橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成24年5月下旬分

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平成24年5月31日

  普段は読んだらなるべく早めにメモ書きしているのだが、何故か今月は小まめさが足りなかった。故に今日一気に書く羽目に陥ったので、微妙なところ手抜きというか、焦点がぼやけているような気がするというか。ま、多分皆さん読み流してるでしょうから、今日も細かいところは気にせず軽く流してくださいな。

【弟子ケン】43巻(既刊):☆☆
  またつまらんくなってもうた……。ケンイチ対コーキン、アパチャイ対アーガードの師弟ダブルマッチがメインだったのだが……なんかひたすら戦うだけで面白くなかった。基本的に格闘系の漫画は、1つの戦いが長引くとメリハリがなくなって面白くないような気がする。『はじめの一歩』の一時期は長くても面白かったのだが……。

【バクマン。】18巻(新刊):☆☆☆★
  噂によると連載終了したとかで、単行本も本巻を合わせて3冊? そのせいか展開も速い……って、この漫画元から展開速いほうか。
  前巻で描き始めた新しい漫画の連載決定。2本同時連載ということになり、1本を月刊で、1本を週刊で、という流れに。そして最終的に今連載しているのを月刊に回し、新連載を週刊にという”トレード”が決定する。現実でも、連載中の漫画が同じ会社の他誌に”移籍”することが稀にあるようだが、内部ではこういうやりとり(ここまで漫画っぽくなくても)あるのかねえ?
  平丸と蒼木嬢が婚約。連載開始間もなくのころはこんな展開予測してなかったなー。
  そして巻の最後でまたまた次が気になる展開。ライバルエイジとの増刷部数の差はいったいどこから来たものか? というわけで、また数日後に19巻が発売されるので楽しみにしていよう。

【弟子ケン】44巻(既刊):☆☆☆
  何か新キャラ登場。前に似たような感じのいなかったっけ? それとも他の漫画と混同しているだけか。あと、無駄に露出度高いな……松江名は可愛い女の子が出てくる漫画が描きたかったのか(いや、書いてるけど)。その割りにむきむきのおっちゃんも多いし……良く分からん。
  宇宙人こと新島がデーターのバックアップを持っていたが、まあこいつのことだから持ってるだろうなと予想範囲内。そしてこいつのことだからバックアップのさらなるバックアップも持ってそうだな……と以下次巻にて。

【乙嫁語り】4巻(新刊):☆☆☆★
  元気一杯の双子の女の子、ライラとレイラがメインのお話。冒頭で1巻の主役、カルルク&アミルのほうに不穏な空気が流れてるけど。面白いからいいようなもんの、この漫画、軸足がやや定まってないような気がする……? 1、2巻を読んでいて、カルルク&アミルでずっと行くと思ったら、イギリス人の(名前忘れた)が旅立ったらそっちに移っちゃった。読者としては(俺だけか?)カルルク&アミルのその後がすっごく気になる。家同士の争いもあるけれど、どっちかというと2人仲良くうんたらかんたらの方が面白そうなんだけどなー。作者のあとがきによると、5巻では揉め事の方で話の展開があるみたいだけど。

【弟子ケン】45巻(既刊):☆☆☆★
  味方側の人間(国会議員)だと思っていたら敵方の達人だった、というやや新鮮な展開。いやまあ、味方と思ってた人が敵だったパターンは多いのだが、武術と縁のなさそうな壮年の国会議員というのはノーマークだった。にしても、本性を現した後の人相が変わりすぎてちょっとウケてしまった。お前は阿修羅か何かかっ!(笑) 話が少し巻き戻って、みんなが必死こいて守ったCD-ROMはダミーだった。さすが新島。みんなは怒っていたが、これはなかなかの良策。「オレたちが命をかけて守った証拠品」と言っていたが、まさしくその通り。騙された味方をも含めた全員で大切なデーターを守ったんだから。さらに、最後のバックアップと言いつつもまだ残っているあたりも王道過ぎる展開がまた良し。やり過ぎると「いい加減にしろ!」だけど、これぐらいなら新島っぽい。
  戦いが終わって、また次の戦いが始まるまでの日常編。兼一と谷本”くん”のやりとりが面白い。というか、兼一もいい性格してるねー(笑) さらに武田が谷本を悩ませる。いいぞみんな! もっと谷本くんを困らせよう!

【王様の仕立て屋〜サルトイア・ナポレターナ〜】1巻(新刊):☆☆☆
  というわけでタイトルが変わって再スタートしたので買ってみた。当然と言えば当然だけど、基本的に同じだな……。続きは……まあ、買わなくていいか。面白くないわけじゃないんだけど、ややワンパターンだからね。

【パタリロ!】88巻(新刊):☆☆☆
  少し面白さが回復してたように思う。が、絵柄が変わったままなのがあんま好きじゃない。最後の『忍○ま乱○郎』のパクリみたいなあの展開はなんじゃ?(うちの母は面白いと言っていたが) そういえば名前に「乱」なんて入ってるの、乱太郎と乱馬ぐらいだなあ。

【ぼのぼの】36巻(新刊):☆☆☆
  話は三つ。クモモの木にシマリスくんの年老いた両親の介護、そしてグルメ。クモモの木はCG映画が初出で漫画はこれが最初? 映画を見ていなくても分かる内容だとは思うけど、映画の内容を忘れているのでちょっと焦った。2つめは高齢化社会の日本を意識したかもしれない内容。作風が変わり続ける『ぼのぼの』だが、長く続いているが故に作者も少々ネタに困っているのかもしれない。最後のグルメネタは、これまた『ぼのぼの』としては変り種かもしれない。ぼのぼのはラッコ故に魚介類しか食べられないという設定は忘れていないようだが、ぼのぼのに限らず動物って暖かい食べ物を美味しいと思うのだろうか? やや人間視点の色が濃い結末だった。

【弟子ケン】46巻(既刊):☆☆☆★
  現時点での最新刊。逆鬼と人越拳神・本郷晶の因縁のお話。前の巻のラストからそうなのだが、人越拳神が意外といい人っぽい。ここまでテンポがいいので、先日のアパチャイのときみたいに間延びすることなくこの調子で決着まで行って欲しい。

  『弟子ケン』を最新刊まで買うかどうか迷ったんだけど、ついでで本屋に寄ったときにそのままレジへ持って行ってしまった。というわけで新刊以外に4冊含む9冊。なお、やっぱり『範馬刃牙』は様子見ということにした。
  6月は多い。『バクマン。』『頭文字D』『百鬼夜行抄』『Q.E.D.』『C.M.B.』『史上最強の弟子 ケンイチ』『げんしけん 二代目』『天体戦士サンレッド』『ムダヅモ無き改革』と、2桁にわずかに届かないラインナップ。『バクマン。』は最終巻の20巻まで毎月発売されるらしい(?)。『百鬼夜行抄』の前の巻は、実は諸般の都合によりまだ最後まで読んでなかったり……(姉と母が読んでいるので買わないわけにはいかない)。『弟子ケン』は最新刊まで追いついたと思った途端にまた最新刊が出る(笑) よく新刊を見落とすので、これは久々に新刊だけで2桁10冊以上になる可能性も大……?


平成24年5月30日

  ジョーシンウェブ(*1)はもっと物を知ってる店だと思っていたんだがな……。普段はあまり興味がないメールマガジンにたまたま目を通していると、これまたあまり興味がないHOのトラムウウェイ製旧型客車の新製品の予約受付が開始されたらしい。興味ないといいつつ該当ページを開いてみる私(笑) 旧型客車では代表的なスハフ42、オハ35、オハフ33が各3色(ぶどう1号、同2号、青15号)発売されるようだ。何故スハ43がないのかは不思議だが、メーカーにもいろいろ都合があるんだろうなあ。それはいいとして、気になったのがジョーシンウェブが予約数を絞っていること。曰く「おひとり様1点」までだそうで。旧客で1形式1両しか買えないってどういうこと? 旧客の編成にもいろいろあるが、仮にHOで短めの編成を楽しむにしても、オハフ33、オハ35各2両ぐらい繋ぎたいところ。なのに1両しか予約できないって、担当者は鉄道(模型)を知らなさすぎる。入荷数が少ないことが予測される、もしくは不確定だからなのだろうけど、予約して確実に買いたいユーザーにしてみれば入荷数僅少なものに中途半端に手を出すのは怖い。流通数があまりにも少なく予約分以外に買えなかったら、編成の組めない車両を中途半端に手に入れることになる(*2)。販売側の都合で1人1個までというのは良くある話ではある。入荷が少ない商品の買占めを防ぎ、数多くのお客に行き渡らせようとする姿勢は分かる。しかしながら旧客の模型でそれをやられると、先述の通り「帯に短したすきに長し」な状態を量産するだけに終わる可能性もある(店はジョーシンウェブだけじゃないから、買う人は各自で何とかするだろうけどね)。店は商売だからある程度ドライになるのは仕方がないのだが、商品に対しての知識、理解、情熱、及び客目線が欠けているとそのうち見放されるぞ?
  と私は憤っているのだが、予約数は順調に伸びているようで受付終了したものが何点かあった。残っているものも残量が1とか2になっている。単純に予約受付数が少ないだけかもしれないけど、やっぱりみんな、既に他社製品を持っていて買い足しだったりするんだろうか(「*2」も参照)。とりあえず1両ずつ予約しておいて、発売されてから追加確保に走るとか、家族や親戚に頼んでそちらでも注文してもらうとか、いろいろ手はあるだろうけどね(*3)。今回は対岸の火事(*4)だからまだ暢気なもんだけど、私の欲しい物だったらジョーシンに直接文句言ってる可能性が高い。「阪神を応援してます」なんて看板ですべてが許されると思ったら大間違いだぞ!

*1 普段は「某ヨ」とか「某J」とか書いてるのに今日ははっきり名指し。俺は真剣に怒ってるんだぞ!(笑)
*2 旧客ファンなら既に他社製品の同系列を所有しているだろうから、適宜混ぜて編成を組めばいいという考え方もあるかもしれない。一方で、トラムウェイ製品で旧客”デビュー”するユーザーだっているかもしれない。あと、青15号とぶどう色2号の混結という手もあるが、ぶどう色1号はそれができないので苦しい。一応ぶどう1号とぶどう2号の混結はアリだと思うが、1号を選ぶユーザーが2号と混ぜて楽しみたいと思うかどうかは甚だ疑問。
*3 住所が同じで名義だけが違う場合、「お一人様1個」の商品を2人に2個売ってくれるかどうかはやってみたことがないので分からない。スーパーの特価品の場合、家族全員で押し寄せたらその分買えるけどね。そのせいか最近、「おひと家族○個まで」というのも見るようになった。他人のフリしてレジに並べば何とでもなりそうだが。
*4 燃えていると私が勝手にみなしているだけか?


平成24年5月29日

値札と実売価格の乖離


平成24年5月28日

  SDカードの書き込み速度のことをいろいろ調べていて思い出したことがある。つい1週間か2週間ほど前に、古いカメラ雑誌を本棚から取り出して読んでいたことがある。私が買った最末期のカメラ雑誌で、それ以来カメラ雑誌は買っていないのだ。最末期といいつつ、2008年と2009年の2冊を読んでいたので時期にやや幅があるが。その一方に、各社のコンパクトフラッシュやSDカードの書き込み速度をチェックする記事があった。カメラもニコンやキヤノン、ペンタックスにオリンパス、そしてソニー製品を用意しての実験。カメラによって相性があるようで、結果には幾分かのばらつきがあった。ただ、イメージとしてはサンディスクが最も高性能で、その他がそれに追随する形。メディアのメーカーが謳うような性能がなかなか出ないのは興味深いところ。そしてもう一つ面白いのが、ソニーのα900はどのメーカーのメディアであっても速いという結果が出ていたこと。ペンタックスのK20Dもメーカーによる差が少なかったのだが、カードの上限速度よりもはるかに低い数値だったので、カメラ側の処理能力の限界付近で頭打ちだったのだろう。
  他のカメラメーカーと比べてソニーは家電メーカーと言う側面が強い。やはり電気製品を作る分には一日の長があるということだろうか(なお、家電メーカーパナソニックも現在一眼カメラを製造・販売しているが、2008年時点ではまだ参入していなかったのかパナソニックのカメラでのテストはされていなかった)。もしもこれがα900だけの傾向でないとしたら……今度買うα77もメーカーによる書き込み速度の差は大きくないのかも?と期待してしまう。それでもまあ、どこのメディアを買うかはほぼ内定しているが。実売価格に酷い差がない限り……(8GBで様子見てから大容量の本命を選ぶ云々の話は現在進行形で検討中)。
  これとは全く関係のない、もう一冊の2009年3月号の話。中身を読んでいて、表紙が高山侑子であることに気付いた。皆さんの方がよくご存知かと思うが、テレビ見ないので有名人芸能人に全く疎い私が何故知っているかと言えば……去年のそのシーズンが近付いた頃に動画サイトにアップされていた、アンチクリスマスソング(?)のPVで見たのだ。侃侃諤諤でも去年の11月26日に話をしている(その時点では名前を出してなかったみたいだが)。読み返す前に表紙は見たはずなのだが、中のページの「高山郁子」と言う文字を見るまで全然気付かなかった。カメラ雑誌が2009年3月で、アンチクリスマスソングが2011年11月、2年半以上開きがあるせい?(今年やっと二十歳になるみたいなので、その年代での2年は雰囲気を変えるに充分……?) それよりは衣装と化粧の関係かもねー。
  ここまで書いておいてナンだが、参照した雑誌は古いので書き込み速度諸々の話はどの程度アテになるのか分からない。いくらフィルム派を宣言してるからって将来的にはデジタルのお世話になることが濃厚なんだから、もう少しこまめに買って情報集めておくべきなのかなー。


平成24年5月27日

連 敗 停 止

  西武は中継ぎが悪いと聞いていたので期待していた。期待していたが敢えてここでは書かなかった。書いたら今日に限って好投しそうだったから。阪神打線がアレだけに充分考えられる悲劇だ。
  何はともあれ、阪神自体は引き分け挟んで3連勝で勝率5割。そして私の去年から続く観戦連敗記録もストップ。しかしなぁ……勝って贅沢言うのは贅沢だが、勝ち方がなあ。西武の良くない中継ぎをボコボコに打ち崩して勝ったのならまだいいんだけど、ほとんど打ってないからなあ。今日の場合、西武は守備も酷かった。3回の1点は2つのエラーが絡んで。タイムリーエラーは外野手に付いたが、悪送球したボールを投手と捕手が仲良く追いかけてどうするんだ? 野球は詳しくないから分からないが、あの場合誰がどこにカバーに入るのが適切なんだろう。ランナーがいる場合、外野にボールが飛んだら投手が捕手の後ろへカバーに入る……で正しいよな? そうした場合、三塁手が取れなかった悪送球は投手が取りに行くべきじゃないかな? 捕手はもちろん、ホームベース付近で(親鳥が餌を持って来るのを口を開けて待っている雛鳥のように)待機するのが正しいはず。そうしていれば、藤井は足が速いわけでもないからあの1点は防げていたような気がする。一方、阪神の攻撃も西武の投手守備陣に”負けなかった”。7安打3点は普通だが、相手の失策数は4。もう2〜3点欲しくなるよね。おまけに四死球が6つもある。暴投もあったし、しっかり守っていれば犠牲バント失敗だったんじゃないかというのもあった。打線の調子が普通だったら10点ぐらい取ってておかしくないぐらいの内容。でも3点がやっと。押し出し死球を与えた西武守備布陣も酷いが、それでやっと勝てる阪神打線も相当重症。良かったシーンは、ブラゼルのホームランと、ブラゼルの右中間の当たりで2塁へ向かうも、微妙なタイミング故に慌てて1塁に戻って来たお茶目さの2つかな。
  ああ、あとね、檜山5番スタメンにびっくりした。分かってたらα77を昨日のうちに買いに行っておいて、70-200mmF2.8のレンズ持参で観戦してたのに。まあ、そんなの事前に分かるわけないんだからしゃーない。檜山も今日はいいところで(いいところだったかどうか分からないけど)打てなかったし。やっぱりどうにもこうにも打線がなあ。
  ここからは阪神じゃなく私の話題。去年は5試合か6試合観に行って1試合しか勝ってない。今年は今日が4試合目で初勝利。残りは全部負けている。去年と(現時点での)今年のそれぞれ唯一の勝ち試合には共通点がある。それは……

「阪神ファンじゃない人と一緒に観戦に行った」

ことである。阪神ファンじゃないからといって、特に某Gを応援していたりとか西武ファンというわけじゃない。「どちらかというと阪神ファンだけど熱心に応援しているわけじゃない」というぐらいの度合い。阪神ファンを誘って観戦に行った場合、”私の負け”が込んでいるせいで阪神が負けると何か申し訳ない気持ちになる。阪神を熱心に応援しているわけではない人物と一緒に行くと……負けてもそれは私一人分の悔しさだけで済むということだ。でもそういうときに限って勝つ(笑) 何でなんですかねー?


平成24年5月26日

昨日の続き

  先に謝っておきますが私は明日甲子園球場に阪神の試合を見に行きます。今日の阪神は引き分けで、「引き分け挟んで」の連勝中状態。止まったら多分私が疫病神です。
  というわけで昨日の続き。α77はα350とバッテリーが共通らしい。なので予備バッテリーを買い足す必要がない。α77は”大食漢”らしいので、これは地味ながら大きいメリット。ひょっとしてソニーデジカメは今のところ全部同じバッテリー? α350では、ミノルタ時代のα用レリーズが使えたのだが、α77ではどうなるんだろうか。DiMAGE A1も共通なのでミノルタ時代に買ったものを延々使い続けているのだが、α77でも使えると嬉しい。α-7やα-9のときは、本気撮り用だったので一緒に縦位置グリップも購入したのだが(7は後からだったかも……?)、今回はとりあえず後回し。動画は縦位置では撮らないだろうしね。動画を考えるとマイクロフォンも欲しいのだが、とりあえず最初はナシで撮ってみて、不満を感じたり興味が勝ったら買い足してみる予定。普通の”外付け”っぽいのに加えて、指向性ショットガンマイクロフォンという非常に専門的でマニアック?な製品もあるみたいで、なかなか興味深い。で、そういったアクセサリーは後からでも充分間に合うのだが、大きな問題がある。
  α77はメモリースティックかSDカードを使って撮影した画像や動画を記録する。何でコンパクトフラッシュが使えないんだよ! これだからソニーは×××××!(*1) ちなみにα350では使えた。調べてないけど、多分α900は使える。α700でも使えたんじゃないかなあ? まあ、コンパクトフラッシュが使えたところで、今手元にあるやつが使い物になるのかどうかは話が別。後輩との謎のトレードによりα350購入時に2GBだったコンパクトフラッシュが4GBに化けたのだが(*2)、これでどれだけ1920×1080、60pの動画が撮れると思うんだ?



と言う間にカード容量が一杯になってしまう!(*3) それに書き込み速度も問題だ。高速連写や動画を堪能するためには、書き込み速度の速いメディアが必要だ。ちなみに今持っているコンパクトフラッシュはサンディスクのExtremeIIIというタイプ。遅くはないが速くない。多分使っていてストレスを感じるだろう。メモリースティックなら持っているのだが、1枚は1GBでもう1枚は2GB。さらに容量が少ない上に2GBのほうでもUltraII(ExtremeIIIの一世代前、だと思う)。おまけにPSPで現役で使用されているためカメラには回せない(*4)。まあ、一度試しに使ってみて、「こりゃ遅すぎて話にならんわ」というのを体験するぐらいはアリだと思うが(*5)。前置きが長かったが(前置きだったのです)、SDカードを買うことにした。正確にはSDHCカード、というのかな? 「SDカード⊃SDHCカード」だと思うのだが、まあともかくSDHCカードを買うつもりだ。今まであんまりデジタルカメラのことを本気で研究してこなかったので、ここでいろいろ戸惑っている。「クラス○」という表記で書き込み速度の目安が分かるのだが、α77は「UHS-I」という規格に対応しているらしい。「UHS」は「ウルトラ・ハイ・スピード」の略という直球ど真ん中のネーミングだ(笑) 「-I」は正確にはローマ数字の1なのだが、ウェブではローマ数字が機種依存文字なのでアルファベットの「I」で代用している(*6)。「クラス○」の現状の最速っぽいクラス10よりUHS-Iの方が速いみたいなので、SDHCカードもUHS-Iのを買えば良さそうである。ここで問題なのが、UHS-I対応カードであっても「クラス4」のと「クラス10」のものが存在することだ。最初意味が分からなかったのだが、多分こういうことだろう。UHS-I規格の機器に接続しているときは関係ないのだが、UHS-I規格でない機器に接続した時にクラス4になるかクラス10になるか、である。α77は対応しているので関係がないのだが、問題はカードをリーダーに差してパソコンに読み込むときだ。2GB4GBぐらいならいざしらず、16GBとかになるとめっちゃ時間がかかるらしいので……「クラス10」を買うべき? ちなみにサンディスクはクラス10しか売っておらず、クラス4のがあるのはソニー製品。ここでも純正品を買おうかサンディスク製品を買おうかで悩んでいる(なお、コンパクトフラッシュやメモリースティックはほとんど全部サンディスク製品を選んでいる)。これがまた結構値段の差が激しいんだよなあ。今までこうしたメディアを購入する時というのは、その時点における価格が5000円付近のものを選んでいた。別に意識したわけじゃないけど、「そんなに大容量は要らないよなあ」「でもある程度あった方がいいし」と悩んだら結局そのあたりに落ち着くのである(笑) その伝統で行くならば、今回も自ずと結論が見えてくるのだが……実はさっきから「本気撮りじゃない」を連発しているものの、実は動画は割と本気撮りじゃないか? 本気撮りなら……変にケチって後悔するより、少々奮発するぐらいでいいじゃないか。よし、この際だからSDHCのさらに上のSDXCカード、64GB行っとくか!

  ――何を撮るつもりだ俺は

64GBあると5時間ぐらい撮れるらしいです。カード容量より電池の心配が必要になってくるな。もし列車撮りまくりのヨーロッパ紀行を計画したのならそれぐらい用意したほうがいいかもしれないが、日本国内で動く分にはオーバースペックすぎる。まあ、とりあえず16GBもあれば充分だよな(いきなり1/4に話がしぼむ)。足りなきゃ16GBなり32GBを買い足せばいいし。一旦8GBのクラス4をお試しで買ってみて、パソコンへの転送時に時間がかかり過ぎるようであればクラス10の16GBか32GBを買うと言う手もあるか(8GBのクラス4ならお試し気分で買えそな値段)。それよりはUHS-I対応のカードリーダーを買うべき? でもUHS-IはUSB2.0では充分な速度出ません、というオチが付きそうだな(でもUSB2.0の転送速度がボトルネックになるのであれば我慢できそう?)。あーもう、いろいろややこしいなあ。でもあの日、衝動買いしなくて良かった。衝動買いしてたら、本体は問題なくてもSDHCカードで間違った選択をしてたような気がする。ま、私のことだから、失敗するにもケチる方向で失敗していただろうから、多分損害は軽微だったと思う。間違っても64GBのSDXCカードに大枚叩いていた、なんてことはない……はず。

  明日は阪神、勝つといいなあ。

*1 模範解答例「嫌いなんだ」……別に伏字にする必要ないですね。
*2 多分侃侃諤諤で経緯を説明したことがないので説明。後輩にデジカメ(DiMAGE 5)を格安(だと思う)で譲ったのだが、後輩がテキトーに選んで買った4GBのCFはDiMAGE 5が対応してなかった。2GBなら使えるみたいで、ここに双方トクをするトレードが成立した。
*3 一応15分ほどは撮影できるみたいなので「あ」というよりは長い。静止画はRAW単体で145枚、RAW+JPEGでも105枚だから、フィルム3〜4本分。本気撮りでなければ充分な容量だ……と思わせておいて、デジタルなので無茶な撮り方をするだろうから(先日の金輪日食+鳥の件参照)多分物足りない。
*4 2GBは元々カメラのために買ったのだが、PSPでゲームする方がたくさん使うことになったのでコンバートされた。
*5 なお、2GBでは9分しか動画撮れないらしい。9分あれば列車の通過は余裕で記録できるが。
*6 その前に出てきた「ExtremeIII」の「III」も同様。


平成24年5月25日

今日も話題はソニー製品、α77

  だからいつも言ってるだろう! 俺が欲しいのは一眼”レフ”カメラだ! こんな一眼レフのフリしたEVF機なんていくつ出されても俺はニコンへ”移籍”する!
  と言い続けて何日経つだろう? 実はα55だったか何だったが出たとき、ひょっとしたらソニーのことだからEVFが物凄くいいのかもしれない、だから一度見るだけでも見ておくべきだろう。ニコンへ鞍替えするのはそれからでも遅くはない。そんな話をした。で、見てきたのかと言うと答えはノー。理由はよく分からないが、カメラへの興味が薄れていたこともあって結局実機を触らないまま過ごすことになったのだ。昨日、某ヨから始まる家電量販店に(姉のために)ウォークマンを買いに行ったついでに、D4とD800(ニコンの一眼”レフ”カメラね)を見に行った。売り場が少々見覚えのない形になって、あっちゃ行きこっちゃ行き彷徨っていたらソニーのブースに先に辿り着いてしまった。ふーん、コレがα77か……。せっかくだから、少し見てやるとするか(上から目線)。

  ――こっ……これはっ!?

正直ナメていた。α77のEVF、相当イイ。こんなものが作れるのならそりゃソニーもレフの付かない一眼カメラに力入れるわ。もちろん光学式ファインダーの方が私の好みとニーズに合致しているのだが、光学式ファインダーに拘りがないのであれば下手な一眼レフ買うよりα77買った方が快適に撮影できそうだ。EVFだから撮像素子のサイズに関係なく大きなファインダー像が提供できる。ファインダーの明るさが使用レンズに左右されることもない(*1)。ファインダー内に各種情報が表示されるのは、ライブビューやコンパクトデジカメ同様。アイレベルファインダーでありながら、マニュアル露出モードで撮影画像の明るさを確認しながら撮影できるのも一眼レフにはない特長である。
  だがしかし、私が欲しいのは一眼レフカメラであり、いくらEVFがいいとは言えα77のようなカメラではないのだ。ということでそっとデモ機を台に戻し、ニコンD4とD800を探す旅に戻った。
  で、D4とD800を触っているときに思い出した。α77は確か動画撮影が出来たはず(*2)。1920×1080のフルHDの60pで撮れたんじゃなかったか? 私は先日、欧州鉄道にハマった。その際に、鉄道を動画で記録する魅力を強く感じ、動画が撮影できるデジタルカメラが一台欲しくなった。もちろんDiMAGE A1やサイバーショットT200でも動画は撮れるのだが、デジタルカメラの動画機能は日進月歩……何て生易しいものではなく、進化のスピードは速い。5年前のコンデジの動画機能なんてカシオQV-10(*3)で静止画を撮るようなものである(QV-10を今も愛用されている方、ごめんなさい)。当初、動画に強いパナソニックのGH2を買おうとしたのだが、そろそろ新機種の”GH3”が出るんじゃないかと言う噂を耳にして様子を見ることにした。ところで、GH2とかGH3(仮)というのはマイクロフォーサーズ規格のカメラで、私は今のところマイクロフォーサーズのカメラを持っていない。もちろんレンズも持っていないので、GH2なりGH3(仮)なりを買うとなるとレンズを一から揃える必要が出てくる。ではα77ならどうか。α77はαレンズが使える(当たり前)。αレンズなら大量に持っている(大量と言うべきかどうか迷う本数だが、一般的には大量、マニア的には普通)。α77でも高画質な動画が撮影できるのであればα77でいいんじゃない? 発売されるのかどうかすら分からないGH3と違って発売済であり、レンズへの投資はほぼ不要。本体価格はおそらくGH3(仮)よりも高くなるのだが、レンズを買い足すより数倍(十倍ぐらい?)安い。マイクロフォーサーズの方が望遠側に強いのだが、この際それには目を瞑ろう。あと、αシステムとマイクロフォーサーズシステムではコンパクトさがまるで違うのだが、私はコンパクトなカメラが欲しくてマイクロフォーサーズに手を出すわけではない。おまけに……かなりオマケだが、α77には秒間約12コマという連写機能が備わっている。これがどれぐらい凄いかと言うと、一眼レフカメラであれば最上級機にしか搭載されないスペックである。ニコンD4とかキヤノンEOS-1D MarkIVとかね。これが中級機で実現できるというのは”レフ”を捨てたお陰でもあり、そういう意味ではソニーのトランスルーセントミラー機というのは面白いカメラなのである。繰り返しになるが、私が最終的に欲しいのはあくまで一眼”レフ”である。
  そんなわけで、思わず衝動買い(*4)しそうなところまで行ってしまったのだが、すんでのところで立ち止まって今はまだ買っていない。でももう8割か9割方買う方向で決心が付いている。まさかこの期に及んでソニーのデジタルカメラを買うことになろうとは思わなかった。それぐらい、α77はしてやってくれた。将来的にはニコンのカメラを買う方向性に変わりはないのだが、動画はα、静止画はニコン、という棲み分けになる可能性が出てきた。

*1 カメラオタクにとっては基本知識なのだが、一眼レフカメラのファインダーの明るさは装着するレンズに依存する。
*2 ちなみに、私が持っている唯一の一眼レフデジタルカメラであるα350は動画非対応だ。
*3 ごくごく初期のデジタルカメラ
*4 うん? 「馬から落ちて落馬」している? でもそれぐらいの衝撃だったんだよ。

  以上が昨日の時点での話(謎) 今日、もう一回カメラ店へ行って来た。α77でなくて、α65でも良くない?と。画素数や動画関係のスペックは同じ。もちろんボディ本体の作りとか、ボタン類やインターフェースも77の方が上なのだが、1920×1080、60pの動画が撮れるのであれば目を瞑ってもいいかな……と。秒間12コマを捨てるのはちと悔しいが(65は秒間10コマ)。ただ、ボディの質感がチープなのはちょっとなあ。公式サイトで確認すると65はプラスチック(高品位、らしい)、77はマグネシウム合金だ。そこで差を付けるかよソニー。普通α65までが金属ボディで、その下からプラスチックにしないか?(<どこがどう普通なのかよく分からない) あと、スペック上はファインダーは同じなのだが、77の方が明るかった。デモ機の設定がいじられていただけかもしれないので、これについては何とも言えないが。普通に考えてそんなところで差を付けるメリットはなさそうなのだが、さっき書いた普通がソニーには通用しないので何とも言えない(<だから普通の基準が分からないって)。公式サイトをあれこれ見ていて、完全にミラーボックスを撤去したNEXシリーズまで視野に入りつつあったのだが、NEX-7はα77と同等の値段らしい。αレンズはそのままでは使えない――コンバーターが必要で、そんな面倒なことをするのは面倒である(何ていい加減な表現だ)。あと、確かNEXシリーズはレンズ側手振れ補正である。デジタルαと違って本体に手振れ補正機構が入ってないので、αレンズをコンバーター経由で使うと手振れとの戦いが始まる。本来の私の撮影スタイルであればそれで構わないのだが、デジタルのお遊び撮影で手振れと戦う必要性は感じない。ということでNEXシリーズは「ない」。
  ということで再びα77とα65のどっちにするか思案。もう一点決定的な違いは、AFセンサー。α77の方が単純に数が多く、クロスセンサーも77が11点に対して65は3点。動画にせよ連写にせよ、トランスルーセントミラーのお陰で常にAFが動いた状態で撮影できるのが77とか65とか(良く見てないけどその下の機種でも)の特長である。せっかく買って写真や動画を撮影するんだから、それを最大限活かしたいと考えるのが人間の欲というもの。フィルム時代にニコンユーザーやキヤノンユーザーの前で辛酸を舐め続けてきたので、ここらで一つ”身売り”までして得たαの底力を見せ付けてやってもいいじゃないか(意味不明)。

ま、要するに、「α77が欲しい」。一言で表現するとそういうことです。


平成24年5月24日

姉にキモがられた...orz

  理由はこちら赤いウォークマン買って来た

  画像で〜のネタにすると言っておきながら、あまり気分が乗らなくてそのままになっていた去年買ったウォークマンも一緒に写している。画像で〜のときにしようと思っていたウォークマンの使い心地の話を、この機会にしておこう。今日を逃すと二度とないからね……ってこともないかな。
  それまでiPodを使っていたのでそれとの比較になるのだが、iPodのクイックホイール(だっけ?)に慣れているとついうっかりウォークマンでも丸い部分を指でなぞってしまう。多分あれ、アップルの専売特許だからソニーの機械に搭載されているわけがありません(笑) ゲーム機のコントローラーの十字キーみたいな感じになっていて、各種カーソルは上下左右のボタンで動かす。中央が決定ボタンになるのはiPodと同じ。iPodの「戻る」ボタンはウォークマンには独立して用意されている。音量調整ボタンも、iPodではクイックホイールだがウォークマンは専用のものが脇についている。ボタン数はある程度多いほうが誤操作の心配がないのだが、両者交えて使っているとややこしいのなんのって(笑) ボタンを押してからの反応や表示に関してはややiPodより遅いかも……と使い始めのころは思っていたのだが、今両者を手元に置いて比較したところ「気のせい」レベルかなあ。アルバムの検索画面では左右ボタンが使いやすい。ア行タイトルにカーソルが合っている状態で、右を押すとカ行タイトルの先頭へ、左でアルファベットのZ始まりのタイトルの先頭へ飛ばしてくれる(私はZ始まりのアルバムを入れていないのでいきなりYに飛ぶが)。iPodではひたすら上か下へ順番にカーソルを動かすしかなかったので、ウォークマンでのアルバム検索は非常に快適に感じる。さらに、iPodでは仮名タイトルと漢字タイトルが分離されてしまうのだが、ウォークマンには(というか、x-アプリに、なのだが)振り仮名設定があるため、仮名タイトルと漢字タイトルがアイウエオ順で自然に並んでくれる。このあたりは海外メーカーと国内メーカーの違いと言えよう。パソコン側のソフトなのだが、x-アプリは動作が重い。単体で見てもiTunesより鈍い感じがするし、各種機器を繋いだ際の同期などにかかる時間もソニー陣営の方が長く感じる。x-アプリは画面上部に広告が出てくるのだが、それがメモリーとCPUの処理能力を喰っているような気がしてならない。一応広告部分を検索画面に切り替えたりも出来るのだが、ソフトを起動するたびに広告表示に戻るのでうっとおしい。
  ウォークマンはFMラジオが聞けたりするのだが、私は聞かない。ノイズキャンセル機能も売りの一つらしいのだが、私は家でスピーカーに繋いで聞くので全く使わない。という、ウォークマンの強みを生かした使い方をしてないこともあって、ややiPodの方が使いやすいような気はする。しかしながら、アンチアップル派に転身したので「ウォークマンを買って良かった」という文脈無視の結論で以って本日のお話を終了させて頂く(笑)


平成24年5月23日

  例のプラッツの『けいおん!』ラッピング車のその後入手できた情報。まず側面窓ガラスは、やっぱりはめ込みにはならないらしい。デカール貼るのがムズすぎだろ!と思ったら、デカールが2枚付属するらしい。1枚は車体に、そしてもう1枚は窓ガラスを表現する透明素材(GM製品準拠だったら塩ビ板)に貼るようだ。はめ込みじゃないなら妥当な処置かな。次に前面なのだが、今ネットに上がっている試作品画像のものからはさらに改良が加えられるらしい。きちんと作り直せば、鉄コレと少しは迷えるぐらいにはなるかな。側面がはめ込みじゃない時点で相当厳しいのだが……。
  その他Nゲージの新製品は毎月必ずと言っていいほどいろいろなメーカーから様々なものが発表されている。(どうりでコレクションの増加傾向に歯止めがかからんわけだぜ……) しかしながらびみょーなところテンションが上がらない。欲しいものとか製品化を待っていたのとかいくつかあるのだが……なんだろう、この空虚感は。と考えていたら理由が分かった。去年から注文して心待ちにしているスイス連邦鉄道やオーストリア連邦鉄道の車両が海を越えて私の手元に届く気配がないからだ。一応カトー製造ホビートレイン塗装のRe460が2台コレクションに加わってはいるのだが、機関車ばかり増えてもなあ。フライシュマンの客車はいつになったら届くんだっ! 他の海外型専門の鉄道模型ショップにはちらほら入荷している様子もあるんだけれど、私が注文した店には何と今年に入ってから一度も荷物が来てないんだとか。やはりこのあたりは専門店と「外国型も」扱っている店との差なんだろうか……。


平成24年5月22日

  昨日の話の続き。結局あれはやっぱり「雀」ということになった。そして、α350で撮った日食及び鳥の写真の総枚数(太陽の位置を割り出すために撮ったものを含めて)は497。我ながらアホだなあ。36枚撮りフィルムに直して14本分弱。フィルム1本あたりの値段と現像代の合計を1500円として計算すると、1時間少々で21000円分撮影したことになる(?)。もちろんフィルムで撮ってたらたらこんなガチャガチャシャッター切ってなかっただろうし、鳥を撮ろうとも思わなかったはず(手振れ限界点も越えていたし)。こういう数打ちゃ当たる戦法には持って来いなのがデジタルカメラ。自称作品を撮影するときはこんな無茶しないからフィルムを使うんだけどね。あと、CCDにゴミ付着事件だけど、鳥写真では確認できないんだよなあ。昨日アップしたやつはトリミングしてあるからゴミが写った部分が切れてるんだけど、元画像をじっくり観察しても見当たらない。可能性としては
1:ゴミはCCDじゃなくてテレコンに付いてた
2:レンズ交換の際に清掃システムが動いて除去された
3:強い太陽光線がCCDに一時的な異変をもたらした
のどれかかなあと。テレコンゴミだとするとややはっきり写りすぎで、太陽光線が影響した形とも思えない。よって2の清掃システムが有力かな。一応次にテレコン使うときは、ゴミの有無に注意しておくことにしよう。
  あと、カメラ界一般の常識としてはNDフィルター必須らしいんだけど、前回(2009年の日食)に引き続き壊れるのを覚悟でノンケアで撮影してます。壊れたらこれ幸いと新しいのを買うつもりだったんだけど、そういうときに限って壊れないんだよなあ(笑) α350のライブビューは撮影素子を直接使うのではなく、ファインダー脇にライブビュー専用のが別に設置されている。そのお陰で撮影用のCCD(繰り返すがCMOSだっけ?)がイカれなくて済んでいるのかもしれない。もしも将来高価な一眼デジカメを購入した場合、太陽撮るときはNDフィルターを買って来ることにしよう。もっとも、サンニッパクラスのレンズを買い足す余裕はあまりないので、太陽や月を撮るときは相変わらずα350の出番になるのかなあ。


平成24年5月21日

金環日食撮りました


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