平成29年11月30日
西脇某について 和月伸宏本名西脇伸宏――本名を自分の作品の悪役の名前に使っていた模様(一番最初の“るろ剣の読み切り”及び第一話の比留間の道場にいた男)。詳細は省くが(書かんでも皆さんご存知&あんまり書きたくない罪状故に)、まあとっ捕まっちまったわけですな。それもまー情けないというか何というかの容疑で。そういうのは“二次元”に萌えていれば良かったものを(漫画家だし)、“三次元”に手を出しちゃうからこんなことになっちまったんだ。私の一番好きな漫画が『るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−』で、一番好きなキャラクターが「緋村剣心」であることに変わりはないけど、親近感を覚えていた作者には失望でござる。楽しみにしていた『北海道編』も連載休止が決まったが、これは仕方がない。漫画家和月伸宏としては応援し続けてあげるから、ちゃんと反省等した上で復帰し、『るろ剣北海道編』をしっかりと描き上げること。以上!
てなわけで、いつもの。
【美少女同人作家と若頭】(既刊10月発売):☆☆★ ネットでの紹介ページをちらっと見てちょっと興味を持ったものの、さすがにネタに走りすぎだし見送ろうと思っていたところ、何故か近所の本屋の新刊コーナーの一番目立つところに鎮座。それでも一度目は我慢したのだが、二度目に訪れた時に誘惑に負けてレジへ。誰だよ! この漫画こんな場所に陳列した店員は! ぜーったいにゆるさんからな!(笑) どんな漫画かちらっと紹介しておくと、同人誌即売会に初参加した女性同人作家だが、全然売れなくて在庫どうしようーと悩んでいるところに、“若頭”さんがやってきて本が気に入られてしまい熱心なファンに。嬉しいのか迷惑なのか単純に怖いのか複雑な気分――という感じの物語。 悪くはないけど思ったよりは面白くなかった。怖い顔して真剣なのかふざけているのか分からない若頭のセリフ回しはシュールで楽しめたけど、“出オチ”感は否めないかな。それ以上の期待があったのかと言われるとなかったんだけど。 ところで、各方面にめっちゃ喧嘩売ってしまうコメントになるんだけど、「“美少女”同人作家」……? 「○○系女子」とかいう単語が流行り始めた頃、「何歳まで女子でいるつもりやねん!」と突っ込んでいた人も一定数いたと記憶している。この漫画の場合、それよりも年齢が限定されるであろう“美少女”という単語が使われている。この主人公、女子大生らしいんだけど、女子大生は少女じゃないですよね? ね? ね? せめて高校生までですよね? ね? ね? 明日以降更新が滞った場合、橘雪翼は誰かに○○されたと思って間違いないです。では皆さん、ごきげんよう。
【僕のヒーローアカデミア】16巻(新刊):☆☆☆ この作者、寒いのが好きらしい。私とは到底相容れない存在だ!――というちょいネタはさておき。 16巻最大の問題は、主人公がほとんど出てこないところ――ではなくて、戦闘描写がやや見辛いところかな……。前々からそうだったんだけど(雄英の合宿中で、敵に襲撃されたところの話とか)、ごちゃごちゃした描写になると途端に何がどーなってるのか分かり辛くなるのはこの作者の現時点での致命的弱点な気がする。 途中の回想シーンの中でラジオの音声が流れているところ、「PNオールマ伊藤さん」――これ、ピンと来た人いるだろうか。かつて、サンデーだったかで『ダイナマ伊藤』という漫画が連載されていたのを知って(覚えて)いる人がどれだけいるだろうか。意味不明なギャグ漫画で大して話題にもならず、私も特に好きではなかったがタイトルの語呂の勢いだけは高く評価していた。『ヒロアカ』を読み始めて、「オールマイト」という単語を見て思い出したりしていたのだが、まさか作者がここで使ってくるとは!
【ドラゴンボール超】4巻(新刊):☆☆☆★ 帯に鳥山明のコメントが書いてあるんだけど、わざわざいちいちこんなこと載せなきゃ単行本が売れないのかな? 私は逆にウザいと感じてしまう。 懐かしの魔封波。しかしこの技、成功しているところを見たことがないような……。そしてこの技、編み出したのは亀仙人だったのか、全然覚えてねー(完全版もまだそこまで読み進めてない。確か天津飯が使っていたから、まずは天津飯と会わなきゃな)。 ブラックと不死身の2人のザマスが合体して、不死身のゴクウブラックが誕生する。最近よく出てくる「不死」というキーワード(笑) どちらかというと今回は『しをちゃん』寄りで。あらゆる傷が一瞬で治癒する。但し自動ではなく、本人の意志が必要? 対抗して合体したブルーベジットが「復活する隙も与えない」と宣言したが、散り散りになってしまえばもう復活は無理なのかな? そういえば『武装錬金』にもこういうタイプの敵(?)がいたなあ。「檄戦」だったか、槍の武装錬金で戦って、パピヨンにほぼ敗北まで追いやられた戦闘狂タイプの人物。あれの場合は「自動」「高速」かつ核金さえ無事ならどんな状態からも復活していたが……。 さて、残念ながらブルーベジットのパワーに耐え切れずポタラ合体が解けてしまう。仮にも神を名乗るレベルのアイテムが一介の人類たちの力に負けるとかどんだけ貧弱やねん! ともかくまたまた劣勢に。一見話がさくさく進んでいるようでも、一進一退すぎて大して進んでいない? でもまあ、5巻で決着が付くようなので、不死身の部分も含めてどうケリを付けるのか楽しみにしておこう。 と、ここで締めても良かったのだが、やっぱり書いておこうと思うのがベジータ。いやほんとコイツ随分変わったなあ。未来トランクスに未来ブルマの様子を聞かされて、現代ブルマを一人にしないために自分の戦闘欲よりも生きて帰ることを優先した。「自爆か?」と思われたシーンでも自爆ではなかった。ピッコロと同じく、悟空たちに感化されて丸くなったか?
【鉄鍋のジャン!2nd】2巻(新刊):☆☆☆ 息子のことを訊かれて「知らねー」と冷たく言い放つ醤。どうやらどこかの中華料理店で料理長をやっていることが判明するわけだが、五番町飯店からいなくなったのは……やっぱりキリコと不仲だったんだろうなあ。息子のことなんか眼中にない、といった父親失格な醤だが、それでこその醤とも言える。だがここで、ちょっと穿った見方をすれば、愛情の裏返しかもしれないという考え方もできなくもない。醤は子どもの頃に祖父に料理を叩き込まれた。スパルタ教育だった。醤は自分の子どもに同じことをしたくない、そう思ったのかもしれない。近くに息子がいれば料理しか興味のない自分は息子にそういう接し方しかできないだろう。だから五番町飯店からも離れ、部下の料理人に息子のことを聞いても「知らねー」で済ませた――考えすぎだな。 ところで、五行の娘とか熊源の“娘”とかが出てくる。ちょっと女子比率高すぎじゃない? それで売れるようになるとは(この作者の絵の場合)思えないんだけど……。
【ドラゴンボール】完全版7巻(既刊) 占いババア……よくもまあ次から次へと懐かしい単語が!(褒めてます) そして最後の対戦相手のキツネの仮面のこの人……確か孫悟飯だったはずでは!?(息子じゃない方) もう懐かしさでいろいろ溢れんばかりだよ! 順序が逆になったが、前半で桃白白を倒し、そしてレッドリボン軍の基地に乗り込んであっさり壊滅。まさかこの時はこのレッドリボン軍の生き残りがあんなことするなんて思いもよらなかった。というか、作者もレッドリボン軍なんか忘れていて、ある日自分の作品を読み返していて「そうだ! これは次に使えそう!」とか思ったんじゃないだろうか?(笑)
【るろうに剣心〜明治剣客浪漫譚〜】 完全版5巻(既刊):☆☆☆★ ありゃ、こんな簡単に雷十太編終わるんだったかね。化けの皮剥がすのもあっさりすぎるし、多分人気がなかったから話数縮めたに違いない。飛び飯綱と纏飯綱の使い分けはどうやってんの?って突っ込みは野暮というものかねえ(纏飯綱出すつもりで刀振ったら自動的に真空刃は飛んでいくだろう、ってこと)。今読んでると、『YAIBA!』の鬼丸の居合斬りを連想した。あれを連発しまくれると考えると雷十太の腕も悪くないと思うのだが、相手が悪かったかな。 月岡津南。たった二人でクーデターを企てるが、あっさり剣心に止められてしまう。剣心曰く「左之助が選んだ行動に拙者口を挟むつもりはござらん」だそうだが、友だちだと思っているなら止めに入っても良さそうな……でも、口を挟んで止めたところで左之助は納得しても津南はそうじゃなさそうだから、敢えて行動に移させた方が良かったのかな。にしても、あれだけの騒ぎを起こしても捜査の手が伸びないとか、明治政府は何やってたのかね。それとも剣心が署長さんトコへ行って話を付けて来たとか? 北海道編やその前の読み切りといい、神谷道場関係者ちょっとコネを使い過ぎだよ(笑) そして、はじめちゃんこと斎藤一ついに登場っ! 『るろ剣』のキャラの中でも人気のある方だと思うんだけど、私の中でも二番目に位置するかも。
剣心>(超えられない壁)>一>(中略)>(超えられない壁×10^23)>西脇某 こんな感じかな。
但し、初登場時のコイツはヤバすぎだった。危険人物っぽい上に左之助が手も足も出ない戦闘力。折れた仕込み杖を日本刀に持ち替えて神谷道場に潜入開始。というわけで緊迫の完全版6巻が楽しみだ!――の予定だったんだけど、来月続きを買うかどうかは白紙に。理由はもちろん冒頭の件。
そういや、斎藤一編の最初で剣心が夢を見ているが、出稽古に付き添いで来たのに居眠りするなよ剣心……(苦笑) 薫曰く「いつも眠りは浅いのに」とあるが、その前の津南編で“最後の宴会”の後、二人が立ち去ってすぐに目を開けるが……起きて二人の会話を聞いていたのか、それとも眠ってはいたけど二人の様子を本能的に感じ取っていたのか。ずっと前者だと思っていたけど、薫のセリフと照らし合わせると後者も有り得るような気がしてきた。 あと、牙突ってどうして左手なんだろう? はじめちゃん左利きなんだーって思ってたんだけど、かけそばすすってるシーンでは右手で箸を持っている。左之助と戦う時に仕込み杖を引き抜くシーンも右だ。なんで? 私は左手でボールを投げたり左打ちの練習をしているけど、それはあくまで遊びであって、真剣勝負のはじめちゃんが一撃必殺を左で繰り出す理由が分からない。
【金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿】1巻(新刊):☆☆★ ネットの海を徘徊していて知ったこの漫画。『金田一少年の事件簿』の犯人視点の、多分ギャグ漫画。犯人たちの下準備が「それ、無理があるだろ!」という原作者たちへのツッコミと言う名の粗探しに見えなくもないのだが、どうやらその原作者たちは笑ってこの漫画にゴーサインを出したらしい。ま、漫画だしね。 本編を読んでいてサラっと流していた部分も、「確かに考えてみるとそうだよな」と目からうろこ的であるとともに、犯人のコミカルな動きが楽しめそう――という感じで期待の1冊だった。今年買った漫画が全体的に不調だったこともあり、年末の「今年買った漫画で一番面白かった一冊」の候補にすら上がりそうと思っていたのだが……期待を寄せ過ぎた。着眼点は悪くないハズなのだが、画力が足りないのかなあ? あと、ちょっとワンパターン? 毎度毎度「俺(私)って演技が上手い」って思ってるシーンがあったり、はじめちゃんに追い詰められてるシーンに緊迫感がなさすぎる。復讐を心に誓った冷徹な殺人犯(的場を除く)っぽくないぞ。
【マヤさんの夜ふかし】3巻(新刊;完結):☆☆☆★ はい、久々に見落とし――っていうか、ウェブ連載をチェックしていれば新刊を見落とすことはないとタカを括っていました。連載終わった後の最終巻はその方法じゃ無理ですね。 というわけで、惜しくも3巻で完結。マヤさんと豆山のキャラはいい味出してたと思うんだけどなあ……ちょいと話が地味過ぎたか。だらだら続いてても、それはそれで文句言う私だし、ちょうどこの辺で良かったかも(爆) というわけで、保谷センセの次回作に期待、ということで締めましょう。そして気が向いたらちょこちょこ『マヤさん』も描いてくれると嬉しいなー。
【タヌキとキツネ】2巻(既刊):☆☆☆ 【タヌキとキツネ】3巻(新刊):☆☆☆ このタイミングでまさかの『タヌキツ』復活。一番くじ引いたらB賞(キツネぬいぐるみ)が当たった記念だ! このぬいぐるみが620円(税込)って安くない? C賞タオル及びD賞クリアファイル2枚組もそんなにハズレ感ないし。その後調べたら、普通にぬいぐるみ売ってることを知ったんだけど、1500円もするし、この一番くじは大盤振る舞いじゃないかと思う。 というわけで単行本も一気に揃えちゃいましたよ。このコストパフォーマンス悪い単行本をね! でも可愛いよ! ほっこり癒されるよ! もうそれだけで十分だよ!
というわけで今月は予定内外合わせて10冊の陣容。結局『青山くん』はスルー。なあに、気が向いたらまた復活するさ。一番くじ当たった記念とかでね。でも多分『青山くん』のくじは引かないぞ。 来月は予定の段階でなかなかの充実度。頑張って話を進めて欲しい『ワンパンマン』、展開的にいきなり完結しても驚かないぞ『私の少年』、11巻の熱さは保たれているか?『BUNGO―ブンゴ―』、え? 外伝って何? 聞いてないよ!?『ACCA13区監察課 P.S. 』&『ACCA13区監察課 外伝 ポーラとミシェル』、そろそろ話をすっきりさせてくれ『ライジングサン』、以上6冊が上旬〜下旬(年末)に割とばらけてくれている。っていうか、『ACCA』の2冊が25日で、『ライジングサン』が28日。年末進行したいところで日程が厳しくなりそう。特に最後のは、ちゃんと近所の本屋が入荷してくれるか心配。手に入らなかったら……来年回しだ! あと、“いつもの”完全版だが、問題のある方をしばらく休止するかどうか決めかねている。連載はしばらくの間休止するようだが、既刊単行本については特に何も聞いてないから、それが理由で買わないということはないのだが……。代わりにドラゴンボールを2冊ずつ進めてもいいかな、とか考えている。 (2017-85 11-06)
平成29年11月22日
予告通りの3日連続 前々日のモ161形対決で「ライト点灯化の可能性」という項目を設けたが、
「橘雪翼の場合どっちにしろ0じゃないの?」
というツッコミを頂けたのではないかと思う。
ちがうんですよ。
0じゃないんですよ。
阪急5100系のライトを点灯させる (2017-84 11-05)
平成29年11月21日
九本目 今日は楽しいことと悲しいニュースの両方があった。
――何やってんだブヒ郎っ!
西脇某の話題は避けては通れないけれど、今日のところは楽しい方のお話を。ちなみに気合とやる気が残っていれば、明日も画像で侃侃諤諤の更新をして昨日から3日間連続となる予定。 突然ですが、またバットを新調しました。ここで私が今までに購入したバットを振り返ってみよう。
(1)トレーニング用? 900g 84cm(?) 黒 ミズノ製 筋トレの代わりに素振りをしよう!ということで買ったトレーニング用のバット。重量900グラム(以下すべて重量は公称値)。硬式用だったら900グラムは全然珍しくないが、このバットは「実打不可」というスペック。値段をあまり覚えてないのだが、安かったんだろうか。詳しい材質は不明。
(2)トレーニング用 1200g 86cm(?) 黒 ミズノ製 900グラムのバットに慣れてきたので、さらに重いのを買おうということで手に入れた重量級バット。一時期シャローム(月2回程度通っているバッティングセンター)でずっとこれを使っていた。現在は家での練習時の主力として活躍(?)。さらに600グラムのウェートを付けて振ることも。詳しい材質は不明。
(3)試合用? 910g 84cm(?) ナチュラル ミズノ製 さすがに1200グラムのバットを使って打ち続けるのがしんどかったので、普通の硬式用を購入。ある日梅田バッティングドームの150km/hに負けて折れたために引退。竹と何かの張り合わせだったと思う。
(4)トレーニング用 1000g 85cm(?) 白/青 ミズノ製 上記のバットが折れてしまったために新しいバットを調達することになったが、既製品ではなくオーダーバットにしたために出来上がりまで3週間ほど待つことになった。その間に使うために、少し重いけど1200グラムよりは軽いものを、ということで買ったのがこちら。下記のバット入手後は、1200グラムのバットとポジションが入れ替わる形になった。詳しい材質は不明。
(5)新井(貴)モデル 910g(?) 84cm(?) ナチュラル ミズノ製 初のオーダーバットは新井(兄)モデル。当時新井選手は阪神タイガースに在籍していました(ココ重要)。シャロームの140km/hに負けて折れたために引退。確か純粋な竹バット。折れた日はヒィヒィ言いながら1000グラムのバット1本で打ってました(でも考えてみれば、前は1200グラムのバットで打ってたんだよな……)。
(6)新井(良)モデル 930g 84cm(?) ナチュラル ミズノ製 (兄)モデルが折れたので今度は(弟)モデルにしよう、という安易な理由で決定。新井良選手の阪神タイガース移籍後でした(ココ重要)。ボールを打つ部分に剥がれが出てきたため、バッティングセンターでの使用を中止して家での練習用に配置転換。確か純粋な竹バット。
(7)トレーニング用長尺バット 950g 100cm 赤 ミズノ製 ある日シャロームにて特売になっていたので購入。これと「1000g 90cm」だったの2種類あったと記憶していて、「重いバットは家にあるけど長いバットはない」と言う理由でこちらを選択。普段あまり使っておらず、サインバットを除くと唯一土汚れが付いていない。詳しい材質は不明。
(8)西岡(剛)モデル 930g 84cm(?) ナチュラル SSK製 上記新井良モデルに代わり、今度は「スイッチヒッターだから」というこれまた安易な理由で決定。当然ですが西岡選手阪神移籍後です(ココ重要)。でも西岡剛に関しては、阪神移籍前の方が応援してたような。グリップの形が今までと違って面白そうだ、と思って完成を楽しみにしていたものの、肝心のそのグリップ形状がイマイチ手に馴染まなかった。使ってるうちにあんまり気にならなくなったけどね。竹の芯にメイプル材か何かを貼り合わせた合材バット。
(9)大谷(翔)モデル 930g 85cm ナチュラル アシックス製
それでは本日の締めとして、もう一言。
――何やってんだブヒ郎ぉぉぉぉぉっ!!! (2017-83 11-04)
平成29年11月20日
禁断の企画 久しぶりの「画像で侃侃諤諤」は禁断の対決をお送りします。尚、場合によってはこれが原因で私、「行方不明」になるかもしれませんが、明日以降も無事に更新できる日がやってくることを祈っております。
対決!レールクラフト阿波座対トミーテック〜阪堺モ161編〜 (2017-82 11-03)
平成29年11月18日
燕雀安んぞ 前回の最後からの続き。「プロの指導なんかいらない」のお話です。一度書いたけど、ほぼ全部消してやり直し……多少は短くまとまったはず。 一言で言えば、「自分の感性で撮りたいから」。そりゃまあ、プロが指導してくれたら「上手い写真」が撮れるかもしれない。撮れるようになるかもしれない。でもそれって、本当に自分が撮りたい写真なのか? プロは「写真が上手い」かもしれない。それでお金稼いで飯食ってるんだから、当たり前と言えば当たり前。その「写真でお金を稼いでいる」ところがミソ。お金は誰が払うのか? 依頼主やお客さんである。プロの写真家というのは、お金を払う人たちが喜ぶ写真を撮らなくてはいけない。ということは、自分が良いと思うことより、お金を払ってくれる人が良いと思ってくれる写真を撮らないといけないのだ。そりゃまあ、中には自分の撮りたい写真撮ってたらそれに誰かが値段を付けてくれて、自然と食っていくだけの収入を得られる人もいるかもしれないよ。そういうプロが実は多いんだよ、と言うのであればそれはそれで別に構わない。 私はただ単にひねくれ者なのかもしれないけど、そうやって誰かが高い評価を下した写真が良いと思えないことが多々ある。カメラ雑誌のコンテストみたいなところで、金賞を貰ってる写真を見ても「?」だったり。銅賞あたりの写真の方がよっぽど好きだったりすることは珍しくない。そりゃまあ、たまには金賞の写真を見て「おっ、これいいなあ〜」と思うこともあるよ。でもトータルとして、審査員(多分プロのカメラマン)とは感性が合わないな、と感じることの方が多い。私が雑誌などに投稿、応募しない大きな理由だ(ただ単に面倒だからってのも大きいが)。感性の合わないプロの方が圧倒的に多いんだったら、彼らから何を学べというのだ? 既に基本的なカメラ、写真のメカニズムは知っている。テクニックも一通り見たり聞いたり実践したりした。あとは感性の問題なんじゃないか。それは人から教えられてできるものではない。私の感性が私だけのものである以上、私が自分でやるしかないのだ。 そういう写真をコンテストに出しても、入賞にかすりもしないかもしれない。SNSでアップしても、大して「いいね」を貰えないだろう。でも別に、構わないのだ。私にとって私の写真は、誰かに良いと思ってもらえることは重要ではない。自分がいいと思うか思わないかが全てなのだ。ただの自己満足じゃないか、と呆れられるかもしれないけど、私は胸を張って言おう。ただの自己満足だよ、と。写真は趣味でやってるんだから自己満足でいい。多分、コンテストに応募したり、SNSへアップする人は「写真を通じて誰かに認めてもらう」ことが趣味で、若干ジャンルが違うんじゃないかな。それでも自信の写真が酷評されると辛いところでもあるので、そういう時はこう思うことにする。 「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」 自分が相手よりデカい鳥かどうかは知らないけど、でも相手が自分よりデカいとも限らない。世間一般基準で語るとそうなるけど、橘雪翼基準で言うと「俺の自慢の写真の良さが分からんとは小せぇやつだな」で構わない(笑) ま、趣味なんだから、楽しんだ者勝ちだよ。 (2017-81 11-02)
平成29年11月9日
1万円と5千円(2万円がなくなった) 「エーアイ」と「ブイアール」、最近よく耳にするようになった単語かと思うが、ニコンファンにとってはすでにお馴染みである。ニコンってとっても先進的なメーカーだね!
白兎「はいはい、そのAIとVRじゃないからねー」
そんなわけで(そんなわけじゃない)ニコンがまたしてもキャッシュバックキャンペーンを始めるようである。前回のキャンペーンでレンズを2本購入した橘雪翼であるが、安くしてくれるというのなら今回もまた飛びつこうかと思っている(そう言えば安くしてくれないと買ってない気も……ソニーのレンズは高くても買ったのに)。対象レンズが若干前回と変更されている他、キャッシュバック金額も違っている(と書けばマイルドだが、シビアに言うと「減った」)。で、あれこれ考えて最終候補に残ったのがこの5本(そこへ至るいつもの長ったらしい過程は今回省いた――下書きしていて自分でもウザいと思った(笑))。
・AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR ・AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G ・AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED ・AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR ・AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
直近で欲しいと言っていた「Fisheye NIKKOR」が入っていないが、最近になってシグマの12mmでいいやと思い始めて、少なくともそちらを使い倒して飽きるまでは我慢することにした。もちろん魚眼とただの広角の違いは大きいかもしれないけど、写真写していて「ああここで魚眼があったらなあ」と思うことがないことに気付いた。それから「105mmF1.4」だが、「85mmF1.4」を買ってまだ日が浅く、“元が取れていない”うちは近いレンズを除外することにした(私がお金持ちなら両方買ってるんだけどね)。 というわけで、順に考えていく。ちなみに実勢価格の高そうなものなら並んでいる。というわけで、最初に70-200mmの高い方。安い方はいつも言うあの理由で今回も候補から消去された。ただ、高い方もやはりいつも言うあの理由で今回も候補から消えそう。即ち「高すぎる」だ(笑) 今も撮り鉄をやっていればまだ違ったんだろうけど、最近滅多に撮りに行かないからね。たまにしか行かないのなら既に持ってるミノルタの70-200mmで充分だ。α99IIもモトを取らにゃあならんからね。これが3万円キャッシュバックとかだったらまた話が違ったんだろうけど、今回1万円しか引いてくれないし(去年のだったら2万円のグループに入ってたはず)。今はD810で望遠が必要なときは、タムロンの安いやつか200-500mmを持ち出している。70-200mmとは全っ然性質が違うと言うとそうなのだが、意外とこれで困らない。というわけで、次。 ハイファイ設計第一弾の58mm。D810を買う前からずっと気になる一本……価格も落ち着いてきて買い時に見えるんだけど、去年買っておけばキャッシュバックが2万円だったのにねえ(去年と比べて2〜3千円ぐらい?安い気もするが)。ただ、これで何を撮るのか。D810を持ち出すときは大抵24-120mmが付いていて、レンズの付け替えをするときは広角(シグマ)か望遠(タムロン)のときだけ。果たしてF1.4のためのレンズ交換をするかどうか(でも85mm持って行った時は交換してた)。欲しいと疑問符の両者が拮抗して、そういうとき私はなかなか決断できない。 3番目はマイクロレンズ。同クラスのレンズとしてはミノルタの100mmマクロがあるのだが、マクロレンズはAとF両方にあっても全然困らない――いやむしろ揃えておきたいと思っている。このレンズを躊躇する理由は、タムロンのマクロも気になっているということと、意外に重いこと。タムロンの90mmマクロが600グラムでニコンの105mmマイクロは750グラムらしい。150グラムの差はあまり大きくもないのだが、実際に店頭で持ってみるとずっしり来て、それでちょっと迷いが生じている。それでも最有力には変わりない。 私がこれを挙げると意外? 28-300mm、今まで見向きもしなかった高倍率ズームだが、ニコンのこのレンズは望遠端の開放F値が5.6なところが好印象なのである。これとシグマの広角ズームを合わせれば、2本で12〜300mmというかなりの広範囲をカバーできて、旅行に最適!と思われるのだが、高倍率ズームの画質に一抹の不満を感じて実行できずにいる。ザル眼力の私が画質を語るのはどうかと思う上に、最近の高倍率ズームは侮れないそうなので、一度使ってみないことには分からないんじゃないか。 最後はお手軽単焦点。安くて買いやすいのだが、だからこそ何もキャッシュバックがあるときに買わなくてもいいんじゃない?と思って前回も今回も見送られることになるのだろう(笑) 今更50mm単焦点をどの程度使うかも疑問符が付くし。α99IIに50mmF1.4を付けたこと、今までにあった? マクロの方は記憶あるんだけどなあ。 今年新たに手にしたレンズは5本。 ・AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G ・AF MACRO 100mm F2.8 (D) ・AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6G ED VR ・LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S. ・Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II 高額レンズ3本、中古の安いレンズ1本、キットの(多分安い)レンズ1本の陣容。「まだ買い足しますか?」と私の良心が厳しい目でこちらを見ております(笑) なんてったって去年もカメラにかなりの投資をしちゃってるからね……。ギリギリ許されるのは、当初の計画(早期に揃えたいレンズ)にあったマクロかなぁ。タムロンのと比べてどっちにするか、キャンペーンが終わるまでの間にじっくり考えよう。ちなみにキャンペーン自体は来年2月末までやってるから、年が変わったことを名目に買うという手が有力である(こら)。 ちなみに、キャンペーンはこの他に2つ並行して行われている。が、興味がない。1つめの商品が当たるやつだが、ボディを買わないと応募できない。しかもD850が対象になってない。敢えて言うならD500か、サブ機としてD7500か……でも、今このタイミングでは買わないだろうなあ。D5は論外、Dfも論外、D810は当然論外、D750は勿論論外、D610は尚更論外。あ、万が一D810を修理不能なレベルで壊してしまったら、敢えてD850買わずにD810を買い直す可能性があるなあ(縁起でもない)。もう1つの旅行のほうも、やはり興味がない。撮影旅行自体は楽しそうだが、香港は海外なので除外、祭り花火は苦手なので除外、白川郷は最近2回も行ったので除外、鉄道は敢えて除外、近場は除外、空撮とか考えたくもない(飛行機苦手なんだってば!←香港除外の理由でもある)、ポートレートもどう撮ればいいのか分からない。敢えていうなら弘前の桜が残ってるんだけど、ちょうどドンピシャでその日親の旅行に付き添ってちょうど弘前の近くに行くかもしれない(何年か前に例の事故があった日だよ!)。というわけで、15のツアーが全滅。「お前そんなん言ってたら普段何撮ってるんだよ」って言われたら返事に困るんだけど、写真は3番目の趣味だから……って答えるしかないかな。いや、「近江鉄道」とか「伊丹空港」とか撮りたくなったら普通に自分で行けばいいし。「プロ写真家」からのアドバイスがもらえるらしいけど、残念ながら俺そういうの好きじゃないし。 なんか結局長くなってしまった(笑) 次回は最後に出てきた「そういうの好きじゃないし」の部分を詳しくお送りする予定です(前にちらっと書いた気もするけど)。 (2017-80 11-01)
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