大谷バット入手!

ねんがんの おおたにバットを てにいれたぞ!

  はい、というわけで念願の大谷(翔)モデルのバットを手に入れました。去年に西岡(剛)モデルを手に入れた直後に、「しまった、大谷モデルにすれば良かった!」と若干後悔したものの、シャロームでのアシックス製品の取り扱いがないことを知って“結果オーライ”に。最近になって、JR尼崎駅とシャロームの中間地点付近にあるスポーツ用品店の存在に気が付いたものの、西岡モデルを使い倒してないことや、普段はバスを使っていてそのお店の前は通過するだけなことが理由で保留にしていた。でも最近、打ち終わる時間がバスの時間に合わなくて歩いて帰る回数が増え、そんなに遠くないことが分かり、そしてこの度大谷のメジャー挑戦と合わせて“予てからの計画を実行”することにした。

俗に言う白木のバット

  侃侃諤諤本編のリストを見て気付かれた方もいるかもしれないけど、オーダーバットは全部木目仕上げ(クリアー塗装)。選手本人のバットとはほとんどもしくは全部が違う色になっているが、そこを揃えるという拘りはない。最初の1本目をなんとなく?木目を生かしたクリアーで注文したので、以後それに倣っている。1本目で気に入ったから以降変えてないとも言える。
  アシックスのオーダーバットはメイプルかホワイトアッシュかの2種類で、安い方のホワイトアッシュを選択。長さが83〜86cmの中から1センチ刻みで選べたので、少し長めの85cmにしてみた。今までのオーダーバットより若干長く、1000グラムのバットとほぼ同じ長さだ。
  竹バットは「飛ばない」らしいが、今回のバットはホワイトアッシュ。実際打ってみたところ、打球が速くなった気がしないでもない。これはあまり良くない――バットを変えただけなのに上手くなったと錯覚してしまう(笑) ただ、竹バットの時より打った感じが“硬い”気がして、ミスショット時のバットにかかるストレスが竹よりも大きそう。即ち、聞いていた通り竹よりは折れやすそう。もっとも、これは打っているうちに気にならなくなった。125km/h程度であれば折れないと思うが、ド下手の私のやることだからなあ。
  現役で使えるバットが1本増えたということで、西岡バットと新井良バットの処遇をどうするか悩み中。玉突きで行けば良太バット引退(ご本人も引退だし?)、西岡バットが家での練習用、となる。一方で、西岡バットを生贄に捧げる覚悟で140km/hのボールに挑むという案もなくはない。新井貴バットを折ったあと、しばらく木製バットでの140km/hへの挑戦は控えていたのだが、2度ほど西岡バットで打ってみたことはある。一応折れないような配慮はしつつ、それなりにいつものスイングで(どんなんやねん)。幸いにして2度とも“生還”出来たわけだが、次回は真剣勝負(なんのやねん)してみてもいいかな、と。ま、この辺は追々決めていくということで。

余談:練習球編

  ついでのお話。スポーツ用品店でバットをオーダーする際、ついでにベルボールも売ってないか探した。ベルボールというのは、スポンジのボールで内部に小さな鉄球が埋め込まれている練習用のボールである。バットの芯で捉えると、バットが食い込んで鉄球に当たり、「パチっ」という音がする。下手な私が明後日の方向に打ち返してしまっても、スポンジのボールであれば諸々の安心感がある。ガラスは割れないし、道に飛んで行って人に当たっても怪我をさせないし、そもそも空気抵抗に負けてそこまで飛んでいかない。そういうわけで使い始めたのだが、私が下手なのかバットが木製なせいか重いバット使っているせいか、当初は全く音がしなかった。去年ぐらいからか結構パチパチ鳴るようになって上達を感じていた。と同時に、スポンジがボロボロになり始めて来たので、先日いよいよ新しいものと交換することにした。とりあえず未使用のストックが少しあったので一部を入れ替え。そこで判明したのだが、新しいボールでは音が鳴らない。どうやらスポンジがへたって柔らかくなったから、バットがボールに食い込みやすくなって鳴っていた模様。上達したのは気のせいだったらしい。残念。ま、人生こんなもんである。
  それはともかく、全球新しいものにしたかったので、お店に行ったついでに探したわけである。ところが私が使っているメーカーの商品がなかった。他メーカーのものはあったのだが、単価が高くて悩んでしまった。そうするうちに見つけたのが、上の写真で写っているZETT社のトレーニングボール。外側は柔らかいゴムで、中に砂状の鉄が入っていて重量が350グラムある。確か軟球140グラム、硬球150グラム程度なので、倍以上ということになる。「これは面白そうだ、でもいいお値段するなあ」と少し悩んで、とりあえず3つだけ持ってレジに行った。
  一番の懸念は、ミスショットしてあらぬ方向へ飛んで行ってしまうこと。硬球よりは柔らかい分マシかも しれないけど、重さは倍以上あるので果たしてどうか。だが、恐る恐る打ち始めて、徐々に力を入れていって分かったこと。芯でしっかり捉えない限りは勢いよくは飛んでいかない。ベルボールの時は的(練習用ネット)から外れて5メートルほど飛んでいったのだが、どうやらスポンジの反発力とその軽さで飛んでいただけのようである。このボールの場合、かすったような当たりではまともな飛距離がでない。せいぜい1メートルといったところだろうか。そして芯で捉えた場合――ほぼ真正面へと飛んでいく。もちろんトスが大幅にずれた場合はどうなるのか分からないけど、そんなボールは追い掛けなければいいだけの話。余程のことがない限り、ネットから外れて飛んでいく心配はなさそうだ。そして、打っているとこれが非常に楽しい。ベルボールと違って打ってる感触がしっかりと残るし、多分だけどトレーニングとしても良さそうな気がする。音はベルボールの比ではなくうるさいので、ちょっと近所迷惑かもしれないけど……。
  というわけで本採用となった。3球打っては回収する、というサイクルは面倒なのでもちろん増量。ただ、何球にするかは迷えるところだった。ベルボールと同じ20球にすると、重量面でもお金の面でも負担が大きい。そんなわけで、後々増やすかもしれないけどとりあえず10球体制で行くことにした。

  そんなこんなで、今月はバットと合わせて2万円弱の出費となった。私の三大趣味の中で一番お金がかからないとされている「バッティングセンター通い(他の運動)」だが、何だかんだで出ていくときは出て行くのである(笑)

(2017.11.21)

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