平成24年9月20日
なにーっ! 「にやける」って笑いで表情を崩すという意味じゃないのか! 「割愛」って省略する意味じゃないのか!
それぞれ正答率は1割台らしいです。即ち過半数どころかほとんどの人が間違って覚えているということで……まあ、いいか?(こらこら) なお、正しくはそれぞれ「なよなよしている」「惜しいものを手放す」んだそうで。
平成24年9月19日
まず訂正。α99の重量について、先日「α77と1グラムしか変わらない」と書いたが、誤りだった様子。情報サイトに訂正が載っていたので、その情報を元に書いたこちらでも訂正しておきたい。α77の電池と記録メディアを入れた状態とα99の本体のみの重量がほとんど同じなので、電池と記録メディア分(特にα99は2つ入れられる)重いということになる。
引き続きカメラネタ。次姉の友人がカメラを買いたいらしく、次姉を通じて相談を持ちかけてきた。どうやら次姉の友人間では私がカメラ好きであることが知れ渡っているらしい。姉上、いくら自慢の弟だからって喧伝して回るのはやめてください(笑) 直接話をしたわけじゃないのでいろいろ方向性が良く分からないのだが、先日次姉に渡されたメモに面白いことが書いてあった。マクロ撮影をしたいらしいのだが、「リングフラッシュだとハレーションが気になる」云々。ええっ? ハレーションが気になるようなリングフラッシュってどういう使い方をするの? リングフラッシュでハレーション起こすなら、どんなフラッシュ使ってもハレーション起きるんじゃないかなあ。と思いつつ、私もその道のプロというわけじゃあないので検索してみた。するといくつかページが引っ掛かった。どうやら歯医者さんの間で問題になっているようだ。良く分からない用語があったので調べつつ読んだのだが、つまりは差し歯をする際に、周囲の歯と色を合わせるための記録写真を撮ることがあるらしい。そのときに下手な撮り方をすると”ハレーション”が起きて患者の歯の正しい色が分からなくなるということらしい。なるほど、言われて見れば納得である。但し、ハレーションというのがどうにも腑に落ちない。ハレーション、フレア、ゴーストと呼ばれる写真用語は、強い光がレンズやカメラ内部で反射して写り込む現象のことである(どこに反射するかなどで呼び方が違う)。一番原因となりやすいのが太陽。明るさの絶対値ではなく相対的な問題なので、暗いところに明るい光源があっても起きる可能性はある。さて、フラッシュでそれを引き起こそうとすれば……例えば暗いところで鏡にレンズを向かって撮影するとか? どうも歯科の現場で起きるイメージが沸いてこない。歯科医向けのPDFファイルを読んでいたのだが、その中に実例写真もあったのでしばし観察。私の目にはどう見てもハレーションが起きているようには見えない。私は写真についても歯科に関しても素人なので、その分差し引いて読んで欲しいのだけれど、これはハレーションじゃなくてフラッシュ光が「映り込んでいる」だけじゃないだろうか。確かにリングフラッシュは多方向から被写体に光を当てるため、被写体が光沢を持っていれば白く映り込む可能性は高い(というかほぼ回避できない?)。それならばいろいろ工夫して撮影する必要も出てくるわけだ。
今日、ちょっと梅田のソニーストアの近くに行く用事があったので帰りに寄ってみた。メインはもちろんα99で、ついでだから新型リモコンがα77で使えるかどうかスタッフに聞いてみると、実演までしてくれた。α77でも作動するので、発売されたら買うことにしよう。っていうかこのスタッフ、実演してみないことには自信がなかったということだな? きっとこんな質問する変なユーザーは(関西では)私しかいないということだろう。その流れでLEDリングライトも見せてもらった。実際に発光させてもらうと……眩しい(笑) もちろん?光量は調節できるので、マクロ撮影では便利に使えそう。私はあんまり使うアテがないけれど(今模型撮る時に使ってるレンズにはリングライトは装着しづらい)。 別のお客(おばあちゃんだった)が女性スタッフに「一眼レフカメラ」と「一眼カメラ」の違いについて質問していた。女性スタッフはイマイチよく分かってない様子だったが、大丈夫だったのだろうか? 話は変わるが、私は以前からα77を始めとする最近のソニーのカメラは「一眼レフじゃない」という立場を取っていた。しかしここ(どこ?)に来て「広い意味では一眼レフかも……」と思い始めている。「一眼レフ」の「レフ」は「ミラー」とほぼ同じ意味で、その証拠に「レフ」のある空間は「ミラーボックス」と呼ばれている。そもそも名前の由来になった「レフ」部品は、どちらかと言うと「ミラー」と呼ばれることの方が多いんじゃないか? さて、ソニーαシリーズの最新群は「トランスルーセントミラー」を従来の一眼レフカメラのミラーの部分に備える。「トランスルーセントミラー」も限定的ではあるが「ミラー」の役目を果たしており、広義では充分「ミラー」と呼んでいいと思う。となれば「一眼レフ」の語源になった部品を内蔵しており、そういう意味ではα77もα99も「一眼レフ」カメラである。撮影時に動かないから却下、というのであれば、かつてキヤノンが作ったペリクルミラーを使ったカメラはどうなるんだ?という話になる。まあ、そんなこと言わなくても光学式ファインダーの有無を問われると、ばっちり一眼レフカメラとは言えなくなるんだよな。二眼レフカメラもそうなのだが、この「レフ」には「光学式ファインダーのためのミラー」という意味合いが含まれているような気もする。その点を考慮すると、α77やα99はやっぱり「一眼レフカメラ」ではない。うーん、ソニーめ、(分類する上で)何と厄介なカメラを作ったものだ。
平成24年9月18日
パナソニックが、デジタル一眼カメラGH3を発表した。
「何故突然パナソニックの話題?」
と訝しがらないで欲しい。GH3は、私がα77に魅了される前に登場を待望していたカメラなのだ。初代GH1の後継機GH2は、GH1発売から短期間のうちに登場し、一方でGH3の発表には長くかかったらしい。1920×1080、60Pでの動画記録が可能になるのではないだろうか、という根も葉もないながら信憑性のある噂を頼りに、焦ってGH2を買うことなく待っていたら……目の前に転がっていたα77に躓いた、というわけである(笑) GH3は予想どおり?そしてα77同様に1920×1080、60Pで動画が撮影できるようである。加えて、私にはよく分からないのだが「イントラフレームのみを使用する記録方式」とやらが使えて、その際のビットレートは72Mbpsだとか。α77の最高画質が確か28Mbpsだから、2.5倍以上。おそらくとんでもなく容量を食う記録方法だ(笑) さぞかし高画質な動画になるのだろう……あまりにも動画ファイルが大容量になりすぎてどの程度実用的か分からないが。ところで、カメラの外見を見ると、GH2の後継機というよりはフルモデルチェンジと表現したほうが良さそう? GH2もあんまり見た事がないのではっきりとは言えないが。ただ、私がよく話題にしているダイヤル、GH2には(前後に付いていると思っていたのだが)1つしかない。それがGH3にはちゃんと2つあるようだ。パナソニック偉い(買うかどうかは別だが)。サイズもやや大きくなったようで、より本格的なカメラと見るべきだろう。液晶ファインダーについては情報サイトには詳しく書いてないのだが、もしもα77同等のものが付いているなら、再度候補に上げてもいいかもしれない――ってα77買ったのにまだ買うのかよ(笑) どうやらフォトキナが開催されているようだ。ドイツのケルンという都市でやっているらしい。GH3もそこでの発表らしく、他のメーカーもいろいろとフォトキナに合わせて新製品を発表しているのだと思われる。既にソニーはα99、ニコンはD600、キヤノンはEOS 6D、ペンタックスやオリンパスも新製品の発表があったが、多分各社フォトキナを意識しているんじゃないだろうか。で、カメラといえばライカ? そのライカも新製品を発表したらしい。M型が2機種。両方35ミリ判フルサイズで、一台は廉価版でもう一台が……何と呼べばいいのか分からないが、M10ではないM9の進化系? ライブビューや動画撮影ができるようになったんだとか。ライブビューが使えるようになったら、もはやレンジファインダー(*1)に拘る理由が乏しくなってくるんじゃないかと思うのは私だけだろうか。しかもアダプター経由でRレンズ(ライカのフィルム時代の一眼レフ規格だ)が装着でき、さらにはEVF(電子式ファインダー)まで外付けで用意されている。もうこれはレンジファインダーじゃなくてMマウント採用のミラーレス一眼って言った方が早いんじゃないの?(笑) まあもちろん、レンジファインダーが装備されている以上レンジファインダーカメラだろうし、敬虔なるライカユーザーはライブビューなどオマケであって、本気で写真撮る時はレンジファインダーを覗き込むのだろう。そう、私がα77を絶賛しておきながら「趣味写真」はフィルムで撮影するように。 復習(謎)しておくと、私はライカレンズを持っている。1本だけだが。ライカで使えるレンズも何本か持っている。正直なところ、レンジファインダーは馴染めず、投資の割に撮った写真の枚数は多くない。ボディは諦めるにしても、レンズはまだ使えるので少々勿体無いかな……と思っている。今あるミラーレス一眼にアダプター経由で取り付けて撮影することもできるようだが、今あるミラーレス一眼は全てAPS-Cサイズのイメージセンサーを採用している。当然フィルム時代に買ったMマウントL39(だっけ?)スクリューマウントのレンズは35ミリ判用なので、やっぱりそれに準じたサイズのイメージセンサーが欲しいではないか。敢えて言うなら、今度発売されるソニーのビデオカメラがフルサイズらしいが(静止画も撮影可能)、値段が値段だしやっぱりスチル写真はスチル用のカメラで撮影したい。てなわけで、今それを満たすカメラは本家ライカのカメラのみ。でも、わずか数本のレンズが使いたいがためだけに本家ライカのM買うのはねえ……。いや、ライカのカメラ自体はいいんだけど、値段が高いんだよ。フィルム時代もライカは高かったけど、デジタルになってさらに高くなった。それだけお金を使うなら、α99とレンズ数本買い足したほうが建設的じゃない?(*2) もしくはニコンD800にF2.8ズームとか。要は現実的じゃないので、どこかのメーカーがフルサイズのミラーレス一眼もしくはM型互換マウントのカメラを作ってくれないかな。とは言うものの、今あるミラーレス一眼の規格は、多分一社を除きAPS-Cサイズで設計されている。その除かれた一社というのはソニー。Eマウントが、実はフルサイズのイメージセンサーを組み込めることが先日の発表で判明。マウントアダプターでライカMマウントのレンズをNEXシリーズに装着可能かどうかは調べてないので分からないが、もし可能ならばフルサイズNEX登場は面白いかもしれない。ただ、やはりフルサイズとなると安くないだろうから、わずかな本数のレンズのためにボディを買うのかとなると……難しいところだなあ。本家本元が割り切って、レンジファインダーを搭載しない「M型のようでそうでない」Mマウントの、かつお求め安い値段帯のカメラ作ってくれればいいんだが。もっとも、ライカの「お求め安い」は、ソニーのフルサイズNEXと変わらない値段になりそうな気はするが。
*1 ファインダーに距離計が組み込んだもの。かつてのカメラの主流であり、多分日本人が一番目にするライカのカメラはレンジファインダーのM型ライカである。 *2 五十歩百歩です。ですが、五十歩と百歩には倍の開きがあるのです。
平成24年9月17日
将棋で有名な羽生善治が、チェスのフランス王者のマキシム・バシェ・ラグラーブという人とイベントでチェスと将棋の二面指しを行ったそうな。ハンデとして羽生さんの飛車落ち、チェスは先手が有利だとかで羽生さん先手で指した様子。将棋は羽生さんが、チェスはラグラーブ氏の勝利という順当?面目を保った?決着となった。しかしチェスの先手がそんなに有利だとは知らなかった。囲碁は先手圧倒的有利が故に6目半のハンデ(古くは5目半)がある。某漫画のコラムで読んだのによると、ある棋士は6目半でも先手が有利じゃないかとか発言したらしい。先手後手でそこまで大きな有利不利が生じない(と言われている)将棋は、テーブルゲームの中では独特なのかもしれない。 ネットで、羽生さんとラグラーブ氏の対局の様子の写真を見たのだが……何か薄っぺらいマットみたいな盤で対局していた。駒もたぶんプラスチック製の量販品だろうなあ。いや別に、高級な盤と駒を使うのが偉い、と言うわけじゃないんだけど、両者共にそれぞれの分野での第一人者なんだから、主催者ももうちょっと気の利いた道具を用意したらいいのに、と思った次第。まあ、椅子に座ってテーブルで指したようなので(もしも畳の上で正座で対局だったらラグラーブ氏圧倒的不利(笑))、分厚い盤は指しにくいだけなんだろうけど。
平成24年9月16日
昨日はソニーとオリンパス提携の話をしたが、今日はJR西日本とスペイン国鉄。ちなみに昨日の新聞の同じ面の上下で記事が出ていた(笑) JR西日本とスペイン国鉄が連携して何のメリットがあるのかと言うと、まずJR西日本側はフリーゲージトレインの技術協力を受ける。先日、「タルゴ」という車両の模型を手に入れて云々を画像で侃侃諤諤でお見せしたが、まさしくあれである。我ながらタイムリーだな、と思う(笑) で、スペインにとってのメリットは、JR西日本から新幹線の運行技術等の情報の提供を受けるとか何とか。既にスペインではAVEという高速鉄道が走っていて、特にJR西から何かを得なくてもいいような気もするのだが、それだけ新幹線の評価は高いのだろう。 タルゴで思い出したが、友人がその先日の画像で〜に情報というか突っ込みを入れてくれた。不思議に思ったいたことが一つ解決。機関車はそのままで客車だけ振り子にして、曲線を高速で通過するのに何か意味があるのだろうか?というのが私の疑問。これは大変な認識違いで、振り子というのは元々「乗客の乗り心地向上」のためのものだとか。車両自体は、低重心化などを施せば充分安全にカーブを高速で曲がれるらしい。しかしながら、車両は曲がれても乗客にとって快適な旅路となるかどうかは別問題のようで、じゃあ振り子で車体を内側に傾けて遠心力を和らげましょう、ということらしい。なるほど、客車だけ振り子にしても意味がある。運転手は我慢しろということだな(笑) 日本に話を戻して。フリーゲージトレインは試作車が試験運転を続けている……という話をたまに聞くようなあんまり聞かないような。いつだったか開発がなかなか前に進まない、という記事を読んだような気もするのだが、記憶は定かではない。一部区間が在来線のままでフリーゲージトレインを使って直通させる、という整備新幹線長崎ルートの計画が今なお健在であるということは、今もフリーゲージトレインの実用化に向けて必死に頑張っているということなのだろうけど。もしも開業までに間に合わなかったらどうするんだろうね? 乗り換えて長崎まで? 思い切って欧州の真似で列車をペンデルツーク方式にして、フリーゲージトレイン方式の客車を両端の機関車が牽引するという方法もいいかも? 機関車の付け替えが面倒だけど……。時間的にはお客さんに乗り換えてもらったほうが早そう。全線開通前の鹿児島ルートみたいな感じで。で、今気付いたのだが、長崎ルートの新幹線はJR九州だよね。じゃあどうしてJR西日本がスペインと連携するのかな。一応フリーゲージトレインは九州新幹線長崎ルートのためだけじゃないということになってるけれど、実用化が遅れて一番困るのはJR九州なんじゃないかなあ。ま、いろいろあるんだろう。
平成24年9月15日
ソニーとオリンパスが業務提携することにほぼ決定?したようだ。医療関連のうんたらかんたらでどうたらこうたらもあるけれど、やはり私が注目するのはデジタルカメラ部門。最終的に私はニッコール党になりそうなんだけど、現状使っているのはαにオリンパスOMシリーズということで、無視するには話が面白すぎる。 現在オリンパスが展開しているレンズ交換式デジタルカメラは、フォーサーズ及びマイクロフォーサーズと呼ばれる規格。フィルム時代に小型軽量のカメラを製造していたオリンパスの発想らしい小型規格である(の割に小さくない、という意見もあったが)。一眼レフであるフォーサーズシステムに関しては、最近動きがほとんどないようだが、ミラーレス規格のマイクロフォーサーズの方はギリギリ何とか持ちこたえているようである? オリンパスも、あまり成績の良くないカメラ部門を何とかしたいらしくて、ソニーとの提携にメリットを求めているようだ。で、一方のソニーはαシリーズとNEXシリーズ(NEXもαの一部らしいが)を展開。イメージセンサーのサイズで言えば、フルサイズ、APS-C版、ということでオリンパスのフォーサーズ、マイクロフォーサーズと被らない。小型軽量カメラという意味では、マイクロフォーサーズとNEXシリーズはライバル関係にあるが。もしも、ソニーがオリンパスにトランスなんちゃらミラー(いや本気でこれの名称覚えられんのよ)を供給したら、フォーサーズシステムの電子ビューファインダー方式のカメラが登場するかもしれない。その電子ビューファインダーももちろんα99やα77に搭載されているアレを載せるのである。たった数ヶ月前まで電子ファインダーなんてダメだよ、と思っていた私の度肝を抜いたソニーの有機ELファインダーであるが、一番のメリットはイメージセンサーが小さくてもファインダー像を大きく出来ることだと思っている。APS-Cサイズの一眼カメラはもちろん、それよりも小さなフォーサーズシステムではより有効に働いてくる。オリンパスは1倍より大きな倍率のファインダーを作ったが(普通はいくら大きくても0.9倍ぐらい)、もうそんな無理をする必要もないというわけである。あとはフォーサーズシステムにどれだけの未来が残されているか、だが……。 普通にマイクロフォーサーズシステムのカメラの電子ファインダーがソニー製になるだけでも大きい。具体的には、OM-Dの後継機がそれになったら……私はお遊び用に一台買うかもしれない。OM-Dというのは、正確にはE-M5という名称らしいが、フィルム時代のOMシリーズに似せたボディスタイルをしている。未だにOM-3Tiや4Tiを使っている私としてはなかなか気になる存在である――若干の嘘が混じっていて、発売当初は完全無視だった。α77ショックで某ヨから始まる家電量販店のカメラコーナーに再び顔を出すようになって、ちょっと触ってみて「これでファインダーがα77並なら欲しくなるところなんだけどなあ」と思っていたのだ。話を戻そう。E-M5の「5」が何を意味するのか知らないが、ひょっとするとフィルム時代のOM-4Tiの続きの番号のつもりかもしれない。となると次の機種が出たら「E-M6」か? もしもそのE-M6(仮)のファインダーが235万ドットの有機ELファインダーになったら……
ここまで書いてて思い出したが、まだデジタルに完全移行するつもりはないからね。E-M6(仮)を買って……うーん、用途が特に思い当たらないなあ。買ったけどあんまり使ってないOMのマクロレンズをアダプター経由で取り付けて、手当たり次第身の回りのものをマクロ撮影して遊びますかね。あ、最初にお遊び用にって書いたからそれでいいのか。 あとはまあ、オリンパスがソニーのレンズ作りの手伝いをして、αシリーズのレンズラインナップが充実してくれると嬉しいな。……マクロレンズばっかり増えてもあんま嬉しくないけれど。
平成24年9月14日
先日近所のスーパーで「雪見だいふく」を見て久々に食べたくなって購入。で今日知ったのだが、「雪見だいふく」って一年中売ってるわけじゃないらしい。夏は売らないのか? 確かに「雪見」だから季節はずれ感はあるけれど、一応アイスなんだから夏にも売ろうよ。
平成24年9月13日
昨日、ソニーがαシリーズ他の新製品をいくつか発表した。その中に私の欲しい物は……2点(3つ?)。まずは「これは絶対買うぜ!」という品物から。 α77でも使える、という前提での話だが、新型リモートコントローラー。以前話した……かどうか忘れたが、α77を使っていて不満に感じるのが動画撮影時の操作。撮影開始、終了時に押すムービーボタンが押しにくく、ケーブルレリーズでの操作もできない。別売りのリモコンにムービーボタンがあれば解決する話だったのだが、現在発売中のものには付いていない。ところが昨日、α99と一緒にそのボタンが追加された新型リモコンが発表された。特にα99専用とは書いてないので、多分α77でも使えると思う。動画撮影時の最大の不満点が解消されるわけだから、これは是非とも欲しい。値段も手頃で言うことない。ところでこのリモコン、シャッタースピードや絞りの調節も出来ると嬉しいが……流石にそこまでの機能は備えてないかな。 次に欲しいもの。新型サンニッパ。いろいろと改良されているらしくて、ミノルタ時代のものしか持ってない私としては羨望の対象。しかしながらお値段は80万円超と、欲しいが買えない。大人しく諦めよう。サンニッパ常用してるなら思い切って行くべきかもしれないけど、たまにしか使わないからねー。 最後、3つめは発売未定品(だからカッコ書きで「3つ?」と表現した)。カールツァイスブランドとなる50ミリF1.4のレンズだ。既に50ミリF1.4は持っているが、SSM搭載で新設計となるとこれはちょっと使ってみたい。もちろんフルサイズ対応なので、α-9に装着してフィルムで撮るのだ! 気になるのはやはり値段。カールツァイスブランドになって果たしてどれぐらいのものになるのか。大口径でも安いのが50ミリレンズの一つの魅力なので、現行品の2、3割増し程度で抑えてもらえるとありがたい。さすがにライカの50ミリF1.4のような値段にはならないと思うが……。 では、今回の新製品発表の目玉、α99について私が感じたこと。オートフォーカス関係を強化した割には連写性能がイマイチ。一体何に使うんだ? 2種類のAFセンサーを多数備えて動体への追従力を増しているようだが、連写は秒間6コマ(2400万画素時)。α77のような専用モード時は8コマ(1000万画素)、10コマ(460万画素)まで増えるようだが、2400万画素で秒間12コマ記録出来たα77と比べるとちょっと寂しい。高橋(弟)でなくても「デチューンしてどうするんだよ!」と突っ込みを入れたいところ。これ、本当に上位機種? それ以外では、細々としたところはいろいろスペックアップしているようだが、とりあえず画素数が2400万画素据え置きなのはどういうことか。ニコンやキヤノンもフラグシップ機は画素数が控えめなのだが、じゃあソニーもプロ向けのそういう機種なのかと言うとそうでもなさそう。連写枚数も凡庸で高感度特性にも特に見るべきところもない(αシリーズの中では一番良さそうだが)。モードダイヤルに「シーンセレクションモード」とか「スイングパノラマ撮影モード」とかがある時点でこれはプロ機じゃないだろう。防塵防滴にしてあったりとかボディ素材がマグネシウム合金だったりとか耐久性の高いシャッターユニットとか、プロ向けを意識している部分も多いんだが……何かちぐはぐ。こいつをベースにさらに一段上のカメラを作るつもりなのか、どういう考え方なんだろうねえ。動画関係は多少強化されているようなので、AF強化もそのためなのか? 静止画じゃなくて動画撮ってくださいカメラ? う〜ん、分からん。 驚きなのが本体重量。あくまでメーカースペックだが、α77と比べて1グラムしか増えていない。これにはびっくり。一眼”レフ”カメラではないので、例えばミラーやペンタプリズムの大型化をしなくてよい分重さには響かないわけだが……それでもフルサイズ化してほとんど変化なしというのは畏れ入る。これもトランスルーセントミラーの威力なのか。フルサイズの一眼カメラは欲しいけど重いのは嫌だなあ、という人がいたらこれは相当魅力的だろう。もっとも、カールツァイスブランドの大口径標準ズームとか付けると本体重量が軽いのは軽く相殺されてしまうのであるが。 あとは……縦位置グリップ付けるとカッコ悪くなるのは何とかならんのかねえ。ソニーαの伝統になっちゃってるみたいだけど、何でカメラのシルエットがここまで縦長に? ”内蔵”されているニコンやキヤノンのフラグシップ機の方が100倍カッコいい。もっとも、カメラの外観は写真の写りには影響しないのではあるが……。 トータルで見れば、私の目にはフルサイズ機であること以外に特に魅力的に映らない。フルサイズ機なのに光学ファインダーでないのはマイナスだ。これで値段がα77+アルファならともかく、約3倍だからねえ。もしα99が魅力的で、α77買ったばかりなのに買い換えたくなったらどうしよう?と心配していたことを考えると、買わなくていい、悩まなくていいのはそれはそれで良いことかもしれないのだが。でもちょっと寂しい……。 話全く変わるが、先日一眼レフをいじっていてあらためて思ったこと。シャッターを切ったときの感触が全く違う。α77は一眼”レフ”ではないので、ミラーショックがないし、それに付随する音もない。一眼レフはその宿命として、シャッターを切ったときの振動と音からは逃れられない。見方を変えると、レフがないα77やα99方式のカメラは頑張ればシャッター音を極限まで小さくできるのではないか? 理想はM型ライカ。素人考えの思いつきでソニーに「作れ」と要望を出すのは無茶であるが。よしんばソニーがそういうカメラを作ったとして、シャッター周りに異常にコストをかけた超高級品になっても困るし、そんなに簡単に真似されてはライカも面目が立たないだろう。でも欲しい「静音モード」。シャッターを切ってもほとんど音がしない、そんなαシリーズのカメラが出たら欲しいぞ!
白兎 「もしもし雪翼クン……? 何かやばいこと考えてない?」 雪翼 「何が? 動画撮りながら静止画撮ることの何がやばいんだ?」
誰も勘違いしてないよね……? 犯罪的な目的は考えていませんよ? あー、でもそういうモード搭載しちゃったらそういう使い方されちゃう可能性があるのかねー。スマートフォンでシャッター音消すアプリがどーのこーのっていう話も聞くし……でもスマートフォンと違ってαシリーズのカメラはそれなりに大型だから、そういう用途には向かないから大丈夫とは思う。M型ライカだってシャッター音は小さいしね。で、話を戻して。α77を買った動機は、鉄道を動画で記録したい。そして動画を撮影すると、同時に静止画も撮りたい欲にかられたり。但し、横で一眼レフのシャッターを切るとおそらくα77のマイクはその音を拾ってしまう。それこそライカで撮影すりゃいいんだが、ライカで走行写真撮る気にはなれない。そこで静音モード搭載のα99xなんてものが出たら、二匹の兎を追えるわけ。荷物が異様に重くなってしまうという問題はあるが……(本体2台レンズが最低2本に三脚一個……カメラがOMシリーズだったりしない限り相当重い)。静音モード自体は、例えば舞台の撮影なんかで需要があるはず。搭載されたらαに目を向けるプロも出てくるんじゃないかな。今回のα99にはないけれど、そのうちそういうモードが搭載されるといいなあ。 他、何かいろいろ新製品は発表されたけど……あんまり興味ないので省略。強いていればLEDリングライトかな。花などを接写する機会が多ければ検討に値するんだけど、OMシリーズのリングフラッシュはほとんど使わなかったことを考えると今の私には必要ない。撮るものに大きな変化が訪れたらそのときに買えばいい話だ。にしても、9の付く新型機がα900の後継じゃなかったのは、あまり期待してなかったとは言え残念だなあ。α900の時に作った最高峰の光学式ファインダーを継ぐカメラは出てこないのかねえ。α99とα909?のダブルラインナップで私を驚かせて欲しいところだけれど、ソニーのカメラ部門にそんな余裕ないだろうしなあ……。
平成24年9月12日
今日は金本引退とかソニーがカメラ関係の新製品を発表したりとか話題が豊富なのだが、とりあえずやり残していることから。 アルモデル 坊ちゃん列車タイプ完成
これを作る傍ら、もう一つアルモデル製品を並行作業し始めてしまったので、とりあえず9月中に完成するといいなあ。それが完成する頃にリトルジャパンのクモハ41・クハ55セットの下回りが発売されてるといいなあ。発売されてなかったら、10月からは約1年ぶりに旧国プロジェクトに戻ることにしよう(リトルジャパンのクモハ41、クハ55も旧国だけど)。
平成24年9月11日
アルモデルの坊ちゃん列車タイプは完成したのだが、写真撮る気力が残ってないのでまた明日。昨日この話すりゃ良かった……というのがあったので、今日はそれ。 少し前に、バッティングセンターでバッティングカードを買ったとき、運動する人向けの飲食物をもらった。ゼリーっぽいものと水に溶かして飲む粉状のものとプロテイン入りのウェハース(各2つずつ:考えて見れば大盤振る舞い?)。粉に関しては普通のスポーツ飲料っぽかったのでいずれ飲むとして、残りの2つが大問題。デザートとしてのゼリーは大好きなのだが、アルミパックのチューチュー吸いながら飲むタイプのは何となく抵抗がある。そしてウェハース。そのものは好きでも嫌いでもないのだが、プロテイン入りというのが引っ掛かる。多分不味いだろうな……と思いつつ、昨日小腹が空いたので開封してみた。おっ? 意外とイケそ
――うえっ…………やっぱダメだ
味そのものは普通だが、ウェハースの間に挟まっているクリーム状のものの食感が最悪に近い。舌にねっとり残って気持ち悪いのだ。頑張って2口目まで齧ってみたのだが「やっぱムリー」。残りは「ゴミ箱にポイー」。かつて飲んでいた水に溶かして飲む粉プロテインもそうだが、どうしてここまでマズいもの作れるかなー。漫画や小説(やアニメ)のヒロインで(恐ろしく)料理下手という設定が散見されるが(*1)、プロテインを見ていると美味しい物を作るのは難しいのだと妙に納得してしまう。もっともプロテインの場合、本物のアスリートになると大量に摂取する必要があって、味は二の次コストパフォーマンス優先なんだろう。作ろうと思えば味のいいプロテイン類は作れるはずだと信じている。値段が上がって敬遠されるからコストカットして味に皺寄せが来ているだけだと信じている。私は……もうちょっと値上げしていいからもうちょっとマシなものを作って欲しいと思う。
*1 私がよく知っている漫画の中だと、『らんま1/2』の天道あかね、『るろうに剣心』の神谷薫。いずれも男勝りの体育会系女子であるが、そうしたやんちゃ系女子に料理下手の設定が付くようである……というのは大間違い。『史上最強の弟子ケンイチ』の風林寺美羽は上手なはず。梁山泊の面々が美味しそうに美羽の料理を食べているシーンがどこかにあったような記憶が。また、性格も含めて料理が下手そうな『Q.E.D.』の水原可奈は、腕前まで言及したシーンはないものの燈馬想にギョーザを作る話があり、水原父が「うまそう」と言ってるあたり下手ではなさそう。
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