EF500-901 とりあえず一機完成!

とりあえず一機完成したEF500-901

  先日から製作しているEF500-901、が一機完成した。2つ買ってきて、1つは自分用、1つは後輩のものになる予定だ。名目上は、「2つ作ってみてヘタな方を後輩に譲る」だっけな? 既によく覚えていない(笑) 一機ずつ完成させても良かったのだが、ハンダ付け作業が終われば後は特に悩むところもないだろう……と、塗装工程を一度に済ませたいのもあってそこからは二機まとめて製作。結果的に少し後悔。で、結局、先に作り始めたほうを後輩の機体ということにして、後から作り始めたほうが画像の私の機体。先に私のを完成させてしまう辺りがアレだが(笑)

苦労した? 前面周り

  このキットの一番難しいところは、前面周りを形成するパーツの曲面を出すところ。前面下部、窓枠パーツ、スカート、の3点(スカート下のスノープロウも角度を出すのが面倒だった)。何だかんだでそれなりには作れたのだが、難しい工程には違いない。
  エアーホースのパーツは、付属部品はエッチングの薄っぺらい物だったので銀河モデルのものに交換。カプラーは、写真ではナックルカプラーが装着されているのだが、実はここの箇所のスノープロウだけ組み付け精度が甘く、そのお陰でギリギリ押し込むことができた。反対サイドと後輩機には工夫しないと装着できない……これを見て、先に一機完成させてから次のに移らなかったことを後悔。スノープロウは強度的に考えて先に組む必然性がなかった。カプラーのことを考えるなら、別に塗装して最後に組み付ければ良かったのだ。そうすればカプラーで悩む必要もなかったのに……。今からでもハンダゴテを当てて外せないこともないだろうが、リスクがあまりにも高いので諦める事に。

反対サイド

  EF200同様、「INVERTER HI-TEC-LOCO」の文字が入る。登場時は白だったが、後年赤色に変更されている。説明書では後年仕様にする際には屋根上の高圧線の色をこげ茶にするよう指示があるが(おそらく、高圧線の周囲が錆びている状態を再現するため)、私は好みでロゴは登場時、高圧線はピカピカの金属色という組み合わせにした。こういうところが自分でキット組み立てるメリットだよね。
  ところで、先頭ブロックの赤は自家調色。指定ではどこぞのスプレーメーカーの「ルビーレッド」かグリーンマックス「赤14号」だった。スプレーは嫌なのでグリーンマックスの赤14号を買いに走ったのだが(比喩表現ではなく、本当に自転車で買いに走った)、どう考えても赤14号はピンクすぎる。というわけで同じグリーンマックスの赤2号を混ぜて適当に調整。後輩が気に入ってくれるといいんだけどなあ。
  ついでに、先頭部ブロックと側面との繋ぎ目、1つめの方が綺麗に仕上がったような……。2つめ作ってるときはちょっと気が抜けていたかも。それでも1つめが後輩機で2つめが自分のにする理由がある。ふ、ふ、ふ、ふ、ふ。

ちょっと残念な出来の屋上機器パーツ

  屋上機器の部品はホワイトメタル製。ちょっと残念な出来で、モールドがはっきりしないし表面は凸凹だし。ある程度はホワイトメタルの宿命なのだが、これはちょっとなあ。表面の凸凹は平らな面ならかなり修正がきくのだが、凹凸があるので厳しい。というわけで上面だけ修正して側面は諦める事にした。ここんところはメーカーに部品構成をもうちょっと考えてもらいたかったところだ。ホワイトメタルのブロックパーツにエッチングのフィルターパーツを貼り付けていく構成にする、とかね。

塗装が終わった後の姿

  これは塗装が終わった直後に撮ったもの。左が私ので右が後輩の。私の方は窓枠をガラスパーツ(といっても透明のセル)を入れてから貼り付ける構造にしたので、この画像の時点では取り付けられていない。スカートの色が違うのは、下回りを供給するカトーのEF200の仕様が異なるところに由来する。そこのあたりも各個人の好み(に加え、手に入れやすさ)が反映されてるってことかな。

(2009.08.17)

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