橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成23年11月中旬分

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平成23年11月20日

  『タクティクスオウガ 運命の輪』のどこかに、「見て見ぬフリをするしかあるまい」という選択肢があったはず。実際にそこへ到達したことはないんだけど、攻略本か攻略サイトに書いてあった。で、今日の私の気分は「見て見ぬフリをするしかあるまい」である。何に対して? 日本シリーズの結果である。

  ――応援してないほうが勝った

  話変わって。ようやく次の模型の完成に目処がついた。早ければ明日、両数が多いので作業が完了しない可能性があるので、あるいは明後日になる見通し。”たかが”塗装済みキットの”たかが”16両にこんなに手こずるだなんて……。いや、一気に16両やろうとするからダメなんだよね。だって一気にやったほうが効率のいい作業があるんだもん。その代わり一部の作業のうんざり感は半端じゃない。クーラー64個とか、ベンチレーターが58個とか……古い時代のキットをリファインした塗装済みキット故にゲートの位置が考えられておらず、ランナーから切り離した後に修正が必要。それを細かいパーツ相手に200箇所近く……面倒なことこの上ない。だから8両ずつ作れとあれだけ……誰にも言われたことないね(しれっ)。にしても、月内に6050系まで完成させられるかちと微妙になってきた。先月に立てた目標ね。10月の終わり頃の時点では超が付くほど余裕だったのに……何故こんなにギリギリになった? 目標が達成できるかどうかは全て配管作業の捗り具合に掛かってくる。残り10日、さてどうなることやら。


平成23年11月19日

  先日、出掛ける直前に(家の)電話のコール。取ってみると某百貨店のセールス?の電話。「お送りしたお歳暮の冊子はもうご覧になられましたか?」だとさ。適当かつ無気力でそこはかとなく今忙しいんです臭を醸し出しつつ対応して電話を切り、そして家を出た。その翌日もまた電話のコール。ちなみに、普段まともな用件の電話はほとんど掛かってこない。10件に1件ぐらいかな……取らないといけない電話は。それはさておき。今度もまた同じ百貨店からだった。「お歳暮の案内は……」
  ――ええと?
一昨日も同じ電話があったけど?と答えると、向こうは当然恐縮してお詫びの言葉を並べるわけだが……
  ――気のせいか涙声?
何も泣かんでも。横で上司に監視されていて後で怒られるんだろうか? そしてその様子が……なんだかちょっと可愛いと思ってしまった。これが世間で言う萌えってやつか?(違)

  さらに5分後に再び電話が。
「先ほどもお電話させていただいたのですが」
いや、もうわざわざ電話掛けてまで謝らんでええっちゅうに。
「実は本日は別のご案内がありまして」
口調がドヤ顔

なんて展開になったらそれはそれで話のネタになるのだが、そんな電話はありませんでしたとさ。


平成23年11月18日

  突然ですが、一目惚れってしたことありますか? 私はつい先日に。
一目惚れ……?


平成23年11月17日

  少し前にプロ野球の沢村賞が発表されて、今年は楽天の田中将大が受賞となったらしい。今年の田中の成績を見れば当然じゃないかな。ダルビッシュ陣営が「2人同時受賞じゃダメなのか」と怒っていたが、田中受賞に関しては誰も文句を言わないだろう。
  さて、私はあまり知らないのだが、田中と言えば感情を結構表に出すタイプらしい。ピンチを断ち切ったあとなどにガッツポーズや雄たけび……そういやそういう写真も何度か見かけたような気がする。そして沢村賞の選考委員?の人間がこれに注文を付けたらしい。曰く「沢村賞を取るような優秀な選手は打者を馬鹿にしたようなパフォーマンスやガッツポーズはやめてほしい」だってさ。ええ? ガッツポーズや雄たけびダメなの? 打者を馬鹿にしてるかなあ??? 相手を認めているからこそ打ち取って気勢が上がるんじゃないか。相手を馬鹿にしてるならむしろ冷ややかな態度を取るんじゃないかなあ。ピンチで打者を抑えた後のガッツポーズや雄たけびがマナー違反なのであれば、イニング終了時や試合に勝利した後のハイタッチもダメな気がするし、ホームラン打った後のパフォーマンスだってどうなんだって話になってくる。究極的には優勝決定時の胴上げすらも問題になるんじゃないのか? 勝ちに繋がるぐらいの大きなプレーを見せた後は、ガッツポーズや雄たけびぐらいいいじゃないか。それよりも、審判の3ストライク目のコールを聞く前にキャッチャーがボールを置いてベンチへ帰ろうとするあれ、あのパフォーマンスはいただけない。これこそ相手を小馬鹿にしていると言われても仕方ないし、審判に対しての無礼とも取れる。たとえど真ん中のストレートだったとしても、キャッチャーがアウトを宣告する前にベンチへ戻ろうとしたらボール扱いでいいんじゃないかな(笑)


平成23年11月16日

  今日、後輩が家に来ていた。遊びに、ではなく勉強しに。その後輩は今年が大学に入って3年目のはずなのだが……1回生の数学の単位が取得できていない。というわけで、最後の手段に頼ったわけである。

  ――頼る相手を間違えてないか?

というわけで、久々に数学の教科書を開いて線形代数と睨めっこ。たまに思うのだが、高等数学の専門書って書いてる人によって書いてあることが微妙に違うような気がする。なんて頼りないことを言う人に頼って大丈夫なんですかね??? まあそれでも一応、問題の解き方を教えたりとか、試験の究極対処法を伝授してみたりとか、励ましたりとかしていたわけです。役に立ったのかどうか不安だけど……また来週来るかもしれないそうです。


平成23年11月15日

あまり知られてないことですが

  意外かもしれないけど、私は低血圧だったりする。一番高かった測定結果でも最高値は110ぐらいだったかと。最も低い最高血圧は97ぐらい? 先日家で、姉が血圧を測ったついでに私も測ってみた。2回測ったうち、二度目の気合を入れて安静にした状態(<矛盾してる?)の血圧が最高103、最低68だった。詳しく知らないけど多分低いはずちなみに脈拍は53(血圧とは関係ない……はず)。で、高血圧だといろいろと病気の心配が必要らしいから、実害がなければこのぐらい低めの方が安心? でも、下を向いた状態から急に立ち上がるとフラっとしやすい。現時点で認識している害はその程度かな。ひょっとしたら、睡眠時間が8時間ではやや足りないのは低血圧のせいかも……。


平成23年11月14日

節電に協力……あまりできません

  今日、電気の検針があって、「節電にご協力下さい」という紙も一緒に渡された。一般家庭における消費電力の大きいものといえばやはりエアコンで、次が照明らしい(ガスや石油ストーブを使う家では、冬季はエアコンを使わないので照明が1位に繰り上がる)。うちの家はエアコンなので、エアコンの温度設定の項目の削減パーセンテージが最も高い。しかしながら、書かれている内容は「室温は20度を目安に設定してください」だ。
  ――はぁ?
何言ってんの。うちの家の暖房の設定温度は18度が標準(19度にする日もある)。去年もその前の年もさらにその前も、だ。20度にしたら消費電力がいっぺんに増えるっつーの。で、設定温度を2度下げたら約7%の節電になるらしいが、16度は流石になあ……。不要な照明は極力消すし、待機電力の類もなるべく使わないように頑張る。でもエアコンが去年どおりとするとうちでは10%の節電はかなり厳しい。ちなみに夏も同じことを思っていた。うちの家の設定温度は29度か30度のことが多い。人が遊びに来る時だけ27度ぐらいにまで下げたたりするけど。そして世間では「冷房は28度で」と言われていた。「え、28度にしていいの?」って思ったよ。もちろんしなかったけどね。というわけで、うちの家はエアコンによる節電はしていないことになる
  ――否
去年も一昨年もその前も”節電”していたのだ。そんな中で「去年より消費電力減らしてね」と言われてもわしゃ知らん。関電にしてみればあまりいい客じゃないんだろうけど、何かに配慮して極力電気を使わないように生きているのだ……の割りに、Nゲージを走らせたりテレビゲームしたりパソコンしたりで電気使ってるけど。おお、そうだ、うちの家にはテレビもない。だから節電項目の「テレビは画面の輝度を下げ、不要なときは消してください――2%」もどうしようもない。まあ、余分な電気使ってないってことだからいいことだよね。「去年より消費電力を減らす」ことはできないけど。
  そんなわけだけど、一応今年の冬は17度に挑戦してみようと思っている。ダメならムリせず去年同様の18度か19度に戻すつもりだけど。何か協力できなくて心苦しいなあ。


平成23年11月13日

『遠回りする雛』読了

  久々に小説読んだなー。途中まで読んでほったらかしのが何冊かあるけど……ま、今日は関係ないから忘れていよう。
  米澤穂信の新刊で(といっても発売されたのは結構前のこと)、「古典部」シリーズの最新作。今までは長編ばかりだったが今回は短編集となっている。7編あって、主人公折木奉太郎の高校入学直後から翌年の春休みにかけての出来事が綴られる。ところで著者は、主人公とヒロイン千反田えるを微妙な距離に置いて楽しんでいるような気がする。新年に蔵に閉じ込められた際には、奉太郎が大声で外にいる人に助けを呼ぼうとするのを制止するえる。そんな場所で2人でいるところを部外者に見られ、誤解されるといろいろマズいらしい。バレンタインでは、「千反田家では本当に親しい相手にはお歳暮もお中元も送らない慣わしになっています。よってバレンタインも欠礼させていただきます」。元々奉太郎がえるに恋心を抱いているとかそういうことは全くないようで、そしてそういう小説でもない。えるはそれなりに奉太郎のことを高く評価して頼っているようなのだが……。まあ、この独特な雰囲気は米澤穂信の真骨頂なのだろう???
  折木奉太郎という名前からは、言うまでもなく「折れたホウキ」を連想させる。こういう仕掛けがヒロインにもあるのだろうか。千反田える……「千反田」からはチタン? じゃあ「える」ってなんだろう? エルという名前を聞くと真っ先に思い浮かべるのは某名探偵だが、全く関係ないだろう。そもそも女の子の名前で「える」? 「ちたんだえる」と繋げてみてもあまりピンと来ない。姓名をひっくり返して「えるちたんだ」、逆さに読んで「るえだんたち」……どれもこれもあまり何かありそうな匂いがしない。名前に何か含みがあると思うのは考えすぎなのか。
  最近あまり小説を読むエネルギーが捻出できないで困って……困ってはいないけど、悩んで……悩んでもないか。未読の本が大量に積まれているわけでもないし(それよりNゲージのキットだ)。まあ特に問題はないのだが、人間やはりたまには本を読まないと(それが例え大した意味を持たないものであっても)と思っているので、本を読まないのを気にはしている。そこにちょうど読みやすい短編集だったので非常に都合が良かった。この勢いで途中までの本を何冊か片付けるとしようかね。


平成23年11月12日

  手嶌葵の最新アルバム『Colleciton Blue』を買ってみた。常々「嶌」が変換できないと嘆いているのだが、今「てしまあおい」で変換すると一発で出来た。んんんん……? ウィンドウズのアップデートはこういうところも更新しているのか?
  説明は必要ないと思うが、一応しておく。スタジオジブリの映画『ゲド戦記』の主題歌、『テルーの唄』でデビュー。どこか切なく、透明感のある歌声に一部の人間(含私)が酔いしれた。あまり目立った活動は聞かないのだが、細々と?シングルやアルバムが発売されている。そして再びスタジオジブリの『コクリコ坂から』の主題歌を任される。そして何枚目かとなるアルバム、『Colleciton Blue』が11月9日に発売された。未収録曲や代表曲を集めた、セミベストアルバムだ。
  14曲収録で、半数強が初収録曲……かな? ファンではあるがアルバムやシングルを余さず持っているわけではないのでちょっと自信ない。初めて聴く曲はもちろん手嶌葵らしい楽曲で好ましいものだった。さて、『ゲド戦記』を見に行った唯一の収穫が『テルーの唄』であり手嶌葵だった。直後に『テルーの唄』のシングルと、もう一枚アルバム買った。それが『春の歌集』で、今のところ手嶌葵のCDで一番のお気に入りとなっている。もちろんその後もシングル、アルバムを買っているのだが、どれも『春の歌集』には及ばない――気がするのは、最初の印象が強いだけなのだろうか。まだ聞き込んでないというのはあるけど、『春の歌集』には最初から”惚れた”からなあ。
  9月の終わり頃にもCDを一枚買っている。『TЁЯRA』のセカンドアルバムだ――こっちは説明が必要だな。簡単に言うと、コナミの音楽ゲームの楽曲の一部を担っている歌手だ。名前にドイツ語の文字やキリル文字が入っているのはちょっとお遊びだろう。キリル文字の知識が邪魔をして「ティアラ」と呼んでいたのだが、後輩に「”テラ”です」と訂正された。トイザラスも長いこと「トイザヤーアス」って呼んでたなあ(嘘) まあそれはともかく、セカンドアルバムの名前は『ЁVOLUTIΦN』で、ファーストアルバムは『RЁVOLUTIΦN』――あんまり文字で遊ばないで欲しいなあ。CDの帯によると「カリスマ」らしい。私はDDRにて『華爛漫』という曲が好きで、セカンドでようやくフルバージョンを聞くことができるようになった。注文後とても楽しみにCDが届くのを待っていたのだが、聞いてみて「?」。2番の歌詞がイマイチ好きじゃない。ファーストでは『夢幻ノ光』というのが好きで、これはDDRで踊ると途中6分音符だったかが出てきてきちんと踏むのが難しい。でも曲は好き。他の収録曲に関しても、ファーストアルバムはまあまあ好きなのだが……待望のセカンドアルバムは全体的にイマイチに聞こえてしまう。
  ひょっとすると私は、卵から孵った雛が最初に見たものを親鳥だと認識するかのように、音楽に関しては最初に聞きしたものを最高のものと思ってしまうのかもしれない。そういえばどちらかというと原作至上主義者っぽいところがあるからなあ(単純に「漫画>アニメーション」なだけのような気もするけど)。意図的にやっているわけじゃなくてそう感じてしまうから仕方ないんだけど、何だか何かを損しているような気がする。


平成23年11月11日

  某ゲームの「執行者No.XIII《漆黒の牙》」風に……というのには少し無理があるか。
GM鉄道カラーNo.8《銀色》

……ってか、「No.」しか合ってねぇじゃねえか……


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