平成24年1月31日
最近寒くてかなわない。そんな1月の最終日は、例によって例の如くこの31日間に買った漫画を振り返ってみる。
【バクマン。】16巻(新刊):☆☆☆☆ 新妻エイジ初登場のシーンであった「ジャンプで一番の作家になれたら、嫌いな漫画の連載を1つ終わらせる権利を下さい」がついに発動。「嫌いな」と言う部分がちょっと違ったが、自分の描いている漫画を完結させることが望みだった。漫画家の永遠のテーマ? ひょっとしたらファンにとっても同じく永遠のテーマかもしれない(編集者たちにとってはちょっと違うかもしれない)。面白い漫画をどこまで続けるのか。本当か嘘か定かではないが、人気漫画は作者がそろそろやめたいと思っても編集部がやめさせてくれないという。結果、作者もモチベーションが下がり、後半つまらなくなってしまったという漫画は多い。新妻エイジはそれを嫌った。一番人気のあるところで終わらせる。10週連続アンケート1位を獲り、連載完結へ向けてラストスパートをかける。それを阻止すべく、1位の座を狙う主人公他主要登場人物たち。果たして夢は叶わず、エイジは自分の望みのままに自分の作品に完結の文字を刻み込んだ。 『バクマン。』はどうなるんだろう。前作の『DEATH NOTE』は、後半が前半に比べて「はるかに劣る」というのが世間の評価ではないかと思う。現在人気漫画の『バクマン。』はどのように幕を引けるのか。
【ザワさん】8巻(12月新刊):☆☆☆ 若干シモねたが多いような気がするのだが、高校の硬式野球部をリアルに描写するとこんなものかね。あと、2年に進級おめでとう!
【頭文字D】44巻(新刊):☆☆☆☆ 最終ステージの前半のヒルクライムバトル、敵はNSX! 車は淡々と走り続け、作者の解説とギャラリーの会話がそこに挟まる。飛躍的にレベルアップした啓介が敵のプランを打ち砕き、勝負への2本目ともつれ込む。立場的にDは挑戦者なのだろうけど、王者のようにどっしり構えた感じがいい。
【ムダヅモ無き改革】7巻(新刊):☆☆☆★ 当然?だけど、漫画の中でも政権交代。あ、主人公も交代してる。巻の最後に判明するけど、ジュンイチローの息子。そしてジュンイチローは月で生きていた! それはよくある漫画のパターンとして、他の部分は相変わらずはちゃめちゃな漫画(笑) 例によって麻雀漫画のようであって麻雀とはかけ離れていて、でもやっぱりやってるのは麻雀か。にしても作者、実世界を反映させたりしている関係上、首相がころころ変わって苦労してるだろうなあ。漫画の先も気になるけれど、この先日本はどうなるんですかね。
今月は4冊。買い逃したザワさんを含めて、まあまあの冊数ではないだろうか。いい意味で絞れてきた。 来月は6冊。『範馬刃牙』『Q.E.D.』『C.M.B.』『遮那王 義経』『アタゴオルは猫の森』『天体戦士サンレッド』。安定の6タイトルである(?)。『アタゴオル』はこれが最終巻になるらしい。まあ、最近ちょっとトーンダウン気味だったから一旦区切りをつけるのはいいことかも。多分この作者、元気である以上また別の雑誌でヒデヨシ君を描き続ける事だろう。『サンレッド』は予約限定版があったらしいのだが、うっかり予約し損ねてしまった。店舗が気を利かせて多めに取ってくれてるといいのだが……どうだろう。但し、オマケのアニマルソルジャーフィギュアは、あと少し待っていればfigma準拠サイズのものが一般発売されるらしい。わざわざ単行本のおまけで手にしなくても……というのはある。もしあったとして、現物を目の前にして考えればいいし、なければないで一般発売のを買えばいいか。
平成24年1月30日
昨日のまとめ(?) 昨日完成した「サツキとメイの家」
平成24年1月29日
完成〜さんけい「サツキとメイの家」【22:20】 最初に書こうと思っていて忘れていた。「良い子の皆さんは真似をしないように」(笑) 楽しく組み立てましょう。私? 私はタイムアタックするのが楽しかったんだよ!(おいおい) 「サツキとメイの家」完成 24日の質問の答えとしては、(4)の「8時間以内で出来ちゃった!」が正解となる。かなり余裕で8時間以内。さすが普段から1/150の世界に触れているだけのことはある、と自画自賛しておく。
平成24年1月29日
現在20時20分 いろいろあって今頃ようやく再開。開始から10時間は無理っぽい。
平成24年1月29日
晩御飯の時間〜さんけい「サツキとメイの家」【17:20】 楽勝だぜ! と思ってたら……屋根が……屋根が超面倒くさい!!(苦笑) 今度の説明書1ページは1時間以上かけても消化出来なかった。続きは晩御飯が終わってから。
平成24年1月29日
おやつターイム〜さんけい「サツキとメイの家」【15:30】 一息入れよう。 「サツキとメイの家」組み立て中間報告其ノ三 半分の5時間は無理でも、休憩時間込みでの10時間というのは達成可能かもしれない。
平成24年1月29日
おやつ休憩には早いか〜さんけい「サツキとメイの家」【14:30】 組み立て説明書のページごとに侃侃諤諤を更新することにしよう。 「サツキとメイの家」組み立て中間報告其ノ二 途中で電話が掛かってきて、思わず取ったのだがこれが失敗。どうでもいい電話だったし、接着中だったパーツがずれてくっ付いてしまった。木工用ボンドは意外と接着までが早いのだよ。リカバリーできたけれど、要らぬ神経を使ってしまった。
平成24年1月29日
ふう、食った食った。13時15分再開。ちなみに午前中のBGMはSolitudesの『Guardians Of Atlantis』。ヒーリング系なので落ち着いて作業ができます??? さて次は何にしようかな。
平成24年1月29日
昼食休憩前に〜さんけい「サツキとメイの家」【12:40】 これより昼食をとろうかと思っている。その前に一回目の画像で侃侃諤諤を…… 「サツキとメイの家」組み立て中間報告其ノ一 更新中とか昼食中はもちろんストップウォッチ止めるから実作業時間には影響しないけど、手早く済ませないことには「今日完成させたい」という目標が達成できない可能性もあるんだな。
平成24年1月29日
タイムアタック開始〜さんけい「サツキとメイの家」【11:00】 タイムアタックに必要なものは何か。とりあえず時間とストップウォッチである。昨日、風呂上りに漫画読み始めちゃってうっかり夜更かし、朝起きれなくて二度寝の基本コンボをきっちり決めてしまう。次にストップウォッチが見当たらない。探すのに手間取り……開始が遅れてしまった。うーん、今日中に完成するのかなあ。
平成24年1月28日
先日買って来たさんけいのペーパーキット、「サツキとメイの家」の組み立てであるが、とりあえず今日は挑戦しなかった。理由があって デキ3 二代目の二台目―ポール仕様 の塗装と組み立てをやっていたから。 さて、明日……気が向けば1日かけてタイムアタックしようかと思う(←やっぱりタイムアタック組み立てするのかよ(笑))。余裕があったら何回か、侃侃諤諤で途中経過の報告するかも(もちろん、”余裕”の程度によっては画像で〜にて)。暇があったら昼間にも見に来て下さい(って言っちゃったからにはやらんといかんよなー)。
平成24年1月27日
夢枕獏の小説、『翁-OKINA- 秘帖・源氏物語』をようやく読み終わった。サブタイトルに「源氏物語」とあるが、多分源氏物語とは全然違う物語である。何せ私は源氏物語を読んだことがほとんどないからだ。あれは難解らしいと話には聞いているのだが、あとがきで夢枕獏もそう言っている。何度チャレンジしても途中で止まってしまうのだとか。で、此度の話を書くにあたってまた挑戦したけど、挫折して、最終的に漫画『あさきゆめみし』を読んで代用したのだとか。というか作者、自分で自分の作品を「これは傑作です」と評価するなよな。いやまあ、それも含めてこの人の味なんだけど(笑) で、まあ、傑作……なんだろうか? よく分からない。面白かったか?と問われると……うーん、あまり面白いとは言えないかも。『陰陽師』の蘆屋道満が出てくるのだが、これだったら普通に『陰陽師』の新作を読みたかったような気が……。夢枕獏の本はいつも大抵3日間ほどで読んでしまうのだが、買ってから随分時間をかけてしまったのもそういう理由である。 最近あまり小説を読まなくなってしまったのだが、いくつか溜めてしまっている。『翁』の後に2冊高田崇史の本を買った。『QED』シリーズの新作(文庫本としては)がいつの間にか発売されていたので買い、そして新シリーズ『カンナ 飛鳥の光臨』が出ていたのでレジに持っていった。実は『QED』はその前に出たやつの、4章のうちの最後の1章が残っていたりする。他にも森博嗣の『S&M』シリーズの8冊目だったか9冊目だったが最初の1章分ぐらいしか読んでない。もう2年ぐらい経つんだが、そこまでのあらすじは一応覚えていて続きを読む意思もあるんだけど、ちょっくら放置しすぎだなあ。また気が向いたときに少しずつ片付けていくことにしよう(といって放置されるのであった)。
平成24年1月26日
昨日続き。RMMの金属キット組み立ての話がどーたらこーたら。先月号読んだときに書こうと思っていたのだが……ええ、すっかり忘れていましたとも。そうやって書こうとしたことを忘れるからネタに困るんだ! 復習――先月号のカツミの安価で入門向きな金属キットの競作記事で、参加者へのアンケートに「これまでの製作数は?」という質問があった。これを見て、私が訊かれたわけでもないけど勝手に答えるぜ!というのが本日の話。某Dさんに「おまえは今までハンダ付けして作った鉄道模型の両数を覚えているのか?」と訊かれても答えられるように、ね!(<このネタしつこいなあ) ここで問題になるのが2点。アンケートの文章には「HO」(もしくは16番)という文字は入っていない。とある競作参加者が「Nゲージではあるけど16番は初めて」と答えているのだが。質問文にはゲージ、スケールを限定する言葉が入ってないので、私は全車両をカウントすることにしよう。次に、質問文は「何両ですか?」ではなく「何作ですか?」である。つまり、4両1編成のを作った場合、4と数えるのか1作と数えるのか分からない。ただ、4両1編成のものと1両完結型のものを同列に数えるのは割に合わない(何の”割”?)。というわけで、「何作」というよりは「何両」で数えることにする。では、手帳のメモを頼りに、順番にリストアップして行く。
【平成19年】8両 ・スハフ43(キングス:N)――1両 ・流電(ワールド:N)――4両 ・近鉄11400系(クロスポイント:N)――3両
【平成20年】29両 ・自由形凹電(アルモデル:HO)――1両 ・自由形ワフ、ト(アルモデル:HO)――2両 ・阪急2800系(遊々倶楽部:N)――7両(*1) ・自由形凸電(アルモデル:HO)――1両 ・自由形2軸客車(アルモデル:HO)――2両 ・軽便内燃機関車(アルモデル:On30)――1両 ・トロッコ(アルモデル:On30)――4両 ・なべとろ(アルモデル:On30)――6両 ・自動機客車(アルモデル:On30)――1両 ・なべとろ(アルモデル:On30)――3両 ・南筑軌道石油発動車(アルモデル:On30)――1両
【平成21年】26両 ・キワ90(ワールド:N)――1両 ・ジハニ6055(ワールド:N)――1両 ・クモル145、クル144(ワールド:N)――2両 ・トロッコ(アルモデル:On30)――2両 ・デキ3(ワールド:N)――1両 ・ビスタEX(RC阿波座:N)――4両(*2) ・スニ41(キングス:N)――1両 ・南筑2軸客車(アルモデル:On30)――2両 ・EF500-901(ていくわん:N)――2両(*3) ・マヤ20(ワールド:N)――1両 ・キワ90(ワールド:N)――1両 ・70系300番台(タヴァサ:N)――4両 ・70系新潟(タヴァサ:N)――4両
【平成22年】7両 ・クハ68大糸(タヴァサ:N)――1両 ・クハ68新潟(タヴァサ:N)――1両 ・ユ101澪つくし号(ワールド:N)――1両 ・クモハ73、クハ79片町(タヴァサ:N)――2両 ・英国風ナローサドルタンク(アルモデル:HOe)――1両 ・凸形電気機関車(アルモデル:HOe)――1両
【平成23年】4両 ・南海天空(RC阿波座:N)――2両 ・南海2300系(RC阿波座:N)――2両
【平成24年】4両 ・デキ3(ワールド:N)――1両 ・デキ3(ワールド:N)――1両 ・クモヤ22001(ワールド:N)――1両 ・マイテ49 2(キングス:N)――1両
以上、78両。両数だけ答えればいいものをわざわざリストアップしたのは、ただの自己満足です(笑) 「それを数に含めてお前は満足なのか?」と言われると、反論に苦労しそうなアルモデル軍団が居ますが気にしない気にしない。だってハンダ付けしたのは事実だもの(開き直り)。でもOn30のトロッコ群はギリギリセーフとしても、HOeの2両は継ぎ目消しと折り曲げ部の補強にハンダ流しただけのような気がする……。やっぱり2両減らして76両。実質5年間でこの両数だから、昨日の話(RMM今月号の特集)の節約にはなりません(笑) グリーンマックスの旧国キットを、徹底的に手直しして作ったほうがよっぽど時間がかかって節約できる(去年は大糸線5両に3ヶ月ほど費やした)。私の場合、プラキットはある程度加工しながら組むけれど、金属キットは素組みに近いというのも関係してくる。説明書どおりに作るなら大抵のキットはあまりかからないが、プラスアルファの何かを入れ始めると途端に完成までの時間が延びていく。金属キットについても”何か”追加工作し出すと違うんだろうけど、GMキットとは違って設計が新しいものが多く、基本的に出来がいい。変なところには凝るけれど、概ね大らかに楽しんでいる私にしてみれば追加工作するようなポイントが少ないのだ。てなわけで、平均時間を取ると金属キットの方が早く組んでたりして? 作るのも面白いが、もちろん完成してからも楽しめる。別に鉄道模型に限った話じゃないけどね。だから、値段を製作日数で割って出てきた数値に拘泥するのはいい趣味とは言えない。もちろんRMM今月号のそのページも、それを最終的な価値観とするものではない。ってあれ? 今日はこういう方向に話を持っていくつもりじゃなかったんだけど、どこで脱線したかなあ。まあいいや。ハンダ付けを始めてからの5年間を振り返ってみました、という強引な話のまとめ方で今日も締めちゃいます(笑)
*1 実は完成してないけど、ほぼ完成してるから今日は数に含める。 *2 1編成4両だが、2両はハンダ付けとは無縁。2編成作ってるので4両になる。 *3 1両は後輩の
平成24年1月25日
私の一番好きな電車と言えば103系。国鉄時代に大量生産され、現時点においても国内で最も数多く製造された系列だ(のはず)。国鉄がJRに分割されたため、103系を越える系列が生まれる可能性はかなり低いと思われる――んだけど、実はJR貨物のコキ104が単独でかなりいい線行ってたはず。というか、単一形式ならコキ104がトップかな? そのコキ104をコキ100系という括りにすれば、コキ100系が電車の103系を抜いて日本一かもしれない。まあいいや。そんな103系であるが、Nゲージでは決定版と言えるようないい製品に恵まれていなかったりする。その中でカトーは、何十年も前に設計した古い製品の金型を未だに使っており、先日も「KOKUDEN」とかいう怪しいキャッチフレーズと共に再生産(パッケージとセット構成は新しくなった)した。ディーゼルカーのキハ20も非常に古い型のものが現行製品として残っており、こちらも時折再生産されている。「KOKUDEN」に続く「LOCAL-SEN」という怪しいネーミングセンス(*1)のもと、103系同様新パッケージ、新セット構成にて近日登場予定だ。古いだけの製品なら誰も見向きもしないのだが、最大最強にして唯一の武器が安いこと。3両セットで5千円を切る定価は、現在手に入る動力入りのNゲージとしては最安値ではないだろうか。登場時に安いと驚きをもって迎え入れられた鉄道コレクションシリーズでさえ、現在は3両に動力を込めるとこれを越えてしまう。 そんなわけだけど、目が肥えてしまった私は今更それを買う気にはなれない。そろそろ完全新規設計で作るメーカーがないかな……と期待していたのだが、まずカトーは当分無理だな。やっぱり本命はトミックスのハイグレード仕様の登場か(ハイグレードでなくていいんだけど、多分今の流れだときっとそうなる)。にしても、カトーも訳の分からんことをするよな……と思っていた。が、今月号のRMMの特集を見てちょっと納得が行った。表紙を「KOKUDEN」103系がでかでかと飾り、RMMも一緒に血迷ったかと思ったら、題して「こんなご時勢だからこそ、鉄道模型節約大作戦」。なるほどね、今は不景気。当然だが趣味にかけられるお金も限られてくる。昨今の鉄道模型はとにかく高価格化の一辺倒で、安かった鉄道コレクションですら安くなくなってしまう。そこにカトーが古いけど安い製品を投入したわけだ。これを徹底グレードアップして楽しもう、というのが特集内容。カトーにもちゃんとした狙いがあったようだ。まあ、私は買わないけどね。節約? マイクロエース製品に目を向けなければ随分節約できるから大丈夫。 そんな節約志向の号に何故か金属キットの話題が出ている。金属キットは、値段が結構するものなのだ。趣味の、夢のある世界でマネーの話をするのは興醒めだが、現実世界で生きている以上夢にもコストがかかる。てなわけで、私が今年に入って作ったキットの値段をバラしていこう(全て定価、実際の金額はヒ・ミ・ツ☆)。順に遡って……マイテ49 2が6000円弱。台車とインレタも買っているので実際にはもうちょっとかかっている。クモヤ22001は確か14700円。同社のキットは最近この値段のが多いような気がしてよく覚えている。これに加えてパンタグラフ一基分(手持ちので済ませたけど)。デキ3は5500円ぐらい。つまり、マイテ1両でお釣りが出まくるのがKOKUDEN103系3両セット。あのちっこい電機より安いのがKOKUDEN103系3両セット。3色揃えてようやくクモヤ22001に相当するのがKOKUDEN103系3両セット。(*2)
――カトーに広告料を貰ってるわけではありません
毎日一万ぐらいこのサイトへのアクセスがあるのなら、カトーに広告料代わりにKOKUDEN103系3両セットを1つプレゼントしてもらっても罰は当たらないだろうけど。まあともかく、節約志向と程遠いのが金属キット
――だと思ったのに
何故か突然金属キットの話。わしぁてっきり特集とは関係ないページだと思ったよ。で、RMM記者の意見がこれである。「金属キットって1年ぐらいかかって作るよね? 金属キットってそれぐらい長く楽しめる製品だよね? じゃあ値段を365で割ってみよう」――と言って、製品価格を365で割ったものが掲載されている。いずれも1日あたり100円を切る計算。「ほらね? 安いでしょう?」
――いやいや
いろいろ間違ってますから。金属キット1両組むのにそんな日数かからんだろう!
――あれ?
ここで話が先月号にからんでくる。 先月号のとある小特集。カツミ、というHOを金属素材で展開しているメーカーがある。そのカツミが入門者向けにと、ディティールを省いて部品点数を減らし、組み立てやすく値段の安いキットを作り始めたのがしばらく前の話。その第一弾がクモニ82か84だったか、記憶があやふやなので間違ってたらごめんなさい。で、第二弾が東急3450形という、私にはあまりよく分からない車両(よく似たのがグリーンマックスから出ていたような気がするが、同じ3450なのかちょっと違う車両なのかはよく分からない)。その3450形をみんなで組み立ててみましょう、というのが特集内容。その参加者の製作ペースが……速い人もいるが、1年約1両が多数派らしい(*3)。 今月に入ってから既に4両完成させている私から見れば、1年約1両はあまりにも遅すぎるペース。但し、私が作ったのは全部Nゲージ。特集の題材はHOゲージで、よって参加者の回答もおそらくHOに絞られている様子。そして私の経験にHOの金属キットは……アルモデルのはあるけど、あれも簡単すぎるからあんまり参考にはならんのだよな。ともかく、本格的なHOの金属キットは作ったことがない。だから結論はいつもの――というかさっきも連呼したアレだ。「よく分からない」。そして、別に1年かかって1両作ろうが1日1両作ろうが製作者の勝手。ただ、金属キットの値段を365で割る発想は私にはなかったので「面白かった」と話を強引にまとめておこう(笑) 私はもちろん、今年も私のペースでガンガン行きます(行けるといいなあ)。
*1 「ローカル線」の「線」を、「LINE」じゃなくて「SEN」にしてあるのは突っ込みどころなのか??? *2 ちなみに積んだのは去年より前です。今年に入ってから買った訳ではありません。 *3 先月号の特集には参加者のアンケート回答も記載されていて、その中に模型暦とハンダ付けによる製作両数という項目がある。で、その両数を模型暦で割ると確かに1年約1両にはなるのだが……それって1年目からハンダ付けで車両を作り始めてたって仮定だよね? 模型暦って、ハンダ付け歴のことなのか???
平成24年1月24日
とりあえず、今日の買い物を画像で侃侃諤諤にて。以前に話題にしたものである。 さんけいの「サツキとメイの家」を買ってみた
現状、工作計画は車両で埋まっているので「サツキとメイの家」にはもうしばらく積まれた状態になるだろう。とはいえ、「組立時間約10時間」という表記が示すとおりそんなに手間のかかるキットでもない。車両工作に比べたら、ね。週末、他の用事が入らなければ一気にカタを付けるという考え方もアリかもしれない。その際にはもちろん……ストップウォッチを傍らに置いて、だな(笑) さて、私は果たして何時間ぐらいで組み立てられるでしょう?
(1)10時間以上かかっちまった (2)大体10時間 (3)目標の9時間 (4)8時間以内で出来ちゃった!
当たってももちろん景品はありません(笑)
平成24年1月23日
本年の4両目(←一応また数えている)。 キングスホビー マイテ49 2 まだ例のデキ3の失敗した部品の代替パーツが届いてないらしい(連絡がないのでそう推察される)。というわけで「次」へ進むことになるのだが……今年はチマチマと1両ずつ作っているので、そろそろここらで一気にドカンと行きたいね。よし、作りかけで放置しているペーパー製クモハ12でも完成させるか!
注:やっぱり1両モノです
実は金属製クモハ12も作りかけだったりするんだけど、そのクモハ12は旧型国電プロジェクトが始まる前に手掛けたもの。旧国プロジェクト以降、別に作りたいクモハ12がある一方で、その作りかけのクモハ12は構想外だったりする。プロ野球球団みたいに「来季構想外だから」といって戦力外通告出せたらどんなにいいことか??? いや、鉄道模型製作についてもそれはないことはないんだけどね。「これ、もう作らねーからお前にやるわ」って言って仲間に押し付けるという技が。でも不幸?なことにそんな仲間いないからなあ……。鉄研の先輩、同級生、後輩を見渡してみても、とりあえずキット組み立てて何かしようかというメンバーが少ないし、しかも旧型国電となるとなおさら。止めに「金属」であることがハードルを高めるために誰も欲しがらない。うーん、どのように完成させようかなあ? 今年に入ってから早速例のアレを積み増しているのだが、そのうちの一番大きなものは早速消化予定。クモハ12を作らないのであれば、いきなりそこに突入してもいいかもしれないと思っている。マイテ49 2のときに「面倒そうなキットだ(褒め言葉です)」とか言ってたけど、そのキットも「面倒そうなキット」(褒め言葉です) ――なんだけど そのまま作ると転落防止幌がR280で引っ掛かるらしく、そこを何とかしてやらないといけない。冗談でも褒め言葉でもなく本当に面倒な要素です(泣) 考え方としては、
(1)R317以上で走らせる (2)転落防止幌を一部切除する (3)連結面間隔を広げる
の3つがある。一番楽なのは(1)だが、うちのレイアウトにR280が頑として存在する以上はねえ。とは言え、先日のIC2000が微妙なところR280を苦手としているので、一部の車両はR317以上に限定しちゃってもいいかもしれない。(2)は店長氏が購入時にくれたアドバイスなのだが、6両で20箇所に及ぶ加工になるのであまりやりたくない。そんなわけで最後の(3)を考えていたのだが、キットはカトーかトミックスのボディマウント式カプラーを使う使用になっている。広げられないことはないのだろうけど、それをやろうとすると非常に不恰好になることが予想されて良くない。 以上のことを総合的に考えた結果……今のところ(3)で行くつもり。初めてやる手法になるので、上手く行くかどうか分からないから現時点では具体的なことは書かないけど、そのショップのオリジナルキットに共通するある弱点を同時に克服できる……かもしれないので、失敗して(1)にせざるを得なくなっても収穫はある、かもしれないと計算している。ちなみに、上手く出来る出来ないは別として、冗談抜きの「面倒」な作業になりそうです(笑)
平成24年1月22日
ダルビッシュとバルディッシュの関連性について考えていたら、もうこんな時間か。
* ダルビッシュ:解説不要ですね。 * バルディッシュ:武器の名前。ハルバードに似ているようだ。
昨日侃侃諤諤を書き終わった後、何となく窓を開けてみると雨がやんで雲も晴れていた。何と言うことだ。
平成24年1月21日
最近雨がほとんど降らなかったと思ったら、今度は3日連続雨かよ……。庭でバット振れなくて若干ストレスが溜まる。もっと均等に降って欲しい! と天気に文句を言っても仕方ないか。洗濯と塗装がしたいから、明日は晴れて欲しいな。
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