平成21年2月10日
最近ちょっと手抜きっぽい? でも画像で侃侃諤諤は気合入ってないとやれないんだよ〜。 ワールド工芸ジハニ6055を組み始める
平成21年2月9日
ハンダゴテが壊れた。何てことだよ。多分ヒーターが故障。分解してみたけど断線はしてなさそうだった。100V交流は怖いのであんまりしつこいチェックはしてないけど。しかしやっぱり形あるもの、壊れることもあるんだねー。ハンダゴテよりはよっぽどコンプレッサー(エアブラシで塗装するとき使う)の方を酷使しているはずなんだが、コンプレッサー丈夫だなあ。
平成21年2月8日
80系 鉄道模型トーク。旧型国電80系について。実車は昭和の20年代に登場した電車で、当時は茶色一色が当たり前だった中にあってオレンジと緑色の鮮やかな出で立ちでデビュー。ちなみにこの色は、つい数年前まで大阪近郊や東京でも見ることが出来た由緒正しい?カラーリングである。で、模型(Nゲージ)では、グリーンマックスがキットを、カトーが完成品を発売している。いずれも最終生産から日が経つため、それなりに入手困難である……っていうかたまには再生産しろよなぁ。で、私はグリーンマックスのキットを組み立てたりカトーの完成品を買って大切に仕舞ってあったりする(←走らせろって)。ところが先日、Nゲージ界の問題児マイクロエースが模型化を発表。商品構成が、登場時の16両の長大編成を再現するセットと、関西で走った今の新快速のはしりとなる「関西急電」の2種類(前者は基本と増結の2セットに分けられての発売となる)。実は、登場時の華やかなりし頃を再現するのはグリーンマックスやカトーの製品では不可能だったので(頑張れば何とでもなるが)、マイクロエースの製品化は待ってた人にとっては朗報ではないかと思われる。で、私はというと、もちろんだが、16両編成を模型で走らせてみたいという欲求はある。しかし、まだ組んでないグリーンマックスのキットがあるし、それにマイクロエースの製品には極力手を出したくないのであっさり見送りが決定。グリーンマックスのキットでやろうとすると、グリーン車サロ85をいかにするかが問題になるのだが……。それはいいとして、ちょっと気になったのは「関西急電」の方。私は一度これを製作している(80系関西急電登場時4連)。厳密に言うと2度なのだが、1度目はなかったことにしている。私が作ったのは「登場時」の4両編成だが、マイクロエースは5両編成で製品化。後年は5両で走っていたので何の問題もない。のだが、気になる理由は、その編成内容にある。グリーンマックスがかつて発売していた塗装済みキットは、先頭制御車2両に中間電動車2両、それに中間付随車を加えた5両編成だった。ところが……マイクロエースの製品は先頭制御車2両に挟む中間車が全て電動車で発売されるらしい。ええっと、どっちが正しいのかな? この時代の電車の性能を考えると、編成中の電動車両の割合は半分を越えていないといけなさそうである。グリーンマックス製品の組成でいくと半分に届かないので、マイクロエースの発表した編成の方が説得力があるようにも映る。私が自分で80系を組み立てていた時、資料にした鉄道雑誌に関西急電が載っていた。その写真他を見てあまり「アレッ?」と思った記憶がないので、マイクロエース製品の編成内容ではなかったと思うのだが……。一番考えられるのは、グリーンマックス製品の編成でも走っていたしマイクロエース製品の編成でも走っていたという可能性。 既に自分で作ったことがあるからどっちでもえーやん、と流せればいいのだが、そうでない理由がある。先日、晩酌(飲み物はソフトドリンク)しながら過去の雑誌に目を通していたら、グリーンマックスの関西急電の新製品紹介が載っていた(厳密に言うと、グリーンマックスの関西急電は「関西急電タイプ(それらしい模型)」だけどね)。そこに書いてあった解説に私は心を奪われた。「1両抜いた登場時の4両で走らせるもよし、2本繋げて走らせてもよし」――ええええっ!? 関西急電は10両編成で走っていたこともあるのか? こんなのを見るとやってみたくなるのがモデラーのサガというやつである。最大の問題が、手持ちのキットのストックでは10両新たに仕立て直すことができないことだった。既に作って持ってる分は登場時仕様なので、多分、多分であるが10両編成で走らせるには時代が違い、細かいところで差異があるのではないかと。それに、関西急電カラーは末期には、湘南色(先ほど書いたオレンジと緑色の塗装)の車両と混じって走っていたので、それもやってみたい。まあともかく、キットの入手をどうするかなあと悩んでいたのだが、新たな問題を提起してくれたよマイクロエースさん。関西急電はどのような編成で走っていたのだろうか? とは言え、回答は歴然としているかもしれない。読んだ古い雑誌は「とれいん」という雑誌で、多分グリーンマックス製品の内容がおかしければしっかり突っ込みを入れていそうな気がする。ということは、グリーンマックスのが正しい可能性が高く、マイクロエースは「?」と考えてよさそう。やっぱり問題はキットの入手か。 ところで、マイクロエース製品が発売されるのが楽しみであったりもする。私は80系関西急電仕様を作ったとき、モリタというメーカーの塗料をそのまま使った。グリーンマックス製品の印象があったせいなのだが、モリタの塗料を使って出来た関西急電は「え? こんな色でいいの?」というカラーリングに仕上がった。今では自分の模型に見慣れたので違和感がないが、マイクロエース製品がどのような色を使って塗られるかには興味がある。私が作ったのと似た色になるのか、それともグリーンマックスの製品のようになるのか……。
平成21年2月7日
放送規制(自粛?) 原作だと「殺すぞ!」だった部分がアニメでは「埋めるぞ!」になっていた。正義のヒーローが冗談でも「殺すぞ」と言ってはいけません(笑)
平成21年2月6日
オラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラッッッ!!
平成21年2月5日
名門、倒産 ドイツのメルクリンが倒産したらしい(厳密には「破産申請」)。ドイツのメルクリンってなんぞや? オイシそうな名前やな――という常識を知らない人がいるといけないので 白兎 「お前の常識は世間の非常識ってこの前教えたばっかりやろ!」 多分メルクリンと言われても、アイスクリンとどう違うのか分からなくても不思議ではないので説明する。一言で表現すると鉄道模型のメーカーである。日本で言うところのカトーに相当する。 白兎 「いや、だからだな……」 鉄道模型は元々、欧州で生まれた趣味である。最初の最初かどうかは知らないが、メルクリンはかなり古くからあるメーカーなのだ。主にHOゲージを作っていて(HOということは最初の最初ではないかもしれない)、確か最大手だったんじゃないかと記憶している。例え東洋の島国根性で外国型の車両なんぞに興味はないぞ!と意地張るとしても、鉄道模型を趣味とするならば名前ぐらいは知っておかねばならないメーカーだ(まあ、知らなくてもいいけど←どっちだよ)。 実は私もあんまり詳しくないのだが……とにかく偉大なメーカーである(ここ、過去形にすべきところか?)。私はもちろん、メルクリン製品を持って……いないが、持っていなくてもメルクリン倒産はショックである。欧州ではそんなに鉄道模型が流行っていないのか。今日聞いた話では、同じく欧州のフライシュマンも少し前に危ないことになったとか。ん〜、日本も他人事じゃないぜ。実は顔馴染みの模型屋でその話を聞いたのだが、メルクリンの名前が消えてなくなる前にメルクリン製品を買っておこうか、と思った。メルクリンといえばICEだな……と思って値段を聞くと……すごかった。まあHOゲージなんで当然といえば当然なのだが、欧州ではHOゲージが主流で、大量生産されたプラ製の安い製品が多いというイメージがあったのだが、ちょっとそのイメージは間違っていたようだ。聞くところによると、システムのデジタル化などで製品価格が上昇していたとかで、それが売り上げにも響いていたのではないかと。ついでに言うと、メルクリンのHOゲージは3線式を採用していて、日本で一般的な2線式とはシステムが異なる。簡単に言うと、メルクリンのICE3を買ってもの、私が持っている日本製のレールの上では走らせられないのだ。元々本気で買おうと思っていたわけでもなく、あっさり諦めたのだが、それにしてもメルクリンが倒産するとは………………ショックである。
平成21年2月4日
フタロシアニンブルー という色がトミックスの"青23号"に近そう。グリーンマックスに青20号があるのだが、完成品の面々と比べると全然違う色が出る。というか、何故かこの青20号、ツヤがない。グリーンマックスの塗料は元々半ツヤぐらいに調整されている物が多いのだが、どちらかというとツヤ消しに近い。塗料ビンの混ぜ方が足りなかったせいなのか……? 混ぜ方が足りなければ逆にツヤが出そうなものなのだが。で、他の色を試す時に……青についていろいろ模索していた時に買ったMr.カラーのフタロシニアンブルーをテストピースに塗ってみた。そしたらジャストフィット? ほんの少し違うような気がしないでもないが、あまり拘りすぎると迷走しそう。そのまま塗って近い色が出るならそれに越したことがない。 というわけで次はクリーム10号。グリーンマックスのクリーム4号に、適当に白を混ぜたら完成した(笑) いやもう、一発で決まった?ので笑うしかない。完成品よりほんの少し白っぽくなってしまったのだが……完成品のクリーム10号も黄味がかりすぎているような気がしなくないので、"私の"クリーム10号ということにしておく。……と行きたかったのだが……。いつも調色するとき、あーでもないこーでもない、と塗料をビンにひたすら加えていくので、納得の色が出る頃には結構な量になっている。塗料が尽きて調色し直すと、同じ色が出なくて困る(らしい)ので大量に出来る分には問題が少ない。ところが、今回のクリーム10号はあっさり決まりすぎで量が少ない(笑) というわけで、また白とクリーム4号をぶち込んであれこれ試行錯誤する予定である。出来た物は出来た物で別にしておいた方がいいかな……?
平成21年2月3日
青23号とクリーム10号 食品に使われる合成着色料に「黄5号」とかそういうのがあるが、今日の話はそれではない。電車の色の話である。 突然だが、新幹線の色を思い浮かべて欲しい。最近新幹線まで色とりどりになってきているので、読者Aさんは黄色、読者Bさんは赤色、読者Cさんは青色、という具合にばらばらかもしれない。あ、赤い新幹線なんて今のところ走ってませんがね。でも「ザ・新幹線」と言えば白地に青色だろう。先日引退した初代新幹線こと0系新幹線の色だ。「いーや、白地に緑に決まっている!」という上越東北地方の人がいらっしゃるかもしれないが、今日は0系新幹線に免じて青の方で許していただきたい。その新幹線0系の色であるが、厳密に言うと白ではなく、クリーム10号と呼ばれる色が使われている。かなり白に近いクリームなので、一般的には白でいいんではないかと思うが。そして、青の方は青20号という色になっている。この○号というのは、国鉄やJRの内部での呼び方で一般的なものではないが。そしてこの、クリーム10号と青20号の取り合わせは、先日少し唸っていた常磐線の電車にも使われている(確かまだ過去形にしなくてよかったはず)。新幹線と同じ組み合わせの電車なんて、なんて豪華なやつなんだ!と思わなくもないが、塗り方が随分違うのでイメージはかなり変わる。さて、タイトルの青23号とは? 常磐線と同じ形式、415系という電車が九州も走っている。九州の415系も常磐線のものと似たような塗装をしているのだが、青帯の色が青20号ではなく青23号という色なのだ。とはいうものの、青20号と青23号、あまり差がない。多分九州で415系を見た後、新幹線に乗ってえっちらおっちら東京までやってきて、その後常磐線の415系を見れば多分同じ色としか思えないだろう。でも、厳密には違う"らしい"。 さて、JR九州の車両は、415系に限らず似たような塗装をした車両が多い。475系とか、ディーゼルカーのキハ58系やキハ40系も、普通列車用の車両は大体がクリーム10号と青23号の取り合わせになっている。で、先日、トミックスからNゲージの475系が発売された。一応予約していたので文句を言いつつ結局引き取ってきたのだが、塗り分けラインが変だった。どこがどう変だったか詳細は今日のところは割愛するが。で、その変な部分が決定的に許せないので自分で塗り直すことにした。そこで困るのが「青23号」なのである。全国的に見ても九州でしか使われていない色、鉄道模型用の塗料を作るメーカーからも青23号は出ていない。厳密に言うとマッハ模型が作っているのだが、金属用塗料だし、HOゲージ用に調合されていてそのままNに塗ると雰囲気が少し違う可能性がある(スケールが違うと、同じ色でも違った雰囲気になることがあるのだ)。というわけで自分で調合することにした。ついでだからと、一般色の475系も一編成九州色に塗り替え、2編成繋げて走らせてやろうとか、現在入手困難な415系九州色も常磐線の物を自分で塗り替えて作ってしまえとか、いろいろな思惑が渦巻いている。 ところが……青23号の正体がちょっと掴めないでいる。私の中では「青20号よりちょっと明るい色」だったのだが、ネットで検索していると逆の「青20号よりちょっと暗い」という人がいる。一体どっちなんだ? 様々な文献にあたってみたが、あまり青20号と23号の対比については書かれていない。同じ415系でも、ステンレス車1500番台の常磐線と九州色との違いは、トミックスがはっきりと書いてあるのだが(両者共に普通鋼体車とは青の色が違い、1500番台の九州色に使われている青は常磐線の物より明るい)。さて困った。こういうときはどうするか。模型を見てそれに合わせよう。元々そうするつもりだったのだが、いろいろ調べていて自分で迷走する原因を作ってしまっていた。 ――ところが トミックスのJR九州色、常磐線のものや0系新幹線と変わらぬ色をしている。もうこれは、メーカーが「ほとんど一緒やし、同じ色でええやん」と手抜きしたとしか思えない。ちなみに、九州の車両は常磐線と違って窓の上にも青帯が入っているため、同じ色を使ったとしてもはっきりと「九州色」ということで差別化が図れる。あと、帯の中にJRマークが入っているのも九州独特で……製品にはもちろん入っているのだが、自分で塗る場合は再現できないので省略する方向で。JRマークの有無は大きいが、それ以上にトミックスの475系九州色の前面帯の細さが気に入らないのである。 いろいろと迷いだしたので、これはもう……そのまま青20号塗っちまいますか。青20号ならメーカーから色が出てるしね。ヘタに調合して、青23号に詳しい人に「キミキミ、この青は九州の青じゃないよ」と指摘されても困るからね。ただ、某社から発売されている塗料が、トミックスの製品の青20号とどれだけ近似しているか分からないので……そこの辺りで結局調合する羽目になるかもしれないけれど。 ところで、クリーム10号もくせもの。ほぼ白なのだが、クリーム色と言われると確かにクリーム色なわけで。Nゲージ自作界では「小田急アイボリー」というグリーンマックス社の塗料で代用するのが定跡になっているのだが、私の目が確かならばちょっと白すぎる……ような気がするのはトミックス製品と比べているせいだろうか。常磐線の電車よりも白いし、0系新幹線よりも白いし、問題の九州の電車よりも白い。まあ、ひょっとしたら塗料ビンの混ぜ方が足りなかったせいかもしれないが。というわけで、こちらも調合するかも? 明るい色は調合が難しいんだけどね。
平成21年2月2日
近付きすぎると火傷するぜ! ちょうど一ヶ月前に、久々(年単位ぶり)に高校時代の友人たちと会ってきた。ことは既に書いている。そのうちの1人がブログをやっていて、何とはなしに眺めていると……某動画サイトの動画が貼り付けてあった。アニメっぽかったので気にしなかったのだが、数日後に何とはなしにクリックしてみた。 ――ツボに来た アニメのタイトルは「天体戦士サンレッド」。一見ヒーロ物、戦隊物のようだが、中身は不条理系?ギャグ。公式サイトを探し出してみると、原作漫画があるらしい。 ――というわけで 早速買ってきた。どこからどう見てもB級漫画なのだが、B級漫画にしか出せない面白さというものもある。実は私、結構B級漫画好きかも? 「サンレッド」の大まかな内容は……まず、登場人物。主人公はタイトルの通り「天体戦士サンレッド」(漫画中ではレッドと呼ばれることが多い)、赤いマスクをかぶった正義の味方である。が、柄が悪い。後述する悪の組織と戦っている点を除けばむしろ不良かもしれない。しかも頭には常時マスクをかぶっているくせに、Tシャツ姿で街を闊歩する。戦闘時ももちろんそう。で、これに対する悪の組織「フロシャイム」。川崎支部に勤めるのは「ヴァンプ将軍」。ちなみにアジトはぼろい一軒屋でただの民家だ。このヴァンプ将軍がすこぶるいい人で、地域に溶け込み料理が得意。世界征服を企む組織に入っていなければむしろ正義の味方をやっていたんじゃないかと。フロシャイムの怪人も基本的にみんないい人揃いで、レッドや読者から「お前ら世界征服を企んでいるじゃねえのかよ!」と突っ込みを入れられまくっている。そういや、悪いことしてるシーンをほとんどというか、全く見かけないなあ(ごく一部を除く)。やってることは、正義の味方サンレッドと神奈川県川崎市の公園で戦い、そしてあまりにもあっさり負けることぐらい。ヒーロー物のお約束といえば、ピンチに陥る主人公、そこで繰り出される一撃必殺の大逆転技(最初から使っておけよ)というようなパターンなのだが、この漫画にはそういう熱い展開は一切ナシ。基本的に戦っているシーンは1コマ程度。むしろ「戦う前のシーン」から「戦い終わったシーン」の間がなかったりする。レッドが強すぎて、基本的に一人一発ずつでカタが付くのだ。ま、「天体戦士サンレッド」はヒーロー物の漫画じゃないからね(笑) そんな漫画なのだが、大人気なためか各巻書店の在庫が少なかった。地元の本屋には、1、3、5という具合に飛び飛びにしか在庫がなく、大阪に出ても全巻揃っているような店は皆無。とある店で2巻がなくて、仕方なく3巻をレジに持って行って2巻はないかと訊ねたところ、あっさり「あ、サンレッドは棚に並んでるだけになります」といわれた。何と言う店員の在庫管理能力の高さ(笑) 地元の本屋でも、レジで6巻ないかと聞くと、隣でパソコン叩いていた主任?っぽい人がその場で「すみません、サンレッドの6巻は出版社にも在庫がないんですよ」と。問い合わせ多いんだろうなあ。そんな大人気のサンレッドであるが、姉に読ませてみたところかなり不評だった。まあそうだろうなあ……。
先月は、これ以外にも数タイトル新しい漫画に手を出してみた。私の基準で合格点が与えられたのは「サンレッド」のみ。他は……「黒神」という漫画が及第点ギリギリのラインなので……気が向いたらとりあえず2巻あたりまでは読んでみても悪くないのだが、かなり落第しそう。後輩に面白いよと言われていた「聖☆おにいさん」――ブッダとキリストの2人が現代社会で暮らすというギャグ漫画――も当落線上から零れ落ちた。あと、あまりにも無残な評価を受けたのが1冊。ついでに、後輩が先日本屋で見つけて買っていた漫画を借りてみたのだが、これも相当酷かった。何せ………………途中で読むことを諦めたぐらいだからね。漫画でそれはちょっと酷すぎるだろう。ああ、そうそう、「バクマン。」を忘れていた。「DEATH NOTE」を描いた2人が再びタッグを組んだ漫画なのだが、題材が漫画家という漫画。読む前はちょっとどうかなあと思っていたのだが、「DEATH NOTE」のヒットはフロックじゃなかったようだ。
最後に、今日のタイトルの説明をしてから終わる。アニメ版「天体戦士サンレッド」のオープニングテーマの歌詞の一部。オープニング曲もなかなか凝って?いて、一見カッコイイ音楽と歌詞なのだが随所に"らしさ"が織り込まれている。自慢のボディを鏡に映してうっとりしたり、悪の組織のメンバーが約束の時間に5分遅刻でやってきたり、多摩川沿いという限定された地域をまたにかけたストーリーだったり……
平成21年2月1日
線路配置変更 去年の年末、後輩に秘密裏に進めていたプロジェクトにペーパー製HOゲージ組み立てがあったのだが、実はもう一つばれるといけないので侃侃諤諤に載せてなかった事がある。それはNゲージ用の線路のレイアウト変更である。今までは、コントローラーとは反対サイドにヤード(留置線)があって使いにくかったので、コントローラーのある側にヤードを移そうというのが主旨。以前も今も基幹となる本線は、高架線と地上線のそれぞれ複線の4線である。さらにその内側にローカル線をイメージした周回線があった。全体的に凝りすぎていたために、ポイント(分岐線路)の切り替えがややこしく、さらにローカル線もほとんど使っていなかった。以上の点を踏まえて……高架地上の複線はそのままに、ローカル線を一旦全撤去。今まで高架線と地上線の駅があったところにヤードを作った。今まではヤードから高架線と地上線両方に出られるようにしていたのだが、それが余計に複雑さを増す原因になっていた。ので、高架線と地上線のヤードを分離。結果として各々の収容編成数が減ったのだが、トータルでは変わらないので良しとした。駅が消えてしまったのがちょっと物足りないのだが、地上には空きスペースに無理やりホームを置いてそれっぽく。しかし高架はどうしてもそのスペースが捻出できず、結果駅がない路線になってしまった(笑) ローカル線が消えたのだが、今までヤードがあった部分にむりやり入れてみた。通常のカーブ線路では周回できるようにならないのだが、小型車両のみが通過できるミニカーブという線路を使うことで複線を設置。小型車両が走るには今までのローカル線は一周が長すぎたのだが、今回は適度な路線長になった。ミニカーブ線路も今まで使っていなかったので、働き場所が出来て一石二鳥。実は、このローカル線を諦めたら地上、高架共にまともな駅が設置できていたのだが……。 年末に変更して、1ヶ月と少し遊んでいたのだが……変更する前にプランを立てた時から気になっていた点がやっぱり引っ掛かる。さっき書いたように、ヤードの収納編成数が減ってしまった部分。地上と高架とをフルに使って遊んでいれば今までどおり10線あるのだが、自分一人で走らせるときは地上2線のみを使う場合が多い。となると、地上線のキャパシティ4割減は結構痛い。遊びながらあれこれ考えて、さらにもう一度線路配置を変えることにした。但し、今すぐではなく、今使っている線路のメーカーであるトミックスが新製品を発売してから。その新製品とは。 実物の鉄道には、カーブで車体を内側に傾けるよう傾斜が付いている。鉄道は自動車とは違って構造上曲がりにくいので、高速で安全にカーブを通過できるようにするための処置である。ところが模型の場合、線路にこの傾斜は再現されていない。シーナリーを作る場合に、凝る人が自作であれこれ工夫する程度であった。しかし数年前、カトーがこの傾斜(カント、という)を再現したカント付きレールを発売した。トミックスはNゲージ界において「キングオブレール」を目指しているので、ライバル社の製品を見て危機感か対抗心か何かを感じたらしく製品化を発表。したのが1年半ぐらい前だったかなあ??? 最初は「ウチも作ります」だけだったのが、日が経つにつれだんだんアウトラインがはっきりと分かってきた。去年の末頃にはおおよその仕様が決まっていて…… 私が今、高架線で使っている曲線線路は、半径が354ミリと391ミリが一体になった複線線路。単線線路もあるにはあるのだが、どうせ複線として使うので見栄えのいい複線線路を使っている。今度発売されるカント付きレールは(製品名はカント付きレールではないが)、半径が354ミリと391ミリのものになる。今私が使っているのとの違いは、カントの有無だけではなく、単線線路として発売されるところにある。しかもただの単線線路ではなく、付属パーツでくっ付けることで、見た目が現在売られている複線線路に近づくように設計されているようである。ここで私が考えたのが……線路配置を変更する際に、高架線用のヤードと地上線用のヤードを共用できるようにしたい。今まで高架線は、外側線からヤードに入るときに内側線を跨ぐ必要があった。上手くタイミングを見計らえばその必要はないのだが、やっぱり安全上内側線を止めてからその作業を行っていた。外側線の列車を入れ替えるのに、内側線を走っている列車を止めなくてはいけない。これは煩わしい。ので、その必要がなくなるよう外側線と内側線の間にヤードに至る線路を割り込ませたい。その線路は地上に降りて、高架線と立体交差させるので走行中の列車に干渉しない。さて、どこにその線路を入れるかが問題。一番スマートなのはカーブの部分で外側内側線の線路間隔を開いてその間、になる。しかし、今使っているカーブ線路は2線が一体になったものである。カッターを使って無理やり分離してもいいが、直線ならいざ知らずカーブの線路を綺麗に切り離すのは面倒そう。今度出るカント付きレールはその点好都合で、半径354ミリのカーブと391ミリのカーブが別々になっている。よし、カント付きレールが発売されたら線路配置を変えよう。と楽しみにしているのだが、何だかどんどん発売が先延ばしになっている。確か去年の夏頃には「来年春」という発売予定だったはずが、今年に入って「今夏」に変わったような……? 今夏ということは、今から半年ぐらいある。しかも、今夏発売と言っていたものが秋や冬にずれ込むのがさほど珍しくないこの業界。さていつになることやら……。と思い始めると、今から単線線路を買い求めて線路配置を変えてしまったほうが良いのかなあと思い始めてきた。最初は「どうせ置き換えるんだったら今買うのは得策でない」と考えていたんだけどね。 で、去年画像で侃侃諤諤でお見せしたアーチ鉄橋、あれは複線仕様である。そして、実は今それを置いてある部分にヤードへの連絡線を作ろうとしていて……上下線の間に連絡線が入るので、アーチ鉄橋は撤去しなくてはいけない。厳密に言うと、メーカーとしては複線、単線両方で使えるように設計してあったのだが、他のトミックス製のレールに混ぜて使うための加工で複線専用になってしまった。で、このアーチ鉄橋、トミックスの複線線路より幅が大きい。高架線の他の部分は壁面ギリギリに線路を走らせているので、アーチ鉄橋の入る隙間がない。現在考えているプランを実行すると………………お蔵入り? でも、せっかく加工したものを――そもそも形状が気に入って買ってきたものだから、是非ともどこかで使い続けたいのだが……。
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