111系JR四国仕様 他

結局ライトは入らず

  GMキット「113(115)系量産冷房車」のボディと「111(113)系」の屋根を組み合わせて製作。先頭車クハ111の乗務員扉の位置が異なってしまうので、何らかの加工をしなくてはならない。先頭車のパーツを切り継ぐよりは中間車を先頭車化改造する方が手っ取り早いと判断。パーツメーカーの乗務員扉とステップを使って"先頭車化"改造した。
  正直なところ、JR四国の111系に思い入れは特にない。113系初期車を作る際に量産冷房車セットの屋根パーツが使いたいがために、その組み合わせをやったときに余る部品を組み合わせて作れる車両が他にないという理由で……。の割に、去年作った113系同様、前面窓ガラスはトミックスの分売パーツを、先頭車のライトはデカ目が好きなのでパーツメーカーのものを使用。それから、これは仕方がなかったからなのだが、前面にはTNカプラー及び113形用スカートパーツ(トミックス分売パーツ)を奢ることになった。途中までは自作キットにライトを点灯させるためのテストモデルという意味合いが強かったのだが、途中で断念。断念後は恐ろしいほどの快スピード(怪スピード?)で製作が進み、年内決着となった。

先頭部には初使用のパーツが2点

  乗務員扉のパーツは、開口部を開けるのがなかなか面倒だった。というか、隙間がどうしても出来てしまい、この画像のは比較的ましだが若干別パーツを使ったことが目立ってしまう部位になってしまった。ステップは思ったよりも好印象なパーツで、キットそのままの成型表現よりも立体感とシャープさに優れてかなりリアル。今後113系作るときは標準で使用するかもしれないぐらいほれ込んでしまった(次作るとき、やっぱり面倒という理由で却下される可能性はあるが(笑))。

これを作るならここは見逃せないポイント?

  JR四国の111系は、モハ110のちょうどパンタグラフの真下あたりに車掌室があった。ということで、適宜窓を埋めて、サッシを復活させて、窓ガラスも平滑に削って磨いて再現。写真を見る限り、窓ガラスパーツも周辺をアイボリーで塗った方がリアルかなと感じてその通りに。パンタグラフはお約束で、カトー製PS16。

ライトの実験して気付きました

  ライト点灯化に向けて実験していたとき、組み立て途中の車両より完成車両で試したいことがあって、急遽去年作った113系のうち、1両のクハ111が"試験場"へ回送。私の作ったクハ111のライトはリアルだろうということで裏から銀色を塗っていたのだが、ライト点灯試験には邪魔。ということで薄め液(シンナー)でふき取って実験していたのだが……実験終了後、銀色を塗り直すのが邪魔臭くてそのままに(笑) で、気付いた。銀色塗ってない方がカッコいいやん! このパーツのライトレンズ、実は裏から銀色を塗らなくてもそれなりにホンモノっぽく見える……というか、裏から銀色塗った俺の仕様だとなんだかオモチャっぽい。ということで、次の機会に他の5両の銀色も落とすつもり。当然、今回作ったJR四国バージョンのクハ111のライトにも銀色は入っていない。

特に何の工夫もなく

  こちらは昨日完成したクモヤ143。特に何も加工していないので、写真を1枚載せるだけに留めておく。パンタグラフを改良して、バネがなくても上昇位置をキープできるようにしたぐらいかな。実は最近のGMパンタはバネが改良されていて、きちんと上昇するのだが。それでもやっぱり、バネは見た目にも組み立てるときにも邪魔なので、無くしたほうがいろいろといい。

(2006.12.27)

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