平成28年8月31日
祝阪神、優勝の可能性が完全消滅 今年は育成の年だからね。さっさと切り替えて来年に賭けよう。
【プラチナエンド】3巻(新刊):☆☆☆ ちょっとルールがいろいろあってややこしい。赤い矢が出せるのは14本までとか、刺した相手が死んだら回収できるとか……お前デスノートかよ!って言おうとしたら作者同じなんだった。 で、単刀直入に言って、ちょっとしばらく保留しようかな、と。前の巻からそうだったけど、人の死に方に嫌悪感を抱く。『DEATH NOTE』も簡単に人が死ぬ漫画だったけど、ちょっと何ていうか、ね。
【ぐらんぶる】6巻(新刊):☆☆☆★ 北原伊織ぃぃぃぃぃっ!
てめぇちょっとその妹貸してくれやぁぁぁぁぁ!!
うさぎの人形を作って送ってきてくれるなんて最高すぎるだろうっ!!!
あ、すんません、やっぱいいです、カメラ仕込んで盗撮とか無理です(あっさり)。 っていうか機械音痴と見せかけてそれは上級者すぎるだろ。いくら遠くの兄の様子が知りたいからって怖いよー! 以上、番外編の感想文から入るパターン。次巻予告ではその怖い妹さんが登場するみたいだけど、予告がフェイクというのは最近よくある話だからな。普通にその通りになりそうではあるが。 本屋をウロついていたら、『あまんちゅ!』という漫画が目に付いた。置いてあった試し読み小冊子を手に取ってみると、『ぐらんぶる』より真面目にダイビングしてる……? これはちょっといいかも……と思ったところで我に返った。別にダイビングの漫画が読みたいわけではない。『ぐらんぶる』の連中にもう少し真面目にサークル活動しろと言いたいだけである。『ARIA』のファンだったら『あまんちゅ!』も読んでたと思うんだけど、残念ながら1巻を読んで合わないと思ったからねえ。というわけで、そろそろ真面目に本編の感想でも書くか。 馬鹿一行が女子大の大学祭に潜入?してあれこれという第6巻。相変わらず馬鹿やってる。そろそろ何やっても驚かなくなってきたぞー。にしても、男子連中は馬鹿ばっかりだけど、意外に女子メンバーも普通じゃない人が多い気がするこの漫画。次巻予告の北原妹もあれだしな。現状では唯一ヒロインだけが常識的か? あと辛うじてケバ子もまともな方に入る?? あと、男子メンバーの藤原健太も思考回路がマトモだった。今まで超絶影が薄いというか名前があったのかと驚きのただの脇役なのだが(笑) 最後はちょっといい感じでの締め。こいつら仲がいいのか悪いのか良く分からんなあ(笑) 馬鹿ばっかりだけど、こういう馬鹿ができる仲間がいてちょっと楽しそうかも。
【将棋の渡辺くん】2巻(新刊):☆☆☆☆ コンピューターが、AIが人間より将棋で強くなっても、渡辺くんみたいな人が棋士をやっている限り、プロの世界は色褪せず、魅力的であり続けるだろう!
……と思いたい。
さて、例によって全力で感想文書くよー! 判子の話。ネットで検索しましたよ。ヤギさんいけてるじゃないですか渡辺くん! 尤も、これは私でも使うのをちょっと躊躇うレベル。「みちくさ書体」ってどんなのか探してみたらとってもメルヘン。渡辺くん流石っす。 革靴の話。確かに脱ぎやすい方が履きやすい。これは全面的に同意。お店の人が言うことも良く分かるんだけど、ここはスーツの本場のヨーロッパじゃなくて日本だからね(某仕立て屋の漫画でもそんな感じの話題があった)。 サッカーとコンタクトレンズの話。そうか、眼鏡だとサッカーができないのか(厳密にはヘディングができない)。俺には向いてないな。そしてコンタクトレンズ……装着が下手だと売ってくれないなんて知らなかった。買おうとしたことがないので知らなかった。めぐみさん、旦那さんは不器用なんじゃなくて目に異物を入れるのが怖いんですよ(きっと)。 結婚記念日の話。コイツ天才!と本気で思った。2月29日に入籍か……なるほどなあ。「※4年に1回しかない」って書いてあったけど、そんなん言われんでも分かるわ!(笑) むしろこの注釈で笑ったわ!(笑) LINEスタンプの話(「渡辺くん大長考」より)。出たら欲しい。俺は買うぞー! 内緒の話。これ内緒ねって言ってて思いっきり漫画に描いちゃってるけどいいいんですかめぐみさん? 出場取り消しの話。谷川九段の株が急上昇。 ぬいぐるみの話(たくさんあるけど)。売り物には必要以上に触らない。大切なことですね。地球上全員に守って欲しいことですね。でも「耳に当てて気持ち良さそうなのがベスト」……なの??? そこんところは人それぞれ。 目隠し将棋の話。『ヒカルの碁』を思い出す。定跡(囲碁は定石)以外の手を指されると弱い(盤面を記憶するのが大変)のは囲碁でも将棋でも同じようである。将棋の方が盤面が狭いから、3面打ちぐらいなら完璧にこなせそうな気がしていたのだが、そうでもないようである。囲碁と違って駒の違いがあるから、狭いけど記憶するのが大変かな。 ニコ生の話。渡辺くんのぬいぐるみ趣味がボロクソ言われてて笑った……悪かったな!!(怒) 男でも持ってる人いるんだよ! 貰ったもの以外にもね!! 自分で買うんだよ!!! 大人が自分のためにね!!!! おかしくないぜ!!!!! で、誰なの? この発言した人は。多分若手棋士だよね? 許すまじ。アンチになってやるから実名だせやぁぁぁぁぁ! 体力・運動能力調査の話。私も、「目標・渡辺くんに勝つ!」でやってみました。そして恐るべし橘雪翼の運動能力がここに明らかになる!! まずは上体起こし。22回――渡辺くんの倍です、わーい! でも31歳男性平均が25回だとか(※橘雪翼はさらに年上です)。やる前から危惧してたけど、俺は瞬発力、俊敏さに欠けるから○秒間に何回できるか?というタイプのは苦手だなあ。せめて30秒じゃなくて1分だったら持久力も必要になってくるから、日頃のトレーニングの成果がモノを言って平均に並ぶぐらいは行けたんじゃないかと。次の反復横とびは省略。一人じゃ到底測れそうにないから。立ち幅跳び。家の中なのでちょい怖かったんだけど、頑張って155センチぐらい……えっ?(絶望) 負けた……。155センチはやばい。中学生に負けてるぞ! しかも女子に! こりゃあれだ。家の中だから怖くて跳べないだけだ! ということで、後日庭で再挑戦。コツを掴むために何回か練習させてもらったが、200センチ行くか行かないかぐらいまでは記録が伸びた(メジャーとかじゃなくてバットを使って大体で測ったので参考数値。2本半弱ぐらい。多分バットは84〜86センチ)。相変わらず平均値より低いが、ギリギリ面目が保たれ……た? 握力。どうでも良くないが、ネーム描いたら握力計送ってきてくれる担当さん仕事できすぎです(笑) 編集部に握力計って常備してるんでしょうか??? 私の家には当然ないので、今年の特定健診の時に測った数値を。右は42kg、左は41kgです――平均以下です。知ってます。でも渡辺くんに勝ったからいーんだもーん。最後は、長座体前屈。簡易的な測り方だったけど、41センチぐらい。これはまあまあ。もちろん渡辺くんにも勝ちました。で、これ、測りながら思ってたんだけど……中高生はほぼ全員強制(言い方悪いけど)で測るけど、大人になったら一部の人しかやらないよね? こういうの好んで測るのは体力に自信のある人だよね? 31歳とか36歳ぐらいの平均値って、サンプルが大幅に偏っているよーな気がするのは私だけ? つまり、実際より高い平均値になっているのではないか……と思うわけであります! ただ言い訳がしたいだけなのであります! GHQと升田幸三さんの話。話自体は聞いたことがあったけど、「5時間」話し続けたってのは初耳だ。やるなあ升田先生。めぐみさん曰く「なんだこの伝説みたいなエピソード」だが、みたいじゃなくて伝説そのものですよ。めぐみ画伯による升田先生の表情も素敵でナイスです。年取ったらこういう男になりたいです。 リラックマの年賀状の話。これはちょっと笑うしかない。っていうかマジですか?渡辺くん……。 3巻の話。2年後(正確には1年半)になるらしい。2018年かあ。これは鬼じゃなくても笑うしかない。涙を流しながら笑うしかない。その頃には俺38歳だよ……ん? 作者も38歳って言ってるぞ? え? 同い年なのか!?(誕生日がいつかによってもちょいとずれるが) と思って調べてみると、春に単行本が出るらしいのでめぐみさんまだ37歳ですよ。
*1 敢えて親しみを込めて渡辺くんと呼んでみました。 *2 めぐみさんは渡辺くんの奥さんで、この漫画の作者です。
【BUNGO―ブンゴ―】6巻(新刊):☆☆☆★ 主人公の影が薄いんやけど?
主人公の影が薄いんやけど???
吉見が異常を抱え、発奮させるために投球練習を開始するブンゴ。おっしゃー! 主人公来たでぇ!! って思ったら、主な見せ場はそれだけ。ネットでちらっと「過去の回想シーンが多くて」うんたらかんたらという悪評を見てビビってたんだけど、ギリギリ許容範囲内……かな? にしても吉見、壮大な夢があってそれはいいんだけど、「この試合に勝てれば今言った夢全て叶わなくていい」――ってそりゃ達観しすぎじゃない? キミまだ中学3年生なんだよ? まだ人生の何たるかを知るには早すぎる。ちょっと生き急ぎ過ぎ。とは言え、あと10年もしたら「そういやあんときゃそうも言ったなああっはっは」と笑えるようになっているのかもしれない。そういうお年頃、と考えるとそれはそれで納得。作者がそこまで考えて描いているかどうかは知らないが。ともかく、7巻ではそろそろ主人公を登板させろ!(笑)
8月は予定通りの4冊。プラスアルファで何か買おうか考えてみたのだが、決定打がなくて予定のものだけ。9月に期待だ! と行きたかったのだが、9月は買ってる漫画の新刊がない。というわけで全数チェックにいつもより力を入れて、いくつか気になるものをリストアップしたが……。 『少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん』 最近アニメやってるらしいのだが、単行本の情報はよく分からない。新作なのか旧作の焼き直しなのか。もっとも、新作であっても『アシベ』はもう読まなくていいかな、と思う。 『うさぎは正義』 「うさぎ枠」を埋める貴重な可能性ではあるのだが、Web掲載で読んだ限りではイマイチ。うさぎの魅力度は高いが、漫画としては微妙。 『王様の仕立て屋 〜フィオリ・ディ・ジラソーレ〜』 知らん間に第二部も完結して、第三部に入ったらしい。今日リストアップした中ではもっとも有力なのだが……それよりはむしろ、第二部の最終巻を押さえておこうかな。 『パンティトラップ』 Web連載で読んだ漫画。途中ちょっとダレた感じはあったが、終わり方は良かったんじゃないかと。1巻完結というコンパクトさは悪くないが、手元に置いておきたいかと言われるとどうかな。 『悟りパパ』 こちらもWeb掲載のを読んでいて、悪くはないのだが単行本を買ってまで繰り返し読みたいか?と問われるとそうでもない。一昔前ぐらいの基準だったら行ってた気もするんだけどねー。 『紅井さんは今日も詰んでる。』 何がどう詰んでいるのかというと将棋漫画。最初一瞬ちょっと期待してたんだけど、中身があんまり好きじゃないタイプのギャグだったので多分見送り。某りゅうおうの漫画よりは買う可能性が高いけど、某永世竜王の資格を持つ人の漫画があるから「将棋枠」を無理に充実させる必要もない。 という感じで、『王様の仕立て屋』第二部の最終巻(既刊)と第三部の1巻というパターンが最有力。最近ね、新しい漫画探しているけどB級?グルメものが多くてちょっとうんざり。以前『くーねるまるた』買ってた人間が言っても説得力がないけど(笑) そして1冊だけちょっと買おうか検討中のグルメ系漫画がある。それを含めて、また久々に「1巻食い散らかし」作戦に出てもいいかなと思わなくもない。ちょっと読んでみたい漫画は何だかんだで結構あるんだよね。 (2016-66 08-11)
平成28年8月25日
真・首位奪還 今日はなかなかない1日だ。まず阪神が勝った。次に広島が勝った(=アレが負けた)。そして日ハムが勝った。最後に楽天が勝った(=アレが負けた)。阪神はAクラスまであと一歩に迫り、日ハムは首位奪還。高山は満塁ホームラン打ったしメッセンジャーは猛打賞だし。敢えて言うなら大谷が4タコに終わったのがつまらないが、この際贅沢は言わないでおこう。これで明日からの3連戦、阪神が3つ勝てば完璧なんだけどなあ。 (2016-65 08-10)
平成28年8月20日
“正解”はこちら 「ウチはアシックスの取り扱いないんですよー」
先日の続き。正解は、「いつも行ってるバッティングセンターにはアシックス商品がない」だった。当然カタログもない。大谷モデルを探し出すのは不可能だったということ。だったら仕方ないよね?(誰に対しての言い訳?) ……それはそうとしても、欲しいものは欲しい。どこか他所で探すしかないなあ。確か地元にスポーツショップはあったはず。買う決心がついたら行って来よう。 年初の頃は「年間ホームラン20本ペース」だったのに、今は厳しくなってしまった。現在12本。今年の3月ごろまでは月に2本ぐらい打っていたのに、その後ペースダウン。残り4ヵ月であと8本だから、月間2本ペースで的に当てなきゃいけない。そんなに調子が悪いとは思わないのだが、当たらないときは全然当たらない。去年の3月みたいな大当たりが来てくれたら一気に達成できるのだが……。いつも言っている通り、あれに当たったからと言って上達してるとか調子がいいとか、そういうわけじゃないんだけどね。でも、高校球児と思しきグループは狙って当ててたし、そういや私も調子のいい日に左打席で狙って当てたことがある。うーん、やっぱり調子悪いってことか。特に最近、左がまた落ち気味だからな……。 数年前から挑戦している左投げ、ようやく目処が立って来た……という話はしたっけ??? したような気がするので詳細は省いて次の話へ。これも話はしたような気がするのだが、右利きの私がその右手にグローブをつけてボールをキャッチする――これが意外に難しい。普段利き手じゃない方であれだけ上手く捌ける(自画自賛)んだから、利き手だったら余裕だろう。と思ってたら大甘だった。運動神経が並以上の人なら楽勝なんだろうけど、橘雪翼は並未満だから楽勝じゃない。投げる練習は家で一人でできても、捕る練習はなかなか出来ない。壁当て? 壁当ては全部ゴロになるから――ゴロの捕球練習もすべきかな。いや、壁当てできる壁があったらやりたいんだけど、ないのでやっていない。壁(塀)自体はもちろんあるんだけど、左で投げるとすっぽ抜けて塀を越えてしまう危険性が高くてできない。とにかく、右手でのキャッチングは下手なのである。しかしながら、左で投げる方は形になってきたので、私とキャッチボールする人は皆無意識にこう思うわけである。
「普通に投げられるから普通に捕れるだろう」
そうして皆様普通にボールを投げ込んでくる。それを必死に捕るから右手が痛い。ちなみに、右投げ時であっても普通の軟式用グローブだと結構痛い。だからズルして軟球なのに硬式グローブ使ったり、キャッチャーミットを使ったりしている。でも左利き用のグローブは、左投げがどの程度モノになるか分からなかったから安い普通の軟式グローブしか持ってなかった。左投げがヘロヘロの時はね、みんな気を遣って捕りやすく投げてくれたんだけど、今はあまり……っていうか気を遣わせてすまんかったホント今猛烈に反省してます。まあそんなわけで、そろそろ対策することにした。つまり、左投げ用も硬式用を用意することにしたのだ。 今私が使っている右投げ用の硬式グローブは、記憶は定かではないが2万5千円ぐらいで買った記憶がある。だから今回もそれぐらいの予算で行けるだろう……と思っていたがこれまた甘かった。行き付けのバッセンに置いてあるグローブはそれよりもはるかに高い。安くても定価4万円台。多少の値引きはあっても、4万円を切るぐらいにしかならない。ネットショップなども見てみたが、やっぱり似たようなもの。左利きだから高い、というわけではなく、右用でも左用でも値段は同じ。出せないことはないのだが、当初の目論見が崩れてしまって迷った。そこで思い出したのが、バッセンの「誕生日おめでとう」のお葉書。確かお店の在庫品の値引き率がアップするはず。予算オーバーには違いないが、それでもいくらかマシである。決まった。今年の(自分から自分への)誕生日プレゼントは左利き用硬式グローブ、だ! あれ? ……置いてない? 8月上旬。下見のつもりでグローブの棚を見ていると、左投げの硬式グローブがない。軟式はあるのに、硬式がない。硬式でも右投げはたくさん並んでいるのに、左投げがない。5月6月ぐらいに見た時は1つか2つあって、そのとき値段も確認したのだが……。注文すれば品物自体は入ってくるだろうけど、それだと誕生日の葉書が多分使えない。計算が大きく狂ってしまった。でもここまで「買う」って決めたんだから、この気持ちのまま押しの一手で行くことにした。在庫がないなら取り寄せてもらおう。予算オーバーについては「毒を喰らわば」である。というわけで店員さんに訊いてみたところ、意外な展開になった。
「去年か一昨年のモデルで良ければ、問屋が在庫処分してるからお安くできますよ」
え。マジか。去年のでも一昨年のでも全然問題ないぜ。何せ俺の持っているその他のグローブは、全て10年以上前に買ったものだ(笑)(*1) それで安いのなら大歓迎である。こんなことならもっと早く聞いておけばよかった(笑) というわけで、買ってきました。
*1 こう書くとたくさん持ってるように聞こえるけど、家に4つある。軟式用(右)、キャッチャーミット(軟式、右)、硬式用(右)、軟式用(左)。ちなみに義兄が硬式用のキャッチャーミットを持っている。2つのキャッチャーミットは厳密には所有者の手元にあるわけじゃないんだけど、ここまで来りゃ実質的に義兄の、私の持ち物だろう(笑) ちなみに「10年前」と書いたけど、実際どうだったかはちょっと自信がない。多分10年ぐらいは経つと思うんだけどなあ。 (2016-64 08-09)
平成28年8月19日
バックアップはこまめに取りましょう 侃侃諤諤の過去ログ整理をずっとさぼっている橘雪翼ですが、ここ1ヶ月少しデジタルカメラの画像データーの整理(バックアップとそれに伴うメモリーカードのクリーンアップ)もさぼっていたので、今日3枚まとめて作業。え? 過去ログはまたそのうちに……(小声) で、普段はすんなりコピーしてファイルをチェックして終わるのだが、今日は3枚ともバックアップ作業をミスして、どのファイルがバックアップできてないのかとかを探すのに手間取ってしまった。α77専属メモリーカードは、先月の「ExtremePro」の時に撮った写真が、メモリーカードとパソコンの内臓ハードディスクに分散しているという変な状態に。足してちょうど完全な状態に。まあ、あの画像ファイルの一部が欠けたところで大したダメージではないんだけど。次にE-PM2専属メモリーカード。メモ代わりに撮ったものがコピーできていなかった。これまた、間違えて消していてもほぼノーダメージ。要らん画像データーを溜め込んでいるという証拠だな。最後にD810専属メモリーカード。カメラの設定で複数のフォルダに保存するようになっているせいで、イベント一つ分見落としていた。こういうことがあるので、やはり同じフォルダに保存するようにしないといけないな……。今日のミスの中では唯一、そのまま消してたら大参事になるとこだった。にしても、D810のデーターは転送に時間がかかる(苦笑) データー量が単純に多いからそうなるのだが、内臓HDDの容量を圧迫しているので、このペースで行くと年内に何らかの対策をしなければいけない。外付けHDD2台にバックアップを取っているので、内臓HDDに関しては古いものを消去して急場をしのぐ、という手段もあるのだが。こんなんだから、2400万画素でいいって言ったのに(苦笑) どうでもいいが、この機会にα77の32GBのメモリーカードとE-PM2の16GBのメモリーカードをコンバートすることにした。D810購入に伴いα77はRAWを記録しなくなった。RAWデーターを残したい撮影にはD810を使うようになったからだ。一方でE-PM2の立ち位置は変わらず、荷物はあまり増やしたくないがカメラは持って行きたい、という時に随行し、そしてRAWを記録することも多い。今まで画素数が多いα77に容量の多いメモリーカードを充当していたが、RAWを記録しないとなれば話は別だ。今まで16GBであまり困らなかったので、これからもあまり困るようなことはないだろうが、相対的にE-PM2の方がより多くのデーターを記録するのだから、大容量のメモリーカードを使う“資格”がE-PM2にはある(そんな大げさな問題かよ)。いつもメモリーカードのデーターを消すのはきちんとバックアップを取ってからにしていたのだが、そのタイミングがα77とE-PM2で合うことが少なかった。今回は久々に一度に作業したので、ちょうど良い機会かなと。まあ、α77で撮ったデーターを残したままE-PM2で使い始めてもいいんだけどさ(笑) (2016-63 08-08)
平成28年8月18日
首 位 奪 還 ※日本ハムファイターズの話です
……と思ったら、ソフトバンクは引き分け試合が多く、ゲーム差(「(勝ち数‐負け数)÷2の差」)では日本ハムの方が上位に来るはずが、勝率はまだソフトバンクの方が高いようである。引き分け数の他、試合の消化数の差が影響したりして、たまにだが起きる現象である。
というわけで、今日は日本ハムファイターズがらみのお話。 今年、バッティングセンターで使うバットを新調した。前のバットが折れたから……ではなくて、ボールを打つところが痛んできたからである。ここ何年かで2本バットを折って、そして新しいのを買っているが、折れてないのに新しいのに替えるのは今回が初である。打撃技術が進歩した? 違う。折れるような球速に木製バットで挑んでいないだけである(笑) 140km/hの打席に入るときは、お店に備え付けのバットを使えば自分の木のバットを折らずに済む。完璧な理論だ(何がだ)。この先もずっと折れる見通しがないので(10年ぐらい使えばまた話は別かもしれないが)、打球面の痛みを考えて新しいのにすることにしたのである。しかし今、ちょっと後悔している。 いつもオーダーバットで阪神の選手のモデルを選んでいる。一応各種寸法を見ていろいろ考えるのだが、最終的に良く分からないので阪神の選手の中から選ぼう、ということになる。一応他球団の選手のも見ているのだが、絶対に○○の選手のだけは選ぶまいと思っている。で、今回は、ちょっとグリップの形状に特徴のある西岡剛選手のモデルを選んでみた。これがしっくり来るかというと、あんまりそうでもない。まるでダメかというと、そこまででもない。グリップそのものには文句がないのだが、“もう1本”のバットと違い過ぎるのが問題と言えば問題。バッティングセンターには2種類のバットを持って行っている。1本はオーダーバット、1本は1000グラム平均のトレーニングバット。左右各打席で、まず2ゲームは重い方で打ち、残りをオーダーバットで打つことにしている。トレーニングバットの方は普通の店売りで買ったものだから、グリップはごく平均的な仕様。西岡バットはグリップのエンド側が太くなっている。西岡はスイッチヒッターで、私もバッティングセンターで両打席に入るから、じゃあ西岡仕様にしよう。一応西岡も応援しているし、このタイプのグリップも面白そうだし。だからそれを選んだことは大きな失敗ではない。ただ、やっぱグリップ形状に差がありすぎるのは良くないかなあ、って考えている。 さて、そろそろ日ハムの話をしようか。今年の一時期、阪神の調子がズタボロだった。毎年こういう時期があるので気にはしていないが、それでもやっぱり贔屓球団の試合が面白くないと毎日がどこか楽しくない。が、今年は違った。阪神のことは諦めてずっと大谷翔平の動向を見守っていたからだ。毎年それなりに応援していたのだが、今年はかなり面白い。プロ入り去年までは、投手か打者か一方しか快調と言えなかった大谷だが、今年は一味違う。現状指のマメの関係で打者としての出場が続くが、少なくとも前半戦は投手、打者両方でチームに勝利をもたらしてきた。パ・リーグの試合でありながらDH制を使わない「真・二刀流」が話題になったかと思えば、「1番投手大谷」で先頭打者ホームランまで打っている。見ていてワクワクが止まらない。数年前までは、「阪神の選手で誰を一番応援している?」と聞かれたら即答できたような気がするが、今はそれがない。檜山は引退したし、藤川はFAで大リーグ行って戻って来たと思ったら何かアレだし、今年はまとまっとんなあじゃなくてマット・マートンいなくなっちゃったし。阪神は応援しているが、じゃあ球場に誰かの背番号入りのTシャツ着て行くとしたら誰にする?って言われると「○番!」って言える選手がいない状態だ。それよりも今は、色が違う11番のTシャツが欲しい。いや、甲子園に行くには不適切だが(笑) 多分、チームとしては阪神を応援しているが、選手単位で言えば大谷翔平を一番応援している。 なのに、バットを選ぶときに「大谷翔平」を探さなかった。これは大失態である。ミズノのカタログにもSSKのカタログにも大谷の名前がなかったのが原因である。そこで思考が止まってしまった私が悪いのだが。正解は「アシックス」。野球のバット作ってるメーカーなんてそんなに知らねーよ(苦笑) それともアレだろうか、大谷ファンなら大谷の野球用品のメーカーを知ってないといけないのだろうか。今回しっかり覚えたので許して欲しい。一応ベースは阪神ファンなのでそこまで気が回らなかった。ちなみに、阪神の選手がどこのメーカーのグラブやバットを使っているかは……全然把握していない。今年作った西岡バットがSSKで、それまでに作った新井兄弟のバットはミズノ。そのミズノのカタログに福留が載っていたのは覚えている。他、マット・マートンはオールド・ヒッコリーのM1926というモデルを使っている。これぐらいしか知らない。阪神ファンとして失格だろうか? 反省はしないけど許してほしい。 というわけで今、今年2本目となるバットをオーダーするかどうか猛烈に悩んでいる。西岡バットがしっくり来ていないのを新しく買う理由にしてもいいような気はするが、だからといって野球やっているわけではない人間がそんなにポンポン増やすのもなあ(*1)。ただ、カメラやレンズに比べたら安いもんだし、買っても走らせることの少ない鉄道模型(完成品を走らせるよりキット制作を優先してしまうため)を思えばコストパフォーマンスはいいよなあ。こんな感じで非常に悩めるところなのだ。ここでちょっと自分で自分の背中を押すとすると……来月俺の誕生日があるよね? 自分から自分への誕生日プレゼントってことにして、次お店に行ったらオーダーしちゃおうかな?
*1 せいぜいバッセンに行ったり知人とキャッチボールするだけで、どこかの草野球チームに所属して野球の試合をしているわけではない。 (2016-62 08-07)
平成28年8月13日
新作 現某監督が現役時代にホームランを打ったとき、当時仲良かった阪神ファンの後輩に「金ムラン!」ってメールを送ったら「金村と紛らわしい!(笑)」っていう抗議が返って来た(笑) その後、誰かがホームランを打ったら、「選手の2〜3文字+ムランorラン」と報告するようになった。例えば鳥谷だったら「鳥ムラン」、マートンだったら「マートラン」(語呂悪い)、のように。大和の時に「前田ラン」と言って分かってもらえるかどうかで遊ぶのも良し。原口の場合、某あの球団のあの人の顔を連想しかねないので、「口ムラン」とするのが妥当だろう。尤も、全体的にキレ味イマイチで、このネタを思いついた金本のが一番面白かった(笑) というわけで本日の新作はこちら。
「北ムラン」(ほうムラン)
*1 北条史也選手、猛打賞&2号ホームランおめでとう!!! (2016-61 08-06)
平成28年8月11日
趣味の悪い写真集 1年前に自転車でコケて怪我したことは……言ったかなあ? 多分話したと思うので、その前提で話を進める。去年、北陸新幹線が開業した。自転車とどう話が繋がるのか楽しみに読んでくれ。JR西日本は、北陸新幹線開業後に、特急サンダーバードに使っていた681系(のおそらく一部)を直流専用に改造し、特急こうのとりに充当するという計画を発表していた。当時特急こうのとりは287系と381系によって運行されていたが、このうち古い381系電車が置き換えられることになっていた。私はこの381系が好きで、走っているうちに写真を撮ろうと思っていた。でも出不精な私だから、ダイヤ調べて、撮影できる場所探して……まではやろうとしなかった。適当に尼崎の駅で停車中を撮ればいいかな、って。183系800番代のときのように。さて、私は月に2度ほど、自転車でバッティングセンターへ遊びに行っていた。唐突に自転車って単語が出てきた(笑) 途中、JR宝塚線の線路を越えるのに陸橋を通るのだが、前々からここで写真が撮れそうだなあ、と思っていた。そこで特急こうのとりの、381系で走る列車のダイヤを調べてみた。これがなんと! バッティングセンターに行く時間を微調整するだけでいいことが判明した。むしろそれまで遭遇しなかったのか不思議なぐらい。ここまでお膳立てが整っていればやらない理由はない。バッティングセンターへ行くときの荷物にカメラを追加し、行く途中で381系こうのとりを撮影することにした。 半年ぐらいそれは続いた。当初は381系が289系に置き換わってから最初の撮影をするまで続ける予定だった。画像で侃侃諤諤の締めには289系こうのとりを載せるつもりだったのだ。ところが自転車で転んだのをきっかけに、バッティングセンター行きを電車とバスに切り替え、列車の撮影を諦めてしまった。それが約1年前のことである。今日はそれをお見せしようと思う。画像枚数は多分新記録です(笑)
趣味の悪い写真集
どのあたりの趣味が悪いのかはヒミツー(某ティポ風に) (2016-60 08-05)
平成28年8月9日
久々の撮り鉄 昨日書いたように、一昨日、後輩に誘われて奈良まで103系を撮りに出かけていた。久々の撮り鉄である。
大和路の103系 (2016-59 08-04)
平成28年8月8日
眠い やつはとんでもないものをぬすんでいきましたそれはあなたのすいみんじかn……ね、眠い……。
昨日、後輩に誘われて久々に列車の撮影に行ってきた。目的物は103系である。撮影地は奈良県。行きと帰りの電車の中で、私は『折れた竜骨』を読んでいた。これが月末の漫画感想文の中に出てくることはないだろう。何故ならば、読んだのは漫画版ではなく原作小説だから。多分漫画版は買わない。と書くと一部の人はこう思うかもしれない。「面白くなかったのか?」 逆である。面白かった。だからこそ漫画版は読まない。原作小説を充分楽しんだのだから、わざわざ漫画で読まなくていいではないか? これまでどれだけ「面白かった小説の漫画化」に失望してきたことか。だから繰り返す。漫画版はおそらく多分きっと読まない。 にしてもこれが二度目である。米澤穂信に睡眠時間を奪われるのは。ひょっとしたら三回目かもしれないが、覚えてないので今日のところは二度目ということにしておく。一回目は『インシテミル』だった。半分を過ぎたあたりから続きが気になり、止まらなくなった。既に夜遅い時間、寝るべき時刻になっていたことは認識していた。それでもなお、今晩これを読み終えないと眠りに就けないと思って最後まで読んだのだ。ちなみに私は普段、あまり小説を読まない方だと思う。活字中毒ではあるが、よく読む活字は漫画のセリフを除くと、鉄道関連、カメラ関連、囲碁関連あたりが大多数を占める。小説を読むのはどちらかというと移動時間の暇つぶし。大抵の人はそれをスマホで行うが、私は長時間スマホの画面を見て操作することを苦痛を感じるので、スマホを持ち始めた今もなおアナログ紙を手に車内でのひと時を過ごすことが多い。だから私が家で小説を読み耽るのは珍しいのだ。『インシテミル』や『折れた竜骨』のように、家でまで熱心に読むのはその作品への高い評価と同等と思って頂いて構わない。『折れた竜骨』、面白かった。 にしても、性質が悪いなと思うことがある。例えば『万能鑑定士Q』シリーズでも似たようなことがなかったわけではない。しかし大きく違うところがある。他の小説だと、最低でも四分の三ぐらいは読まないとそうはならなかったのに対して、『インシテミル』も『折れた竜骨』も半分を少し過ぎたぐらいのところからだったのである(後者は上下巻トータルでの半分)。いつも思うが、小説の大半は序盤はあまり面白くない。映画でもそうだ。最初の10〜20分ぐらいはどこか遠くから見ている気分でスクリーンを眺めている。面白いのはある程度話の道筋が見えてから。もちろんクライマックスが最高である。何もこれが悪いとは言っていない。仮にこれが逆だとどうなるのか。最初は盛り上がったのに最後がつまらないことになる。とんでもない駄作ではないだろうか? だから徐々に盛り上げていく展開でいい。それはいいのだが、小説の場合「止まらなくなるポイント」がある。話がいいところへ差し掛かり、続きが気になって読む手が止まらなくなるポイントだ。私の都合で言うと、それは全体の75〜80%の地点が好ましい。ところが米澤穂信のこの2作品に限っては55%ぐらいのところにあった。外出先から戻って来て、寝る前のあれこれを済ませて、さあ寝よう……となった時に小説の続きが気になるとどうなるか。睡眠時間を180番ぐらいのヤスリで手荒く削るかの如く擦り減らすことになる。残りページ数が全体の20〜25%なら、まだ被害は少ない。ところが半分だとどうなる? 午前2時は当たり前。3時になり、下手をすれば4時過ぎということになりかねない。もちろん、途中で時計の針が大きく進んでいることは認識するのだが、結末への誘惑が勝ってしまう。米澤穂信、困った作家である。
・補記一 漫画版は2冊出ていてるようだが、まだ完結しているとは思えない。よって、ネタバレを考慮して内容には一切触れないでおく。もっとも、小説版を読んだ人が多数いるだろうから私がネタバレしなくてもあまり関係なさそうだが。 ・補記二 私の読書(漫画除く)には波があって、ここしばらくあまり小説を読んでいなかった。『万能鑑定士』の最初のシリーズを読み終えて以降かな? またあまり読まなくなったのは。読んでいない間どうしていたのかというと、詰碁の本を鞄に入れていた。詰碁にちょっと飽きたので、また小説に戻って来たというわけ。 ・補記三 昨日の撮影結果についてはまた後日。そういやもう一つやりたい撮り鉄ネタがあったなあ。 (2016-58 08-03)
平成28年8月5日
F1.4のレンズが欲しい 白兎「いやお前、ぎょーさん持っとるやろ」 雪翼「いやはい、仰る通りですがね」
持っている開放がF1.4のレンズをメモを頼りに軽く列挙してみよう。 ・αマウント85mm2種2本(*1) ・αマウント50mm1本 ・MDマウント50mm2種5本 ・MCマウント50mm1本 ・OMマウント50mm2種3本 ・L39マウント50mm1本
……思ったより多かった。当然のことながら50ミリに偏っている。85mmF1.4とかが大量にあったらお金持ちすぎるからね(笑) そして安定のMFレンズ率。そもそもMF時代に50mm付近以外のF1.4レンズがどれだけ出ていたのかって話もある。 話を本題へ持って行こう。D810を買ったので、D810で使うF1.4のレンズが1本欲しいのである。せっかくの一眼レフなので、1本でいいからF1.4のレンズが欲しいのである。F1.8でも大差ないじゃない?とも思うけど、1本ぐらいはF1.4のレンズ欲しいのである。というわけで、ニコンのレンズラインナップを見てみた。 ・24mm ・35mm ・50mm ・58mm ・85mm レンズメーカーのF1.4レンズもあるが、“1本目”はニッコールを買いたい。「1本でいいから」とか言ってるくせに2本目以降があるのかよ、と突っ込まれると弱いが、どうせ橘雪翼のことである。1本手にしたからといって満足せず、そのうちにまた次のレンズが欲しくなるに違いない。F1.4に拘ってレンズを買うことはあまりないと思うが、結果的にF1.4のレンズが増えた、という可能性は十分にある。 で、その5本に関して個々にコメントを付けるとこうなる。 ・24mm 広角の単焦点は今のところ欲しいと思わない。 ・35mm 広角のF1.4には今のところ価値を見出さない。 ・50mm タムロンの45mmF1.8が欲しいからなあ。 ・58mm 58mmにしては値段高すぎだからなあ。 ・85mm タムロンの85mmF1.8が魅力的だからなあ。
――あれ? もしかして……全滅?
というか、F1.8の分際(笑)でタムロンが強すぎる。所有レンズが10本20本ぐらいになってくれば、似たような焦点距離の似たような開放F値のレンズが2つあってもあまり気にならないが、Fマウントレンズに関してはまだまだ初期段階だ。被りは避けたいので、タムロン優勢な50mm近辺と85mmのF1.4は今のところ買いにくい。そんな風に悩んでいたのだが、強力なタムロンの誘惑に打ち勝ち(予定)85mmに決定した一旦は。評判の高いニッコールの85mmF1.4。お値段はもちろん安くないが、決して無理無謀ではない。広角ズームと望遠ズームでケチったから、次はいいのを買おうしていたところ。むしろちょうどいいぐらいだぜ!(震え声) 「AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G 」で決まりだ! 決まってすぐ買うような橘雪翼であれば今頃こんなところにいない。思うがままにお金を使い、貯金がすっからかんになっても止まらず、多額の借金を抱え、今頃マグロ漁船かブラックなところで重労働させられているはずだ(笑) 決めてから実行までが長い橘雪翼。その間に考えが変わったりすることもあるのが橘雪翼(それって結局決まったとは言えないじゃない?)。
「AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G 」を買うなら、α7シリーズのどれかを買ってαマウントの85mm使った方が良くないか?
例によって決心が崩れた。α7シリーズを買えばSTF135mm他のαレンズだって使える。魅力的な選択肢だ。元々いずれはそうするつもりでいたので、実行をいくらか早くするだけの話(10年ぐらい)。α7かα99の後継機が私の欲求を満たすようになるまで保留するつもりでいたが、実行を早めればαレンズを活かす機会も多くなる――ちょっと待て、D810の〜一眼レフの〜という話の流れはどこへ行った?(笑) 話の流れは意味不明だが、とにかく一旦は下されたはずの決定が保留となってしまった。 いえ、やつはとんでもないものを発表していきました。「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED 」です。これには心が揺れ動いた。85mmはαマウントのF1.4があるが、105mmは古いニッコールのF2.5しかない。「85mmがダメなら105mmを買えばいいじゃない」――誰かがそう囁いた。今度の105mmは58mmと同じく三次元ハイファイがどーたらこーたらだそうで、実に興味深い。同時に興味だけで終わるはずだった、「でもお高いんでしょう?」という言葉の下に。58mmですら疑問符付きまくりの値段なのに、焦点距離が倍近い105mmが買える値段なわけがねえ。「いえ、それがなんとお値段」――あまり高くない。いや、高いことは高いのだが、85mmと大差ない。本音を包み隠さず吐露すると、最新設計の三次元なんたらの105mmF1.4がこの値段で出せるなら、85mmF1.4はもっと安くて然るべきではないのか? 58mm、85mm、105mmの値段帯がそう変わらない、恐るべしニコン。しかしこうしてみるとやっぱ58mmは高いなあ。85mmと105mmの価格差が小さいので、三次元ハイファイなんたらの設計ってそんなにお金がかかるもんじゃないんじゃないの?と疑ってしまう。焦点距離を加味すると、むしろ85mmが割高に見えてしまうぐらいなのだ。なら、105mmを買うのにそんなに迷うことがあるのか? どうせ一度は85mmにお金を出す決定を下したのである。 「買わぬのか?」 「ううむ」 「買おう」 「買おう」 そうなったのである。
もちろん、実際に買うかどうかはまだ分からない。
白兎「え。これだけ喋っておいてまだ分からないのか……」 雪翼「まーまー、いつものことじゃないですか」
*1 最近知ったのだが、ソニーはαマウントのことをAマウントと改称したらしい。でもうちにあるのは「α」マウントレンズだからな! *2 本日の元ネタ集。順番に『ルパン カリオストロの城』「マリーワントアネットの発言(とされるもの)」「テレビの通販等でよくあるらしいフレーズ」『陰陽師』――以上である。 (2016-57 08-02)
平成28年8月4日
次回作 6月に391系が完成し、カトーTGVシリーズにライトスイッチを搭載し、そして当然次に取り掛かっている。今は80系関西急電を制作中である。 計画しているものは多数あるが、目下優先順位が高いのは「旧国シリーズ」「阪急」「東急」の3ラインだ。「旧国シリーズ」は説明するまでもなく、ここ何年かのライフワークとでも言うべき題材。今の橘雪翼はここから始まった、とでも表現すればいいだろうか。私の模型制作への取り組む意識は旧国に目覚めてから大きく変化した。次の東急は、旧国を弄ってて「面白そうだな」と去年手を広げた分野。旧5000系と旧3000系シリーズからなるが、後者はまだ1両も完成させていない……ので、早めに一度作りたいな、と。最後の阪急は、昔から何度か作っているが、旧国に目覚めてから(つまり、模型制作への意識が変わってから)は今年のが第一弾。5100系の原形のカッコ良さに気付いてしまったが故に計画肥大化で阿鼻叫喚(笑) あくまで優先順位の高い3ラインがあるだけで、他にも作りたいのはあれこれある。キハ391とかキヤ97みたいに、定期的に?ワールド工芸が突っ込んできてくれるし、他のガレキメーカーモ黙っているわけじゃない。 キハ391の継ぎ目消しでヤスリ掛けをしながら、次に何を作るかぼんやり考えていた。去年作ったものは、関西急電代用編成2種に旧国諸々2両、Oスケールのプラモに時間を取られ、年末に東急からの103系でフィニッシュしている。秋口ぐらいからワールド工芸がぁ!!と言い始め、発売されたのが今年に入ってから。東急と103系はそのせいで前倒しになった形で、件のキハ391発売までにはさらに、塗装済みキットの京阪と小加工のキハ283-3000、阪急5100系原形、発売順が前後したワールド工芸キヤ97が入る格好になった。という流れを見ると、次は1年ぶりの旧国じゃない?ということになった。特にローテーションがあるわけではないのだが、今回はそういう気分だったのだ。 旧国と言ってもいろいろある。何せ第一次計画を立ててから早6年。予想以上に制作に時間がかかり、時間をかけるのが当たり前になり、その間に計画が肥大化するところまでが定跡化しつつある。そろそろ肥大化に歯止めをかけないと、死ぬまでに終わらなくなりそう(笑) 本来なら計画の最初の方から取り掛かるべきなのだが、今回は“去年に引き続き”関西急電を選択。去年のは両方代用編成で、本来の80系編成がない状態に気付いたのだ。厳密には、以前に一度作っている過去ログによると9年前。制作世代的には一つか二つ前で、何より動力が鉄コレ動力を延長改造したもので調子が今一つ良くない。4連の「登場時編成」だから、代用編成とは時代が噛み合わない仕様でもある。ここらで、5両“フル”編成の正調関西急電も整備しておこう、となった。 余談。過去ログを探っていて、この9年前もいろいろあったなあ、と。まだ粗製乱造して楽しんでいた時期なのだが、ハンダ付けデビューしたり、阪急電車の制作で自分なりの究極を探求し始めたりしている。あの時は「これぞ究極!」と思ったもんだが、今年またその「究極」を更新してしまった。今は今が最高の時と思っているけど、また何年か経つと去年や今年作った車両が“古く”見えるんだろうか。その時はその時で、またその時の“最高”を楽しんでいることだろう。
さて、改めて作るからには、前のものより“ハイグレード”なものにしたい。というか、前作に改善点が見られるからこそ改めて作るわけだ。前作で満足していたら、中間サハ1両だけを作って増結して5両フル編成にすればいいだけの話なのだから(実は当初はその予定もあった)。基本的な技術は何も変わらないけど、新たに気付いたこと(見落とし点)、そして先述の動力のアップデートがポイントになる。
1:屋根布の貼り付け範囲 80系のいつ頃までかははっきりとは把握していないが、少なくとも関西急電の登場したての頃は、屋根布が屋根全面には貼られておらず、屋根肩部が車体色(関西急電ならぶどう色3号)の張り上げ屋根風だった。9年前は知らなかったので、普通に屋根全体をグレーで塗装していた。 2:妻面の窓 グリーンマックスのキットは一次型を謳っており、妻面もその通りになっている。実車では二次型以降で窓が変化していて、キットそのままでは正確な二次車は作れない。妻面だし目立たないからまあいいか……という話なのだろうけど、今回はせっかくだから再現予定である。 3:前面窓のサイズ 前作は何かちょっと違うなーと思っていたのだが、どうやら天地方向のサイズが足りなかったみたいである。写真と見比べて、今回は大胆に(?)大きく削り広げてみる予定。
他、最近行っている加工は取り入れる予定。幌枠の別パーツ化、台車間隔の適正化(車体長がそもそもなのでここを一律90mmにするのが適正かどうかは分からないが、少なくとも動力ユニットと揃う)、抵抗器の銀塗り等々。毎度思っているが、出来れば今回のを“決定版”にしたい。同じものを何度も作り直していると時間がいくらあっても足りないからね(笑) 加えて、「80系一次型」の板キットは入手困難で再生産も期待できない。年度による差異を再現した編成を何本か作ることを考慮すると、今回が“ラストチャンス”と考えるべきなのだ。
例によって「書かなきゃいいのに」の完成予定時期。出来れば今月中に終わらせたいのだが、多分9月にずれ込むと思う。戸袋窓の復元とドア抜き加工で予想以上に体力を消耗した。焦って失敗したら元も子もないので、集中力が発揮できる範囲で進めていくことにする。 (2016-56 08-01)
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