鉄道模型制作報告
「阪急5100系5128F更新車」その1
写真は前作

 長期計画3周目の阪急電車は5100系5128Fの更新後の姿。以前――実に15年以上も前に制作したことがあり、リメイクという形になる。もちろん仕様等は8年前に作った原型5100Fに準じた形になる予定だ。

 5128Fは「過渡期」編成も作る予定にしていて、今回の名称は前回同様の「更新車」としてみる。界隈一般では「リニューアル車」という表現もあるようだが、文字数が長くなるので漢字を使う(笑)

最新ロットの阪急キット

 前に作ったものを解体の上再利用すれば、加工量は減るしお金(と資源)の節約にもなるかもしれない。しかし前のは前ので「自分の歴史」として置いておきたいし、解体するにもそれなりの手間がかかる。というわけで新たにキットを開封する。最新ロットはまたパッケージが変更されている。

 制作作業はまず「窓枠の抜き勾配処理」などから始まるのだが、流石に前に二度やっている話題なので今回は省略(参考:3064F5100F)。

今回のメインはこちら

 リニューアル車を作るに欠かせないパーツがこちら、MODEL524の「阪急5000系リニューアル車扉セット」だ。5000系用のようだが(多分)5100系と同じなので活用する。前作で使ったのもこのパーツだ。

元のドアをくり抜いてはめ込む

 元のドアをくり抜き、パーツに合わせてほんの少し削り拡げる。これを1両6枚、8両で48枚分繰り返す。今週は3両分加工したところで時間切れ。なお、まだ固定はしておらず、写真を撮るにあたって仮にはめ込んだだけ。
 この作業、前作完成後に「もう二度とやりたくない(笑)」と書いた記憶があったのだが、その後に「とまでは行かないけど、当分の間はやらなくていい」と付け加えたのは忘れていた。もちろん当時は作り直すことになるとは全く思っておらず、その1年後ぐらいから旧国にハマり、当たり前のようにドア交換作業を始めるようになった。一寸再起は闇というか、人生は何でどう転ぶか分からない。

(2024.02.04)
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