橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成22年3月下旬分

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平成22年3月31日

  小学校の教科書のページ数がかなり増えるらしい。もちろん増えるというのは、内容そのまま据え置きでページだけが増える、という意味ではない。内容が増えたからページが増えるということである。ここ最近の「ゆとり」方針を大きく変える、大きな方向転換である。しかしながら、教科書内容が増えたからといってそれがそのまま授業で教える内容を増やすことには繋がらない。当たり前だが、例え教科書がぎっちり千ページあったからと言って限られた授業時間内で全てを教えることは不可能である。だから現場では早くも戸惑いの声が出ているらしい。内容がそんなに増えても今の授業時間数では教えきれない、という至極当然な意見だ。文部科学省は「教科書の内容全てを教える必要はない」という見解を述べているが……。
  その点に関して私が思うこと。やや無責任かもしれないが……。「これまでの教科書は内容が薄っぺらで物足りなかった! これぐらいやってくれた方が教える側としてもやりがいがある!」――と思う小学校教師が果たしてどの程度いてくれているのか。今までの「ゆとり教育」の方針に疑問を抱き、今回の内容てんこ盛りの教科書を歓迎する先生がいて欲しい。全員が全員、大幅に増えた教科書内容にただただ頭を抱えているだけでは日本の行く末は暗い。もっとも、今の学校現場は学力低下以前の問題がてんこ盛りで、教科書内容の変化に対応するだけの先生のゆとりがないかもしれないが。


平成22年3月30日

ツー・ストライク スリー・ボール

  プロ野球が始まって少し経った。セ・リーグが始まって――ラジオを聴くようになって今日で4試合目なわけだが、ちょっと気になる点がある。それは何かというと、シーズン始まる前にネットで見た報道。今、日本のプロ野球ではカウントのコールを「ストライク、ボール」の順で行われる。フルカウントならは「ツースリー」である。ところがこれは日本のガラパゴス文化であるらしい。他の国の野球――ベースボールでは、フルカウントの場合は「スリーツー」。ボールから先にコール。そしてスコアボードのランプもその順序で、数で言えば上段から3つ、2つ、2つと並んでいる(一番最後がアウトなのは日本でも海外でも共通のよう)。それが今年からはプロ野球でもボール、ストライクの順序でコールされるようになるという。WBC他対外試合が増えてボールそのものの質がどうのこうのと言われたりしているが、カウントのコールも揃えようというわけである。
  ――という記事を確かに見たはずなんだが
ラジオを聴いていると依然「ツーストライク スリーボール」である。記事に載っていたあれは審判のゲーム内でのコールだけなんだろうか? 放送では今までの慣習どおり「ストライクボール」で行くのだろうか? でも試合内で「ボール、ストライク」の順序ならば放送でもその順序でやって欲しい気もする。今までのあれはガラパゴスだったんだよ、ということを周知するためにも変えるべきではないだろうか。最初はきっと違和感あるだろうなあ、と思いつつも、「ボール、ストライク」順だとどういう雰囲気なのか楽しみにしていた。なのに気付いたら去年と一緒で残念。ただ、もちろん難点もあって、球場の表示ランプを変えるのは簡単ではない(簡単な気もするけど)。多分ほとんどの球場で、カウントの表示の部分はその数だけ電球?がはめ込まれているわけだから、数の違うストライク、ボールの順序を入れ替えるには多少なりとも工事が必要だろう。今ふとおもったけど、あれって電球なのかな? 最近の流行に則ってLEDに換装してあるのかな? してないのなら、換装ついでに1段目の今までストライクだった部分に一個穴をくり貫いてボールと入れ替えるってのはどうだろう? 今までボールだった部分の3個目は上から黒い板でも貼っておけばいい、なんならそのままでも大した問題じゃなさそうだし。
  で、私が読んだ記事によると、高校野球では既に「ボール、ストライク」の順らしい。さっき日本のガラパゴスって書いたけど、同じ日本でもプロ野球界の特色らしい。ということはあれか、高校球児は審判のコールは「ボール、ストライク」の順序で処理して、スコアボードで確認するときは「ストライク、ボール」でやってるのか。結構神経を使いそうだ。


平成22年3月29日

  以前買ってた『ジョジョ』のアクションフィギュア、どうやら人気らしくまだシリーズが続いているよう。今日見かけたのは「クレイジー・ダイヤモンド」。第四部の主人公、東方丈助のスタンドである。しかしこれ、なんで本人より先にスタンドが発売されるんだろう?(過去のも全部、スタンド→本体という順) なお、あれ以降のジョジョシリーズは買ってない。あの後、ポールフェニ……じゃなくてポルナレフ、花京院、アブドゥル、DIOとシリーズは順調に消化されているのだが、買ったのは最初の条太郎とスタプラのみ。買ったら絶対画像で侃侃諤諤のネタにしてるはず(笑) 主人公がいればそれでいいかな、というのと、置き場所もあんまないというのが。鉄道模型は置き場所に困りだしても、多分それでもなお買い続けるだろうけど(笑) フィギュア飾る場所があったら、既にあと何体か買ってて、丈助も揃えてたんだろうな……。
  そういや格ゲーのキャラクターってあんまりアクションフィギュアが出てない? ストリートファイターのリュウケンゴウキあたりはありそうだけど、他のはちょっとなさそう(戦国BASARAの格ゲーがあったから、それを含めると若干数が増える?)。餓狼伝説のキム・カッファン、ギルティギアシリーズのテスタメントあたりが製品化されたら(出来にもよるけど)是非欲しいのだが、人気度で言えば中〜下位キャラクターなので望みは薄いだろうなあ。


平成22年3月28日

吊り掛け音

  今、旧型国電の模型を作っているわけだが、私が実際に旧型国電を見た回数というのは……あー、弁天町の交通科学博物館にあるクハ86を100回ぐらいは見ているかなあ(電車の中から見える)。博物館の展示物としてじゃなく、"現役"の旧型国電を見たことがあるのは1回。小野田線という、山口県のローカル線に残っていたクモハ42をほんっっっっっのちらっと見ただけである。実はクモハ42が目的で行ったのだが、当時中学生。あまりにも無計画に「行ったら会えるだろう」ぐらいに考えて乗り込んだのが運の尽き。途中駅で止まっているのを見たのだが、そこで降りるとその後の予定がガタガタになるので下車するにできず、ちらっと見ただけに終わったのである。
  さて、旧型国電の記述を見ると良くあるのが「吊り掛け動力の音」というもの。長らくどんな音か知らなかったのだが、ある日様々な断片情報を符合させて理解した。今でも一部の路面電車は吊り掛け動力で走っている。「グォーーーーン」と低音で響くあの音か、と。今のインバーター方式の電子音でもなく、少し前の抵抗制御でもなく、あのモーターが低く唸る音がダイレクトに伝わってくるあの音が吊り掛け動力。と、知識としては分かったものの、それでもいま一つピンと来なかった。路面電車があの音で走っているイメージは沸く。そりゃ、生で見たことがあるからね。でも、もっと大型の、国鉄の線路上を走っている電車があの音を出しているというイメージができない。同じシステムだけれど、全く違う音を出して走っていたのではないか?とすら思ってしまう。
  で、昨晩。後輩とメッセージのやり取りをしていたら唐突に動画サイトのURLが送られてきた。クリックすると飯田線に最後まで残っていた旧型国電の記録である。再生してみると、スカ色と呼ばれる電車があの路面電車に通じる音を出しながら走っている動画が流れた。ああ、やっぱり吊り掛け動力の音ってあの路面電車の音のことなんだ、と納得。そして……実際に旧型国電を走っているところに行けなかったのが何だかちょっと寂しいというか何と言うか。
  今まであまり、模型の音は気にしてこなかった。当然だけれど、鉄道模型を走らせていても実車のような音はほとんどしない。唯一、線路の継ぎ目で鳴る車輪の音がそれらしいかなというぐらい。それはリアルではない、ということで実車さながらの音を鳴らすシステムも存在する。動力の音ももちろん、ドアの開閉音だとか汽笛だとか。SLなら蒸気の音だったり、ディーゼルカーならエンジン音だったり。多分、件の吊り掛け音が入っているのもあるはず。何だかその動画を見ていると、他の車両はともかく旧型国電だけはリアルな音がして欲しいな……と思ってしまった。そのためにはそれ相応の投資が必要だったりするので、多分当面は夢のままで終わらせるだろうけど。でも将来的にはあるいは……?


平成22年3月27日

  阪神タイガース開幕2連勝。まだ開幕してから2試合目でどーのこーの言うのは早いんだけど、負けるより勝ったほうがいいのは当然。何より今年は……新外国人選手がヒットを打っていること(笑) ここしばらくの新人サンは、開幕3試合ヒットなしというのがザラにあった。ようやくポツポツ打ち出したなーと思ってたら打率1割台で"安定"してしまって、そのうち一軍にいなくなってそのうち日本球界からいなくなるというのが大体のお決まり。で、阪神にやってきた新外国人マット・マートン。2試合で既に3本のヒットを打っている。すばらしい。いや、もちろんまだ2試合だから本当にすばらしいかどうか判断するのは早いんだけど、そんなんでここ近年のパターンから行って1試合目2試合目でヒットが出ているのはすばらしい。何だか低レベルな話だけど、低レベルなのがここ近年の阪神タイガースに来た新外国人選手なのだ。というわけで、明日以降も頑張ってヒットを打って欲しいものだ。この先好不調あるだろうけれど、シーズン通してそこそこ活躍して何年間かは阪神タイガースのユニフォームを着ていて欲しいものだ。


平成22年3月26日

Dull

  FFXIIIのステータス変化は、過去作品になかったものが多い。過去にあったので主なものは、強化系では「ヘイスト」「プロテス」「シェル」――それぞれ、ATBバー加速による行動回数の増加、物理ダメージ軽減、魔法ダメージ軽減。弱体系では「スロウ」「毒」「沈黙」「暗闇」「混乱」、それぞれATBバー減速による行動回数の減少、HPが時間経過により減少、魔法使用不可、物理攻撃の命中率低減、プレイヤーによるコマンドを受け付けず勝手に行動する上に味方を攻撃したりする。他、「リフレク」という魔法を跳ね返す状態も。これは上手く使えば強化だけど、下手に使うと回復魔法が使えず困ったことになる。FFXIIIではかなり数が多くなった。おなじみ強化系の「ヘイスト」「プロテス」「シェル」は健在。これに「ブレイブ」「フェイス」が追加。FFTでステータスとして存在したものだが、効能はそこから推察できるもの。それぞれ物理ダメージアップ、魔法ダメージアップ、である。プロテス、シェルにはさらに強化版のプロテダ、シェルダが追加(効果時間がノーマル版よりも短い)。同様にブレイダ、フェイダもあり、ダメージがかなりアップする。他、初代FFにあった特定の属性を持つ攻撃のダメージを減らす「バファイ」「バブリザ」などが4属性分。さらには、味方アタッカーの無属性攻撃に属性を持たせる「エンファイ」「エンブリザ」なども4属性分新たに加わった。さらに、FFXIIIでは攻撃したときに相手をひるませることがあるのだが、その効果を強化する「ガッツ」、相手の妨害魔法の確率を落とす「ベール」などとかなり賑やかな陣容に。弱体系もいろいろ増えて、まず「デプロテ」「デシェル」。「デ」というのは英語で否定を表す接頭語。それぞれ、物理攻撃に対する耐性、魔法攻撃に対する耐性が落ちる。属性に対する耐性が落ちるウィークもあって、こちらは「ウィーク」1つかかるだけで全属性の耐性が1ランク下がるというある意味とんでもなく強い?魔法&状態変化となっている。「沈黙」は「フォーグ」という形で登場し、今までの作品では「沈黙するから魔法が唱えられない」だったが今回は「魔法を忘れた」のようである(?)。「暗闇」がなくなり「ペイン」になった。効果も違っていて、暗闇状態でもとりあえずコマンドは出来たが、ペインは物理攻撃のコマンドができない。痛くて物理攻撃が繰り出せません……ってことかな? 今作では味方に攻撃魔法を繰り出したり出来ないせいか「リフレク」はない。
  さて、もう1つあるのだがその前に。ヘイストとスロウ、相反する2つのステータス変化だが、その変化を示すアイコンがある。時計マークの左下に「↑」または「↓」が付く。これに「×」が付いたのがこれまたFFXIIIで新しく登場するステータス変化。FFの過去作品をやったことのあるあなたは
「え? ストップじゃないの?」
と思うかもしれない。が、違う。今作では「ストップ」がない。「ストプガ」という使いどころの難しいアビリティはあるけど、話は次の機会に譲ろう。「時計マークに×印」のステータス変化は「ダル」。効果は「フォーグ」+「ペイン」。つまり魔法攻撃も物理攻撃もコマンドできない。過去作品で言うところの「ストップ」と違うところは……一応その状態でもアイテム(TPアビリティも?)なら使えるというところか。「くさい液」を使えば治せるステータス異常なので、アイテム欄の一番上にはくさい液を常駐――するほど敵がよく使ってくるのかというとそうでもないが。タイマイ戦で喰らうことがあるけど、喰らった時点で何か間違っているのでやり直しすべきかもしれない……。まあそんなわけで、アイコンは感覚的には「ストップ」なのだが、名称は「ダル」で中身はそんな感じ。その「ダル」だが、北海道日本ハムファイターズのエースピッチャーダルビッシュ有のことではもちろんなくて、「All work and no play makes Jack a DULL boy」の「dull」じゃないだろうか? 日本語でよく「ダルい」というけれど、その「ダル」は「サボる」がフランス語の「サボタージュ」から来ているの同様で「dull」から取られているのだろう。
  で、前置き?が長くなったがここが本日の主旨。現在の橘雪翼の状態は「DULL」で御座います。ここしばらくテンションが上がらない状態が続いていたんだけど……今日なんか特に悪い。ということで侃侃諤諤はしばらく数行更新になります。って書いてる今日からしてこの調子だからなあ……。


平成22年3月25日

  阪神の開幕一軍メンバーを見ていてふと思ったこと。先発ローテーション、まず最初の3人は安藤、能見、そして上園が入るようである(他に先発しそうな投手がいないため)。ということは……2カード目のローテーションは、今季ローテ入りしそうな小嶋、新外国人フォッサム、そしてベテラン下柳……って全員左!? 同じ左の岩田が抜けてこれだから、阪神の先発投手事情恐るべし。とはいうものの……フォッサムは本当に開幕ローテに入るかどうか怪しい。むしろ久保の方が濃厚? スポーツ紙の記事によると、上園も2カード目って書いてあるし……。普通、2カード目に先発するピッチャーは開幕一軍には入れないモンだと思ってたんだけどな……。
  というわけでプロ野球セ・リーグは明日開幕。でも家にテレビありません(謎) さてどうしようかな……。


平成22年3月24日

  最近雨が多いなあ。洗濯が出来なくて困る。暑い地域(例えばシンガポール)では、晴れより曇り、雨の方が涼しいので「いい天気」らしい。それに、最近は花粉症の人も多いようで、花粉の飛散していない雨の日も「いい天気」だとか。でも洗濯物が乾かないものは困り物。みんな室内で干してるのかなあ?

  随分前に六甲山に遊びに行ったとき霧に見舞われたのだが……そのときの写真を「18%グレー」にて公開したと思ったのだがしてないようだね。っていうかずっとほったらかしだからね。でも最終更新日よりは前の話だと思うけど、詳しい年月は覚えていないからね。というか「18%グレー」って単語自体がそろそろ死語

白兎 「こら、サイト管理者が何を言うか」
雪翼 「だってもうサイト更新気力が」
白兎 「今なくても復活するかもしれないから置いてあるんだろ?」
雪翼 「復活……しそうにないなあ……」
白兎 「やれやれだぜ」

  侃侃諤諤に書いたかどうかすら記憶があやふやなのだが、六甲山に行ったら霧に見舞われた。写真撮るのにそれはそれで面白かったのだが、意外にも露出が難しいのと、意外にも霧の雰囲気が出しにくくて困った記憶がある。で、それとは直接関係がないのだが

白兎 「ないのかよ!」
雪翼 「思い出としてワンセットなんだよ!」
白兎 「じゃあ関係あるじゃないか!」
雪翼 「"直接の関係"はないんだよ!」
白兎 「……やれやれだぜ」

そのときの六甲山の土産物屋で買ったCDがある。海外のもののようで、「Solitudes」というブランド名(?)。自然の音を取り入れた音楽で、ジャンルはと言うと「ヒーリング」になるのかな? 「Solitude」というと「孤独」という意味だと思うのだが、それがこの音楽とどう繋がるのか分からない。ので、何か知らない意味があるのではないかと調べてみた――「人里離れたへんぴな場所」という意味があるので、それすなわち自然がいっぱいということか??? まあそれはともかく。別に癒されたいわけではないのだが、こういう音楽も好きなので何枚か並べられていたもののうちの2枚を買った。それから何年か経つのだが、割とよく聞くCD――厳密にはiTunesに取り込んでいるので原盤では聞いていないが――よく聞くので、他のも買ってみたくなった。というわけでまずは検索。メーカーのサイトらしきものに行き当たったのだが、思ったより枚数が出ている。数えてないけど50〜60タイトルぐらいはありそう? 次にそれをどこで売っているかという問題になる。某Jから始まる家電量販店とか某ヨから始まる家電量販店とかでは売ってなかった(探し方が足りないだけかもしれないが)。海外のCDに強い店ってあるかなあ?と姉に訊いてみると、姉はなんと言ったか。

「鳥の鳴き声でも入ったCDが欲しいん?」

  ――!!! ̄△ ̄;;
(久々の顔文字)

何で分かるんだろう……当たらずも遠からじ。既に買って持っている2枚、『Woodland Harp』と『Piano Songbirds』にはきっちり鳥のさえずりが入っている。で、まあ、事の顛末?を話して某タから始まるCD店を教えてもらった。まあもちろん、その店は前から知っていたけれど、普段使わないことに加えて移転しちゃってて完全に存在を忘れていた。というわけで先日足を運んでみたんだけど、残念ながら売ってない。こりゃどうも通販に頼るしかないようだ。というわけで通販してそうなサイトを探してみると、結構出てくる。いずれも「癒し」商品を扱っているサイトで……別に癒されたくてそのCDが欲しいわけではないのだが(先ほどからここを強調)。どこがいいかと数サイト物色していると、「Solitudes」の特集ページを作っているところを発見。人気トップ3の紹介もあって、一番人気は持ってないタイトルだったけど、二番目と三番目がさっき挙げた『Woodland Harp』と『Piano Songbirds』だった。何だか複雑な気分だ。ふと思って、さっきの某タから始まるCD店のサイトを探してみた。そこで「Solitudes」と入れて商品検索してみると一通り出てきた。店頭になくても通販ならあるかも、という読みは的中。何となく、完全に先入観だが……下手に「癒し」商品を専門的に取り扱っているサイトで通販を頼むと、その後も「あなたの生活にこんな癒しはいかがですか?」というダイレクトメールが来るような気が(だから癒しを求めてるわけじゃないんだってばさ!<勝手な想像に勝手切れする橘雪翼クン)。まあ別に来てもゴミ箱に直行させれば問題ないのだが、エコロジーではない。というわけで、注文するなら某タから始まるCD店のサイトかなあ〜と。ここだけの話だけど、「癒し」商品専門店は定価だけど某タから始まるCD店のサイトだと少しまけてくれるようだしね。2〜3枚買えば送料分ぐらいはチャラにしてもらえそうだ。
  とりあえず、次は鳥の鳴き声の入ってないのを選ぼう。公式サイトでは各CDの視聴ができるので、それを聴いてセレクトすればいい。もっとも、あまりにも枚数が多くて絞りきれてないのだが。


平成22年3月23日

  少し前に騒がれてた「ガンブラー」、ガンダムのプラモの新作だと思ってました。

  さて、昨日うっかり消してしまった原稿(?)は……ウィンドウズの電卓について。普通、一般の電卓で次のように打ち込むとどのような答えが返ってくるか。
1+2*3=
ちなみに、「*」は「×」の代用である。数学ソフトで有名な「Mathematica」で数式を打つとき、「×」ではなく「*」を使う。「×」は2バイト文字だから英語圏には存在しない文字なんだよね。ウィンドウズで電卓を使うとき、メモ帳などで数式を打ち込んでコピー&ペーストするのが(場合によっては)便利だったりする。その際も掛け算は「×」ではなく「*」……といいたいところだが、ひょっとしたら「×」でも認識してくれるかも?
  ――早速実験
やっぱりダメでした。「*」を使いましょう。なお、Mathematicaでは2乗3乗を「^2」「^3」と表すのだが、残念ながらウィンドウズの計算機では認識してくれないようだ。
  話を戻してさっきの計算式。小学校で習うとおり、足し算引き算と掛け算割り算が同じ式に混じるときは、掛け算割り算を先に処理する。足し算や引き算を先に行いたいときは「()」を付けておく。というわけで、普通に計算すると「7」が正しい答えなのだが、普通の計算機は先に「1+2」を計算してしまうため、9という答えが出てくる。何故このような仕様になっているかは……おそらくメモリーか何かの都合なんだろうなあ。数式を全部入れ終わってから計算するんじゃなくて、演算記号が入るたびにその時点での数式を計算する。その証拠に、「1+2*」まで打ち終わった時点で計算機の液晶には「3」と表示されているはず。高校のときだったかに学校で配布された数研電卓を今でも愛用しているのだが、ソーラーパネルではなく電池を1本必要としているだけあってそこんところが高性能。「1+2*3=」と入力すると「7」と返す。偉い。だから気に入って今でも使っているのである。そして、ウィンドウズXP内臓の電卓も、やはり普通の電卓と同じで「1+2*3=」に対して「9」という答えを出す。しかしながら、「1+(2*3)=」と打ち込むと、カッコ内を優先して「7」という答えを出してくれる。カッコを認識するという意味ではなかなか賢い計算機である。ところが、だ。ウィンドウズ7の電卓でそれができなくなった。カッコを無視して計算しちゃうので、「1+(2*3)=」には「9」と表示する。もちろんカッコを抜いたところで結果は同じ。「ここも劣化か!」と失望していたのだが、ある日そうではないことに気付いた。実はウィンドウズ7の電卓には4つのモードが搭載されている。「普通の電卓」「関数電卓」「プログラマ」「統計」の4つだ。後ろ2つを電卓と呼ぶべきかどうかは俺には分からんが。で、問題の計算は「関数電卓」モードで正しく処理できる。カッコつきはもちろん、「1+2*3=」も正しく計算する。ちょっと嬉しいパワーアップである。常々ウィンドウズは高性能化?しているのに、電卓がそのままなのはどういうことか。関数電卓ぐらい搭載してくれたらいいのにな、と大昔に思ったことが今更ながら実現したようである。ごくまれ〜に三角関数の計算したりするからね。というわけで、見直したぞウィンドウズ7!


平成22年3月22日

  久々にやっちまった……。間違えて書いたものを消してしまった……。そんなに長い文章ではないけれど、最近調子が出てないのにこの仕打ち(*1)は辛いぜ……。

*1 仕打ちって、あんたが自分でやったんでしょーが。


平成22年3月21日

旧型国電大糸線編

  他にネタもないので今作っている大糸線の旧国の話でも。まず、色は青22号。昔大阪近辺の各駅停車(昔と書いたが、ひょっとして環状線にまだ残ってるかも……)や関東では京浜東北線で走っていた通勤電車の色と同じだ。富山港線の旧型国電も(一時期?)この色をしていた。大糸線の旧型国電など乗ったこともないのだが、私の電車好きの原点の色なので興味を持った次第。もっとも、この原理で行くと京浜東北線の電車にも興味を持つべきなのだが……青22号一色で走っていた電車が関西のと全く同じ形式なせいか模型は一切持っていない。で、旧型国電のことを調べると意外に思える事実が浮かび上がってきた。それは、今の同じ路線の列車よりも長い両数繋いで走っていた、ということ。例えばこの前の新潟の旧型国電、最長10両(客の乗れない荷物車を除く)で走っていたようだが、今同じ路線は多分6両編成が最長だと思う(よく知らないが)。大糸線も現在、2両か良くて4両のはずだが、当時は最長8両(同じ客の乗れない荷物車除く)だったらしい。あ、特急も除外しての数字ね。列車本数は少なかったけど、たくさん繋いで客を捌いていた……という印象。もっとも、列車本数自体は今とあまり変わらなかったのでは?とも思うが。多分、昔と今じゃあ自家用車の普及率が違うので、昔の方が鉄道利用者が多かったんだろうなあ。こうして個人主義の象徴マイカーに橘雪翼は強い拒否反応を示すのである。
  大糸線の旧国は……制御電動車クモハ40、クモハ43クモハ51、クモハ54、クモハ60、制御車クハ55、クハ68、付随車サハ45、サハ57あたりで編成が組まれていた。動力車と非動力車が1:1の割合で、[クモハ―クハ]の2両単位か[クモハ―サハ―クモハ―クハ]の4両を単位として、適宜組み合わせて4〜8両編成としていた模様。これに荷物車クモユニ81を連結することもあったらしい。そんなわけで、最初の目標としてはクモユニ81とあと何かで9両編成を組めることを主眼に置いてスタート。しかし、制御電動車が5種類(クモユニも制御電動車だけど、それ以外でね)あるので、各1両ずつ盛り込むとちょっと多い。大糸線にいたクモハ54は、元クモハ60の車両らしいので外そうかな……と絞込みにかかる。一方、非電動車は4種類。各1両ずつ作ればオッケー……のはずだったのだが、クハ55には何種類かのバリエーションがあり、2種類作ろうかな……と思うと余分が出てくる。戻って制御電動車、クモハ54とクモハ60で外見上違うタイプが作れるので、5両作ってもいいような気がしてきた。てなわけで、クモハ5両、クハ3両、サハ2両、クモユニ1両の全11両の陣容で製作することに決定。客室部分は最長8両なので2両余りが出ることにはなるが、2両ないし4両ユニットという単位では前回の新潟の車両のような変な余り方はしない。で、クモハ40は以前作ったリトルジャパン製品を小改修。これだけ最新設計のキットなので"浮く"可能性はあるけれど、前も今回もこの次もプラキットの中に金属キットを混ぜるので細かいことは気にしない。クモハ43はパンタグラフ部分が低屋根になっていて、作るのが難しそうだったので除外する考えもあったのだけれど、GMストア日本橋にて別形式用の低屋根パーツを発見。一枚試しに買ってみたところ、上手く使えそうなので1両作ることにした。クモハ51はキットほぼそのままで(でも加工ポイントはいくつかある)。クモハ54とクモハ60は、クモハ51とクモハ41(もしくはクハ55)の合成で製作。この合成が上手く行かないと今後の計画に大きな支障が出る。クハ55はGMキットベースで。1月に画像で侃侃諤諤にてお見せしたけれど、細かいところで加工点多し。ま、今年いっぱいは似たような作業を続けることになりそう。1両は連結面側の部品を2枚使うのでどこかで調達しないといけないのだが、クモハ54やクモハ60を作るときに余るはずなのでモウマンタイ(無問題)。クハ68は先日の新潟のクハ68021の"兄弟"で、タヴァサホビーハウスからキットが出ているのでそれを活用。サハ57はクハ55を2両分切り継いで製作。ニコイチで勿体無くも見えるが、余った屋根と下回りのパーツがクハ68に必要な部品なので実は経済的。サハ45もGMキットを小加工して組み立ててればOK。
  こうして書いてみると「今回は楽勝だぜ!」になるのだが……資料写真とキットのパーツを見比べながら作業していると「ここを直さないといけない」「ここも違うから何とかしたいな」……と一行に作業が先に進まん!(苦笑) この前書いたようにドアもエッチングパーツに交換する"必要"があるし……。あまりに前に進まないので、ほぼ無加工で済む(はず)のクモユニを先行させようと組み立て始めたのだが……前面部分を改修していたら本日の作業時間が終わりを迎えてしまった。しかもまだ終わってません(苦笑) 他、青22号の色味を追求したいし、あと連結器をどうするかという問題もある。全車両にボディマウントタイプのTNカプラーを取り付けたら何も悩むことはないのだが、動力ユニットは取り付けられたとしても片側まで(橘方式では台車のギアユニットを切除して空間を捻出するため、両側に取り付けようとすると動力ユニットの意味がなくなってしまう(笑))。仕方がないので台車に台車マウントタイプのTNカプラーを装着するしか手がないのだが、台車マウントのTNカプラーは純正品の少々独特な規格に対応したもので、取り付けられるけれど取り扱いが難しくなっちゃうのだ。そこを意地でも何とかしたいと考えている。もう1つ問題があった。動力車をどこに取り付けるか。クモユニを除く制御電動車5両のうちの1、2両に取り付けることになるのだが、いろいろ組み替えて遊ぶことを考えると阪神タイガースの4番のようには固定できない。できればワンタッチで組み替えられるようにしたいわけだが、そのためには取り付け方法を一考しなくてはいけないわけで。これら、カプラーと動力の問題は、そのまま第三弾以降の阪和、片町、京阪神緩行線でも同じように問題になる。だからここで気合を入れて解決しておこう。


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