コンテナキット製作の進行度合い

塗装まで済んだ先行1セット

  前回の画像で侃侃諤諤でお見せしたコンテナのその後の様子。現在、1セット2個だけが先に塗装を済ませた状態になっている。前回分からは、「エッチング板を貼る」→「プライマーを吹きつけ」→「シルバーを吹きつけ」→「シルバー定着のためのクリアーを吹きつけ」という作業を踏んでいる。この後、「デカールを貼る」→「デカール保護のためのクリアーを吹きつけ」という作業を経て晴れて完成ということになる。

外周となるエッチングパーツを貼ったところ

  以外に手間取ったのが、エッチングパーツの貼り付け。ランナーが太く、切り出すところからがまず一苦労。パーツの端部(ランナーに付いていた部分)がどうしても少し曲がってしまい、それを叩いて平面に直す、という作業がまずひとつ。貼り付けるとき、ガイドがないのでどうしてもずれやすく苦労したというのが二つめ。金属板とプラスティックがタミヤの接着剤でくっつくわけがなく、流し込みタイプの瞬間接着剤を使ったのだが、どうしてもはみ出たり流しすぎたりで難儀した。作業は、金属板に手の脂が付くと良くない……というか、プラスティックにも脂が付くと塗装の乗りが悪くなるので良くない。普段塗装前に洗浄するのだが、手間なので今回は薄い手袋をはめて作業した。これが意外なところに効を奏して、はみ出た瞬間接着剤で指と指(あるいは指とパーツ)が接着されるという事態を防ぐことが出来た。その代わり、くっついた手袋を剥がすときに手袋に穴が開いたが。

誤算

  組み立ててみて初めて分かったことなのだが、コンテナと車両を結ぶ穴のパーツ、コンテナ車両の床面にぴったり密着すると思っていたのが実はエッチングパーツの高さでやや浮いた形になる。ということで、ツメに接触する部分を着脱しやすいよう削って調整したのはNG。着脱がかなり緩くなってしまった。完成後、車両に載せるときは両面テープか何かで補強してならないといけなくなってしまった。やっぱり最初に1セット2個、試作して完成させてから残りの作業に移るべきだった。

(2007.01.30)

▲お戻りの際は、ブラウザの機能をご利用いただくようお願い申し上げますm(_ _)m▲