トロッコの積み荷

ようやくトロッコ(なべとろ含む)に荷物が載りました

  Oナローゲージのトロッコに積み荷を載せるプロジェクトがようやく完成したのでお見せしよう。なべとろには砂利(バラスト)を、箱型トロッコには段ボール箱らしきものや椅子らしきものやベニヤ板らしきものを。なべとろの積み荷は、ただバラストを流し込んだわけではない(笑) 鉄道模型ではポピュラーな方法だが、ボンド水溶液(木工用ボンドを水で薄めたもの)を垂らして固着してある。なべの部分に固着したわけではないので、取り外し可能。気分次第で空荷でも走れるようにしてある。

なべとろのバラストはこうやる

  どうやってボンド水溶液を垂らしたのかというと……用意するものはサランラップ。家の台所にある食品を包むための透明の薄いやつである(って説明せんでも分かるって)。ボンド水溶液がなべに垂れないように覆って、その上から上げ底用のプラ板をはめ込む。この上にバラストを載せて、そしてボンド水溶液を垂らしていく。

余談だけど、バラストとか

  バラストはメーカー不詳?のOゲージ用バラストを使用。グレー系から茶色系まで各種あったが、ここではやや暗めのグレー系を選択。特大サイズを買ってきたのだが、かなり余ってしまった。将来O用の線路を敷くときに使おう……って、そのときはHOゲージ優先でHOバラストになるのかな? でもHOはカトーの線路があるから、急カーブモジュールはOナロー用の線路買ってきてOナロー向けに作るのもいいかな? 右に見える白い怪しい液体がボンド水溶液である。ポイントは中性洗剤を数滴垂らすこと。界面活性剤のお陰でバラストとバラストの間に液体が染み込んでいきやすいのだとか。

後は乾かすだけ

  以前Nゲージのレイアウトを作った時は、バラストに垂らしたボンド水溶液は1日あれば乾いていた……ような記憶がある。ところが今回は一昼夜では心許ない。理由はおそらく、Nのときよりもバラストを撒いた深さが深いこと。ラップで覆っているために底に溜まった物が蒸発しにくいこと。この2点ではないかと思われる。というわけで、翌日からはお日様のあたるところで乾燥させてみた。なお、本来鉄道模型は直射日光に当てていると褪色など問題が出てきそうだが……秋の日差し、に加えて1日2日の話なので大丈夫だろう。褪色してもあんまり問題のない自由形車両だし、いざとなれば塗り直せばいいだけの話しだし。

こちらは箱型トロッコの積み荷

  ダンボールは、茶封筒から切り出したものを使ってみた。縦横奥行きだいたい1センチ前後の直方体。細かい作業になった(笑) ダンボールの1つには、無造作に何か撒いた物が放り込まれている。絨毯か壁紙の余り? 椅子は、プラ板を細かく切り刻んで組み立ててみた。これまた細かい作業になってしまった(笑) Oスケールと言うことで1/45を意識して作っているが、椅子の高さは2センチ。足の太さは1ミリ前後。おまけに肘掛付きにしちゃったもんだからもう(笑) おそらくこれ以上小さいスケールでの小物製作は……無理ではないにせよ、あまりやりたくないね。というか、HOゲージなら小物がどこからか製品化されていそうだ。

(2008.10.30)

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