||| (顔文字に頼るのやめようね) 2日前に書いたあれのことか! しまった、見てる店員さんもいたんだ!(というか、今日のこれも読まれるんだよな) うーん。あの日は(も)ネタがなくて唸ってて、そういえば……的に書いたんだよなぁ(そのあとコミックス版FFXIIを思い出して追加)。あははははは(と、笑って誤魔化してみる)。 というか、見られて困るんなら最初から書くなよな、俺。ネットに公開している時点で「誰に見られるか分からない」ってのが原則だよ。原則というよりは鉄則。別に嘘も誹謗も中傷も書いてないつもりなので、見られてもいいと言えばいいんだけど……あまりにもタイムリーすぎてちょっと気まずかったかな。今度から気をつけよう。 ちなみに、少なくない数の知り合いがこの侃侃諤諤を読んでくれている(よね??)。でも、私はその全員を把握しているわけではない。誰にURL教えましたか?という問を出されれば、そこそこ正確に答えられると思うが、普段それを意識して書いていない。せいぜい、日常生活で頻繁に顔を合わすなりメールでコミュニケーションを取るなりしている知り合いのうち、話の中で私がここに書いたことが話題に上ることのある相手のみが侃侃諤諤を書くときに意識されている程度だ。だから、先日友人Dが「侃侃諤諤に書いてたね」って発言したとき、彼は忙しいからきっと読んではいまいと決めつけていたのがミスであることを思い知った。さらに言うと、その店員さんについてもこんな下らないサイト見て下さっているとは思っていなかった(笑) ――ん? ということは、その前の話題の「御中」も読んでいる……はず??? まあ、あんまり読者の顔を気にしすぎると何も書けないし、書いても侃侃諤諤テイストが落ちていくので今後も能天気に書いていくことにしよう(それでいいのだろうか?) 店には「とある偏屈な客の本音」として読んで頂く事にして(笑)
今日、グリーンマックスの塗装済みキットのクモヤ143 2両セットを完成させた。1週間か少し前ぐらいに「積み木が増えました」ってボソって書いた物件である。これ、塗装済みキットなのだが、今年発売されたJR西日本103系や201系の更新車の塗装済みキットとはワケが違う。どうワケが違うのかと言うと、103系や201系のように楽勝で組めるわけではないという意味である。あの2種類(大別して)のキットは、完成品をバラしたような構成で、実に簡単に組める。出来れば今後グリーンマックスにはこの構成で製品を出してもらいたい……と思って今日もそう発言していたのだが、明らかに工作派が減っていてそれでは売れないという。こんなもの工作と言うのか?という疑問はさておき。実は、出身大学の近くの模型屋で管を巻いていたときも似たような発言をしたのだが、 てんちょ「そりゃ、橘君が工作できるからそういう発想が出るんだよ」 とたしなめられてしまった。確かにそうなんだが。あまり工作出来ない高校生時代ぐらいのときは、キットより完成品で出してもらいたいとは思ってたけどね。ただ、当時に今年発売された103系のキットがあれば話は別だったかもしれない。というぐらい、ある意味であの103系キットは革命的だった。と、そのはずなのだが、後続がないんだろうなぁ……。そういえばカトーも昔、阪急と京急の、完成品のパーツを組み上げてないだけみたいなキットを出していた。あれで安くなるなら私は歓迎なのだが。 ――ええと、何の話だっけ。 そうそう、クモヤ143。インレタ貼って、クリアー吹いて、パンタグラフの改良加工を行って、床下が綺麗にはまらないので加工して、両側はTNカプラー、中間部はアーノルドカプラーのままにしようとしたら、アーノルドカプラーを使う際にはスカートがどう考えても付けられないことに頭を悩ませ、前面のガラスパーツの嵌め合いが悪いので苦労したり……総じてこれが9000円か(103系は4両で9800円だった。ま、動力がOEMな分を引かなきゃいけないかもしれんが)。103系キットとは大違いだな。もっとも、103系キットのようなものを期待して買ったわけではないが。窓ガラスが嵌め込み式じゃない時代の、いわゆる旧製品を持っていたのだが、いちいち各所にため息つきつつ、前面ガラスパーツを失くした時点で製作を放棄した品物だ。窓が改良されてるだけで随分見栄えが向上したのだが、成型の甘いスカートパーツなどがそのままという中途半端な進化の仕方。同じ塗装済みキットでも103系は初心者にお勧めできるが、こっちは絶対無理(というほどでもないかな?)。まあ、そんなこんなでとりあえず完成させた。今年の目標の話で言うと、増えたキットが同数減っただけなので依然マイナス16のまま(もっとも厳密には、一時的にマイナス14になっていたのだが)。JR四国色111系は、明日か明後日に完成しそう。今年もよく作った。
平成18年12月25日
我が家には盆と正月とクリスマスと誕生日は存在しないのであーる!!!! FFVにハマってました。じゃ、おやすみ。
平成18年12月24日
先日、模型屋からの電話。新製品の阪急2800系登場時5連が入荷したとの連絡。最近入った店員さんがかけて来てくれたのだが 「引き取りは年内にお願いします」 ――……( ̄□ ̄;;??? (久々の顔文字。って今月頭に出した記憶があるな) 特に余分なことは何も言わずはいはいと答えておいたが、疑問点が何箇所かある。 1:予約したときそんなことは一言も聞いてない 2:言われなくてもどうせ年内に取りに行く 3:常連扱いされてないような気分 年内引き取りが条件なら、普通予約のとき言わなきゃいけないよね? 入荷連絡の時に確認するのはいいとして、その前にもちゃんと説明しなきゃ、ね? 実は私が予約したときは聞かなかったが、他人が電話で予約してるときに横にいて聞いていた。ああ、年内引き取りの条件で予約受け付けてるんだなぁ、俺、聞いてないなぁ、常連扱いで年内でなくてもいいのかなぁ、嬉しいなぁ。って思ってたんだよ! あるいはこう思われたのかもしれない。「橘さんならほっといても年内に取りに来るだろう。」とか。どうせ他に欲しいものもあるし、年内にもう1回は最低でも店に行くもんね。そこのところよく分かってるから、「細かいことは言わないでも大丈夫」……とまあ、信頼されてるんだろうなぁ、と嬉しかったのに。尤も某マイクロのセットを予約キャンセルした人間が「信頼されているだろう」というのはおこがましいことではあるんだろうが(苦笑) まあ、電話したのが"新人"さんなのでよしとしておこうか……(新人さんだけど私よりは年上です(笑)) にしても、計算外のことが起きた。阪急2800系は「発売日を告知してしまったのでメーカーには必ず納期を守らせる」と聞いていたのでいいとして、絶対遅れるだろうと思っていたカトーの「しらさぎ」が年内に発売されやがった! しかも、トミックスの「ゆふいんの森」ももう市場に出回っているらしい。トリプルアタックかよ! まあ、このうちの2つは年内に出ることは確定的だったからいいとして……カトーよ! 待ちに待った製品は遅らせるくせに、今月いっぱいあるからカトーの新製品は遅れてもいいやと思ってるときに限って出すんじゃねぇ!! ちなみに、私のメモにはこのように書かれている。 「カトー683系しらさぎ……メーカー告知は11月だけど年内に出るわけがない。年度内でもあやしい」 おいおい、年内に出たよ。カトーに一体何が起きたんだ!!
先日話をしたファイナルファンタジーXIIのコミックの話だが、発見できたので買ってきた。感想 ――……( ̄□ ̄;;; 実は最後まで読んでません。いやぁ、あまりにも××いので1話読んで投げ捨てたい衝動に駆られてしまいましたよ。こう、何ていうかな……絵だめ、構成だめ、ストーリーだめ。小学校の先生は児童の何かいいところを見つけて成績表を書くらしいが、この子にはさぞ苦労するだろう。ってぐらい読んでてため息もんだった。ほら、あれだよ、キャラゲーの逆バージョン。キャラゲーというのは、漫画やアニメで人気が出るとゲーム化されたりするわけだけど、それが内容すっからかんでただ単にキャラクターが出てますよだけの場合に使われる批判用語。この漫画も「ただ単にFFXIIのキャラクターとストーリーを使って描いてみました」それだけで、漫画としての面白さが何ら感じられない(1話だけ読んであとはパラパラだけど)。こんな漫画描いてたらスクエアエニックスに訴えられても知らないぞ、ってぐらい。まあ、そのスクエアエニックスから出版されてる漫画なんだけどね。というか、もう少し作家は選んで欲しかったな。「天羽銀」という人らしいのだが、私は聞いたことがない。聞いたことがない=実力がない、とはもちろん言わないよ。新人で将来性があるから、メジャータイトルのFFXIIの漫画で一花咲かせてやりたいという親心があった……のかもしれないが到底そうは思えない。FFXIIをプレイせずにこの漫画を読んだら、FFXIIのイメージが崩れないか心配である。どうせなら小畑健作画とかの漫画版FFXIIが読んでみたかった(いろいろと難関が多そうだが)。まあまだ1話しか読んでないのでひょっとしたら2話以降でイメージが180度変わるのかもしれないが。まあ、そんなことは天地がひっくり返りでもしない限りないような気がする。そもそも2話以降を読む気力が生まれてこない……。
平成18年12月24日
アンケートにはむやみに答えてはいけない ニンテンドーDSの「おいでよどうぶつの森DS」に微妙にハマり中。今日、プレイし始めようと思ったら家の前にヘンなオッサンがいる(ゲームの中での話ね)。で、アンケートに答えてくれと頼まれた。まあ、実生活ならまず断るんだが……ゲームだし、答えとくか! しかし、これは罠であった。アンケートの後に保険に入れと言われて、断ると2、3言いろいろ言われた後に再度「保険に加入しますよね?」と聞かれる。以下、永久ループ(すると思われる)。腹立つんじゃおんどりゃ! ――ぶちっ(電源ボタンを切る音) で、再度電源を入れてゲームを始めると……今度は家の前でもぐらが出てきた。また何かいるよ、と思ったら、このモグラさん、リセットという名前が付いている。でもって怒られた。 「あのなぁたちばな、あんたセーブせんと電源切ったやろ。あかんでそれは」 以下云々。いわゆるリセット行為をしたことに対して説教垂れられた。アンケートの罠に嵌った直後なので今度は堪忍袋の緒が切れそうになった。人生リセットできんけど、ゲームやからリセットさせろやこるぁ!! で、リセットさん曰く、「今回は初めてやからよそいきの言葉でしゃべらせてもろてますが、本来気性の激しい男なんですわ」とか何とか。 ――も一回リセットしたらどうなるんやろ? 即断実行。リセットさん、地面の中から出てきました! 「こらーーーーーーーーーーーーっ あれほど言うたのにお前さんまたリセットしたやろーっ!!!」 へぇ。ちゃんとリセットかましたことは記録されるんだー。以下、また長々と説教を聞かされる。激しい口調です。 ――何だか 面白くなってきました。当然、もう一回リセットです。 「こらーーーーーーーーーーーーっ!!たちばな!! なんべんいうたらわかるんや!!」 へへー、ちょっとリセットさんがこのゲーム内でのお気に入りキャラに昇格です。おそらく、リセットされると回数も記録されていく模様。毎回メッセージが違います。で、実は、説教中にリセットするとどうなるのか興味津々なのですが、しかし、そうするとその回の説教を最後まで聞くことが出来ない。それは勿体無い。ということでその誘惑に対しては我慢しました。でもって、 「こらーーーーーーーーーーっ!!お前ひょっとして……面白がってやってないか?」 え。ご名答です。ははーっ、ひょっとしたらリセットの回数に加えて、いつやったかも記録してるのか? 短時間で回数を繰り返すとこういうメッセージも出るのか? で、反省の言葉を言わされる。メッセージを実際打ち込むわけで、リセットさんが言った通りのことを反復しなくてはいけない。 「『セーブしておわります』って言うてみい!」 ――やだ 「こらーっ! 違うやないかあ!!」 以下、何度か繰り返し(笑) 「なんや、心がこもってないような気がするけど……まあこの辺で許しといたろか」何て感じでようやく説教終了。ああ面白かった。 ちなみに、ゲームに夢中で電池がドロップアウトするのに気付かなかった場合は?という疑問が生じるだろう。ところが、その辺りのサポートはぬかりがない。電池がやばくなると、画面に表示されるのだ。電池、残り少ないですよ、そろそろセーブして終わりましょう、ってな具合に。なるほど、それが伏線か。かなり意図的に電源切らない限りはセーブして終わるようになっているわけだ。なるほどなるほど。にしてもリセットさん面白いキャラだなぁー。また会いたいなぁー。
神戸新聞土曜日夕刊の懸賞詰め将棋、最近気のせいか問題が難しい。事実、3週間前のやつは応募87通で正解が80通だった模様。多いときは150通近く、いつ見ても120通ぐらいは応募があるのに……投稿数2桁はいかにも少ない。そうか、問題が難しいと、解ける人も減るわけだ。ということは、問題が難しいと感じたときに応募すれば記念品がもらえる確率がアップするのか!(記念品がもらえるのは、正解者の中から抽選で5人) よし、今週もそこそこ難しい、応募するぞ!と決心して問題が解けたのが火曜日ぐらい。答えの正誤を検討した後、木曜日に葉書を投函。間が空きすぎなのは気にしないで。ちなみに、金曜日必着である。消印有効なんて生ぬるいことは言ってくれない。ま、尼崎から神戸までだから木曜日の朝出せば余裕でしょう。ということで、私が葉書に書いた答案。 初応募してみました! 多分合ってる。でも、記念品が当たるかどうかは分からない。ついでに、今回の問題が倍率低いのかどうかすら定かではない。難しいと思ったのは私の勘違いかもしれないってことだ。来年が楽しみだ(解答が載る夕刊は来年の2回目の土曜日だ)。
平成18年12月22日
この言葉に弱い 今日は欲しい漫画の発売日。ええと、先月から延期になったOL進化論、ちょっと地雷っぽいファイナルファンタジーXIIのコミック、今ブームの「かもずぞ!」のもやしもん。 ――で 何か売ってなうんですが。OL進化論はどこかでさらに1月に延期という情報を見たような気がするので諦める。で、ファイナルファンタジーXII、ヘンな出版社から発売されるのかなぁ、駅前の書店にはなかった。まさか大人気で売り切れとか? それはないだろ。いくらファイナルファンタジーが大人気だからって、それを漫画にして売れるとは思えない。ここに一名馬鹿がいて、とりあえず買ってみようと思ってますが。全く、欲しい漫画3冊のうち2冊までがないなんて大誤算ですよ。で、最後の1つはあった。しかし、これがある意味最大の大誤算。買おうとしていたコミックスにフィギア付き限定版が出てるなんて! 買わんとかもすぞ!
A.オリゼーとP.クリソゲヌムはギリギリ可愛くないこともないかも。0-157は怖いです。
平成18年12月21日
XXXX GEAR 格闘ゲームから離れっぱなしで「GEAR」というとすっかり車のゲームになっちゃってた月華の棋士、橘雪翼です。昨晩、ネットであちこち回っていると、GuiltyなGearの公式サイトで「12.20 GGXX AC稼動!」って書いてあるじゃん! 12月20日っていつ!? 今日ぢゃん!!! ということで、1日遅れで新作、Guilty Gear XX Accent Core(長い……あ、アクセントってこのアクセントかどうか知りません)を触って来ました。場所は地元のゲームセンター。Battle GearはないくせにGuilty Gearはしっかり置いてあります。先客がいたので、仕方なく乱入という形。キャラクターは当然、ギルティで一番カッコいいキャラクター(橘雪翼の考える中で)であるテスタメントを選択。というか、長いこと他のキャラ使ってないので動かし方が分からないという重大な欠陥もあるのだが。そもそも、格闘ゲームから離れすぎなので技がマトモに出せるのか不安。しかも、フルパワーで自転車漕いで、駆け足で階段登ったので膝が笑ってるし(謎) まあ、Battle Gearじゃないので足は使わないから関係ないけどね。で、結果は2連敗(笑) 勝負にならないってやつですな。それでもまあ、毟り取った杵柄……じゃなかった、昔取った杵柄というか、一応技は出ました。それなりに理想どおりに動かせました。全盛期にはほど遠いけど、全盛期だったら勝てたのかというと全くそんなことはありませんがね。 毟り取った杵柄、が何のネタか分かる人がいるんだろうか。
数日前にFFがぎょうさん出る、って話をした。そこにPSPで発売される予定のFinalFantasyVII Crisis Coreが抜けていた。ついでに、これが出るからそのうちPSPは買うことになるだろう、と言っていたのも思い出した。良かった、PSPがソフト1本の専用機になる可能性が激減して。ま、そのFFVIICCがどんなジャンルのゲームになるのかははっきりしていないので、FFVIIDCみたいに買わない可能性があるわけだけど。フツーにRPGだといいな。 で、その数日前にFFVの話をするとか何とか書いてるね俺。多分誰も読まないと思うけどFFVの話をしよう。 多くのロールプレイングゲームでは、戦闘で敵を倒すと「経験値」なるものがもらえて、一定数貯まるとレベルが上がる仕組みになっている。そうやって主人公一行を強くして、敵のボスを倒すことを目指すのだ。強い敵からは多くの経験値が、弱い敵からは少ない経験値がもらえるという傾向がある。たまによわっちいくせに何故か経験値が多かったり、冗談じゃないぐらい強い敵なのに経験値くれなかったりすることもあるが。あと、レベル90とかになったら指でつついたぐらいで倒せるザコモンスターをいくら屠ってもそれ以上強くなれない(むしろ体が鈍るような)ような気がするが、10万回ぐらい戦闘を重ねるとレベルアップするのはご愛嬌ってことで。他、敵モンスターを倒すとお金がもらえたり、ちょっといいアイテムを落としてくれたりすることもある。何故モンスターがお金やアイテムを持っているかは深く考えないよう。昨今のRPGはややこしくなっていて、経験値、お金、アイテム以外にも手に入るものがある。FFVの場合「アビリティポイント」だ。アビリティポイントの話をする前にFFVのジョブシステムというものを説明しなくてはいけない。FFVでは、物語序盤でクリスタルのかけらから「勇者の心」を授かる。それにより、種々の個性ある「ジョブに就く」ことができるようになる。例えばナイト(騎士)に「ジョブチェンジ」すると、力やHP(生命力)といった能力がアップする。同時に、戦闘中「まもる」というコマンドが使えるようになる。この「まもる」コマンドは、敵の直接攻撃のダメージを0にすることができる。また、瀕死の味方が攻撃されると、それが直接攻撃の場合のみではあるが「かばう」こともする。「まもる」コマンドを実行している間に「かばう」と当然だがダメージは0だ。ま、そういうナイトに相応しい能力を得るのである。さらに、ナイトというジョブに就いている間に戦闘をこなし、アビリティポイントを貯めていくと、新たな「アビリティ」を手に入れることが出来る。手に入れた「アビリティ」は、ナイト以外の他のジョブに就いている間でも1個だけだが使うことが出来る。モンク(僧侶)にアビリティ「まもる」を装着すると、戦闘中ナイトでないにも拘らずナイトのアビリティである「まもる」が使えるようになるのだ。まあ、そういうわけで、FFVやる上でレベル上げと同じぐらい必要なのは、強力なアビリティを習得していくこと。FFVの強力(かつ難習得)アビリティとして有名なのは「れんぞくま」。漢字で書くと「連続魔」。通常一度に一回しか使えない魔法を、一度に二回使うというもの。ピンチの状況で回復魔法を二度使うもよし、回復しながら攻撃するもよし、使い勝手がいいアビリティだ。ま、その分MP(魔法を使うたびに消費するポイント)をざくざく浪費するので濫用は禁物と言う側面もある。この「れんぞくま」、習得のためには……赤魔道師というジョブに就き、1000を越えるアビリティポイントを貯めなければいけない ――と 書いただけではイマイチ分からないだろう。だって、一回の戦闘で100アビリティポイントもらえるんだったらへのカッパだもんね。通常、一回の戦闘でもらえるアビリティポイントは、なんと!1〜2がせいぜい。たまに3とかもらえたりすることもあるとハッピーハッピー、それがアビリティポイントというもの。ま、最終盤に入るとたくさんくれる場所が出てくるんだけどね。ええと、つまり、序盤で「れんぞくま」が使いたくなったら、1000近い戦闘をしなくてはいけなくなる。とてもじゃないがやってられない。しかし私は、いい場所を発見した。とある洞窟。そこに出てくるナッツイーターというモンスターだ。ナッツイーターという名前のとおり、どことなくリスに似た外見のモンスターだ。このナッツイーター、必ず3体一組で登場し、弱いくせに何故かアビリティポイントを2もくれる。他の場所だとそこそこの強さのやつらでも1しかくれないことが多い。2くれるやつらもいるのだが、登場するかどうかはランダムなので効率が悪い。その洞窟だとそういうことがない。よし、これは行ける。500回ちょっと戦闘すれば「れんぞくま」習得だ! しかし、罠が待ち受けていた。ナッツイーター以外にも登場するモンスターがいた。それがドクロイーター。ナッツじゃなくてドクロをイートする怖いやつらだ。外見はナッツイーターの色違いなので見ようによっては可愛くないともいえなくもないのだが……。何より可愛くないのは、出てきて直後にこちらの最大HPの3〜4倍ものダメージを与える攻撃をしてくることだ。こっちは4人で戦っているのだが、即座に1人倒されてしまうのだ。そして、こっちの攻撃ではダメージが全く与えられない。お手上げ。だがしかし、どんな強い敵でも弱点が存在する(しなかったりもするけど)。ドクロイーターの弱点とは! ほっとくとそのうち逃げ出すことだ。こっちの方が明らかに弱いのになぜ逃げるのか。そこが外見リスのモンスターの可愛らしいところか。でも良く見ると、手にドクロ持ってるよドクロイーター、やっぱり怖ぇ! さて、ここでポイントが1つ。敵が逃げると……経験値とお金はもらえないが何故かアビリティポイントはもらえる。ドクロイーターがくれるアビリティポイントは……なんと、5。これは破格だ。世界中のどこを探して他にこんなにくれる気前のいいやつがいると言うのだ。これは稼げる。でも、問題が残っていた。逃げる前に4回攻撃されると全滅である。さあどうしてくれよう。ということで先述の「まもる」コマンドが役に立つ。幸い、ドクロイーターの攻撃は全て「まもる」コマンドで完封できる。出会ったらひたすら「まもる」していればそのうち勝手に逃げてくれて、アビリティポイントが5もらえる! ひたすら守っているという点と、最初に1人倒されるという点がマイナスポイントだが、効率としては悪くない。そうやって初プレイのとき、私は物語序盤で「れんぞくま」が使えるようになったのである。 ――後日 もっといい稼ぎ場所があるのを友達から聞いた。とある島。たくさんある小島の中で、唯一そこにだけ登場する、というモンスターがいる。プロトタイプという名前で、ちょっとエヴァンゲリオンを思い出したりするけどエヴァの方が後だからね。おそらくはFFV最強のボスと呼ばれる「オメガ」というロボットタイプのモンスターのプロトタイプじゃないかと言われている。そのプロトタイプ、流石に最強オメガのプロトタイプというだけあって強い。まあ、ドクロイーターみたいに一撃でやられるわけじゃないけど、でもこっちの攻撃が全く通用しないという点では同じだ。このプロトタイプを簡単に倒せる方法がある。今回は逃げるまで待つなんて消極的な方法じゃない。倒すんだよ。K.O.なんだよ。さて、方法は。「まじゅうつかい」、というジョブに就いていると、比較的早期に「あやつる」というアビリティを習得することができる。その名の通り、「敵を操る」というコマンドだ。これでプロトタイプを操る。操って何が出来るか。プロトタイプのプログラムに、自爆というコマンドの設定があるのだろう。ここまで強いのに何を自爆する必要があるのか全く理解できないのだが、ともかく自爆させられる。それできっちり倒したことになり、アビリティポイント、経験値、お金、アイテムが一通り手に入るのだ! ――あ プロトタイプはお金落とさないんだけどね。先ほどのドクロイーター作戦と比べて優秀な点は以下のもの。 1:経験値が手に入る もらえる経験値は500と、そのストーリー進行時点では破格の多さ。というか、その後しばらくもそんなにくれる敵はほとんどいない。アビリティポイント貯める間にガンガンレベルアップする。 2:能動的に戦闘が終わるので、時間がかからない ドクロイーターの攻撃を待つ間、果てしなく退屈である。しかも、コマンド入力の合間に攻撃が来ると即死するので、ドクロイーター戦は気が抜けない。 3:もらえるアビリティポイントが安定する プロトタイプは、ドクロイーターより1少ない4しかアビリティポイントをくれないが、ドクロイーターの出てくる洞窟はナッツイーターの出現率の方が高く、平均値を取ると確実にプロトタイプを破壊する方が効率がいい 欠点として、プロトタイプはお金をまったくくれない。ま、ドクロイーターからも強奪できないので、ナッツイーターを倒して得られる微々たる金額なんてたかがしれているのだが。一応、操っている間に、シーフ(泥棒)の盗むコマンドでプロトタイプの持っている「エーテル」を盗み、それを売ればそこそこのお金にはなるのだが。ただ、そうすると、1人はシーフにしておかなければならず、任意のジョブでアビリティポイントを貯めるということができなくなってしまう。 というわけで、今回は当然後者の方法を選択。ちなみに、スーパーファミコン時代のFFVでも2回目のプレイで後者の作戦をやっていたのだが、道半ばでデーターが飛ぶという非常に悲しい目に遭ってしまった。今回、DSでプレイしているのだが、行動をパターン化できるのと片手で操作できるのを利用して、ネットサーフィンしながらアビリティポイントを貯めることが出来た。2人にれんぞくまを、残る2人に「みだれうち」というFFVのもう一つの強力アビリティを習得させた。その間に、レベルが20から33まで上昇。レベル33ってのは中盤〜終盤にかけて到達するレベルだ(笑) 私の初プレイのとき、中盤のボスを倒したとき、レベルが28〜29だったのを覚えている。それでそのボス戦で5回ぐらい全滅して苦労した記憶があるので間違いない。ということはこれ、しばらくレベル上げの努力も要らないということで一石二鳥。おそらく、レベル28でもれんぞくまを2人、みだれうちを2人覚えていれば、余裕で件のボスを撃破できるだろう(当時は1人がれんぞくまを使えるのみで、他に強力アビリティを習得していなかった)。いわんやレベル33をや。その後ストーリーが進む間にレベルが上がって現在35だしね。このままラストボスまで突っ走れそう。ちなみに所要時間推定2〜3時間?? ドクロイーター狩り……じゃなかった、ドクロイーターが逃げるのを待つ作戦を取ると軽く10時間前後かかるので、実に効率のいい成長のさせ方をしたことになる。 とまあ、FFIIIのクリアを放り出してFFVをやってますってことで(笑)
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