アルモデル製Oナロー(On30)の「南筑二軸客車」
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アルモデル製のOナローゲージ(On30)の「南筑二軸客車」を完成させた。製品名の「南筑(なんちく)」であるが、九州に存在した南筑軌道という軽便鉄道?の車両をモデルにしているらしい。ただし、模型化にあたって多少のアレンジが加えられた半自由形?とでも言うべきスタイルである。私が去年組み立てた南筑軌道石油発動車とお揃いになる車両でもある。実物の南筑軌道石油発動車は牽引力が弱かったらしいが、模型では充分な力を発揮する。客車も1両程度が限界だったようだが、模型なら2両以上の牽引も楽々こなしてくれるだろう。というわけで5両ぐらい買っても良かったのだが、さすがにいろいろ面倒なので2両で我慢。 |
基本の組み合わせはこんな感じ?
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組み立てている途中で、何も同じ色に塗ることはない、と2両で装いを変えてみた。1両は自動機客車に合わせたカラー。このカラーリングは、国鉄/JRの「横須賀色」をヒントに得ているが、その対とでも言うべき湘南色の色の組み合わせをもう1両に採用している。両者でちょっと違った塗り分けも試してみた。が、"湘南色"の窓枠をオレンジにしたのはちとうるさめかもしれないので、後日緑色で塗り潰すかもしれない。 |
些細なディティールアップ
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例によって?手すりやドアノブを取り付けてみた。説明書には何も書かれていないのだが、そういうことをする人のために車体板の裏側に準備穴が用意されている。ドアノブは素直にそれをガイドに開口したのだが、車体端部の方はそれを無視し、自作パーツを介して取り付けた。手すり本体は太さ0.6ミリの真鍮線をそのまま。それを支える部品はプラ板を組み合わせてマホガニーで塗装。細かいので集中力を要した。数も多くて20個以上。一箇所につき上下で支えるので2つ、一両4箇所なので8個、2両なので16、それに加えて自動機客車の手すりも同じものに換装したのでさらに+4、破損紛失に備えて数に余裕を持たせたので、23〜24個ぐらい作ったかな。紛失はしなかったが、真鍮線を通す時に2つ壊したので余分に作っておいて正解だった。 ドアノブも、本体は真鍮線を折り曲げただけのもの。ドアに固定する部分に同じくプラ板を適当なサイズに切ったものを介してある。こちらも色は同じ「マホガニー」。 (2009.06.12)
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