平成23年12月20日
ボケ ここ数年、ミラーレス一眼というタイプのカメラが発売され、好調な売れ行きを見せているようだ。お店も不景気な中の人気商品とあって、売り込みに力を入れている様子が窺える。ミラーレス一眼の魅力と言えば、一眼レフカメラよりも小型・軽量でありながら同等の画質を備えていること。一眼レフユーザーのサブカメラとして、あるいかコンパクトデジカメからのステップアップとして、その2つの層から注目を浴びている(ハズ)。前者にはカメラ雑誌なりなんなりによる情報収集に加え、自信の体験に基づく要求があるので、ほっといても売れるときは売れるし何をしても売れないときは売れない。そんなわけで店側がセールスをかけるターゲットとしては後者。コンパクトデジタルカメラで何となく写真を撮っていて、でも何か物足りないなー、なんて思っている層に「安いですよ、軽いですよ、小さいですよ」とアピールすれば売り上げ増が見込めるというわけだ。まあ、私の勝手な推測ですがね。 そんなカメラ入門者、初級者向けと思われる広告文句でこんなのを見た。 「大きなボケ味が魅力」 ボケというのが何かおさらいしておくと、ざっくばらんに言って写真のピントの合ってない部分。写真を撮影して、画面の隅から隅まで全てにピントが合っているということは非常に稀である。カメラからの距離が様々な物体が画面上にあり、厳密な意味ではある一定の距離にあるものにしかピントは合わない。ピントが合ってなくても、ほんのわずかであれば人間の目にはピントが合っているのと同じように見える。ある程度外れてくると「ピントが合ってない」と認識できるようになり、その状態を「ボケている」と表現する。「ピントが合」っているように見える範囲というのは、レンズの焦点距離が長くなればなるほど狭くなり、逆に短いと広くなる。また、焦点を合わせたポイントが近いと狭くなり、遠いと広い。さらに、レンズの絞りを開くと狭くなり、絞ると広くなる。さて、カメラは画面サイズが大きくなると、レンズの焦点距離が同じあっても広い範囲が写るようになる。例えば50ミリレンズは35ミリ判のカメラにおいては標準レンズだが、APCS-Cサイズやもっと小さい受光素子を持つカメラにおいては望遠系のレンズとなる。逆に中判カメラや大判であれば広角レンズとなるだろう(大判の50ミリとなると相当な広角になるので、本当にあるのかどうか知らないけど)。だから、標準レンズはそのカメラの画面サイズによって焦点距離が変わってくる。APS-Cサイズなら35ミリぐらい? コンパクトデジタルカメラならもっと短い10ミリ台ということも有り得そうだ。中判なら75ミリとか105ミリなんてレンズが標準として使われる。そんなわけで、同じ標準レンズで撮影しても画面が変わるとレンズの焦点距離も変化し、そして「ピントの合う」範囲も変わってくる。コンパクトカメラに比べて一眼タイプのカメラは画面サイズが大きいことが多く、よって標準同士で比較すると後者の方が「ピントの合う」範囲が狭くなる傾向にあるというわけだ。 本来、ピントは合っている範囲が多ければ多いほどいいように思えるのだが、合ってない部分を写真表現に活かそうという考え方がある。写真の主題にピントを合わせ、周囲のものをボカすことができれば主役を引き立たせることができる。人間の視覚ではなかなか得られない絵になるので、芸術的感性に照らし合わせればそこが面白い。ところが、コンパクトデジカメの画面サイズ(レンズ)ではなかなかそこまでボカすことができない。というわけで、一眼カメラならピントの合ってないところを大きくボカせた写真が撮れますよ――というのがさっきの 「大きなボケ味が魅力」 というカメラ店の広告文句になってくる。あー、いつもながら説明長いなぁ。 私が気になっているのは、この「ボケ味」という言葉の使い方である。「ボケ味」とは何か。ピントが合ってない部分はボケる。昔読んだカメラの本によるとこれは日本人独特の感性らしいのだが、「いいボケ」と「悪いボケ」がある。同じボケていても「綺麗な」ボケと「汚い」ボケがあるのだ。綺麗なボケとは、「やわらかい」感じがするボケのこと。やわらかないというのは、輪郭がはっきりせず周囲に溶け込むようなそんなボケ。対して汚いボケとは、輪郭がはっきりしていて、ボケているのに自己主張が激しいやつのことである。レンズの構成によってボケ味というのは変わってきて、かつては「単焦点は綺麗、ズームは汚い」だったそうなのだが、今ではそこまで極端な差はなくなってきていた……はず。ちょっと偏屈入ったカメラ本なんかでは、レンズの紹介の文章の中にボケ味の善し悪しまで言及されている。撮影条件や被写体によっても実際にどうボケるかは変わってくるので、ある程度は運の要素も絡んできそうだ。 ここまで来てようやく私の言いたいことが言える。あー長かった……。ええと 「大きなボケ味が魅力」 はい、「大きな」ボケ味って何ですか? ボケ味にいい悪いはあるけれど、大きい小さいというのは初耳。新しく出来た用語ですかねー。大きい小さいは「ボケ」る量に対して使うものであって、「ボケ味」に対して使ってるのはカメラ店の広告文句で初めて見た。大体、詳しくない人間にカメラ売るのにいきなり「ボケ」の話はないだろう。コンパクトカメラに対しての一眼カメラのアドバンテージは他にもっとある。単純に「画面サイズが大きいから綺麗に写りますよ」でいいじゃないか。どうしても「ボケ」の話をしたいのなら、「大きなボケを活かした主役を引き立たせる写真が撮れます」ぐらい書かないと……。ボケる量とかボケ味というのはあくまでも脇役であって、メインはピントの合っている主題にあるはず。この売り文句を書いた人は浅はかというか、カメラ雑誌でちょっと読み齧ったことをいい加減に書き写したようにしか思えない。写真で言えば、どこにもピントが合ってないボケボケの大失敗作品だ。
平成23年12月19日
さて、あれから結局赤いニンテンドー3DSを買った。DS、PSP、PHSに続く4台目の赤い携帯型電子機器である。ソフトは現時点では一本のみ。マリオカート7だ。何の因果かマリオカートのために本体を買うことになろうとは……(Wiiもソフトがマリオカートのみの期間が長かったが、Wiiは自分で買ってないもんね)。細々とやってるので、まだコースすら全て出してない状況なのだが……雑感。 まず一番の関心事。やはり直線ドリフトはできないものと思われれる。多分スタッフは二度と出来ないようには作らないだろうと思うし、DS版はそういう意味で”最悪”の作品になるんだろうなあ。でも大好きだぜDS版。速いスタッフゴーストよりもさらに10秒ぐらい速くゴールできるコースがあったりしてさあ。DS版の挙動で過去作品の全コース走れるバージョンが出たら欲しいぜ! まあ、過去の楽しい思い出に浸っていても仕方がない。今は3DS版だ。そんなわけで、全体的な挙動はWii版に近いかもしれない。最大の問題点は……若干だが、アナログパッドに癖がある? 真横に入れてるつもりが横方向にきっちり入ってないとみえて、横に曲がれないことが熱中しだすと度々起こる。これは慣れの問題かなあ。十字キーでやりたいような気もするのだが、3DSの十字キーはアクションゲームには適さない位置にある。もっとも、こちらも慣れの問題かもしれない。 ところで、タイムアタックのスタッフゴーストはややヘボいかもしれない。それに伴ってのことなのかもしれないが、グランプリモードの評価も甘めのような気がする。現時点で”封印プレイ”をしていて、カートは(パーツがいろいろ選べるが)全てノーマルで。タイムアタックに関してはニトロキノコも使っていない。その条件下でちょっと練習しただけで、スタッフゴースト(遅い方)を抜き去ってしまったコースが2、3ある。流石に速い方は桁が違うので、キャラやカートパーツの選択、及びキノコによる加速を利用しないと難しいと思われるが。グランプリも、ちょこっと事前にタイムアタックでコースを予習しただけで、初回で三ツ星が取れてしまった(50ccだけどね)。ちなみにどうして封印プレイなんかしているかというと(普段はまずもってやらないことだ)、ある程度隠し要素を出してからじゃないと最速への追求もやりにくいし、まずは全コースをプレイできる状況に持って行きたいというのもある。セッティング云々よりコースレイアウトを覚える方が先だろうしね。そんなわけで現在はちょびちょびやっとります。 コース内容でこれは新しいな、と思ったのは、長いコースが出来たこと。今までは同じところを3周するサーキット型のコースばかりだったが、今回は最初から最後まで同じところを通らない一本道(?)のところがある。某頭文字がDのゲームで言えば、初心者向きの1、2コースは道路が周回タイプだが、中級以上になると峠の上から下、もしくはその逆を走りぬけるコースになる。後者がマリオカートにも登場したということだ。多分今まではメモリーの容量の都合で出来なかったんだろうなあ……と勝手に思ってるが、実際のところはどうか分からない。戦略上の話をすると、3周するコースはバナナを置いた場合、次の周回の際に自分で踏むリスクがあったが、ロングコースの場合は同じところを2度通らないのでそれがない。手に入れたバナナは思う存分あちこちにばら撒いて問題ないということだ。まあ、あんまり大きな影響ではないかな。1度のプレイで3周しないので覚えにくい、練習しにくい、というデメリットはあるが、それはそれで歯ごたえがあって面白い。 それから、視点変更ができる。今までのマリオカートと言えば、自分の操作している機体のやや後方からの視点であったが、今回はカートに乗っているキャラクター視点も用意されている。説明書読まずにプレイしていたので、最初操作ミスで視点が切り替わったときはびっくりした(笑) 意外に迫力があって、これはこれで楽しそう。だが、速く走るには慣れた視点の方が良い、ということで現状は従来方式でプレイしている。飽きてきたりしたら切り替えてみて、新鮮な空気を味わってみたい。 DS版はドリフトのしすぎ――特に直線ドリフトもあったしで、十字キーの周囲の塗装が剥がれてきた。しかしながら今度のは、アナログパッドであることや、直線ドリフトができないのでその心配がなさそう(笑) あ、そうそう、ウリの一つである裸眼立体視は……ちょっとだけオンにしてみた。が、何だか気持ち悪いので当初の予定通りオフにして遊んでいる。別に3Dでなくてもいいよねえ?
平成23年12月18日
モデルがトレーニング 先日からスイスの鉄道にハマって、当然私の鉄道に対する行動原理は「模型が欲しい」だからいろいろ検索してあちこちのショップのサイトを見て回っている。その中に、海外型の模型だから海外の模型店のサイトも混じっている。最近は自動翻訳?っぽいシステムが混ざっているらしく、それでも所詮は機械的な翻訳だから「平仮名片仮名漢字が使われている」程度のものだったりする。その中でちょっと目に止まったのが「モデルがトレーニング」という翻訳だった。何のこっちゃら。モデルさんが体形維持のためにトレーニングでも積んでるのかと思ったが、私が検索しているのは鉄道模型の話である。NゲージやHOの車両がトレーニングするのか! と突っ込みを入れていたのだが、後になって気付いた。 ――「TRAIN MODEL」か! 「鉄道」は英語で……鉄道は「railroad」だな。多分「rail」が「鉄」なのだろう(大間違)。ええと、皆さん私より多分英語が出来るのでわざわざ説明するほどのことでもないと思うが、列車を英語に直すと「train」になる。「train」には他に、「鍛える」等の意味を持つ動詞としても使われる。というか、多分動詞として使うことの方が多いんだろう。自動翻訳ソフトは「train」を名詞でなく動詞と思ったわけだ。にしても、「train model」だったら「モデルを鍛える」になりそうだから、「model train」だったのかなー。 鉄道模型って英語で何ていうんだろう。日本のメーカーだが、トミックスはカタログの表紙に「model railway」と書いていて、一方でカトーは「raioroad model」になってる。さっき書いたように、「train model」もしくは「model train」だと「列車の模型」という意味になる。が、普通鉄道模型は列車だけでなく、線路や駅、信号、その他諸々列車の運行に関わるもの――つまり鉄道という形でトータルに楽しむものである(うちには列車と線路以外のものがほとんどないので、「トータル」と言うと疑問符が付くが)。そう考えると「train model」というのは非常に範囲が狭く感じてしまう。やはりここは「railway」か「railroad」と表現して欲しいものだ。「model」を先に付けるか後にするかは、どっちでもいいのかな? 余談。鉄道ファンは「express」と言う文字列を見ると「急行」だと思う(に違いない)。しかしながら、こちらも動詞として使われることの方が多いんじゃないかと。さらに余談――これは既に書いたかもしれない。某メーカーの鉄道玩具に、列車の方向幕(快速どこそこ行きと表示してある部分だ)を表現したものがある。それのトワイライトエクスプレスバージョンがあるのだが、何故か「トワイライトエキスプレス」になっていた。ご存知JR西日本の豪華寝台列車だが、公式サイトでは「トイワライトエクスプレス」になっているし、時刻表にもそう書かれている。こういうのってJR西日本に許諾取ってるとは思うんだけど、監修は入ってないのかな? 俺が担当者だったら「うちの看板列車は『トワイライトエキスプレス』ではありません!」と怒ってると思うんだが。
平成23年12月17日
世間では『FINAL FANTASY XIII-2』が発売されているらしいが、何となく興味が沸かない。将来的にいつか買うような気はするのだが、珍しくFFの新作(除:オンライン系及びリメイク版)を発売日に買わなかった。ゲームにちょっと飽きたかもしれない。もちろん今日発売の「PS Vita」も買ってない。今まであんまりハードを発売日に買うような真似はしなかったしね(多分一度もない)。新聞によると、今日いの一番で手に入れるために昨晩から並んでた人がいるとか。某スマートフォンとか某OSとか、その他諸々でこういう話をよく聞くが……日本ってやっぱ平和なんだろうねえ。
平成23年12月16日
昨日の話題に関して。何をプリントしていたのかと言うと……話がややこしくなるので順を追って話そう。 以前に――去年だったか一昨年だったかよく覚えていないけど、「デジカメに千万画素は要らない」という主旨の本を買って読んだことがある。それについて感じたことも侃侃諤諤でも書いた。多分「一般的にどうか知らないけど俺は要る」という結論になっていたと思う。だがしかし、あまり高解像度のプリントをしたことがないなあ……と急に思い立って、少し実験していたのだ。私が好むプリントサイズは2L判。ちょっと他のものもプリントするついでに、わざと解像度を落としたものを2L判で印刷するとどうなるか、を実験してみた。 実験に使ったのは画像で侃侃諤諤用に撮影した鉄道模型の写真で、DiMAGE A1によるものだ。まずは全く加工しない横2560縦1920ピクセルの画像。大体500万画素相当だ。流石に2L判程度であれば難なく綺麗にプリントできた。次、本当はもうちょっと細かく行くべきかもしれないが、縦横半減の1280×960でプリント。約123万画素になる。プリント結果は……思ったより綺麗。但し、2560×1920のを見た後だとやはりシャープさに欠ける。ついでだからと640×480(画像で侃侃諤諤はこのサイズだ)もやってみたのだが、流石に酷かった。加えて、その画像を画像処理ソフトで1280×960に拡大し、シャープネスを上げたものもプリントしてみたのだが、640×480と大差なかった。1280×960を2560×1920にする実験は行ってないが、多分これも無駄な努力かと思われる。 「好むプリントサイズは2L」と書いたが、気に入った写真はもちろんそれ以上のサイズにプリントする。縦横半減の1280×960が2L判でやや厳しいことを考えると、大判プリントをするには500万画素でも厳しいと思われる。今度はα350で撮ってみたものをA4判ぐらいで印刷してみたい。α350は1400万画素ぐらいだけど、きっと2000万画素クラスは欲しくなるんだろうな(1400万画素と2000万画素じゃあ大した差はないか)。2L判に印刷したものと、四つ切ぐらいまで大きく伸ばしたものとでは”鑑賞距離”が違う、ということも考慮に含める必要はあるだろうけど……。 実験していて疑問に思ったこと。1280×960の画像をパソコンで表示させると、等倍ピクセルって言うのかな……? 2L判の4倍ぐらいのサイズで表示される。2560×1280と比較しても遜色のない綺麗な画像だ。なのにプリントすると荒さが目立つようになるのはどうしてなんだろう??? 人間の目は、パソコンのドット表示よりも細かいところまで見る、ということなんだろうけど。
平成23年12月15日
昨日、ちょっとした実験でプリンターを使っていたのだが、マゼンダのインクがなくなって交換した。一番減りが早いのはシアンで、多分それは私が青系の色を好むからであろう。うちのプリンターは前にも書いたとおりキ○ノン製品で、インクタンクは5色。シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックが2種類の5色だ(実質4色やん……)。2つのブラックがどう違うのか説明すると長くなるので
――嘘は良くない
どう違うのか知らないので割愛する。片方はモノクロテキスト用で、もう一つはカラー画像用だとは思うが。で、私はプリンターを頻繁には使わないので、交換インクカードリッジを買って来る回数もあまり多くない。3年?前に買ったプリンターだが、交換インクは2回ぐらい買って来ただけだろうか。1回目は4色パック(どっちかの黒がセットに入ってない)、2回目は5色パック。現在残っているインクはイエローとブラック。シアンの減りが一番早いので、次に買うときは多分シアンの単色になるだろう(ついでだから昨日ストックがなくなったマゼンタも買っておくべきか)。何故インクが各色で独立しているかと言うと、色の減り方には差があるから色毎に交換できたほうがエコノミーでエコロジーですよ、という話だったはず。なのに何故か、単色で買おうとすると店頭には「お得な5(4)色パック」、ネットでは「こちらのパックの方がお得ですよ」としきりに勧められる。確かに単色で買い揃えるより安いのだが、それを勧めすぎると色毎に独立させてある意味は何?って思ってしまう。周回差が付くまでは4色5色パックを買ったほうがいいんだけどね。 ところで、サードパーティがキヤ○ンを訴えたらしい。インクのノズルの部分が変わったか何かで、互換インクが作れなくなったからどーのこーの。盗人猛々しいとはこのことなのだろうか。私はキヤノ○というカメラメーカーが好きではないが、互換インクを作っているサードパーティーはもっと嫌いである。世間では一般に、有名なメーカーのプリンターは「本体が安いがインクが高い」と認識されているらしい。「本体を安く売ってインクで儲けて(暴利を貪って)いる」とのことだ。なるほど、一理あるかもしれない。何せ5色パックを4〜5回買うとプリンター本体が買える値段になってしまうのだ。しかもそのプリンター本体には、各色1本ずつインクが付いていたはずだから、本当に本体だけの純粋な値段と考えると交換インク3〜4回分ぐらいだろうか。確かに高い。そんなわけで私も互換インクを買いに行ったことがある。ところがである。互換インクとてそんなに安いものでもなかった――今確認のために某通販サイトを見たら……まあまあ安いかなあ? 安いメーカーのはかなり安かった。でもまあ、店に買いに行った時は思ったのである。この程度の差なら純正品を使うよ、と。○ヤノンが不当に高い値段を付けてインクを売っているとすれば、ちょっと安いだけの互換インクを作って売っているメーカーはどうなるのだ?と。本体の開発費かけずにインクだけで儲けようとするのはそれこそ暴利を貪る行為である。本体作ってるキヤノンの方が偉い(あ、伏字忘れた)。 と思えるのも、私は普段あまり印刷しないからなのかなあ? 1年間に5色パックが1つあれば充分な量しかプリントしない。年間にかかるインク代が5000円ぐらいであれば、それが例えば3500円に節約できたとしてもそう大きな話ではない。しかしながら、純正品で5万円ぐらいかかるところを3万5千円に減らせれば非純正品を買う価値も出てくるかもしれない。その結果……印刷品位が落ちたりといった可能性があるかもしれないらしいが……どうなんだろうねえ? にしても改めて思った。最近のプリンター性能は非常に高い(最近つったって3年ぐらい前に買ったやつだけど)。巷の写真屋が苦戦するのも頷ける。こんなプリントできるプリンターが2万円しないんだもんなあ……。もっとも、プリントの耐久性は写真屋に頼んだもののほうがいいらしい。何をプリントするかにもよるが、写真屋さんも頑張って欲しいものである。
平成23年12月14日
もう10日以上も前の話になる。その日は晩御飯に「阪神タイガースに呪いをかけた」とされる例のあの人物のお店へ買出しに行っていた。帰りの電車に乗り込もうとしたら、手に『けいおん!』風のビニール袋を持って降りる男性を目にした。その日は映画の封切の日だったのでおそらく観に行っていたのだろう。そこはかとなく幸せそうだった。
――だーが残念だったなあ!
俺も今幸せなんだよ! むっちゃ幸せなんだよ!! 負けねえからな!!!
白兎 「同じネタを使いまわすのはやめなさいとあれほど……」 雪翼 「おや白兎クン、久しぶりだね。キミ、この後も出演場面があるよ」
さて、何故そんなに幸せだったのでしょう?
1.ケンタッキーフライドチキンが美味かったから 2.『くまのがっこう』セットを買って来たから 3.Re460を買ったから
平成23年12月13日
皆既月食関連で書こうと思っていたネタを忘れていたので今書く。決して出し惜しみしていたわけではないので誤解無きよう(爆) 使ったレンズはサンニッパで、テレコンを2つ付けた。この用法はメーカー推奨外?の使い方なので大変アレなのだが……。ちなみに、まずサンニッパの後に純正の2倍を付けて、さらにその後にサードパーティーの1.4倍を付ける。反対だと付かないので、この順序にするのがミソ。合成焦点距離が840ミリ相当になる。同F値は8になるので、ミノルタ及びソニーのカメラではオートフォーカスが作動しない……はずなのだが、何故か動く。多分1.4倍のテレコンがサードパーティー製品なので、そこんところが影響しているのではないかと。但し、正しく作動しているかどうかをチェックしたことはないので、きちんと動いてるわけじゃないかもしれない。焦点距離に話を戻して、さらにカメラの撮影素子がAPS-Cサイズ相当なので、実質1.5倍の1260ミリとなる。どうでもいいが、商業的には失敗したAPSカメラ(使い捨てではまだまだ健在か?)がデジタルカメラの撮影素子の大きさを表現するのに大活躍している。面白いね。 1260ミリ相当となると画角が非常に狭くなる。具体的には分からないが、2度とか3度とか、そういうレベルになるのではないかと。そういう状態で月を探す。もちろんカメラは三脚に――正確に言うとレンズの台座を三脚の雲台に固定してアングルを決めるわけだが、ちょっと動かしただけでも画面は高速で動いてフレーミングがなかなか定まらない。狙っている対象は夜空にぽつんと浮かんでいる。つまり周囲に目印になるものがないため、ひたすら勘で狙いを付けていくわけだ。まあ実は、この辺の話は以前満月を撮影した時にしたことがある。じゃあ何で再び話するのかというと……そうやって月を探していた時に思い浮かんだのが ――「月の在り処」はどこ? さらなる説明が必要だ。もう常套文句と化しつつある『英雄伝説 空の軌跡』の主題歌『星の在り処』、である(笑) ちなみに、『FINAL FANTASY IV』のリメイク版の主題歌は『月のあかり』である。『星の在り処』の主題歌では、星空が朝に消えても「君」の輝きははっきりと見えるそうだが、1260ミリ相当のカメラでは夜空に浮かぶ月の姿でさえ捉えるのが難しいという、それが言いたかっただけ。
ライブビューモードではただひたすら難しいだけだけど、光学ファインダーで両目を開けて探すと意外とすんなり見つかったり。写真撮る時は”片目派”なんだけど、手段として”両目”が使えると役に立ったりもする。
平成23年12月12日
ウサビッチサントラ 先日のウサビッチのシーズン4と一緒に、サントラCDも注文した。まあ、こんなCD買うのはメーカーの思う壺であるが、そこで敢えて買うのがファンというやつである。CDは2種類発売されていて、プーチンバージョンとキレネンコバージョン。絶対2枚出す意味は売り上げ増を狙う以外にない。大して楽曲多くないんだから1枚にまとめてプレスできるはず。まあ、それでも買ってしまうのがファンというやつだ。シーズン4を見終わってからCDをパソコンにセット。iTunesで読み込む(まだiTunesも使っている)。思ったより楽曲数は多く、これは悪くないと思ったのだが……読み込みがあっという間に終わった。さすが新パソコンは読み込みが早いな?と感じたのだが、念のためチェックしてみると……総再生時間が7分台。
――え?
ウソだろ? だってこれ定価1200円のCDだぜ? 7分しか入ってないなら700〜800円ぐらいでもいいだろ(ちなみに私の持ってるCDで一番短いのは手嶌葵の『テルーの唄』の4分49秒。カラオケ版も何もない1トラックで定価500円ぐらい)。1200円で売りたいなら2枚の内容まとめるべきだろー。うわ〜、これはやれた。そりゃ中身薄いの分かってて買ったけどさ。1200円は高いと思って買ったけどさ。確かに中身をよく確認せずに買ったけどさ。でもこれはちょっとボロい商売すぎるだぞ(怒りで日本語がちょっと変)。ポニーキャニオンの人よ、怒らないから正直に言ってみ? 「実にオイシイ商品でした、ごちそうさまでした^^」 って。
くそぉぉぉぉ、これはやられたぜぇぇぇぇぇぇ。
平成23年12月11日
昨晩は当初そんなつもり全然なかったのに4回も更新してしまった(笑) とりあえず、最終更新からさらに撮影はしたのでその報告ということで…… 昨日の続き
昨日の昼間は鉄研の後輩と麻雀していて、その後駅前へ晩御飯を食べに行った。食後に駅前のゲームセンターでDDRを軽く1ゲームして、最近新しく出来た?音ゲーを後輩がプレイしているのを見ていた。「1曲どうぞ」と言われたので試しに1曲だけプレイさせてもらったのだが、入っている曲があんまりよく分からず、時間制限に追われて後輩に勧められるがままに選択したのが『天体観測』
――ん? 後でようやく気付いたのだが、これはその後の皆既月食を睨んでの後輩のチョイスだったのだろうか?(笑)
平成23年12月11日
日付けが変わったな…… 一体いつまで粘るつもりなんだろう? 半分以上経過 感度を800に上げたり(初期は100で、欠け始めて少し経ってから400に)、露光時間を秒単位にしてみたり(明るい部分ばかり写っているものは1/512〜1/128秒ぐらい)。そろそろ眠くなってきたことや、寒さがじわじわ堪えてきて次に庭に出るのを今夜の最後の撮影にしようと思う。その後風呂に入って寝る。侃侃諤諤をもう一回更新するかどうかは未定。なのでとりあえずおやすみなさい(リアルタイムで見てる人はあまりいないと思いますが)。
平成23年12月10日
寒いわー 寒い寒い、あー寒い(笑) 1時間少し経過 なお、今日の画像は300mmF2.8のレンズにテレコンを2つ重ねて装着(純正2倍の後にさらにトキナーの1.4倍)。撮影に使ったカメラはα350。さらに画像はトリミングをかけてある。
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