鉄道模型制作報告
「旧型国電 東海道山陽緩行線(II)」その1
手元にある金属キットは全部作る方針で

 6月より「旧型国 電 東海道山陽緩行線(II)」をスタート。「第一期」から干支が一回りしてしまった。「片町線(II)」も金属キットから作り始めていたが、今回も同様。作る車両はまだ全部決まっていないのだが、とりあえず手持ちにあるタヴァサのコンバージョンキットは全部片付けてしまう方針にした。モハ72全金車は「片町線(II)」で作ったものと同じ。
 写真には4両分しか写ってないが、「クモハ73 359」も一緒に撮るのを忘れていた。この車両はいわゆる異端車というやつで、キットは何かのイベントの際に限定発売された?もの。中古ショップで見つけて安かったので買ったので、当初の構想には全く入っていなかった車両である(車両の特殊性もキットで知った)。

キットのスペーサーはガン無視

 今回は側板内張のスペーサーは全て折り取ることにした。どうせ自分でスペーサーと床板ガイド作るんだから、むしろキットのスペーサーは邪魔。その他の工程は「片町線(II)」のモハ72全金車と同じなのでバッサリ省略(写真撮るのが面倒だった)。

クハ79のキットだけ少し違う

 クハ79だけ少し構成が違っていて、「片町線(II)」のモハ72全金車を作るときにも書いた新設計のキットになる。Hゴム部分が別パーツになっていて、塗装後にはめ込むだけでいい他、側板の外、内張りが折り畳み式になっている。

面倒な位置決めが不要

 ランナーから切り離すときに側板の外、内張りは切り取らず、このよう(写真奥)に折り畳む。自動的に位置が決まるので組み立てが楽ちんなのだ。

というわけで、5両分の側板のはんだ付け完了

 今週の作業は、5両分の外、内張りのはんだ付け完了まで。現時点でクモハ2両、モハ2両、クハ1両と、編成を組むには明らかに歪な構成になっている。先述の通り金属キットの消化を優先したためで、この5両を使ってきっちりした編成を組むのはかなり難しい? クモハが1両か、下手すると2両ともあぶれてしまう可能性もあるが、「第二期」なのでそういうこともあるさ。

(2023.06.04)
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