鉄道模型制作報告「阪急3000系 3064F」その1

いつもの通りグリーンマックスのエコノミーキットから作る

 阪急3000系を作るのはおそらく3回目で、実は3064Fは以前にも作ったことのある編成。メモによると2007年制作らしい。時代設定を変えて……ということもなく純粋な「再制作」。15年前とは模型制作に対する姿勢が変わっており、“決定版”を作ろうというのが今回の主旨。基本的には5年前に作った5100F同4年前の5136Fに準じた仕上がりになる予定だ。

まずは窓の抜き勾配の処理から
(画像をクリックすると大きな画像が表示されます)

 まず最初は側板の基本工作から入った。
・ゲート処理
・窓の抜き勾配の処理
・先頭車の歪んだ窓の修正
・To車の元乗務員扉部の窓作成
等が今週の作業内容。まだ全ては終わっていない。
 「窓の抜き勾配の処理」の効果は、5100F完成報告のページの4枚目の画像を見て頂ければと思う。

先頭車側板の歪んだ窓の修正
(画像をクリックすると大きな画像が表示されます)

 こちらは先頭車側板の歪んだ窓の修正の途中図。こちらの効果は5136F完成報告の最後の方を見て頂ければ。4両分処理しないといけないのだが、実は3064Fを作ると決めたのが昨日で、それまでは3062Fとどちらにするか悩んでいたのでまだ2両分しか着手していない(3062Fの場合、中央の2両が「M'o」「To」になるので2両分だけで良くなるから)。

2021系?改造のTo車が2両入る

 3064Fは2021系(系列の数字が良く分からない)改造のTo車が2両入るので、元乗務員扉部の窓の加工をする。

え? 何だって?
「先頭車ランナーに入ってる窓埋め用のパーツは使わないのか?」だって?




HAHAHA!
そんなの後から気付いたよ!!

余談。増結セットには……

 珍しく取扱説明書を眺めていて初めて気付いたこと。「No.407B」には「配管なし屋根」ランナーが3枚しか入っていないらしい(「配管あり」を含めた屋根が基本で5枚、増結で4枚ということ)。「No.407B」とは中間増結セットで、主に6000系以降の8両編成を組む場合を想定した製品だ。メーカーの想定通りの作り方をするのであれば問題なさそうだが、場合によっては「配管なし屋根」が足りなくなる可能性がある。ちなみに私は、「No.407A」(基本セット)しか買ったことがなく、取説も熟読したことがなかったので今まで知らなかった。

久しぶりの“積みキ”遊び

 基本セットしか買ったことがない……というあたりで久々に“積みキ”遊びをしてみた。今手元に9箱ある阪急キットが全部「No.407A」なんです。上2つは今回の制作を開始するにあたって中身を取り出した後で、もう1箱は5136Fのついでに作った5145、5126用の2両分が抜かれているのだが。ただ、5136Fを作った後は買い足してなさそうなので、その直前まで遡ると11箱の阪急キット(もちろん全部「A」)を積んでいたようである。

* 積みキ……かなーり昔の橘雪翼の言葉遊び。「積んであるキット」を略して積み木ならぬ「積みキ」と呼んでいた。当時は年初の目標が「積みキを減らす!(買い足した以上の数のキットを組み立てる)」だったりね。

(2022.01.30)

▲お戻りの際は、ブラウザの機能をご利用いただくようお願い申し上げますm(_ _)m▲