平成23年6月10日
今日は、更新を、休み、ます。
平成23年6月9日
昨日ちらっと名前を出したが、プレイステーションポータブルの後継機の名称が「PS Vita」に決定したようだ。詳細はよく分からないが、どうやらスペックアップするみたいで、値段も抑えめ? まあ、本体スペックより大切なのはソフトウェアで、面白いゲームが発売されるか否か。私の興味は今のところ、日本ファルコムが本体と同時に発売したいと言っているソフト。9月29日に英雄伝説の続編、『碧の軌跡』が出るのでそちらの新作はないだろう。となると二大看板のもう一枚、イースの新作? あるいは新ハードに合わせて完全新作になるのか。ところで、『カプコン×鉄拳』だったかがPS Vitaで発売されるんだったかな? 格闘ゲームで、カプコンキャラクターと鉄拳キャラクターが同じ土俵に立って戦うという内容だ。カプコンは『スパ4AE』も3DS(つまり携帯機)で発売している。他に『BLAZE BLUE』シリーズもVitaでの発売が決定しているらしい(こちらも格闘ゲーム)。んー……携帯機で格闘ゲームってどうなんだろう。私は格ゲーはレバーでやりたい派なので携帯機は論外。だけど、メーカーが携帯機向けに作るということは携帯機でもへっちゃら!なユーザーも多数いるってことだろうか。家庭用であってもレバーでなく普通のコントローラーでプレイするユーザーもいるみたいだ。参考までに少し解説しておくと、格闘ゲームの多くは方向キーを複数入れてからボタンを押す、という入力で必殺技が出る。この際の方向キーは、例えば真下、斜め前、前という具合に「四分の一回転」だったりするので、レバーでぐるっと回すほうが入力しやすい……と思うのは私だけ? ボタンについても、平面に配置されたものを右手の指5本をフルに使って入力するほうが同時押しもしやすいし、反応も良くなるような気がするんだけど? 普通のコントローラーだと親指一本で4つのボタン(任天堂系だとABXY、PS系だと○×△◇)を押しに行かないといけないからね。まあ、各プレイヤーの好みもあるから私がとやかく言うのは筋違いなんだろうけど。 で、ゲーム機以外にもソニーは新製品を発表した。デジタル一眼レフのα35が海外発表とかで、これは日本国内ではどうなるか不明。もう一つ、最軽量のデジタル一眼カメラだとかでNEX-C3というのが発売されるらしい。で、待望している……ような諦めたようなα700やα900の後継機は発表なし。特に新しいレンズもなし(NEXで使えるEマウントレンズは新しいのかもしれんが)。まあ、今のところカメラ趣味が下火で、そしてフィルムがまだ残っている現時点で焦ってデジタル化する予定がないからいいのだが……やはり現状デジタル一眼レフ買うときはニコンへ行こうかな(移行かな)と思ってしまう。ユーザーにこういう思いさせてる時点でソニーの戦略としてはどうなんだろうか。もっとも、カメラは高級機よりも入門〜初級機の方が儲けやすいのと、多少頑張ったところでニコンキヤノンに勝てないというのがあるのかもしれないが。でもだからといって、挑戦する志まで失ってどうするんだ。ソニーも例のアレがあって大変だけどね。 で、一眼レフは半ば諦め気味なのでいいのだが、ウォークマンの新型機(モデルチェンジ)もその気配がない。これってひょっとして、iPod同様一年ごとにしか新機種出ないのかな? だとすると、あと数ヶ月は現状のままということか。ということはアレだ、私としては買い時を完全に逃してしまった。某通販店の価格が安く、店舗で売られている8GBモデルの値段で16GBで買えたので一応マークしていたのだが、いつの間にか値上がりしていたのでお得感がかなり薄れてしまったというのもある。少し前まで最初に買ったiPodが使えていたのだが、今や完全に壊れてしまった。メイン機とサブ機の2台体制で行きたいのだが……うーむ、色々としまったなあ。でもここまで粘ったので、どうせなのであと数ヶ月我慢しよう。 お次はソニーから外れてPHSの話。こちらも買い替えの予定があるのだが、幾度も言っている通りウィルコムの現行機で使いたいのがない。来年になったらPHSから携帯電話へのナンバーポータビリティができるようになる(かもしれない)ので、現状はそれまで粘るつもりでいるのだが、その前にウィルコムが私の使いたくなるようなスマートフォンを発売すれば話が変わってくる。一応愛着があることはあるので、できれば今後もウィルコムを使い続けたい。だから表面上ドコモにするよーとは周囲に言いふらしているのだが、心の裡はウィルコムの新機種に期待している。私の記憶によれば……こちらは毎年7月頃?に発表されて、8月ぐらいには発売に至っているはず。楽しみにしているのだが、ウィルコムはウィルコムで経営が大変なのであまり期待できないかなあ。
平成23年6月8日
例のファルコムの女性キャラの人気投票は先月末で終了。そろそろ集計結果が出てもいい頃なのに……と思っていたら、何故か101〜125位までがとりあえず発表された。何なんだよそのやり方は。ところで「ファルコムヒロイン総選挙」という企画名らしいんだが、これってひょっとして某アイドルグループのをぱくってる……? 後輩セントレア一号車君が最近ハマってるらしく、「総選挙前はお金を貯めておかないと」とか何とか意味不明の供述をしていたんだが――それはともかく。ひょっとして”本家”でも下位をとりあえず発表したりするんだろうか? 真似をしているならそれもありえるが……そういう猿真似っぽい行為はやめて欲しいなあ。まさか25人ずつ順番に発表して行くつもりなんだろうか……。そうすると上位25人が判明するのは来月になる。勘弁してよ。ま、ある意味どうでもいいのだが。
ゲーム関連ネタで『タクティクスオウガ』
――と見せかけて
FF13の続編、FF13-2が出るらしい。FFシリーズは数多あるが、数字が違うと基本的にストーリーに繋がりはない。そしてストーリー上繋がりのある続編が作られたのは、FF4、FF7、FF10、FF12のみ。加えて言うなら、今まで新作として発売されたFFのナンバータイトルは全て据え置き機。FF4、FF12の続編は携帯電話及び携帯機のゲームで、本編ほどの大作ではない(と断言してるが、FF4の続編は未プレイ)。FF7に関してもRPGではない作品だったりする(据え置きで出たのはシューティングで、携帯機でARPGが登場、あとは映像作品)。純然たるRPGの純粋な続編と言えるのはFF10の続編、FF10-2のみだろう。それに続く例となるのがFF13-2になりそうなのだが、雰囲気を見るとFF13-2はそれよりも続編っぽい続編になりそうだ。FF10とFF10-2はシステム周りがまるで違うのだが、FF13-2はFF13の戦闘システムを受け継いでいる模様。FF13は先進的だったが、評価が大きく割れて……はっきりいって世間一般の評判は良くない。その悪いところを直した感じがFF13-2になる……のかな? なるといいなあ。 早ければ年末に登場するらしいので、こりゃ楽しみ。そしてまたしてもゲーム計画が埋まることになった。つまり、9月29日から『碧の軌跡』、12月ぐらい?から『FFXIII-2』、噂によるとPSP2ことNGPことPS Vitaでファルコムが何やら新作出すらしいので、ひょっとしたらこっちも(発売日に初めてハードを買う可能性が出てきた)。『タクティクスオウガ』を9月28日までやり続けるかどうかは分からないけど、終わったところで”積みゲー”となっている『逆転検事2』があるし、今月末発売の『スパ4AE』もあるしで鉄道模型製作が(以下略) プロモーションムービーの最後で印象的なセリフが放たれていた。 「ライトニングはもう死んだんだ」 発言しているのはライトニング本人だと思うのだが……? よく似た他人が「人違いだ、私はライトニングじゃない! そして、ライトニングはもう死んでるんだ」と言っているのか、あるいは本人が「”ライトニング”としての私はもうこの世にいないんだ、私はエクレールだ!」(ライトニングは自分の本名を”捨てて”ライトニングと名乗っていた)という意味で言ったのか。後者な気がする。
平成23年6月7日
”南海2300系進捗状況その2”? 銀と銀
平成23年6月6日
『ストIV AE』の攻略本を見ていて、むちゃむちゃ変なことに気付いた。サガット、という古くから『ストリートファイター』シリーズに登場している巨漢のムエタイ使いがいる。彼の身長は226センチという設定になっている。デカい。スポーツ選手でもなかなか見ない。ゲーム中でも背が高くて、突っ立ってるだけで結構な威圧感がある。そのサガットの体重が……78キログラム。一般的に体重が78kgあったら重いと言える。この”一般的”というのは身長170cm前後の意味である。BMIを計算すると27近くになり、メタボリック症候群の黄信号ぐらいには充分なるだろう。スポーツ選手なんかで身長が180〜190cmぐらいああると、体重もそれぐらいが”標準”かもしれない。ボクシングならライトヘビー級になるようで、日本国内では採用されてないウェートだ。78kgというのはそういう体重である。が、サガットというキャラクターはあまり標準的でない。最初に書いたとおり身長226cmだ。BMIを計算すると15少ししかない。身長が高すぎるのでBMIをそのまま当てはめていいのかどうか分からないが、身長180cmぐらいのプロスポーツ選手の体重が80kgぐらいあっても全然珍しくないことを考えると、それよりも45cmも背が高くて体重が同じというのはおかしい。ただの人ならそれでもいいのだが、ムエタイのチャンピオン。無駄な脂肪は付いてないが筋肉隆々、そんなに体重が軽いわけがない。架空の人物だからなんだけど……設定ミスとしか思えない。 格闘ゲームのキャラクターなんだけど、そういう細かい設定がなされていたりして結構面白い。身長と体重はまだ闘いに関係するからいいとして?誕生日とか好きなもの嫌いなものまで。ストIIIで初登場して、ストIVシリーズではスパIV AEから参戦したユン、ヤンという双子のキャラクターがいる。ストIIIは3作あって、最初はユンとヤンは同一性能の”色違い”キャラクターだったのが、2作目から少しずつ別キャラになっていった。双子だから誕生日が一緒、というのはいいとしても身長体重が同じなのはゲームの世界ならでは。その身長は173cm、体重62kg。現在の私の体重とほぼ同じで、身長はやや低い。とても親近感を感じる。のだが、ややこれも嘘くさい。サガットほどでないにせよ、やはり彼らも格闘家であるが故に筋肉がしっかり付いている。筋肉というのは重いらしく、それがプロスポーツ選手の体重が重めの原因でもあり、BMIも絶対の評価ではない。というわけで、私と身長体重がほぼ同じで筋力だけ段違いというのは解せない。私の体についている脂肪の半分ぐらいを筋肉に置き換えたら……まあ強くなることはなるだろうけど、果たしてそれでリュウとかケンとか豪鬼と互角に渡り合えるようになるかどうか。ちなみにリュウは175cm68kg、ケン175cm72kg、豪鬼178cm80kg。格闘技でも体重別に試合するし、ボクシングなんてかなり細かい。これだけ体重がばらばらだと無差別もいいところ。そういう意味では所詮ゲームなんだけど、それを言っちゃあオシマイよ。
平成23年6月5日
先日バッティングセンターで思ったこと。やはり集中力は最大限高めて、スイングするときは渾身の力を込めて。某板垣君(*1)ばりに「集中! 集中集中 しゅうちゅうしゅうちゅうしゅうちゅうしゅうちゅうしゅうちゅう」してですね、ボールを「よく見ろ見ろみろみろみろみろろろろろ」としてですね、最終的に「左ひだりひだりひだり
――左は関係ないね
まあともかく、力を抜いて、とか、リラックスして、とか、ミート中心の、とかそういうバッティングは結局満足な打撃感を得られない。親の敵にでも対するかのような殺気を前面に押し出してボールをブッ叩く。そうすると実に爽快な打球が飛んでいく。やはりフルスイングでないといけない。「フルスイングしたらボールに当たらないんじゃないの?」とか思うかもしれないけど、これ自分でも不思議だけど何故かめちゃめちゃ芯に当たる。多分普段、素振りする時がフルスイングなので、体が覚えてるバッティングはフルスイングなのだろう。だからボールを的確に捉えられるのはフルスイングのときで、手抜きのコンパクトスイングは却って「いつもと違う」からダメなのかもしれない。 それはそうとして別の問題がある。全力でバットを振っていると体力が10球分しかもたない(笑) 家で1170グラムのバットを振っているので、バッティングセンターで920グラムのバットを振るときは余力があるだろうと思うのが浅はか。重いバットをフルスイングするのと軽いバットをフルスイングするのとでは、結局のところ同じだけ体力を消耗するらしい。そして家でのフルスイング素振りは大体10回刻み。10回で疲れてくるからね(笑) だからバッティングセンターでも10球で息が上がり、集中力が欠けてきて、1ゲームの残り半分はヘナチョコ打球しか飛ばなくなるのである。ただしこれを前向きに捉えるなら……実際野球をやっていて、1打席でバットを振れる回数なんてせいぜい10回前後。当然だが空振りだと3回でアウトだし、ファールで粘るにしても10球となると珍しい部類だ。大抵は4スイング目、5スイング目ぐらいには何かしらの形で打席が終わる。だから、一度にフルスイングできる回数は10回もあれば充分ということになる。もしも20回フルスイングできる体力があるならば、倍の体力を注ぎ込んだ”超”フルスイングを10回できるようになった方が有用であるということだ。 とは言うものの、橘雪翼はどこの野球チームにも所属せず、所属する予定も特にないので、やっぱり20回フルスイングできたほうがバッティングセンターで楽しめるんだよなあ。
*1 『はじめの一歩』の板垣学君。天才だが集中力にムラがあって身体的能力を生かし切れてないボクサー。94巻での戦いはある意味病的。
平成23年6月4日
今日はこれから三宮で飲み会。早めに行って某Jから始まる家電量販店の模型フロアで買い物しようとしていた。けれども、冷静に考えたら今日でなくてもいいんだよな……。いや、なくした、と思ったから今日買いに行こうとしていたんだけど、午前中早々にどこに仕舞ったか思い出して見つけ出していた。カッティングマット――カッターナイフで作業する時に机やカッターの刃が痛まないようにするための、やや柔らかい素材のマットだ。カッターを作ってる某メーカーの製品を愛用しているのだが、使い続けていると徐々に痛んでくる。下ろしたてのときはマスキングテープやシール類の切り出し用に使い、痛んでくるとプラ板や金属加工などやや粗めの作業用へと格下げする。前者の方が繊細な手順を要求し、後者は様々な作業をするときの下敷きにもなるので汚れたりしやすいのだ。そして最終地点はハンダゴテを置く台の下敷き。ハンダゴテはコテ先が酸化してくるとサビ汚れが落ちてくるので、その汚れを作業机に落とさないために下敷きにするのだ。ここまでくるとカッティングマットでなくてはいけない理由はどこにもない(笑) そのカッティングマットの最初の段階のもの、つまりマスキングテープを切る時に使っていたものが行方不明になってしまっていた。そろそろ新しいのに代えようかな、と思いつつ新しいものを買って来るのを忘れている。というわけでマスキング作業ができず、南海2300系の塗装作業が遅れるなあ、と。ところがどっこい、あっさりと発見できたので今日は作業もはかどり基本的な塗装がほぼ完了。あと少しなのだが……その某Jで買い物をする時間を含めて逆算すると「今日はこのくらいにしとったろ」ということになった。ところが、である。今マスキング作業に使っているマットは今日明日に取り替えなくてはいけないわけではない。じゃあ何も今日急いで買いに行く必要ないんじゃない? と出発直前になって思い直した。他にもグリーンマックスの塗料、ねずみ1号も切れているので塗装作業中断の危機に見舞われたのだが、こちらもダメ元で探したらまだ1本だけあって助かった。でも最後の1本を使い始めたのでまたストックしておかねばならない。でも、今日でなければいけない理由はやはりない。いや、行ってもいいんだけどね。でもやっぱり行くのをやめて今これを書いてるわけだけど(笑) それより、もっと早く気付いて行くのを中止していたら……もうひと作業する時間が取れたはず。そう思うとちょっと悔しい。何て言ってる間にそろそろ出発しなくてはいけない時刻が近付いてきた。そんなわけで行ってきます。また明日〜。
平成23年6月3日
大阪の学校で働いたことないし、そもそも国公立で働いたこともないし、第一最早教員ではないんだけど敢えて言う。大阪の国公立で教員やってなくてよかった。何ていうか、そんなこといちいち条例にするなよな……。 多分時効だから書くけど、某学校の卒業式に教員として出席した時君が代歌いませんでした(爆) 起立はしたけどね。あと一応口パクもしたと思う。別に愛国心とやらがないわけではない。色んな意味で日本が嫌いだけど、多分それは自国が好きだから理想とあまりにもかけ離れて嫌いなんじゃないかと。で、何で君が代を歌わなかったのかというと、曲そのものが好きじゃないとういのが一点(ちなみに橘雪翼は阪神タイガースが大好きで、タイガースが勝った時に流れる曲という意味合いでは「六甲おろし」は好きだが、曲そのものは好きじゃなかったりする)。それから何だか”踏み絵”を踏まされてるような気がしてね……。だから歌えと言われると歌いたくないんだよ(笑) ところで、条文を直接読んだわけじゃないので詳しいことがよく分からないんだけど、これは「起立命令」だけなのかな? 「斉唱」はしなくていいのかな? 「起立斉唱時」に「起立」さえすればいいという内容なのかな? まあね、起立ぐらいはしたらいいんじゃないかとは思うよ。君が代を歌う、歌わないは個人の自由だろう。でも、「起立斉唱」時に起立しないのは、式を執り行っている側や他の起立している参加者に対して失礼なんじゃないか。君が代を歌わない意思を尊重して欲しかったら、君が代を歌う他者のことを尊重するべきだろう。着席したままというのは、自分の意思を押し付けたいだけのただの子どもっぽい我侭にしか見えない。 けど、それを条例にするのはまた違う話だ。自分の意見に従わないヤツがいるから、権力でもって押さえ込んでしまおう。そういう意図が見え隠れして嫌いだ。
プロ野球阪神タイガースの中継を聞いていて感じたことを記しておく。球団ではなくて、マスメディアについて。こういう不調の時に連敗が止ると、インタビューワーは必ずのように真弓監督にこういう質問をする。「これをきっかけにのって行けそうですか?」 なんだろうこれ。まるで挨拶の定型文かと思うほどに毎度耳にするフレーズだ。不調のバッターがヒットを一本打ったときでもそうである。「これがきっかけになりますか?」――試合後のお決まりの表現である。テレビやラジオの解説者は「きっかけになるといいですね」とか「きっかけにしないといけません」とか質問に合わせた表現で受け答えしているが、真弓監督はひょっとしたらその表現にうんざりしているのか、今日は別の表現で答えていた。言っちゃあ悪いが今の阪神、たかだか1勝しただけで急に何かが変わるとは思えない。弱かったシーズンの阪神は大体において、連敗が止まったと思ったらまた連敗が始まる。数試合打線が上向いたと思ったら、翌週にはまた沈黙している。今までは大体そうだった。だからこれからもそうだ――とは断言できないが、今までそうだったから期待はできない。チームも個人もそうだが、不調からの脱出は地道な努力を重ねないとダメなんじゃないだろうか。急激に何かが変わるということはあまりない。少しずつ少しずつ変えていって、それがある日結実する。そのために選手は、負けてる間も努力しているだろうし勝てるようになってからも努力する。その努力の中に”きっかけ”はあるだろうけど、何もそれは勝ち試合とは限らない。負けて得るものもあるだろうし、勝ってもただの偶然かもしれない。傍から見ている人間には結果しか分からないわけで、だから「勝った」という事実が変わり目に思えるのかもしれない。しかしながら本当の”きっかけ”というのは、部外者には分からない、ところにあるんじゃないだろうか。 あまりにも何度も何度も、毎回毎回、判を押したように、ラジオやテレビの人間が「これをきっかけに」という表現を使いたがるので、視聴者に変な希望を持たせて視聴率を稼ごうという魂胆じゃないかと勘繰りたくなってしまった。ここから何連勝もして、負け越しがなくなって、順位が上がって来たら……そのときは「○月×日の試合、あれがきっかけだったんですかね?」なんて言うのは聞いてて気持ち良さそうだが。
平成23年6月2日
南海2300系進捗状況
平成23年6月1日
昨日は5−0で快勝でしたね!
(1) 皮肉 (2) 日ハムを応援することにした (3) 2軍の話
昨日は今季初!蚊取り線香に火をつけたのだが……今日は雨で再び気温低下したせいか、家では蚊の姿を見なかった。にしてもよく降るよなあ。梅雨だから降って当然なんだけど、5月に入梅したのってあんまり記憶にない。一応観測史上2番目の早さ?とからしいので、過去にあるにはあったようだけど。 ところで昨日、一冊失念していたようだ。先月は久々に多かったからね。というわけで書き漏らした分の感想をば。
【げんしけん】10巻(新刊):☆☆☆ ”読書感想文”を始める少し前に最終巻が出て、そして最近になって連載が再開された漫画。というわけで初登場、だと思う。「現代視聴覚研究会」(略して”現視研”→げんしけん)という大学サークルを舞台とした漫画。って、「現代視覚研究会」って何? いってみれば「アニ研」もしくは「漫研」である。「漫研」はそれはそれで別に存在するわけだが、何故か似たような「現代視聴覚研究会」がある。何故こんなことになったのかは、特にどこにも触れられていなかったような気がする。その昔「光画部」という高校の部活動をテーマにした漫画があったが、その「光画部」と「写真部」の関係のようなものではないかと。ま、それはさておき、早い話がアニメオタクの青春(?)を描いた漫画である。 10巻では「二代目の壱」というサブナンバーも振られている。が、実は二代目じゃないような……。”初代”の連載時期は、今のアニメブームオタクブームが来る前だったはずで、考えてみれば時代を先取りした漫画だった。そして時代を先取りしたものは、往々にして「10年早かった」等と言われて低い評価に終わることが多いような気がする。しかし『げんしけん』は9冊の単行本が刊行される。ヒットではないにせよ、そこそこの支持を受けたということではないだろうか。 この漫画をガチガチの漫画オタク or アニメオタク or ゲームオタクが読んでどう思うのか知らないが、傍から見てる分には割と面白い(かく言う私も傍から見れば”そっち側”の人間かもしれないが、私は片足の膝下あたりまでしか浸かってないぞ……?)。ちなみに以前、『タクティクスオウガ』と某漫画の登場人物範馬勇次郎の二つ名「オーガ」とをかけて何とかかんとか言ったことがあるが、この『げんしけん』でかなり前にちょこっとだけネタになっていたらしい。それはネットで見ただけで実際にはコミックスをチェックしていないが、登場人物のプロフィール、好きなゲームの中に「タクティクス勇次郎」と書いてあったらしい。その頃『タクティクスオウガ』をあんまり知らなかったから、チェック漏れしてしまったのだろう。 って、漫画の感想から少しずつ離れているような気がするな……。多分この漫画が支持されていたのは、ただ表面的なオタク活動を追ったものではなく、登場人物の個性と内面にまで踏み込んだ描写があったからに違いない。と、どこかで読んだような評論文を引用してみる(爆)(*1)
*1 『げんしけん』の評論ではなく、全く別の何かの作品に対する文章。
冒頭の意味不明文の答え……(3) 2軍はソフトバンクに5−0で勝利した。
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