平成29年6月30日
ラストが良くなかった漫画トップ10 というタイトルで書き始めたんだけど、10個も挙げられなかった(ネタバレ)。終わり方が良くない漫画は順次記憶から消去しているのかも? あ、世の中漫画はたくさんあって、その全てをチェックしているわけではないので、私が単行本を買った漫画に限定。それでも大量にあるので、思い浮かんだもののみをピックアップ。当然ながら完結漫画のみをチョイス。私が単行本を買うのを辞めて、勝手に「終わった」ことにしている漫画は含めない(『一歩』とか『ぼの』とか『パタ』とか)。それから、『Q.E.D.』や『遮那王義経』や『王様の仕立て屋』のように、タイトルを変えただけですぐに続きが始まった漫画も除外。『鉄鍋のジャン!』のような、続編があっても一旦は完結したとみられるものは対象だ。途中で続きが出なくなった漫画を含めるかどうかちょっと悩んだんだけど、それは「完結」じゃなくて「未完」なので今回は除外。順位はややテキトーで、タイトルの後ろにそのタイトルのトータルの評価をいつもの星評価で付けてみた。というわけでスタート。
◇第7位◇『鉄鍋のジャン!』:☆☆☆☆★ 主人公が主人公らしくないハチャメチャ中華料理漫画。私の中でのピークは5巻。以下徐々に右肩下がりだったが、それでも「レジェンド」クラス。これでラストが良ければ……。五番町飯店のオーナーである睦十との最終?決戦が、睦十の急逝という形で流れるのは肩透かしもいいところ。その直後の、あの世での階一郎と睦十の邂逅シーンは熱いのだが。余談だが、単行本収録の「裏エンド」は結構好き。この路線での続きも読みたいなあ。
◇第6位◇『頭文字D』:☆☆☆☆★ ご存じ超人気作品『イニD』もランクイン。何がダメかは単行本が出た当時に書いたけれど、ラストバトルの後の様子が手抜き過ぎたのが印象を悪くしている。乾親子は一体何者だったのか。私が深読みしすぎているのかもしれないけれど、高橋兄弟、敵の兄弟、と話が流れて来てたのに、物語の主人公である拓海とその対戦相手の描写が淡泊じゃなかったか? あまり細かく書きすぎてもラストバトルの余韻が……ってところかもしれないけど、何か不完全燃焼さを感じる終わり方だった。
◇第5位◇『将太の寿司2』:☆☆☆★ 聞いた話だと打ち切りだったらしい。どうりで最後となったマグロ勝負の展開が急すぎたわけだ。
◇第4位◇『ストライプブルー』:☆☆☆ 単行本を処分してしまったので詳しいことが書けないのだが、「え? こんなところで終わるの?」と思った記憶が強いのでランクインさせておく。『ショー☆バン』とは比べ物にならない尻切れとんぼな終わり方をしていたはず。内部事情は知らないのだが、これも打ち切りだったのか? まあ確かに『兄編』と比べると……だったけどねえ。
◇第3位◇『鉄鍋のジャン!R』:☆☆★ まさかの『鉄鍋のジャン!』が2作ともランクイン。続編は元々前作と比べるべくもなかったが、終わり方は輪を掛けて酷い。終盤は何一つ盛り上がるシーンなく終わってしまった。『将太の寿司2』よりは話数が割かれていたものの、最後の勝負と考えるとあらゆる点でスケールが小さすぎた。仮に『2nd』がこの後熱くなったとすると、『R』は間違いなく黒歴史化することだろう。3作揃って「酷い結末十傑」ランクインの可能性の方が高そうだけど(断っておくと、『無印』は結末以外はトップクラスの名作だったんだよ?)。
◇第2位◇『今際の国のアリス』:☆☆☆★ ここ最近流行?かもしれない「デスゲーム」系。いずれもどこか紋切型な雰囲気を感じていたところに「コイツは違う」と思わせた作品だったので購読。ラストの締めが非常に気になっていたのに、肝心要のそこでコケるか……? 散々伏線を張っておいて夢オチレベルは酷いったらありゃしない。ここ数年、応援していた漫画がいくつも閉幕となったが、打ち切りと思われる作品を除けばこれがダントツでワースト。何せ、作者が満を持して描いたものがコレだからね。
◇第1位◇?????:☆☆☆★ 第一位の発表は、恒例の「今月読んだ漫画感想文」の3冊目で!(笑)
というわけで、いつものやつの始まりです。
【ドラゴンボール超】3巻(新刊):☆☆☆☆ (アニメ版で言うZ以降の)『ドラゴンボール』らしい展開。一言で言うと「面白い」。 ちょっと1巻と2巻を読み返してみたのだけれど、例によってちゃんと読んでなかった(覚えてなかった)説浮上(笑) 映画を観てないと分からないところがある……と思ってたけど、ちゃんと漫画版オンリーでも付いていけるようには構成されてる?(原典の最後の方を覚えてないので曖昧なところもあるんだけど……完全版の読破を急がなきゃ) 平行世界の話が出て来て気付いたんだけど、これって本来の世界は“未来”のトランクスがいるところなんだよね。フリーザが地球に襲来したあたり、あの頃から本編の『ドラゴンボール』の世界は平行世界の物語に突入しちゃったわけ。主人公がいる世界が平行世界って珍しいよね……って書こうとしたけど、冷静に考えれば『ドラえもん』だってそうだし、最近の作品だと『魔法少女まどか☆マギカ』もそうなるのか。全然珍しくないかも。但し、物語が成熟して途中から、となるとやっぱりあまりないと思われる。 その上で166頁の解説にツッコミ。「これまでに判明しているザマスの行動」というページだ。「本線」という語句の意味するところは、「本来の」ではなく「漫画の」だろうからいいとして、その下に延びる2本の矢印。“本線”でザマスが破壊神に消されてしまったので、「NEW!」とかかれてるこちらが“本線”なのでは? ザマスが生きている世界が本来の世界なのだが、こちらも未来のトランクスの世界同様、漫画側からすれば平行世界扱いになるんじゃないかと。 ザマスに体を乗っ取られる悟空。未来の世界でベジータがボコボコにしている最中に、悟空が「オラがやられてるみてえでなんか複雑」って言ってて、読者である私も何か複ざ……というか既視感が。考えて見ると悟空これが2回目なんだよね。というか、ドラゴンボールの助けなしに体を入れ替えられたギニュー隊長って実はもっと高く評価されるべきなんでは? 入れ替えた直後に悟空の体を扱えなかったけれど、それはザマスも同じだったみたいだし、仕方がないってことで。 以下、いろいろと。
>ピラフ一行 2巻を読み返したらこの3人が小さい(幼い)理由が分かったんだけど、でもそれって平行世界(未来のトランクスがいる世界)の話じゃないかな??? 今のピラフ一行は一体いつどこで神龍に願いをかなえてもらったのかな?
>界王神になるのを諦めて神チューバ―にでもなる気か? ちょっとネットしてただけでひどく発想が飛躍してるというか辛辣な冗談だな(笑) その後の「なぜそんな者に興味を」って、そりゃ手合わせの後に「孫悟空っていう強い人がいるんですよー」って言われりゃ興味持つだろー(笑)
>大神官にゴクウブラックを倒してもらう 闘うのが好きな悟空っぽくない発想&発言だなあ。
>昔みたいにゴワスで構いませんよ ここ、読み間違えて意味を理解するのに時間がかかった。まず、ゴワスの名前がゴワスであることを認識してなかった。「構いませんよ」が「敵いませんよ」に見えたこともあって、会話の流れで「昔は元気だったけど、今は衰えて???では張り合えませんよ」みたいな意味に取ってた。
>(悟空)外見てたら気持ち悪くなった 何かの伏線かとも思ったんだけど、ただの乗り物酔い?
>(悟空がベジータを評価して)進化しただろ? 進化っていうか、成長だな。うん、ベジータめちゃめちゃ成長してる。この時のセリフめっちゃカッコいい。っていうか悟空、お前がただただ成長してないだけだ(笑)
>平行世界のザマス かつて『ドラゴンボール』界の悪役たちが手に入れようとして成し得なかった不老不死がこんなところで!
【僕のヒーローアカデミア】6巻(既刊):☆☆☆☆ 後述の『セーラーエース』がまたしても近所の本屋になくて、むしゃくしゃして代わりに買って帰った。今では後悔している。6巻でこんなに展開が熱いなら1ヶ月強も放置することなかったのに!!!
【鉄鍋のジャン!! 2nd】1巻(新刊):☆☆☆ 完っっっ全に見落としてた。(橘雪翼の中では)最高クラスの評価を受けた特級クラスの名作『鉄鍋のジャン!』の続編が、私の知らない間に連載を開始して、そして単行本が発売された!! ん? 続編? 何か「R」って付いた続編もあったなあ(黒歴史)。二の舞にならんことを祈っている。 その黒歴史続編『R』の主人公は本編から引き続き秋山醤だったが、『2nd』では秋山醤に世代交代――親子で同じ名前付けんな紛らわしいんじゃ!! 『将太の寿司』リスペクトか!! ちなみにこれは現行の日本の法律だとできない(同じ戸籍内に同姓同名となるような命名がアウトだったはず――じっちゃんなら問題ないのかな?>某悟飯さん)。というわけで、秋山醤の息子の秋山醤が主人公。ちなみに母親はまさかの五番町キリコだ。ちなみにこの漫画が面白いかどうかというと評価の通り。決してつまらなくはないが、先々代がハードルを上げ過ぎたかもしれないが、『R』の二の舞を心配してしまうスタートであることは疑いようがない。 結局のところ『ジャン!』の何が面白かったかって、ジャンが宇宙一の料理馬鹿で、それ以外のことに関してはクズで、やりたい放題めちゃくちゃするってところだったんだと思うわけだよ。『ジャン!』後半はともかく、『R』は大人しすぎたし、何より紙面から伝わってくる迫力が足りなかった。『2nd』もそこのところ見直して、2巻以降に繋げて行って欲しい。めちゃくちゃ期待してるからな!! しかし、表紙だけ見ると『鉄牌のジャン!』の方が面白そうに見える……アレの続きを買う気にはちょっとなれないけど。
【セーラーエース】6巻(新刊):☆☆☆★ ひっっっっっっっでぇ終わり方!! 最終巻であると知らずに読んでたら、普通に「あーっ! いいとこで終わった! 早く7巻出ろー!」って書いてたかもしれないぐらいのところで「完結」。頭オカシイんじゃないの? よくある「冒険はまだまだ続くけど物語はここまで」的なものじゃなくて、完全に途中でブチ切り。読んでるこっちがブチ切れるぜ。ひょっとしたら、作者がこのまま続きを描けるようにそういう終わらせ方を選んだのかもしれないけど……これは酷い。最後のセリフが、観客のオッサンの「大会屈指の好投手どうしのガチンコが見れるぞい」なのだが、見れません。皮肉か? 例によって発売日に地元の本屋に置いてなかったので、仕方がないから某ヨから始まる家電量販店の通販を利用――しようとしたところ、「この商品には性的な表現が」うんたらかんたらって警告ページが出てきた。表紙のパンチラのせいか? 何か本編もパンチラ多いぞ? そのシーン必要か? だから打ち切りにされるんだよ!!! というか、これひょっとしたら女子野球界隈からクレームが来たのかもしれないな。だとすればこんな形での連載終了にも納得できる。
【ハリネズミのハリー】1巻(新刊):☆☆☆☆ Webで連載されている4コマ漫画。期待の新作だ。主役は“ジレンマ”で有名?なハリネズミのハリー。お母さんと抱き合ったところ、そのハリでお母さんを傷付けてしまったハリー。以来ハリーはお母さんを怪我させたくないので抱っこを拒否する。お母さんは愛する我が子のために、修行の旅に出ていなくなってしまう。ハリーはフリーハグをしながらお母さんを探すことにしたが、残念ながらハリネズミとハグしたいという人(動物)はいなかったのだ。 というところから始まって、オオカミのガル、ハリーの幼い頃からの親友のペンギンのペタ、の3人を中心に心温まる?ギャグストーリーが展開する。どっちかというと癒し系? シンプルな線で構成された画にキャラクターの可愛さ、時に哀しさ、時に必死さ、時に寂しさ、時に笑いが込められて読むのが楽しい一冊になっている。 最後に、私はいちごあと太郎です。
【Q.E.D.iff―証明終了―】巻(新刊):☆☆☆ あー、加藤センセ、やっちゃいました。素数の定義はそれじゃダメなんですよ。「1とそれ自体の数でしか割り切れない数」だと「1」がどうなるか考えて下さいな。「1」は当然「1」でしか割り切れない。「1」は「1」であるとともに「1」にとっては「それ自体の数」。だから条件を満たしてしまう……とは言うものの、「1」を“素数”に含めるかどうかなんて些細な問題なんですがね。 2話目はなかなか練り込まれていて『Q.E.D.』っぽい話の結末。但し、最後の最後の直前で一行を呼び止めたガラの悪い男たち。可奈嬢がいるにもかかわらず親分の山川のところまで連れて行かれたのはやや“らしくない”。最後の最後でどうしてもその辺が詰められなかったんだろうなあ。でもまあ、オチは面白かったので良しとする。
【C.M.B.森羅博物館の事件目録】35巻(新刊):☆☆☆ 『Q.E.D.』同様に、再びのややパワーダウン。この2シリーズのイイところは、最後に「あっ」と言わせるような意外なオチを持ってくるところ。35巻の2話目と3話目はまあまあ。1話目と4話目がちょっと弱いかな。1話目は真犯人のやったことがただのすり替えで、それが発覚する過程にヒンドゥー神の知識が関わってくるだけ。4話目は“金田一くん”にあった気がする。
【BUNGO―ブンゴ―】10巻(新刊):☆☆☆★ 野球漫画で試合が長引くと文句を言うが、試合してない時間が長いとそれはそれで文句を言う私(笑) なんかこの漫画、どこのチームの誰が凄いとか、ここのチームのこいつが凄いとか、そういう時間が長い気がする。今回も新登場人物が多数出てきて、そろそろ覚えられねーよ(苦笑) 相変わらずスカウトの話で“大人”の視点が入るのはいいんだけど、どいつもこいつも「凄腕」っていうだけで新鮮味が足りないのはどうかと思うね。 そういうのがなければ間違いなく星4つ評価だったんだけどなあ。というわけで、頼むからもうちょい野球やってるシーンを増やして欲しい。試合でも練習でもいいからさ。
【潔癖男子!青山くん】8巻(新刊):☆☆☆ また新キャラかよ……しかも訳分かんねえ&ちょっとアブナイ系? できれば今回限りで退場願いたいところ。
>知ったかする成田くん 最近そういう単語を知ったんだけど、共感性羞恥って言うんだっけ? 見てて非常に辛い。
>マッチ箱 そうか、体育教師はマッチ箱を見ると煙草を疑うのか。今時の不良はライター使うと思うぞ。ちなみに私はライターを模型制作に使う(ランナー引き伸ばし線や、ライトレンズ自作の際に)。
>(梅屋)最高のスパイク そりゃ梅屋にとっては最高だろうよ。しかしもかちゃん、その猫のデザインは……。
【もののがたり】6巻(新刊):☆☆☆☆ 前回の感想文で次の展開を予想したけど、見事に外した。ま、まあ、よ、予想通りだと意外性がなくて面白くないからいいんだけどな(震え声) というところから始まって、まさかの雅楽寮の裏切り(最初から敵だった?)。せっかくの表紙登場なのに……。この展開は読めなかった。まあいつも読めてないけど(笑) しかしこうなると、ひょっとして大ピンチ? 「兵馬、京都塞眼 VS 雅楽寮、唐傘」という図式になるのだろうけど、簡単には行かなさそう。6巻ラストでは「まさかここで唐傘を倒して終結?」というのも考えたが、今巻ラストは話が長くなりそうな予感。外れそうだけど先の展開を予想すると、兵馬側が敗れてぼたんが攫われたりして、その奪回へ向けてうんたらかんたら……という感じかな。物語としては「起承転結」の「転」の部分へ入ったのではないかと。 といった風に、あれこれ思いを巡らせながら次を楽しみにしよう。
【潔癖男子!青山くん】9巻(新刊):☆☆☆★ また新キャラかよ……しかも訳分かんねえ&ジョークの退部届(ではない何か)でそのまま退部しちまうし、何がやりたいのか分かんねえ。
>尾崎メイドカフェシリーズ まあまあ面白かった。オチも良し。
>怒りに燃える青山くん が誰かに似ている気がするが、誰かが思い出せなくてもやもやする。
>松田直人(財前妹のクラスメイト) こいつ、最後ただの犯罪じゃん……(別のクラスメイトに唆されたとはいえ)
>キャプテンの彼女 こいつこえー、裏じゃこういう風に思ってたのか!
というわけで、予定よりボリュームのある月になった。ともかくトピックは『鉄鍋のジャン!! 2nd』。あまりにもノーマークだったが、『R』がコケたし、『鉄牌の〜』とか描いてるし、まさかこんなの始まってるとは夢にも思わないじゃん? あまり期待はしないけど、今度は面白くなって長続きすることを願う。 6月が充実していたので、7月以降しばらくはスカスカだろうな……と思ってたらそんなことがなかった(となると、8月こそヤバそう(笑))。まずは待望の『軍靴のバルツァー』、購読開始後初の新刊『私の少年』、愛蔵版1巻が同時刊行ってことはいよいよ完結?『兎 野性の闘牌』、6月に2冊出しておいてまだ出るのかよ『潔癖男子!青山くん』、こちらもいよいよクライマックス?『凍牌 人柱篇』、“前作”を越えられるか『山賊ダイヤリーSS』、(観てないけど)アニメ化で勢いが付いたか『王室教師ハイネ』、最近低調だから頑張ってね『ライジングサン』。以上8タイトル8冊だ。全てレーベルが異なり、発売日が一切被ってないので本屋に通うのが大変だ(笑) ひょっとして出版社も全部違う??? ちなみに6月は『燈馬くん』と『森羅くん』が同じ16日(講談社)、『ブンゴくん』と『青山くん』(2冊)と『兵馬くん』が同じ19日(集英社)で固まっていた。さてさて、日はバラけているが、どちらかというと後半に偏っている。既刊でいくつか追いかけたいのがあるから、上旬何冊か買うことになるかな? ちなみに、スカスカが危惧される8月は既に『ワンパンマン』の刊行予定があるので、「何も出ねー!」0冊のパターンだけは回避。でもこれ1冊だけってことも有り得る。でもいいんだ、『ヒロアカ』も『ドラゴンボール完全版』も続き買いたいから、たまにはそういう月があってもらわないと困る。 (2017-49 06-10)
平成29年6月29日
模型進捗状況 先日話をした通り、一旦旧型国電42系原形仕様の制作を中止して、以前購入して放置してあった815系の制作に取り掛かることにした。さすが新しいキットだけあって細かい作業をする場所も少なく(前面はダミーカプラーで済ませたからね)、順調に進んで塗装作業に入った。久しぶりのエアブラシだ……!(感涙) というわけで、早ければ来月、遅くとも来月に完成できる予定。
白兎「どちらにせよ来月なんじゃないか……」
まあもちろん、何らかのトラブルが発生した場合はその限りではないが……。例えば塗装中に車体を落下させてしまったり、乾燥させるためにベランダ脇に置いてたら猫に悪戯されたり、塗装そのものをミスしてしまったり、急に忙しくなったり(病気や怪我含む)、異常気象で30日間大雨が続いたり、阪神の連敗が止まらなかったり、そういった要因である。
白兎「待て待て、阪神の連敗が続いたら却って作業に集中できるんじゃない?」
ちなみに阪神の連敗は明日止まる予定である。なぜならば
――この俺様が直々に観戦する予定だからさ!!
白兎「あー、8連敗確定しちゃったなあ。阪神ファンの皆様申し訳ありません。」 (2017-48 06-09)
平成29年6月28日
母親は優しい 先日、庭に見慣れぬ鳥がいたので写真を撮って母に見せ、名前を聞いた。ところが母も分からず、ネットを活用して……という話は先日した通り(2月ぐらい)。後日、カメラにお金はかけてるけど大した写真も撮れないしなー、なんて家で呟いてたら(某SNSじゃなくリアルに)、母親曰く「あの鳥の写真が撮って見せてくれただけでも十分価値はあるわよー」。というわけで、昨日の話の続き。年に傑作(自称)が1、2枚でもカメラを買った価値はあるんです(笑)
※母親は私が持ってるカメラとレンズの値段を知りません
※母親は私が持ってるカメラとレンズの値段を知りません
大切なことなので思いっきりタメを作って二度言いました。ああ、ええと、知らないからって教える必要はないからな? 世の中知らぬが仏だぞ? 知る方と知られる方と両方にとってな! (2017-47 06-08)
平成29年6月27日
プリントの悩み カメラを本格的にフィルムからデジタルへと移行して幾星霜(幾星霜ってどんな意味だっけ(惚))。撮影枚数は増えたと思う。しかしながら傑作(自称)が撮れる頻度が増えたか?となると「良く分からない」。デジタルが出た直後は、「デジタルで撮っても写真は上手くならない。フィルムでじっくり撮らないと」とか言われたりもしたのだが、私はそうは思わない。デジタルでもフィルムでもしっかり撮ればいい作品ができる率は上がるだろうし、その逆もまた然り。私はフィルムが好きだったのだが、フィルムの弱点のうち「残り枚数を気にしなくてはいけない」というところがモロに引っ掛かってシャッターチャンスを逃してしまい、やや未練はあったものの大人しくデジタルの利便性の恩恵に与ることにした。しかしデジタルだと傑作(自称)がなかなか写らない。どちらかと言うとド素人っぽく、デジタルを使う人間心理の悪い方が出てシャッターを切る回数だけが増えてしまった気がする。 そう思って、今までの自分(大袈裟)を見直すべく、過去作品(フィルム)を見返していた。何のことはない。フィルム時代からして打率は特に良くない。傑作(自称)が撮れることなんて1年に1度か2度あればいい方。デジタルになってとにかくシャッターが切れまくるようになったので、せめて倍ぐらいにはなって欲しいものだが、そこまで悲観するようなレベルではない。これからもジャンジャン撮って、たまには「あ、いいのが写ってる」と自己満足することにしよう。 それはさておき、見返すついでに傑作(自称)を大判プリントしていくことにした。今までも気に入った作品は引き延ばししていたのだが、その時々の気分やら何やらでサイズを行き当たりばったりで決めていたので統一感がない。テーマ別に展示とかしているわけではないので、特に統一感は必要ないのだが、額縁が共用できないのは良くない。もちろん一作品につき一つずつ額縁を用意出来れば最高なのだが、残念ながらお金も飾る場所も保管スペースにも限りがある。額縁の数はそのままで中身(プリント)だけを増やそう、ということでプリントサイズを統一することにした。選んだのは「A3ノビ」。選定理由は、気に入った作品を比較的気軽にプリントできる価格であること。「A3」と「A3ノビ」が同価格であったために、同じ値段ならより大きな方を選ぼう……ということになったのだが、それで今苦悩している。 地元のお店でプリントできるのは「A3」まで。「A3ノビ」はメーカー(フジフィルム)に出す必要があり、プリントが仕上がるまでに土日が挟まると一週間近くかかる。お店なら翌日仕上げだ。とは言え、仕上がりを待つのは注文時だけで、一旦プリントしてしまえばあとは関係ない。そこは我慢することにした。ところが、新たなる問題が発生した。フジフィルムに注文を出すと、自動補正されてプリントされる。大体においてより綺麗になるのだが、場合によっては私が意図したよりもアンダーやオーバーな露出になって返ってくる。この「場合によっては」がたまにならまだ我慢できるのだが、先日、キャンペーンで安いときに10枚ほどプリントをお願いしたら、2枚(シビアに言うと3枚)も出てしまった。ついでに言うと、明らかにオーバー気味に撮ったものが何故かほぼ無補正の私の意図通りのプリントになり、自動補正の基準が全く分からない。無補正やオーバーアンダーその他のプリント指示もできるのだが、その場合は別のサービスとなり値段が跳ね上がる。これ、もし「A3」を選んでいたら話は違っていた。「A3」ならお店でプリントしてくれるので、私の意図を反映してくれるのが簡単になり、かつお値段はそのままだ。 というわけで、今猛烈に悩んでいる。後戻りして「A3」に切り替えるか、それとも気に食わない写真は少し高くなるけど指示付でプリントしてもらうか。もちろん「A3ノビ対応プリンターを買う」という作戦も検討した。これならプリント1枚1枚のコストは激減するし、プリントの仕上がりも格段に早くなる(思い立ったら10分ぐらいでプリント完了?)。しかしもちろんだが、A3ノビ対応プリンターはかなり値が張り、かつ置き場所も必要。先日買ったA3対応スキャナーよりもさらにデカかったはず。それに見合うだけプリントすれば導入の価値ありなのだが、軽く計算した結果最低でも60〜70枚ぐらいは必要ということになった。プリンターの保管、用紙やインクを買ってきたりする手間暇などはお店に注文しに行く手間暇と相殺するにしても、この枚数はちょっと大変。何せ「A3ノビ」にプリントアウトしたくなる傑作(自称)は年間数枚レベルなのだから。仮に今後飛躍的に増えて年間10枚になったところで、やはり却下したくなるレヴェル。加えて、フィルムで撮った過去作品は今まで通りお店に頼みに行かないといけない。まだプリントアウトしていない「A3ノビ」候補の傑作(ちょっと落ちる)(自称)は枚数に含められない。こりゃ絶望的にダメだ。 額縁は何とかなる。中の台紙だけ交換して「A3」のものとして使うことが出来る(まさしく大は小を兼ねる、だ)。露出補正を自動で掛けられて気に食わないものだけ「A3」でプリントし直すというのも考えたんだけど、そこでサイズ違いが発生するのもしっくりこない。一番いいのが、地元のお店がA3ノビ対応プリンター(業務用)を入れてくれることなのだが、それはお店が商売にならない。一応冗談としては要望出したのだけれど、経営が悪化して閉店したりすると本末転倒私も困るので、「A3ノビ」の需要が大きくなったりしない限りは冗談のまま暖かく葬り去って欲しいところ。私もそんなに大量に注文しないしね……大量に注文しないから、その何枚かだけはコストアップを受け入れるのが最も適切な選択肢になるのかな。 (2017-46 06-07)
「自称傑作が年に一、二枚程度かよ(笑)」と言われるかもしれないので言い訳しておく。私にとって写真趣味は“三番目”だからね。一番は鉄道模型制作(一番といいつつ最近意気消沈中)、二番はバッセン通い、その次が写真だ。力の入れようが違うんだよ(開き直り)。その割に金銭面では力が入ってるけど、それは気にすんな。いや、お金掛けてる割には傑作(自称)が年に数枚では寂しいな。やっぱり言い訳にならんぞこれは(汗)
平成29年6月22日
非常手段 模型制作が進まない。テンションが上がって来ない。旧型国電42系原形仕様を作っていたのだが、牛の歩みの如く手が進まなくなってしまった。理由は多分、クロハ59が想定以上に面倒で、しかも手抜きをしようとして微妙に上手く行かなかったのが響いているかもしれない。作業机に向かってもやる気がわかないまま2ヵ月以上経ってしまった(2〜3月は別件で忙しい&その頃はまだ何か研究や作業をしていた)。 このままだと埒が明かないので、思い切って一旦封印して別のを作ることにした。このまま永久封印される危険性もあるのだが、このままいつまで経っても何も完成しないよりはマシである。ということで、気分転換の意味も含めてすぐに完成しそうなものを探した。という経緯で選ばれたのが林檎製作所の815系。4年半前に作った817系の兄弟とも言えるキットだ。確か当時、続けて815系を作るつもりだったが何か懸念事項があって先延ばしにしていたような記憶があるのだが、それが何か思い出せない(4年前のことだしな……)。それを突如思い出したりするとまた手が止まる気がするのだが、言ってても仕方がないので作り始めることにした。多分ドアを塗装にするかデカールにするかで悩んだんじゃないかと……。817系はシルバーだが、815系は赤。ドアを塗装にすると、前面貫通扉のロゴ類をどうしようかという話になる。当時はそこで悩んだのかもしれないが、今回はそこだけデカールを自作すればいいや、という気分で制作開始。途中、一息ついたときにデカールを眺めていると……2枚重なっている。重なった下の方を見ると、ドアを塗装で再現する人用に貫通扉のロゴ単体のものが印刷されていた。なーんだ! 楽勝じゃん! このキット、2セット作って併結させようとするとかなり難しい。前面スカートの関係でTNカプラーも取り付けが難しい。しかし幸いなことに、私は815系も817系も1セットしか買ってない。値段が高かったから1つだけにしたんだよね。というわけで、併結運転しないので連結器はダミーで問題ない。悩まず作れる。動力は鉄道コレクション用のTM-08で行こうと思ったら、説明書に台車間隔が云々とある。前はどうしたかな……と思って過去ログ(自分で作った817系のことです)を見るとTM-08じゃない。あれこれ手持ちのストックと見比べて、TM-14っぽいことが判明。というか、4年半前の画像で侃侃諤諤にそう書いてあった。こういう時のためにサイト作ってるんだから、ちゃんと読もうね。固定用のツメも何か細工してあったものの理由が分からず「???」マークを浮かべていたら、それも過去ログ(今度は侃侃諤諤のことです)に書いてあった。TM-08とTM-14でフレームの形が違う云々。いやー、ちゃんと書いておいただけのことはあるね。ただ、書いてなかったのがクハの床板固定ツメ。キットにモールドされているものを削って自分で作り直している。何らかの理由で作り直したのか、それとも間違って削って付け直すハメになったのか。思い出せないから、今回はモールドされているものを活かす方向で作ってみようと思う。 あれだけ膠着していた旧国制作と違って、今回は早ければ月内にも塗装作業に入りそう? 塗装が終わってもデカールを貼るというちょっと面倒な段階を踏まないと完成しないのだが(以前ここで“やらかした”前科アリ)、2両だけだしそんなに心配することもないだろう。随分迷走した気はするが、久しぶりの新作完成が今から楽しみだ。 (2017-45 06-06)
平成29年6月20日
君の誕生日は。 先日知ったのだが、ある数学オリンピックの問題がちょっと話題になっていたらしい。題して「シェリルの誕生日」。アルバートとバーナードがシェリルとお友だちになり、2人がシェリルに誕生日がいつか聞いたところ、10個の候補(*)とアルバートには「月」だけを、バーナードには「日」だけを教えてくれた。アルバートは「シェリルの誕生日がいつなのかは分からなかったけど、バーナードも分からないはず」と言うと、バーナードは「最初は分からなったけど、今のアルバートの発言を聞いて一つに絞れたよ」。するとアルバートも「そうか、じゃあ僕も分かったよ」と答えた。
* 5月15日 16日 19日 6月17日 18日 7月14日 16日 8月14日 15日 17日
私はこれを解くのにたっぷり5分ぐらい費やしてしまった。数オリのときに使える時間はどれぐらいなんだろう? 悔しいので某元数学教師にも問題を送ってみたところ、解けなかった(笑) この問題を一部改変してみよう。シェリルの誕生日が別の日だったとする。バーナードは同じように「シェリルの誕生日がいつなのかは分からなかったけど、バーナードも分からないはず」と言い、アルバートは(元の問題とは違って)その発言を聞いてなおシェリルの誕生日が分からないと答えた。それを聞いたアルバートは、シェリルの誕生日を知ることができるだろうか。また、この場合シェリルの誕生日はいつだろうか。
元の問題に話を戻して、解く方針を記しておこう。2人の発言を順番に「なぜこのように言えるのか」を考えていけばいい。アルバートが月だけ聞いても分からないのは当然。問題はなぜバーナードも分からないと分かったか。バーナードが分からないと断言する背景には、日だけで特定できる候補がない月だったから。これで月情報がある程度絞られた。ここから、バーナードは自分の持っている日情報と照らし合わせてシェリルの誕生日を1つに絞り込むことができた。アルバートはそれを聞いて、残る候補からいくつかの可能性を否定してシェリルの誕生日がいつであるかを結論付けた。さて、我々解答者の視点からではこの時点でまだ複数の候補が残っている。しかしアルバートは、バーナードがシェリルの誕生日に行きついたことを知って自分もまたシェリルの誕生日を知るに至った。ここが最後の難関かもしれない。「アルバートは何の根拠があって一つに絞り込んだのか?」と考えてはいけない。ある月であれば特定できるけど、別の月だとまだ候補が2つある……という具合に場合分けしてしまうとドツボにハマる。ここは「アルバートが一つに絞り込めた」事実を使わないといけない。そうやって考えれば答えが出てくるはずだ。 最後の部分のヒント兼改変その2。バーナードにはシェリルの誕生日が分かったが、アルバートは依然として1つに絞り込むことが出来なかった。この場合シェリルの誕生日はいつだろうか。 偉そうに言ってしまうと、今の私にはそこまでの難問ではない。「今」であればの話だ。聞いたところによるとこの問題は14、15歳に向けて出題されたらしい。おそらくではあるが、中学3年生当時の私であればお手上げだっただろう。実際に数学オリンピックで解けた学生さんは、才能があると思う。ぜひ数学の道へ進んで、数々の難問に挑戦して頂きたい。
改変問題の答え。アルバートはシェリルの誕生日を知ることが「できる」。シェリルの誕生日は「7月14日または8月14日のどちらか」(解答者が一方に定めるには条件が足りない)。なおこの時、バーナードは「僕にはシェリルの誕生日が分からなかったけど、アルバートには分かるはず」と答えるだろう。改変前の問題ではこんな風にならなかったところを見ると、シェリルは2人が協力すれば分かるように問題を作成してくれたようだね。 改変その2は「8月15日か8月17日のどちらか」。
ある日、橘雪翼君と橘白兎君は不二峰子ちゃんとお友だちになりました。雪翼君と白兎君は峰子ちゃんの誕生日にプレゼントをして仲良くなろうと画策しました。峰子ちゃんは二人のことはどうでもいいのですが、プレゼントだけはせしめようと考えました。 峰子「じゃあクイズ形式にするわね。私の誕生日は『9月1日』『9月11日』『9月21日』『10月1日』『10月11日』『10月21日』『11月1日』『11月11日』『11月21日』のどれかよ」 「シェリルの誕生日」問題より1つ少ないのはどうやらサービスのつもりのようです。 峰子「雪翼君には月だけを教えてあげる……ごにょごにょごにょ」 雪翼「ふむふむふむ」 峰子「白兎君には日だけを教えてあげる……ごにょごにょごにょ」 白兎「ふむふむふむ」 峰子「お互い教えあっちゃダメよ」 雪翼「んー、いつなのか分からないなあ、でも白兎も分からなかったんだろ?」 白兎「んー、そうだな、僕も分からなかったなあ。」 雪翼「…………?」 白兎「…………?」 雪翼「白兎ぉぉぉ! おめぇ『シェリルの誕生日』問題知ってるだろぉぉぉ! もうちょっとマシなコメントしろやぁぁぁ!!!」 白兎「ちょっとは考えろやぁぁぁ! この組み合わせで何か分かるわけねぇだろぉぉぉ!!!」 峰子「分からなかったら、誕生日かもしれない日には毎日プレゼントちょうだいね♪」
――9月1日―― 雪翼「峰子ちゃーん、誕生日かもしれないプレゼントだよー!」 白兎「峰子ちゃーん、誕生日かもしれないプレゼントだよー!」 峰子「わーい♪ 2人ともありがとうー!」 雪翼(ん?) 白兎(ん?)
――9月11日―― 峰子「……おかしいわね、あの2人、今日はプレゼント持って来ないわ」
――9月21日―― 峰子「どうしてなの!? 絶対おかしい! まさか私の誕生日がバレた? あのヒントで分かるはずないのに!」
――10月1日―― 峰子「ちょっと2人とも! 誕生日分からないんでしょ? だったらプレゼント持って来なさいよ!!」 雪翼「え? 分かったよ?」 白兎「9月1日でしょ?」 峰子「ど……どうして分かったの!? 教え合うのは反則よ!」 雪翼「だって……」 白兎「ねぇ……」
なお、仲良くなるための正解は「分かっていても3日間ともプレゼントを持って行く」のような気はしますが、こんな方法でプレゼントを貢がせようとする女性に入れ込むのはそもそも間違いかもしれません。 当初は女の子の名前にジャッ○ー(くまの○っこう)を使う予定でしたが、そんなわるいことを考える子じゃないので別の腹黒そうなキャラクターを探したところ……ル○ン三世の不○子さんを思いついたので、そのイメージで行かせて貰いました。 (2017-44 06-05)
平成29年6月16日
気が付けばまた10日以上放置 気が付けば『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』(以下『FFXII ZA』)の発売まで一ヶ月を切っていた。一方で『テラリア』には順調にハマっている。あと一ヶ月で遊び尽せるかというとそんなことなさそうだが、過去の例で行くと休止再開しやすいゲームかなと思う。というわけで、7月中旬に『FFXII ZA』に切り替わるだろう。とかいいつつ、実は『FFXII ZA』の予約はまだ入れていない。9月発売予定の『閃の軌跡III』(以下『閃III』)は予約済みなんだけどね。『FFXII ZA』の予約を入れてないのは、気になる点があるから。インターナショナル版の『ZODIAC JOB SYSTEM』のプレイを中断した理由である「ジョブチェンジができない」(∴ジョブが決められなかった)が結局どうなるのかまだ分からない。な〜んとなくだけど、ジョブチェンジ不可のままの気がする。『ZA』では「ジョブを2つ組み合わせて戦う」らしいんだけど、パーティーに入るのは6人、ジョブは12種類。1人につき2つなら1つのプレイで全ジョブが網羅できる――インターナショナル版の開発者インタビューか何かで、2回プレイしてもらわないと全ジョブは体験できませんとか何とか書いてあった気がするから、今回はそこを“改良”したものと思われる。インタビューワーの「当然後半ジョブチェンジできるんですよね?」という質問から、「いえ、できません、最初に決めたら最後までそのままです」という回答が出て、それで「2回プレイしないと」という感じの話の流れだったと記憶している。これ、全ジョブを制覇するだけが目的であれば2回で済むけど、例えば「俺はナイトが好きだから1周目も2周目も誰かがナイトじゃないと気が済まない!」となれば3回遊ばないと全ジョブが体験できなくなる。究極的には、全ての組み合わせを楽しむとなると(12の6乗)回である(確か同じジョブを重複して選択するのは可能だった気がする)。『ドミニオン』のサプライの全組み合わせで遊ぶのとどっちが大変だろう?(1回のプレイ時間を考えると『ZA』の方が“無理ゲー”かと) そこまでやんなくても、ゲームの中盤ぐらいで「あージョブの組み合わせ間違えた!」ってなるかもしれないので、やっぱりジョブチェンジはさせて欲しいところ。もっとも、そこまでジョブによる性能差は激しくないのかもしんない。「ジョブの組み合わせによっては攻略が非常に難しくなる」といったような話も聞かないし。 『テラリア』がいくら面白いからって、このまま9月までぶっ通しで遊ぶのも無理がある。というわけで、懸念は残るけどとりあえず『FFXII ZA』を挟んでみようかなとは思っている。ずっとゲームで遊んでなきゃいけないってことは全くないんだけど。 9月に『閃III』を買った後のスケジュールは白紙。元々ゲームの予定は基本的に白紙だからね(笑) 今回たまたまPS4購入から遊んでみたいソフトの発売のいい流れがあっただけで。ところが『閃III』のその後が少しだけ埋まりそうになってきた。“ギルティギアの”アークシステムワークスから『ドラゴンボール』の格闘ゲームが出るらしい。1年前の私なら「ふーん」の一言で見送っていたところだろうけど、最近『超』とか完全版買った影響で気になってしまった。格ゲーで、尚且つアーク製というのがポイント高い。某友人を巻き込んで対戦したい……といいたいところだが、問題が2つ。一つは、某友人は凝り性なので、ゲームを始めたらとことん練習しまくってすぐに実力差が開きそう(先日『Xrd』で体験済み)。次に、PS4でオンライン対戦をしようとすると、月額幾らだったかのサービスに加入しないといけないこと。それ以外のオンラインサービスを活用する予定は全くないので、有料サービスにそれだけのために加入するのはちょっとなあ。1ヶ月単位で入れるなら、1ヶ月だけ入って、友人にボコられて、「こんなんやってられるか!」って脱退するという手がなくもないのだが(笑) ちなみに、某友人が『ドラゴンボール』を好きかどうかは知らない。が、大した問題じゃはいと思われる。これが『刃牙』とかだとちょっとマイナーで難しいかもしれないけれど、何てったって天下の『ドラゴンボール』だからね。多少興味がなくても、格闘ゲームで対戦できるとなればホイホイ話に乗ってくるはずだ。それよりもう一つ問題があった。最後に聞いたときはその友人はまだPS4を買っていなかった(かつ買う予定がなかった)。諸々考えると、ちまちま一人で遊ぶことになるかな。それだと1ヶ月ぐらいで飽きそうだ(笑) 数年前にアニメ界隈で大人気を博した『魔法少女まどか☆マギカ』(以下『まどマギ』)のサントラベスト盤が発売されるらしい――ゲームの話をしていたところで突然アニメの話に(笑) 『まどマギ』は漫画は読んだけど、アニメは見たことがない。ではなぜサントラの話になるのかというと……アニメが放映されていた頃に、あるきっかけであるBGMを耳にして“ひと耳惚れ”し、その1曲の為だけにサントラを買おうとしたことがあるのだ。橘雪翼でたまに起こる現象です(謎) でも、買わなかった。何故か? 単品販売されていなかったからだ。当時後輩に聞いたのだが、サントラはアニメDVDのオマケとして手に入れるしかないという。漫画にドはまりしていたりとかいう理由があればそれもアリだったのかもしれないけど、私の中での漫画の評価はそんなに高くなかった。アニメファンでもないから、アニメを観ようという気も起こらなかった。というわけで“円盤”を購入してまでサントラを手に入れる案は検討の余地なく却下。その後特に動きもなく今に至るなのだが、ベスト盤が出るなら動いても良いかなと思ってる。今調べたらアニメからもう6年も経ってるみたい(DVD発売時期準拠)。 ここで熱心な『まどマギ』ファンの方なら思ったことであろう。「サントラ、発売されてるよ」と。私も今日の今日まで知らなかった。某サイトで検索したら、それっぽいのが引っ掛かった。どうやらアニメ放映後、2年ぐらいしてから発売されたらしい。細かくチェックしていたわけじゃないので全然知らなかった。というわけで、選択肢が生まれた。新発売のベスト盤を買うか、アニメ版サントラを買うか。値段は、定価では両者同じなんだけど、今予約するとベスト盤の方が少しだけ安くなる。しかしながらその場合、当然だけど発売まであと2ヵ月弱待つことになる。それより決定的なのが収録曲数。ベスト盤18曲に対してアニメサントラは倍以上。曲数の多寡より聞きたい曲が入っているかどうかが重要なのだが、俗称○○さんのテーマはもちろん2番目に聞きたい曲(1番とは大きな隔たり有り)のキュウべえの曲も両方に含まれている。あとは何で判断すべきか。ベスト盤は劇場版の主題歌やBGMが入っているらしいが、キャラクターソングも収録されていて、ただで少ない収録曲数を“圧迫”している。当然だけど、キャラクターに対する思い入れはないに等しく、キャラソンに惹かれる可能性は低いだろう。私の好みから言っても、人の歌声よりもただのBGMの方が気に入る可能性が高い。ということで、サントラを買うのが無難かなあと思っている。究極的には『Credens justitiam』と『Sis puella magica!』さえ入っていれば他はどうでもいいんだけど、どうでもいい中でも期待できそうな方を選ぶのは自然な流れだ。ただ、ちょっと“今更感”もあるからなあ。金額的には大きくない(普段欲しくて色々悩んでるカメラとかレンズとかPS4本体とか硬式用グローブとかよりもずっと安い)から、そんなに悩まないで買って後悔したらいい案件のような気はするけれど。 (2017-43 06-04)
平成29年6月4日
3勝1敗 市議会議員選挙の投票に行って来た。血と汗と手垢にまみれた一票を投じてやってきたぞ!
*1 よく、「清き一票を」という言い方をするので、少し対抗してみたくなっただけです。汗と手垢は極微量付着していたかと思いますが、まみれてはいません。
今日はデビュー戦だった。新しいグローブの。まだ固くてかなりボールをぽろぽろこぼしてしまったが。これからじっくりと慣らして行こう。
てなわけで、本題の野球観戦。大谷翔平と阪神タイガースの二刀流応援をするつもりで今日のチケットを確保したのだが、前者については皆さんご存知の通り。ラストチャンスだったかもしれないのに。でもまあ、今年怪我してるから大リーグ移籍は1年延びるかも? そうすれば来年のオープン戦があるかもしれないし、究極は北海道に行くという手もなくもない?
――え?
「日本シリーズ」? ないない。阪神が日本シリーズに出ることなんか期待しちゃあいけませんよ。 というわけで、9回に追いつき、11回延長でのサヨナラ勝ちで観戦試合の勝敗は3勝1敗に。まさかあそこから勝つとは思わなかった(*2)。中田が足遅くて助かった!(本日2度目)と思ったところからの藤川がボールをこぼした時の絶望を、私はおそらく3日間ぐらい忘れないだろう。ルーキー小野はナイスピッチングで、打つ方は、うーん……。まあ、こういう試合を勝ったというのが大きいよね。
*2 ええ、まさか勝つとは思いませんでしたよ。あれで負けたと確信しましたよ。これ以上観てても仕方がないと思いましたよ。球場に残って最後まで観ようとは思いませんでしたよ。 (2017-42 06-03)
平成29年6月2日
昨日の補足です。私が知らなかっただけで、“ワイド”端で全周、“テレ”端で対角の魚眼ズームというのは既にキヤノンが発売していたいらしい。昨日書いた「私は知らない」というのは事実なんだけど、いくら興味のないメーカーの製品だからってチェックしてなかったことはないはずで、ここまで完璧に記憶から消去してしまっていたとは我ながら苦笑いが止まらない(苦笑) 久々に画像で〜なんだけど。 先月の出費の報告(?) 月の始めにPS4で予定外の出費をしておきながら、さらに中旬、これも予定外で硬式右投手用グローブも買ってしまった。
硬式右投手用グローブ
……これが実に3ヶ月と1週間ぶりの画像で侃侃諤諤になるのか……模型、いつになったら完成するかなあ(遠い目) (2017-41 06-02)
平成29年6月1日
広角ラッシュ? 私がテラリアにハマってる間に(今もだが)発表された新レンズたち。何か広角が多くない? まず、ソニーが ・FE 16-35mm F2.8 GM ・FE 12-24mm F4 G 次にニコンが ・AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED ・AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED ・AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR 魚眼レンは広角レンズに含めていいのかどうか分からないけど(そういや昔、某鉄道雑誌にて、魚眼レンズで撮られた作品の評に「広角レンズ特有の歪みを活かした」とか書かれていて噛み付いたことがあったなあ)、画角だけを見れば見事に全部広角である。 ソニーのは両方FEレンズで、とりあえず今は買う意味がない(α7シリーズやα9を買うことになればまた違うが)。今のところF2.8ズームで唯一持っていないのが広角側なので、FEに手を出したら候補にはあがりそう。でも高いなあ……。12-24mmは先日シグマが出したのと被るスペックで、値段も同程度。そのせいか安めに見えるのだが、多分これを安いと思うようになってはメーカーの思うツボである。定価20万円超えという事実から目を逸らしてはいけない。私の手持ちにニコン用のシグマ旧12-24mmがあるし、仮にEマウント系に手を出しても急いで買うようなレンズではない。それより先にSTFの100mmが欲しいぜ。 対してニコンは魚眼レンズが面白い。魚眼ズームはこれまでにもあったが、“最広角側”で全周魚眼になるものを私は知らない。全周魚眼は前からちょっと興味があったけど、コストパフォーマンスその他で手が出せなかった。けれど、これなら全周魚眼と対角魚眼がセットになったレンズと捉えて比較的買いやすい。値段が魚眼レンズ2本分な気がしないでもないが。公式サイトの作例が全周の8mmと対角の15mmの2種類しかないんだけど、間の10mmとか12mmとかで撮るとどうなるんだろう? 勘では画面四隅がケラれた写真になりそう。そういうのも上手く活かせれば、このレンズは唯一無二の存在になり、十分“買い”ではないかと思う。まあ、無難に両端の8mmと15mmを行き来するだけの多焦点レンズとして運用することになりそうだけど。 さてさて、次の単焦点の28mmは、先日も話した通り広角側のF1.4に価値を見出せないのでよっぽどのことがない限り買わないだろう。最後のはDXフォーマットなので、DXの本体を買って、尚且つ広角がってことにならない限りは。もちろんD810にクロップかけてもいいんだけど、そこまでする価値があるかどうかは。12mmは要らないけど、少しでも軽くて小さくて画素数要らなくて(あるいはフィルターが付けたくて?)、でも広角で撮りたいというシチュエーションが果たしてあるのかどうか。ないような気はするが、ないとは言い切れないし、何も今買うかどうかとか確定させる必要もない。28mmF1.4よりは買う可能性がありそう。 というわけで、近日(年内?)に買っちゃうかもしれないのが魚眼ズーム。FEレンズは本体を買う計画が完全白紙状態なのでほぼない。仮にα7IIIが発表されてドンピシャだったらあるかもしれないけど、どちらも後回しになるだろうから年内にその順番は回ってこない。というか、今年は既に安くないニッコールレンズを2本も買っちゃってるので今は自重すべき。なんだけど、最近頭のネジと共に財布の紐も緩んでるから、またしても“ゆる紐理論”とかいって何か買って自嘲してそう。現に、E-PM2の置き換えを真剣に検討中……α6500安くならないかなと思ってるけど、悩んでる間にα6700とかが出ちゃいそう(で、α6700欲しいけど高いなあってまた悩む永久ループのパターン)。 (2017-40 06-01)
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