橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成27年3月分

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平成27年3月27日

16日/両?

  昨日の予想(願望)、惜しかったですねー(棒読み) 1対4になったときにはもう負けだと思ったけど、勝ってくれて良かった。この際内容にはケチはつけまい(というほど悪い試合展開でもないし)。なお、下書き段階では
「今年も阪神タイガースは期待できそう頭の痛い年になりそう。」
となっておりました(笑)
  さて、クエ9423は実はそこそこ順調に進んでいる。これ1両だけに集中すれば作業開始から二週間強で完成するんじゃないかな?と思っている。現在の予定ではこの後、塗装直前まで進めてからクモハユニ64000の組み立てに取り掛かる。さて、二週間強を仮にここで“16日”とすると、同じペースで5両編成作ると何日間になるだろう? もちろん複雑な計算など要らなくて、80日となる。先日の関西急電第二次代用編成は、完成までに90日弱を要した。かなりスローペースだと思っていたのだが、思ったよりは遅くない。モハ70を大改修したり、屋根色で頭を悩ませられたり、連結器関係で予定外の事態が発生したり……と、いろいろ時間のかかる要因があった割には順調だったのかも。今回のクエ9423も予定外の加工はしているので、1両あたり16日というカウントもどうかとは思うが。それに、10年ぐらい前?だったかには、同じ期間で阪急電車8両を作ったりもした。しかもあの頃は非常勤講師として勤めていて今より時間なかったのに。もちろん、今の方が手間の掛かるものを手間を掛けて作っている、というのはあるが、今の方が時間の使い方が下手な気はする。うーむ、そこは反省だな。
  キット付属のダミーカプラーを使わないことにしたのだが、その分ディティールの密度で劣ることになる。実車でそれがどういう役割を果たすものかよく知らないのだが、見た限りは胴受けの取り付け座? 国鉄型であれば戦前型の平妻車前面に見えるもので、半流車等(52系や80系、70系、そして63、73系も含む)では車体裏側に隠れるのか見当たらない。クエ9423はどちらかというと半流タイプになるのだが、元が国鉄ではなく鶴見臨港鉄道の車両なのでこの法則(?)には当てはまらず、国鉄平妻車同様の部品が見える。今まで敢えて手を出さなかった部分ではあるが、ちょっと今回試しに自作してみようか検討中。キット付属の部品ほど細かいものは作れずとも、それらしい雰囲気の物になればいいかな。何はともあれ、作ってみようというチャレンジ精神は大切。試作して上手くいけば採用するし、そうでなければ見送ればいいだけのこと。そして、上手くいった場合は過去作にも遡って追加加工してみたいところだ。
  一昨日ぐらいに気付いたのだが、銀河モデルも4月から一部部品の値段を上げるらしい。例のテールライトはどうかというと、それでもタヴァサパーツよりは充分安いのだが、もちろん値上げは嬉しくない。一瞬慌てて買いに行こうかとも思ったのだが、往復の電車賃を考えるとあまり有意義な行動とは言えない。しばらくは手持ちのストックもあることだし(現在のペースで行けば、2〜3年分ぐらい?)。そういや、グリーンマックスのキットも一部値上がりが始まっているのだが、先日某店の店員さんに「旧国キットも多分上がります」という情報を頂いた。が、値上がりしなかった。おいこら(笑) 情報が間違っていたことに怒るより、値上がりしなかったことを素直に喜ぼう。
  クモハユニ64はクモハユニ44とクハ68(もしくはクモハ51)の切り継ぎ加工で作る予定だ(もちろん単純に切り継ぐだけでは完成しないが)。クモハユニ44は手持ちがある……と思っていたのだが実はなくて、通販で注文。余談だが、クモハユニ44は身延線セットに入っていて、それを持っていたと勘違いしていたのだ。棚に積んであったのは飯田線セットの方で、それに入っているクハユニ56の前面オマケパーツも必要だったりする。クハユニ56本体用の前面も加工すれば使えそうで、そうした方が複数両作るときは効率が良かったりする。クハ68もしくはクモハ51の前面パーツも頑張れば使えるが、綺麗に修正するのはちと面倒かもしれない。で、届いたクモハユニ44を早速開封して側板に定規を当ててみる。予想通り、実車の1/150よりは少し大きい(GMキットはそういうのが多い)。逆にクハ68(クモハ51)は少し小さいので、足して2で割って調整すれば何とかなりそう……かな? 実際作業を開始してみないことには何とも言えないが、少なくとも現在は後の心配はせずにクエ9423に集中できている。さっきの「16日/両」の法則が当てはまれば、2両まとめてゴールデンウィーク入るまでに完成しそうだが、さてどうなることやら。

(2015-20 03-11)


平成27年3月26日

明日からまた頭の痛い日が始まる

  気が付けば明日はプロ野球開幕ですね! というわけで、恒例(というほどきっちり毎年は書いてないような気がするが)の順位願望を書いておきます!(チーム名は一部を省略させていただきます)

一位 阪神タイガース
二位 広島カープ
三位 ヤクルトスワローズ
四位 中日ドラゴンズ
五位 横浜ベイスターズ

予想じゃなくて願望ですから。あと、一つ書いてないところがありますが消去法で埋めてくださいね。

開幕戦予想スコア(阪神対中日)

中日|001 000 100|2
阪神|100 102 01×|5
勝:メッセンジャー
S:オ・スンファン
負:山井大介
本:福留(1)

まあこちらも、予想というよりは願望がかなり入ってますが(笑) 2年前にシーズン初生観戦試合を予想したら、かなりいい線付いたので二匹目のドジョウ狙いで(2年前の時は後輩に予想を書いたメールを送信。去年は似たようなことをしたが大外れだった)。

(2015-19 03-10)


平成27年3月24日

またまた作業の進みが悪い理由

  クエ9423他(?)の進捗状況(?)
  数日前に記した通り、テールライトは銀河モデルのパーツを採用。なのだが、実車写真とパーツとを見比べているうちに、タヴァサのパーツの方が似ているように思えてきた。銀河モデル採用の理由は主にコストパフォーマンスにある。以前は銀河でもタヴァサでも大差なかったのだが、数年前ぐらいだったかにタヴァサのパーツが(実質)値上がり。お値段据え置で入り数が半減……これは痛い。現在は2個で370円(多分税抜き定価)。片運車なら1袋、両運車なら2袋必要で、後者だとグリーンマックスの車両キット1両分に匹敵するお値段に。ただでさえ別売りパーツてんこ盛り盛り(って言うほど盛ってるかどうかは不明)でコストは上昇する一方なので、出来れば削ったところは削ったままにしておきたい。完成させた車両を見る分には銀河のパーツで許容範囲内なのだが……許容範囲内ということにしておかないとドツボにはまるだけだよなあ。
  そんなことで悩んで現実逃避?に『ザ・ベストNゲージ 旧型国電』というムックを見ていたら、クモハユニ64について面白いことが書いてあった(*1)。飯田線時代の写真で銘鈑が剥がれた(外した?)ものが載っていて、下から見えるのは大糸線の旧国と思しきスカイブルー。説明によると、大糸線時代にはこの位置に銘鈑はなく、岡山に転属した際に銘鈑を取り付けてからぶどう色を塗ったのかもしれないとのこと。つまり、銘鈑がマスキングテープと同じ役割を果たしたということで、大糸線時代に青く塗られた可能性があるということだ。可能性も何も、ほぼ動かぬ証拠に見えるのは私だけだろうか?(笑) まあ、職員の悪戯で銘鈑を外した後を青く塗った可能性が完全にゼロとは言い切れないし、青く塗ったものの本線上を走る機会がないまま岡山へ転属になったとかいう可能性もある。でもこれで一つ確定したのは、「青いクモハユニ64も作っちゃえ」だ(笑) 話はこれで終わらないのだが、長くなるので今日は省略。
  同じ本のクモハユニ64の作例は連結器周りの作り込みがしてあった。配管のコックは「割ピンを使って作成」したそうで、その手があったか!と。私が前回作った物は、真鍮線に真鍮パイプを細切りしたものを被せただけで、コックの取手?は省略している。その作例では割ピンの足を曲げてその取手を再現してあるのだ。これは使えそう。その記事では割ピンしか触れられていないが、写真を見ると真鍮パイプか何かを通した上にさらに割ピンしているようにも見える。コックはちと複雑な形状をしているので、真鍮パイプと割ピンの二段構えの方がリアルにはなりそうだが……当然作業量は増えて面倒だ。さて、模えるところだけに真似したいけど、どうしようかなあ。

*1 結構前に出た本で、購入時に一通りさらっと読んではいたのだが……当時はクモハユニ64なんて頭の中になく、該当ページを読んでいたとしても記憶に残すことなく現在に至る。故に今更のように「おっ、こんな写真出てるやんけ」となったわけである。この本、(当たり前かもしれないけど)飯田線旧国のページ数が多くて購入時は「外れだな……」と思ったのだが、このクモハユニ64の写真1枚でかなり価値が上がった(笑)

(2015-18 03-09)


平成27年3月20日

こうしてまた今日も日が暮れていく

  昨日話をしたクエ9423、当初は“素組み”程度で素早く作ってしまう予定だったのだが……実車写真を観察しているうちに細かいところが気になりだしてしまった(笑) 主な気になるところは貫通側の前面。幌枠の形状が東急キットとは異なっていて、雰囲気に違いが。あれこれ考えた結果、余っていた72系の妻面パーツから幌枠を切り出して移植してみることにした。そこまでは良かったのだが、次がいけない。幌枠の取り付け方を考えながら図面を見ていたら、前面窓の横幅も結構違うことが判明。非貫通側の前面は概ね合っているのだが……。目を瞑ってそのまま行ってもいいのだが、幌枠に若干干渉してくるので修正した方が気分的にはすっきりする。作業量が増えてしまうのでできればやりたくないところだが、さてどうしよう。
  ところでこのキット、このキットとGMの東急キットの他の別途購入品は台車とパンタグラフ“だけ”となっている。GMキットは最近オールインパッケージのものもあるが、かつては台車と動力、パンタグラフ別売りが当たり前だったので、この程度の別売り品だと「全部入っている」感じがする。実際ホワイトメタルのパーツで、ダミーカプラーやヘッドライト、テールライト、床下機器の一部や屋上機器が一通り揃っていて、コンバージョンキット第一弾としてかなり意欲的な内容である。が、残念ながら今日改めて見ていて感じたこと。“使える”のは床下機器とランボードぐらいかなあ。当初ダミーカプラーは模える出来栄えに感嘆していたのだが、やや大味な感じがして本日正式(?)に使わないことを決定(?)した。線は太いもののリアルな形状の排障器までが一体成型のこの部品、致命的だったのは連結器本体があまりにもダサいこと。連結器周りの諸々を一体に成形したのが悪影響を及ぼしていると思われるのだが、せめて連結器本体だけでも別成形にしていれば違ったものになっていたんじゃないかと思うと非常に惜しい。ヘッドライトは本体は悪くないのだが、レンズがちとイマイチ。銀河モデルのパーツを余しているのでそちらで行こうと思う。テールライト、ジャンパ栓受け、信号炎管はダメダメなので、銀河モデルやカトーのAssyパーツで賄おう。避雷器はカトーのAssyと一長一短なのだが、シャープさでカトーAssyに軍配を上げる。ランボードは普段自作しているのだが、キット付属の部品で何ら不足はない(というか、自作するよりもカッチリしている)。ダミーカプラーのみ代わりをどうするか決めていないが、コスト重視なら余りまくっているGMキットの何か。ただ、GMキットのそれもイマイチな印象しかないので、コスト度外視でTNカプラーを取り付けるという考えもあるかもしれない。
  なんてことを考えていると、今日もあんまり作業が進んだ感じがしない。クモハユニなんて手を付けていないで、クエに集中してさっさと作り上げて、来月中に当初の予定のものに取り掛かる努力をした方がいいかもしれないね。

(2015-17 03-08)


平成27年3月19日

ザ・セツ

Q:作る予定の、もしくは作っている模型の詳細を秘密にするのはどうしてですか?
A:予定は変更になることがあるから。制作中のものは、途中で中止した時に何か恥ずかしいから。

  計画変更の例。先日完成させた関西急電第二次代用編成の次に作る予定だったものがある。仮に“A”としておこう。ところが、ちょっといろいろあって“X”が割り込むことになった。で、X作るついでにYも作ろうってことになって、さらに色が同じだからという希薄な理由でZも作るかもしれない。こんなことしているうちに、“A”への情熱が一時的に薄れたりして延期になったり……するかもしれない。
  あまり秘密にする必要もなくなったので、“X”の正体を明らかにしておこう。キットとしてはクハ55。クハ55の中でも、クロハ69改造車の151〜(奇数番)となる。去年の終わりに某ショップで、ショップオリジナルのキットを発見したのが話の始まり。素材はアクリル樹脂……と聞いてピンと来る人は鋭い。今話題の(今日の場合本気で“今話題の”である)3Dプリンターで製作された模型素材なのである。キット本体の素材としては、私にとって今回が初となる。そういうわけだから、いろいろと不安要素もある。一方で、ショップオリジナル第二弾第三弾……と続くようなので、欲しい車種が出て、尚且つ組み立てに支障がなければ買っておきたい。そういうわけだから早期に1両組んでおかなければいけないのだ。だから計画通りなら“A”を作り始めているところ(この期に及んで“A”の中身は秘密)、現在は“X”及び“Y”の組み立てに着手しているのである。
  で、結論として、3Dプリンターによるキットは少々面倒で、早速ギブアップの意志が固まりつつある。理由は3Dプリンター独特の“積層痕”。普通に成形されたプラスチックや、あるいは板材削り出しのものと違って、3Dプリンターには出力した際の筋のようなものが残る。高価な3Dプリンターであればまた違うのかもしれないが、少なくともこのキットの積層痕は目立つ。当然削ってしまえばいいわけだが、車体全域に渡る筋を消すのは面倒である。特に旧国の場合、シル、ヘッダーもあるわけだ。それでも、グリーンマックスからは出ていないクロハ69の窓配置を再現するよりは楽だろう……と思って着手したのだが、アクリル素材の硬さによるものなのか素材の特性なのか、ヤスリが目詰まりしやすく思ったよりも作業がはかどらない。ついでに言うと、アクリルは通常のスチロール樹脂用の接着剤では接着不可能らしい。瞬間接着剤が推奨されているが、車体の組み立てに瞬間接着剤はあまり好かない。ついでに言うと、キットの側板がクハ68のものよりも0.5ミリほど短い。ただでさえスケールよりやや短めのクハ68よりさらに短くしてどうする。屋根板もそのままでは入らない可能性が出てきた。クロハとして組み立てる予定だったが、だんだん面倒になって来て適当に手抜きした上で形にしようかとも思った。しかし、3Dプリンターによる模型素材がいかなるものか確認できたので、これ以上組み立て作業を続行する意味がどれほどあるだろうか。今手元にあるこのキットを組み立てても、このシリーズの第二弾は買わないことに変わりはない。ならば現状のテンションでこのキットに力を注ぐのは得策とは言えず、半永久的にお蔵入りしてもらうのがベストではないか――と考えている。勿体ないけどね。金属キットよりは安いけど、GMの旧国キットの何倍かするものを2両も買ってしまった(クロハとクハそれぞれで作るつもりだった)。これはちょっと失敗だったなあ。
  “Y”について。これは既に話をしたことのある救援車クエ9423である。メーカーは湘南電車というところで、さっき調べたら車体キットを発売するのは初めてらしい。GMの東急旧3000系(3700系?)を利用するコンバージョンキットなのだが、これのために東急キットを買ったら東急にも興味が湧いたという極めてよくあるいつものパターンである(笑) “X”ことクロハ69の方がメインだったのに、ついうっかりクエ9423の方に先に手を出してしまい、クロハは中止だけどクエはこのまま完成させる予定。ついうっかり次に東急……という流れにはならないよう留意します。まあ、そうなっても誰も特に困らないだろうけど(笑) 後輩がちょっと喜ぶかな?とは一瞬思ったけど、後輩も旧車にはあまり興味がないみたいなので多分関係ないな。最後の“Z”は、クモハユニ64。実車の詳細は割愛するが、大糸線時代と岡山電車区時代の両方を視野に入れていて、今回はひとまず大糸線仕様。大糸線の旧国というと青22号なのだが、クモハユニ64が青になったことはないらしく(ひょっとしたら他の車両が青く塗られる前に転属したのかも)、模型でもぶどう色2号での制作予定だ。クエ9423も鳳電車区所属だが、朱色1号には塗られずぶどう色2号だったらしい。そんなわけで、色が(クロハと)同じ、1両単位、という理由で“便乗”するかもしれないのだ。なお、クモハユニはタヴァサからキットが出ているのだが、時代設定が違うのと、コストカットのために根性でGMキット改造を目指している。面倒さが想定より上だった場合、どこかで手を抜くか、もしくは次回送りにすると思います(笑) 制作が楽勝だったら、もう1両余分に作って青く塗って遊ぶんだけどな〜。

(2015-16 03-07)


平成27年3月14日

模型が完成したよ

  文章打ち込んでたら日付変わってしまった。でも14日付で更新しちゃおう(爆)

関西急電第二次代用編成完成

  ようやく今年最初の5両が完成。次に作るものは決定していて、色以外は関連性のないものを2両。気が向けば同じく関連性はないけど色が同じものを1両追加。それが終われば、元々は関西急電第二次代用編成の次に作るつもりだったものに着手。さらにそれが終わればまたエボキットで山手線でも作ってみようかな?というのが現在の大まかな計画。夏ごろまでにそこまで消化できれば、年内に例の東急が作れそうなのだが、さてどうなることやら(時間的にも私の気分的にも)。

(2015-15 03-06)


平成27年3月12日

またしても某ヨの悪口(笑)、他

  某ヨから始まる家電量販店でとある買い物。いつも買っている品物なので値段を覚えているのだが、値札シールに3930円といつもより40円安い価格が。値下げしたのかな?と思ったが、奥にあった同じ商品の値札も棚の表示も3970円。何が何だかよく分からないが、まあ3930円でも3970円でもどっちでもいいやと思ってレジに持って行った。

「3760円になります」

  ――!!!?!?!?!????

某ヨ(以下略)ではよくあることだが、値札ガバガバ(笑) 安い分には構わない……といいたいところだが、今日の場合間違えた商品を買ったんじゃないかと少し不安になったぞ(笑) 全く、何をどうやったらこうなるのかよく分からない(単に値札の付か替え作業を怠っているだけか)。今まで値札より高かったことはないのだが、値上げするときは皆で真剣に値札チェックして張り替えているのだろうか? 値下げの時に真剣度が下がるのはどういうことだ……大阪の店舗に関してはそれでも構わないのだろうけど。まあ、某ヨ(以下略)ではよくあることだ。
  ところで、その某ヨ(以下略)のインターネット通販サイト、私のアカウントでアクセスすると「これを買った人はこれも見てます」の欄に現在『エマ』の1巻から7巻までがずらっと並ぶ。いやあの、全部そちらで購入したんですが。購入履歴のデーター見て表示させてるんだから買ったって分かってるでしょう? 同じ漫画の同じ巻は基本的に2冊以上買いませんよ。せめて続きの8巻以降を表示してもらえないだろうか(苦笑) これは某ヨ(以下略)に限らず良くあることらしい。某Jの場合はそういう項目がないのでそういうことはないのだが……。

  その買い物の前に、カメラを見ていた。あれから色々と考え直し、GH4は諦めてD810狙いに路線変更。4K動画とか寄り道している余裕ががあったら本気カメラに力を注ぐべき、ということである(この場合の力とは資金力のことである)。もちろんソニーがαマウントの一眼レフを復活させれば話は別だが、そろそろ夢を語るのではなく現実を見ようではないか。ただ、今すぐにD810を買うわけにもいかないので……大体1年後ぐらいを目処に考えている。
  D810を連呼しているが、D750が視野にないわけでもなく、今日は両方触って来た。一番気になるのがフロントダイヤルで、回しにくい。意外とα77は考えられたレイアウトなのかもしれない(参考までに、α-9やα-7などもフロントダイヤルには角度が付けられており、操作しやすい)。次に、撮った写真を確認するための再生ボタンも左手側にあって操作しにくい。左手は常にレンズを支えていたいのに……。他、もしニコンに移籍するとなるとかなり慣れる必要は出て来そうだ。ソニーが(以下略)
  良い方の話もしておこう。24-70mmF2.8や14-24mmF2.8に関して言えば、レンズが持ちやすい。ソニーのツァイス銘入りのF2.8のレンズは寸胴で、やや手が小さい私には持ちにくいのだ。カメラにセットした状態であればそこまで気にならないが、レンズ交換の時など落としそうでいつも怖い思いをしている。望遠ズームであれば太くて持ちにくいのはしょうがないけど、標準と広角は何とかならないのか(広角は持ってないけど)。あ、ニコンのF4の望遠ズームも細身で持ちやすかったなあ。当然F2.8の方が欲しいんだけど、F4もそういう意味では魅力的?
  またダイヤルの話に戻るが、Dfもついでだから触って来た。大きさ重さを考えるならかなり魅力的だが、画素数の割に値段が高く(ボディに金がかかってる?)、いくら高感度に強いとは言え35ミリ判フルサイズなのにα77より画素数が少ないのはちょっと買い辛い。Dfはマニュアルカメラの操作系を継承?しているので、シャッター速度を選択するダイヤルが上面に付いている。このダイヤルは1段ごとになっていて……今時シャッタースピードの選択が1段おきなのは使い辛いだろうと思っていた。ところが今日いろいろ触っていると、前面のダイヤルで1/3ステップで(設定いじくったら1/2ステップになるのだろうか?)調整できることを知った。確か富士フィルムのどの機種だったかも同じ方式だったと記憶している。中間シャッターを選択するときはツーアクションになってしまうので面倒だが、出来ないよりは数千倍マシである。但し、このダイヤルが妙に硬いというか回しにくい位置というかで、人差し指一本では操作できなかった(展示機でダイヤルが痛んでいた可能性はないではないが)。このダイヤルを使うにはカメラを持ち直す必要があって、マニュアルでブラケットする私には致命的欠陥とも言える設計である。いくら今、半段シャッターが選択できないマニュアルカメラを使っているとは言え、私としてはやっぱりDfは選択肢に入って来ないなあ。

  さらに話は別方向へ飛ぶが、昨日甲子園球場へ野球を観戦しに行くにあたってカメラを持って行った。マイクロフォーサーズのE-PM2で、レンズは……義兄にパナソニックの100-300mmF4.0-5.6を貸してもらった。実はこのレンズ、一時期買おうかどうかとても悩んでいた。E-PM2のダブルズームキットには40-150mmが付いていたのだが、コンパクトなマイクロフォーサーズ機だしもうちょっと望遠側が欲しいと思ったのだ。オリンパスの300ミリズームはF値が半段分暗く、私にはパナソニックの方が魅力的。で、最近の私はカメラへの投資に慎重なので、「欲しい」まま結局買わずに今に至る(笑) 先日義兄と話をしていて、100-300mmを持っていることを知って、ちょっと貸してもらうことにしたのだ。
  パナソニックは手ぶれ補正がレンズ側に搭載されている。ソニーのαシリーズもオリンパスのデジタルカメラも手ぶれ補正はセンサーシフト式なので……手ぶれ補正入りレンズを実用するのは今回が初である。E-PM2の設定にはレンズ補正優先という項目があるので、ここをオンにしてカメラを構えてみた。ちょっぴり感動。手ぶれ補正をレンズ側に持ってくるメーカーの主張が分かった。ニコンに“移籍”するとこんな感じかあ……とちょっとした予行演習?にもなったし、ファインダーのないE-PM2でこの望遠レンズは使いやすく魅力的だった。GH4の購入計画を復活させることはないけれど、この望遠レンズはやっぱり買っておこうかな?

(2015-14 03-05)


平成27年3月11日

観戦記録

  まずは一勝。オープン戦だけど「阪神が勝った」という事実に揺るぎはない。負けてたらカウントしないという考え方もあったが勝ったのでカウントする(卑怯)。まあ冗談はさておき、一勝は一勝なのだ(やっぱりカウントするのかよ)。ちなみに人生二度目のオープン戦観戦で、確か前の時も勝った記憶がある。その日も雪が降っていて、甲子園じゃなくてスカイマークスタジアム(当時は確かそう呼んでたような)。途中、降雪によるコールドゲームで7回ぐらいで終了したっけな。マイク・キンケードという選手がホームランを打ったっけな。その時は当たりだと思ったんだがなあ(遠い目)。
  さて、本日は3月11日。5回裏終了後に全員起立で黙祷が行われた。その際にふと思ったのだが……あいつら黙祷しとらんやんけ。「あいつら」とは「カメラマンの人たち」である。ベンチ前の選手たちを撮影していて黙祷してなかった……と思う。断言しないのは、もちろん黙祷中は目を瞑って見ていなかったからだ。実際のところカメラマンが黙祷そっちのけで撮影していたのか地面に片膝付いたままで黙祷していたのか(あるいは私が目を瞑っているうちに素早く立ち上がって黙祷して私が次に目を開くまでに再度しゃがんで写真を撮っていたのか)は知らない。が、去年や一昨年に黙祷中の選手の写真を見たような気がするから、今年も多分黙祷そっちのけで撮影していたんじゃないかな。ただ、全員一斉の黙祷の前もしくは後に関係者用通路とかでやっていたかもしれない。厳密に言えば我々も地震発生時刻よりは遅い時間に黙祷した(5回裏に7点入れてたから3時頃になった)。カメラマンの人たちは先に済ませていた、と考えた方が話は丸く収まるよね。うん、そういうことにしておこう。
  話は観戦に戻るが、寒かった。雪は降るし風は冷たいし太陽は雲に隠れるわの三重奏。おまけに阪神野手陣のバットが扇風機状態に近くて寒かった。5回に入ってあまりにも寒いから、同行していた後輩と一緒にうどん啜りに行ってたんだけど、そしたら急に打ち出す間の悪い人たち。試合自体はモニターで見ていたのだが、隣にいたおじいちゃんの解説によると打たれたのはドラ6ルーキーの選手だとか。詳しいなあ……広島ファンだったのかな? 今日は先発の野村が1回でK.O.(物理的に)されたので、本来は投げる予定ではなかったところ急に登板したのかもしれない。ちょっと酷な一軍マウンドだったね。でもまあ、仮にも一軍に同行してベンチ入りしていたわけだし、“いい経験が出来た”と思って次に生かしていくしかないんじゃないかな。と、阪神じゃない選手のことを心配してしまう私なのであった。
  阪神の選手で心配なのは……柴田。今日は1打席だけだったのだが、ボールがミットに収まってからバットが出てたような気がする。それも2回も(繰り返すが、今日はその1打席のみ)。キミは何をしに一軍の試合に出たの? 変化球でしつこく攻められて、最後にズバッとストレートが来た、とかだったらしょうがないけど、直球しか投げられてないよ? ファーストストライクで振り遅れて、最後も降り遅れて……相手が投げたボールの球速が160km/h越えとかだったらしょーがないけど、至って普通の140km/h前後だったよ? まったくもう、それでも一軍経験のあるプロ選手なの?
  そんなこともあったけど、とにかく今日は寒くて観るのもするのも野球日和じゃなかったよ。

(2015-13 03-04)


平成27年3月10日

もろもろ

  MDプリンターでプリントしたいものがあったので、現在の主機であるWindows8.1マシンにドライバーをインストールしようとした。まあ多分ダメだろうなと思ってたんだけど案の定ダメだった。仕方がないので副機であるWindows7マシンにインストールしようとしたが……これもまたダメだった。おかしい、2年ぐらい前に一度使ったはず(2年前は副機が主機だった)。いろいろ調べると、どうやらディスクからのインストールという手段は使えないようでごにょごにょ。そういやこんなことしたっけなあ、と面倒?な手順でインストール。無事完了して、印刷したいデーターも即興で作って、そいでもって印刷も滞りなく出来た。1年以上ほったらかしだったMDプリンターだが、腐らず壊れず滅さず動いてくれた。

  制作中の関西急電第二次代用編成はぼちぼち作業進行中。ボディの塗装が終わってパーツ付け始めてるのに、下回りで未塗装の部品が残っているのは何か奇妙な気分。普段は全部塗装出来る状態になってから塗装して、小パーツの取り付けは全部の塗装が終わってからやっているから。今回はいろいろあって作業手順がちょっと特殊だ。あともう一点、ヘッドマークを何とかしなきゃいけない。実車は80系と同じもの?を常に付けて走っていたよう。何年か前に制作した80系登場時仕様には付けていなかったが、登場時には付いてなかったらしいのであれが正解。で、関西急電のヘッドマークは平面じゃなくて中央部で折れ曲がっている。おそらくクハ86形の先頭形状に合わせたのだろう。模型ではそこをどう処理するかがちょっとしたポイントになる。あ、そうそう先日の画像で〜で書き忘れていたこと。実は先頭部の塗り分けラインはあれで合っているのか不明。数行前に書いたようにヘッドマークを常に付けて走っていたようで、ヘッドマークを外した写真には出会っていない。つまり、ヘッドマークの下でクリーム3号とぶどう色3号がどのように塗り分けられているのか分からないのだ。でもまあ、普通に考えて直線だよなあ? ヘッドマークで隠れる部位をわざわざ凝った塗り分けにする必要性が感じられない。色を塗った職員さんたちが何かの拘りもしくは悪戯心でも持っていない限り。
  週末頃には最低でも仮完成の姿をお披露目できると思う。ヘッドマークが間に合うかどうかが分からないのと、例の床下ディティールアップパーツはこれが終わった後まとめて数を作っておきたいと思っているので、その辺りで「仮」になる予定だ。

  バッティングセンター通いはまだ続いている。先日、「ホームラン」のボードに6発も打球を当ててきた(直撃のみカウント)。過去の1日での最多は2発だから、一気に3倍である。しかもその内容がこれまた私の中では記録的。前にも説明したとおり、行ったらまずは30分貸切で打っているのだが、貸切中のラスト3ゲームで4発。内訳は1発、2発、1発である。1ゲーム中に2発当てるのは今回が初。連続した2ゲーム以上で当てるのも初。貸切中はホームラン賞が貰えないのでちょっぴりもったいない気もするが、折り込み済みなのでキニシナイ。それよりポコポコ当たって楽しかった。その後少し140km/hを打った後左打席へ。その日ラストにしようと思ったゲーム中にまたしても2発。初の1ゲーム中2発を打った後、追加でまたしても1ゲーム中2発。しかも左打席で2発というのがポイント。今まで1日で2発打ったことはあるが、左で2発というのは今回が初なのだ。というわけで2発分のホームラン賞を貰って帰って来た。次の目標は2連発(2球続けて)と140km/hを叩いての“ホームラン”だな。ってまあ、あんまり“ホームラン”は重視してないんだったっけ。

(2015-12 03-03)


平成27年3月5日

今年第一回目の画像で〜

  去年はなんと6月まで画像がなかったようなのだが、今年は3月で第一回目。随分改善されたものだ(呆れ)。

関西急電第二次代用編成、作成中

(2015-11 03-02)


平成27年3月2日

ザ・2月の読漫画感想文

  2日遅れてしまったが“いつもの”やつである。まああれだよ。2月ってちょっと短いから今日ぐらいがちょうどいいんじゃない? って去年も書いたような気がする。これから先、2月の読漫画感想文は3月にずれ込むのが“いつものこと”になったらどうしよう(*1)。

*1 どうもしない
*2 昨日は後輩が遊びに来ていて更新できなかった
*3 一昨日は昨日の準備していて更新を忘れて寝てしまった

【エマ】2巻(既刊):☆☆☆☆
  想像してたのとまったく違う展開に。もっと平和?な漫画だと思っていたのだが、とてつもなくシリアス。唐突にケリー先生お亡くなりになって超ビックリだよ。まあ、予兆?みたいなのはあったにせよ、こんなに突然というのは驚きと言う他ない。2巻予告の「眠り」って永眠の事だったのか……。森薫の他の作品見てる限りこういう話は予期できないのだけど、第一作目はこんなのだったのか。

【エマ】3巻(既刊):☆☆☆★
  メイドの漫画だと思って買ってるのに、エマがメイド辞めちゃってどうするんだよ、と思ってたら故郷に帰る途中で“就職先”を調達して再びメイドに。そういやどこかで「この時代はメイドぐらいしかまともな職業がなかった」って書いてあったの読んだなー(*4)。ウィリアムのことがなければ普通にこのままメイドの漫画が続くんだろうけど、これ一体どういう収拾の付け方するんだろう。

*4 『シャーリー』の2巻(同じ作者の別の漫画)のあとがきです。

【明治異種格闘伝 雪風】1巻(新刊):☆☆☆
  新刊だが予定外の一品。久しぶり?に格闘漫画だ。ネットで立ち読みして購入を決定したのだが、その要因とは? 橘雪翼と漢字が一つ共通しているからです!

  ――嘘です

まあ、何となくである。漫画買うときってそういうものなのである。フィーリングフィーリング。さて、こんな話してても先に進まない。
  時代は明治(ってタイトルにそう書いてあるね)。1巻の話をざっくりまとめると……雪村風太郎はこの時代にしては珍しくボクシングの使い手。藩主……って明治だから藩主ではないのか。まあ、元藩主が御前試合を計画するものの、家臣の源右衛門は出場者を探せずに右往左往していた。その時に風太郎と出会い……紆余曲折あって目出度く?出場と相成った。
  絵は上手い。とかくと私の場合続けて「でも漫画の画になってない」って言いそうだけど、この漫画の作者の場合、その辺もきっちりぬかりがない。話の組み立ても良い。のだが、1巻がこのいいところで終わるのはどうかなー(不満顔)。1〜2巻あたりだけは主人公が“無双”して話がとんとん拍子で進むのもアリだとは思う。でもまあ、そういう漫画が多い中、敢えて始まったばかりの1巻から一進一退の緊迫した試合を繰り広げる、という展開もこれはこれでアリなのかもしれない。とは言え、最近物語のテンポにうるさい橘クンの評価は☆3つ止まりなのでした。続きに期待しない、という3つ止まりじゃなく、2巻以降の展開に期待を込めての☆3つである。

【私立ブルジョワ学院女子高等部外部生物語】(既刊):☆☆(中盤まで)☆☆☆★(終盤)
  既刊だが先月発売されたてほやほやの新作。タイトルだけだと唐突にも思える漫画だが、『ザワさん』の三島衛里子作品である。作者買いってやつですね。固定ファンが付くと漫画家は心強いですね。私の場合、この作者の漫画なら買う!というのは某月伸何とかさんとか某森薫何とかさんとか(後者全然ぼかせてない。F256ぐらいくっきり? デジタルだと回折のせいでボケボケ……フィルムでもそこまで絞るとダメっぽいが)。まあ断わっておくと、別に三島衛里子のファンというわけではない。まあ結局のところ、橘雪翼の95%を構成すると言う「何となく」ってやつである。さて、こんな話してても先に進まない。
  紹介文によるとセミ・ドキュメンタリーらしく、最近私が買った漫画の中では『山賊ダイアリー』ぐらいは真実なのだろうと思っている。話は、中高一貫のお嬢様学校に高校から入学した主人公(≒作者自身)の様々な思いとか出来事とか。私も中高一貫校に通っていたので、この辺りの機微はよく分かる……はずもなく。だって男子校と女子校じゃ全然違うよねー。それはともかく、中盤ぐらいまでは期待してたほどは面白くなかった。感想文を「ふーん」の一行で終わらせたろかと思ったぐらい。が、全ては“かかし”である。途中までオチはあるけど大して山場もない物語がダラダラ続いていたのに、最後の最後でちょっといい話で締め括りおって! というわけで、イレギュラーながらタイトル横に記した変な評価法になっております。

【エマ】4巻(既刊):☆☆☆☆
  再び『エマ』です(笑)
  やはり3巻終盤で出てきたご婦人はウィリアムの母親だった。にしてもこの人たち、作者の森薫の趣味というか欲望というかに忠実に従う登場人物だな。漫画の世界では作者は神様だから仕方がないか。
  ということで(どういうことで?)二人は運命の再会を果たす。「運命」と書いて「作者のシナリオ」と読むのですよ。あ、ちなみに、現実世界の運命は神様のシナリオですから(いみふめい)。しかし、エマの視力が気になる。私もどきんちゃん(*5)なのだが、眼鏡を外してもそうそう何かに躓くようなことはない……と思うたぶん。そうか、家の中で裸眼でも足元に何があるか大体分かっちゃいるけど、勝手知らない他人の家だとそうもいかないか……。
  あとがきが珍しくシリアスなコマで始まるが、それすらも笑えてしまう森薫さんあなたの罪は深い(笑) 二コマ目からはいつも通り。安心しました(笑) この人きっとニヤニヤしながら漫画描いてるんだろうなあ。本編もあとがきも。私も侃侃諤諤、ニヤニヤしながら打ち込んでおります(気色悪い)。似たもの同士です(一緒にするな)。

*5 ド近眼、略すと「どきん」、語呂が悪いのでちゃんをつけて「どきんちゃん」……略した意味がねえ!

【乙嫁語り】7巻(新刊):☆☆☆
  うっかり電車の中で読まなくて良かった。以上です。ギャグが抱腹絶倒で、という意味じゃなくて……その……なんていうか、詳細は適宜調べてください。二重の意味で恥ずかしくて読むの大変でした。8巻でまた元に戻るらしいので楽しみだー(棒読み)

【Q.E.D.証明終了】50巻(新刊):☆☆☆★
  最近ちょっと下降気味というか、変に凝った路線に入ってた気がしていたのだが、ちょっと戻って来た雰囲気。
  それより気になるのだが、巻末によるとこれが“最終巻”になるのかな? タイトル変えて「新章開幕」らしいから実質的に続くんだけど、どういうあたりが新章なのだろうか。ひょっとして進学? あれっ、でも燈馬君って既に大学出てるから……???
  さて、2話目の「脱出」に突っ込み。これ、“第一のトリック”(=密室)が成立しないんじゃないかな。大きな扉の下の方を南京錠でロックして“密室”を作り上げ、自分は丸太を使って扉の上方をこじって隙間を作り脱出する。この時、丸太の重量が気にかかる。かなり太くて長い丸太なので、犯人の占い師(女性)が一人で持ち上げるにはちょっと無理がありそう。しかも犯人がやったあと、幼い子どもが同じ方法で外に出ているのだ。この丸太、見かけ倒しか? ただ、軽いとしても問題がある。軽い丸太を押し当てて金属の大きな扉の合わせ目に隙間が作れるのか? 体重を掛ければ何とかなるのかもしれないけれど、それこそこの太った占い師ならまだしも、子ども体重では……。
  燈馬君に16年前の事件のあらましを話した元刑事・佐波さん。燈馬君に「何故事件のことをそんなに詳しく教えてくれるんですか?」と指摘されてしどろもどろ。まあ、何ていうか、佐波さんは事件の謎を解きたかったから燈馬君にヒントを与えたかったんだろうなあ。勘のいい燈馬君だから、この時点で何か気付いていただろうし。ちなみに燈馬君のこの指摘は正義感からとかじゃなく、ただ単に元刑事が事件の機密事項をペラペラしゃべるのが気に食わなかったのと逆に不信感を抱いたからじゃないかと思う(笑)
  密室トリックについてもう一点疑問。この占い師、密室殺人とかいう大掛かりなものを作った割には……脱出時の行動が非常に目立つものだということに気付いてなかったんだろうか。扉をこじ開けて出てきたとき、周囲に人が居たらどう思われるか。明らかに怪しすぎるだろう。倉庫に窓があるような描写はなく、外の様子を確認してからという手段は使えそうにもない。一応人気の少ない倉庫だったようだけど、すぐ隣に月極め駐車場があったわけだし、しかもその駐車場には監視カメラまで付いていた(なぜそんなところに監視カメラ?)。リスクが高すぎるにも程がある。外部に協力者が居て、人のいないタイミングを見計らって合図を送ったのかもしれないけど、トリックに時間がかかりそうでリスキーなことに変わりはないような。

【C.M.B.森羅博物館の事件目録】28巻(新刊):☆☆☆★
  『Q.E.D.』の方に力入れて文章書いたら力尽きた。面白かった。以上。

【史上最強の弟子 ケンイチ】61巻(新刊;完結):☆☆★
注:50〜60巻を読んでいません。
  というわけで、長い物語がようやく完結した。前々から人間の域を超えた人たちがこの世のものと思えない戦いを繰り広げていたけれど、さらにもうワンランク超えたところで何かやってた(笑) 戦いはさておき、漫画としてどういう風に終わらせるのか気になったから買ったわけだけど、何かちょっと消化不良かなあ。ケンイチ君は強くなりました、闇との決着も一段落付けました、で終わるわけだけど、それは十分予想の範囲内で……極端な話読んでも読まなくてもあまり変わらなかったかな。
  で、途中飛ばして最終巻読んでて気になったこと。少しキャラクター数を増やしすぎたんじゃないかと思う。師匠の数が多いのはこの漫画の売りだから良いとして、弟子側の人間も増やしたのは私の目には失敗に映る。昨日の敵は今日の友、を地で行く漫画だから仲間が増えてしまうのも致し方がないのだが、RPGの最終ダンジョンのように全員引き連れて最終決戦に臨んだのはどうなんだろう。少なくとも最終巻では、師匠も弟子側の人間も多数対多数の乱戦で、何だか焦点がぼやけてしまっている。まあ、11冊飛ばして読んだ人間が偉そうに言えることではありませんがね(笑)

【トキワ来たれり!!】1巻(新刊):☆☆☆
  最終巻と同時に松江名俊の新刊が発売されたので、とりあえず買ってみた。詳細はがつっと省略するが、『弟子ケン』の1巻と比べるべくもなく至って普通の漫画にしか見えない。主人公が3人? というか主人公の影が薄くて副主人公3人がメインと言うべきか??? 『弟子ケン』も師匠のキャラクターが目立っていたが、松江名はそういう漫画を描きたいのかな。
  一応現時点で2巻を買うかどうかは不透明だが、あまり先行き明るいとは言えなさそう。

【エマ】5〜7巻(既刊):☆☆☆
  三度(笑)
  ある日母親に1巻を貸したら興味なさそうなので放置してたら、後日突然机の上に置いてあった2巻と3巻を持って帰った。そして「続きを買ったら貸すように」と言うので、本編7巻、番外編3冊が発売されている旨を話すと「ちまちま買うな」令が出て最後まで一気に買うことに。来月なんもないから来月に買う予定だったのだが……。
  そんな愚痴はさておき、久々の一気読み。単行本自体はもっと出ているが、7巻で本編が終了する。結論から言うと一気に最後まで読めて良かった。こんなん途中で切ってたら「うおぉぉぉぉ!」って叫ばにゃならんところだった。7巻ラスト、ちょっと物語を終わらせるには早いというか、もう少し先まで描写して欲しかったような気がするのだが、どうなんだろうね。
  もうちょっといろいろあるんだけど、今月は盛りだくさんでちょっと書き疲れてしまった。

【天体戦士サンレッド】20巻(新刊;完結):☆☆☆★
  とりあえず最終話について。予想してたのと全然違う(笑) でも、予想が外れるのはいつものことだし、予想通りもある意味つまんないからね?(笑) にしても、そんなアーマーがあるなら最初から使えばいいのにフロシャイム。メダリオの発言によると、そのアーマーを着けて300人のヒーローを倒した将軍がいるとか。疑問その1。ヒーローって300人もいるのか。疑問その2。それだけやっといてフロシャイムは世界征服できなかったのか……。疑問その1については、そういえば『ワンパンマン』にもヒーローが結構いたなあと思い出す。『ワンパンマン』に出てくるヒーローは玉石混合だけど、多分サンレッドの世界でもヒーローはいろいろなんだろう。なんて考えてて思い付いたこと。サンレッドとサイタマが戦ったら結構いい戦いになりそうな気がする。サンレッドもフロシャイムの怪人を基本的にワンパンチで倒せるわけだから(倒している描写も多いが、遊んでる描写も多い)割と似た者同士? 範馬勇次郎対風林寺隼人に次ぐ好カードだと思うんだが、どうだろう。
  1話目のオチがなかなか。アオリ文にある通り、まさしくアントの一本勝ちなのだが、こういう完全に予想外のオチを持って来た作者の一本勝ちだ。
  “宝探し”の回もオチがなかなか。誰が着けても効果があるのか。これ持ってたらレッドは最終回でヴァンプ将軍に苦戦?しなかったのにね(笑)
  メジャーリーガーの英尾木の試合中継を見ていて決闘に遅れる戦闘員一号と二号。文脈からしてこの英尾木は現実世界の青木の事だと思うのだが、どこをもじったら「英尾木」? 「青木→AOKI→エーおき→英尾木」かな?(笑)
  最終話。の一個手前。これはレッドが悪い。全面的に悪い。食事中にテレビに夢中だし、かよ子さんが作ってくれた料理に的確な批評入れちゃダメです。まあ、そこから最終話に繋がっていくんだけどね〜。
  ラストシーンは第一巻の最初のシーンと酷似。溝の口をまたにかけた正義と悪の戦いは、これからも平和に続くのであった。
  〜〜完〜〜

  チマチマ買う予定だったのに最後まで買うハメに陥ってしまった『エマ』のせいで随分と冊数が増えてしまった。全部で14冊? ……母親からの指令がなくても10冊は越えていたか。ちなみに、一応リストアップしていた『王室教師ハイネ』を買わなかったのは完全に『エマ』のせいです(今月買いすぎたから)。これを機にフェードアウトするかもしれない(真顔)。その他予定外だったのは、『私立ブルジョワ〜』『明治異種格闘伝 雪風』『トキワ来れり!!』の3冊。『雪風』以外はイマイチ。
  さて、3月は……また何もないようなんだ。困ったなあ。だから余計に『エマ』をチマチマ買いたかったんだが……結果論では一気に買っておいて良かったから文句は言わないでおこう。番外編の8巻以降もあるし、そっちの方が私の好きな話っぽいし(実際読まないと分からないけど)。後は例のリストから数冊買ってみる予定。

(2015-10 03-01)


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