橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成24年11月中旬分

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平成24年11月20日

  今日、例の足りないものを買いに梅田の某模型店に。その帰りは梅田の某バッティングセンターへ。いつもバッティングセンターでは、その日の最後の1球がイマイチなことが多いのだが、今日は珍しく納得行く打球で締めることができた。

フェルトバーンタイプBタンクの連結器と、次に制作中のもの


平成24年11月19日

  先月松江に旅行に行ったとき、立ち寄ったお店で見つけて買ってみたCD『ハルニレ』。ジャンルで言えば「ヒーリング」になるのかなあ。そのお店はCDショップではなくて、瑪瑙など、石を使ったアクセサリー類を扱っているお店。石に神秘的なイメージを持つ人も多いようだが、そういうイメージ?のCDをいくつか並べてあった。その中で1枚だけ少し毛色が違っていて(というか作曲者が違っていて)、興味を持って買ってみたというわけである。私はたまに、自然の音を取り入れた楽曲を作っているダン・ギブソンという人のCDを買うが、そういうのを期待していた。
  家に帰って聞いてみると、これは……シンセサイザーというのかな? 何だか「作られた音」で構成されている。いやまあ、どんな楽器も「音を作る」ものではあるけれど、ええと、どう表現すればいいのかなあ? まあともかく、思ったのとはちょっと系統が違った。その店にあった他の3枚と同じく、やはり何かしらの”神秘性”をテーマにした音楽家だったようである。これはこれで悪くないとは思うのだが、私のストライクゾーンからはちょっと外れている。
  というわけで、私の知らない作曲家の発掘に失敗。またそのうちダン・ギブソンの別のCDを買って来ることにしよう。


平成24年11月18日

  昨日、フィルムのスリーブの話の中で「7〜8年ぐらい前までは」と書いた。その後チェックしていると、平成15年のフィルムが既に現在の仕様になっているのを発見。同時に、平成15年の旧仕様のものもあったので、どうやら平成15年に変更になったようだ。さて、平成15年って何年前でしょう?

  9年前。少なくとも「7〜8年前」ではないが、ギリギリ誤差範囲内?
  あと、手帳を見返していると……ひょっとするとひょっとしたら、2011年(去年)はフィルムを1本も現像に出していない可能性が……撮影はしたんだけどね。1本撮り切らなかったので現像が今年になったのがある。いかんな〜、もっとフィルムで撮って撮って撮りまくらねば!


平成24年11月17日

  少し風邪気味……喉に違和感が。

  長いことフィルムの整理をサボっていたのだが、急にやる気になってフィルムの束をチェック。整理と言っても、スリーブの一番上の謎の空間(*1)に簡単なメモを挟むだけ。撮影年月と写っている物(旅行先)、使用カメラ、レンズなど。レンズは、1年も前のフィルムになるとほとんど大抵何で撮ったかなんて分からない。5年ぐらいほとんど整理してないと尚更だ。もっとも、α-9であればVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM か70-200mm F2.8、300mm F2.8、85mm F1.4、STF135mm F2.8、50mm F2.8マクロ、17-35mm F2.8-4あたりなので、写っている写真から焦点距離を推測すれば大体分かる(でもズームの70mm側と85mm単焦点は難しい。85mmを開放で、とかじゃない限り)。OM-3Ti、OM-4Tiであれば、21、28、50、85の単焦点のどれか。たまにタムロンの90mmマクロだ。使うカメラも偏ってるし、使うレンズも偏っている。最早お気に入りのレンズ以外はカメラにセットする理由が見つからない。そろそろ使わないボディ10台ぐらいとレンズ20本ぐらいは処分してもいいんじゃないかと思っていたり。で、実は使ったレンズはどうでもいい。それより大切?なのが撮影年月。これがまた分からなくて、どうして現像できるたびに整理しておかなかったんだと悔やんでいる最中。旅行のは、どこかに記録が残っているはずなのでまだいい。例えば雪景色の庭の写真を撮ったのなんか……雪が積もるのは珍しいといえば珍しいのだが、2年おきにぐらいの出来事なので意外と分からない。毎年起きる紅葉よりはマシだが(紅葉も撮りに出かけたのはいいのだが、家の庭で撮ったのは年代の特定は不可能に近くなる)。侃侃諤諤にいちいち書いてたかどうかも定かではないので、過去ログを調べる気にもならない。実際のところ撮影年が分からなくて困るのかというとそんなに困らないのだが、やっぱり一応記録として「平成○○年」と残しておきたい。だったら現像が完了するたびに記録を残しておけ、ということだな。

*1 フジフィルムのリバーサル用スリーブには、一番上にフィルムの幅の半分弱の何かが入れられる不思議な段が存在する。「FUJICHROME PROFESSIONAL」というロゴが印刷されているのだが、まさかそのためのスペースってことはないよな……。私は書いたメモを挟んでおけるので便利だと思っている。7〜8年ぐらい前まではフィルムがそのまま入る高さだったのが、いつの間にか現在の仕様に。コダックやアグファも似たような感じだったと記憶している。


平成24年11月16日

  ウィルコムの迷惑なメールの話の続き(10月26日の話です)。先月分の請求額が基本料金より少しだけ高かった。あれっ? PHSで電話掛けてないはずなんだけどなあ、と明細をチェックして見ると「パケット通信料28円」とあった。パケット通信料が発生するような行動を取った覚えはない、メールの拒否手続き以外では。ということは――ウィルコムのお知らせメールの受信を拒否する手続きのための接続に料金が発生したのか! これは怒るで! そりゃまあたったの28円(+税)ですよ? でも金額の多寡の問題じゃない。料金を発生させたか否かの問題なのだ。何か腹立つわ〜。やっぱりどこか別の会社の携帯電話に乗り換えるべきなのかなあ。


平成24年11月15日

  今講談社文庫がフェアをやっていて、対象書籍を2冊買うとムーミンスタンプが貰えるらしい。というのを本屋で知ったのだが、対象書籍が何なのか良く分からなかったのでとりあえず撤退。森博嗣の小説が対象書籍だったら何冊かまとめ買いしようと思って今日今さっき調べてみたのだが……

  ――もう持ってる

  ザ・パーフェクト・インサイダー『すべてがFになる』の一冊のみ。他の本も特に興味あるのがない。というか、上下巻のはズルくないか? ”1つ”買えば2冊になるやん。まあ、ムーミンスタンプ貰っても押すところがないから、今回は諦めるか(すっぱいぶどうのきつね的な何か)。
  というわけで本日、ザ・パーフェクト・アウトサイダーこと『有限と微小のパン』を読み終えたので感想でも書く。
  この本、前に書いたかも知れないがかなり分厚い。以前は「まるで京極夏彦の本のよう」と表現したのだが、これは私の無知を晒す発言になった。実際本屋で確認すると本家の分厚さはレベルがさらに上だった。まあそれはともかく、私が読んだ小説の中では間違いなくの最多ページ賞。ちなみに2位は同じ森博嗣の「S&Mシリーズ」の9作目だ(『有限と微小〜』は同シリーズの10作目)。本の分厚さはどうでも良くて、「S&Mシリーズ」最終作。Sこと犀川先生とMこと西之園萌絵の2人の間柄に何かしらの進展があるのだろうと思って読んでいたのだが……長い長い事件の顛末の後に待っていたのは……まるで11冊目があるかのような平凡?な終わり方。これ、ホントにシリーズ完結したのか? 例によって萌絵は不可解な殺人事件に巻き込まれる。そして例によって犀川先生がその謎を解き明かすのだが、その真相はミステリー史上前例のない?タイプのものではないかと。もちろんミステリー系の創作物は、各創作者が前例のないトリックや結末を頑張って考えているわけだが、過去に数多の作品が発表されている関係で、ある程度の枠組みは出来てしまうと思う。だが、森博嗣のミステリー小説はその型を大きく破っている。破りすぎで、思わず「はあ?」と驚き呆れてしまうぐらい。1作目の『すべてがFになる』は、密室で人が一人増えた。多分正統派の推理小説と考えればかなりの掟破りとなるだろう。何作目か忘れたが、ほぼ自殺としか考えられないようなシチュエーションで人が死に、結末はやっぱり自殺だったというもの。そして今回は……なるほどこれは”共犯者が多すぎて”どうにもならんわ。むしろ犀川先生よく分かったな……これがオッカムの剃刀ってやつか? 私には想像すら出来なくて、剃刀で削っていったら何も残らなかっただろうなあ。
  (夜に)11時6分の時刻を見て、西之園萌絵は「7の倍数だ」と思う。116は7では割れない。では11を60倍して6を足すとどうなるか。666で悪魔の数字になるが、残念ながら1余る。ここに720を足せば7で割り切れるようになる――答えは11時を24時制に直し23時と考える、だ。1日が始まってから1386分(23時間6分)――なんて普通考えないよね。数字を見ていちいち7で割れるかどうかも普通あまりチェックしない。私は普通じゃないので3桁の数字で、尚且つ気が向けば計算してみたりもするが(2桁以下は無意識のうちに素因数分解に近いことをする)。萌絵が何故7の倍数かチェックしたのか、それが事件に関係するかといえば直接は関係しない。どうしてこういう描写が入ったのかというと、推測だが真賀田四季の影響の演出ではないかと思う。1作目の『すべてがFになる』中の会話に少し関係していて、そして今回は『〜Fになる』の真犯人、真賀田四季の影がちらついている。「7は孤独」だっけ。ただの数字にそういう人間的なイメージを結びつけるのは、この天才達には似つかわしくない行動だ――『〜Fになる』を読んだときは特に思わなかったのだが、今考えるとちょっと不思議だ。

  7の倍数判定法。調べたい数字を下一桁とそれ以外の部分の2つの数字に分ける。前者を2倍して後者から引いた数字をチェックする。それが7で割り切れるなら元の数字は7で割り切れる。割り切れないなら元の数字も7では割り切れない。

 ―例―
「196」という数字が7で割り切れるかどうかをチェックしたい。実際7で割ってみればいい。計算が苦手なら電卓か計算が得意な知り合いに任せよう。「196」をわわわざ「19」と「6」に分け、「19」から「6」を2倍した「12」を引いて「7」という数字を導き、「7は7の倍数だから割り切れる、従って196は7の倍数だ」なんて面倒なことをいちいちする必要はない。

  桁数が大きくて、計算した数字が7で割り切れるかどうか分からなかったらどうするのかって? もう一回7の倍数判定法を試してみればいい。ちなみにこの小説の登場人物――全員が全員ではないが、西之園萌絵の計算(暗算)能力はずば抜けているので、多分10桁ぐらいの数であれば実際に7で割ってみて割り切れるかどうか判定しているのであろう。


平成24年11月14日

  歯医者に定期健診を受けに行ってきた。定期健診とは言うものの、不定期にしか受けてないがそこは突っ込まないでくれ。そしたら大きな変化があった。レントゲン写真の後、歯列の写真を普通(?)のカメラで撮影するのだが、そのカメラが前回(1年半前)はフィルムだったのがデジタルになっていた。何でも特別なフィルムを使っていたのが、生産中止の動きになりつつあること。それまで使われていたのはNikon F2だったのを私は知っているが、もうかなり古いカメラなのでガタが来ていたらしい(当たり前だが流石のニコンでももうF2の部品交換を伴う修理はやってくれないだろう)。というわけで今日行ってみるとD700(?)になっていた。但し、レンズは以前からそのままで、何でも「MEDICAL NIKKOR」という特殊なものらしい。私は知らなくて、今は生産されていないらしくて替えが効かないとか。普通のマクロレンズとどう違うんだろう?と思って家に帰ってから調べてみた。するとなるほど、確かにこれは便利そう。リングフラッシュと一体になっており、撮影距離に応じて絞りが変化して常に適正露出で写真が撮れるようだ。ニコンが生産を辞めてしまったのも不思議だが、頑張れば普通のマクロレンズとリングフラッシュで対応できないこともないのだろう。カメラ側の性能が上がっているから、普通にTTL調光するだけで充分……? まあ、そこんところプロじゃないから良く分からないけどね。
  形はどうあれ、フィルムユーザーが減ってしまったのは悲しむべきことだ。


平成24年11月13日

  近所のゲームショップが閉店することになったらしい。閉店セールをやっていたので、少し覗いてみた。この店は中古が中心で、私はあまり中古品を買わないので特に最近は足を踏み入れてなかった。期待していたPS Vita(まだハード持ってない)やPS3、3DSのゲームはあまり安くなかったのだが、PS2のゲームは数百円単位になっていた。まあ古いからね。中古の元値も1000円ぐらいだった。その中に、先日話をした『シャイニングフォース イクサ』の前作である『シャイニングフォース ネオ』があったので買うことに決定。
  話が唐突になるが、この『シャイニングフォース ネオ』のネットでの通称は「スネオ」らしい。主人公がスネオっぽいのかな?と思ったのだが、7秒ぐらいして気付いた。

  シャイニングフォース ネオ
  シャイニングフォー スネオ

誰が言い出したか知らないが、こういうセンスは大好きである。
  安いので10本ぐらいまとめ買いするつもりで棚を見たのだが……いくら300円だとしても、10本買えば3000円。よくある「100円だからとついつい買いすぎて」の100円ショップのパターンと一緒になってしまう。という具合に珍しく自制心が働き、”スネオ”と他3本に止めた。”スネオ”は『イクサ』同様アクションRPGで、残りの3本は全部シミレーションRPG。一時期猛烈にS.RPGをやりたくなっていろいろ探していたのだが、あんまり良さそうなのが見つからなかった記憶が。ところがこうしてみると、タイトルの絶対数は少なくないよう。もし今日買ってみたのが面白ければ、同じメーカーの新作の情報を探ってみようと思う。
  『イクサ』はまだプレイし続けているので、終わってから順次起動してみるつもり。安いから買ってみただけで、ダメで元々、過度な期待はしていないから”そのうち”でいいのだ。もちろん”スネオ”はそれなりに遊べるだろうと期待している。あとの3本は、どれか1つ当たりだったらいいなあ。


平成24年11月12日

  今日、のんびり家で昼御飯を食んでいたときのこと。どこからかコンコンコンという音がする。大きめの音で、屋内から聞こえる感じがしたのだが家に居るのは私だけ。だから家の外のどこか近くで誰かが何か作業しているものだと思った。とは言うものの、やっぱり音の出所が近く感じるので家の中を点検することに。すぐにどこから鳴っているのかが分かった。誰かが窓ガラスを叩いているのだ。姉が甥を連れて遊びに来ているのか?と思ってよく見てみたが人の姿はない。代わりに一匹の鳥が、啄木鳥が木を突くようにして窓ガラスを叩いていた。その鳥が何を思ってウチのガラスを突いていたのか知る由はない。そして私の姿が見えると慌てて飛び立っていった。私は鳥にはあまり詳しくないので何の鳥か分からなかったのが残念だが、少なくとも雀や燕、鶏(中略)ペンギン、ドードー鳥、チョコボではないことは確実だ。シジュウガラあたりがちょっと似てそうな気もしたが、ちょっと違ってそう。
  うちのガラスを叩く分には構わないのだが、そんなことして嘴が痛まないのか心配。あと、すぐに飛び立ってしまったが、写真ぐらい撮らせてくれたっていいじゃないかと思う。鳥に言ったって詮無きことだけどね。


平成24年11月11日

  今日は「ポッキーの日」らしい。これは何となく分かる。スーパーの広告によると「チーズの日」でもあるらしい。さらに他の何か日もあったのだが、あまりにも適当に記念日にし過ぎてない? ただ単に「○○の(特売)日」なんじゃないの?と疑ってしまう。
  というわけでとあるサイトで調べてみると、一応ちゃんと(?)決められた記念日のようだ。11月11日はぞろ目になるので記念日にされやすいんだろう。で、そのサイトのそのページには、11月11日に生まれた著名人、有名人に始まり、架空の人物についても言及。さらには忌日まで書かれている。私の目を引いたのは『DEATH NOTE』の夜神総一郎。漫画版は2009年だが、アニメ版は2012年となっていてまさに今日じゃないか! というか、そんな細かい設定があったのかとちょっと驚いた(笑)


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