昨年の孫悟空に続く「NEW SPEC Ver.」第二弾はサイヤ人の王子、ベジータ。公式サイトで調べてみた限り、従来バージョンのベジータはスーパーサイヤ人バージョンしか出ていない？　となればノーマルベジータはこれが初めてになるのだろうか。従来バージョンは発売順と言いラインナップと言いちょっと意味不明なところがあるが、「NEW SPEC Ver.」は「悟空→ベジータ」と順当に来ている。この後どうなるか分からないが、一応次も楽しみにしている。基本的に原作しか見てないから、突然ブロリーとか言われても困るんだよな。バーダックならまだギリギリセーフだが。

　バンダイ謎の拘りで、このベジータには「腕組み」専用のパーツが付いている。ベジータってそんなに腕組みしてるシーン多かったっけ？と思うが、こうして組み付けてみるとなるほど確かにしっくり来る。可動フィギュアと言えどあまり動かして遊ばないので、普段飾っておくときはこのポージングにしとこうかな。一体成型のパーツなので両腕が“融合”してしまっているが、ここは細く溝でも掘った上で墨入れすれば見栄えがしそう（やるとは言っていない）。

　顔パーツは４種類……表情に合わせて何か適当にポージングしてみたかったのだが、やはりいつもの通り「何か違う」のしか出来なかった。この辺橘雪翼にセンスがないのは昔からうちのサイト見てくれてる方には常識だと思うが、最近訪れるようになった方については「そういう生き物」だと認識して戴きたい。
　ま、ポージングうんぬんの前にスタンド隠す工夫をしろって話だがな。『ジョジョ』第三部以降と見間違えるぜ！

　大きく何か叫んでいる顔。メーカーの想定としてはギャリック砲？　細かいことを言うと、このプラモで再現されているプロテクターはベジータ曰く「旧型」で、最初に地球に襲来したときは肩や腰回りにも装甲の付いた「新型」だった。ってか旧型プロテクターで戦ったのってフリーザ戦だけでは……？　おそらくだが、プラモで新型の再現は難しいということで割り切ったのだと思う。
　撮影技法としてはボルテッカと同じだが、ライトをより強めにしてみた。

　４つ目は食いしばり顔。悟空と戦っているシーンっぽくしてみたのだが、ちょっと気になることが。

　意外にもベジータは小柄で、一緒に地球に来たナッパはもちろんのこと悟空よりも背が低い。原作の体格差が再現されてるのはいいんだけど、何だかそれ以上に華奢さ感じてしまうのは私だけだろうか？　２人を組み合わせると、どうしても悟空がベジータを圧倒してしまう。

「野球？　ふ……いいだろう。
　オータニサーンのホームラン動画で研究したこの天才ベジータ様の剛速球で
　貴様のバットを粉々に粉砕してやろう！」

　最後にいつものネタポーズ。ギャリック砲用のハンドパーツがボール持たせるのにちょうどいいなあ、ということでお供にfigmaのトラッキーをセレクト。考えてみるとトラッキー、前回登場時も戦闘力バカ高の危険人物と組まされていたような記憶が……？　ちなみにいつものようにトラッキー初出時のリンク貼ろうとしたら、すっげぇ手抜きだったので見なくて大丈夫です。15年前だからね……今でも手抜きが多いけど、群を抜いて手抜きだった。ちなみに阪神ファンは辞めたけど特にグッズとかは処分してません。捨てると勿体ないからね！