橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成22年2月上旬分

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平成22年2月10日

くるまのお話

  プリウス、大変なことになってるねー。と今更のように話題にする私(笑) メーカーによると、ブレーキのタイムラグは他の車の約0.4秒に対して0.06秒長い"だけ"の0.46秒と言っているらしいが……0.06秒ってどんなものか、橘雪翼的に考察してみた。0.06秒で思い浮かぶのが、格闘ゲームのワンフレーム。格闘ゲームは、少なくともアーケード版では、一秒間に60フレーム表示しており、各技や動作のモーションの長さはこれを単位として構成されている。例えば弱パンチはボタンを押してから4フレーム後に攻撃判定が発生し、攻撃判定が2フレーム持続し、その後9フレームのスキがある、とかね。2D格闘ゲームではあまりそこまでのはないけれど、3D格闘ゲームではフレームデーターというのは強くなるために重要だったりする。何というキャラクターの何という技をガードすれば、10フレームこちらが有利(先に自由に行動できるようになる)になるのでこの攻撃を始点とする連続技が確実に入る、とかね。で、こういうとき、例えば10フレーム有利(結構大きなチャンスである)のときに、9フレーム後に攻撃判定が発生する技で反撃しようとすると結構難しい。何故ならば、2フレームボタンを押すのが遅れると反撃が間に合わないからだ。つまり、ジャストタイミングのフレームか次のフレームの2フレーム間しか反撃が間に合うタイミングがないのだ。2フレームというのはどのぐらいの時間かというと……さっき言ったように1秒間に60フレーム表示させているため、2フレームは時間に直すと
  1秒÷60フレーム×2フレーム≒0.033秒
になる。さてこれ、格闘ゲーマーがどれぐらいの確率で反撃を成功させるだろうかというと……結構難しいのではないかと思われる。反撃以外に、連続技でボタンを押すタイミングがシビアなものもあって、その猶予タイミングが2フレーム間しかなかったりすると攻略本には「お勧めしない」と書かれたりする。相当修練を積んだ一部の人間になら毎回できるかもしれないけれど……。
  で、PS2の時代からPS2をネットワーク(インターネットのことね)に繋いで通信対戦ができるようになった。そのとき最初に問題になったのは何か。それはタイムラグ。ゲームセンターの機械と違って、サーバーをいくつか通してデーターをやり取りするので、どうしてもゲームセンターでやるとき以上にタイムラグが発生してしまう。そのタイムラグが2フレームとか3フレームとか言われていたような気がする。今PS3でも通信対戦できるけど、そのあたりはどうなってるんだろうね? で、そのタイムラグ、2フレーム3フレーム間の時間が致命的でもあった。タイムラグのせいでいつもなら確実に反撃していたポイントで失敗したり、連続技でミスしたり。ということが実際にあったのだろう。私はネットワーク対戦はしたことがないので良く分からない。でもまあ、やっていた人たちは暖かく見守っていたんだろうな。ネット対戦だし、こんなもんかな、と。さて、そのタイムラグ、3フレームだったとして時間を計算すると……
  1秒÷60フレーム×3フレーム=0.05秒
プリウスのブレーキタイムラグの長い分よりは短い。車の運転と格闘ゲームを一緒にしちゃいけないけれど、でも人間が何かをするのに確実に影響しそうなそんなタイムラグだろう。
  と、ここまで書いて気付いた。もっと早く0.06秒を表現するに相応しいものがあった、と。時速120キロメートルでボールが飛んできた。0.06秒タイミングがずれる間にボールはどれだけ進むだろう?
  Ans.2メートル
これだけズラされたら、ボールにバットは当たりません。まあタイミングが早ければ、バットを止めたところに「コツン」はあるかもしれないけれど。遅れたら、いわゆるミットに入ってからバットを振った状態です。0.06秒、かなり致命的なタイムラグではないでしょうか。
  と考えると、そもそもブレーキが利き始めるまでに0.4秒かかる一般の自動車って……まあ、ドライバーがタイミングを覚えてしまえば問題ないのだろうけど。で、プリウスにもドライバーが慣れてしまえば……? ただ、ブレーキのタイムラグが、プリウスのほうが他の車よりも15%ほど大きいという事実はちょっと気になりますな。

  先日の新聞にて、スピードの出しすぎによる事故が減った、という記事があった。その紙面をキープするのを忘れたので詳細は忘れたが、少なくとも「そうであろう」という感じの記事であったと記憶している。何故そうなったのかというと、若者がスピード違反しなくなったと。何故若者がスピード違反しなくなったのかというと、ストレス発散のために車で突っ走ることが少なくなった、とか。近頃の若者(男子)は"草食系"が多くなり、ゲームとかパソコンとかで遊ぶようになってドライブをしなくなったらしい。そもそも車の所有率が低いとかいろいろ書かれていた。一時期、若者の車離れが激しいとかいう記事も出ていたのだが、何の問題があろうか? これだけ地球にやさしく(というフレーズは大嫌いなのだが)とか環境問題に気を遣えと言われている時代、自家用車から公共交通機関に切り替えるのはむしろ正しい方向性である。それに加えて、最近の不景気では車を自己所有しようにも経済面で許されない。車が売れなくて困るのは、車の生産流通にかかわる人たちだけだと思うのだが……。まあ、それはひいては日本全体の経済の停滞を引き起こしていると言われればそうなのかもしれないが。私はいつも「言葉に勝手なイメージを持たせるな」と言って怒っているのだが、確かに字面だけを追えば最近の潮流を的確に表現して伝えている記事のように思えなくもない……。しかしどうもあまり好意的とは思えない書かれ方なんだ。あーもー、私も自分勝手な解釈するなあ(苦笑) 車の事故が減るなら草食系バンザイ、環境に悪い車が減るなら車離れバンザイ、でいいじゃないかと思うのだが……。あ、草系だからって煙吸う人が増えたら困るけどな。ちなみに私は、車を運転しないし煙草も吸いません。草食系? 上等です。


平成22年2月9日

SSD

  初めて「SSD」という単語を見たとき……ペンタックスの超音波モーター搭載レンズを連想したような……(それは「SDM」でした。ミノルタ/ソニーは「SSM」。微妙に惜しい)……ことはなくて、むしろSDカードの最新バージョンかと思った。まあSDカードを連想してまるっきり外れというわけでもないけど。で、まあ、「SSD」が何かというと――ご存知の方も多いと思うけど、パソコンのHDDに代わる記憶媒体として注目されている品物である。「HDD」というのは「ハード・ディスク・ドライブ」の略。「FDD」はそろそろ消えつつある?「フロッピー・ディスク・ドライブ」で、DVDドライブも強引に略すなら「DVDD」、あ、そろそろ「BDD」の方が主流になりつつあるのかな? 共通点は末尾が「DD」であること。「ディスクドライブ」だからだ。しかし「SSD」は違う。「D」は最後の「ドライブ」の頭文字だけ。そう、「SSD」はディスクではないのだ。
  原理としてはSDカード他、デジタルカメラ等の記憶媒体として使われる小型のカード類と同じフラッシュメモリーになるのかな? 「SSD」の略を今日まで知らなかったのだが、「ソリッド・ステート・ドライブ」というらしい。意味分からない(笑) 実は今のマシンを組むとき、つまり今年の初め、HDDの代わりにSSDを採用しようかとも思った。が、断念した。理由は価格である。もうちっと安かったらSSD搭載にしてみたんだけど……次にHDDを取り替えたりマシンを組む時はSSDかな? SSDの現時点のデメリット、それは価格が高いことにある。よく覚えていないけど、128GBのが2万円台だったかな? ちょっと二の足を踏んでしまう。せめて256GBが1万円台になればあるいは……。幸い今回のマシンは思ったよりも安く組めたので、そのぐらいだったら挑戦してた気がする(BDDという話もあったけど、当面BDはPS3で対応できるからね〜)。さて、SSDのメリット、それは何かというといろいろある。でも多分、全部先ほど書いた「ディスクではない」というところから来るものだろう。まず、ディスクじゃないので駆動音がほとんどない。パソコン、CPUファンもうるさいけどHDDの駆動音も割と気になるからね。次、消費電力が少ない。HDDのようにディスクを回転させる必要がないからだろう。そして通信速度が早い。HDDのディスクを回転させながらの読み出しに比べて、フラッシュメモリーは一気に読み書きできるんだろう(?)。あと、これも結構なメリット。故障が発生しにくい。HDDはディスクを回転させているので以下略。ま、うちのパソコンで現役HDDを壊したことはないけれど。けれど、現時点での決定的な欠点は先ほど書いたように値段だ。今時1万円ぐらいでHDDなら1TBのものが買えるのに、SDDだと64GBぐらい? その差10倍以上。ちょっとこの差は耐えられない。いや、実はSDDとHDD二つ買って、ウィンドウズを入れるドライブにSDDを指定すれば起動が早くなるかなあとも思ったのだが……そのために投資するのはちょっと、ね。
  今日の日本経済新聞に書いてあったのだが、切手大のSSDに1TBの容量を持たせることに成功したんだって。そうか、SSDは小型化にも有利なのかもしれない。HDDはディスクを(以下略) これまでHDDに比べて大容量化も難しいと言われていたらしいけれど、そこのあたりも克服できそう? あと数年、遅く見積もっても5年後ぐらいのパソコンにSSD搭載は当たり前になっているかもしれない。特にノート型やネットブックには需要高そう(ネットブックに下手に搭載すると値段に響いてメリットがスポイルされるかもしれないが)。まあでも、値段と容量のバランスがもうちょっと改善されたら買ってきてウィンドウズを入れ直してみよう。楽しみだなあ。

  ……その頃SATA3.0が爆発的に普及してて、全モデルSATA3.0規格だったりしたら泣くしかないが。


平成22年2月8日

  去年の10月、囲碁界に史上最年少の名人が誕生した。20歳4ヶ月、井山裕太名人である。そうこうしている間に、数日前、今度は史上最年少プロ囲碁棋士が誕生した。女流で11歳6ヶ月、藤沢里菜。祖父が故・藤沢秀行名誉棋聖、父親も(私は名前を知らなかったが)プロ棋士とのことで、囲碁一家なのだろう。
  ずいぶん前に、少し囲碁をやっていると書いたが……結局あまり強くならないうちにまた遠ざかっている。一応新聞の囲碁欄には目を通すのだが、かなりチンプンカンプン。「このときにこう打っていれば以下の展開が考えられる」と、変化の様子が書かれているのだが、本譜との違いが良く分からない――いやまあ、打たれている石の配置が違うのは分かるのだが、それが本譜と比べてどう形勢に差があるのか。そもそも、図を見て黒がいいのか白でいいのか、分かることも多少あるのだが分からないことのほうが圧倒的に多い。将棋はそれなりに理解できるのに、囲碁はどうしてこうも分からないのだろう? と考えてみればすぐ納得がいったのだが、要は実際にどれだけの対局をこなしたか、なんだろうなあ。将棋は今までに少なく見積もっても千局ぐらいは差しているし、少なく見積もっても詰め将棋を千問ぐらいは解いているだろうし、そして実際に駒と盤に触れてあれこれ研究したこともある。ところが囲碁は……将棋のそれぞれ10分の1も石を打ってきただろうか? その差が大きいんだろうなあ……。そしてそれは何の分野でも言えることだろう。プロ野球選手はプロになるまでに何万何十万回と素振りを繰り返してきただろうし、ゴルフやフィギュアスケートの選手だってそうだ。私が人より数学力に自身があるのも、人よりもはるかに長い時間数学の論理、考え方に触れてきたからだし、人より模型を作るのが上手いのもたくさんヤスリがけをしてマスキングテープ切って塗装してきたからだ。
  ――なんか強引な繋げ方だな
ま、囲碁のことはよく分からないけど、若き二人にはこれからいくつもの難関もあるだろうけど、精一杯道を歩んでいって欲しいものだ。あ、これ、将棋だったら「歩」という駒があるから「歩む」で綺麗に決まるんだが、今日の場合は囲碁だからなあ……ちょっとハズしたかなあ。


平成22年2月7日

QED 〜ventus〜 御霊将門

  本来、証明終了を意味するラテン語の頭文字を3文字とったものには、省略を意味する「.」を付けて「Q.E.D.」と記すべきなのだが、小説のタイトルとしては付けずに『QED』としているのようだ。ちなみに漫画の同名のは『Q.E.D.』となっている。また、最近?桑原崇は最後に「証明終わり」と言うようになった気がするのだが、そこのルビにはしっかりと「Q.E.D.」(小説なので縦書きだが)と記されている。
  さて、そんなわけで将門――もちろん平将門である――のお話。要約すると、平将門の悪いイメージは当時の朝廷によって作り出されたんだよ、という話になる(要約しすぎ?)。例によって例にごとく、ほぼ前編で桑原崇の歴史トークが繰り広げられるので……途中から飽きて斜め気味に読んでましたが(笑) 「QED」も推理物のシリーズなのだが、「〜ventus〜」は特に殺人事件といったなまなましい事象は出てこない。ひたすら桑原崇が自身の解釈も混ぜた歴史講釈を展開し、一方別の場面で別の登場人物がそれに関係?している別のストーリーを進めている、といった感じかな? 今回の別軸は、前作の熊野シリーズで出てきた神山(みわやま、と読む)嬢が出てくる。そしてその神山嬢を追って安岡という男視点でも混じるのだが……冒頭に出てきた安岡の描写は、ナイスガイである。ところが、棚旗奈々一行が将門縁の地を巡っている間のその一方で進むストーリーの神山嬢の姿を見つけ、尾行する安岡ははっきり言って変態である。ストーカーである。このギャップはどこから来るのだろう?と思っていたら……最後の最後にやられた。一体私は何度この手に引っ掛かったら気が済むのだろう? この前も森博嗣の『今はもうない』でやられたばっか(と言っても半年以上?のブランクがあるが)なのに……。そう、安岡は安岡でも別人だった。正体は安岡(弟)。スポーツマンで礼儀正しい紳士の安岡(兄)に対して根暗な安岡(弟)。という設定で、果たして作者は何割の読者を騙したのだろう? ひょっとしたら私のようなお人よしの読者はレア者かもしれないが……。
  さて、最近もう一冊将門が出てくる本を読んだ。『陰陽師』の、前か前の前の巻ぐらいかな。晴明が平将門を討つ、のを手伝うというストーリーである。もっとも……タタル(桑原崇のあだな)トークによると、晴明が生きていたのは平将門の後の時代ということになっていて……さらには、桔梗御前の子どもじゃないかとのタタル説も書いてあった……。ま、平清盛や俵藤太あたりよりも安倍晴明は実在したかどうかが怪しい人物なのだが。もっとも、『QED』シリーズの『式の密室』では、その安倍晴明の話がきちんと出ていているのだが。『陰陽師』シリーズは史実よりもエンターテイメントを重視しているので、多少前後しても晴明と平将門が同居していても問題ないだろう。と思ったのだが、源博雅はどうなるんだろう……。彼は歴史上の人物だよね? 気になったのでネット検索(べんりだねー)してみると、時代はばっちり。しかし安倍晴明は微妙なところ、平将門の乱に間に合わない感じがする。ま、別にそんな細かいところにゃこだわらんけどね。
  で、今頃思い出したが、結局『神器封殺』の袋とじを開けていない……とりあえず、文庫本の発掘から始めなくてはいけないのだが……またそのうちに、と思って次の『QED』文庫版が出るまでまたまた忘れていそうだ。


平成22年2月6日

  先日、とある後輩が実に酷い人間であることを知った。事の顛末を話すと、その後輩は入院した友人に対して「暇つぶしに」と『ラブプラス』(*1)をプレゼントして異界送り(*2)にしたらしい。な? 酷い話だろ?

*1 恋愛ゲーム。この手のゲームの元祖である『ときメモ』を作ったコナミの新作。『ときメモ』をはるかに上回る破壊力らしい。ハードはNintendoDS。
*2 正規にはFFXの用語。FFXの世界における葬儀のようなもので、「シン」により命を失った人の魂を異界に送り届ける。これをやらないと魂が「シン」に取り込まれて永遠に浮かばれなくなってしまう……んだっけな? すまん、よく覚えていない。ここではつまり、後輩が友人の魂を"あちらの世界"に追いやってしまったという意味で使っている。


平成22年2月5日

  現在FFXIII以外に遊んでいるゲームのお話。ゲームタイトルは『ようこそ ひつじ村 ポータブル』――末尾にポータブルという単語があるとおり、Wiiのゲーム
白兎 「なんでやねん」
雪翼 「"ではない"、と続けようとしたのに!」
白兎 「紛らわしいわ!!!」
という単語があるとおり、PSPのゲームである。どういうゲームかというと……無理やりジャンルをつけるとすると「牧場経営シミュレーション」かな? 「ひつじ村」の活性化のためにそこで暮らすことになる。牧場が一つもらえて(無償貸与か?)、そこで動植物を育てていく。最初は牧草や草が生えてるだけの牧場で、あとはマーモットという動物が番いでもらえる。マーモットってなんじゃいな、と思ってたんだけど、今これを書くために検索してみるとそういう動物がいるらしい。小さな動物であり、まあまあ可愛いかな? 番いなので増やすもよし、市場に持っていくとウサギがもらえたりもする。ただし、ウサギがもらえるのは「♀マーモット」を持っていった場合のみで、「♂マーモット」からは「マーモットの肉」しか手に入らない。「♂マーモット」が2匹いれば「♀マーモット」に交換してもらえ、そこからウサギがもらえるのだが。しかしウサギを一匹もらったところでジリ貧が待っている。やはり二匹、できればオスメスで揃えて増やす方向に持っていかないと話が前に進まない。というわけで、まずは番いのマーモットを増やすところから始まる。マーモットにエサをやりつつ、子どもを産ませ、その子どもを育てて……晴れて成長すれば彼らを持って市場へゴーだ。たいていの場合、もらえる動物には「若」と付いている。うさぎなら「若ウサギ」だ。成長させてみないとオスかメスか分からないという仕組み。そして多分全ての動物に共通するのが、若を市場に持っていっても交換してもらえない。そして若の状態では何の副産物も得られない。若動物を手に入れて、エサをやって成長させてからがお仕事の始まりである。ウサギは成長した後、キャベツを食べさせれば毛が余分に生えて来る。そのキャベツは、「マーモットの肉」か「ウサギの肉」を市場に持っていくことでタネがもらえる。タネは牧場に適当にばら撒いておくと勝手に芽が生えて成長する。面倒な水遣りとか雑草及び害虫の駆除とかはいらない。かなりご都合なシステムである。で、キャベツを食べて毛がたっぷり生えたサギの毛を刈って「ウサギの毛」を市場に持っていくと、今度は「若ニワトリ」や「ムギのタネ」などが手に入る。ニワトリもいいが、前に進めるためにはムギが必要になってくる。「ムギのタネ」もキャベツ同様、適当にばら撒いておくと勝手に生えてくる。まあここでちょっとしたトラップが仕掛けられているのだが……。ムギが成長すれば、刈って牧場で放置しておくと「干したムギ」になり、市場で「若ガチョウ」もしくは「若アヒル」がもらえる。両者(ガチョウはオスのみ)共に成長後、「ムギのタネ」もしくは「ソバのタネ」を食べさせると、♂ガチョウは太って市場に持っていくと「フォアグラ」がもらえる。後者は毛がもっさり生えてくるので、刈って「アヒルの毛」が手に入る。「フォアグラ」2つ、もしくは「アヒルの毛」3つで「若イノシシ」がもらえて……という具合に、物々交換で段々と手に入る動植物が増えていき、最終的に「ヒツジ」が手に入ればエンディングが迎えられる。が、このゲームは"エンディング"が"終わり"ではない。もちろん「若ヒツジ」を成長させて、「ヒツジの毛」をとって……と続いていく。全アイテム制覇するもよし、ある程度まで行けば私はひたすらウサギを飼いまくろうと計画している。ちなみに各種動物は割とリアル?なグラフィックで、ウサギはかなり可愛い。退屈そうにしているときに後ろ足で顔をこすっている仕草なんてもう……ゴホン。
  さて、牧場には四季がある。春夏秋冬に対応した「たんぽぽ月」「ぶどう月」「どんぐり月」「草ナシ月」と4つの月があり、それぞれ30日、30日、20日、20日の構成。1年はたったの100日だ。秋冬には農作物が育ちにくいので、ゲーム製作者のささやかな配慮で短めになっているのだろう。そう、動物はもちろんエサがないと死んでしまう。ところで、キャベツやベリーといった植物は、種を撒いてから10〜15日ほどあれば収穫できる。が、ムギは異常に長くて、発芽から40日前後でようやく成長し終わる。それまでに草ナシ月(冬)が来るとどうなるか。答えは「枯れる」。ちゅうわけで……1年目にムギを収穫しようとするとかなりハイペースで頑張らないといけない。あ、ゲームはたんぽぽ月の1日から始まる。早いところウサギを手に入れて、キャベツを収穫して、ウサギに食べさせ、毛を手に入れてムギのタネに交換してもらい、撒かなければいけない。タネを撒いた翌日に芽が生えてくるとも限らないので、できれば45日ぐらい余裕を見て……ぶどう月(夏)の上旬には撒いておかないと厳しい。知らずにやっちゃうと、まあなんていうか、せっかくのムギのタネが無駄になっちゃうわけです(苦笑) キャベツとベリーが速攻で実るので、同じ感覚でやっちゃうと引っ掛かるわけですな。
  さて、『ひつじ村』を語る上で欠かせないキャラクターのお話でも。まずはヒロイン?クレア・リード。年頃の女の子で、村のヒツジやヤギを預かって放牧している。主人公にブラミーを押し付ける。ブラミーとは何かというと、アヒルである。アヒルなんだけど何故か人語を解ししゃべる。背中にビンを背負い頭には麦藁帽子を被っている。主人公キャラクターの後ろから楽しそうに付いてきて……最初は可愛く思えなくもないんだけど、結論として何か仕事してくれるわけでもなく邪魔。一応新しい品物を手に入れたときに解説してくれるんだけど、別に解説してくれなくてもその品物に接近したときに説明出てくるし……。というわけで、牧場の端っこのデッドスペースに柵で囲って出られないようにするのがこのゲームでの正しい扱い方らしい。主人公とどれだけ離れた場所にいても、きちんと新しいアイテムには説明してくれるしね。で、どうやらゲーム製作者がどうもそういう設定にしているらしく……村人のセリフでは折に触れてブラミーが厄介者だったことをにおわせてくれる。何よりひどいのが、ゲームの説明書の最後の「Q&A」に「Q:ブラミーが邪魔なんですけど」「A:大変申し訳ございません」
  ――……。
件のクレア嬢もブラミーに対しては手厳しい。「可愛い顔して酷いこと言うなあ」と思ってたら、言われた当の本人も同じセリフを吐いていた(笑) しかもこれ、そのブラミーを主人公に押し付けたんだよなこの女性……………………。ちなみに、ブラミーには一族がいる。他にはシザミーとかワラミーとかモモーニとか……。シザミーは毛が生えた動物の毛を刈ってくれる。ワラミーは農作物を収穫した後に残る「菜くず」や草を刈った後の「かりあと」を「刈った草(小)」(動物のエサになり、保存が可能な他、「草のタネ」も手に入る)にしてくれる。モモーニは牧場で散らばっているタネを一箇所に集めてくれる。他、何種類かのブラミー一族がいるのだが……はっきり言ってほとんど役に立ちません(笑) 動物の毛は自分で刈ればいいし、タネも自分が好きなところへ撒きに行けばいい。現在唯一価値を見出しているのがワラミーで、「菜くず」「かりあと」の「刈った草(小)」への変換は主人公キャラクターには不可能だからだ。「菜くず」「かりあと」はそのままでも動物のエサになるのだが、両者共に日数経過で自然消滅する。「刈った草(小)」にはそれがないので、冬季用の保存食として使えるほか、鳥類のエサとなる「草のタネ」に変換可能というメリットもある。他、「菜くず」は自由に場所を変えられるが、「かりあと」はその場所に留まるものなので動物に食べさせようと思うと誘導してくる手間が必要になるので面倒。まあ、ワラミーを誘導する手間は必要なんだけど……。
  そんなゲームなんだけど、何故かこれが面白い。ハマる。何でなんだろうね? 擬似的ではあるものの、植物や動物を育てることに楽しみを感じるのは農耕民族の遺伝子なのだろうか。そういえば以前、アクアゾーンというゲームで金魚を"育てた"こともあったしなあ……。で、このゲーム、画面を保存したりできる。しかもその画像を……ブログなどで使っていいと説明書と公式サイトに書いてあったりして……実は画像で侃侃諤諤にしようかなーとか思ったりもしたんだけど、微妙なところいい画が保存できていないので現在模索中? 今、ちょっと増えすぎたのと他の動物育てるためにウサギの数が減らしているので、また行き着くところまで辿り着いたあとにウサギ増やして、その画像が用意できたら画像で侃侃諤諤にしようかな?


平成22年2月4日

  去年の終わりの方からペースが落ちている模型製作作業。12月の後半は「線路配置を変更するため」という名目で車両製作作業は完全停止。そして年が明けてからも………
………
………………
………………………
………………………………
…………………………

白兎 「読者から苦情が来るからいい加減にしなさい!!」

  そろそろギアを入れ替えて本腰入れないと本年の目標が消化しきれないうちに来年になってしまいそうだ(早くも来年という単語が出てきている!)。なのだが、頭では分かっていても体が動かない。いろいろ原因はあるけど、やっぱFFXIIIが終わってないとか、他にもハマっているものがあるとか、そういうあたりなんだろうなあ……。でもまあ、やらなきゃ前に進まない。一日少しずつでもいいから何かやろう――でも心の弱い橘雪翼は、そう言って毎日少し作業したら油断してしまうので、何日か完全に休んでしまって「しまった、ここのところ何もやってない!」と焦ったほうが事態が好転するかもしれない。まあともかく、そんな少しずつの積み重ね。
70系新潟色製作中


平成22年2月3日

  先日、母親が姉宛のダイレクトメール(葉書)を見て酷評。私にも見せてくれたのだが最初は意味が分からなかった。とあるお店からのもので、割引券になっている葉書なのだが……よく見るとその使用期限がアレだった。
  2010年2月1日から
  2010年1月末日まで

うん、これは素晴らしいね。「使える日がないじゃん!」と思った人は惜しい。これはこう解釈すべきである。「この割引券が使えるのは2010年2月1日、但しその後2010年1月末日までしか使えない」――どういう意味かというと、2010年2月1日が来て割引券の有効性がオンになったあとは2010年1月末日が永久に訪れないため、割引券はその後もずっと使えることになる。これが逆に、「有効期限は2010年1月末日まで、但し使えるようになるのは2010年2月1日からです」とあれば使える日は一日たりとも存在しない。先に使えるようになる日が書かれてあり、その後使える最後の日が記載されているため、「使えるようになる日の後は、使える最後の日が訪れるまで有効性が保たれる」――と数学的?に解釈すればそうなると思うのだがどうだろう(*1)。ま、もっとも、割り引いてくれるのは一回こっきりなので、有効期限が1ヶ月の間だろうと1年の間だろうと100万年の間だろうと大した違いはないんだろうけどね。

*1 数学において言葉の順序は非常に大切だったりする。それを学ばされるのは関数の「連続」と「一様連続」との違い。
関数f(x)が定義域Aで連続であるとは、
  任意のx∈A、任意のε>0に対し、あるδ>0が存在し、
  | x - a |<δを満たす任意のa∈Aに対し
  |f(x) - f(a)|<εを満たすことである。
一方で関数f(x)が定義域Aで一様連続であるとは……
  任意のε>0に対しあるδ>0が存在し、任意のx∈Aに対し
  | x - a |<δを満たす任意のa∈Aに対し
  |f(x) - f(a)|<εを満たすことである。

「……は? どこが違うの?」と思ったあなたは正常である(笑) どこが違うかは「任意のx∈A」が「あるδ>0が存在し」より前に書かれているか後に書かれているか、だ。「任意のε>0」とも前後関係が違っているが、実はこちらはどちらでも全く関係ない。で、各語の位置関係がどう関係してくるのかというと、「あるδ>0」を考えるときに、既に「任意のx∈A」の「x」が条件提示されているかどうかが違ってくるのだ。前者では「x」と「ε」の値を見てから「δ」の数値を決めて良かったが、後者は「ε」の値だけを見て「δ」の数値を決定し、その上で「任意のx∈A」に対応させなきゃいけない。つまり後者、「一様連続」の方が条件としては厳しいのだ。参考例としては、「f(x)=x^2」は連続ではあるものの一様連続ではないが、「g(x)=sin(x)」は一様連続である(一様連続ならば連続である)なお、f(x)、g(x)は実数関数とする。
  で、有効期限の使用開始日と使用最終日についても同じ様に解釈できるんじゃないかなーと感じた次第。

  ハイ、連続の定義とか一様連続とか普通の人に分かるわけないですよね。大学で数学やんなきゃ習わないし。多分数学科の大学生でも真面目に勉強してなきゃ分かんないです。私も理解したの3回生ぐらいのときかな? 習うのは1回生の前半ぐらいなんですが。テストとレポートさえ要領よく切り抜ければ、ここ理解してなくても無事4年で数学科卒業できます、多分。事実1回生のとき分かってなくて、2回生以降でこういう話出てきた記憶がない……。「イプシロンデルタ法」の理解に役立つんだろうけど、別に卒業までそれが分からなきゃ乗り越えられない壁はなかったはず、多分。卒業研究で解析選択したらまずいかもしんないけど。で、まあ、自分で覚えているかどうか確認するためだけに後半書きました。すみませんでした。こうやって侃侃諤諤の文章量って肥大化させてるんですね(自嘲) 自嘲はほどほどにして次回から自重します(寒っ)


平成22年2月2日

今日は日付に2が並ぶ日

  先日、とある店で鉄道模型のパーツを買ったときのこと。値札に「340円」と書かれた商品をいくつかと、「242円」と書かれた商品を1つ、あと数点を買い物籠に入れてレジへ。お札と小銭をまさぐりながらレジ打ちを見ていると……「336」という数字が出てきた。ん? 今日買ったものの中にそんな値段のはあったかな? と思いつつ、会計を済ませてレシートをじっと見る。おそらく340円の商品が336円で処理されている??? そして家に帰ってあらためて値札とレシートを照合。340円の商品が336円として、そして代わりに242円の商品が252円で計算されている。340円のは5つばかし買ったので、トータルとしては値札より安い……のだが、かなり腑に落ちないので定価と見比べてみた。340円のは定価420円(税込)。ここから2割引くと336円。レジで打たれた値段と合致する。一方、値札に242円とあった商品は定価が315円で、ここから2割引くと252円となる。やはりこちらもレシートの数字と合う。そこの店は一部商品が3割引で、残りのうちの一部商品が2割引なはずである。というわけで……値札が間違っていた、と考えるのが妥当なところだろう。値札は店員が数字をセットして打ち出したものを貼っていくが、レジはバーコードで機械が勝手に定価から2割引いて足していく。しかしまあ、値札がにいい加減とは……うるさい客にクレーム付けられても知らないぞ。

  あ、見出しと内容とは関係ないですよー。
白兎 「おいおいこらこら……」


平成22年2月1日

  さて、平成22年も最初のひと月が終わったので恒例のアレ行きます。

【ブラッディマンディ season2 絶望の匣】1巻(昨年12月発売)
  結局買いました、ブラマンの続編。さて、その第一巻のポイントは3つ。最初藤丸はハッカーを辞めたように見せかけていたけれど、実は裏でしっかり活動を続けていた。高木竜之介がテロ行為に加担していたけれど、実はスパイだった。最後、乗っ取られた航空機をハッキングによりコントロールしていたけれど、東京タワーの出す電波に妨害されてしまい惨事になりかけたところを、東京タワーをハッキングして電波を止めて事なきを得た。何の3点かというと……この手の漫画で大切なのは、製作者側が常に読者の裏をかきつづけることである。読者の漫画の展開の予想が的中しだすとつまらなくなる。前作でも「ブラッディマンディ」が実は我々の暦で言う月曜日ではないと予想というか、予感していた読者は多いと思う。が、そこに至るまでの過程は十分にいい意味で裏切られ続けて来たように思える。さて『絶望の匣』の1巻はどうだっただろうか。まず最初、藤丸のハッカー活動。これはかなり騙された。『絶望の匣』は藤丸に再びパソコンをやらせるところから始まるのか、と思っていたら全然違うものだったからね。ここは「どーせ裏ではやってんだろ?」と読めなかった私の能力が低いのかも(笑) 次、その父親高木竜之介。テロリストの一人がやたら似てるなあ、と思っていた。正体が判明した時点で考えたことは3つ。本当に宗旨替えしてテロに加担している。竜之介にそっくりの兄弟がいて、竜之介じゃないほうである。3つめ、スパイ。早速3つめの一番無難な線に落ち着くのだが……これ、もうちょっと後まで隠しておける展開のほうが面白かったような気がする。いや、まあ、1巻の展開上バラさざるを得ない話の流れなんだけどね。無難なラインでほっとしたような、漫画としてはつまらないような。最後。ここで「何グズグズしてんだよ、とっとと東京タワーハッキングしろよ、藤丸ならできるだろ?」と思えるようになったら(作者の嫌な)読者としては一流。私はまだまだ二流以下のようです(笑)
  てなわけで、とりあえず滑り出しとしては上々。「☆☆☆」ぐらいかな。

【バクマン。】6巻(新刊)
  過労で倒れます。高校生で過労……というか、高校通学しながら漫画の連載はいくらなんでも無理があるだろー。編集部は卒業するまでの期間連載を休止することを決定したが、それに反目する2人と、仲間(と書いてライバルと読むらしい)。ここの展開はいいね。やっぱり連載して順調に行って、では漫画として面白くない。仲間(と書いてライバルと読むらしい)があれこれ騒ぎ立てるのもいい。この漫画はやっかり、このあたりの人がでしゃばらないと楽しくないようだ(笑) っていうか新妻エイジのセリフがいい。「実力の世界ですから」――むしろ主人公よりもカッコいいかも。
  ただ、『MAJOR』の時にも書いたけど、スポーツ選手と漫画家じゃ違うかもしれないけど、やっぱり無理して怪我や病気を押してまで"仕事"をするというのはどうかと思う。怪我、病気をしたのなら一度しっかりと体をケアして、最高のパフォーマンスができる状態に戻してから復帰すべきだと思う。漫画はスポーツよりも肉体的な面では楽だけど、でもやっぱり入院しながら医者に止められているのに続けるというのは何か違うとしか思えない。
  てなわけで、「☆☆★」ぐらい。

【クロノクロス】1巻(新装版;既発売?):☆☆★
  某所にて「キャラが『空の軌跡』とかぶっている」と評されていたので買ってみた(笑) ちなみに「新装版」と記したとおり、以前から発売されている漫画である。おそらくは『空の軌跡』よりも早い時期だと思われる。本屋で見かけたことはあり、その時に私が思ったことは「『ギルティギア』のブリジットそっくり(*1)」。で、主人公の性格が、大体そのまま『空の軌跡』の主人公エステル。傍にいる男子もルックスの傾向としては『空の軌跡』のヨシュアに近いかな。ま、見た目よりなにより、その男の子は実は悪魔なんだけど、悪魔として振舞うシーンとヨシュアの元・執行者No.XIII《漆黒の牙》としての側面は似ているかもしれない。

*1 確か『Guilty Gear XX』での新キャラクター。見た目に可愛い女の子なんだけど、実は男。村の風習か何かで一家に2人の男の子が生まれると不吉、とかで女の子として育てられたという背景がある。キャラクターイラスト発表からキャラクター設定発表までにタイムラグがあり、多くのアキバ系プレイヤーを失望の谷に突き落とした。

【そして船は行く】完全版2巻(新刊):☆☆☆
  一度読んだことがあるはずなんだが……ほとんど覚えてない(笑) だから加筆訂正がどこにあるのか分からなくて……旧版の単行本探しているんだが見つからない。どこに置いたかなあ。

【天体戦士サンレッド】10巻(新刊):☆☆☆
  はにわの形した変なキャラクターが新登場(悪の組織フロシャイムの怪人だ)。何か肉屋にクレーム付けてるシーンがあるのだが……
「脂身と赤身の割合が8:3ぐらいだったよ!」
「8:3って……数字が合わないじゃないですか」
え? 何で? 「8:3」の何がおかしいの? まさか「x:y」の形で表すとき、「x+y=10」でないといけないとか思ってるんじゃないよね???

【アタゴオルは猫の森】15巻(新刊):☆☆
  準レギュラーキャラクターのテマリが無茶な依頼を受けたヒデヨシと賭けをする。依頼が達成されたらヒデヨシの奴隷になる。逆に達成できなかったらヒデヨシが奴隷になる。
  ――あなたアホですか
ヒデヨシは今までめちゃくちゃな方法で不可能と思われることをことごとく実現してきた猫。そーんな賭けをしちゃあ負けるのが目に見えてるでしょー。大体ヒデヨシ奴隷にしたってなーんのメリットもないし(笑) というわけで賭けに負けるテマリ。でもヒデヨシが手にした石(?)にはとんでもない力が秘められていて……

【医龍】22巻(新刊):☆☆☆☆★
  朝田、体張りすぎです。やっぱりあれか、23巻でメスを握るのは伊集院か? いやまあ、22巻でも握ってますが。というか、この漫画の影の主人公は伊集院その人である。1巻最初に読んだときはこいつがここまで来るとは全然思わなかったなあ。

―番外編― 今月は少ない
  『空の軌跡』は年末進行で最新話が12月末に掲載されたのでナシ。『イース』は連載開始キャンペーン終了で隔月?なのでナシ。というわけで『ほびこヤード』だけ。

【ほびこヤード】(RMM3月号):☆☆★
  先月の続きで毛がたくさんついたシールを何とかしようという話。ガムテープをはっつければ毛がそっちに付いてくんじゃない?という発想は……絶対間違ってます。いろいろな過程の中で、過去登場したバスの運ちゃんの名前が「カニザワ」であることが判明したり、ほびこの住むアパートの1階にいる人の名前が「ほびか」であることが判明したり……。何だか話の方向性がおかしな方を向いてる(笑)

  1月は7冊だった。予定の4冊から3冊増えて7冊に。『サンレッド』をチェックから漏らすとは我ながら不覚。
  2月は6冊の予定。『範馬刃牙』『Q.E.D.』『C.M.B.』『遮那王義経 源平の合戦』『BLOODY MONDAY Season2 絶望ノ匣』『凍牌』。6冊中4冊が17日発売と集中しております(笑) 今買っている漫画の単行本、講談社が多いんだよな……。マガジン系が重なりやすく、しかも『Q.E.D.』と『C.M.B.』は同じ月に出るのでこういうことが起きる。『山賊王』は必ず『義経』と同じ月だったけど、連載が終了したので今後『義経』は単独で出没する。思い返すと、高校〜大学の頃は小学館が一番多かった。サンデーに加えて、スピリッツとかビックコミックオリジナルを読んでいたのでその影響が大きい。『コ○ン』と『犬○叉』に愛想を尽かしたあたりから形勢が傾いてきて、スピリッツもオリジナルもあまり読まなくなって完全に逆転。ちなみに高校時代はチャンピオンが一番好きで、ジャンプは小学校時代ぐらいにはまってたかなあ……。あの頃はまさか、漫画雑誌買わなくなる日が来るとは思ってなかったぜ。


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