橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成23年5月中旬分

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平成23年5月20日

  さて、「天空」が完成したので、そのお供となる南海2300系の組み立てを開始した。説明書をあらためて読んでいると、何だか製作手順の説明が”飛んで”いるような気がする。経験者なら当然といえば当然の手順の説明が省かれている感じで……説明なくても分かるのだが、分かっていても説明書に記載がないと不安と言うか。「天空」の説明書も親切なのか経験者向きなのかよく分からない部分があったのだが、今回もそれを踏襲?してしまっている。また今度、お店に行った時に説明書の感想でも述べておこう。
  そして「天空」のときにも思ったのだが、意外と面倒そうでいてその実あっさり作業が完了しそうな雰囲気。そのくせ「天空」は完成にたっぷり1ヶ月以上かかったのだが。それはきっと某SRPGのせいであるということにしておこう。それと今回の2300系は、屋根に一切配管の表現がない(「天空」は元が鉄道コレクションで、鉄道コレクションは”安物”ではあるものの屋根に配管の表現がきっちりしている)。金属キットでは往々にしてあることで、配管は難しいとういことでもある。何せサイズほぼ倍のHOゲージですら省略して作るモデラー氏もいるぐらい。配管の難しさの一つに、資料の少なさの問題がある。屋根上から鉄道の写真を撮る機会はあまりない。屋根が写っている写真もあるにはあるのだが、模型製作資料とすることを前提とした写真でないとなかなか使えない。最終的に「自分で撮る」のが話が早かったりする。ところが屋根上の写真を撮ろうとするとホームからではまず無理。身長が3メートルぐらいありゃまた違うだろうけど。高いところから撮る必要があるので……改札口が橋上タイプの駅や、もしくは跨線橋でもあれば何とかなるかもしれない。しかしそれとて、窓の高さの問題があったり、目的の車輌がそこの近くに止まってくれるとも限らない。線路を跨ぐ歩道橋があれば走行中の列車を狙えるが、走行中なのでシャッタースピードを稼がないといけないことや、一発勝負になりすぎるのでこれまた何とも。最近のデジカメはHD動画が撮影できるので、思い切って動画で撮って静止画をキャプチャーしてくると言う手が使えるかもしれないが。
  というわけで、私も南海2300系の屋根上写真をネットで探したが見つからず、結局自分で撮りに行くことに――という流れにはならない。何せキットを製作したレールクラフト阿波座の見本品にはきっちり配管が施してあり、店長氏に尋ねてみたところ快く屋根上の写真をメールで送信してくれた! 一番厄介なところが今回は解決済みなのである! とは言え、キットは配管を施す仕様になってない。一番の問題点は、配管の表現となる真鍮線の固定方法。屋根がプラスティックなら直径0.6ミリの穴を開けてマッハ模型の割りピンで固定することでいけるのだが、今回の素材は金属。金属の何もないところに穴を開けたことは……あまりない。当然だが金属の方がプラスティックより堅く、ドリルの刃は貫通しにくい。それに付随して位置決めが難しく、狙ったところにきちんと穴が開くかどうかは経験がモノを言う。1個や2個、3個や4個ならいいのだが、今回の場合は一列に整然と10以上の穴を開けていかねばならない。さらに面倒というか厄介なのが、穴を開けるのが平板ではなく緩やかにカーブした屋根の面であること。加えて屋根が独立しておらず、側板まで一体である。穴あけ時に無用な力がかかってしまうと、屋根はもちろん側板までが変に曲がってしまう恐れがある。いつも以上に丁寧な作業が求められる――というところで、完成するのがいつのことになるのやら。プロ野球の交流戦が終わる頃には決着付けておきたいなあ。その頃には今年の阪神に諦めが付いているかなあ。


平成23年5月19日

  今日発売予定だった書籍のうち、『岸辺露伴 ルーブルへ行く』と『タクティクスオウガ 運命の輪 Art Works』の2冊が手に入らなかった。前者は発売延期、後者は地元の本屋に入荷がなく、なおかつ大阪でそこそこそういうのに強い本屋でも置いてなかった。なんでだー! 楽しみにしてたのに……。やっぱり通販で予約しておくべきだったか。ちなみに近くの本屋は、ゲーム攻略本は置いてあるし(〜運命の輪の攻略本もここで買った)、そしてアニメ系の画集も取り扱っている。な・の・に・ど・う・し・て・今・回・は・入・荷・し・な・か・っ・た・ん・だ・! めちゃめちゃ楽しみにしてたのに……。事前に書店で入荷するか否か確認しておくべきだったか。しないって言われたら予約すればよかったのか。あー、もう、今日はやる気出ねえぜ。

  先日買った本を読了したので短評をば。タイトルは『謎解きはディナーのあとで』――ちょっと話題になった小説である。主人公がいいとこのお嬢様で、その執事が辛口。雇い主に向かって「お嬢様の目はフシ穴ですか」と堂々と言ったりする。堂々とというか、思ったことがそのまま口に出ると言うか。ちなみにその執事、プロ野球選手か探偵になりたかったらしいがなれなかったので執事になったらしい。さて物語の流れとしては、お金持ちのお嬢様が何故か刑事をやっている。難事件に遭遇して謎を屋敷に持ち帰るのだが、捜査のあらましを執事に説明すると瞬時に執事が犯人を明らかにしてしまう。ジャンルで言うと安楽椅子探偵もの。1冊に6話独立した話が入っていて、つまりいずれも短編である。よってそこまで大作ではなく小粒なのだが、その分読みやすいという解釈もできる。そしてミステリー部分はなかなかきっちりしていて悪くない。が、私が一番がっかりだったのが、辛口執事の毒舌が思ったほどでなかったこと。そして主人公があまりお嬢様じゃない――具体的に言うと口調がね。執事に怒るとほぼ必ず「〜っつーの!」という具合に反論する。いやいや、仮にも執事を雇えるような名家のお嬢様がそれはないでしょう。ちなみにこの執事、30代前半ということなのだが、50代60代の執事ならばおそらく「お嬢様! そのような言葉遣いは……」とたしなめているところだろう。別の小説の某萌絵嬢の執事ならばきっとそうである……。で、他の登場人物のセリフも口語体に寄り過ぎている印象がある。まあはっきり言ってしまうと、間に挿絵こそ入ってないものの完全にライトノベルだね、これは。ちょっと「本屋大賞」とやらの第一位に輝いたのが信じられない。というか、本屋大賞というものが”その程度”のものなのかもしれない。帯に「ユーモアたっぷり」とか「笑える」とか賛辞の言葉が並んでいるのだが、いくら何でも褒めすぎだろう。
  ところでこの作者、多分古くからの阪神ファンである。何故そう思うのかと言うと、物語の中で阪神の新井が2アウト満塁の場面でショートゴロを打ってチャンスを潰すからである。ここで満塁ホームランを打たないところが阪神ファンらしい記述である。しかも物語の登場人物がテレビでホームラン性の当たりを打つところを見た直後、異変が降りかかり後から「あれはファールでその後アウトになりましたよ」と聞かされる。しかも阪神ボロ負け。さらには”大ファール”を打つ前の表現が「2アウト満塁で絶不調の新井に打順が回るという大ピンチ」――いや〜、この人阪神ファンだねぇ〜(笑) もしくは阪神ファンというものが良く分かっている。その点はかなり高評価だったんだけど……。


平成23年5月18日

  いつぞやに、『ジョジョ』のアクションフィギュアがどーたーらこーたらという話をした。第三部の承太郎とそのスタンド、スタープラチナを持っている。そのシリーズは今でも毎月新製品が発売され続けていて、第四部キャラクターもかなり揃っているようだ。で、先日どうやら承太郎の第四部バージョンってのが出たらしいんだよね。出たらしいというか、店で売ってるのを確認したが。全部揃えようとするとキリがないので、当初の方針通り承太郎とスタープラチナしか買ってないのだが、第四部バージョンの承太郎は押さえておいてもいいかもと検討中。ついでに、第四部バージョンのスタープラチナも発売予定らしいのだが、第三部バージョンとどう違うのかいまいちよく分からない(笑) 色合い? 髪の毛? というわけで……買うとしたら本体だけかなあ。
  先日リボルテックエヴァ初号機の、新設計版を買ってまだ画像で侃侃諤諤してないわけだが……現在弐号機と零号機も発売に至っている。こちらはどうやら2ヶ月おきにエヴァの新製品が発売されているようで(リボルテック自体は毎月何かしらの新製品がある)、7月には参号機(若しくは第?の使徒)が予定されているみたいだ。多分9月ぐらいに仮設伍号機が、ひょっとすると予告版でちらっと出てきた六号機とかも11月以降発売されるのかもしれない。で、その頃に新劇場版の完結編の新情報があると嬉しいなーとか期待している。そろそろ待ちくたびれてきたよ。というわけなのだが、その弐号機と零号機も現在迷っている。初号機だけでいいような気もするし、『ジョジョ』のようにアホみたいに数が増えるわけじゃないから増やしてもいいような気がするし(『ジョジョ』にはスタンドがいるので、基本的にキャラ数×2になる)。
  で、「号機」と打とうとすると「豪鬼」って出るようになってるんだけど、これはこれでうっとおしいな……。いや、「豪鬼」が変換しにくいから登録しちゃったんだけど、今度は「号機」が出にくい。「初号機」も登録してしまうか。でもそうすると、「弐号機」とか「参号機」とかも必要が出てくるし、しなけりゃしないでついついうっかり「弐豪鬼」とか打ち込んでしまう可能性があるわけだし。あとリヴォルテックで「豪鬼」のフィギュア出して欲しいなあ。と、訳の分からないところでオチを付けたつもりになって今日のところはこの辺で。


平成23年5月17日

  例のファルコムの女性キャラ人気投票、中間発表の第二回目があった。前回から目立った変動はなさそうだが……順位間の票数は詰まってるらしく、まだ投票期間も半分過ぎただけなのでどうなるか分からなさそう。あ、そうそう、”セシリア姫”は大きく後退した模様(笑)
  で、あれから気付いたのだが、レンは票を集めて当然。『空の軌跡』のレンと見ればさほどでもないのだが、『空の軌跡』と『零の軌跡』のレンと考えれば話が違ってくる。特に『零の軌跡』では、メインキャラでないはずなのに非常に扱いが大きく、実際私も3回目の時でさえ涙腺にうるっと来るものがあった。『空の軌跡』ではずっと余裕ぶって、人生を達観していて、憎たらしささえあった。それが『零の軌跡』では「ああ、やっぱり12歳の女の子なんだな」と思わせる、弱いところを見せてくれた。人気投票に票を投じるぐらいのプレイヤーならあのシーンに何も感じないはずがない。何かこのまま1位で通過しそうな気がしてきた。が、中間発表があったことで、投票する人間の心理的な変化はあるかもしれない。

  『タクティクスオウガ 運命の輪』は、おそらくストーリーに関わる部分は全て終了。もちろん細かいところでまだたくさん残っているが、ダウンロードコンテンツの第三弾までクリアした。「おそらく」と書いたのは、もうないと思うがさらにダウンロードコンテンツが追加される可能性を考慮して。現時点での全ストーリーは完了したという意味にもなる。但しある条件を満たすと、ダウンロードコンテンツ第三弾の後にもう一つエンディングが入るらしい。その条件を満たすことが現時点では出来ないので、できるようになってから再チャレンジの必要はある。
  ダウンロードコンテンツは3つあるわけだが、1つ目と2、3個目のボリュームが違いすぎる。1つ目は「死者の宮殿」という、とてつもなく深くまで続く地下ダンジョンを潜る必要がある。そしてそこでのラスボスも難易度が高い。味方の能力をコピーしたユニットが敵として出てくることに加え、何ら育成していない占星術師ウォーレンが倒されないようにしなくてはならない――まあ、1度見て対策練れば割と余裕だったが。コツは強いユニットを多数配置しないこと、かな。出撃ユニットのうち何体かはわざと装備を引っぺがしておいて、コピーがウォーレンを倒してしまわないようにする。それらのユニットはウォーレンの救出(減ったHPを回復)に使う。そして少数精鋭でボスだけを狙い撃ちして……そんな感じで何とかなった。その第一弾の苦労と比べると、第二弾と第三弾はあっけなくあっさりと終了する。たった数回の戦闘、しかも特に厳しい戦いを強いられる場面もなく。強いて言えば第三弾のラストだが、ある程度ユニットが育っていればそんなに苦労しない。何と言っても死者の宮殿を潜る労苦の方が圧倒的に勝ってしまう。
  で、死者の宮殿。100を越える階層を持ち、幸いにして全部クリアする必要はないのだが、それでも面倒なことこの上ない。このダンジョンはダウンロードコンテンツ専用ということではなく、本編第4章で登場する。そしてオリジナル版にもあったらしい。攻略サイトによると、オリジナル版では途中でセーブすることが出来ず、なおかつ100階全てをクリアしなくてはいけないんだとか。えっと、無理じゃない? だって1階下るのに5分で済ませても、全部で500分――8時間以上かかる。8時間もぶっ続けでゲームするの? いやもちろん、寝る時間になったらモニターの電源だけ落として、ゲーム機本体は電源入れた状態で置いとけばいいんだろうけど……何だか電気が勿体無いなあ。ついでに言うと、『タクティクスオウガ』のオリジナル版を遊んでいた世代って多分当時高校生ぐらいまでなんだよね。家で、おそらくリビングでゲームしてて、電源入れっ放しで一晩放置なんて許されるだろうか? 俺が親なら子どもにそんなことさせないね(笑) いや、その頃って今ほどゲームが市民権を得てないからね。親も理解がなかったと見るべきだろう。ただ、スーパーファミコンって電源ランプがなかったような気がするから、電源入れっ放しでも意外とばれにくいかも? 駆動音も特にないしね。コンセント差しっ放しにする必要はあるけど、所定の位置(テレビの下か?)にさえ収納しておけば親にもばれないし文句言われなかっただろう。と、要らぬことを考えてみたのだが、ひょっとしたらもっとサクサク進められるのだろうか? ただ、1マップ5分よりも早く終わるようなシミュレーションRPGは、例え特定のダンジョン限定であっても興醒めな気がする……。やっぱり当時のプレイヤーは、スーパーファミコンの電源を入れたままで就寝していたんだろうなあ。


平成23年5月16日

  昨日の画像で侃侃諤諤の最後の画像、イマイチだったので編集しなおしてみた。というわけで差し替えてみたので良かったらご覧下さい。

  鉄道コレクションの新シリーズ、路面電車の京都市電を買ってみたのだが……当初は驚異のコストパフォーマンスでもって歓迎された鉄コレも値段が高くなったなあ。というのが嘘偽らざる感想。定価1470円は、普通のNゲージ車輌(動力ライトなし)とほとんど変わらない。路面電車独特のZ型パンタグラフの出来が鉄コレとしては秀逸なので、その分まだ頑張ってると言えるかもしれないが。それでも私が鉄コレで一番嫌いなポイントである窓周りが「やっぱり鉄コレ」なので、自然と評価は厳しいものとなってしまう。とは言え、大手メーカーによる塗装済み完成品で市電のようなマイナーな車輌はなかなか発売されないので、市場ではかなりの歓迎をもって受け入れられたようである。というのも、私は少し出遅れたために同時に発売された伊予鉄、そして動力ユニットが売り切れで買えず仕舞い……。完全に甘く見ていたね。ま、”鉄コレ以前は”これらの車輌の製品があったとしても金属組み立てキットになっていただろう。値段は高いし組み立て難易度も高いしで、(私のような)一部の変人のみが楽しむことが出来た世界。それから動力もロクなものがなかっただろうから、そう考えるとまだまだ驚異のコストパフォーマンスと言えるのかもしれない。組み立て派の私には少し寂しい気がするけど、ひょっとしたらワールド工芸他のメーカーが、この動力を使うことを前提としたボディキットを発売するかもしれない。ただ冷静に考えると、私にはそんなに思い入れのある路面電車ってないんだよな〜。


平成23年5月15日

  今日も画像で侃侃諤諤。昨日書かなかった「天空」の話。少しだけ画像編集に凝ってみた。
「天空」製作四方山話?


平成23年5月14日

  一ヵ月半ぶりの画像で侃侃諤諤。それだけ長いこと模型が完成しなかったということでもあり、その間に別のネタでも画像を入れなかったということでもある。
南海「天空」用2208、2258形

  ……さて。今日2両が新たに完成し、今年に入って17両。このペースは、まるで阪神タイガースの本塁打量産ペースを見るかのようである(またそのネタかよ、いい加減(後略))。『タクティクスオウガ 運命の輪』が終わるまでは大幅なペースアップは見込めず、そして9月29日以降大幅なペースダウンが見込まれるので……今年は撃沈ですな。まあ9月29日発売の某碧さんが撃沈したらペースアップするのだが、ある意味不吉なのであまりそういう話をするのはやめておこう。気合入れて今月中に2300系をある程度形にしたいなあ。無理かなあ。無理だろうなあ。PSPを封印しない限りは。PSNもそろそろ復活するらしいし。誘惑多いなあ。厳密に言えば私が誘惑されすぎなのだが。


平成23年5月13日

  「天空」はあと少し。本当にあと少しなのだが……部品がない、かもしれない。最後の最後になって付けてないパーツに気付いたり、削って別のパーツを付けるべき所に見て見ぬ振りをしたり、もっといい部品を探すべきだが見つかるその日まで放置することにしたり、フィニッシュの作業中に久保田が2ランホームラン打たれたり……って最後は関係ないし。最近モチベーションが足りてないよなあ。どうしちゃったんだろうなあ。久保田じゃないよ、自分自身のことだよ。仕方ないので戻ってくるまではこのペースで作業するしかないな。一生戻ってこなかったらどうしよう……。

  『タクティクスオウガ 運命の輪』のパッケージやプロモーションムービーで印象的なセリフは、「その決断が、やがて歴史を大きく変える」。なのだが、実は合計2つある決断すべき箇所でどちらを選んでも、最終的には似たような結末が訪れる。つまり、2章で大虐殺に加担しようがしまいが、(しなかったときに)3章で公爵の下へ戻ろうが戻らまいが、結局は主人公が革命?というか内戦を終結させてヴァレリア島の統一に成功する。敢えて言うなら、4章中で”姉さん”の説得に失敗すると王家の血が途絶えるわけだが……大きい捉え方をすると実はあまり大した違いではないような気もする。ラヴィニスの生死やヴァイスの生死やギルダスの生死と言ったところは違うのだが、多分歴史上ではほとんど影響しない。主人公の死亡でのゲームオーバーはまた体験したことがないのだが、もしその際に主人公戦死の場合の歴史が語られるのであれば、「ゲームオーバーに至るまでの判断が歴史を変えた」という解釈ができなくもない。
  ということにふと気付いた次第であります(笑) 来週は原画などを収録した画集が発売されるみたいなので楽しみ。ゲーム中でのキャラクターグラフィックと攻略本の章見出しのイラストでは、若干だが人物の雰囲気が異なってたりする。原画を元にゲーム用グラフィックを描いているはずだが、それぞれ作業した人が違うのか、あるいはゲーム中のキャラクターの雰囲気により合わせるために雰囲気を変えたのか。いずれにせよ、攻略本には全キャラクターの原画が載っているわけではないし、ある程度判が大きな形でイラストを持っておきたい気持ちもある。だから楽しみなのだ。懸念としては近くの本屋に入荷があるかどうかなのだが……思い切って予約でも入れておいたほうがいいかな?


平成23年5月12日

  コナミスタイルからメールが届いた。普段からメールマガジンが配送されているので別に珍しくはないんだが……内容はいつもと違うもの。要約すると、「他社サービスでIDとパスワードが盗まれたそうだから、もし同じのにしてたら危ないから変更してね」――というワケ。だからいつも言ってるだろう、IDとパスワードはサイトごとに違うものにしておけと。いつどこでどうやって誰にIDとパスワードを盗まれるか分からないから、少なくとも同じ組み合わせで別々のサービスに使うのはセキュリティ意識が甘いと言わざるを得ない(義兄によると、ルーターなしでインターネットしていた私のセキュリティ意識の甘さは蜂蜜のようであるらしいが)。別にソニーを信用するな、コナミを信用するな、と言っているわけではない。他者を簡単に信用するなと言いたいのだ。俺なんか自分ですら容易に信用できんのに……。というわけで、私はログインIDとパスワードは別の組み合わせにしている。もっとも、ログインIDはメールアドレスで代用できることも多いので変えているのはパスワードだけのことも多いのだが。
  で、コナミスタイルのログインIDとパスワードを忘れた。さっきも言っただろう? 私は自分で自分のことが信用できないって。こういうマヌケなところが信用できないんだよ! コナミスタイルはIDがメールアドレスで代用できないので、IDからして思い出せない。まあ、よくある「IDをお忘れですか?」のリンクから登録メールアドレスにIDを送らせて解決したんだけどね。でもその次、パスワードが分からない。サイトごとに変えるのはいいんだけど、忘れたら意味ないよね。ちなみに今、Skypeのパスワードがどうしても思い出せない。現時点ではソフトウェアが記憶していてくれているが、もしまたパソコンが壊れたりOSがクラッシュしたりすると同じIDではログインできないだろう。まあ、問い合わせたらなんとかなるのかな。話を戻してコナミスタイルのパスワード。何通りか入れてみたけど全部撥ねられた。仕方がないので「パスワードをお忘れですか?」をクリックすると、秘密の質問の答えを入力するよう求められた。その秘密の質問の答えが分からない。秘密の質問に対する答えが既に、パスワードレベルで暗号化されてる(苦笑) お手上げ。実は私、最近まで「秘密の質問」の使い方を理解してなかったんだよな……。というわけでひたすら悩むこと10分間、幸いにも「ああ、そうか!」とようやく思い出すことができた。全くもって我ながらヌケ作くんである。ちなみにこうなったのも原因はただ一つ、コナミスタイルには滅多にログインしないからだ。DDRの新作がらみじゃないとほぼ用事がないからね〜。というわけで久々のログインしてみて、せっかくなのであちこちクリックしてみた。何故かコナミスタイルは他社のゲームソフトも取り扱ってるみたいだ。具体的には、日本ファルコムのゲームソフトも……今ならもちろん『碧の軌跡』だ。何度も言うが、これで「アオのきせき」と読む。「碧」はご存知の通り普通「みどり」としか読まない。少なくともパソコンでは変換できないので、だから私は「ミドリのきせき」から変換している(先日の『鬼神伝』と言い……)。で、どうやら『碧の軌跡』はコナミスタイル限定特典があるみたい。ワッペンなんていらないけどね。日本ファルコムがらみで他にもあって、『空の軌跡』のタペストリーとかベッドシーツとかのグッズが取り扱われていた。にしても、流行とはいえ色々作ってるみたい(タペストリーはさておき後者)。もう少し普通にマニア度低めのアクションフィギュア作ってくんないかな。ま、開発コストがベッドシーツとは比べ物にならんだろうけど。普通の生地にキャラクターのイラストをあしらうだけで値段がン倍だしね。
  というわけで、次コナミスタイルにログインするのは……またパスワードを忘れた頃になるんだろうなあ(笑) 一応DDRのまだ家庭用が出てない新作があるので、上手く行けば忘れる前に……? コナミスタイル限定セットを買うかどうかは分からないが、とりあえず特典内容をチェックぐらいはするのでアクセスはするはず。しかし、「限定」の文字に踊らされてるのかなあ?


平成23年5月11日

  携帯電話用の電話番号に割り当てられている090と080始まりの数字が枯渇しかかっているという。一方、PHS用の070にはまだまだ余裕があるとかで……だからウィルコム潰れそうになるんだな。ま、それはさておき、足りなくなるので携帯電話用に070を使い始めるらしい。今まで070といえばPHSだったのに、そうでなくなるのだ。PHSユーザーとしてはちょっと悲しい。と私に言う資格はあるのか? こないだも数日前も携帯電話への鞍替えを考えていることを話したとおり、脱PHSが現実的なレベルで視野に入っている。が、昨日までは早ければ年内と考えていたのだが、その報道を見てからは「最低でも年内は現状でもたせる」と方針転換。それは何故か? 070ナンバーを携帯電話に振り分ける記事に付随して、ウィルコムもナンバーポータビリティーに加わるようなことが書いてあったのだ。つまり、そのサービスが開始されれば、今使っている愛着のある番号をそのままに携帯電話へ移行できるようになる。これは大きい! もちろんメールアドレスは変わってしまうのだが、それでも番号まで変わるのと番号だけでも残るのとでは大きな違い。また新たに8桁の番号覚える脳の記憶容量は残ってない(笑) というわけで、今使っている愛機 [es] には、PHSから携帯電話へのナンバーポータビリティーが始まるまでは壊れてもらっては困る。大切に、大切に使おう。


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