橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成20年6月上旬分

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平成20年6月10日

  今日、馴染みの模型屋に行くと開口一番
「阪大の鉄研の部室で火事があったんですか?」
はいそうなんです……。日曜日、朝から珍しく後輩の電話が。何だろうと思って出てみると悪い知らせだった、ということです。

  でもって、先日買い忘れたキハ183系ヘッドマークセット(製品名はトレインマークセット、だった)が無事手に入った。キハ183用、キハ183型100番台用各1つずつしか残っておらず(最初から1つしか取ってなかったのかも)、ちょうど良かった。
  で、雑談していると「そういえば、トミックスで何か製品化希望ありませんか?」と聞かれた。何でも毎月、メーカーからアンケート調査のようなものが来ているらしい。良く分からないが。で、毎月適当に書いて返信していたようなのだが、そろそろネタも尽きてきたようで、じゃあ直接お客に聞いてみようか、という流れ?になったようである。まあホント良く分からないが、ともかくトミックスに製品化して欲しいもの、再生産して欲しいもの、改良を望みたいこと、を答えてきた。まずは再生産から。
「207系!」
「前に言ったら、当分出せないと答えられました……」
注:207系;例の脱線事故ったやつ
というわけで、207系の新色を新製品として希望。新製品希望はいろいろあって困った(笑) 他、103系の初期型、現在テレビカーとして製品が出ているキハ187系500番台の非テレビカー仕様、以上3つが実現の可能性の高いもの(何せ今あるものの改良、仕様変更だけだから)。次に、先日トラックコレクション第4弾のラインナップの中に、コンテナを載せたトラックというものがあった。そのコンテナが31フィートコンテナと呼ばれるもので、トミックスのコンテナ貨物車に搭載することが可能な設計になっている。トラックははっきりいって不要なので、コンテナだけで売って欲しい、と希望を出してもらった。これはほっといてもメーカーがやってくれそうなのだが、一応念のため。そして可能性が低いゾーン。113系初期型。以前GMのキットを組み立てたのだが、GMキットも設計が古いので……いろいろと甘いところが多い。なのでいっそのこと、トミックスが出してくれたら万事解決するじゃあないのってことで。さらに、300系試作編成(笑) まあ、これは絶対に出ない。マニアックなので出ない。出しても売れず、採算が取れないので出ない(笑) でもまあ、ダメ元ってやつで。他にも100系試作編成(これは以前出ていたが、あまりにも一瞬で生産中止になった)、100系国鉄仕様、0系大窓車……とかあったのだけれど、数が増えて来たので「また来月以降」ということにした(笑) それから、既存製品の改良点……と聞いて思い浮かんだポイント線路の電圧降下と動作の不確実性について頼んだら、「既に数年前に言ったんですが、これ以上はムリという返答でした」。他に改良点と言われても思いつかないしなあ。分売パーツを多くしてくれ、ぐらいしか考え付かない。しかも具体的に何を分売して欲しいかというと、今のところない(笑) まあそういうわけで、「貴社製品にはポイント以外概ね満足しております」とお伝えくださいと言って帰って来た(笑)


平成20年6月9日

  久々にゲームセンターでDDRをやったら……散々だった。前にも何度か語ったけど、家のマット状のDDR専用コントローラーとゲームセンターのパネルとじゃ感触が全然違う。マットは……
☆矢印のあるところとないところに段差がない
○よって少し踏み外しても矢印を踏んだと認識される
×踏み外していても気が付かない
一方パネルは……
☆矢印のあるところは一段窪んでいる
○段差の角で足の位置が確認できる
×少し踏み外すと、矢印に体重がかからず認識されない
  というわけで、マットで慣れるとパネルが厳しい。それに、家で裸足に靴下でやるのと外で靴でやるのとでも違う。靴下とマットの摩擦力と靴とパネルの摩擦力は……後者の方が弱いような気がする。外でやるときは家でやるとき以上に重心のバランスが難しいのだ。一方、家でやってると足の位置がずれてても認識できないので踏み外しに気が付かないことも。
  というわけで、家でやれば余裕の曲がゲーセンだとカツカツ。まあ、そういうことが分かっていたから、感覚を最低限維持するためにゲーセンでプレイしたんだけどね。しかしあれだ、急に思い立って行ったのでコナミカードを忘れてしまった。そして、ダブルをやるために200円入れたのだが……1プレイ終了後、クレジットが残っていた。100円でダブルも遊べるなら先言ってくれー!ついでに、1プレイ4曲だった。気付かずに3曲目で厳しめの曲を選んでゲームオーバーになってしまった(笑) しかし、たまにはゲーセンでDDRをやるのも悪くない。


平成20年6月8日

  今日はちょっとテンションが上がらないので、画像で侃侃諤諤だけ。
製作途中図2(17m級旧型国電編)


平成20年6月7日

  最近模型が完成しないので、思い切って組み立て途中図でも載せてみることにした。
製作途中図(17m級旧型国電編)
今日、下にある車輌の屋根を接着するところまで行った。隙間が……まだ埋めきれていないのだが、気が向いたらまた明日も画像でお見せするとしよう。


平成20年6月6日

2勝2敗

  今日は交流戦の折り返し後半第一戦。南海ホークスとの一戦。勝ちましたよー。
白兎「雪翼雪翼、ユニフォームが南海なだけで中身はソフトバンクだよ」
先発は成長著しい左腕のエース(と呼んでいいだろう)岩田稔。やや調子が悪かったのか不運なヒットもあり、先行を許すも2点で踏みとどまるところが素晴らしい。序盤チャンスを物にできなかった阪神打線だが、何とか食いつき同点として終盤へ。迎えた8回裏、ノーアウト満塁。代打高橋の代打檜山が決勝2点タイムリー!
白兎「雪翼雪翼、決勝点は鳥谷の押し出しデッドボールだよ」
最後は球児が締めて5−2の快勝!

  〜一緒に行った後輩との会話〜
(序盤0−2の時点での会話)
後輩「復刻ユニフォーム、何だか高校野球っぽいですね」
俺「俺もそう思ってた。だから今は、高校生に遅れをとる阪神タイガース(笑)」

(ホークスのピッチャー、ニコースキー)
後輩「(他の球団に)シコースキーとかコズロースキーとかいましたよね」
俺「そのうちヤキースキーとか出てきたりしてな。あ、それならいっそのこと、ウドンスキーでいいか(笑)」
注:うどんすき;美々卯(みみう)の登録商標の鍋料理。文字通りうどんがメインの鍋である。

下らん会話にお付き合いいただきありがとうございました>後輩君

  もちろん、α350も出撃。今日は席がいい場所ということもあってサンニッパではなく70-200F2.8ズームレンズにテレコンバーターを付けて持って行った。気が付けば夢中でシャッターを押しまくり、撮った枚数400枚超(笑) 2ギガバイトのコンパクトフラッシュがほぼ満杯になった。あー、HDDの容量が勿体無い(笑)


平成20年6月5日

マクドの店員のノリで

  先日、新製品の鉄道模型を買いに行った。国鉄型の北海道向け特急型ディーゼルカー。以前から模型化されていたが、設計が古いのとセット構成が微妙なところおかしかった。今回、痒いところに手が届くリニューアルを遂げての再発売となった。まずは、黎明期に模型化されていたのに第一次リニューアルの際に消えた車輌が復活。実車は、長編成を組む際に電源車が足りなくなるので、それを補うために電源室を備えた車輌だった。模型の第一次リニューアルでは、7両セットのみの販売になってしまったので(明らかに改悪)、実車の7両には中間電源車は入らないから模型でも割愛されたんだろう。それから、国鉄末期に登場した改造車が新登場。実車は件の電源車から改造されて、中間車が先頭車になった。はっきりいって不細工な前面だったのだが、それがまた改造車っぽくて模型ファンには人気である(じゃないかな?)。模型はね、変な車輌が結構好まれるんだ。で、先ほど書いた改悪点、セット構成も見直された。4両基本セット2種に増結セットと増結用単品を揃えて、予算や走行スペースに合わせ、最短4両から実車の最長10両編成までが楽しめるようになった。ま、もちろん、模型だから勝手にもっとたくさん買ってきて16両編成で楽しんだりも出来る……が、かなり少数派と思われる(笑)
  で、旧製品を持っていたのだが、新登場の改造車が欲しくて購入。全体的にリファインされているので、旧製品は旧製品として見切り、新たに買い直しということで揃えた。ここで雪翼クン痛恨のミス! オプションのヘッドマークセットを買い忘れた。もう、店員さんも言ってよねえ。
  ――「ご一緒にヘッドマークセットはいかがですか?」(スマイルで)
マクドナルドの「ご一緒にポテトはいかがですか?」のノリで。そういや最近、あれ聞かなくなったなあ。そのうち、このネタが振ると「年がばれるよ〜」って言われる時代が来るんだろうな(遠い目)
  で、まあ、そのヘッドマークセットだが、馴染みの店員さんは「この人の場合、欲しけりゃ自分から言うだろうから、言わないということは要らないんだろうな」と思ったに違いない。ちっちっち、まだまだ甘いな。自慢じゃないがこの橘雪翼、必要なものをポロポロ買い忘れることにかけては人一倍だぜ(ホント自慢にならないね)。


平成20年6月4日

  最近の悩み。右打席の調子が良くない。明らかに左打席の方がいい打球が飛ぶ。空振りは左の方が多いけど。まあ、右打席は125km/hのボールを打って、左打席は120km/hってのが関係しているのかもしれないけれど。そろそろ一度、封印を解いてみてもいいかな。
注:封印;橘雪翼はバット持参でバッティングセンターへ赴いている。硬球用の木製バットで、軟球用金属バットより150〜200グラムほど重い。
ただ、トレーニングも兼ねて続けていることなので封印を解くのもなあ。900グラムのバットに慣れてきたので、次は1200グラムのやつで挑戦しようかとも考えているし。
  というバッティングセンター通いの報告でした。


平成20年6月3日

デジタル一眼レフとマクロレンズ

  一時期、疑問だったことがある。デジタル一眼レフカメラの多くは、受光素子が35ミリ版よりも小さく、フィルム時代と同じレンズを使っても写る範囲が狭くなる。よって、見た目のレンズの焦点距離(望遠度合い)が長くなるという現象が起きる。というわけで、24〜80mmのズームレンズならば、「35ミリ版換算で36〜120mm」などと標記されている。
  さて、マクロレンズには倍率という概念がある。あるものを最大倍率で撮影した場合に、フィルムに写る大きさが現物に対してどの程度の大きさになるか、である。35ミリ版フィルム時代に作られたマクロレンズには、等倍、というスペックのものが多い。等倍=1倍、即ち、最大倍率で写すと、被写体がそのままの大きさでフィルムに写される。さてここでクイズです。受光素子が小さなデジタルカメラで撮影した場合、35ミリ版時代の"等倍"マクロレンズで最大どの程度大きく写せるでしょう?
  ちなみに、35ミリ版よりも大きな中判カメラというのがある。中判カメラに等倍マクロレンズがあったとして(多分あったと思うのだが)、それはどの程度被写体が大きく写せるのかというと……被写体と同じ大きさの像をフィルムに残すことが出来る。
  ――ところが
フィルム面積が大きいので、相対的に小さくしか写ってないように見える。フィルムから同じL判にプリントしたとすると、中判カメラで写したもののほうが被写体は小さくしかプリントされない。
  というわけで、CCDもしくはCMOSに投影される像は、最大で被写体と同じ大きさとなる。が、CCDやCMOSが35ミリ版フィルムより小さいため、撮影した物はL判プリントでは大きく見える。これ、大きな疑問なのだが、カメラ雑誌やメーカーの説明で見たことがない。何故だろう? カメラ雑誌では、受光素子が35ミリ版よりも小さいので望遠有利、という書き方をしていたりする(その代わり広角不利なのだが)。ところが、マクロ有利という記述は見たことがないのだ。カメラ雑誌では結構マクロレンズの特集をしていたり、標準ズームレンズの接写能力を比較していたりするのに。そうそう、カメラ用レンズの重要なスペックとして、どれだけ接近して撮れるか、そうしたときにどの程度画質が保たれているか(遠くを撮った方が画質が良いレンズが多い)、が取り上げられるのに。焦点距離がフィルム時代の1.5倍になるカメラでは、マクロレンズの見た目の倍率が1.5倍になる。これは明らかに有利なことなのに。
  ふとしたきっかけで、オリンパスのサイトを見ていた。オリンパスは、言い方は悪いが、フィルムカメラを綺麗ばっさり切り捨ててデジタルに特化した。だからこそそういう記述が出来るのかもしれないが……等倍マクロレンズの商品説明にはっきりと「35ミリ版換算で2倍相当」の文字がある。冷静に考えると、0.5倍で設計しても35ミリ版換算で等倍になるので、それで良かったような気もするが……。マクロレンズ持っててもで等倍以上の撮影することなんてあまりないように思う……けど、あったらあったで面白い使い方が模索できるかもしれない。
  どこかで、デジタルカメラの使用レポートにこんな記述があった。一眼レフでなくコンパクトデジタルカメラだったが。「このカメラではマクロモードにしても○センチまでしか寄れない。前に使っていたやつは○センチまで近寄れたのに」――とこんな感じ。ここの「○センチ」というのは、レンズ先端から被写体までの距離である。ところが、レンズ先端から被写体までの距離というのはマクロの接写能力を表す数値ではない。レンズの設計やカメラの内部構造、先ほど書いたようにCCDやCMOSのサイズによって、レンズ先端からの距離が同じでも写される像は全く違う大きさになる。いい例として、同じ等倍マクロでも、焦点距離が50mmのレンズと100mmのレンズでレンズ先端から被写体までの距離というのは完全に別物になる。特殊な例があるかもしれないが、普通は50mmの方が"接近できる"。但し、この場合の"接近できる"はあまりメリットとは言えない。というのも、100mmマクロであれば、少しぐらい離れていても50mmマクロレンズ同様の大きさに写すことができるからだ。植物園で花を撮るとき、柵で思うように接近できないことも多いので50mmより100mmの方が有利だ。さらにテーブルフォトの撮影の場合、物を間に入れたり動かしたりするときに、空間を広く取れる100mmの方が使いやすいという話も聞く。逆に、レンズ先端から被写体までの距離が近くていい思いをすることは少ないだろう。そりゃ、同じカメラ同じレンズで比較した場合、1メートルまでしか接近できないのと15センチまで接近できるのとでは後者の方がいいけれど。まあそんなわけで、レンズ先端から被写体まで○センチまで寄れる、なんて数値をアテにするのは初心者さんなのだ。というか、コンパクトデジカメの性能表に最大撮影倍率を載せないメーカーもメーカーだよね(あまり見たことがない。ひょっとすると載せてるメーカーがあるかも)。そりゃ「撮影比1:○」なんて数値書かれても普通の人にはチンプンカンプンなわけだけどさ。しかし話を戻して問題の記事、読者レポートでなくカメラで食ってる人の記述だったように思うのだが……。マクロの認識ってそんなものなのかな。


平成20年6月2日

  昨晩、布団に入って気付いた。
  ――侃侃諤諤の更新を忘れた
でもね、ネタがないんですよ……。困ったなあ。どこかに落ちてないかなあって思って、今日は一日中、歩くときは下向いて探しながら歩いていたんですがね。そうそう落ちてないですね。大体落ちてるネタを拾って勝手に使ったら、おまわりさんに遺失物等横領罪で怒られちゃいますよ。
  ――何のこっちゃら
あ、そうそう、「たまにある質問とその答え」を追加してみました。暇で暇で仕方がないという方、どうぞ〜。

  そうそう、先日鉄道模型を作るのに直径0.2mmや0.3mmのドリルを使うのだがよく折るのが悩みどころ、と書いた。手持ちが尽きたので買い足したのだが、また折っちゃった。やる気まで折り取られていく今日この頃。そろそろドリル刃に使ったお金でキットが1つ2つ買えそうになっているのだが、これは如何なものかと。

  ネタがなくて苦しいときに思い出した。またもや阪神タイガースネタで変わり映えしなくて申し訳ないが。そろそろ謝らないといけないと思う。やや結果論なので仕方ないと思うのだが、やっぱりこれは謝っておくべきだろう。それは誰に対してか。開幕直前ぐらいの記述を覚えている人なら分かると思うが、まあ覚えていないだろうなあ。というわけで、謝るべきなのは岩田稔投手に対して。どうして謝らなければいけないのか。それは、岩田が五輪日本代表チーム入りの候補になっている……という記事に対しての私の反応。阪神は主力を根こそぎ持ってかれる可能性があって、その上岩田までかよ!的な記事だったのだが、私はこう書いた。
  ――「大丈夫、今調子良くてもシーズン入ったら鳴かず飛ばずだからどの道関係ない」
活躍してるじゃあないですか。今セ・リーグで防御率ナンバーワンですよ。5勝2敗ですよ。完投も2つしてるし、間違いなく先発ローテの中心。まだシーズン半ばにさしかかったところだけれど、とりあえず序盤は文句なしの内容。誰だよ、「能見と小嶋の例があるから過信は禁物」って言ってたの。まあ、過信が禁物であることには変わりないんだけど。でも、能見とか小嶋とか同列に扱ったことに対しては謝らなければいけないだろう。ごめん、岩田くん! そしてこれからも頑張れ岩田くん! あと星野監督! できれば岩田は持ってかないで!(笑)


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