橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成19年10月上旬分

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平成19年10月10日

  阪急キットを組んでいる途中……基本セットには先頭車×2、中間車×2入っていないといけないのに、全部中間車であることが発覚。間違えて増結セットを買ってしまったのかと慌ててパッケージを確認するが、間違いなく基本セット。阪急キットの増結セットなんて買った事ないもんね。とりあえず、緊急処置的にストック棚(いわゆる積み木置き場(笑))から阪急基本セットを1つ取り出す。
  ――こっちも中間車×4かよ!
というわけで、家にあった6箱の阪急キット基本セットのうち2箱までが内容物に"異議あり!"(6箱のうち2箱は先日完成した5100系に化けました)。たまらんぜよグリーンマックスさんよ。ちなみにこの阪急キット、阪神が前に優勝した年に買ったもの……っていつやねん! たったの2年前の話なのだが。というわけで、J○shinは流石にそんな前の買い物をサポートしてくれなさそうなのでグリーンマックス直営店を頼りにするほかない。あー面倒だなーもー。ちなみに、積んであった阪急キットはもう1箱あって(笑) こちらはセーフだったので何とか製作を続行することが出来た。
  現在は5100系と同じく宝塚線の3000系をプロトタイプとした編成を組んでいる。実は3000系も以前に作ったことがあり、今回はそれの作り直し……ではなく違う編成を作ることにした(ただ、今見てしまうと前回の3000系も"下手くそ"だなあ)。先日の5100系が"決定版"だったのと同様、今回の3000系も"決定版"にする予定。というわけでできる限り作り込む方針でいる。が、結構これがまた面倒な作業で……実際やってみると面倒だったというわけでして。ひょっとすると当初の14日間という製作予定期間を大幅に延長するかもしれない。となってくるとその後の3100系の予定も危うくなるわけで。時間足りないんだったらこんな文章書いている間にも穴あけのひとつでもやれよ、と少し思わないでもない(笑)


平成19年10月9日

  プレステ3が値下げされるようですねー。に加えて11月には40GBモデルが新発売される模様。でもってこの新モデル、なんとPS2との下位互換を放棄。なんてこったい。PS3買ったらPS2要らなくなると思っていたのに。でもまあ、60GBモデルを買えばいいのか。そのうち下位互換放棄の60GBモデルとか出そうだから安くなったら早めに買うかなー。
  なんて思いつつPS3で発売されているタイトルをチェックすると……見事にやりたいソフトがない。しかも数が少ない。思わず「次のページへ」ボタンを探したよ。これじゃ売れないのも当然だな……。一応辛うじて12月13日にグランツーリスモ5プロローグが出るようなので、これに合わせて本体買うかな。PS3で遊びたいPS2タイトルであるDDRやFFも一応問題なく動くみたいだし。でもこのPS3って、PS2のコントローラー差すところあるのかな? なかったらDDRがまともに動いてもPS3で遊ぶ意味半減なのだが(笑)
  ちなみにWiiやXbox360も目ぼしいタイトルはゼロ。まあゼロってことはないか。一応Wiiはマリオ関係のタイトルがある。Xbox360はギルティギア2の発売が予告されている(どうせPS3でも出るだろうから気長に待つけど)。まあでも本当を言えば、ゲームからはそろそろ卒業しないといけないよなあ。でも俺のことだから「ゲーム卒業しました宣言!」しておいて「でもFFシリーズと格闘ゲームとレースゲームは例外です」とか言ってそう(笑)


平成19年10月8日

  餘部はやっぱり雨でした……。やっぱり雨天ではなかなかいい写真は撮れないね。雨を生かした写真なら撮れるけど、普通の写真を撮ろうと思うとなかなか……。同行した後輩セントレア一号車君は「今年中にもう一度行く!」宣言をしてたけど果たしてどうなることやら。
  あ、先々月に出たマイクロエースのNゲージ「エーデル丹後」が欲しくなってしまいました(笑) やっぱり実車に乗ると模型が欲しくなる。


平成19年10月7日

呪われし者たち

  明日餘部鉄橋見に行って来ます〜。にしても、天気予報が雨なんですが。去年も雨。今回も雨。そして今年は北海道でも祟られた。俺とセントレア一号車君のコンビは何か憑き物があるのかもしれない。以前は雨予報をことごとく跳ね返して来たのだが……まあ明日も降ると決まったわけではない。往年のパワー発揮で晴れにしてみせるさ!
  ――一応そう言っておこう


平成19年10月6日

  予告どおり、新しく完成した模型の画像をば。
再製作阪急5100系
8両編成を作ったので、これで今年に入って93両完成したことになる。そう、今年もまた3桁が見えてきた。引き続いて同じく阪急電車の3000系を作る予定。こちらもまた8両編成なので完成すれば大台に乗る。合間の作業で"とても簡単塗装済みキット"の103系を組むかもしれないので、先に100両に乗っちゃうかもしれないけど。ちょうど7両だしね。
  ――……
やはりここは103系で大台に乗せるのが103系大スキーとしての責務かな。ということは、今月は順調に行けばあと15両完成するということでもある。あ、103系はもう6両作るつもりなので21両か。って、今月29両も完成!? ついでにいうと、3000系が完成して時間に余裕があれば3100系4両編成も突貫作業で製作するつもり。はたして本当にそんなに大量に作れるのか? もちろん根拠はある。実績として3000系8両編成をたったの12日で完成させたことがあるからだ。今回は以前作ったときより手間隙かけるつもりなので作業日程が延びる可能性大だが。ただ、2日延びて2週間かかったとしてもまだ1週間以上残っている。1週間でちょうど半分の両数の3100系が作れないことはないだろう。問題がなければ計画通り行く……ってことは今月完成するのは33両!? いくらとても簡単塗装済みキットを13両、先月後半から作り始めたのを8両含むからってバケモンみたいな数字だな。一気に去年の数値を塗り替えてしまう。俺ってやっぱり馬鹿? うん、馬鹿だね(自己解決)。


平成19年10月5日

  先日も少し話をしたNゲージ阪急5100系、完成まであと少し。何の問題もなければ明日は画像で侃侃諤諤、1ヶ月と1週間ぶりぐらいになる模型完成報告だ。また明日書けばいいのだが、今回は"決定版"的な仕上がりになっている。今持てる技術を総動員……しているのはいつものことだけど、何と言うか、多分これで以後阪急は作り直さなくていいだろうというレベルにまで持って来た。と思っているのだが、多分あと3年すると「やっぱりココがイマイチだな……」という点が出てくるかもしれない。ともかく、今回のポイントをさくっと。
・車体色を自家調色
何の因果か、初めて調色というものを本格的にやってしまった。事の発端は「メーカー製の発色の悪い色の下地に塗るための色をテキトーに作り」始めたことだろうか。最初は下塗りだからテキトーでいいやといい加減な気持ちで始めたのに、「これ、しっかり調色して色作った方が手っ取り早いんじゃない?」と思ってしまったのが運の尽き。そこから2週間ほどかけてようやく納得のいく「阪急マルーン」の完成。メーカー製の塗料よりもいい色が出ている、と自分では思っている。色ってのは模型でかなり重要なポイントだから、過去の作品と比べて最大の"改良点"だ。
・前面を徹底的にいじる
設計が古いこともあってか、阪急キットの前面部というのはかなりお粗末だ。何が一番お粗末かと言うと連結器回りである。お粗末と言うか貧弱というか……まるで似ていない。とりあえず、ダミーカプラーの形をなんとかしろといいたいところだ。実物の阪急の連結器は、ナックル部分が上下に長い独特の形をしている。私が知る限りこんな形の連結器を使っている鉄道会社は阪急だけである。その阪急の模型には……なんかごく普通のナックル型の形をした何かが付いている。しかもナックル部分が細くて実物と全く異なる。誰だよこのキット設計したのは。というわけでいろいろいじることにした。過去に2800系を作ったとき、雑誌記事を見てあれこれやったのだが今回はもう少し抜本的にやることにした。実は最初、カトーのダミーカプラーをベースに使う予定にしていたのだが、接着剤が効かないことが判明して断念。仕方がないのでキット付属のカプラーの、ナックルの部分を切り落とす。そこに大体の形に整形したプラ板を接着。接着剤が固まった後にヤスリで整形。ついでにカプラー本体もヤスリで整形してみた。実物はキリリとしまった形をしているのに、キット付属のカプラーは……何だか口が半開き?みたいな締まりのない形状。なので、各部を細くしてシャープに見せかけたり、全体としてのサイズを縮めるために外側を削ったり。まあNゲージならこんなもんでしょ、という程度にはなってくれた。連結器周りは他にもいろいろいじってみたのだが、文章にすると難しいのでまた明日。前面部では他に、ライトを別パーツ化してみた。もちろん別パーツにする以上クリアーパーツである。技術があればライト点灯化まで持ち込みたかったところなのだが、去年の年末断念して以降何も進んでいないので今回も諦める事にした。ま、ライトにはクリアーパーツを組み込んであるので、その気になれば後からでもライト点灯化できるだろう。そのクリアーパーツだが、パーツメーカーからいいのが出ていなかった。0.8ミリ径のライトレンズはあったのだけれど阪急の場合0.6ミリぐらいがちょうどいい。たった0.2ミリだけれど大きく違う。ここで、以前ライト点灯化にトライしていたときに買ったブツが役に立った。マッハ模型で売られていた0.5ミリのアクリル光学繊維。ほんのわずかに細いのだが、火で炙ると少しだけ太くなる。先っちょを炙っては切り取り、また新しい断面を炙る……ということを繰り返し、約0.6ミリのクリアーレンズパーツを作った。炙りすぎると太くなりすぎてこれが結構難しい。とは言え、1編成あたり"たった12個"でいいのでまだ楽な作業だった。
・その他
阪急と言えば、マルーンの車体に映える銀色の窓枠が特徴的。その窓枠は車体色を塗った後に筆塗りしなくてはいけない。ここは改良点ではないのだが、前に作ったときに比べて筆塗りの技術が格段にアップしていた。自分でもちょっとびっくりするぐらい。でも、ドア部の銀差しだけはやっぱり上手く行かなくて……デカールを自作して張り付けるという手法に出た。自作と言っても、市販のクリアーデカールに銀色を吹き付けたものを細切りしただけだが。あ、これ、先日話したよね。めっちゃ疲れて侃侃諤諤の更新さぼったって話題で(笑)
  ま、そういうわけで、各部が以前作ったものより格段にリファインされた"決定版"阪急5100系。完成したらすかさず次は、"決定版"3000系に"決定版"3100系を製作予定である。


平成19年10月4日

  先月末に、エヴァ観に行った日に買ったブツをご紹介。
ねんどろいどL


平成19年10月3日

その挑戦受けて立とう

  鉄研の後輩たちの集まりに、模型製作指導員として顔を出していたある日。11月の大学祭に向けて「侃侃諤諤」ほどは侃侃諤諤していなかったのだが、その中で写真コンテストというのをやることになったらしい。会員が1枚ずつ写真を展示し、お客さんにその中でのナンバー1を決めてもらおうという企画だ。でまあ、私はOBだし私が出たら優勝間違いなしなので黙って自分の模型に黙々と集中していた。のだが――
「橘さんも1枚どうですか?」
いいのか? 俺が出したら一等賞間違いなしなんだぞ? そうか、それは「後輩の力を嘗めてもらっちゃ困りますよ」という意味だな?(笑) 「橘さんの写真技術なんて軽く越えて見せますよ」という挑戦状なのだな?(笑) ということで受けて立つことにした。
  ――困った
何が困ったのか。当然だけど、鉄研のイベントとして写真展示をするのだから当然お題は「鉄道」。最初「阪急」限定だったのだが少し緩和された。これがノンジャンルならよゆーしゃくしゃくでお客さんのハートを鷲掴みの写真がいくらでもあるのだが、残念ながら私は一般受けする鉄道写真というものを考えたことがない。うーむ困った。一応鉄道写真の中から勝てそうなものをチョイスしてみる。うーむ困った。どういうお客さんが票を入れてくれるだろうか。綺麗な情景、というのは大人の人ならば入れてくれそう。でもお客さん中に占める子どもの割合も割と多い。ただその具体的な割合は分からない。やっぱり大学生以上のお客さんを想定した方が票が集まるかなあ。ということはやっぱりここは……
  と悩む日々が始まった。直球勝負するのか、変化球投じるのか。外角攻めんのか内角をえぐるのか。
「テキトーに野球になぞらえて言ってるだけだろ」
と言われそうなので詳しい説明をば。直球勝負ってのは、ごく普通に列車の走行写真を提出する。内角ってのは阪大沿線にして今回の展示のテーマとなる阪急電車で勝負。外角はその他の鉄道。変化球はシーン重視の写真。もちろん変化球にはいろいろ種類がある。曲げるのか落とすのかナックル投げんのか――って俺、本当に真面目に考えてるのか?(笑) 真面目に考えているのを面白おかしく野球の球種になぞらえているということにしよう。で、その"変化球"だが……鉄道を風景の一部として捉えるのか、それともあくまで鉄道を主体にしたイメージ写真にするのか。当たれば変化球の方が遠くへ飛ぶのは間違いないんだがな……ってお前投げる方じゃなく打つ方なのかよ!
  最大の問題点がある。それは今の現役生がどんな写真を撮るのか。実力を含めて未知数ということである。あんまりみんなで写真持ち寄るシーンが少ないからなあ。そもそも写真を趣味にしている人がいなかったハズなんだが。挑戦状突きつけたセントレア一号車君は来週餘部鉄橋に行くって言ってて、そこで勝負写真を撮る模様。なので一応俺も付いていく(笑) いやね、後輩がどんな写真を撮るか分かってたら"対策"って手もあるんだよ。みんながごく普通の写真を展示するなら、変化球を投じれば映えるわけだよ。みんなが変化球主体なら直球で。うーん
  ――ってアンタ
先ほどの発言によると余裕で優勝をかっさらうみたいなことを言ってたくせに相手の出方を窺うなんて男らしくないね。そう、ボク、男らしくないからねちっこく対策考えるの。
  といって粘っこくナックルボールでも投げればいいんだけど、そもそもストライク入らないから(どういう現象をそう表現しているんだ?) やっぱり直球勝負しよう。去年我らを感動させた藤川球児のように。ちょうどいい具合に、超豪速球阪急の走行写真があったではないか。ということでこれにする――とわゆーものの――もう一度撮りに行こうかなとまだネチネチ腐ったかもされまくったみかんのように悩んでいるのである。
  あ、旧作を提出しようとしたらフィルムの束の中から目的物を探し出すという手間があるのも悩みどころなのですよ。


平成19年10月2日

漫画「史上最強の弟子 ケンイチ」
  を略して「弟子ケン」と呼ぶのは俺だけ?

  「ビリーズブートキャンプ」ってのが流行ってる?みたいだよね。ある日の夜、布団の中でちょっとしたギャグを考えた。ちょうどその日、漫画「史上最強の弟子ケンイチ」(通称?弟子ケン)にハマって単行本を読んでいたのだが……梁山泊版ビリーズブートキャンプ。
  おっと、ビリーズブートキャンプは有名かもしれないが、弟子ケンの知名度はそんなに高くないかもしれない。一応アニメ化されているようだが、それでもビリーズブートキャンプみたいな一般的な浸透はないはず。というわけで弟子ケンのあらすじを。いじめられっこ白浜兼一はある日、とあるつてで梁山泊という達人の集う道場へやってくる。梁山泊には、空手100段逆鬼至緒、哲学する柔術家岬越寺秋雨、あらゆる中国拳法の達人馬剣星、裏ムエタイ界の死神アパチャイホパチャイ、武器の申し子香坂しぐれ、それらを取り纏める老人、無敵超人風林寺隼人と、その孫風林寺美羽が暮らしている。マスタークラスと呼ばれる超人の梁山泊住人に対し、主人公白浜兼一はどこにでもいる普通の高校生。あまりにも無茶な修行を課されたり、時には半死状態になったりしつつも徐々に強くなっていく。時には自分の信念を貫くため、時には友人のため、時には想いを寄せる風林寺美羽のため(参考までに美羽の強さは兼一をはるかに凌ぐ)。とまあ、他にもいろいろあるのだが今日大事なのは超人たち。もはや人間とは思えないレベルの梁山泊の達人。漫画が違うが「バキ」シリーズの範馬勇次郎といい勝負なんじゃないかと(特に長老)。そんなわけで特徴をかいつまんで説明していく。
空手100段逆鬼至緒:住人の中で見た目が一番怖い。酒好きでかなりのシーンでビールをあおっている。照れ屋であり、弟子思いなところを秋雨(後述)に指摘にされると相当苦しい言い訳をする。
哲学する柔術家岬越寺秋雨:一番常識的な人かもしれないけれど、変な道具を作っては兼一に厳しい修行を課す。書道家や茶道家、彫刻家としても名がある。ピーマンが嫌い。
あらゆる中国拳法の達人馬剣星:体格が最も小さい。そしてスケベ。
裏ムエタイ界の死神アパチャイホパチャイ:かなりの長身。日本語が分かっているのか分かっていないのか……手加減を「テッカメン」と言ったり電話に出るときは「おまえのこどもはあずかったよ」だし……。梁山泊きっての能天気頭脳の持ち主。笑ったり攻撃したりするときのセリフは「あぱ」「あぱぱぱぱぱ」
武器の申し子香坂しぐれ:無口で無愛想。美羽を除くと梁山泊で唯一の女性。入浴中、馬剣星が覗きに来るので罠を仕掛けたりする。闘忠丸という不思議なねずみを飼っている。
無敵超人風林寺隼人:とにかく強いおじいさん。そしてデカイ。鳥獣戯画の模写を集めるのが趣味。
  これだけじゃ伝わらないけど、全員相当の能天気というか楽観主義というか。敵組織に兼一が狙われても「ではいつもの作戦じゃ(長老)」と言うもののその中身は「適当になんとかなるだろう」。その敵組織から武道会の招待状が来ると、何の相談もなく参加を決定する。兼一が「きっと師匠たちのことだから何かすごい作戦があるんだろう」と言うと、「作戦? ああ……うん、あるある(秋雨)」「名付けて適当に楽しんで適当に暴れて帰ってこよう作戦じゃ(長老)」などなど……。
  まあ、実際のところは漫画を読んでもらった方が早いのでこの辺にしとく。で、ビリーズブートキャンプ梁山泊版。といっても達人がいっぱい要るので順番に……。一番売れそうなのがアパチャイズブートキャンプ。基本の掛け声が「あぱぱぱぱ」で、途中日本語が分かってんのか分かってないのか分からないセリフが飛び出す。ムエタイなので手足両方を動かす部分があるので最も向いていると言えよう。次、逆鬼式ブートキャンプ。見た目と発言が相当怖いので、DVDにしてもかなりびびること請け合い。スパルタンにトレーニングしたい人向け? 岬越寺式ブートキャンプ。もともと物静かな人なのであまり向いてないと思われる。そもそも柔術だしねえ……。漫画の中では一応「独自の理論に基づいて全身の筋肉をピンク筋に変えた」とあるので、それが実践できるというのであれば相当な人気になるかも(ピンク筋:速筋は赤く遅筋は白いが、その両方の性質を持ち合わせた筋肉がありピンク筋とか呼ばれる。全身の筋肉に占める赤、白、ピンクの筋肉の割合は、生まれたときから死ぬまで変化しないと言われているらしい。が、漫画なのでそこはまあ)。馬式ブートキャンプ。あ、ちなみに、ブートキャンプは日本語で何と言えばいいのか分からないので英語のままであるが、本当なら漢字で表現したいところだ。剣星の場合……後ろで踊ってるおねーちゃんたちにちょっかい出して、それが原因で結局発売されないような気がする……。香坂式ブートキャンプ。あまりにも無口で成立しない可能性が高そう。というか武器振り回してちゃねえ……。最後、風林寺隼人式ブートキャンプ。老人でも出来そう……と買うと中身は相当ハード。とは言え、漫画ではあまりこのおじいちゃんが修行っぽいことしているシーンがないのであまり想像できない。基本的に達人たちがやるからいいのではあるが……オマケっぽく。風林寺美羽式ブートキャンプ。可愛い女の子ってだけで売り上げが伸びそう。対極的に白浜兼一式ブートキャンプ……見た目が弱そうで「効果あんの?」と売れない可能性大。ここは美羽&兼一は抱き合わせ販売、もしくは共同出演あたりが妥当なラインか。
  ここまで考えて……実はあんまり面白くないねこのネタ。というかむしろ、アニメ化までされてることだし、本当に梁山泊式ブートキャンプって作ったら売れるかもしれない。もちろん弟子ケンのファンにのみ、だが。俺? いやあ、まさか買わないよ。とかいいつつ、本当に発売されたらそのチャレンジ精神というか勢いを評価して買っちゃうかもしれない。アニメになると、原作派の私にとっては絵が違うのが非常に気に入らないんだけどね。


平成19年10月1日

  鉄道模型の阪急電車製作進捗状況。車体色の阪急マルーンを塗り終えて、サッシに銀を入れ終えた。このサッシの銀入れが今回のキモ。とりあえず窓枠と靴摺りを塗ったのだが、前回から比べると自分の中で格段のレベルアップを実感。というわけで……ドアレールの銀色も筆塗りに挑戦した(いつも塗っているが後述)。でもやっぱりダメだった。このキットで一番難しいところじゃないだろうか。というわけで、やっぱりデカール貼りすることにした。
  このキットで一番苦労するのが、そのドアレールの銀色。阪急電車の扉は、窓枠を除くと「士」字型に銀色が入っている。模型でも当然ここを再現したい。ところが、あまりにも細かいために「十」部分に銀色を塗るのが至難の技。毎度毎度他の部分が上手く行ってもここでイマイチな仕上がりになってしまい、ずっと私の頭を悩ませていた。ところがある日、ネットのとある人の製作記に「銀色に塗ったデカールで再現」とあった。そんなので上手く行くのか?と思ったのだが、とりあえずやってみなきゃ分かんない。上手く行かなければ行かないで、そのとき改めて筆塗りの修行をすればいいだけの話。
  ――というわけでやってみた
うん、確かに綺麗に再現できる。だがしかし……何と面倒なのだ。筆塗りであれば、下手だけど15分で出来るところを軽く倍の30分はかかる。普段デカール貼りに慣れてないということもあるが。おっと、ここの常連さんなら既に何度も登場しているからご存知だろうが、ひょっとするとお初の人もいるかもしれないので(そんな人はこんな文章読まず、既にブックマークから別のページに飛ぶか戻るボタンで前のページに戻るか×ボタンでウィンドウを閉じているような気がする)説明。デカールってのはその昔「水シール」と呼ばれていた模型では比較的よく使われる代物だ。ちなみに、日常的に「水シール」と言うと歳がばれるのでご注意。水に漬けて台紙を剥がし対象に貼り付けるシールだ。普通のシールに比べてフィルムが薄いので、模型にとってはメリットが大きいのだ。で、そのデカール。鉄道模型では……あまり使われていないようなモノによっては使われているような。少なくとも私はあまり使わない。前回使ったのが……ちょっと思い出せないなあと思ったら思い出した。リニューアルソニック作ったんだっけ。あの時も全100箇所以上のデカールを貼って半死状態に陥っていたっけ。ええととにかく、私はデカールが本来嫌いなのだ。何故嫌いなのか。面倒だから。どうしていちいち水に浸さなきゃいけないのさ。しょっちゅう位置がずれるし、位置の修正をしていたらフィルムが切れるし、おまけに貼れたと思ったらその後の作業で剥がれてきやがるし。こういうのをまとめてひっくるめて「不器用」と呼ぶんだろうけど実際そうなんだから仕方がない。でも、嫌いなデカールでも筆塗りより綺麗に仕上がるなら使わない手はない。今回は全96箇所のデカールを貼った。今月中に阪急をあと1本半(!?)仕上げるつもりなので、"上手く行けば"あと144箇所デカール貼りを"楽しむ"ことができる……のか、はぁ(溜息) しかも銀色に塗ったヤツを、細く切り出す作業というおまけが付いてくる。こりゃもうたまらん。というわけで昨日、集中力と弩根性とやる気を使い果たして侃侃諤諤の更新がすっ飛んだってわけですよ。今日はコレが言いたかったのです。今日は昨日の残りをやってもうヘトヘトなんです。でも完成したので辛うじて侃侃諤諤の文章を綴るエネルギーが回復したのです。んじゃ、というわけで、まあ、また明日。


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