橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成21年8月中旬分

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平成21年8月20日

  EF500-901が終わったので、次のを作り始めている。マヤ20とキワ90とあるが、先にマヤ20を。マヤ20は別途購入品としてTR23型台車が必要である。というわけでグリーンマックス製品を買ってある。のだが、説明書を精読していると、カトー製の台車を使えばテールライトとバックサインの点灯化もできますよ、と。グリーンマックスの台車で集電を考えるのはちょっとした工夫が必要になるが、カトーの台車は集電装置が組み込まれているからだ。今まであまりライトの点灯化というジャンルに取り組んで来なかった橘雪翼であるが、今回のマヤ20はカトー製の20系と組んで走らせることを考慮し、出来ることならばテールライトは点灯させたい。というわけでカトー製のTR23が必要なわけだ。カトーのTR23は、オハ35系用として存在する。そしてその、カトーのオハ35系列は家に何両か存在する。だがもちろん、完成品の台車を引っこ抜いてしまうと1両走れない状態になってしまうわけで、あまり好ましくない。カトーは修理補修改造用に分売パーツを発売しているが、おそらく最後に生産されたのがかなり前のオハ35系用の部品は市場在庫がないだろう。さてどうしよう。仕方がないのでオハ35を1両、中古で発見して買って来ようかと思っているが、ひょっとしたら若干のプレミア価格化している可能性が否定できない(いや、どうか分からないが)。となれば、家のオハ35のどれか1両が走れない状態になってしまうことを我慢すべきか。グリーンマックスのTR23は買ってあるので、加工すればカトーの完成品オハ35に履かせることも不可能ではないだろうが……。
  もちろん、台車が集電対応しているからといって即ライトが光るわけではない。キットには点灯装置が付属していないので、そこのあたりも自分で調達しないといけない。最初、テールライトが組み込まれているオハフ33のライトユニットを使おうと思ったのだけれど、問題があった。テールライトなので赤く光るが、マヤ20のバックサインは白い光で照らすべきだろう。何か適当に見繕って白色LEDの基盤を見つけてこなくては……と考えてふと思い出したものがある。コスミックという会社が発売しているLEDセット。以前何かの時に試しにと買ってみたのだが、買ったまま放置していた。部品箱を漁って開封してみる。工夫は必要だが使えそうな気配がする。否、こういうときにでも使わないとせっかく買ったパーツが勿体無い(笑) あとはライトの光をどう導くか。そして遮光をどうするか(ま、これは簡単かな)。
  さし当たっては、中古のオハ35が安く転がっていると良いのだが。あ、もちろん、カトーの分売パーツがまだ店に残ってるのがベストだけどね。


平成21年8月19日

噂をすればなんとやら

  先日、新型PS3出ないのかなーっ、って話をしていたが、今日発表された模様。小型化、軽量化、省電力化され、相変わらずPS2ソフトは非対応のままでお値段は据え置き……じゃなかった、お値段は約1万円安くなる29980円。初代PS3っていくらしたっけ? あの頃を思えば待ったかいがあるというもの。まあ急いで買って遊びたいソフトがなかったというのが正直なところだがね。でまあ、「ストIV」もあるし「KOF XII」もあるし「BLAZ BLUE」もあるし、そろそろ買ってもいいかな……

白兎 「って全部格闘ゲームかよ!」
雪翼 「そうだよ! 何か文句あるか!」
白兎 「格ゲー卒業したんじゃなかったのかよ!」
雪翼 「だって他のPS3タイトルに興味ないもん!」
白兎 「じゃあわざわざ本体買うことないだろ!」

……という予算会議を経て、もうしばらくは静観の構えです。ブルーレイディスクで観たいものがあればまた話は別になってくるんだけどなあ。『Final Fantasy VII ADVENT CHILDREN COMPLETE』ぐらいだけど……微妙なトコだよなあ。

  さてさて、新型PS3も大切だけど、もっと他にもあるよねソニーさん? α700の後継機とかねえ。PS3は噂して出てきたからα700の後継機も噂すれば発表されるに違いない。

α700の後継機出ないかなあ♪
α700の後継機出ないかなあ♪
α700の後継機出ないかなあ♪
α700の後継機出ないかなあ♪
α700の後継機出ないかなあ♪

でも良く考えたら、α700の後継機は出ても買うわけではないんだよなあ……。PS3も新型機出るけど当面買わないって結論になったし。あれだな、口ばっかりで実行が伴ってない。ソニーにしてみれば一番厄介なタイプの人間だ(笑)


平成21年8月18日

  とりあえずEF500-901後輩機ボディ完成。この状態で渡そうと思っているのだが、後輩にすれば私の手で完成状態に持って行って欲しいようだ(当然?)。精神衛生上、完成したということにして次の車両の製作に移りたいのだが……。ま、完成したということにしておこうか。というわけで54両、しかも画像ナシです(笑)
  引き続き鉄道模型トーク。先日マイクロエースから近鉄8000系が発売された。近鉄8000系というのは主に奈良線で走っている車両で……実はそれ以上のことは良く知らない(おいおい)。8600系というのが一時期最多系列だった、のかな? 今でもそうなのかも知れないけれど、今はシリーズ21がかなり台頭してるようなので数は減ってそう。とにかく、5〜10年ぐらい前の近鉄奈良線には欠かせないのが8000系。しかしNゲージではこれまで製品がなかった(私鉄の通勤車だからね)。というわけで近鉄ファンにしてみれば待望の製品化。実は私も改造で作ろうという計画は立てていたのだけれど、かなりの大改造になるので二の足を踏んでいたら製品化発表(去年の秋頃)という流れになったのである。まあここは維持でも改造して作るのがモデラー魂というところなのだが、あまりにも大改造になるので素直に完成品コレクターの軍門に下ることにした。のはいいのだけれど、やっぱり気になるのが近鉄マルーンと呼ばれる赤い色。グリーンマックスの近鉄マルーンが"濃すぎる"のはこの業界では昔から言われていたことで、現在発売されている塗装済みキットでは色調が改善されている(とメーカーは謳っている)。で、今度発売されたマイクロエースの8000系とグリーンマックスの塗装済みキットではやっぱり色が違う。多少違うぐらいだったらいいんだけど……ほんのちょいと許容範囲を越えているかな? というわけで塗り直したいところ。でもどっちを? 私の中での近鉄マルーンを追求するなら両方なのだが(笑) 事実塗装済みキットの色を塗り直すべく、自分で撮った写真とMr.カラーのマルーンを見比べて検討をしてみたこともある。自分の撮った写真との対比ではMr.カラーのマルーンそのままでもいいような気がするのだが、自分の写真はちょっと明るく鮮やかすぎるかも……?? 赤系の色はそこんところアテにならないからなあ。というわけで自分の目とセンスがモノを言いそうだ。
  ――で
マイクロエースの完成品にはちょっとした罠がある。大量生産される主材料がプラスティックの完成品鉄道模型としてはかなり珍しい部類に入るのだが、マイクロエースの製品の組み立てには接着剤が多用されている。他の大手3社、カトー、トミックス、グリーンマックスの場合、ほとんどがプラスティックの柔軟性、弾力性をフルに活用したはめ込みで製品が組みあがるような設計になっている。これらの製品は、別にそれが考慮されているわけではないが、パーツの1つ1つまで分解することができたりする(ライトユニットの基盤やモーター等は除く)。塗り替えたり改造したりする時もこういう構造は便利である。ま、別にメーカーがそういうことを考慮しているわけではないが。ところがマイクロエースは……何故か接着剤併用の固定。部品の精度が悪いのか何なのか良く分からないけれど。橘雪翼はこういうところを見る度、マイクロエースは一流とは言えないなあと思うのである。新製品の発売ペースだけは業界一なんだけどね。
  とまあそういうわけで、そこんところの問題を上手くクリアしないとマイクロエースの製品を塗り替えるのは難しい、わけである。どうしようかなあ。正直面倒だしなあ(笑)


平成21年8月17日

  EF500-901、塗装が終わっても最後の組み上げに時間がかかる……。今まで作ってきたキットは、「塗装前工程:塗装工程:最終工程」の割合(どれだけ手間がかかるか)は「10:7:3」ぐらいに感じるのだが、今回は「10:9:8」ぐらい?? まあ最初に書いた「10:7:3」もモノによって全然違うのだが。先日の旧型客車19両の場合は塗装が楽勝……あ、でも、調色したっけ? 調色分を差し引くと「10:2:4」ぐらいかな? 当然だけど塗装が面倒な車両は真ん中の数字が上がってくるし、ボディが一体型の車両も相対的に真ん中の数字が上がってくる(最初の数字を10で固定した場合)。でも、最後の仕上げが面倒な車両って今まであんまりなかったぞ(笑) とまあ、そういうわけで画像で侃侃諤諤をば。
EF500-901 とりあえず一機完成!
そう、まだ一機なんだよねえ……。完成してない方は後輩に譲る分で、そして後輩から完成に必要なカトーの完成品EF200が届いていない(下回りと一部パーツを使用)。現時点ではボディ周りだけ完成させて、「あとはお前自分でやれ!」と言って引き渡す予定だったりするので、当侃侃諤諤ではお見せできない見通し。
  さて、いつもの数勘定は……1両増えて53両に。なお、後輩に渡す1両は……厳密な意味では私の手で完成させた状態まで持っていかないんだけど、後輩に渡せる状態にした時点で完成とみなして数字を1足す予定。然る後に今月は、ワールド工芸のキットを2両組み立てて、中途半端な状態で放置しているキングズホビーの1両も完成させて、合計57両にまで持っていく予定。なんだけど、実はEF500-901、最初期の予定では8月10日頃完成のつもりだった。パーツが手に入らなかったり、そもそも始動が遅れたのがあったりして15日か16日完成に見通しを変更した。のにまだ1つしか完成していない(笑) 当然だけれど、後に控えるキワ90とマヤ20にも影響してきて……。残り2週間を切った状態でスタートして、果たして今月中に完成させられるのでしょうか? ご期待下さい!(笑)

  『遮那王 義経 源平の合戦』第8巻、ある意味予想通り予想が当たってなかった。じぇ〜んじぇん当たってなかった。ここまで外れるとかなり恥ずかしいぐらいの外しっぷり?


平成21年8月16日

  阪神やることが露骨やなあ〜。追い上げる2位中日に負け越して、ふらふら首位の巨人に勝ち越し(笑) え? わざとやってるんじゃなくて中日が強くて巨人が弱ってるだけ? まあそうかもしれない。今日の阪神は10安打5得点。10安打中8本が3〜6番のヒット(4人がそれぞれ2本づつ)。何というか、中軸しか打っていない(笑) 一時期中軸が打ててなかったからなあ……。これで今日はあと、中日が勝てば万々歳。お、ブランコ君が9回裏起死回生の同点ソロホームランを打ったようだ。

食物連鎖

  ベランダで塗装していると、蚊が寄って来た。蚊取り線香が燃え尽きたらしい。左ジャブで蚊を掴もうと手を出してみると、見事にヒット。たまに片手で蚊を潰そうとするのだが、打率で言えば阪神・今岡の今季成績ぐらいになる(低っ!)。でまあ、死骸をそこらに転がしていたのだが……。エアブラシの清掃中に気が付いた。蟻が蚊の死骸を運ぼうとしている。蟻は大概のものを何でも食べてしまう生物なので何ら不思議ではないが、蚊は珍しいだろうなあ。だって普段は空中を飛んでいるからね(でも寿命で死んだ場合は?)。セミの死骸に蟻がたかっているのもよく見るが、蚊の場合は一匹で運べる模様。器用に持ち上げると、そのまますたこらさっさと巣に向かって歩いていった。さて、次の色でも塗るとするか。

  明日、予定では『遮那王 義経 源平の合戦』の最新刊が発売される。6月に7巻の"感想文"を書いているが、その後ふと浮かんだ8巻予想。現在義経一行は三善康信に匿ってもらって平清盛の動向を探ろうとしている。この三善康信、表向きは平家に与しており裏では頼朝に協力している。いわゆるスパイだ。が、多分この人二重スパイなんじゃないかな……。いや、何となくだけど。だってこのまま普通にストーリー進んだら面白くない(笑) で、当然義経たちはピンチに陥ることになるだろうけど、意外なところで平教経が助けてくれそうな気もする。教経は義経をライバル視している。が、だからこそ京都の様子を探りに少人数で来た今ではなく、合戦場で決着を付けようとする。そんな気がする。ま、例によって"当たらない"予想だけど。


平成21年8月15日

盆踊り

  毎年この季節になると、毎晩近くの公園が騒がしい――と書くと表現に語弊があるなあ。
白兎 「分かってるなら最初から書くなよ」
毎年この季節、近くの公園は毎晩盆踊りで賑わっている。もっとも実際ここ十年は参加してないので、本当に賑わっているかどうかは知らないが。少なくとも夜の9時ごろまで太鼓の音と音楽、時折アナウンスの人の声が聞こえてくる。しかし毎年思うのが、盆踊りの曲が変わり映えしないことである。ドラえもん音頭、ホームラン音頭、アラレちゃん音頭におそまつくん音頭。音頭ばっかりだなあ。あと、名前は知らないけれど「月がぁ〜出た出たぁ〜月が〜出たぁ〜」というやつ。これは昔姉がボヤいていたので覚えているのだが、軽く20年ぐらい前から変わってない。多分ドラえもんもホームランもアラレちゃんもおそまつくんも20年前から変わってないだろう。で、だ。最近の子どもは『アラレちゃん』も『おそまつくん』も知らないんじゃないか? 『ドラえもん』はまだ毎週アニメやってるし、夏になれば(っていうかちょうど今だな)長編映画も公開されるのでまだまだ子どもに人気なんだろう。『アラレちゃん』は辛うじて、5年ぐらい前?に新作アニメの放送をやっていたような気がする(気がするだけで勘違いかもしれないが)。しかし『おそまつくん』は……? 私が知らないだけで『夏休み子ども劇場』あたりで再放送されているのかもしれないけれど。
  毎晩大体それぞれ5〜6回ぐらいは繰り返されるから、門前の小僧習わぬ経を読む状態になりそうである。何か気の利いたCDでも持っていれば寄付してあげるんだが、盆踊りに適したナントカ音頭なんて曲はどこにもないなあ。


平成21年8月14日

  ここ最近ゲームから離れて……いたというわけでもないか。『逆転検事』のあと『マリオカートDS』やってるもんな。ゲームボーイで発売された『Sa・Ga』シリーズの2作目『Sa・Ga2 秘宝伝説』のリメイク版が来月に発売される(ハードはDS)。話題にするぐらいなので買う(話題にして買わないゲームも多いけど)。アクションRPGの『イース』シリーズの最新作、『Y's VII』も同じく来月発売されるのだが、迷った結果買うことになりそう。『英雄伝説VII』の設定資料集が特典としてついてくるらしいが、別にそれが目当てというわけではない。待ってれば後からでも同等品ないし近いものが手に入るからね。ちなみに『英雄伝説VII』は今年中か今年度中ぐらいに発売される……らしい? 詳しいことは忘れたけれど。『イース』がそれまでパソコンソフトだったのに『VII』からPSPにハードが変更された。『英雄伝説』シリーズはどうなるのか気になるところ。というのも私の次期マシンのスペックに影響するからだ。『空の軌跡』シリーズ同様、パソコンソフトであれば当初の予定通りビデオボードにもお金をかける。PSPやPS3といった家庭用ハードで出るのならそこんところはおざなりになるわけだ。
  久しく格闘ゲームにも触れていないのだが、『ストリートファイターIV』がもう発売……されてるのかな? 『KOF XII』も出てるみたいだし……でもハードがPS3なんだよな。PS3買おうかまだ悩んでいるんだけど、噂の新型機がどうなるのかもうちょっと見極めたいところ。現行PS3はPS2や初代PSのゲームが遊べないけれど、新型機は互換性が復活するとか言う噂(あくまで噂と言うか希望的観測入ってる?)も聞くし……。どうなるか分からんのでちょいと今動くわけにもいかない。幸いにして『FF XIII』もまだ発売まで間があるようだし。まさか『FF XIII』発売後まで新型機を封印するなんてとんでもないことしないよなソニー。でも『FF XIII』と同時、までは引っ張る可能性があるな。しかも『FF XIII 本体同梱版』とかを出して、さらにその本体同梱版が新型機の通常発売に先駆けるとかいう……そんなあこぎな商売しかねないからな(ジャンルが違うが、α700の後継機どうなってるんだソニー!!!)。同梱版の入手に失敗すると、通常発売まで『FF XIII』が遊べないという拷問が待っている。想像するだに恐ろしい。
  最近ふと思い出したのだが、『バトルギア』ってどうなったんだろう。と思って丸1年ぶりぐらいに公式サイトにアクセスしてみた。一応まだゲーセンで動いているらしいが……家庭用ソフトが発売される雰囲気はない……? 前作『バトルギア3』は家庭用が出てたみたいなんだが。『4』の家庭用が出て、それがPS3用ソフトだったりすると、多分本体と一緒にお買い上げしちゃいそうなのだが、まあこれが発売されないのもPS3はもう少し待ってから買えという運命のお告げだろう(*1)。

*1 普通は「神のお告げ」だが、橘雪翼は神仏の類を信じていないのでこういう表現にしてみた。じゃあ運命は信じているのか?と問われると何とも答えにくいのだが……。


平成21年8月13日

  昨日、阪急百貨店の鉄道模型フェスティバルに行って来た。目玉は「鉄道コレクション」の限定「阪急1300系」と「阪神5201形」。とりあえず昨日始まった鉄道模型フェスティバルにて先行限定2000個販売。後日、10月10日ぐらいだったと思うが、各種イベントにてさらに18000個限定で販売されるらしい。個数を言われても今ひとつピンと来ないのだが、後輩によると「鉄道模型は大体3000〜5000個、かなり多いときでも8000個ぐらい」なのだとか。何だか意外なような納得するような。単純に数を比べると桁が違うので20000個というのは売り切れようがないようにも見える。特に、今回のイベント限定の2000個が1日や2日でなんて。が、2点通常の鉄道模型とは違う。1点目、これは「鉄道コレクション」シリーズであるということ。単価が鉄道模型と比べて安めの設定で、考え方によっては玩具と鉄道模型の間にあるとも言える(広義に解釈すると鉄道模型は玩具なのだが)。安けりゃ売れるってほど世間は甘くないけれど、限定効果も手伝って「とりあえず買っておくか」という人は少なくないはず。そして2点目、後者はともかく阪急1300系は1セットでは編成が組めない。後述するが3セット必要で、となると複数お買い上げの人も多く、2000個限定でも買う人が1000人もいれば十分という事態が起こりえる。そして私は……阪急1300系を手に入れることに失敗した。
  実は私、阪急1300系がどんな電車かいまいち知らなかった。というのも、現在は残ってない車両。JRならともかく、阪急の現存しない車両なんてかなり守備範囲外。あ、現存しない上に私が生まれたとき……は流石に走ってたのかな。鉄道に興味を持ち始めた頃になるとかなり怪しい。私が阪急電車が1種類出ないことを知った頃は完全アウト。というわけで、鉄道コレクションとして模型化されて初めて1300系という形式の車両が阪急電鉄で走っていたことが私に認知されたのである(笑) で、簡単に言うと、基本的に4両か8両ぐらいで走っていたらしい。但し、昔の車両なので黄金期は冷房が付いてなかった。今回は冷房化された姿での模型化なので、どうやら支線に回った後の7両が最長。もしくは4両編成で楽しむことになるようだ。車種構成としては、パンタ付き先頭車、パンタなし先頭車、中間車の3種類。先頭車2両に中間車2両を挟んで4両、それに先頭中間先頭の3両を足して7両編成、ということになる。さて、発売前から疑問視されていたところ。2両セットでの発売なのだが、パンタ付き先頭車と中間車という内容。パンタなし先頭車はどうするんだ?と(*1)。ここで一つの希望的観測が浮上。阪神5201形は同じ2両でお値段2000円。阪急1300系は2200円。この200円の値段差は、パンタなし先頭車に仕立てるための部品、屋根一枚分に違いない!
  ――しかしフタを開けてみると
そんな気の利いたもん入ってませんでした(←橘雪翼は手に入れられなかったので知り合いに聞いた)。200円の差額はなんやねん! で、問題のパンタなし先頭車。中間車の屋根の一部を切除するとパンタなし先頭車の屋根にすることができるみたいで……つまりそれって、4両編成組むのに2両セットが3ついるってこと? アホらし、なんでそないなもん買わなあかんねん、と橘雪翼は思ったのである。け、決して手に入らなかったからといってイソップのキツネみたいなことを言ってるわけじゃないぞ! しかも今回の販売では、一人2個までと個数制限がかかっている。2個じゃあ4両編成すら組めないじゃないですか……。とある知り合いによると、阪急電鉄(阪急1300系限定鉄コレの販売主)もそれを承知の上で2個制限かけたとか。もう何考えてるのか分からない。
  一応、阪神5201形だけは何とか売れ残っていたので2個手に入れた。鉄コレらしいちょっと残念な塗装。塗り直そうかどうか検討中である。

*1 パンタなし先頭車、といってもパンタ付き先頭車からパンタグラフを外せばいいってほど簡単なものでもございません。パンタグラフの周囲にはいろいろな機械があって、まずそれをどうにかしないといけない。次に、パンタグラフがあるのとないのとでクーラーの位置がずれるんだよね……。というわけでそこも何とかしないといけない。もっとも、パンタグラフを外して周囲の凸凹を削り取って(正確には凹は削れないので削るのは凸だけだが)、凹んだ部分は埋めて、クーラーパーツの取り付け穴も埋めて、再度所定の位置にクーラー取り付ければ何とでもなるのだが面倒だ。そんな暇があったら別のキットを組み上げたいところだね。


平成21年8月12日

  昨日の画像で侃侃諤諤の余勢をかって、「馬鹿本将棋」の画像を作ってたら時間があっという間に過ぎてしまった……。というわけで今日は更新サボります。


平成21年8月11日

  昨日言ってた馬鹿詰め将棋、早速画像にしてみた。京都から「本将棋の最短手順を早くやれ!」という声が聞こえてきそうだが……。もっとも、今日作業したら意外と早く終わったので、本将棋の盤面画像作るのも思ってるより楽かもしれない。
橘雪翼謹製馬鹿詰め将棋
ちなみに、これが何でわざわざ画像になっているのかを説明しておくと……HTMLで文字を回転させるタグがないんだよね(多分、だけど)。あったらいろいろ非常に楽勝なんだけど、ないもんは仕方がない。ひょっとして実はあります、ということだったら誰かこのお馬鹿さんに教えてやってください。だから仕方がないので、とりあえず仮に打ち出したものをウィンドウズのプリントスクリーン機能を使って画像にして、それをいろいろ編集しているわけだ。うちの環境で表示されているものをそのままプリントスクリーンしているので、ひょっとしたら皆さんの環境次第では見難い大きさになってるかもしれないけれど……。

  これだけで終わっても良かったんだけど、せっかくなのでちょいネタを挟んでおく。
  大阪梅田のバッティングセンターにて。例の150km/hでボールが飛んで来るところだ。その日はセッティングの都合上右打席に辛かった。右に立つと内角を抉られる(後ろに立つとフォロースウィングが後ろのネットに引っ掛って気分が悪い)。というわけで左中心で打っていたのだけど、引っ張り打撃で快音連発。手前味噌だが打球の勢いも良く、かなりのスピードでネットに突き刺さって行く。一番左端の打席なので、左で引っ張ると他の打席で打ってる人の視野をかすめてボールが飛んでいく。普段地元のバッテンングセンターでやられていることなのだが、自分がやると気分爽快。
白兎 「せ……性格悪っ!」
そんなわけで――ついに打撃開眼!? マーク・クルーンでも林昌勇でも持って来いやぁ!
  ――と思ったのも束の間
たった5球ほどの夢でした。何でだろうなあ、ツボにはまったらガンガン行くのに、そのツボが20球続いた例がない。集中力足りないのかなあ? それとも体力がないのかなあ? まあでも一つ分かったこと。気合入れてスイングすることは大切だ。


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