橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成25年12月中旬分

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平成25年12月20日

THE ANOTHER TALE OF 『EMBALMING』

  漫画感想文は月末(今月は年末とかぶるので末日よりは早めに)にするのが通例だが、今日のは感想文じゃないので。
  今月発売予定の「いつも買ってる漫画」の新刊は2冊しかない。というわけで、それ以外から何冊か買ってみることにしていた。現状、「買ってみようかな」リストから『キミと話がしたいのだ。』『狼の口 ヴォルフスムント』の2タイトルを手にしている。感想はまた後日ということでお楽しみに。で、実はもう一つ、「復活リスト」より『エンバーミング』が当確しているのだが……何故か近所の本屋に7巻(最新刊)しかない。訊いてみるとそれより前の巻は取り寄せになるみたいで、それはちょっとまずい。なぜかというと、多分3巻までしか買ってないのだが、念のため4巻の中身をチェックしてから買いたかったのだ。取り寄せだとそれができないよね? というわけですごすごと帰ってきた。さて、どうしようか。3巻読んだらここで読むのをやめたような気はするし、通販サイトで表紙を見ると4巻のイラストには見覚えがない。しかし、『エンバーミング』の表紙って暗めの印象な上に、何度も読み返したわけじゃないから強く記憶に残っているわけでもない。そこで発売時期を調べてみた。3巻は2009年の8月発売で、侃侃諤諤で感想文を……書き始めた後だった。ということは過去ログに残っているはず。

<以下過去ログより>

【エンバーミング】3巻(新刊):☆
  極めて微妙。漫画本編より、登場キャラクターが当時のイギリスを解説するページ(漫画書き下ろしと思われる)の方が興味をそそられるかも。

<以上過去ログより>

……うわ、最低評価一歩手前じゃねえか。よくぞ単行本処分しなかったものだ(例えば某コナンとか某夜叉とかは、飽きて続きを買うのをやめて、そして整理の際に手持ちを全部古本屋に売却した)。そしてそんな評価を下した漫画なのにあらためて読んでみると「続きが気になるなあ」とかどんだけ曖昧やねん。ごめんねノブちゃん(←非常に馴れ馴れしい)。まあ、こういう復活の仕方をするのもフランケンシュタインの漫画っぽくて良いじゃないか(そうなのか?)。考えてみれば、最初低評価を下した『武装錬金』だって主人公が一度“死んだ”ところから始まってるわけだし(こじつけも甚だしい)。
  それはさておき、3巻で最低に近い評価を下したということは4巻は買ってないはず。というわけで次に買うべき4巻を……本屋に再度行くのは面倒なのでネットで注文しました(爆) ちなみに、「登場キャラクターが当時のイギリスを解説するページ」は結局ほとんど読んでない。漫画読んでる最中に文字の詰まったところ読む気分にはなれないんですよ。今度そういう気分になったらきちんと読んでおこう。


平成25年12月19日

久々のあれ

  随分長期間放置してしまったが、久々の猫画像。

猫画像パート9


平成25年12月18日

やる気が出ない

  でも完成した模型を眺めてる時間は至福だね。

林檎製作所817系キット完成(少し暫定)

でもなかなかやる気が出てこない。


平成25年12月17日

No.1を目指すだけなら誰にもできる

  某ヨから始まる家電量販店、店員の商品知識不足は何とかならないのかなあ。今日、梅田店にマウントアダプターを見にいったら、各社のマウントを説明したボードが掲示してあったので何となく読んでみた。「αマウント」のところで旧ミノルタのMDマウントについての言及があったのだが、「(ミノルタの古い)ねじ込み式のマウントはMDマウントで別物である」という内容のことが書いてあった。多分ミノルタが作ったカメラ用レンズのねじ込み式って、レンジファインダーのL39マウントだけじゃないかなあ。少なくともミノルタが作っていたMDマウントはバヨネット式だ。世界は広いので、どこかにねじ込み式のMDマウントというものが存在してもおかしくないが、ミノルタのMDマウントは違う。ひょっとしたら私の認識が間違っているのかと思って、帰って「ねじ込み式マウント」について調べてみたがきちんと合っていた。L39とかM42がねじ込み式で、αとかFとかOMとかのマウントはバヨネット式と呼称するのが一般的だ。
  あともう一つ気になったのが、ライカMマウント。まず説明文の日本語がちょっとおかしい気がしたがそれはさておき。ちょっとまずいんじゃないかと思ったのが、(ライカ純正でない)VMマウントやZMマウント(だったか)をはっきりと「(ライカ)Mマウントである」と断定していたこと(ライカMって書いてあったかMだけだったかはちょっとうろ覚え)。どうしてコシナがMマウントじゃなくVMマウントって名前にしてるのか分かんないのかな? ライカに配慮してるんだよ。ライカMマウントと同じもの作ってるつもりだけど、提携も何もしてないからライカMマウントが名乗れないんだよ。厳密にはMマウントの図面持ってないからライカMマウントは作れないんだよ。現在提携しているパナソニックやかつてい提携していたミノルタとは違うんだよ。それをさ、一店舗が勝手に「VMマウントはMマウントです」って断言するのはまずいんじゃないか――これは私の判断だけど、ダメだよ。俺がライカ関係者もしくはライカの熱心なファンだったら怒るだろうし、逆にコシナの関係者だったら「そう書くとまずいんで勘弁してください……」って申し入れるところだ。ユーザーレベルでは「VMマウント=Mマウント」なのは確かだけど、表現としては「Mマウントと互換性がある」ぐらいの大人の書き方をすべきじゃないかなあ。
  こういうの見るたび疑問に思うのだが、店員同士でチェック入れないのかな? 誰かが代表して文章を考えているのだとは思うんだけど、それを掲示する前でもしてからでもいいから(もちろん前がベター)他の店員が読んでみて、おかしいところがないか確認しておくべきだ。中学高校の文化祭レベルの展示じゃないんだぜ。とりあえず、ミノルタMDマウントに関して間違ったことを流布しているのは許せん。


  ……ちょっと話はずれるけど、侃侃諤諤もたまに間違ったこと書いてるので、発見したらそっと教えてくれると助かります。「ランディバースが55本ホームラン打った」とか、勘違いにも程がある。


平成25年12月16日

歳月の重み

  侃侃諤諤以外にウェブサイトの更新をしなくなって随分経つ。自己紹介のページも5年間は放置しているらしく、いつの間にか年齢詐称していることにようやく気付いた(笑)



  ……近日中に直しておきたいところだけど、最近色々やる気が起きないからなあ。年内にはやっておきたいなあ。たまには「たまにある質問とその答え」も新しいの作ってみたいけど、さてどうなることやら。


平成25年12月14日

817系完成

  林檎製作所(KitcheN)の817系(Nゲージ鉄道模型ね、一応)がとりあえず完成した。あとほんのちょこっと手を入れておきたい部分もあるけど、明日の運転会にはこんなもんでいいだろう(というわけで画像は明後日以降)。
  セキ8000でデカールもうイヤ、と思っていたのに817系も仕上げはデカール(苦笑) ただ、817系に付属していたデカールは図柄の下にしかフィルム(?)がないタイプ。適当に大きめに切っても、水に漬けて剥がれるときは図柄より一回りだけ大きいサイズになる。というわけで、こういうところで少し手抜きして、少しだけ楽に作ることができた。デカールの何が嫌って、ギリギリのサイズに切る(ここが一番神経使う)、水に漬けてしばらく待つ(この時間がタルい)、台紙から剥がして位置決めする(ここもかなり神経使う)、適宜軟化剤やら何やら塗って、最後は乾燥するまで待つ。何が最悪って、次のを貼ってる最中に前のが手に張り付いたりすること。それから、軟化剤を塗りすぎてぐにゃぐにゃに曲がったり千切れたりすること。インレタも失敗することはよくあるが、デカールは上手く行っても失敗しても1枚貼るのにそれなりの労力が必要なところだ。
  と、愚痴っていても仕方がない。デカールしかキットについてないんだからそれ貼るしかなかろう。ちなみに、817系の付属デカールは予備がほとんどないというスパルタ仕様。車体裾の「KYUSYU RAILWAY COMPANY」の文字は1個だけ予備があるのだが、1個目を貼る時にいきなり失敗してしまった。どうやらデカール軟化剤は使用禁止にした方がいいみたいで、その後は「デカールフィクサー」とかいう最近模型屋で発見したデカール用のりを使って貼り付けた(デカール本来ののりだけだと大抵剥がれる)。
  とりあえず明後日以降に、セキ8000をちょっとずつでいいから片付けて、全部終わるのが……来年の1月ぐらいかなあ? その後ちょっとした物件を片付けて、それから817系と一緒に買った815系でも作ろうかと考えている。うーん、我ながら壮大な計画だ(意味不明)。その後また旧国に(今度こそ)戻りたいんだけど、次回からカトーの旧国に使われてるヘッドライトパーツが使いたいのに分売部品が1つも手に入らなかった。また近いうちにシリーズ新作が発売されるといいんだけどなあ(もしくは今回の製品の再生産でもいい)。そしたら今度は、幌枠パーツ共々大量に分売品の予約を入れておくのだが。カトーちゃん、信じてる(最近これ好きだなあ)。


平成25年12月12日

引き続きカメラの話

  まず昨日の訂正(またかよ)。OM-D E-M1は「レンズ手振れ補正優先」という項目があるようで、買ってないから良く分からないけど、多分これパナソニックレンズの手振れ補正が使えるんじゃないかな。意味があるかどうかはまた別なんだけど、昨日書いたみたいに「全く機能しない」わけではなさそうだ。
  で、全く違う話。少し前に、α77の透過ミラーかイメージセンサーに汚れがついた云々の話を……したっけ?(ボケ) ある日思いついて、E-PM2のセンサーに汚れがないかチェックしてみた。方法は、シャッターをバルブにしてひたすら長時間露光。汚れがあるとそこの部分だけいつまで経っても黒いはず。しかし、全面が綺麗に真っ白けになって、オリンパスのゴミ取り機能は優秀だという結論に落ち着いた。
  さて、またまた全く違う話。パナソニックは20mmF1.7というレンズを発売しているらしい。35ミリ判換算で40ミリ相当。これは、マニュアルカメラの時代に「パンケーキレンズ」として発売されていた画角になる。「標準レンズ」の50ミリよりやや広角で、開放F値が少し抑え目で、軽くて小さくて安いレンズとして発売されたもののあまり売れなかったらしく、生産中止になってから見直されて中古市場で価格が高騰したとか何とか。最近になってまたこういうレンズが発売されるようになったのだが、私が最も注目しているのはまた別のところ。35ミリ判の標準レンズは「50mm」ということになっている。ところが、本来の定義に沿うと「43mm」でないといけない。スチルカメラにおける標準レンズの定義とは、「撮影領域(長方形)の対角線の長さ」である。35ミリ判で言えば、「36×36+24×24」の正の平方根となり、約43となる。これがどーして50ミリになったのかというと、スチルカメラにおける35ミリ判の始祖、ライツが「キリが悪いから50ミリにしよーぜ」と決めたのが原因らしい。以来、35ミリ判の標準レンズは50ミリになってしまい、APS-C判やフォーサーズ規格もその影響を受け続けている……ような気がする。
  何が言いたいのかというと、多くのパンケーキレンズは50ミリレンズよりも本来の意味での標準レンズに近い、ということ。というわけで、私も何本か持っている。ミノルタのが何本かと、近年発売されたオリンパスOMマウントのレンズなど。あと、全然パンケーキしてないけどペンタックスの43ミリもある(一眼レフ用はそれなりに小型なんだけど、私が持っているLマウントのは普通のサイズだ)。そんな流れで、パナソニックの20mmF1.7も面白そうだなあ、と。

  あ、だめだこりゃ。もう末期症状だよ……いやまだ大丈夫。これでざくざく買い始めたらヤバいけど、欲しい欲しいって言ってるだけのうちはまだまだ大丈夫。


平成25年12月11日

カメラ病再発の恐れアリ

  恐れアリも何も、E-M1とα7Rがほしーほしーって言ってる時点でで充分再発してるじゃないか。


……という突っ込みはとても的確で極めて正確で非常に核心を突いているかと思います。

  ちなみに欲しいのはそれだけじゃなく……マイクロフォーサーズ用のレンズが何本か購入候補に挙がっている。元々、E-PM2を買ったときから9-18mmの広角レンズと60mmのマクロレンズは欲しいと思っていた。というか、予定では今年のいつかでは買っちゃってるはずだったんだが……その、予定より欧州型鉄道模型が、ね。E-M1とα7Rという強力なライバルも出現したし。あと、E-PM2を思ったほど気に入らなかった、という要因はデカいかもしれない。それこそ毎日片時も離さず持ち歩いてたら、レンズの1本や2本買い足す誘惑に勝てるはずもなかっただろう。ところが実際は、当初の想定をはるかに下回る稼働率……こりゃ交換レンズ要らないね。とはいうものの、現在デジタルでの最広角はα77による17mm。35ミリ判換算で25.5mmぐらいなので、α-9やOM-3Tiで17mm撮影が出来ることを考えると少々物足りない。というわけで有力候補として9-18mmが挙がるというわけである。また、マクロ60mmも評判が良いらしく、OM用の銘レンズと言われる50ミリマクロや90ミリマクロを結局買ってない私としては(今後買う可能性はわずかに残されているが)、是非買って使ってみたいのである。ちなみに、ベローズ専用のマクロは2本持っている……何でそんなマニアックなの買ったんだか。ただ、マクロ撮影自体は、したければα77に50ミリマクロでもいいんじゃない?というわけで必要度はそんなに高くない。まあ、必要度云々で話をすれば全部「あまり高くない」のだが。他、単焦点シリーズの12mm、17mm、45mm、75mmあたりも評判がいいので……評判がいいかどうかで左右されるあたり弱いなあ。ただ、ここら辺はE-PM2にくっ付けて(ランク的に)似合うかどうかは微妙なところで、そうなるとE-M1を買ってからかなあという考えもある。画質面では、E-PM2とE-M5は同クラスらしいので全然問題のない組み合わせではあるんだけど。まあ何と言っても、45mmはその安さが「ちょっと買ってみるか」という気にさせてくれる。一本ぐらい明るめのレンズがあったっていいじゃない?
  さて、最近急上昇したのが、パナソニックの望遠ズーム。E-PM2のダブルズームキットに付いてきた40-150mmに、ちょっとした不満があるのだ。小さくて軽くて、そういう点では非常に優れたレンズなのだが、望遠側が35ミリ判換算で300mmなのは如何なものか。折角軽量コンパクトなマイクロフォーサーズシステムなのに、35ミリ判時代によくあった普通の望遠ズームと一緒の画角では面白くない。というわけで、もっと“長い”のを探すとオリンパスには300mmまでのズームがある(35ミリ判換算で600mm相当)。しかし、これ開放F値が6.7と少々暗い。できれば5.6のが欲しい。5.6と6.7では半絞りしか違わないのだが、5.6より暗いレンズは何となく嫌いなのだ。ここ、重要です。「何となく」です。特に明確な理由はありません。その昔はF5.6までじゃないとAFが使えないという理由があって各社F5.6まででズームレンズ作ってたみたいなんだけど、いつの間にか進歩してて6.7でもいけるようになったんだねえ(キヤノンは確か、一部の測距点がF8に対応するとか何とか。あと、ミノルタはその昔、F8ながらAFが使えるミラーレンズを作っていた。確か世界で唯一だったはずで、ソニーにも受け継がれたのだが現在は販売されていない模様。ミラーレンズが時代遅れなのかもねえ)。ダブルズームを買っちゃったというのもあるし、開放F値が気に入らないというのもあって仕方なく150mmで諦めていた。しかしよくよく考えてみると、マイクロフォーサーズを作っているメーカーはオリンパスだけじゃない。今まであまりチェックはしていなかったが、パナソニックのラインナップを覗いてみると……200mmまでのズームがある。300mmでF5.6のズームもある。こりゃあいい。値段、大きさ(というか重さ)を総合的に考えると断然200mmなのだが、それだと40-150mmと比べて50mmしか伸びない。50mmが100mmになったらドえらい違いだが、150mmが50mm伸びて200mmではちょっと弱いかなあ……という理由で、300mmも有力候補。パナソニックはレンズ側手振れ補正を採用していて、その300ミリズームにも当然(?)入っている。確かオリンパスのカメラで使うときは全く機能しないので、その分は余計な重さ、値段(あと大きさも?)になっちゃってるかなあというのはある。
  ざっくりまとめると、9-18mmの広角ズーム、45mmF1.8、パナソニックの300mmズーム、が最有力候補となる。購入を躊躇う理由は何と言ってもE-PM2の使用頻度。レンズ買ったら使うようになるかなあ? 所詮使わないような気がするなあ。持ち歩き用に買ったはずのものを現時点で持ち歩いていない時点で言わずもがな。旅行用としての用途は全うしているのだが、旅行そんなに行かないし、旅先でもあんまり使わないし。そんな使わないカメラの新しいレンズを欲しくなっているということは……病気が再発している兆しでもあるということでもある。ところで、E-PM2を思ったより使わない一番の理由ってなんだろうか。操作系は想定の範囲内。そして軽くて小さくて持ち運びしやすい。ここまでは問題ないのだが……やっぱ一番の敗因は「ファインダーがない」ことなんだよな。たまにE-PM2を使っていて、思わず何かを覗こうとしてる自分がいる。三脚に立てると背面液晶でも構わないのだが、普通に撮るときはやっぱりファインダーが欲しい。そこが分かってなかったのが一番の悲劇だった。というわけで、実は外付けファインダーを買うのが先決じゃないのか?と思ったりもする。でも、あれを買ってE-PM2に付けると、それはそれで負けのような気がしてならない(ところで、さっきから俺は一体何と勝ち負けを競っているんだ?)。
  レンズもカメラもそうだが、増税前に買っておきたいような気もする。しかし、増税を理由に買ってしまったら、いよいよこれはもう……ちーん(合掌)。


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