橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成20年10月下旬分

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平成20年10月31日

  今日もネタがないので……ドラフトの話題でも。阪神は一位指名で二度競合し、二度とも外したわけだけど……気にすることはない。「即戦力」「期待の大器」他前評判だけが凄まじくて、鳴かず飛ばずのままプロの世界から去ってきた選手を何人見たことか。逆に「ハズレ一位」だったけど超が付くほど大当たりしているのは、今やタイガースに欠かせない守護神藤川球児。大学時代は鳥谷の陰に隠れていた青木(ヤクルト)は、プロ入り後は一年目から大活躍してプロ野球を代表する選手にまでなっている。人間万事塞翁が馬。新しくプロの戸を叩いた選手はこれからの努力が大事だし、獲得した球団もこれから育てていく過程が大切なのだ。

  2日前にポロッと言ったイース6トークは……なんだかまとまらないうちにエンディングを迎えそうになってきた。終わってから滔々と語らせていただくことにしよう。

  世間は明日から3日間お休みが続く。その3日間、阪大ではまちかね祭(大学祭)がある。私の後輩たちは例によって模型の展示を行うそうだが、今回は何と!新入生の意向があってHOゲージの展示・走行も。というわけで私も気合入ってるんですよ。だから侃侃諤諤に手が回らないわけで(こら←って、でもそれでいいのか)。ではまた。


平成20年10月30日

  もう皆さんお忘れかと思うが、Oナローゲージのトロッコ用に積み荷を作っていた。完成したのでお披露目。
トロッコの積み荷

  そういえばそろそろ、トラッキーのアクションフィギアが出るらしい。シーズン終了前は1人3体だとかほざいてたけど……今更買う気にならんよね(笑) 今は真弓監督だ何だと騒いでいるけど、たのむからそっとしておいて欲しい心境だ。とかいいつつ、トラッキーフィギアの情報をこまめにチェックしつつミカタンブログに腹を抱えていたりする雪翼クンです。

注:ミカタンブログ;今度出るトラッキーのフィギアの販売元?サイトのブログ。常にハイテンションでお仕事楽しそうだなって思います。

ちなみに、メーカーはマックスファクトリーとかいうところで、販売元がグッドスマイルカンパニーというところらしい。去年ぐらいにお見せした「ねんどろいどL」(漫画「DEATH NOTE」のキャラクター”L”のデフォルメフィギア)を製造・販売したところである。それ以来そのメーカーのサイトをちょくちょく……いや、ブログがほぼ毎日更新されてるのでほぼ毎日のぞいてるなあ(笑) 今日の内容はそのトラッキーのと、それから中日のドアラのフィギアでした。ちなみに、ドアラのフィギアには食パンが付くと言う念の入れよう!(食パンはドアラの主食なのです……って何で知ってるんだ!) トラッキーの方の付属部品は……ごくごく普通でした。甲子園で観客席にグッズを投げ入れる時のパチンコとかがあれば芸が細かいんだろうけど、ちょっと地味だからねえ……。まあごく普通でいいんじゃないかな? ただ、どうも帽子は取れないようなので残念。取れないとは書いてないけど、取れるんだったらあのミカタンがほっとくわけがないからね!(というぐらい、各種ギミックの紹介は微に入り細に入りなのです)。


平成20年10月29日

  今日は大阪に出る用事があったので、ついでにマッハ模型に寄って昨日言ってたやつを買おうとした。
  ――ここで質問です。マッハ模型の定休日は?
水曜日! ……って、今日水曜日やーん。しかし、話のネタとしては残念なことに、昨日の晩の時点で気が付いていた。つまり、店の前まで行って愕然とする、等という体力の無駄遣いはしていない。人間、間違いを繰り返せばそのうち覚えるのである。でもね、またそのうち忘れて水曜日にマッハ模型行くんだぜ。

  さて、イース6トークでも。と思ったのだが、限りあるネタは大切に精神と、昨夜はなかなか寝付けなくて睡眠不足なのでまたあ・し・た〜(いいのかなこんなので)


平成20年10月28日

あるも

  先日、自動機客車というOナローゲージの車両を組み立てた。そのOナローゲージの、蒸気機関車的なものが欲しいなあなんて思っている。一応海外メーカーで、Oナローの蒸気機関車はあるのだが……値段がね。ま、Oゲージとしては非常に買いやすい値段帯なんだろうけど、構造が複雑な蒸気機関車、やはりNゲージの車両セット2つ分ぐらいはする。客車ならば福澤さんでお釣りが来たりするし、最近組み立てている車両の1両あたりのコストもやはり福澤さんで十分お釣りが来る(とかいいながら、自動機客車は同社のキットの中では高価なので、動力を加えると福澤さんでは少々足りなかった)。一番いいのは、そのアルモデルが製品化してくれること。しかしながら、アルモデルは先日、HOナローの新製品を発売したばかり。某Nゲージ新参メーカーの無節操さとは比べるもなく、数ヶ月に一度のペースが精一杯だろう。そもそも構造がややこしい蒸気機関車はアルモデルの「安くて簡単に組み立てられる」路線から外れてしまいそうだ。とまあ、期待せずに今日ウェブサイトにアクセスしてみると……トップ画像が変わっている。その画像は蒸気機関車! ゲージはOナロー!! これは素晴らしいっ!!!
  ――残念
なことに、蒸気機関車ではないらしい。商品名は「南筑軌道石油発動車」。実は自動機客車、自由形だと思っていたら一応実車が存在したらしい。ある程度のデフォルメ?的なものはされているだろうが。で、今度の蒸気機関車に見える車両も「南筑軌道」で走っていた物がプロトタイプのようだ。メーカーによると「一見、蒸気機関車のように見える」と書いてあり、まさしく私はそう思った(笑) 石油発動機というものを積んで走らせていたようで、内燃式の機関車のモトになったものらしい。というわけで蒸気機関車ではないものの……別に模型なので蒸気機関車でも電車でも動く原理は一緒。見た目がそれっぽければいいんだよ!、と、メーカーの人が聞いたら気を悪くしそうな乱暴な原理で、"それっぽい外観"を持つこの車両のキット、早速欲しいものリストランキング上位にランク・イン。とりあえず、来月あたり買おうかと思っていた先述のHOナロー(そしてHOナローデビュー)ははるか彼方へ後回しになりそうだ(笑)


平成20年10月27日

囲碁

  神戸新聞の懸賞詰め将棋の話をよくするが(この前の難問、正解してたぜ!)、懸賞は詰め将棋だけではない。隣には囲碁(詰め碁)も同じように出題されている。大きく違うのは応募者の数と正答率。大体詰め将棋は、100人超が応募し、いいときで9割ぐらいの人が正等しているようである。この前の難問は、応募者こそ多かった物の正答率は6割ぐらいと例外的であるが。対して囲碁。毎回チェックしているわけではないが、応募者は50人を越えるのは珍しいんじゃないだろうか? そして正答率。酷い時は30人応募して正解2人とか。正解者から抽選で5人に(多分将棋、囲碁それぞれ5人だと思う)記念品が贈られるわけだが、正答者が2人だと100%もらえるわけである。詰め碁が難しいのか、それとも碁人口が少ないのか。多分残念ながら後者だと思うのだが、もう少し詰め碁の難易度を下げてみてはどうかと思わなくもない。将棋の方も結構な難易度だと思うのだが、応募者のほとんどが正解させている。将棋は逆に、もう少し難易度を上げても面白いかもしれない。
  さて、碁石を見て――正確には碁石そのものではないが――というわけでもないのだが、少し囲碁が打ちたくなった。この橘雪翼、自慢じゃないが囲碁が打てる。本当に自慢にならないのだが、囲碁のルールは将棋より簡単で、だから打つだけなら目の前のあなたが全く知らなくても、5分ほどの説明を受ければめでたく囲碁20級になれる。あまりに簡単なことなので、囲碁20級でもまったくめでたくないという考え方もあるが。そして私は、自慢じゃないが20級は卒業している。まったく自慢にならないけどね。おそらく……12級ぐらい???はあるんじゃないかなー、あって欲しいなー、ぐらいの棋力かな。将棋に比べるとヒエラルキーのかなり下層に位置しているわけだが。まあそんな私でも、たまには石を持ちたくなるのである。家にはちょうど、先祖伝来の五寸盤に、今買えばン十万するような碁石のセットがある。ところで、碁石の数をご存知かな? 黒石、白石、あれは適当に碁笥(ごけ)に入っているのではなく、きちんと決まりがある。黒は181子、白は180子である。この数には根拠がある。黒と白の石の数を足すと361子。これは19の二乗である。19というのは、碁盤の枠線の数。将棋は枠の中に駒を打つが、囲碁は枠線の交差しているところ(目、という)に石を打つ。つまり、正規の黒石と白石全てをちょうど過不足なく碁盤の目の上に置くことが出来るのだ。もっとも、実際の碁の対局ではそんなことは起こり得ないが。
  例によって余談が長くなってしまったが、石を打ちたくなった。しかし問題がある。対局相手がいない。困った。碁会所に行けば相手はいくらでもいるだろうが、おそらく紫煙が立ち込めているだろうし、多分あまりにもヘタクソなので笑われるだろうし(注:そんなことありません)。というわけで、仕方がないのでペットのアライグマ君と盤を挟んでみた
  ――ってぬいぐるみに囲碁が打てるわけないだろー!
というわけで、仕方がないので文明の利器を使うことにした。今、あなたが目の前にしている機械である。おっと、目の前にしている機械はタダのモニターであってパソコンではないな(まさかこの侃侃諤諤を携帯電話で愛読しておられる読者さんはいないと思う)。早い話が、パソコンの囲碁ソフトを買ってきた。囲碁ソフトにもいろいろあって、基本的に皆強さを競っているようである。何年連続囲碁ソフト選手権一位、みたいな感じの文字が躍っているのだが……私には目下不要な強さである。というか、そんなソフト買って対局しても泣き出すだけである。なので、初級者用のはないかなー、と探してみた。そしたらあった。女子どもでも簡単に打てる碁、みたいなソフトが。もちろんそんな侮蔑したようなタイトルではないんだけど、でもあれってそういうことだよね……。この際だから「サルでも分かる」にした方が(こらこら)。まあそんな中で、比較的マシそうなものを選んできた。初級、中級、上級と3種類ラインナップされていて、初級の最強難易度に物足りなくなったら中級を買ってくればいい……という感じのタイトル。これだと結局3本買うことになって経済性が……と思わなくもないが、それまでに飽きる可能性もある(笑) 一応上達するための囲碁講座も収録されているっぽいので、それにもちょっとした期待をしつつ購入。
  さて、初級解説は要らないのでいきなり対局モード。当たり前だけど、レベル1とかいうのは簡単に捻り潰してやった。レベル2、どこがレベル1と違うのか分からなかった。レベル3、レベル4と行って……レベル5までが一応初心者用となっていたが、これもちょっと弱く感じるかな。レベル6になると布石が上手くなってきて序盤が苦しい。しかし、寄せが全くもって出来てないので、びっくりするようなところで石が取れたりする。初級者は相手の石を取るのが楽しみとするわけだが、私もご多分に漏れずコンピューターの石を取って楽しんでます(笑) というか、布石と寄せのバランスが悪すぎるんじゃないか?と疑問が頭をよぎる。私が単に布石下手なだけかもしれないが。これでコンピューターレベル6の寄せが普通だと、布石で勝てないので完封される恐れあり、なのだが。というわけで布石を勉強した方が良さそうだ。
  しかしこのソフト、致命的な"欠陥"がある。対局中、盤面の状況(有利不利)によってプレイヤーとコンピューターのアイコン(人のシルエット)のグラフィックが変わる。通常、不利(腕組み)、敗勢(頭を抱える)、勝勢(扇子を口元にあてる)とあるのだが、まあまだこれはいい。対局が終了したときが問題。負けた方は土下座のシルエットに変わり、勝った方は勝ち誇っている。囲碁も将棋もそうだが、勝っても負けても終局後はお互い頭を下げて「ありがとうございました」というのが最低限の礼儀。決して誇ってはいけないし、無駄に自分を卑下することもない。このパソコンソフトはそれをしているようで、入門者がこれを見て変な勘違いをしないか本気で心配する。囲碁は(将棋も)打てればいいというものではない。対局前、対局後の礼を含めての囲碁である。ちゃんとした囲碁の入門書にはそういうこともきちんと書かれている(将棋でもそう)。全くこの囲碁ソフト、監修したプロ棋士は一体何をやっていたんだ!


平成20年10月26日

YsVI 〜the Ark of Napishitim〜

  先日まで日本ファルコムのRPG、「英雄伝説VI 空の軌跡」の2回目のプレイをしていたわけだけど……the 3rdは2回目に入らずに同社のイース6を開始することにした。某所にて980円で叩き売りされていたのを買ってきたゲームソフトである(笑)
  というわけで、とりあえずインストール。そして、マニュアルも見ずにプレイ(笑) ゲームパッドを使ってプレイしているわけだが……ボタン配置がムチャクチャ(笑) いやまあ、無茶苦茶ではないんだろうけど、不慣れなのでかなり戸惑う。そしてふと気付いて……というか、イースオリジンのときもそうだったんだけど、ゲームを一旦終了させてデスクトップを眺めると、設定プログラムのショートカットを発見。これを起動すると、ボタン配置が変えられるメニューが出てくる。PS2のゲームだったら、ゲーム中で変えられるんだけどな……。まあともかく、自分でプレイしやすいように変更。再開。
  そしてゲームオーバーの嵐(笑) 普通に進んでいたはずなのにゲームオーバー(×3)。地元民の忠告を無視して進んでゲームオーバー(1回で学習)。ボス戦でゲームオーバー(×5ぐらい)。ストーリーが先に進んで、また普通にやってたはずなのにゲームオーバー(×5ぐらい)。またしても住人の忠告を無視してゲームオーバー(だから学習しろって)。う〜ん、何でかなあ? アクションRPGには向いてないのかな……。でも、久々にアクションRPGやってみて楽しかった。なんというか、イースオリジンはダンジョンRPGに属すると思われる。イース6は普通のアクションRPGで、地下をくぐって隣の島に行ったり、その先で平原をうろつきまわったり。お日様の元で冒険するかしないかで気分的に随分違うようだ。空の軌跡 the 3rdもダンジョンRPGだもんな……。


平成20年10月25日

西武を応援しよう

  重量打線対決になるわけだけど、阪神タイガースは来季も「投手を中心とした守りの野球」でいいんですかね?


平成20年10月24日

喉に詰まらせると言えば……

  一昔前までは、老人が喉にもちを詰まらせて死亡する、というのがよく報道されていた。今でもそうかもしれないが、最近目立つ話題はやはりこんにゃくゼリー。製造メーカーは、老人や小さな子どもには食べさせないで、と呼びかけていたそうだが、結局行政の手が入って販売停止になったとか。さて、その流れに反対する意見が多いらしい。とある統計によると、こんにゃくゼリーよりも米飯やおもち、パンを詰まらせて亡くなる人の方が多いんだとか。どういう統計か忘れたんだけど、ほぼ毎日米飯を食べる人は日本人人口の90%を優に超える一方で、こんにゃくゼリーを食べる人は果たしてどれだけいることやら。そのデーターにはその辺が含まれていたのか、いなかったのか、ちょっと思い出せないので今日は省くとして……。
  聞いた話では「署名サイト」というのがあるらしい。オンライン上で署名が出来るとか。こんにゃくゼリー販売停止に反対する署名とか、先だっての2009年WBC監督に星野氏が就くのに反対する署名もあったらしい。まあそういうわけで、こんにゃくゼリー大人気なんだけど……。いろいろなところでブログなり何なりを読んでいると、反対の根拠というか、論弁にはほぼ必ず先ほどの米飯やもち、パンを喉に詰まらせる人の方が多いというのが含まれている。私は、この論理でこんにゃくゼリー販売停止に反対するのはちょっと納得が行かない。というのも、米飯やもち、パンと言うのは現在日本人の毎日の食生活に欠かせない食材である。もちはまだしも、もしもお米やパンが販売停止になったらどうなるだろう? 想像するまでもなく日本中大パニックである。では、こんにゃくゼリーはどうだろうか。一部の人が声を大にして叫んでいるが、ほとんどの人にとってそれほどの打撃はないはずだ。マリーアントワネットの言葉じゃないけど、こんやくゼリーが食べられないならショートケーキでも食べればいいじゃない。

注:カロリー等の問題が残ると思います。

冗談は置いておくにしても、こんにゃくゼリーがなくなってもあまり困らない。そりゃまあ、中には毎日こんにゃくゼリーを1日3回食べないとやってられない!という人がいるかもしれないが、それはちょっと病気なので一度医者にかかることをお勧めしたい。冗談は置いておくにしても、こんにゃくゼリーが大好きだった人には気の毒だがなくても困らないものなのだ。多くの人にとっては、鉄道模型の生産・販売がなくなっても大して困らないだろう? それと同じだ(想像するとかなりぞっとするなあ)。
  それでも反対するだろう。口にする人が少ないんだから、販売停止の処置をするのはおかしいと。ではこういう考え方はどうだろう? こんにゃくゼリーの危険度を10とする。米飯やもち、パンの危険度を20とする。確かにこんにゃくゼリーの危険度は低い。ところが……日常生活において、この4点に絞ると合計90の危険度がある。単純に足していいものかどうかは分からないが。その危険度のうち少しでも、90のうちの10でも危険度を下げることは無意味だろうか? 生きていて、危険が90あるのと80あるのとでは80の方がマシなのは誰でも分かるだろう。ということは、例え他にもっと喉に詰まらせやすい食材があろうがこんにゃくゼリーの販売を停止することに意味はあるのだ。90のうち80が削れない以上、残りの10を削る方へ目を向けるのは無茶な考え方ではない。
  と書いたけど。心情的には販売停止はやりすぎなんじゃないかと思っていたりもする。一応メーカーも注意を促していたようだし、最終的に販売停止の決断に至らせた事故は、その注意文をないがしろにして発生したような……そこまで注目していなかったので忘れたけれど。私としては2つ。1つは、こんにゃくゼリーなどなくても困らない。食べたことがないし、食べたいとは思わないし、ついでに言うならばこんにゃくゼリーを愛食している知り合いも(多分)いない。もう1つ。販売停止に反対する人々の論拠が気に食わない。"たかがこんにゃくゼリーごとき"のために、まるでお米やもち、パンが危険物であるかのような発言。日ごろお世話になっている食材とそれを生産する人々に対する感謝の気持ちに欠けているぞ!


平成20年10月23日

  多分最初に耳にしたのは、プロ野球のヒーローインタビューのところでだと思う。夏の高校野球でも、優勝チームの監督のインタビューで最後、インタビューワーが言っていた。その言葉とは「おめでとうございました」。
  「ありがとうございます」を「ありがとうございました」にしても違和感はない。人に何かしてもらってお礼を言うときには、相手の有り難い行動は既に終わっている。だから感謝の言葉を過去形にしてもいいだろう。では「おめでとうございます」という言葉の場合はどうだろう? 「おめでとうございます」と声をかけるときは、相手に何かいいことがあった場合である(ま、嫌味で言うこともなくはないだろうが)。言われた側は、言われる前から(いいことがあったので)楽しい気分になっているだろうし、さらに人からそう言われることでさらに嬉しくなることだろう。ところが、である。そこで「おめでとうございました」と言われたとする。何だか「おめでとうございます」を過去形にすると、「おめでたいこと」が既に過去のもの、終わっちゃってることのような気がするのは私だけだろうか? そりゃまあ、試合で勝ったという事実は完了したことなんだけど、でも勝って余韻に浸ってもいい頃合に「過去の出来事」にされちゃうのはねえ。まるで、「勝ったけどもう終わったことだから、いつまでも喜んでるんじゃねえよ!」と言われているみたいではないか(笑)  それは少なくとも、本来の用途であるお祝いの言葉ではないね。

  以前は、こういうことをネタにすると無駄に長い文章になっていたような気がするのだが、意外にあっさり終わってしまって拍子抜けである。ま、いっか、たまには短くても。


平成20年10月22日

白兎「こんにちは! 橘白兎です! 今日は読者さんからのお便りを紹介します!」
雪翼「な、何だよ白兎、いきなり出てきてそんな爽やかに……」
白兎「『雪翼君がレンズ買わないのは、侃侃諤諤のネタにし続けるためですか?』」
雪翼「ぎっ、ぎくっ、ぎくぎくーん!」
白兎「お、図星ですか?」
雪翼「ま、まさかねえ……そんなはずないよ」
白兎「もう一通。『レンズの名前のところ、文字がやたら気合入ってますね!』」
雪翼「以後、欲しい物はそれで行こうかと思ってるんだ」
白兎「ってことは……α900がこのフォントなのは?」
雪翼「惜しいね。欲しかったらα900 になってなきゃ」
白兎「むむっ、なかなかに細かいね。じゃあα900でなくα900になってる理由は?」
雪翼「注目はしているんだよ、っていうアピール……かな?」
白兎「最後の一通! 『来年の4月1日は"α900買っちゃったよ"、ですか?』」
雪翼「あっ、こらっ!! ネタばらしするんじゃないよ!」
注:今年の4月1日は「Nikon D3買っちゃいました」というエイプリルフールネタでした。

  昨日書いてた「なべとろ」の積荷(バラスト)は、かなり固着してきた模様。も一つ乾燥しきってないような気もするので、もう一晩ぐらいは放置しておこう。しかし、どうしても少し剥がれやすいような気もする。木工用ボンドは強いのか弱いのか良く分からない。ま、もっとも、どんな接着剤であれ、接着面積が稼げたら強いし、稼げなかったら弱い傾向にある。バラストも均一な素材ではないから、撒き方でいろいろ変わってくるんだろうなあ。剥がれたやつは縁がなかったと諦めて、固まった分だけで良しとしよう。そしてもう一つ、トロッコの積荷。昨日タイガースの柄の段ボール箱が不発だったので、他の方法を模索。というか、素直に茶色の段ボールで我慢するべきだという結論に。それでもまだ問題が。プリンタで印刷してダンボールっぽくするのはいろいろと難しい。なので思いついたのが茶封筒。これを寸法どおりに切り出して箱にしてやれば……。結果は上々。ちなみに大きさは、縦横奥行きが各1センチ前後。想像してもらえると分かるが、かなり小さなものである。Oスケール(1/45)ですらこれだから、HOやNで同じように作るのは無理だろうなあ。今のところHOやNで作るつもりはないけど。そしてさらに考えた積荷は、家具シリーズ? とりあえず椅子を作ってみた。これがまた細かい(笑) けど、ギリギリ作れなくはないサイズ。背もたれまでの高さで約2センチ。ちょっと凝りたくて肘置きのあるタイプを作ってみた。自画自賛するには十分なものが出来たので、塗装完了後になべとろのバラストや段ボール箱と一緒にご紹介しよう。


平成20年10月21日

  あ〜、気付くと今週発売なんだなあ。24日は盛り上がるだろうなあ。何の話かというと、α900である。ソニー初の35ミリ判フルサイズCMOS搭載のデジタル一眼レフ。言わずと知れた、私が愛してやまないαマウントのカメラである。
  ――やっぱ買っちゃうか



Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM を。何度も言いますが、デジタルカメラは(以下略)。なので、Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM を買った場合、もちろんα-9で使います。あ、いや、α-7にも付けるかもしれないし、α350にも装着可能だしね。でもやっぱ、記念すべき1枚目はα-9に、プロビア100Fあたりを入れてぱしゃっとな。可能性として、α900発売と同時に品薄となるかもしれない。販売価格が値上がりしてしまう可能性だって捨てきれない。だとすれば……23日までに買いに走る方が良いか? ん〜、悩むなあ、悩ましいなあ。

  模型は現在、Oナローゲージのなべとろとトロッコ用の積荷を製作or試作中。なべとろにはバラストを入れて、ボンドを水で溶いたもので固着。そのままだと車体に固定されてしまうので(むりやり剥がせそうな気もするが、塗装が傷みそうな気もする)、そこは一工夫。無事完成したら、例によって画像で侃侃諤諤にしてみよう。っていうか、早ければ今晩あたり完成している予定だったのだが……1つは予想以上に乾燥に時間がかかってて。数年前にNゲージのレイアウト作った時は一昼夜で完成してたような気がするんだが。先述の"一工夫"の部分が乾燥に時間を取っているという面は否定できなさそう。やっぱりこういうのは夏場にやるべきなのかなあ? 昨日、あまりにも乾燥が遅いので窓辺に移しておいたのだが、太陽光の恵みは偉大である。で、2つめの理由として、ボンド水溶液がきっちり行き渡っておらず、逆さまにするとバラストの粒がぽろぽろと。10粒程度剥がれ落ちるのは問題ないのだが、ほぼ乾燥した状態で観察してみると盛り方が足りないかなあと思える箇所がちらほら。というわけで、もう少しバラストを乗せて再度ボンド水溶液滴下。なので、また乾燥に1〜2日置いておかないといけない。
  トロッコの積荷としては、メインに段ボール箱を検討中。とりあえず試作してみて、良さそうなのでさらにいろいろ検討。今年惜し(中略)な阪神タイガースダンボールも作ってみたのだが、小さすぎて訳が分からないので却下。実は某巨大球団のマークを、逆さまにして斜めに切断したような感じの悪趣味なデザインのも考えていたのだが、タイガースのが不発だったために中止することにした。いろいろな意味で賢明だと思う。何せ、某邪悪な兎(以下邪兎)のマークを探しにネットの海に出かけたのだが、やってるうちに蕁麻疹が出てきそうになったので中断したのだ。先に愛すべき弱小チームの方から処理しようとして、そして撃沈したというわけである。Oスケールとは言え、やっぱりダンボールサイズに何かしらのロゴを詰め込むのは小さすぎるようだ。普通のダンボール箱か、あるいはミカン箱っぽいのぐらいにしておくか。ダンボール箱以外にも、何か運搬してそうな小物を考えてみる予定。読者の皆様でいいアイディアがあったら是非提供して頂きたい。なお、乗せるのは「自動機客車」の後ろのトロッコである。田舎の軽便鉄道でちょっとしたものを運搬している、そんな感じでよろしくお願いしたい。のだが、多少奇抜でも「それ、面白い!」と思えるものは大歓迎(笑)


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