平成24年11月10日
トミックスの新製品の103系が思いっきり関東系なのでガックリ来ている橘雪翼です。関西人の私にとっては103系の基本色は4色、スカイブルー、オレンジ、ウグイス、カナリア。ところが首都圏には常磐線のエメラルドグリーンのがかつて走っていて、どうにも5色らしいのだ。青緑は常磐線だけの色なので「専用色」であって「基本色」ではないと思うのだが……。まあそれはともかく、とりあえず来年の始めの方で発売されるのは、青緑と黄色の2色。”残り”の3色については現在未定のようで、何の情報もない。出ないということはまず考えられないので、いずれ出るんだろうけど何も分かってないというのはやきもきさせてくれる。 青緑は無視するとして、黄色は関西でも福知山線で走っていた。但し、国鉄時代に投入された福知山線用103系は、103系の中でも後期に製造されたもので今回のものとはタイプが違う。しかしながらJR化後に低運転台車他の初期タイプも流れてきているので、何とかなるかも……と思って手持ちの資料を見てみた。94年時点では全車高運転台なのでダメ。次の資料が97年まで飛ぶのだが、そこには低運転台車が転入している様子。のだが、全編成数ヶ月で転出している?ことを窺わせる何かよく分からない記述付き。さらにその次の00年(飛び飛びにしか買ってないのですよ……)では戸袋窓がかなり埋まってしまっている。94年と比して97年に増えた車両は全車00年にも残っているので、多分戸袋窓が残った状態で福知山線を走ったことはあると思われるのだが……。憶測だが、ここは模型の特権の「雰囲気を楽しむ」も活用して、6両か7両編成を一本投入するのが無難なところじゃないだろうか? と思って製品のラインナップを見てみると……黄色の増結セットは3両のみ。基本が4両なので(3両のは組成が違う)、6両編成という選択肢はないことになる。無論7両用意して1両抜けば6両にはなるけどね。というか、ひょっとするとトミックスの製品形態の7両編成は存在しなかった可能性もある。戸袋窓ありでの6両編成はあったと思われるが、7両化される前後の時期に戸袋窓閉鎖工事が始まっている。そして、7両化するために持ってきた他線区からのサハ103系はその時点で埋まっている様子で……。うーむ、難儀な。これだからJR西日本の103系は難しいんだよ。手軽に楽しむなら、雰囲気で7両編成。厳密にやるならサハ103に暇を出すか、もしくは戸袋窓を埋めるか。 埋めるとなると問題が3つ。まず、面倒である。1両あたり実に16箇所もある戸袋窓を一個一個丁寧に埋めてやらないといけない。幸いサハ103の1両だけでいいとは言え、あんまり楽しくない作業であるからできればやりたくない。次に、自分で色を塗ると製品の色と揃わない可能性がある。つまり、全車塗り直しになるわけだ。私は塗装作業は好きなので塗り直しすること自体に文句はない。ないのだが。わざわざ塗り直すのであれば、何も基本4色の中で最も思い入れの薄い黄色にしなくてもいいんじゃないか? 塗り直すなら筆頭候補は青、次に緑か朱。黄色にする意味は薄い。そして青は、待っていれば遠くない未来に製品が出るだろう。だったらわざわざ塗らなくてもいいんじゃないの?となる。消極的な姿勢だが、少し待てば製品として発売されるものを作るのであれば、なかなか製品化されないであろう車両を作る方を優先するべきであるという私の考え方である。とは言え、それは他の車両での話。そもそも鉄道模型を加工するようになった目的は、自分の納得の行く103系の模型を作るための腕を磨くため。今ここに素材として(おそらく)抜群のものがメーカーから提供されることが分かったのだから、今が”そのとき”なんじゃないか? 確かに待っていれば発売されるかもしれないが、せっかく”用意”したものを使わないのも勿体無い。 というわけで絶賛葛藤中。加工派向けに無塗装ボディのを発売してくれたら多少悩みも減るのだが。尚、戸袋窓埋めはともかく面倒すぎるので、今を以っても尚やりたくない作業。そもそも戸袋窓が埋まる前の103系が好きなので無理にそんなことしなくていい(決して面倒な作業から逃げているわけではない(笑))。というか、トミックスがどこまでやる気なのか分からないが、もしも……もしかして戸袋窓が埋まった「JR西日本仕様」なんてのが出ないとも限らない……? まあとりあえずその前に、原形一灯タイプとか、中期に製造されたのとか、その辺のバリエーション展開をしてくれると嬉しいと思っている。トミックスも割とのんびり屋さんだから、欲しいのが揃うころには四十路に突入してそうだが。
平成24年11月9日
しかし何でまた今年はこんなに鉄道模型製作が順調に進まないかね。というわけでようやく先日ちらっと見せたあれが完成しました。 アルモデル On30 フェルトバーンタイプBタンク仮完成
今年はここまでほぼ金属キット。もうしばらく金属キットは見たくない(笑) といいつつ、某阿波座にある模型屋さんでオリジナルキット(もちろん金属キット)を買おうとしているのは秘密……に全然なってないね(笑) まああれだ、とりあえず買うだけ買っておいて、いつものように積んでおいて、組み立てるのはまた来年以降だ。今月残りは今度こそ、気軽にさくさく組み立てたい。
平成24年11月8日
先日新聞に「タイにブレーキ工場」という見出しの記事があったのを見て、一瞬野球の話題かと思った橘雪翼です。
* タイブレーク 野球やソフトボールで延長戦に入ったとき(もしくは延長戦が長引いた時)、決着を早めるために各イニングをランナーを置いた状態で始める取り決めのこと。
今調べたら野球やソフトボール以外でもこういう考え方があって、尚且つ同じ「タイブレーク」と呼ぶようだ。
平成24年11月7日
先日スーパーでかかっていた音楽が……聞き覚えがあるのに誰の曲で何の曲か分からずに苦しんでいた。おかげで買い物に集中できないという弊害が。
たっぷり3分は悩んでようやく思い出せたのが、『ヱヴァ新劇場版』の『序』だったかのテーマソング、宇多田ヒカルの『Beautiful World』だった。私は気に入った作品の音楽CDを買うことが多いのだが、『新劇場版』シリーズについてはブルーレイディスクは買っているのに各種CDには手を付けていない。というわけで余計に思い出すのに時間がかかったようだ。 もうしばらくして『新劇場版』の第三作、『Q』が公開されるが、それに合わせてか漫画版『新世紀エヴァンゲリオン』の最新刊が発売され”た”。先月末に「来月も欲しい漫画が月の後半に集中してるよ……」とボヤいたが、何故ここで過去形なのか? 発売日は26日じゃなかったのか? 私も本屋で見て初めて知ったのだが、今回は限定版が存在し、その限定版が通常版より早く発売される! 何というアコースティックギ……じゃなくてアコギな商売なんだ、と思いつつ、手にとって見た。画集と3Dカード、ポストカード6枚が付いて300円ほど高い。これが26日に通常版と同時発売だったら見送るところだが、今月も後半に集中してるし……という訳の分からない理論を振りかざして購入。画集はなくてもいいようなもの。3Dカードは意味不明。ポストカードは封筒みたいなのに入っていて未開封(爆) 300円で3週間ちょい早く読めたと思えば……微妙なところかなあ。
平成24年11月6日
唐突だが、『シャイニングフォース イクサ』をクリアした。PS2のゲームで、ちょっと古い部類に入ると思う。何故今更そんなゲームを……というのは省略して、ゲームの感想を解説を交えて進めていく。 アクションRPG――私の苦手なアクションRPGだ(笑) 多分特にクセのない普通のA.RPGで、後輩に「無双系らしいですよ」と聞いていた通り、同時にたくさんの敵に囲まれることが多かった。防御力をきちんと上げておけばそうした状態でも瞬殺されることはあまりなく、そして攻撃力をきちんと上げておけば十数秒でそのほとんどの殲滅が完了する。爽快感溢れる……と書きたいところだが、PS2の処理能力が足りずに処理落ちすることがほとんどで、そこがちょっと残念だった。 ストーリーはまず、聖剣シャイニングフォースを探し求めて旅をする4人組み、というところから始まる。主人公トウマ、ヒロインシリル、ケンタウロス風のガドフォール、エルフのメーヴェル。最初から仲間だったというわけではなく、旅をするうちに知り合って同行するようになった様子。1人を除いて結束は固く、その友情に揺るぎはない。唯一ヒロインのシリルだけは、他のメンバーに対して距離を置いているが、その理由はゲーム後半で明らかになる。物語最序盤で聖剣シャイニングフォースの眠る洞窟に行き着き、岩に刺さった聖剣を主人公のトウマが引き抜く。これにより、機動要塞ジオフォートが起動する。 ゲームはよくあるRPGと同じく、何かが起きてそれを解決するために何かが必要で、そのために世界のあちこちへ冒険するといったシナリオで構成されている。少し目新しいのは、トウマかシリルがジオフォートの外へ行っている間、防衛線が発生すること。ジオフォートのエネルギー源、フォトンコンバーター(ジオフォートのすぐ外に設置されている)がモンスターの群れに狙われるので、それを守るために外へ出て戦う。操作キャラクターが2人いるが、どちらかだけを使って片方はお寝んねしたままということがない……ように見せかけて、実は外から一瞬でジオフォートに戻ってこれる装置(システム)がある。実質ほとんどどこでもセーブが出来るし、足りないものは補給出来るしで、そういう意味ではプレイヤーフレンドリーな仕様になっている。防衛線が発生する少し手前でアラートが出るので、そのタイミングでジオフォートに戻り、操作キャラクターを交代して、そして改めて出立すれば防衛線を戦うのは最初の操作キャラクターになる。こうすれば片方だけ育成し続けるだけでもある程度ゲームが進められる。しかしそれをやってしまうと、中判以降強制的に操作キャラクターが固定される場面があるので、ちょっと痛い目に遭ってしまう。まあ、そこはプレイヤーが自分の経験で、そういうことがないよう面倒でも両方のキャラクターを育てておくべきだろう。 武器や各種アイテムは、敵が落としたり宝箱に入っていたり、というところも普通のRPG同様。ちょっと違うのは、武具にはアビリティ(?)が最大2つまでランダムに付与されている。HPやMPが増加したり、攻撃力や防御力がアップしたり、各種属性が付いたりと様々。同じ名前の武器でも付いているアビリティによっては別物であるためか、武器は1つでアイテム処理欄を1スロット使ってしまう。各キャラクターは装備しているものを含めて50個が上限で、ジオフォートの倉庫には250個まで持っておける。武器、防具ごとの攻撃力、防御力の差がそんなに大きくなく、かつ「攻撃力+60%」などのアビリティのせいで、「これさえ置いておけば大丈夫!」の見極めが難しい。250個のアイテム欄は割とすぐいっぱいになってしまう。特にアクセサリは効果が多種多様で、選別がかなり大変。また、武具そのものの性能が分かりづらく、かつトウマ用のはトウマを操作していないと性能のチェックが出来ない(シリル用も同様)など不便な面も多かった。また、外で拾った武器は基本的に鑑定しないと装備できず、気になるものは一旦ジオフォートに戻り、商人のボルネに見せる必要があったのも面倒なシステムだった(鑑定の必要がないのはアビリティのない武具のみ)。トウマの武器は、片手剣と両手剣の2種類。片手剣は素早い攻撃と盾の併用が可能。両手剣は攻撃速度が遅く盾が装備できないが、攻撃力がかなり高い。基本的に片手剣のほうが使いやすく、両手剣はほとんど使わなかった。シリルの武器は本とボウガン。本は全種で魔法が使えるのと、ボウガンより攻撃力が高い(良い子のみんなは本で敵をどついてはいけませんよ)。但し敵に接近する必要があり、防御力を上げておかないと敵に殴り返されて大変危険な目に……と言うほど防御力で困ったことがない。ボウガンは攻撃力低い上に攻撃範囲が狭く、遠くから敵を攻撃できるというメリットも囲まれてしまっては活かし辛い。これ、どういう考えでこういう仕様にしたんだろうなあ。シリルもやはり2種類のうちの一方、本で敵を叩き続けていた。 キャラクターの育成関係では、単純なレベル以外にパワーアートというものが存在。あちこちに散らばっている石版をチェックすると、ジオフォートでパワーアートを”刻む”ことが出来るようになり、攻撃力や防御力の他、属性防御、攻撃など様々なパラメーターが上がっていく。パワーアートを刻むにはミスリルが必要になり、これは敵が落としたり宝箱から手に入ったり、それからミスリルの結晶を武器で破壊して拾うと手に入る。面白いのは片方のキャラクターがミスリルを拾えば、操作してない側のキャラクターにも加算されること。防衛線が発生したときに、残っている側のキャラクターは外に出ていたキャラクターが拾ったミスリルを使ってパワーアートを刻み、強化することも出来る。パワーアートを刻む際は別個にミスリルが減っていくので、ミスリルの配分を考える必要がないのも嬉しいポイントだ。他、鍛冶屋に頼めば武具の強化も頼める。結構お金が必要だが、終盤は余りまくるので大した問題じゃない。 各キャラクターの詳細と私の印象。
○ トウマ 主人公。某ミステリー漫画の主人公とは全く違って、直情熱血漢タイプの少年。初期の胴部装備は「野生児の服」で、なるほど確かに野生児という単語がそのまま当てはまる。仲間思いで情に厚い。聖剣を求めていたのは、帝国と魔族による戦争をやめさせるため。
○ シリル ヒロイン。長い銀髪でちょっと目つきの悪い?少女。本が好きで、トウマとは対照的なクールタイプ。後半明らかになるが、実は2本に折れてしまったシャイニングフォースのもう一方を抜いて聖剣の主となっていた。当初はトウマに対して冷たく厳しく当たっていたが、トウマが何故聖剣を欲したかを知ってからは態度を軟化させる……というか惚れる? その課程が実にあっさりしていて、そんなに簡単に変わるのなら最初からもうちょっと会話しておけよ!と突っ込みを入れてしまった。
○ ガドフォール 元・帝国の騎士で、ロボットとか人工生命体とかゾンビを除くとゲーム中最年長のキャラクターとなる。帝国への忠心、仲間への思いやりが深いなど、好人物。シャイニングフォースを求めた理由は、騎士道を究めるため。
○ メーヴェル 料理が上手いということになっているが、食べる量もかなり激しいということになっている。そんなに食べたら太るだろ!と思うのだが、ま、そこはゲームだし。数少ない回復魔法を使える仲間キャラクター。って、2人しか回復魔法使えないのは少なくないか?
○ アミタリリ 魔族の女の子。天才少女らしくて、最少年で魔族の長に就くことを狙っている。魔族の長リームシアンに操られたとき以外は純然たるお仲間なのだが、操られた後でも他のキャラクターが何も疑わずにアミタリリを信頼しているのは……警戒心薄すぎじゃないのか?
○ ファークリン 獣と同化した?一族の、ちょっと犬っぽい男の子。気が弱くひ弱な印象で、アミタリリにコキ使われるが、”アミちゃん”のことが好きなのでそれが嬉しいらしい。回復魔法が使える数少ないキャラクター。
○ ドゥーガ 獣人。オオカミのような外見。ちょっとガサツだが頼れる兄貴分。ガドフォールの親友で、やはり帝国の軍人。洗脳されたところを助けられたために、トウマに力を貸す。
○ アダム ロボット。3026年だったか前に、贄神を倒すために作られた。自立型でロボットらしく無感情だが、そこが時々面白い。物語後半感情のようなものが芽生える。最終盤に話しかけると、「レーダーでシリルの反応がないか調べてくれ!」という内容の会話になるのだが、アダムは「先ほどレーダー関係の装備は廃棄しました」と答える。何故?――「どれだけ調べてみてもマスター・トウマの望む結果が得られないので、そんな装備は無駄であると判断しました」という謎ながら何か熱くさせられるセリフを吐くようになる。
○ ガリュウ ドラゴン。自分を倒したトウマ(シリル)についてくる。
○ アバロン 黄金の騎士の異名を持つ、かつての聖剣の主。しかしながら今はガイコツ姿のゾンビ。贄神と戦う前に聖剣を手放した歴史上唯一の男。女グセが悪いらしい?
以上が仲間になるキャラクター。
○ ラグナダーム ノスワルド帝国の皇帝。シャイニングフォースを手にしたトウマに対して「力を貸せ」と高圧的な態度で臨む。自己中心的で嫌なヤツだと思っていたら、実は名君で部下からの信頼も厚い。全ては贄神を倒すためであり、だったらもうちょっとトウマとじっくり話し合おうという気になれよ……というか、そもそもリームシアンとしっかり話をしておけばこんなややこしいことにならなかったのに。これを含めて全体的に対話不足が『イクサ』をクリアしての感想だ。
○ リームシアン 魔族の長(女性)。トウマに色仕掛け?をしたり、アミタリリを操っての強引な策に出たりもするが、やはり同じく贄神を倒すためにシャイニングフォースの力を手に入れようとしているのであり(以下略)。
○ 贄神 ラスボス。度々復活しては世界を混沌に巻き込む諸悪の根源。ゲームでありがちな設定だが、過去どれだけ頑張っても「封印」が精一杯で倒し切ることができなかった。シャイニングフォースが浄化できれば贄神が倒せるのに!という話の流れになっている。
そんなわけで贄神の討伐というところで帝国と魔族の意見は一致しているのだが、対話不足で帝国は魔族が贄神を崇拝していると誤解。ラグナダームはシャイニングフォースの浄化に魔族の殲滅が必要と考えて戦争を仕掛ける。そのせいでトウマは孤児になるしで、もうこのお馬鹿さん! そのラグナダームは最終盤になって、リームシアンと二言三言話すだけで自分の行為が誤解の元に成り立っていることを知りがっくりくるが、相手の言うことを簡単に信用しすぎ。戦争仕掛ける前に何故それが出来なかった。トウマとシリルが喧嘩した時もスーパーあっさり和解したなあ、誰だよこんなお子様シナリオでゲーム作ったメーカーの人間は! あと、少々関係ないかもしれないがエンディングも極めてシンプル。一時期のFFみたいなのも長すぎて困るが、あまりにも短い。私のクリアしたことのある全RPGの中で一番短く、あっさりしすぎで、ゲームクリアの余韻を楽しむ時間すらなかった。トウマとシリルがちょっと話しただけでエンドロールに突入。 ゲーム性自体は良く、全滅回数が30回を超えたとは思うもののA.RPGが苦手な私でも楽しめたので、面白いのは面白かった。ジオフォートと言う拠点を中心に立ち回るのも新鮮で、セーブが気軽に出来るのも苦手なA.RPGということもあってプラスポイント。ストーリーでは、実はシリルも聖剣の主、というところに始まって聖剣が過去の戦いで折れていたり、その本当の役目に関わってくる贄神の存在が後半まで隠されていたり等々、それなりによく錬られていたと思う。それなのに何故、人間関係が二言三言であっさり覆る薄っぺらなシナリオなんだ¥。 とまあいうわけで、評価を付けるとすると…… ゲーム性:☆☆☆☆★ システム:☆☆☆☆ キャラクター:☆☆☆★ シナリオ:☆☆☆ 総合満足度:☆☆☆☆★ ぐらいかな。
平成24年11月5日
今秋もまた私がかつて所属していた大学の鉄道研究会が大学祭で展示をしていたので遊びに行ってきました。 つい最近まで、私の現役時代と同じくNゲージの線路を4線体制というパターンが多かったのだが、今回は見てビックリの6線体制。特定箇所では複々線となり、阪大生の多くが世話になる阪急電鉄の梅田〜十三間の路線と同様になる。というか、むしろそれが目的で6線化し、そしてセントレア一号車君(現在行方不明)が現役当時に作った淀川鉄橋のシーナリーがグレードアップして6線全線に列車が通過できるようになっていた!(”彼”の現役当時は6線全通しても結局4線しか活かせなかったので作業の手間を省いたものだと思われる) もちろん、阪急電車6列車が同時に淀川鉄橋を渡るという演出付き。他、以前からあった石橋駅のレイアウトに加えて、豊中駅も新しく出来ていて目新しかった。一方で、私が随分前に作った駅用のプレートがまだ使われていて、そろそろそれは作り直したほうがいいんじゃないかと思ったり(笑) こんなに長く使われるのであれば、もうちょっとしっかり作っておけば良かったと反省(?) 展示してある模型車両の中身も少し変わっていて、以前同様今も関西中心ではあるが、他地方の車両が増えていた。去年増えた九州地区に加え、今年は関東の車両が増えた。訊いてみると今年の新入生は関東出身者が多いとのこと。JR東日本の通勤型車両が阪大鉄研のレールの上で存在感を示すのはかなり珍しい出来事だ。敢えて言うならJR北海道車両がなかったので惜しくも”全国制覇”には至らず(*1)、あと淀川鉄橋のために必要な阪急6編成が揃わない?(*2)のと、それから欧州や米国の列車がないことぐらいだろうか(こらこら)。これは私の考えだが、お客さんの側からすれば、関西の車両ばかりあっても実物を見慣れているはずなので、どちらかと言うと関西以外の車両もあった方が見ていても面白いのではないだろうか。 一時期会員数が減少していて、いつかはなくなるんじゃないかと思っていた鉄道研究会だが、最近はむしろ会員数が増加傾向にあるらしい。というか、私が見てきた中で今が一番賑やかだったり。羨ましく思いつつも、”狭く”なった部室を見て当時の会員数ぐらいが適切だったんじゃないかと思ったり(笑) 最近は会員数がただ単に増えただけじゃなくて、模型をやるメンバーの割合も多くなったように思う。私が現役の頃はあまり模型関係は活発ではなく、大学祭では模擬店も出していたせいで模型展示は人手不足。随分手抜きな内容で、その代わり私のやりたい放題だった(笑) 会員数が減った時に両立は無理という話になって、模擬店を諦めて模型だけになり今に至る。そのうち誰かが模擬店やりたいなんて言い出して、再び模型展示が手薄になる時代が来るかもしれないが、果たして私はそんな頃まで鉄研の大学祭に顔を出しているのだろうか?(笑) ちなみに模擬店のたこ焼き用道具を処分する時、大量の爪楊枝が出てきて廃棄されそうになったところ、私が模型を作るときに使うということでかなりの量を持って帰った。今もちょっとした作業の際の爪楊枝には困ってない。模型制作ペースが相当上がらない限り使い切らないんじゃないかなあ(笑)
*2 鉄研現役生の手持ちでは揃わなかったようで、私が1編成貸し出すことに。その際に特に詳しい説明を受けなかったので、現場で見て感嘆したわけである。 *1 [*2]で阪急電車を持って行った際に、北海道がないことに着目して翌日1編成持って行き、空いていた線路に並べておいたが。
平成24年11月3日
こんなことが許されていいのだろうか? いや、いいはずがない!!!(お決まりの反語)
あー、まー、阪神には基本関係ない話だから、もーどーでもいーんだけどねー(投げ遣り)。
平成24年11月2日
少し前の話になるが、確か月曜の休日だったと記憶している。スーパーへ行こうと自転車を漕いでいたら、ゆっくり走るパトカーに追い付いた。そのパトカーの前を行くのは……子どもを連れた2組?の家族。あまり広い道ではなく、その家族は道の端に寄るでもなく、パトカーが追い抜くスペースはなかった。家族連れの後ろをただひたすらに辛抱強くゆっくり走るパトカー。これが一般の車だったらほぼ間違いなくクラクションを鳴らすだろう。そして、そうやってクラクションを鳴らすのは皆さんご存知かと思うけど道路交通法違反なのだ。私は車の運転免許を持っていないの知らないのだが、割と気軽に鳴らされているクラクション、あれは気軽に鳴らしてはいけないものだ。運転免許お持ちの皆さんは当然知っていると思うけどね。で、道路交通法を遵守している警察はさすがだと思った。不祥事やら何やらが目立つけど、真面目な人はきちんとやってるんだよ(でもまあ、そういう真面目な人でも魔がさしてしまうこともあるんだろうけど)。 今日もまた別のところで、そうやって歩行者の後ろをゆっくり走る車があった。何の車か分からなかったが、乗ってる人が何かの制服っぽいものを着ていて、何となくだが公共事業とかそういう車だったのだと思う。続けて走ってきたタクシーはクラクションをガンガン鳴らして歩行者を威嚇していた。うんまあ、世の中そんなものだろうけどね……運転免許持ってない私としては、出来ることならば風林寺隼人(他梁山泊の達人)か豪鬼か範馬勇次郎ぐらい身体を鍛えて道のど真ん中を堂々と歩いてみたいものだと思う。車社会なんて大嫌いだ。
平成24年11月1日
『カンナ 奥州の覇者』読了 昨日書いたとおり『カンナ 奥州の覇者』を読み終えたので感想でも。ストーリーは急展開? 主人公甲斐が実の兄のように慕う諒司についに再会できたと思ったら、甲斐の味方とは言えない状態。諒司の妻の父親もまた敵方で、いろいろな勢力があって混沌としている状態。相変わらず甲斐の婚約者の聡美も微妙な雰囲気を漂わせているし、私はあまり整理しながら読んでないので少々混乱してきたかも(笑)
ところで皆さん、『タイムパトロールぼん』っていう漫画はご存知でしょうか。藤子不二夫作品なんだけど、多分かなりマイナーな部類に入るかと。今思うと第一話がかなり酷い気がする(タイムパトロールの存在は極秘なのだが、タイムパトロールが助けようとした主人公ぼんには手違いで存在を知られてしまう。本来なら存在ごと消されることになるのだが、タイムパトロールの一員となることでそれを回避した……救助対象なのに自分らのミスが元で存在を消そうとしたりとか、どんな物騒な組織やねん)。 で、『タイムパトロールぼん』のとあるシーンを今回の『カンナ 奥州の覇者』で思い出した。どんなシーンかと言うと、ピラミッドか何かに主人公とヒロインが閉じ込められて、酸欠になりかける……そこで(以下詳細略)。『カンナ』は、泳げない貴子を甲斐が励まして対岸まで渡ろうとする。途中潜水する必要が出来たのだが、そこで貴子の服の裾が岩に引っ掛かってしまい、甲斐が何とかしようとするのだが、大きく息を吐いてしまう。急いで岩の下を潜り抜けてしまおうとするが、やっぱり息が続かない。そのとき貴子が(以下詳細略)。
――略すなら最初から書くんじゃねえ!
キーワードは酸欠です。『ぼん』の方はぶっちゃけ無意味だけど、貴子が甲斐にしたことは意味があったかも? で、『カンナ』シリーズの最初の頃から思ってたんだけど、どう考えてもヒロインの立ち位置には貴子がいる。一方で主人公甲斐には婚約者がいる。どういう風に始末付けるのかなーって思ってたのだが、やっぱり貴子なのかねえ。とまあ、本編の主旨と違うところの感想を(笑) だってねえ、高田さん(作者)がそういうシーンを書くから。 エピローグで、謎のボサボサ頭の男登場。また何か雲行きが怪しくなるのかと思っていたら、一緒にいる「真面目で清楚な女性」という記述で分かった。タタルさんじゃないですか!(笑) にしても「湿度が高いというのに髪がボサボサ」って、高田さんクセ毛のことを良く知らないな? 湿度が高いほうがボサボサになりやすいんだぞ!(個人差があるのかもしれないが)
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