橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成19年1月下旬分

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平成19年1月30日

シリーズ第二弾と第三弾

  中華料理の調味料として有名な豆板醤(トウバンジャン)。"醤"と付くからには日本の醤油の親戚なのだろう。韓国では、コチ醤(コチュジャン、とも?)というものもあるらしい。コチは東風ではないよ、念のため(菅原道真の有名な句を思い出してみよう)。そういやテンメンジャンとかもあったなぁ。で、阪神タイガースが相手打線を料理するときに使う調味料は?
  Ans.エステバンジャン
阪神の新外国人選手、エステバン・ジャン選手にまつわるジョークシリーズ第二弾でした。第三弾は今のところ思いつきません。

  先日、PS3が普通に売られているのを見て衝動買いしそうになった。で、姉とか義兄に「PS3衝動買い(改行×10)しそうになりました。」とかアホなメールを送って遊んでいた。で、先週金曜日、「ミニッツレーサーを衝動買い(改行×10)しちゃいました」とか(笑) で、今日、Windows Vista(以下ビスタ)が発売されたわけだが……。このビスタも欲しくなっちゃったんだよな。今日梅田に出てたら、間違いなく衝動買いの候補。PS3よりも衝動買いの危険性が高そうです(笑)
  しかしながら、Windows Meで長年粘って、XPへの買い替えを渋っていた私。何故XP使用開始後半年で次のビスタへ乗り換えようとするのだろうか?(笑) 一応、今使っているパソコンはビスタの動作要件を満たしている……らしい。だからって乗り換える必要はないのだけれど、ビスタの半透明ウィンドウとか3D表示とかを広告で見ていると欲しくなってしまったのだ。ここで買い換えるのは、何かの無駄遣いのような気がしてならないが。
  ということで、衝動買いシリーズ第三弾でした。

  今日はネタがあるので、小出しにすればいいものを一気に。
コンテナキット製作の進行度合い
明日はネタがなくて三行更新になりそう(笑)


平成19年1月29日

  昨日、梅田の玩具店でリセットさん(どうぶつの森DSに出てくるキャラクター。詳細は過去ログ参照)のぬいぐるみが売られていた。思わず買いそうになった(笑) さすがにリセットさんのぬいぐるみはいらないよね。

  阪神タイガースの新外国人選手、エステバン・ジャン選手。私は彼の名前を「エバステン・ジャン」だと勘違いしていたので、勝手に「姥捨て山のジャン君」とかあだ名を付けていた。
  エステバン
  エバステン
似てるよね? 似てるよね? 似てないって?


平成19年1月27日

模型を求めて三千里

  昨日、阿波座へ行ってきた。成果は……全くなし。大ハズレもいいところ。まあ、前回行ったときの雰囲気からして売ってなさそうなのは薄々感じていたが……。そもそも発売から時期が経ちすぎているからね。通販で頑張ろうかな。
  ところで、立花駅から阿波座へ行くのにどういうルートを使ったか、というと……まず、東西線の列車に乗り、海老江で降りる。そこから5分ほど歩いて地下鉄千日前線の野田へ行き、そこから2駅。まあまあ近いといえば近いことが判明した。梅田から、本町で乗り換えて……のルートしか使ったことがないので面倒に感じただけなのだろう。そして、さらにポイントが一つ。千日前線には日本橋という駅がある。そう、そこから日本橋へ行くにも交通の便がいいのだ。恵美須町に直通しないのがちょっとマイナスポイントだが、贅沢は言わないでおこう。というわけで、阿波座で空振り三振を喫した後、その足で日本橋へ。某大型量販店で、痒友に頼まれているパーツ他を買おうと思ったら……何だかセールをやっている。ポイント10%還元?(普段は1%) それはおいしい。1割引きクーポンも持っているので、今日は買い込まなくては。鉄道模型売り場の5階に上がるまでに途中寄り道。前にちょろっと書いた「ドリフトのできるR/Cカー」を見に。ヨコモの1/10が欲しかったのだけれど、流石にデカイ&高いのでどうしようかと悩んでいると、隣に義兄オススメのミニッツレーサーを発見。眺めているといろいろと面白いことが分かった。まず1点、ずっと単なるミニチュアモデルだと思っていた商品が、スターターセットのシャーシに付け替えられるスペアボディとして機能すること。2点目、結構お値段するけど、その分凝った作りになっていること。3点目、某大型量販店の品揃えがかなりすごいこと(笑) まあ、それは後述するとして……。とりあえず、Nゲージ買ってから引き返そうと思って一旦5階へ上がる。そこには物凄い誤算が待ち受けていた。
  36%割引! 吊広告にそんな文字が躍っていた。36%とはまた中途半端な率であるが、でも普段2割引なのにどうして……。まあ、割引率がいいのは嬉しい。ついでに、10%ポイント還元もある。但し、トミックス、カトー、マイクロエース、グリーンマックスの商品に限られていた。もしこれが天賞堂も36%引きなら、ほぼ確実に私のコレクション棚に並んだHOの103系が今頃7両編成に増強されていただろう(笑) モハユニットだけ何故か20%還元だったから、買うのもアリだったんだけどね。ところで、吊広告には気になる文字も書かれていた。セール期間が「1/27(金)〜2/12(月)」――んー、今日(昨日のことね)は金曜日だが、日付は26日。これは今日、セールやってるの?やってないの? ま、吊広告出してるぐらいだからやってるんだろ。で、売り場をうろうろしているとレジ係員の接客応対の声も聞こえてくるわけである。「本日より、表示価格から20%、定価から36%引きにさせて頂いております」――そうか、36%引きって考えるから分かりにくかったのか。定価の0.64掛けと考えれば、0.8×0.8だってすぐ分かったのに。というわけで、今日(昨日のことね)がセール中ということで安心して買い物をすることにした。こんなに安いことは滅多にないので、近未来的に買う予定にしていたものを一気にまとめ買い。かごが、まるでスーパーの特売の日のような感じで山盛り(笑) 自分で成した行動に、レジでどんどん増える数字にびびってました(笑) さて、総額いくらだったでしょう? 定価だと、8万円ぐらいの買い物をしました!(爆弾発言) まあ、模型なんて可愛いものですよ。あれだけ大量に買ってたったの5万円台。カメラなんてね……本体であれレンズであれ、ちょっとしたものがその倍とかざらなんですから! と、間違った価値観を元に語っているといつか自己破産しそうなので……まあ、大量に買ってしまった。荷物が重い。おそらく最大サイズの買い物袋2分! 普通なら、これで今日の買い物は終了!となるはずである。ところが、この橘雪翼、普通であるわけがない! さあ、ついでにミニッツレーサーも買いに行くぞ!
  ワンフロア降りて、店員を呼び止め、ミニッツレーサーの説明を聞く。実はドリフトできるシャーシは買わなかった。ドリフトできるシャーシは、4WDのものなのだが、いきなりそれでドリフトをやるのは難しいですよ、と言われたのだ。だから、とりあえず普通の後輪駆動のシャーシと、ボディとプロポのセットを買う(徒然時代から通して、プロポって初登場の単語だよな? 要はコントローラーっす)。ミニッツレーサーのプロポは専用品で、スターターセットを買わないと手に入らないらしい。だから、シャーシ単体というのはセカンドカーとして手に入れることになるらしい。で、後々4WDのシャーシを動かすなら、出力を増強したタイプのセットを買ったほうがいいよと勧められてそうすることにした。ところが、増強タイプのセット、某頭文字がDのアニメのクルマしかないじゃないか!(車種という意味ではなくて、パッケージが某頭文字がDのアニメ) まあ一応、某頭文字がDの漫画のファンではあるけれど、アニメ版パッケージが気に喰わないのと別に頭文字がDの漫画に影響されてドリフトできるR/Cカーが欲しくなったわけじゃないのと、やっぱFDの黄色はナシだろ!というのでちょっとイマイチ。黄色のFDと豆腐屋のハチロクだとかなりテンションが下がるところだったが、辛うじてFCがラインナップされていた。高橋兄のFCは白なので全く問題なし。変なエアロも付いていない(ナンバープレートがもろにアニメ版なのが最大の欠点かな)。ただ、リトラが上がってるんだよね……。リトラは下がってる方がカッコイイに決まってるだろ! 上げた状態の商品を売るなよ! 上げるのはもちろん、半目なんてもっての他だ!(この前立花のタイムズに駐車してた眠そうな白FCのオーナーさん気を悪くしないで下さい) というわけで、もちろん店員に聞いた。リトラ閉められませんか、って。無理ですね、ま材質はプラみたいなものなので加工すればなんとか……と。ま、そこは妥協しよう。家に帰って改造するぞ! で、当然、載せ換えボディにFDを買う。赤があればよかたのだが、何故かメタリックブルーのみしかラインナップがない。少し前なら白い未塗装ボディもあったらしいが、速攻完売したらしい。残念。売ってたら確実に3つは買ったのに。で、ボディぶつけたりして破損したとき用にFDは2個(笑) 載せ換えボディは、入荷するたびに値段が上がると聞いて……何となくブルーのR34まで買ってしまった(笑) 今度行ってまだ売ってたら、インプとハチロクも買っておくかな……。
  てな具合で、でかい買い物袋が3つに増えた。重かった。今日は両腕が筋肉痛です(笑)
  ミニッツレーサーで使う電池は、単三8本(!)に単四(!)が4本。店員に買うかどうかたずねられたが、家にオキシライドが余っていたはずなので断った。ところが、説明書にしっかり書いてある。オキシライドは使わんといてや、って。仕方ないので、ミドリ電化往復しましたよ!(苦笑) 単三については充電電池があったので、充電。単四は、最近広告をよくやってる三洋電機のエネループを選定。充電済みで売られているのがちょっとしたポイント。このエネループ専用の充電器、単四を4本充電できる機械は、単四4本のフル充電になんと6時間を要する。そんなに待ってられるか!ということで、急速充電器を2個買うことにした。急速タイプは2本しか充電できないのだが、その分値段も若干お手ごろだったので我慢。しかしこのラインナップはどうなのかな……確かに単四を4本も急いで充電するなんて、ミニッツレーサーユーザー以外にあまり考えられないけど(笑) さて、充電を待つ間、ボディをシャーシに組み付けたりするわけだが……ここで、リトラをいかに処理するか研究することにした。ボディを裏返して私は唖然とした。
  ――何か、ネジが見えるんですけど!?
このネジ、外したらリトラ外れる?? 回してみる。外れた。付属部品の小袋を探すと、リトラを閉めた状態のカバーパーツが付いている! それをネジ止めすると……カッコいい白FDの出来上がり! いい加減な店員だな! ま、今回はいい方に転んだから許すけど。一方のスペアボディのFDには、リトラを開けた状態のパーツが付いていた。恐らく一生付けないと思うけど(ま、1回ぐらいは交換するかもしれないかな)。
  なかなか充電が終わらず、初走行は夜中になった。シャレでドリフトタイヤ履かせてみたのだが、真っ直ぐ走らねえ(笑) 分かっていたのだが、やってみると結構笑えるシーンだった。タイヤを普通に戻して走らせてみる。ドリフトは……難しそうである。しかしながら、ドリフトさせないことには、狭い家なのでターンして戻ってくることが出来ない(笑) 最初はバックのやりかたも分からなかったので、自分の足で歩いてって、"ゴッドハンド"で方向転換(笑) ほどなくして、簡単にスピンするようになった。
  ――床面の埃がタイヤに付いてグリップが落ちただけ
最終的に、ドリフトタイヤと同じぐらい直進しないようになった(笑) 掃除→走行→掃除→の繰り返しで、ついつい夜更かししてしまいました。

  後日談。夕飯時、Joshinの広告が新聞に載っていた。件の36%引きや10%ポイント還元に加えて目玉商品が。先着50名様限定で、トミックススーパー雷鳥が1万円ぽっきり!
  ――なんだとぉ!?
そんなのどこにもなかったぞ! 買い逃した! 勿体無い! と思ったら、それはそれこそ正真正銘27日土曜日からであった。トミックススーパー雷鳥というのは、仕上がりも値段もハイグレードなことで有名な商品群のひとつで、基本7両セットが2万5千円もする。それが1万円。既に1セット持ってるが、地元を走っていた車両だし、増結セットが2種類あるので基本を2つに増やしてフル編成を2本並べて走らせるという楽しみ方もアリである。ただし、べらぼうな出費を要求されることになるので私は実行していなかった。だからこそ……1万円だったらもう1セット買うのになぁと悔しがっていたのだ。
  今朝、後輩からメールが来た。普段岡山で暮らしている後輩なのだが、今日は大阪に"出撃"していたのだ。だから、日本橋で大安売りしているよ、と教えてあげた。すると、行ってきます、のメールが帰ってきたので私は思いついた。「スーパー雷鳥、買って来てもらおう」。かくして今、私のコレクション棚の中にはスーパー雷鳥のセットが4つ(基本×2と2種類の増結が各1)並んでいるのだった。 


平成19年1月26日

バトルギア4オリジナルサウンドトラック

  厳密には、「バトルギア4+バトルギア4チューンドオリジナルサウンドトラック」。はっきり言おう。ゲーセンでゲームの音楽はまともに聞こえない。周りがうるさいからである。格闘ゲームのキャラのヴォイスがギリギリ聞き取れるか聞き取れないか、ゲーセンとは常にそうした劣悪な環境なのである。実は、DDRをやりにいっても、音楽ははっきり聞こえてこない。まさしく流れてくる矢印頼みなのだ(ま、店舗によっては結構聞こえるんだろうけど。地元のゲーセンはかなり聞こえる)。正直、ゲーセンに半時間もいると、店から出たときに若干耳の感度が悪くなっている。毎日長時間居ると、確実に聴覚に異常をきたしそうだ。そして、バトルギア4(チューンド)、これはもっとゲーム中の音楽が聞こえてこない。理由は、車のエンジン音(SE)が邪魔するからである。バトルギアで聞き覚えのある音楽は、誰もゲームをしていないときのタイトル画面か、実際に走っていない場面(コース選択や結果表示中など)ぐらいである。てな感じで、バトルギアに限らず、アーケードゲームのサウンドトラックを買うという行為には以下のような要素が入ってくる。
1:ゲーセンではよく聞きとれない音楽を聴いてみたい。
2:イイのかどうか分かんないからバクチ。
まあ、1は素直な欲求である。で、常に2に書いてあるようにリスクが付き纏う。格闘ゲームのサウンドトラックは……まあ、明言はしないが当たりハズレが大きかった。ギルティギアシリーズは概して"当たり"。ストリートファイターIII 3rd strikeもまあまあ。鉄拳タッグトーナメントも……ああ、これはゲーセンよりも家庭用をやった時間が長かったから、知っててサントラ買ったようなもので今日の話からは外そう。餓狼伝説も……まあOKかな。ダメだったのが、C○PC○MvsS○Kとか2000年以降のK○Fとか(伏字になってない)。ちょっと古いゲームだと、ハードの性能の都合で、ファミコンサウンドに毛が生えた程度みたいな音質で、それが余計悪いという面があったりするのだが、多くの場合は家庭用移植の際に音楽がリファインされていたりする。KOF'96のとあるサウンドは家庭用版が異常なまでにカッコ良くて、MDで編集してひたすらリピートさせながら受験勉強していた(MDでうまくリピートがエンドレスするように編集するのに1時間やそこらかかったことは公然の秘密だ)。
  で、24日、バトルギア4のサウンドトラックが発売された。そして昨日(25日)買ってきた。実はあんまり期待していなかった。期待してないモノ買うなよ!と突っ込みを入れられそうだけど、この手のサウンドトラックはひょっとしたら年月が経つほどに手に入れにくくなるかもしれないじゃないか! 後でプレミア価格払うよりは今普通に買って、で後悔したほうがマシ。なので買ってきた。ちなみに値段は2940円だ。家に帰ってきたのが20時ぐらいなのだけれど、期待してなかったのですぐには開封しなかった(笑) それよりも、パソコン用に買ってきたスピーカーの方が昨日の買い物のメイン。PS2及びiBook用にスピーカーを割り振ったため、メインパソコンのスピーカーが非常にしょぼいものになっていた。共通のスピーカーでいいじゃないの?と疑問を持たれるかもしれない。それについては……私はメールソフトを自動受信に設定してあり、そしてメールが来ると"着信音"が鳴るようにしている。それをゲームしながらでも確認できるようにしておきたかったのが1点。メインパソコンをいじりながら音楽を聴きたいとき、iBook内臓のスピーカーではやや弱いなぁと常々考えていた。だから、iBook用にスピーカーを割り当てたかったのだ。そして、ゲームしながら音楽は聴かない。だからゲームとiBookはスピーカーを共用できるが、パソコンだけは独立させたかったのだ。というわけで、スピーカー設置作業、その後視聴。まあ、私は音質云々は良く分からないけれど、前のしょぼいスピーカー(1000円ぐらいの、持ち運びが苦にならない軽いやつ)よりはぐっと良くなった。このスピーカーがまさか後々効いてくるなんて……。侃侃諤諤を書き終わり、風呂に入り、そして思い出した。ああ、サントラ買ったんだよなぁ。一応寝る前に少し聞いてみるか。ここで、何故かiBookじゃなくてメインパソコンにCDを投入する私。理由は、iBookには普通のマウスが付けていないので、初めて買ったCDの"つまみ聞き"には操作が面倒だからだ。で、思った通りあまり聞き覚えがない曲の出だしばっかりだった。まあ、とりあえず、再生させて他のことやるか……と、某パズルサイトで1問解いていた。すると、何だかテンションが上がってくる。BGMのノリがいい。車のレースゲームらしくアップテンポ調(ロック系?)なせいだろう。いやしかし、結構いい! カッコいい! こんな音楽が流れていたんだ!と少し感激。
  で、曲とパズルにハマって昨晩は寝るのが遅くなりましたとさ(笑)


平成19年1月25日

ナントカの法則

  しばらく楽しようと思っていたら、ネタが舞い込んできやがった。しかも久々のカ・メ・ラ・ネタ。ええと、ソニーからカールツァイスの新しいレンズが発売される。もちろん、一眼レフ用である。当然、αマウントだ。で、スペックは135mmF1.8。これは、ミノルタ時代になかったスペック。135ミリは大昔にF2.8が、そしてSTFレンズという、ちょっと……いや、かなり特殊で通好みの一本があっただけである。さらに大昔に遡ると、135mmF2はあったものの、これは幻の一本(だと勝手に私は解釈している)。探したけれども結局見つからず現在に至る(2〜3年ぐらいに探すのを諦めた)。で、今度はそれより半絞り分明るいF1.8のレンズだ。ミノルタ時代はF1.7って表示していたんだけど、ここにもソニー化が見て取れて悲しい。ま、どっちでもいいんだけど。いずれ話題にしようと思っていた「好きな数字、嫌いな数字」の基準で話をすると、1.7より1.8の方が好きなのだが。それでも、ミノルタ時代に慣れ親しんだF1.7じゃなくF1.8というのは何だか物悲しい。そこも受け継いでくれてたら良かったのに。でも、ソニーのデジカメはきっと、F1.8って表示してたんだろうなぁ。まあいいや。
  で、135mmF1.8、これを使って撮ってみたい被写体があるのか? と言われると、ない。ただただレンズスペックと「カールツァイス」のブランドに惹かれるだけだ。しかも、T*コーティング! まあ、T*コーティングのレンズを他に持っているわけでも、具体的にどういいのか聞いた事ないんだけどね。でもまあ、作例を見ていると、結構物欲を刺激されるのである。「この作例よりいい写真を、俺なら撮れるぜ!」とかね!(笑)
注:半分冗談で、でも残り半分は本気だったり
ソニーから新発売されるレンズの多くは、今後デジタルのみ対応になりそうな雰囲気である。その中で、カールツァイスブランドのこの1本(と、あと既に同スペックのミノルタブランドを持っている85mmF1.4もそうだが)はフィルムにも対応する。ということで、αの、フィルムのカメラで楽しむ上でこの一本は大いなる魅力となる。ひょっとしたら、フィルムαで楽しめる最後の新レンズになるかもしれないのだ(ま、シグマとかタムロンとかトキナーとかの可能性が辛うじて残っているが)。というわけで、俺は欲しい。既に銭勘定を始めているぐらいだ。
  っと、そうそう、お値段が多少問題なのだよ。いくら欲しくても、現在の預金残高を丸々食い潰すような代物には金は払えん。ま、高々135mmF1.8でそんなに高かったらびっくりするけどね。135mmF1.4でも預金残高には遠く及ぶまい……って、書いてたらそのうち俺の貯金額がバレてしまうのでやめておこう(ひょっとしたら135mmF1.4を作ったら、それぐらいの額になるかもしれないし)。で、肝心のSonnar T* 135mmF1.8のお値段だ。何と! 定価21万円(税込み)である。ええと、これは普通に考えると高いのだが、カメラ界の基準を当てはめると……ムチャクチャな額ではない。ムチャクチャじゃないどころか、まあ、「いいレンズはそのぐらいするよね」ぐらいで受け止められる金額だろう。ライカのレンズは、たかが50mmF1.4でそれぐらいしたりする。そう考えるとこの135mmF1.8の21万円は出してもいい額だ。そもそも、ミノルタのSTF135mmF2.8(T4.5)は確か、15万円(定価税抜)だった。ソニーブランドになって値上がりして、18万円前後だったかと記憶している。STFレンズは特殊なレンズなので単純比較は出来ないものの、同焦点距離のF2.8の設計のレンズとF1.8の設計のレンズの値段がこんなに近接しているのはあまりない(噂によると、STFレンズはF2.0ぐらいの光学系を持っているとか聞いたことがあるが、F2.0とF1.7でも値段は倍ぐらい変わってくるぞ)。
  というわけで、何だかんだで「欲しい」。値段は高いが、ここしばらくカメラ関係に出費していないので、たまにはいいのではないかと思っちゃったりする。カメラ関係に出費していない分模型関係に出費しているという可能性はひとまず置いといて。先述の通り、最後のフィルムαで遊べるレンズになるかもしれないのだ。日本人はブランドに弱いのだ……私は決して弱いわけではないのだけれど、カメラに凝った人間である以上ツァイスのレンズには一度目を通しておきたいなぁなんて……(弱いんじゃん)。で、結局、論点は最後ここに落ち着く。買うのか、買わないのか。最近のフィルムの消費量を考えると、おそらくは買うと後悔する。現時点で最後に買ったα-9ですら"元を取った"とは言えない状態で、そのα-9よりも大きな出費をすると確実に"元が取れない"。だけれど、所有する喜びというのもあるんじゃないか? 鉄道模型で話をしても、確実に元が取れてないブック型ケースが片手はありそうだ(おいおい)。ここは一つ、例のコレクターの格言で行こうかなぁ。「買わずに後悔するより買って後悔しろ」。ん、じゃ、買おう。久々にカメラ屋に顔を出そう。
  ――って、ちょっと待て
別にこのレンズは限定生産でも何でもない。買わずとも、後悔する前に考える時間はそれなりにたっぷりあるはずだ。よし、今年一年悩んで、来年も欲しかったら買うことにしようか(と言う前に買ってそうな気もするが)。その前に、去年入れたOM-3Tiのフィルムを使い切ることが先のような気もするしね。
  ちなみに、レンズの作例として、MP3プレーヤーを撮った物がありましたが……当然ソニー製品でした(笑) よし、俺はもし買ったとしたら、iPodを撮るぜ!!


平成19年1月24日

  ダメだ、やる気が起きねぇ。

  しばらくこんな更新が続くかと思われます。

  やる気出ないの理由の一つに、明日阿波座の模型屋に行こうとしたら、明日臨時休業であることが判明したってのが3%ぐらいあるかもしれん。ま、行って休みだった、というのより数億倍マシなのだが。


平成19年1月23日

鳴かぬなら……

  殺してしまうのが織田、鳴かせてみるのが秀吉、待つのが徳川。さて、私のタイプは? 答えは臨機応変、ということにでもしておこう。
  侃侃諤諤のネタがない。織田流で行くなら侃侃諤諤の更新を休む(辞める?)。秀吉流ならネタを作る。徳川で行けば2〜3行の更新をのんびり続ける。ぐらいかな。さて、最近の私は徳川流で来ていたけれど、今日は秀吉流で。ということで、画像で侃侃諤諤です。
コンテナのキット
先日、組み立て始めたといっていたコンテナのキットである。どうにも作業が先に進まないんだけれど、画像で侃侃諤諤のネタぐらいにはなる。というか、画像向きの話だったからね。私がこまめなら、常にキット製作は画像で侃侃諤諤のネタの宝庫なのだが……製作を始めると集中して作業したいのと、とにかく没頭してしまうのとで作業中の撮影が出来ない。製作中、どうしてもヤスリで削ったプラスティックの削りカスが手に付くので、カメラを構えるためには一旦手を洗いに行かなくてはならない、という理由もある。さらに、カメラで撮るからには、構図、ピント、露出に凝るので時間がかかるからかも……。そういうわけで、私は滅多に作業中の写真を撮らない。だから、「夜行鈍行」の作品紹介は完成図ばかりなのだ。


平成19年1月22日

封印再度

Q:Who inside?(封印の中には何が入っているのですか?)
A:改造しかけの50系客車です
  ということで、一旦封印しちゃいました。実際のところはまだ箱ン中には入れてないけれど。テールライトが点灯する現行仕様の50系客車緩急車が手に入ったら作業が再開される見通し。ええと、この際だから中古で探してくるか(新品で在庫があればいいんだけどねぇ)。で、うっかり中古で旧製品を買ってきそうな自分がいることにうすうすながら気付いている(笑) そこのあたりはやってしまわないよう注意しておかなくては。と、なると、実は次に何を作ろうかという新しい問題が発生する。一応、去年から作り始めている"隠し玉"は存在するのだが、それをここで言ってしまうとどこが隠し玉なんだ(笑) まあ、その正体は完成するまで伏せておこう。完成予定? 今年中……かな。で、いろいろと作りたいものはあるのだけれど、グリーンマックスがインレタを再生産しそうな雰囲気がないので苦しいものばかり。阪神、阪急電車は、そのインレタがないことにはどうにも製作する気にならない。塗装まで完了させて、でも最後の組み立てができないなんて間抜けな話だろう? で、3月になると、鉄道コレクション第四弾が発売されて、第四弾ラインナップが旧型国電である関係で動力ユニットも旧国仕様のものが発売される。現在手持ちの旧国キットには、その動力が使いたいので……早い話が現在は作り始めることが出来ない。まあ、規格が変わるわけでもないので手持ちの鉄コレ用動力に合わせて作っておけば、第四弾発売と同時にキット組み立て旧型国電が完成する、という形に持っていくことも出来るのだが。
  と、消去法で頑張ると……去年の今頃通販で届いたトレジャータウンの223系0番台(関空快速)にチャレンジするか、一昨年調子に乗って手に入れすぎたRMMの付録的存在の丸の内線の赤い電車かあたりしか残っていない。後者は特に、インレタの"使用期限"があるので、早めに手を打つべきなのだがなんとなくやる気が起きない(なんだよそれ)。でもまあ、丸の内線にするか。
  なんてことを今日は考えたりしていました。

  あ、そういえばセンター試験の数学を解答してみるのを忘れていた!


平成19年1月21日

ハマり気味

  2日前の侃侃諤諤の「銘わぁくす」という小さなメーカーの製品の話。50系51型客車のコンバージョンキットが欲しいのだが、製品リストを見ていると他のものも欲しくなってしまった(笑) 51型客車から改造されてできた気動車(ディーゼルカー)であるキハ141とその改良型キハ143。それらが作れるコンバージョンキットである。客車から改造された気動車というと、「夜行鈍行」の方の模型コンテンツで、キハ09というものを紹介させていただいている。が、それとは全く無関係である(笑) その昔国鉄時代に行われた客車から気動車の改造であるが、あまりいいものではなくてその後はあまり行われなかった。のに、JRになってから再び客車が気動車に改造されて……ぐらいの繋がりしかない。けれども、模型ファンというか、鉄道ファンとして何かしら縁があるような気がしてならない。多分気のせいだと思うけど。ただ、面白い車両であることには変わりなく、だからキハ141とかキハ143とかは模型のコレクションに是非加えたい車両なのである。しかも、これが完成品で出てるよりもキットで存在することが(何となく)魅力的だ。これは是非作ってみたい。51型客車のついでに手に入れてこよう。
  と、ここまではいいのだが。実は銘わぁくすのサイト、あまり親切でない。コンバージョンキット、という表記はあるが、ベースとなる車両が何か書かれていない。商品の構成もイマイチ良く分からない。コンバージョンキットだから、トミックスの50系客車の側面を張り替えるのだろう……ぐらいで正しいのだろうけど、51型客車はいいとして気動車の方は下回りも客車と違うので良く分からない。ということで、こういうときはWeb検索だ(笑) ところが、あまりこのキットを組み立ててみた、というサイトが見当たらない。一箇所だけあったので、これ幸いと参照させてもらったのだが……トミックスの50系から作るわけではなさそうである。グリーンマックスの201系のキットから作るの……かな???(屋根だけ利用するんだけど) ちょうど、以前改造しようと思ってそのまま放置していたグリーンマックスの201系キットがある。どうしようもないのでこれ幸いと転用することにしよう。で、これ、ひょっとして51系客車の方も201系の屋根板を使うんだろうか? 下回りは明らかにトミックスの50系客車でどんぴしゃのハズなので……いろいろと用意するものが必要ということだな。店頭でパッケージを見せてもらっていろいろと考えなくてはいけなさそうである。というか、そもそも在庫あるのかな……。
  で、先行して作業が進んでいる50系5000番台の4両。こちらはトミックス製品を改造している。のだが、改造開始がかなり前の話で、当時の製品は古かった。古くて、テールライトが点灯しない。で、現在の製品はテールライトが点灯するようになっている。さて、どうしたものか。一番良さそうな解決方法は、追加で4両作るのだから(そのうち2両が上記の銘わぁくすのコンバージョンキット)、テールライトが点灯するべき車両は最後尾の1両だけ。だから……編成を完全に固定するつもりで今作りかけの4両を作ってしまい、テールライトは残りの4両で処理してしまうという方法だ。ただ、本音を言えば両端の2両が点灯して欲しいしなぁ……。ということで悩みの種が芽吹いて花を咲かせて実をつけかねない勢いなのだった。
  誰だ、今月中に完成してしまいそうだなんて暢気なことを言ってたヤツは!


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